JP2006284628A - カメラモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】 カバー部材の加工性や組立性の向上を図るとともにレンズ駆動機構が安定して動作されるようにして小型、薄型化と軽量化とを実現する。
【解決手段】 レンズユニット5やレンズ駆動機構6が組み付けられ、各コーナ部に係合凸部19を設けた間隔保持部16を形成したホルダ部材3と、レンズユニット5を外方に臨ませる受け面部41の各コーナ部に係合開口部46を設けたフック片42を形成したカバー部材4とを備え、カバー部材4がホルダ部材3に対して、各フック片42を各間隔保持部16の外側面に沿って押し込むことによって係合開口部46に相対する係合凸部19がそれぞれ係合することによって一体に組み合わされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラモジュールに関し、さらに詳しくはデジタルカメラや携帯電話機等のカメラ付き小型電子機器に用いることができるカメラモジュールに関する。
デジタルカメラや携帯電話機等の小型電子機器には、小型のデジタルカメラを搭載したものが多く提供されている。デジタルカメラは、複数のレンズと固体撮像素子(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)とを一体化するとともに、オートフォーカスやズームを目的としてレンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動機構も備えられる。
デジタルカメラは、従来、例えばレンズ駆動機構の構成部材をそれぞれ個別にホルダ部材に組み合わせて構成していたが、構成部材が多いために小型、薄型化の実現が困難であった。また、従来のデジタルカメラは、組立工程が面倒であるとともに、組立精度のバラツキにより安定した特性が得られないといった問題もあった。
このため、デジタルカメラにおいては、図6乃至図9に示すように構成部材を組み合わせたホルダ部材101にカバー部材102を組み合わせてカメラモジュール100を構成することにより、上述した問題の解決が図られている。カメラモジュール100は、ホルダ部材101にレンズユニット120やレンズ駆動機構130を構成する部材等を適宜組み付けるとともに、図7に示すようにカバー部材102によってこれら各部材を保持するように構成していた。
カメラモジュール100には、ホルダ部材101の一方側にベース部材140が組み付けられる。ベース部材140には、開口部141が形成されて、遠赤外線を遮蔽するカットフィルタ142が組み付けられる。ベース部材140には、開口部141の底面側を閉塞するようにして配線基板142が組み付けられる。配線基板142は、外周部位をベース部材140の底面側の開口縁に接着剤によって接合される。配線基板142には、適宜の回路パターンが形成されるとともに、CMOS素子143が実装されている。CMOS素子143は、ベース部材140と配線基板142とにより開口部141内に密閉された状態で設けられる。CMOS素子143は、その中心が開口部141の中心軸と一致されるように位置決めされている。
カメラモジュール100は、図6に示すように、レンズユニット120が、レンズ鏡筒121と、このレンズ鏡筒121内に収納される第1レンズ122及び第2レンズ123と、ストッパリング124とから構成される。レンズユニット120は、レンズ鏡筒121が、上面の中心位置に所定の孔径を有するレンズ孔が形成されるとともに、内部にレンズ孔よりも大径でありかつ中心軸を一致させて底面側に開口するレンズ組み付け空間部が形成されている。レンズユニット120は、レンズ鏡筒121の内部空間部に2個のレンズ122、123を光軸を一致させて収納し、これらレンズ121、122をストッパリング124によって固定する。
カメラモジュール100は、レンズ駆動機構130が、レンズ鏡筒121の外周部に形成した外周ねじにねじ合わせされることにより組み合わされる駆動リング部材131や、この駆動リング部材131に固定された駆動レバー部材132によって構成される。レンズ駆動機構130は、駆動レバー部材132が適宜のレンズ駆動手段によって揺動されることにより駆動リング部材131を回転駆動させ、この駆動リング部材131を介してレンズ鏡筒121を光軸方向(フォーカス方向)に移動させる。
駆動リング部材131は円筒状の本体部周回りに外周フランジ部が一体に形成され、本体部の内孔に形成した内周ねじにレンズ鏡筒25の外周部に形成した外周ねじをねじこませることによって組み合わす。駆動リング部材131には、外周フランジ部が後述するホルダ部材3によって外周部を保持されて光軸方向に移動自在に組み合わされる。
駆動リング部材131は、外周フランジ部の上面に対して後述するカバー部材102から光軸方向の弾性力が作用され、この弾性力によりホルダ部材101側へと付勢される。駆動リング部材131は、ホルダ部材101との間に駆動レバー部材132が配置されており、フォーカス調整操作が行われると外周フランジ部の底面上を駆動レバー部材132が摺擦回動する。
駆動リング部材131には、外周フランジ部の底面にカム凹部が形成されており、このカム凹部の深さ範囲で、駆動レバー部材132によって光軸方向に対して移動動作される。駆動レバー部材132は、リング部とその外周部に突出されたレバー部とから構成され、リング部の上面に、円周方向に対して互いに等間隔に位置してカム凸部が一体に形成されている。
駆動レバー部材132は、レバー部を操作することによってホルダ部材101に保持されて回動される。駆動レバー部材132には、上述したようにリング部の上面に駆動リング部材131の外周フランジ部が当接することで、この外周フランジ部の底面上をカム凸部が摺擦する。駆動レバー部材132は、ホルダ部材101に組み付けられた状態で、レバー部が、外方へと突出する。駆動レバー部材132は、ホルダ部材101から突出したレバー部の先端部が自動或いは手動による適宜のフォーカス調整操作部と連結されている。
