JP2009194637A - カバー部材の組付構造及び撮像ユニット - Google Patents
カバー部材の組付構造及び撮像ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009194637A JP2009194637A JP2008033174A JP2008033174A JP2009194637A JP 2009194637 A JP2009194637 A JP 2009194637A JP 2008033174 A JP2008033174 A JP 2008033174A JP 2008033174 A JP2008033174 A JP 2008033174A JP 2009194637 A JP2009194637 A JP 2009194637A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover member
- frame member
- assembly structure
- engaging portion
- claw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims abstract description 27
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 31
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 5
- 239000007769 metal material Substances 0.000 claims description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 14
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 8
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 8
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 3
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 3
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【解決手段】フレーム部材4にカバー部材5を組み付ける際、フレーム部材4の突起部44に、カバー部材5の爪部52の係合部53を係合させる過程で、係合部53の後端53bや前端53aが、突起部44の前端44aや後端44bを乗り越えるときに互いに接触して擦れ合うこととなるが、係合部53の前端53aの角と後端53bの角はそれぞれR面に形成されているので、その係合部53が突起部44の表面などを削ってしまうことはなく、削りカスが発生しないようになっている。
【選択図】図1
Description
只、従来のフィルムカメラでは、そのような削りカスに関しては大きな問題となることはなかった。
よって、組み立ての作業性及びコストの点から、撮像ユニットのフレームとカバー部材とを機械的な係合により組み付ける方法以外に選択の余地はなく、かかる組み付け方法で如何に機械的な係合の際に生じる削りカスの発生を抑制するかが急務の課題となっていた。
フレーム部材と、
前記フレーム部材の前面を覆う前面部と、前記前面部から前記フレーム部材の側面に沿って延在する爪部と、を有するカバー部材と、
を備え、
前記フレーム部材の側面に、前記爪部に対して突出する突起部が設けられ、
前記爪部に、前記フレーム部材の側面に係合する係合部が設けられ、
前記フレーム部材に前記カバー部材を組み付ける際に、前記係合部が前記突起部に当接したことに伴い、前記爪部が前記フレーム部材から離間する方向に撓み、前記係合部が前記突起部を越えたことに伴い、前記爪部が前記フレーム部材側に復元し、前記突起部と前記係合部とが係合するカバー部材の組付構造であって、
前記爪部を金属材料で構成し、前記係合部は、プレス成型によって構成されることを特徴とする。
前記係合部の前端の角と後端の角は、それぞれR面に形成されていることを特徴とする。
前記突起部の前端の角と後端の角は、それぞれR面に形成されていることを特徴とする。
前記係合部は半抜き加工にて形成されていることを特徴とする。
前記係合部は絞り加工にて形成されていることを特徴とする。
前記フレーム部材の内側には、撮像素子と、前記撮像素子に被写体光を導く光学部材とが収容されていることを特徴とする。
そして、突起部に係合部を係合させる過程で、係合部の後端や前端が、突起部の前端や後端を乗り越える際に、互いに接触して擦れ合うこととなるが、係合部をプレス成型で構成したため、プレス成型による部品のダレにより、部品の角部が丸まることにより、係合部が突起部の表面を削ることがなく、削りカスが発生してしまうことはない。
つまり、係合部の前端の角と後端の角が、それぞれ鋭角に形成されていないカバー部材をフレーム部材に組み付けるようにすることによって、フレーム部材が削れてしまうことによる削りカスの発生を低減することができる。
外壁部42は、基部41の上面側に設けられており、その外壁部42には、その側面にレンズ2の径方向外側に突出する突起部44が設けられている。なお、突起部44は、例えば、外壁部42における4隅に対応する4箇所に設けられている。
内壁部43は、基部41の上面側に設けられており、その内壁部43には、支持部材3の腕部3dが挿入される貫通孔43aが形成されている。
爪部52は、例えば、外壁部42の4隅に対する位置に設けられており、その爪部52には、フレーム部材4の外壁部42の側面に形成されている突起部44に係合する係合部53が設けられている。
そして、カバー部材5の係合部53は、爪部52の外側からフレーム部材4側となる内側に向かう方向にプレス抜きされてなる半抜き加工にて形成されている。
半抜き加工の方法として、抜き型の形状を斜面に構成することにより、係合部の後端部のみが半分抜かれた状態になり、後端部から徐々に斜面がゆるくなって係合部が構成される。
ここで、後端部は抜き加工の特性として、端部がダレと呼ばれる丸まった状態になる。従って、端部は鋭角に加工されないので、係合部が突起部と係合する際に突起部を削ることがない。さらに、半抜き加工は、絞り加工と異なり、大掛かりな金型を用意する必要がなく、簡単に構成することができる。
また、カバー部材5の係合部53は、爪部52の外側から内側に押し出されるように形成されており、その係合部53の前端53aの角と後端53bの角は、それぞれ所定の曲面を有するR面に形成されている。なお、係合部53と前面部51の間に位置する爪部52の内面側には、係合凹部54が形成されている。
