JP2008191423A - レンズユニット及びカメラモジュール、並びに該カメラモジュールを備えた撮像装置 - Google Patents

レンズユニット及びカメラモジュール、並びに該カメラモジュールを備えた撮像装置 Download PDF

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恭二 春日
Seiichi Nagatome
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Abstract

【課題】光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したレンズユニット及びカメラモジュール、並びに該カメラモジュールを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明に係るカメラモジュール10は、レンズ群6を保持したレンズ鏡筒3と、撮像素子12を有した撮像部材11と、上記レンズ群6の光軸上に撮像素子12が位置するようにレンズ鏡筒3と撮像部材11とを連結するためのホルダ部材2とを備え、レンズ鏡筒3の雄ネジ部3aの外周の径(外径)は、撮像素子対向部3bの外周の径(外径)よりも小さくなっており、雄ネジ部3aの外周のみに雄ネジが形成されており、ホルダ部材2の内周には、雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、レンズユニット及びカメラモジュール、並びに該カメラモジュールを備えた撮像装置に関し、詳細には、小型化を実現したレンズユニット、及び該レンズユニットと撮像素子とを備えたカメラモジュール、並びに該カメラモジュールを備えた撮像装置に関する。
携帯電話機等の小型電子機器には、小型のデジタルカメラを搭載したものが多く提供されている。デジタルカメラは、複数のレンズと固体撮像素子(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)とを一体化するとともに、オートフォーカスやズームを目的としてレンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動機構も備えられる。
デジタルカメラは、従来、例えばレンズ駆動機構の構成部材をそれぞれ個別にホルダ部材に組み合わせて構成していた。しかしながら、構成部材が多いために小型、薄型化の実現が困難であった。また、従来のデジタルカメラは、組立工程が面倒であるとともに、組立精度のバラツキにより安定した特性が得られないといった問題もあった。
このため、デジタルカメラにおいては、ホルダ部材にカバー部材を組み合わせてカメラモジュールを構成することにより、上述した問題の解決が図られている。カメラモジュールは、ホルダ部材にレンズユニットやレンズ駆動機構を構成する部材等を適宜組み付け、カバー部材によってこれら各部材を保持するように構成している。
上記の構成を採用したカメラモジュールとして、特許文献1に開示されたものがある。図11は、特許文献1のカメラモジュールを示した斜視図であり、図12は、このカメラモジュールの構成部材を分解して示した分解図である。
図11に示すカメラモジュール100は、図12に示すように、ベース部材102にホルダ部材103が積層状態で固定され、ホルダ部材103にカバー部材104を組み合わせて外装体を構成し、この外装体の内部にレンズユニット105やレンズ駆動機構106が内蔵されている。ベース部材102には、図12に示すように、開口部107の底面側を閉塞するようにして配線基板111が組み付けられる。配線基板111は、外周部位をベース部材102の底面側の開口縁に接着剤によって接合される。配線基板111には、詳細を省略するが適宜の回路パターンが形成されるとともに、CMOS素子112が実装されている。CMOS素子112は、ベース部材102と配線基板111とにより開口部107内に密閉された状態で設けられる。CMOS素子112は、その中心が開口部107の中心軸と一致されるように位置決めされている。尚、図12において108で示されているのは、遠赤外線を遮蔽するカットフィルタである。
上記レンズユニット105は、図12に示すように、レンズ鏡筒125と、このレンズ鏡筒125内に収納される第1レンズ126及び第2レンズ127と、ストッパリング128とから構成される。レンズ鏡筒125は、合成樹脂材によってホルダ部材103のレンズユニット組み付け開口部114の内径とほぼ同径とされた全体有底筒状に形成される。レンズ鏡筒125は、上面125Aの中心位置に所定の孔径を有するレンズ孔129が形成されるとともに、詳細を省略するが内部にレンズ孔129よりも大径でありかつ中心軸を一致させて底面側に開口するレンズ組み付け空間部が形成されている。