駆動レバー部材132は、フォーカス調整操作部が操作されると、レバー部が揺動動作されることでホルダ部材101に保持されたリング部の回動動作が行われ、駆動リング部材131、換言すればレンズユニット120を下方に下げた第1位置とレンズユニット120を上方へと押し上げた第2位置とに切換操作する。駆動レバー部材132は、カム凸部が駆動リング部材131の外周フランジ部の底面上に位置している状態では、カム凸部の高さ分駆動リング部材131を上方へと押し上げている。駆動レバー部材132は、フォーカス調整操作によりカム凸部がカム凹部と対向する位置まで移動されることで相対係合して、駆動リング部材131をカム凹部の深さ分下方へと移動動作させる。
カメラモジュール100は、ホルダ部材101が例えばプラスチック成型品であり、図8に示すように所定の厚みを有する矩形のブロック状を呈している。ホルダ部材101には、本体部103に厚み方向に貫通してレンズユニット組み付け開口104が形成されている。ホルダ部材101は、レンズユニット組み付け開口104の内部に、上述したレンズユニット120のレンズ鏡筒121を軸方向(光軸方向)に移動自在に組み合わせて保持する。
ホルダ部材101には、同図8(a)に示すように本体部103の一方主面(前面)103Aの四隅に位置して、それぞれ軸方向に突出する脚部105が一体に形成されている。各脚部105には、内周面にガイド段部106が形成されており、これらガイド段部106に外周部をガイドされて上述したレンズ駆動機構130の駆動リング部材131をホルダ部材101内に回転自在に組み合わせる。ホルダ部材101は、図8(b)に示す他方主面(背面)103B側を組み合わせ面として上述したベース部材140に組み合わされて接着剤によって接合固定される。
カバー部材102は、弾性を有する金属薄板にプレス加工を施して形成され、図9に示すようにホルダ部材101の本体部103とほぼ等しい外形寸法とされた矩形の受け板部106に、レンズユニット組み付け開口104とほぼ同径のレンズ開口107が形成されている。カバー部材102には、受け板部106に、四隅に対向するガイド開口107の開口縁からレンズユニット押圧片108が一体に突出形成されている。
各レンズユニット押圧片108は、先端部が背面側に向かって折曲されて形成されており、カバー部材102がホルダ部材101に組み合わされた状態でそれぞれ駆動リング部材131をホルダ部材101側へと押圧する。カバー部材102には、受け板部106の四隅に位置して、それぞれ軸方向に突出する係合片109が一体に形成されている。各係合片109は、ホルダ部材101の脚部105とほぼ同長とされ、先端部を内方に折曲してそれぞれ係合部110を一体に形成している。
カバー部材102は、図7に示すようにホルダ部材101の前面側に組み合わせ、同図に図示しないが内部に上述したレンズユニット組み付け開口104内にレンズユニット120やレンズ駆動機構130或いはベース部材140等を組み付ける。カバー部材102は、各係合片109が外方へと押し広げられてホルダ部材101に組み合わされる。カバー部材102は、各係合片109の先端部に形成した係合部110が背面103Bに係合して当接することにより、ホルダ部材101に一体化される。
カメラモジュール100は、カバー部材102が各係合片109を介してホルダ部材101に対する組み合わせ状態を保持され、カバー部材102の各レンズユニット押圧片108が駆動リング部材131をホルダ部材101側へと押圧する。カメラモジュール100は、各レンズユニット押圧片108からの弾性力を駆動リング部材131に作用させることにより、この駆動リング部材131や駆動レバー部材132或いはレンズユニット120にガタ付きを生じさせることなく安定した状態に保持させる。
ところで、上述したカメラモジュール100においては、各係合片109を押し広げながらカバー部材102をホルダ部材101に押し込むことによって組み合わせが行われるが、各係合片109の押し広げ力とカバー部材102の押し込み力とが同時に必要となり作業が面倒であった。カメラモジュール100においては、カバー部材102が、各係合片109の各係合部110をホルダ部材101の外周面に乗り上げさせるように押し広げることから、枠状の受け板部106や各係合片109に大きな応力が生じて変形してしまうことがあった。
カメラモジュール100においては、カバー部材102が、受け板部106の変形により各レンズユニット押圧片108が駆動リング部材131に対して均一な押圧力を作用させ得なくなる。カメラモジュール100においては、カバー部材102が、各係合片109や係合部110の変形によりホルダ部材101との組み合わせが強固に保持し得なくなり、またガタ付きが生じてしまう。
また、カメラモジュール100においては、駆動リング部材131がホルダ部材101のレンズユニット組み付け開口104内において円滑に回転されるために、円周方向の各位置において各レンズユニット押圧片108から均一な弾性力を負荷される必要がある。カメラモジュール100においては、このためにカバー部材102が高精度に形成されなければならなかった。
カメラモジュール100においては、上述したように弾性を有する金属薄板にプレス加工を施してカバー部材102を形成するが、受け板部106の面精度、各レンズユニット押圧片108や各係合片109の寸法或いは折曲角度の精度等が厳しく要求されるためにプレス加工の効率或いは歩留りが悪くなるといった問題があった。
カメラモジュール100においては、カバー部材102がホルダ部材101との組み合わせ状態が機械的に保持されるとともに駆動リング部材131に対して所定の弾性力を作用させるために、ある程度の厚みを有する材料の金属薄板が用いられる。カメラモジュール100においては、このためにカバー部材102の加工効率が悪くなるとともに小型、薄型化或いは軽量化の達成が困難となるといった問題があった。