さらに、フレーム部材4に対してカバー部材を図中、右方向に押し込むことにより、図3(c)に示すように、突起部44の前端44aを、係合部53の後端53bと前端53aが順に乗り越える。
なお、突起部44は係合凹部54に係入して係合するようになっている。つまり、係合凹部54は、突起部44と係合する係合部としても機能する。
そして、突起部44に係合部53を係合させる過程で、係合部53の後端53bや前端53aが、突起部44の前端44aや後端44bを乗り越える際に、互いに接触して擦れ合うこととなるが(例えば、図3(b)(c)(d)中、点線で囲った円内の部分)、係合部53の後端53bの角と前端53aの角はそれぞれR面に形成されているので、その係合部53が突起部44の表面を削ってしまうことはなく、削りカスが発生してしまうことはない。
特に、突起部44の前端44aの角と後端44bの角も、それぞれR面に形成されているため、係合部52は突起部44をスムーズに乗り越えることができるので、突起部44の角が欠けてしまったり削れてしまったりしにくくなっている。
また、突起部44の後端44bの角は、R面に形成されているが、係合部53と突起部44を強固に組み付けるため、比較的小さいR面に形成している。
例えば、図4に示すように、爪部62の内側から外側に向かう方向にプレス抜きされてなる絞り加工によって、係合凹部64が形成されるとともに、R面をなす前端63aと後端63bを有する係合部63が形成されるカバー部材6であってもよい。
このようなカバー部材6であっても、フレーム部材4に組み付ける際に、その係合部63が突起部44の表面を削ってしまうことはないので、削りカスが発生してしまうことはない。絞り加工の場合は、端部の処理が、半抜き加工よりもさらにダレが生じるので、突起部の表面を削ることは少なくなる。なお、絞り加工の場合は、金型を用いたプレス成型により、金属を絞り加工することで成型される。
2 レンズ(光学部材)
3 支持部材
4 フレーム部材
42 外壁部
44 突起部
44a 前端
44b 後端
5 カバー部材
51 前面部
52 爪部
53 係合部
53a 前端
53b 後端
54 係合凹部
6 カバー部材
62 爪部
63 係合部
63a 前端
63b 後端
64 係合凹部
100 撮像ユニット
Claims (6)
- フレーム部材と、
前記フレーム部材の前面を覆う前面部と、前記前面部から前記フレーム部材の側面に沿って延在する爪部と、を有するカバー部材と、
を備え、
前記フレーム部材の側面に、前記爪部に対して突出する突起部が設けられ、
前記爪部に、前記フレーム部材の側面に係合する係合部が設けられ、
前記フレーム部材に前記カバー部材を組み付ける際に、前記係合部が前記突起部に当接したことに伴い、前記爪部が前記フレーム部材から離間する方向に撓み、前記係合部が前記突起部を越えたことに伴い、前記爪部が前記フレーム部材側に復元し、前記突起部と前記係合部とが係合するカバー部材の組付構造であって、
前記爪部を金属材料で構成し、前記係合部は、プレス成型によって構成されることを特徴とするカバー部材の組付構造。 - 前記係合部の前端の角と後端の角は、それぞれR面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のカバー部材の組付構造。
- 前記突起部の前端の角と後端の角は、それぞれR面に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカバー部材の組付構造。
- 前記係合部は半抜き加工にて形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のカバー部材の組付構造。
- 前記係合部は絞り加工にて形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のカバー部材の組付構造。
- 請求項1〜5の何れかに記載のカバー部材の組付構造を有する撮像ユニットであって、
前記フレーム部材の内側には、撮像素子と、前記撮像素子に被写体光を導く光学部材とが収容されていることを特徴とする撮像ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033174A JP2009194637A (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | カバー部材の組付構造及び撮像ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008033174A JP2009194637A (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | カバー部材の組付構造及び撮像ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009194637A true JP2009194637A (ja) | 2009-08-27 |
Family
ID=41076255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008033174A Pending JP2009194637A (ja) | 2008-02-14 | 2008-02-14 | カバー部材の組付構造及び撮像ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009194637A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089271A (ja) * | 1994-06-14 | 1996-01-12 | Sony Corp | 固体撮像素子の固定装置 |
JPH0862786A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Konica Corp | レンズ付きフィルムユニット |
WO2001015433A1 (fr) * | 1999-08-19 | 2001-03-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et appareil de prise d'images |
JP2005073130A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Mitsumi Electric Co Ltd | カメラモジュール用コネクタ |
JP2005181270A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Yazaki Corp | 組付け部材の組付け構造 |