また、レンズ鏡筒125には、外周面に、下端部(ベース部材102側の端部)から所定の高さ位置に亘って外周ねじ130が形成されており、後述する駆動リング部材131がねじ込まれて一体化される。
上記駆動リング部材131は、図12に示すように、円筒状に形成された本体部133と、この本体部133の上端部の周回りに一体に突出形成された外周フランジ部134とから構成される。駆動リング部材31は、本体部133の内孔がレンズユニット5のレンズ鏡筒125の外径とほぼ等しくされ、全長に亘って内周ねじ135が形成されている。駆動リング部材131には、外周フランジ部134側からレンズ鏡筒125がその外周ねじ130を内周ねじ135にねじ込ませることによって組み合わされる。
駆動リング部材131の上記外周フランジ部134には、外周部にガイド凸部136が形成されており、これらガイド凸部136が、ホルダ部材103の間隔保持部116に形成したガイド溝(不図示)に相対係合されることによって駆動リング部材131がホルダ部材103に対して光軸方向に移動自在に組み合わされる。駆動リング部材131とホルダ部材103との間には、フォーカス調整操作に用いられる駆動レバー部材132が配置されている。
特開2006−284628号公報(2006年10月19日公開)
しかしながら、図11及び図12に示すカメラモジュール100の場合、レンズ鏡筒125の下端部(ベース部材102側の端部)は、第1レンズ126及び第2レンズ127よりも径の大きいストッパリング128が入る直径を有しており、且つ、このストッパリング128を軽圧入する構成となっている。また、該下端部の外周部分には、外周ネジ130が形成されている。そのため、レンズ鏡筒125の下端部は、ある程度の肉厚を有するように構成する必要があり、これが、カメラモジュール100における、光軸に対して垂直方向のサイズの大型化を招いている。
近年、デジタルカメラやカメラ付き携帯電話機などの携帯型撮像装置は、その小型化のためにカメラモジュールの寸法制約は非常に厳しくなっている。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したレンズユニット及びカメラモジュール、並びに該カメラモジュールを備えた撮像装置を提供するものである。
本発明に係るカメラモジュールは、上述した課題を解決するために、レンズを保持したレンズ鏡筒と、撮像素子を有した基板と、上記レンズの光軸上に上記撮像素子が位置するように該レンズ鏡筒と該基板とを連結するためのホルダ部材とを備えているカメラモジュールであって、上記レンズ鏡筒は、外周の径が互いに異なる複数の筒部から構成されており、上記複数の筒部のうち、レンズ鏡筒における上記撮像素子の側の端部における筒部の上記径が最も大きく、上記撮像素子の側の端部における筒部以外の筒部における外周に雄ネジが形成されており、上記ホルダ部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したカメラモジュールを提供することができる。
具体的には、本発明のカメラモジュールは、上記レンズ鏡筒の撮像素子側の端部の外周の径(外径)が最も大きくなっている。すなわち、レンズ鏡筒における撮像素子側の端部以外の部分は、レンズ鏡筒における撮像素子側の端部よりも外径が小さい。そして、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部以外の部分に雄ネジが形成されている。一方、上記ホルダ部材は、この雄ネジと噛み合う雌ネジを有している。このように、レンズ鏡筒とホルダ部材とは、レンズ鏡筒における径が小さくなった外周部分において連結している。このように構成すれば、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部にホルダ部材連結用のネジを形成する必要がないため、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部を撮像素子の撮像範囲を広く確保するために径を大きく構成していても、この部分を従来構成のように肉厚にする必要はない。よって、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部の外径を、従来のものよりも小さくすることが可能である。