したがって、本発明は、上述した従来の問題を解決して、カバー部材の加工性や組立性の向上を図るとともにレンズ駆動機構が安定して動作されるようにして小型、薄型化と軽量化を実現するカメラモジュールを提供することを目的とする。
上述した目的を達成する本発明にかかるカメラモジュールは、レンズユニットと駆動リング部材と駆動レバー部材とホルダ部材とベース部材とカバー部材とを備える。カメラモジュールは、駆動リング部材が、レンズユニットを組み付ける筒状部と、この筒状部の外周部に一体に形成されたフランジ部とから構成される。
カメラモジュールは、駆動レバー部材が、駆動リング部材の本体部に組み合わされてこの駆動リング部材を回動させるリング部と、このリング部から一体に突出されてレンズ駆動手段と連結されるレバー部とから構成され、レンズユニットをレンズの光軸方向に移動させてフォーカス調整を行う。
カメラモジュールは、ホルダ部材が、レンズユニットを光軸方向に移動自在に収納するレンズユニット組み付け開口が厚み方向に貫通して形成されるとともに駆動レバー部材のリング部を回動自在に支持する本体部と、この本体部の一方主面側に所定の高さを以って一体に形成されるとともに外周部に係合凸部が形成された複数個の間隔保持部とからなる。カメラモジュールは、ホルダ部材のレンズユニット組み付け開口内に光軸方向に移動自在に支持されたレンズユニットが、本体部に支持されて回転動作する駆動レバー部材によって光軸方向に移動して所定のフォーカス調整を行う。
カメラモジュールは、開口ホルダ部材の他方主面側を接着剤等により接合固定するベース部材が、レンズユニットのレンズ群と同一光軸の開口を形成されるとともに、この開口の内部に固体撮像素子を収納する。カメラモジュールは、レンズユニットを介して固体撮像素子に画像を結像させ、この固体撮像素子から画像に基づく画像信号を得る。
カメラモジュールは、カバー部材が、金属薄板等の弾性材によって形成され、レンズユニットを外方に臨ませる開口部が形成された枠状の受け面部にそれぞれ一体に形成された複数個の係合片と押圧片とを有する。カバー部材は、各係合片が、受け面部の各コーナ部に位置して軸方向に折曲形成され、先端部にそれぞれホルダ部材の各係合凸部に対応して係合開口部が形成される。カバー部材は、各押圧片が、開口部の開口縁から内方に向かって一体に突出形成され、フランジ部に当接される。
カメラモジュールにおいては、カバー部材が、レンズユニットや駆動リング部材及び駆動レバー部材を組み付けたホルダ部材に押し込まれることによって、各フック片の係合開口部が相対する係合凸部をそれぞれ係合させて一体化される。カメラモジュールにおいては、カバー部材の各押圧片が駆動リング部材のフランジ部に当接することによって、駆動リング部材を介してレンズユニットをホルダ部材側に付勢して保持する。
カメラモジュールにおいては、カバー部材をホルダ部材に組み合わせる際に、各フック片をその厚み分外方に押し広げればよく、カバー部材の受け面部や各フック片に大きな応力が生じることは無い。したがって、カメラモジュールにおいては、ホルダ部材に対するカバー部材の組み合わせが効率よく行われるとともに、組み合わせ状態が各自に保持されガタ付きも生じることは無い。カメラモジュールにおいては、カバー部材が、各押圧片によって駆動リング部材の外周フランジ部を円周方向において均等に押圧することで円滑な動作が行われるようにする。
カメラモジュールは、カバー部材に、受け面部の外周縁から一体に折曲形成されて各フック片の外側面に当接する変形防止片を設けるようにしてもよい。カメラモジュールにおいては、各フック片の係合開口部に係合凸部を係合させてカバー部材をホルダ部材に組み付けた状態で、各変形防止片が相対する各フック片の変形を防止して係合凸部からの外れ現象の発生を防止してホルダ部材に対するカバー部材の組み合わせ状態が確実に保持されるようにする。
カメラモジュールは、カバー部材の受け面部の各辺にフック片と隣り合うようにして外周縁からそれぞれ折曲されて位置決め片を形成してもよい。カメラモジュールは、全体枠状に形成されたカバー部材の受け面部が位置決め片によって機械的剛性が向上されることから、薄厚化が図られるようになる。カメラモジュールは、カバー部材が、フック片と位置決め片とによってホルダ部材に対する組み付け状態が強固に保持されるとともにガタ付き等の発生も防止されるようになる。カメラモジュールは、カバー部材の変形によるホルダ部材からの脱落や駆動リング部材の均等押圧機能が保持されるようになる。
カメラモジュールは、レンズユニットが、複数のレンズと、これらレンズを収納するとともに外周部に外周ねじが形成されたレンズ鏡筒とから構成される。カメラモジュールは、外周ねじを、駆動リング部材の前記筒状部の内周部に形成した内周ねじにねじ合わされることによって組み付けられる。
本発明にかかるカメラモジュールによれば、高精度の加工を不要として小型、薄型化或いは軽量化が図られたカバー部材がホルダ部材に対して効率よく組み合わせが行われてコスト低減が図られるようになる。本発明にかかるカメラモジュールによれば、ホルダ部材への組み合わせ時にカバー部材の各部に変形等の発生が防止されることで、カバー部材のホルダ部材からの脱落が防止されるとともに、レンズユニットの駆動機構が円滑に動作することを可能とする。
以下、本発明の実施の形態として示すカメラモジュール1について、図面を参照して詳細に説明する。カメラモジュール1は、例えば携帯電話機等の小型電子機器に搭載され、通常撮影とマクロズーム撮影との切り替え操作が行われて画像を撮像する機能を有する。カメラモジュール1は、図1乃至図3に示すように、ベース部材2にホルダ部材3が積層状態で固定され、ホルダ部材3にカバー部材4を組み合わせて外装体を構成し、この外装体の内部にレンズユニット5やレンズ駆動機構6が内蔵される。なお、以下の説明において、図2矢印で示す方向を高さ方向として、ベース部材2側を下方、カバー部材4側を上方と称するものとする。