JP2006201427A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Kyocera Corp | 撮像素子収納用パッケージ、撮像装置および撮像モジュール |
JP2006222501A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 撮像ユニット、撮像装置及び撮像ユニットの製造方法 |
JP2006284628A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | カメラモジュール |
JP2007201945A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-08-09 | Kyocera Corp | 半導体装置 |
-
2008
- 2008-02-14 JP JP2008033174A patent/JP2009194637A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH089271A (ja) * | 1994-06-14 | 1996-01-12 | Sony Corp | 固体撮像素子の固定装置 |
JPH0862786A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Konica Corp | レンズ付きフィルムユニット |
WO2001015433A1 (fr) * | 1999-08-19 | 2001-03-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et appareil de prise d'images |
JP2005073130A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Mitsumi Electric Co Ltd | カメラモジュール用コネクタ |
JP2005181270A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-07 | Yazaki Corp | 組付け部材の組付け構造 |
JP2006201427A (ja) * | 2005-01-20 | 2006-08-03 | Kyocera Corp | 撮像素子収納用パッケージ、撮像装置および撮像モジュール |
JP2006222501A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Konica Minolta Photo Imaging Inc | 撮像ユニット、撮像装置及び撮像ユニットの製造方法 |
JP2006284628A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Mitsumi Electric Co Ltd | カメラモジュール |
JP2007201945A (ja) * | 2005-06-28 | 2007-08-09 | Kyocera Corp | 半導体装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6434549B2 (ja) | フィルターアセンブリ及びこれを具えるカメラモジュール | |
JP2015099262A (ja) | 固体撮像装置およびカメラモジュール、並びに電子機器 | |
US20140022451A1 (en) | Decorative cover for electronic device and housing using same | |
JP2006216331A (ja) | シールドコネクタ | |
JP2006195331A (ja) | 撮影レンズ | |
KR101825747B1 (ko) | 카메라 모듈 및 그의 조립 방법 | |
JP2012098429A (ja) | 光学系レンズユニット及びその接着方法 | |
US20200041754A1 (en) | Pressing ring and camera lens module | |
CN210348027U (zh) | 镜头模组 | |
US10374297B2 (en) | Antenna assemblies having sealed cameras | |
JP2011097158A (ja) | カメラモジュール実装構造 | |
US20140293101A1 (en) | Camera module | |
JP2009194637A (ja) | カバー部材の組付構造及び撮像ユニット | |
JP2008250134A (ja) | 撮像装置 | |
JP2006067356A (ja) | 電子的撮像装置 | |
JP2003270506A (ja) | 光学機器および遮光方法 | |
JP2010237558A (ja) | 撮影モジュールおよび撮影モジュールの組立方法 | |
JP2004272229A (ja) | 撮像装置 | |
JP2009169382A (ja) | レンズ支持体、レンズ駆動装置、カメラ及びカメラ付き携帯電話 | |
JP2010282019A (ja) | 光学部品および撮像装置 | |
JP3901545B2 (ja) | 嵌合構造を有する筐体 | |
JP2005338218A (ja) | 撮像装置 | |
US7630205B2 (en) | Disassembling tool and method for disassembling a circuit board from a housing, and assembly of a circuit board, a housing and the disassembling tool | |
JP2008129312A (ja) | 撮像装置及び携帯端末 | |
JP2005278034A (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20100913 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100915 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101007 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120228 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120705 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20120730 |