それゆえ、本発明のカメラモジュールは、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部の外周に、他の構成部材(例えば、ホルダ部材)を配設したとしても、従来のカメラモジュールと比較して、光軸に対して垂直方向のサイズを小型化することが可能となる。
また、本発明に係るカメラモジュールは、上記の構成において、上記ホルダ部材には、上記撮像素子の側の端部における上記筒部を収納できるスペースが設けられていることが好ましい。
上述したように、本発明の構成によれば、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部の外径を従来のものよりも小さくすることが可能であるため、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部における上記筒部を、上記ホルダ部材の上記スペースに収納したとしても、該スペースのサイズ(内径)を、従来のものよりも小さく構成することができる。よって、本発明の構成によれば、従来のカメラモジュールと比較して、光軸に対して垂直方向のサイズを小型化することが可能となる。
また、本発明に係るカメラモジュールは、上記の構成において、上記スペースは、ホルダ部材における上記基板の側の端部に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部を、上記基板に近いところに配置することができる。これにより、上記スペースがホルダ部材における上記基板の側の端部に形成されていない場合と比較して、レンズ鏡筒における撮像素子側とは反対側の端部から、基板までの長さ(光軸方向の長さ)を短くすることができる。
そして、本発明に係るカメラモジュールは、上記の構成において、上記複数の筒部は、内周の径が互いに異なっており、そのうち上記撮像素子の側の端部における筒部における内周の径が最も大きく、上記撮像素子の側の端部における筒部における内周には、上記レンズを固定するための固定部材が保持されていることが好ましい。
上記の構成によれば、レンズを固定するための固定部材が保持されていることから、レンズをレンズ鏡筒に直接固定する構成が不要であるとともに、固定部材を、レンズ鏡筒の内径が最も大きい撮像素子の側の端部に保持させた構成であっても、レンズ鏡筒の撮像素子の側の端部には雄ネジが形成されていないことから、従来のカメラモジュールと比較して、レンズ鏡筒の撮像素子の側の端部の外径を小さく構成することができる。
また、本発明に係るレンズユニットは、上述した課題を解決するために、レンズを保持したレンズ鏡筒と、該レンズ鏡筒を支持するための支持部材とを備えているレンズユニットであって、上記レンズ鏡筒は、外周の径が互いに異なる複数の筒部から構成されており、上記複数の筒部のうち、レンズ鏡筒の一端部の筒部の上記径が最も大きく、上記一端部の筒部以外の筒部における外周に雄ネジが形成されており、上記支持部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したレンズユニットを提供することができる。
具体的には、本発明のレンズユニットは、上記レンズ鏡筒における一端部の外周の径(外径)が最も大きくなっている。すなわち、レンズ鏡筒の一端部以外の部分は、外径が小さい。そして、レンズ鏡筒の一端部以外の部分に雄ネジが形成されている。一方、上記支持部材は、この雄ネジと噛み合う雌ネジを有している。このように、レンズ鏡筒と支持ダ部材とは、レンズ鏡筒における径が小さくなった外周部分において連結している。このように構成すれば、レンズ鏡筒の一端部にホルダ部材連結用のネジを形成する必要がないため、レンズ鏡筒の一端部を撮像素子の撮像範囲を広く確保するために径を大きく構成していても、この部分を従来構成のように肉厚にする必要はない。よって、レンズ鏡筒の一端部の外径を、従来のものよりも小さくすることが可能である。
それゆえ、本発明のレンズユニットは、レンズ鏡筒の一端部の外周に、他の構成部材(例えば、支持部材)を配設したとしても、従来の構造と比較して、光軸に対して垂直方向のサイズを小型化することが可能となり、本発明のレンズユニットをカメラモジュールとして用いた場合には、そのカメラモジュールにおける光軸に対して垂直方向のサイズを小型化することが可能である。
そして、本発明に係るレンズユニットは、上記の構成において、上記支持部材には、上記一端部の筒部を収納できるスペースが設けられていることが好ましい。
上述したように、本発明の構成によれば、レンズ鏡筒の一端部の外径を従来のものよりも小さくすることが可能であるため、該一端部を、上記ホルダ部材の上記スペースに収納したとしても、該スペースのサイズ(内径)を、従来のものよりも小さく構成することができる。よって、本発明の構成によれば、従来の構造と比較して、光軸に対して垂直方向のサイズを小型化することが可能となる。