カメラモジュール1は、ベース部材2を介して、図示しない本体機器の配線基板等に実装される。ベース部材2は、図3に示すように、合成樹脂材によってやや厚みを有する略正方形状を呈するブロック体として成形されており、厚み方向に貫通して開口部7が形成されている。開口部7は、詳細には第1主面2Aに開口する円形開口部位と、この円形開口部位の下方部において受け段差を構成して連通する小開口寸法の第1矩形開口部位と、さらに受け段差を構成して介して第1矩形開口部位と連通する小開口寸法の第2矩形開口部位とからなる。開口部7には、上述した第1矩形開口部位と第2矩形開口部位との間に構成された受け段差に外周部を支持されて、遠赤外線を遮蔽するカットフィルタ8が組み付けられる。
ベース部材2には、第1主面2Aの各コーナ部に位置して、それぞれ略円弧状の嵌合凹部9が形成されている。嵌合凹部9には、後述するようにベース部材2上に接合固定されるホルダ部材3の相対するスタッド凸部23が嵌合される。嵌合凹部9は、円弧状とされることによって、スタッド凸部23が位置合わせされてベース部材2にホルダ部材3が組み合わされるようにする。ベース部材2には、嵌合凹部9に囲まれたコーナ部に段落ち部10が形成されている。段落ち部10は、カメラモジュール1を本体機器の配線基板に実装する際に、治具等を差し込んで押さえ付ける部位として機能する。
ベース部材2には、図1に示すように開口部7の底面側を閉塞するようにして配線基板11が組み付けられる。配線基板11は、外周部位をベース部材2の底面側の開口縁に接着剤によって接合される。配線基板11には、詳細を省略するが適宜の回路パターンが形成されるとともに、CMOS素子12が実装されている。CMOS素子12は、ベース部材2と配線基板11とにより開口部7内に密閉された状態で設けられる。CMOS素子12は、その中心が開口部7の中心軸と一致されるように位置決めされている。
ホルダ部材3は、図5に示すように合成樹脂材によって一体に形成され、レンズユニット組み付け開口部14が形成された本体部13と、この本体部13の底面側に一体に形成されたレンズユニット組み付け筒部15と、本体部13の上面側の各コーナ部に一体に突設された4個の間隔保持部16A〜16D(以下、個別に説明する場合を除いて間隔保持部16と総称する。)とから構成される。
ホルダ部材3は、本体部13がやや厚みを有してベース部材2の外形寸法とほぼ等しい外形寸法をする略正方形状のブロック状を呈し、レンズユニット組み付け筒部15の外周部にフランジ状に突出形成される。ホルダ部材3には、ベース部材2の開口部7の円形開口部位とほぼ同径とされた断面円形のレンズユニット組み付け開口部14が、本体部13とレンズユニット組み付け筒部15を貫通して形成されている。
レンズユニット組み付け開口部14は、後述するようにフォーカス調整操作によって光軸方向に移動されるレンズユニット5を移動方向の全長に亘って保持する軸長を有している。レンズユニット組み付け筒部15は、レンズユニット組み付け開口部14を構成する内周壁が円滑面とされ、光軸方向に移動されるレンズユニット5の外周部を保持する。
本体部13には、図5(a)に示すように、上面13Aの各コーナ部に位置してそれぞれ間隔保持部16が一体に形成されている。各間隔保持部16は、断面が略二等辺三角形状を呈する柱状の部位であり、フォーカス調整操作されるレンズユニット5の最大移動量とほぼ等しい高さを有している。各間隔保持部16は、それぞれの内面がレンズ駆動機構6を構成する後述する駆動リング部材31を光軸方向に対して移動自在に支持するとともに、駆動レバー部材32の外周部を回転自在に支持する支持部を構成する。
各間隔保持部16は、それぞれの内面が駆動リング部材31及び駆動レバー部材32の外周部の曲率とほぼ等しい曲率を有する円弧状の曲面に形成されている。各間隔保持部16には、内面の基端部位を全域に亘って内方へと突出させることによってそれぞれ受け段部17A〜17D(以下、個別に説明する場合を除いて受け段部17と総称する。)が形成されている。
ホルダ部材3は、各間隔保持部16が、内面の上方部位において構成する円周の直径を駆動リング部材31の直径とほぼ同等とされるとともに、基端部位の受け段部17の内面によって構成する円周の直径が駆動レバー部材32の直径よりもやや小径とされる。ホルダ部材3は、各間隔保持部16の受け段部17上に駆動リング部材31を光軸方向に移動自在に支持する。ホルダ部材3は、詳細を後述するように本体部13の上面13Aと対向するようにして駆動レバー部材32を各間隔保持部16によって構成される空間部に回動自在に支持する。
各間隔保持部16には、内面に、受け段部17を底部として高さ方向に開放されたガイド溝18(以下、個別に説明する場合を除いてガイド溝18と総称する。)がそれぞれ形成されている。各ガイド溝18は、後述するレンズ駆動機構6を構成する駆動リング部材31のガイド凸部36がそれぞれ嵌合され、フォーカス調整操作に際してこの駆動リング部材31を光軸方向に対して直線移動させるガイド機能を奏する。
各間隔保持部16には、それぞれ外側面に係合凸部19A〜19D(以下、個別に説明する場合を除いて係合凸部19と総称する。)が形成されている。係合凸部19は、間隔保持部16の上端縁から所定の高さ位置にそれぞれ突出形成された高さ方向(光軸方向)の矩形凸部からなる。係合凸部19は、上端面20が下方に向かって次第に突出寸法を大きくする傾斜面として構成され、下端面21が本体部13の底面13Bと面一とされた垂直面として構成された略楔状の凸部からなる。