そして、本発明に係るレンズユニットは、上記の構成において、上記複数の筒部は、内周の径が互いに異なっており、上記一端部の筒部における内周の径が最も大きく、上記一端部の筒部における内周には、上記レンズを固定するための固定部材が保持されていることが好ましい。
上記の構成によれば、レンズを固定するための固定部材が保持されていることから、レンズをレンズ鏡筒に直接固定する構成が不要であるとともに、固定部材を、レンズ鏡筒の内径が最も大きい一端部に保持させた構成であっても、レンズ鏡筒の一端部には雄ネジが形成されていないことから、従来の構造と比較して、レンズ鏡筒の一端部の外径を小さく構成することができる。
また、上記した構成を備えたカメラモジュールと、上記カメラモジュールを保持するための筐体とを備えた撮像装置も本発明の範囲である。
更に、上記した構成を備えたカメラモジュールを備えた携帯電話機についても本発明の範囲である。
本発明に係るカメラモジュールは、以上のように、レンズを保持したレンズ鏡筒と、撮像素子を有した基板と、上記レンズの光軸上に上記撮像素子が位置するように該レンズ鏡筒と該基板とを連結するためのホルダ部材とを備えているカメラモジュールであって、上記レンズ鏡筒は、外周の径が互いに異なる複数の筒部から構成されており、上記複数の筒部のうち、レンズ鏡筒における上記撮像素子の側の端部における筒部の上記径が最も大きく、上記撮像素子の側の端部における筒部以外の筒部における外周に雄ネジが形成されており、上記ホルダ部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴としている。
以上の構成とすれば、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したカメラモジュールを提供することができる。
また、本発明に係るレンズユニットは、以上のように、レンズを保持したレンズ鏡筒と、該レンズ鏡筒を支持するための支持部材とを備えているレンズユニットであって、上記レンズ鏡筒は、外周の径が互いに異なる複数の筒部から構成されており、上記複数の筒部のうち、レンズ鏡筒の一端部の筒部の上記径が最も大きく、上記一端部の筒部以外の筒部における外周に雄ネジが形成されており、上記支持部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴としている。
以上の構成とすれば、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したレンズユニットを提供することができる。
また、カメラモジュールの小型化に伴って、上記のような構成のカメラモジュールを備えた撮像装置及び携帯電話機も小型化することができる。
本発明に係るレンズユニット及びカメラモジュールについての一実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。以下では、まず、本発明に係るレンズユニットの一実施形態について説明し、次に、本発明に係るカメラモジュールの一実施形態について説明する。尚、以下の説明では、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲が以下の実施形態及び図面に限定されるものではない。
図1は、本実施形態におけるレンズユニットの構成を示す斜視図であり、一部が透視図になっている。本実施形態のレンズユニット1は、後述するように撮像素子と組み合わされてカメラモジュールを構成することができ、この撮像素子に被写体の像を届けるべく、1つの光軸を有する光を形成するように構成されている。そのため、本実施形態におけるレンズユニット1は、図1に示すように、ホルダ部材2(支持部材)と、レンズ鏡筒3とを備えている。
図2は、本実施形態におけるレンズユニットの構成を分解して示した分解図である。
上記ホルダ部材2は、図2に示すように、貫通穴を有した構造となっており、貫通穴の一方の開口部側は、後述するレンズ鏡筒3の撮像素子対向部が収納できるように、貫通穴の他方の開口部側に比較して内径が広くなった収納部4(スペース)を構成している。ここで、図2では、貫通穴の一方の開口部側(収納部4)の内径をLで示しており、貫通穴の他方の開口部側の内径をSで示している。貫通穴の他方の開口部側は、収納部4よりも内径が小さく、内壁にはネジ構造が形成された雌ネジ部(雌ネジ)5を構成している。雌ネジ部5の該ネジ構造は、後述するレンズ鏡筒3の雄ネジ部に形成されたネジ構造と噛み合う。尚、収納部4の内壁にネジ構造は形成されていない。
上記レンズ鏡筒3は、ホルダ部材2の貫通穴に挿入され、ネジ留めされる構成となっている。レンズ鏡筒3の詳細な構成について、図3を用いて説明する。
図3は、図1に示したレンズユニット1を切断線X−X´にて切断した状態を示した矢視断面図である。
上記レンズ鏡筒3は、円筒形状を有しており、図3に示すように、一端側には、外周にホルダ部材2の雌ネジ部5の上記ネジ構造と噛み合うネジ構造が形成された雄ネジ部3aが構成されており、他端側には、外周にネジ構造が形成されていない撮像素子対向部3b(レンズ鏡筒における撮像素子の側の端部における筒部、レンズ鏡筒の一端部の筒部)が構成されている。
上記雄ネジ部3aの外周の径(外径)は、撮像素子対向部3bの外周の径(外径)よりも小さくなっている。すなわち、図3に示す雄ネジ部3aの外径Aと、撮像素子対向部3bの外径Bとの関係は、A<Bである。
また、レンズ鏡筒3の内周の径(内径)については、撮像素子対向部3b側が、雄ネジ部3aよりも大きくなった構成となっている。すなわち、図3に示す雄ネジ部3a側の内径A´と、撮像素子対向部3b側の内径B´との関係は、A´<B´である。
このような構造を有するレンズ鏡筒3は、その筒内部に、レンズ群6(レンズ)を保持することができるように構成されている。本実施形態の場合、上記レンズ群6は、径が互いに等しい2つのレンズ6a・6b、及び該レンズ6a・6bよりも径の大きなレンズ6cの計3つのレンズから構成されている。具体的には、2つのレンズ6a・6bは内径A´の部分に、そしてレンズ6cは内径B´の部分に、レンズ6a〜6cの光軸が一致するように保持されている。尚、本実施形態では、レンズ群6が3つのレンズから構成されているが、本発明はこの数に限定されるものではない。
レンズ6cの径(幅)と、撮像素子対向部3bの内径B´とは、後述するように撮像素子対向部3bの端部に撮像素子が組み合わされてカメラモジュールが構成されたときに、撮像範囲が広く確保されるように、撮像素子の受光領域に合わせた大きさとなっている。
レンズ鏡筒3にレンズ6a〜6cを保持する方法としては、特に制限はなく、例えば、レンズ6a〜6cが、両面にレンズ開口が形成されたレンズホルダにレンズが封装されてなるものであれば、レンズ鏡筒3の内壁に該レンズホルダを直接固定して保持させればよい。また、レンズ自体をレンズ鏡筒3に軽圧入する構成であってもよい。
また、レンズ鏡筒3の内壁には、レンズ6a〜6cを所定の位置に位置決めするための構造が形成されていてもよい。
ホルダ部材2とレンズ鏡筒3との組み合わせ方法としては、ホルダ部材2の収納部4側開口部から、レンズ鏡筒3の雄ネジ部3aから上記貫通穴に挿入して、ホルダ部材2の雌ネジ部5のネジ構造に、雄ネジ部3aのネジ構造を噛み合わせることによって行うことができる。ホルダ部材2とレンズ鏡筒3とを組み合わせた後は、接着剤等を用いて両者を固定してもよいが、後述するように、撮像素子とレンズとの焦点距離の調整(フォーカス調整)に用いることができるため、ネジ構造同士の噛み合わせ量を変化させることができるよう、固定しない構成としてもよい。
次に、本実施形態におけるカメラモジュールについて説明する。
図4は、本実施形態におけるカメラモジュールの構成を示した斜視図である。カメラモジュールは、被写体からの光を取り込み、撮像素子12によって受光することによって撮像することができるように構成されている。そのため、カメラモジュール10は、図4に示すように、上述したレンズユニット1と、撮像部材11とを備えている。
図5は、本実施形態におけるカメラモジュールの構成を分解して示した分解図である。
上記撮像部材11は、図5に示すように、撮像素子12と、基板13とを有している。上記撮像素子12は、レンズユニット1を通過した光を受け、電気信号に変換する従来公知の撮像素子である。具体例としては、CCD(charge-coupled device)が挙げられる。変換された電気信号は、図示しない端子を介して、図示しない画像処理装置に向けて出力される。上記基板13は、一表面に上記撮像素子12を有している。また、上記基板13は、レンズ鏡筒3が組み合わされたホルダ部材2と連結している。連結方法としては、上下面にそれぞれホルダの位置決め部と基板の位置決め部を有している連結用の部材を用いて接着する構成であってもよく、また、連結用の部材を設けずにホルダの下面と基板の上面を合わせて接着する構成であってもよい。
図6は、図4に示すカメラモジュール10を、切断線Y−Y´にて切断した状態を示した矢視断面図である。
上記基板13は、図6に示すように、上記一表面における、撮像素子12が配設されていない部分において、ホルダ部材2の収納部4側端部に連結されている。