なお、間隔保持部16Aには、図5(a)に示すように直角部位の上端縁から面取り22が形成されている。面取り22は、組み立て工程に際して、ホルダ部材3を所定の向きに配置して他の構成部材を組み立てるための目印となる機能を奏する。
ホルダ部材3には、本体部13の各コーナ部と対向する位置であり、底面13Bとレンズユニット組み付け筒部15の外周部とに跨ってスタッド凸部23A〜23D(以下、個別に説明する場合を除いてスタッド凸部23と総称する。)が形成されている。スタッド凸部23は、レンズユニット組み付け筒部15の軸長よりもやや低い高さに形成され、図5(b)に示すようにコーナと対向する側面部位に高さ方向の全域に亘って逃げ凹部を形成して上述したベース部材2の嵌合凹部9の開口形状とほぼ等しい円弧状断面に形成される。
各スタッド凸部23には、下端面に円周方向に離間してそれぞれ一対のダボ24A、24Bが一体に形成されている。これらダボ24A、24Bは、ホルダ部材3がベース部材2に組み合わされる際に、ベース部材2の嵌合凹部9に形成した詳細を省略する嵌合孔にそれぞれ嵌合される。
以上のように構成されたホルダ部材3は、ベース部材2の主面2A上に、各スタッド凸部23を相対する嵌合凹部9にそれぞれ嵌合させて組み合わされる。ホルダ部材3は、各スタッド凸部23が嵌合凹部9に嵌合された状態で、レンズユニット組み付け筒部15の下端縁がベース部材2の主面2A上に突き当てられる。ホルダ部材3は、レンズユニット組み付け筒部15の下端縁の全周と、各スタッド凸部23の底面及び各ダボ24が接着剤によって主面2A上に接合固定されることによって、ベース部材2に組み合わされる。
上述したホルダ部材3には、レンズユニット5とレンズ駆動機構6が組み合わされる。レンズユニット5は、図3に示すようにレンズ鏡筒25と、このレンズ鏡筒25内に収納される第1レンズ26及び第2レンズ27と、ストッパリング28とから構成される。レンズ鏡筒25は、合成樹脂材によってホルダ部材3のレンズユニット組み付け開口部14の内径とほぼ同径とされた全体有底筒状に形成される。レンズ鏡筒25は、上面25Aの中心位置に所定の孔径を有するレンズ孔29が形成されるとともに、詳細を省略するが内部にレンズ孔29よりも大径でありかつ中心軸を一致させて底面側に開口するレンズ組み付け空間部が形成されている。
レンズ鏡筒25には、外周面に、下端部から所定の高さ位置に亘って外周ねじ30が形成されており、後述する駆動リング部材31がねじ込まれて一体化される。レンズ鏡筒25には、上面25Aに略正方形状の段部が形成されるとともに、外周縁の略対向する位置に接着剤の充填用切り欠き部が外周面に跨って形成されている。レンズ鏡筒25は、これらの構造が駆動リング部材31をねじ込む際の治具押さえ部を構成する。
レンズ鏡筒25には、図示を省略するがレンズ組み付け空間部を構成する内周壁に、第1レンズ26と第2レンズ27とをそれぞれ光軸方向に対して位置決めして収納するための位置決め用段部が形成されている。
第1レンズ26と第2レンズ27は、詳細を省略するがそれぞれ所定のレンズを両面にレンズ開口を形成した合成樹脂製のレンズホルダ26A、27Aに封装してなる。第1レンズ26と第2レンズ27は、レンズホルダ26A、27Aの外径がレンズ鏡筒25のレンズ組み付け空間部に形成した位置決め用段部よりも小径とされることによって、レンズ組み付け空間部の所定位置で係止されて組み付けられる。
ストッパリング28は、合成樹脂材によってレンズ鏡筒25のレンズ組み付け空間部の内径とほぼ等しい外径を有し、第1レンズ26及び第2レンズ27及びストッパリング28の光軸と一致された開口部が形成されたリング状を呈している。
レンズユニット5は、レンズ鏡筒25に対してその下方側の開口部からレンズ組み付け空間部内に第1レンズ26と第2レンズ27とがこの順で組み付けられる。レンズユニット5は、レンズ組み付け空間部内にストッパリング28が軽圧入され、このストッパリング28によって第1レンズ26と第2レンズ27とが位置決め用段部に押し付けられてレンズ組み付け空間部内に固定されて収納される。
レンズユニット5は、レンズ駆動機構6を介してホルダ部材3に組み合わされるとともに、このレンズ駆動機構6によって光軸方向に対して移動操作される。レンズ駆動機構6は、レンズユニット5のレンズ鏡筒25に組み付けられて一体化される駆動リング部材31と、ホルダ部材3に回転自在に組み合わされて駆動リング部材31を介してレンズユニット5を光軸方向に移動させる駆動レバー部材32とによって構成される。
駆動リング部材31は、図3に示すように合成樹脂材によって全体円筒状に形成された本体部33と、この本体部33の上端部の周回りに一体に突出形成された外周フランジ部34とから構成される。駆動リング部材31は、本体部33の内孔がレンズユニット5のレンズ鏡筒25の外径とほぼ等しくされ、全長に亘って内周ねじ35が形成されている。駆動リング部材31には、外周フランジ部34側からレンズ鏡筒25がその外周ねじ30を内周ねじ35にねじ込ませることによって組み合わされる。
レンズ鏡筒25は、上面25Aの外周部を適宜の治具によって保持しながら光軸方向に対して所定の位置まで駆動リング部材31にねじ込まれる。レンズユニット5は、駆動リング部材31に対するレンズ鏡筒25のねじ込み位置によって所定のフォーカス調整を行い、この位置で外周部に形成した切り欠き部に接着剤を充填することによってレンズ鏡筒25と駆動リング部材31とが接合固定されるようにする。
駆動リング部材31には、レンズ鏡筒25の外径よりも大径であり、上述したようにホルダ部材3の間隔保持部16の内面によって構成される円周とほぼ同径の外周フランジ部34が一体に形成されている。外周フランジ部34には、外周部にガイド凸部36A〜36D(以下、個別に説明する場合を除いてガイド凸部36と総称する。)が形成されており、これらガイド凸部36が間隔保持部16に形成したガイド溝18に相対係合されることによって駆動リング部材31がホルダ部材3に対して光軸方向に移動自在に組み合わされる。