図6に示す通り、本実施形態のカメラモジュール10は、撮像部材11の撮像素子12の幅Hと、レンズ鏡筒3の撮像素子対向部3b側の内径B´(図3)とは一致するように構成されている。そのため、レンズ6aから、レンズ6b、レンズ6cをこの順で透過した被撮像体(被写体)の光は、撮像部材11の撮像素子12内に確実に受光される。
以上のように本発明に係るカメラモジュールは、レンズ群6を保持したレンズ鏡筒3と、撮像素子12を有した撮像部材11と、上記レンズ群6の光軸上に撮像素子12が位置するようにレンズ鏡筒3と撮像部材11とを連結するためのホルダ部材2とを備え、レンズ鏡筒3の雄ネジ部3aの外周の径(外径)は、撮像素子対向部3bの外周の径(外径)よりも小さくなっており、雄ネジ部3aの外周のみに雄ネジが形成されており、ホルダ部材2の内周には、雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴としている。このように構成することによって、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部にホルダ部材連結用のネジを形成する必要がないため、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部を撮像素子の撮像範囲を広く確保するために径を大きく構成していても、この部分を従来構成のように肉厚にする必要はない。よって、レンズ鏡筒の撮像素子側の端部の外径を、従来のものよりも小さくすることが可能である。
この効果について、図7に基づいて説明する。
図7は、比較例として挙げる、従来の構成を採用したレンズユニットの構成を示した断面図である。
図7に示すように、比較用レンズユニット200では、レンズ群206を保持するためのレンズ鏡筒203の撮像素子対向部203bの外周にネジ構造が形成されている。すなわち、撮像素子対向部203bが雄ネジ部になる。一方、比較用レンズユニット200のホルダ部材202は、撮像素子対向部203bのネジ構造と噛み合うネジ構造を内周面に有している。ここで、撮像素子対向部203bの内径は、図3に示した撮像素子対向部3bの内径B´と等しい大きさとする。比較用レンズユニット200の場合、図7に示すように、撮像素子対向部203bにネジ構造が設けられていることから、壁厚を厚くする必要がある。そのため、そもそも撮像素子対向部203bの内径は撮像素子に合わせて大きく構成されていることから、撮像素子対向部203bの外径は、壁厚が厚くなる分、さらに大きくなっている(図7の径P)。これに対して、図3及び図6に示す本実施形態のレンズユニット1は、撮像素子対向部3bの内径は撮像素子12(図6)に合わせて大きく構成されているが、ネジ構造を形成していないため壁厚を厚くする必要がなく、レンズ鏡筒3の外径を小型化することができる。
加えて、比較用レンズユニット200の場合は、壁厚が厚くなっている撮像素子対向部3bの外周に、ネジ構造が形成されて壁厚が厚くなっているホルダ部材202が配置される。そのため、比較用レンズユニット200の撮像素子対向部203bが位置する部分の外径(光軸に対して垂直方向のサイズ)は、更に大きくなっている。これに対して、図3及び図6に示す本実施形態のレンズユニット1は、撮像素子対向部3bが位置する部分を囲むホルダ部材2は、ネジ構造が形成されておらず、ホルダとしての強度を確保する最低限の厚さで構成することができる。そのため、レンズユニット1における、撮像素子12(図6)に合わせて大きく構成された撮像素子対向部3bが位置する部分の外径の大きさが、比較例のように更に大きくなることはない。
すなわち、本実施形態の構成によれば、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したレンズユニット及びカメラモジュールを提供することができる。
尚、本実施形態では、焦点距離固定のいわゆるパンフォーカスのカメラモジュールについて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、アクチュエータを搭載し、撮像素子とレンズの焦点距離を調整するいわゆるオートフォーカスのカメラモジュールや、レンズ鏡筒3またはホルダ部材2にレバーを設けてそのレバーを回転させることによってフォーカス調整を行うマクロ撮影可能なカメラモジュールにも適用することができる。
ホルダ部材2にレバーを設けた場合の構成について図8に示す。図8に示した構成では、ホルダ部材2にレバー8を一体的(又は別部品であってもよい)に設けるとともに、ホルダ部材2の外周面にカム部9を設けている。さらに、ホルダ部材2の外側にベース部材14を設けている。レンズ鏡筒3はホルダ部材2に対して位置調整後、固定(接着)した状態で、レバー8を所定の角度回動させることによって、ホルダ部材2がベース部材14に対して光軸方向に移動する。