駆動リング部材31は、後述するように外周フランジ部34の上面に対してカバー部材4から光軸方向の弾性力が作用され、この弾性力によりホルダ部材3側へと付勢される。駆動リング部材31は、ホルダ部材3との間に駆動レバー部材32が配置されており、後述するようにフォーカス調整操作が行われると外周フランジ部34の底面上を駆動レバー部材32のリング部37が摺擦する。
外周フランジ部34には、図示しないがその底面の各ガイド凸部36に対応する位置にそれぞれカム凹部が形成されている。各カム凹部は、円周方向の両側壁が底部に向かって次第に小幅とされることによって略台形凹部として構成される。外周フランジ部34は、各カム凹部間の領域が平坦面として構成されている。駆動リング部材31は、カム凹部の高さ範囲で、駆動レバー部材32によって光軸方向に対して移動動作される。
駆動レバー部材32は、図3に示すように合成樹脂材によって一体に形成されたリング部37と、レバー部38とから構成される。リング部37は、駆動リング部材31の本体部33とほぼ等しい内径を有するとともに外周フランジ部34とほぼ等しい外径を有して形成される。リング部37は、上述したホルダ部材3の間隔保持部16に形成した受け段部17の高さとほぼ等しい厚みと、各受け段部17によって構成する円周の内径とほぼ等しい外径を有して形成される。
駆動レバー部材32には、リング部37の上面に、円周方向に対して互いに等間隔に位置してカム凸部39A〜39D(以下、個別に説明する場合を除いてカム凸部39と総称する。)が一体に形成されている。各カム凸部39は、詳細を省略するが円周方向に対して円弧状を呈する凸部からなり、上述した駆動リング部材31側のカム凹部とほぼ等しい長さを有している。
駆動レバー部材32は、レバー部38を操作することによってホルダ部材3に保持されて回動される。駆動レバー部材32には、上述したようにリング部37の上面に駆動リング部材31の外周フランジ部34が当接することで、この外周フランジ部34の底面上をカム凸部39が摺擦する。駆動レバー部材32は、上述した円弧状とされたカム凸部39の形状により外周フランジ部34の底面上で引っ掛かりを生じることなく円滑に回動することが可能である。
駆動レバー部材32には、リング部37の外周部にレバー部38が一体に突出されている。レバー部38は、駆動レバー部材32がホルダ部材3に組み付けられた状態で、隣り合う間隔保持部16間から外方へと突出する。レバー部38には、連結部40が一体に形成されており、この連結部40が図示しないリンク機構等を介して自動或いは手動による適宜のフォーカス調整操作部と連結されている。
駆動レバー部材32は、フォーカス調整操作部が操作されると、連結部40を介してレバー部38が図1矢印で示すように左右方向に揺動動作されて、ホルダ部材3に保持されたリング部37を回動させる。駆動レバー部材32は、駆動リング部材31、換言すればレンズユニット5が下方に下げられた第1位置とレンズユニット5を上方へと押し上げた第2位置とに切換操作する。
駆動レバー部材32は、カム凸部39が駆動リング部材31の外周フランジ部34の底面上に位置している状態では、カム凸部39の高さ分駆動リング部材31を上方へと押し上げている。駆動レバー部材32は、フォーカス調整操作によりカム凸部39がカム凹部と対向する位置まで移動されることで相対係合して、駆動リング部材31をカム凹部の深さ分下方へと移動動作させる。
なお、カメラモジュール1においては、フォーカス調整操作によって駆動レバー部材32が、レバー部38を30°の角度範囲で回動するとともに、カム凹部の深さが約0.13mmに形成されている。したがって、カメラモジュール1においては、レンズユニット5が0.13mmの範囲で2段階に切換られる。なお、カメラモジュール1においては、駆動リング部材31の外周フランジ部34を、各カム凹部間を傾斜カム面で連続させて底面を構成することによって、レンズユニット5を連続して移動させることが可能である。
カメラモジュール1においては、駆動リング部材31がカバー部材4により駆動レバー部材32側へと付勢される。カバー部材4は、弾性を有する金属薄板にプレス加工を施して形成する。カバー部材4は、図4に示すように略正方形の受け面部41と、この受け面部41の各コーナ部に位置して光方向に折曲形成されたフック片42A〜42D(以下、個別に説明する場合を除いてフック片42と総称する。)とから構成される。
カバー部材4には、受け面部41に、レンズユニット5のレンズ孔29を外方に臨ませる円形の開口部43が形成されている。開口部43は、その内径が、レンズ鏡筒25の外径よりも大径でありかつ駆動リング部材31の外周フランジ部34の外径とほぼ同径に形成されている。
カバー部材4には、受け面部41に、各コーナ部と対向する開口部43の開口縁に押圧片44A〜44D(以下、個別に説明する場合を除いて押圧片44と総称する。)が一体に形成されている。各押圧片44は、開口部43の開口縁から所定の間隔を以ってコーナ部に向かって形成された一対のスリット45A、45Bにより切り残された舌片部によって構成され、先端部が下方に向かって折曲されている。
各押圧片44は、後述するようにカバー部材4がホルダ部材3に組み合わされた状態で、駆動リング部材31の外周フランジ部34の上面に突き当てられて弾性変形し、蓄勢した光軸方向の弾性力をこの外周フランジ部34に作用させる。なお、各押圧片44には、下面の先端部にいわゆるダボ出し加工によって半球形の凸部が形成されており、この凸部を介して外周フランジ部34に安定した状態で当接する。
フック片42は、受け面部41の各コーナ部を構成する隣り合う2辺の一方側縁にそれぞれ形成した凸片を光軸方向に90°折曲して形成する。各フック片42は、ホルダ部材3の各間隔保持部16と相対して形成されており、各間隔保持部16とほぼ同長の矩形片からなる。各フック片42には、受け面部41から所定の高さに位置してそれぞれ係合開口部46A〜46D(以下、個別に説明する場合を除いて係合開口部46と総称する。)が形成されている。係合開口部46は、詳細にはホルダ部材3に形成した係合凸部19とほぼ同形の縦長矩形の開口部からなり、受け面部41からの高さ位置がホルダ部材3側の間隔保持部16の上端から係合凸部19の高さ位置とほぼ等しく形成されている。
カバー部材4には、受け面部41の各コーナ部に、各フック片42を形成した辺と隣り合う辺に位置決め片47が一体に形成されている。位置決め片47は、受け面部41の側縁に形成した凸片を90°折曲して各フック片42と直交するようにして形成される。位置決め片47は、後述するようにカバー部材4をホルダ部材3に組み付けた状態で、フック片42とによって相対する間隔保持部16の隣り合う2側面を挟み込むようにする。
位置決め片47には、フック片42と対向する側縁から一体に突出されて変形防止片48A〜48D(以下、個別に説明する場合を除いて変形防止片48と総称する。)が形成されている。変形防止片48は、図4に示すように位置決め片47から側方へ突出された凸片を90°折曲して隣り合うフック片42の外側面に当接させて構成する。変形防止片48は、フック片42を外方から押さえることによって、間隔保持部16の外側面に組み合わされたフック片42の変形を防止する。変形防止片48は、フック片42の変形を防止することで、係合凸部19を係合開口部46に係合させた状態を保持する。
以上のように構成されたカバー部材4は、レンズユニット5やレンズ駆動機構6を組み付けたホルダ部材3に押し込まれて組み付けられる。カバー部材4は、フック片42と位置決め片47とが隣り合う側面を挟み込むようにしてホルダ部材3の相対する間隔保持部16に押し込まれる。カバー部材4は、各フック片42の係合開口部46に間隔保持部16に形成した係合凸部19がそれぞれ係合されることによって、ホルダ部材3と一体化される。
カバー部材4は、この状態で図1に示すように開口部43からレンズユニット5のレンズ鏡筒25の上端部を外方に突出させる。カバー部材4は、図2に示すように各押圧片44が弾性変位した状態で開口部43に臨ませられた駆動リング部材31の外周フランジ部34の上面を押圧する。カバー部材4は、各押圧片44に蓄勢された弾性力が駆動リング部材31を下方へと押圧し、この駆動リング部材31の外周フランジ部34を駆動レバー部材32のリング部37に圧接させる。
カバー部材4は、上述したホルダ部材3への組み付け操作に際して、各フック片42をその厚み分外方に押し広げて間隔保持部16の外側面にあてがうようにする。カバー部材4は、各フック片42を大きく拡げて間隔保持部16の外周部に強く押し込むといった操作を不要とする。カバー部材4は、ホルダ部材3に対して効率よく組み付けることが可能となり、組立工程の効率化が図られるようになる。
カバー部材4は、ホルダ部材3への組み付け操作に際して受け面部41や各フック片42等に大きな応力が作用されて変形等が生じることを防止されるようになる。カバー部材4は、受け面部41の変形によって各フック片4にねじれが生じ、係合開口部46から係合凸部19が抜け出ることによってホルダ部材3から脱落するといった事態の発生が防止される。カバー部材4は、受け面部41の変形によって各押圧片44による駆動リング部材31の押圧力が円周方向でバラツキを生じ、レンズ駆動機構6が円滑に動作されないといった事態の発生を防止する。
カバー部材4は、上述したように各コーナ部において、各フック片42と位置決め片47とによって間隔保持部16の隣り合う外側面を挟み込むようにすることで、フック部材3にガタ付きを生じることなく強固に組み付けることが可能である。カバー部材4は、各フック片42が変形防止片48によって外側面を押さえられることで変形が防止されることから、より薄厚とすることも可能である。
カバー部材4には、受け面部41の外周縁に、上述した各フック片42と位置決め片4
7の形成領域を除いて底面側に折曲された補強リブ壁49が全周に亘って形成される。カバー部材4は、かかる補強リブ壁49によって受け面部41機械的剛性が向上する。したがって、カバー部材4は、より薄厚の金属薄板を素材にして形成することも可能であり、材料コストの低減や薄型化が図られるようになる。
カバー部材4は、上述したように金属薄板を素材として形成され、ホルダ部材3を被覆するようにして組み付けられる。したがって、カバー部材4は、ホルダ部材3を介してベース部材2に組み付けられた基板11やCMOS素子12を被覆することから、これら電気的部位の電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽機能も奏する。
以下、実施の形態として示したカメラモジュール1の組み立て手順について説明する。
[1]レンズ鏡筒25内に、第1レンズ26と第2レンズ27とを組み付けてストッパリング28によって固定して、レンズユニット5を構成する。
[2]レンズ鏡筒25の外周部に駆動リング部材31をねじ込むとともに、駆動リング部材31の本体部33に駆動レバー部材32のリング部37を嵌め合わせてレンズ駆動機構6を構成する。
[3]駆動レバー部材32のリング部37をホルダ部材3の各間隔保持部16の受け段部17によって構成した円周内に支持させるとともに、駆動リング部材31の本体部33の外周部を各間隔保持部16の内面によって構成した円周内に支持させて、レンズユニット5をホルダ部材3に組み合わせる。
[4]カットフィルタ8やCMOS素子12を搭載した基板11を組み付けたベース部材2に対して、ホルダ部材3を組み付ける。
[5]ホルダ部材3に対してカバー部材4を組み付ける。
なお、カメラモジュール1は、かかる組み立て手順に限定されるものでは無いことは勿論である。また、各組立手順においては、上述したように位置決め操作や調整操作或いは接着剤による固定処理等も適宜実施されるが、詳細については省略する。カメラモジュール1は、上述した手順を経て携帯電話機等の小型電子機器に搭載された場合でもスペースをできるだけ占有しないように、例えば、縦6mm、横6mm、高さ4.5mmの外形寸法によって構成される。
カメラモジュール1は、駆動リング部材31の外周フランジ部34に形成したカム凹部に駆動レバー部材32のリング部37に形成したカム凸部39が相対係合してレンズユニット5がホルダ部材3側に引き込んだ状態が標準仕様とされる。カメラモジュール1は、駆動レバー部材32のレバー部38を操作してカム凸部39をカム凹部から外周フランジ部34の底面に乗り上げさせることによってレンズユニット5をカバー部材4から大きく突出させてマクロズーム撮影仕様とする(4cmフォーカス位置)。
カメラモジュール1においては、レンズ鏡筒25に対する駆動リング部材31の固定位置によって、レンズユニット5の位置調整が行われる。したがって、カメラモジュール1においては、組立時に好適なネジピッチを使用して、標準撮影仕様のレンズユニット5のフォーカス調整を行うことが可能である。
実施の形態として示すカメラモジュールの斜視図である。 同カメラモジュールの平面図である。 同カメラモジュールの分解斜視図である。 同カメラモジュールに備えられるカバー部材であり、同図(a)は上面側の斜視図、同図(b)は底面側の斜視図である。 同カメラモジュールに備えられるホルダ部材であり、同図(a)は上面側の斜視図、同図(b)は底面側の斜視図である。 従来のカメラモジュールの分解斜視図である。 同カメラモジュールに備えられるホルダ部材の平面図である。 同カメラモジュールに備えられるホルダ部材であり、同図(a)は上面側の斜視図、同図(b)は底面側の斜視図である。 同カメラモジュールに備えられるカバー部材であり、同図(a)は上面側の斜視図、同図(b)は底面側の斜視図である。
符号の説明
1 カメラモジュール
2 ベース部材
3 ホルダ部材
4 カバー部材
5 レンズユニット
6 レンズ駆動機構
11 基板
12 CMOS素子
13 本体部
14 レンズユニット組み付け開口部
15 レンズユニット組み付け筒部
16 間隔保持部
19 係合凸部
25 レンズ鏡筒
26 第1レンズ
27 第2レンズ
28 ストッパレンズ
31 駆動リング部材
32 駆動レバー部材
33 本体部
34 外周フランジ部
37 リング部
38 レバー部
41 受け面部
42 フック片
43 開口部
44 押圧片
46 係合開口部
47 位置決め片
48 変形防止片
49 補強リブ壁

Claims (6)

  1. レンズユニットと、前記レンズユニットを組み付ける本体部と、この本体部の外周部に一体に形成されたフランジ部とからなる駆動リング部材と、
    前記駆動リング部材の本体部に組み合わされてこの駆動リング部材を回動させるリング部と、このリング部から一体に突出されてレンズ駆動手段と連結されるレバー部とから構成され、前記レンズユニットを前記レンズの光軸方向に移動させてフォーカス調整を行う駆動レバー部材と、
    前記レンズユニットを光軸方向に移動自在に収納するレンズユニット組み付け開口が厚み方向に貫通して形成されるとともに前記駆動レバー部材のリング部を回動自在に支持する本体部と、この本体部の一方主面側に所定の高さを以って一体に形成されるとともに外周部にそれぞれ係合凸部が形成された複数個の間隔保持部とからなるホルダ部材と、
    前記ホルダ部材を固定するとともに固体撮像素子を収納したベース部材と、
    前記レンズユニットを外方に臨ませる開口部が形成された枠状の受け面部と、この受け面部の各コーナ部に位置して軸方向に折曲形成されそれぞれ前記ホルダ部材の前記各係合凸部に対応して先端部に係合開口部を形成したフック片が一体に突出形成されるとともに、前記開口部の開口縁に前記フランジ部に当接される複数の押圧片が一体に形成された弾性材によって形成されたカバー部材とを備え、
    前記カバー部材が前記ホルダ部材に対して、前記各フック片を前記各間隔保持部の外側面に沿って押し込むことによって前記係合開口部に相対する前記係合凸部がそれぞれ係合することによって一体に組み合わされ、前記各押圧片が前記フランジ部に当接して前記駆動リング部材を介して前記レンズユニットを前記ホルダ部材側に付勢することを特徴とするカメラモジュール。
  2. 前記カバー部材に、前記受け面部の外周縁から一体に折曲形成されて前記各フック片の外側面に当接する変形防止片が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 前記カバー部材に、前記受け面部の各辺に外周縁から前記フック片と隣り合うようにしてそれぞれ位置決め片が一体に折曲形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカメラモジュール。
  4. 前記カバー部材が、前記受け面部の各辺に全周に亘って補強リブ壁を折曲形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
  5. 少なくとも前記カバー部材が、電磁波を遮蔽する電磁波遮蔽機能を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
  6. 前記レンズユニットが、複数のレンズと、これらレンズを収納するとともに外周部に外周ねじが形成されたレンズ鏡筒とを有し、
    前記外周ねじを、前記駆動リング部材の前記筒状部の内周部に形成した内周ねじにねじ合わされることによって組み付けられることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のカメラモジュール。
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