また、アクチュエータを搭載した場合についても図9を用いて説明する。図9に示した構成では、ホルダ部材2の外周部にコイル15が設けられており、更に、磁性体からなるヨーク16に磁石17が固定されている。ヨーク16はベース部材14に固定され、磁石17とコイル15を覆うように形成されている。この構成により、コイル15に電流を流すとコイル15が光軸方向に移動するので、撮像素子12とレンズ群6の距離を可変することができる。
また、本実施形態では、レンズ鏡筒3の撮像素子対向部3bには、レンズ6cが保持されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、レンズ6cの代わりにストッパリングが設けられていてもよい。ストッパリングとしては、特許文献1と同様に、合成樹脂材によってレンズ鏡筒3の撮像素子対向部3bの内径とほぼ等しい外径を有し、レンズ6a及びレンズ6bの光軸と一致する部分に開口部が形成されたリング状を呈したものを用いることができる。
ストッパリングを用いた場合、撮像素子対向部3b内にストッパリングが軽圧入されて、このストッパリングによってレンズ6a及びレンズ6bが所定位置に押し付けられてレンズ鏡筒3の筒内に保持される。
また、本実施形態では、図11及び図12に示した従来技術のカバー部材104を設けない構成について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、カバー部材を備えた構成としてもよい。図10に、カバー部材を備えた構成を示す。
また、本発明に係るカメラモジュールは、以下の構成を特徴としていると換言することができる。
すなわち、カメラモジュールは、撮像素子と、光学レンズと、上記光学レンズを保持する鏡筒と、上記鏡筒を保持するホルダ部材とを備え、上記鏡筒は、その外面に直径の異なる複数の部分を有し、最大直径以外の部分に雄ネジを形成し、上記ホルダ部材の内面に、上記鏡筒に形成したネジと噛み合う雌ネジを形成したことを特徴としていると換言することができる。また、上記の構成において、上記ホルダ部材の内面には、上記鏡筒の最大直径部分を収容可能な凹部を有し、上記鏡筒の最大直径部分を該凹部へ収容したことがこのましく、更には、上記ホルダ部材の鏡筒の最大直径部分を収容可能な凹部は、撮像素子側に形成されており、ホルダ部材と撮像素子で構成される空間の内部に鏡筒が保持されることが好ましい。
最後に、本実施形態のカメラモジュールを備えた携帯電話機について説明する。本実施形態のカメラモジュールは、いわゆるカメラ付き携帯電話機におけるカメラモジュールとして採用することができる。カメラ付き携帯電話機の構成については、従来と同じであるため、説明を省略する。本実施形態のカメラ付き携帯電話機は、カメラ付き携帯電話機内部に設けられた画像処理装置によって、図4〜図6に示した撮像部材11によって撮像された情報を処理することができる。また、撮像部材11によって撮像されて画像処理装置によって処理された画像情報は、カメラ付き携帯電話機の画像表示部(ディスプレイ)に表示することができる。また、本実施形態のカメラ付き携帯電話機は、例えば操作ボタンを用いることによって、カメラモジュールのフォーカス調整を行うことができるように構成してもよい。
このように、本実施形態の携帯電話機は、本実施形態のカメラモジュールを備えていることから、カメラモジュールの小型化に伴って、小型化することができる。
尚、本実施形態では、携帯電話機について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、デジタルカメラや、カメラ付きパソコン等、撮像機能を備えた装置に用いることができる。また、カメラモジュールの小型化を実現したことから、その中でも特に携帯型の撮像装置に好適である。
本発明に係るレンズユニット及びカメラモジュールは、レンズ鏡筒の外周における、径が最も大きい部分以外の部分に雄ネジが形成されており、ホルダ部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されているため、光軸に対して垂直方向のサイズの小型化を実現したレンズユニットを提供することができる。
従って、撮像機能を備えた種々の装置に共通して適用することができ、特に、デジタルカメラや、カメラ付きパソコン等の携帯型の撮像装置に好適である。
本発明の一実施形態に係るレンズユニットの構成を示す斜視図である。 図1に示した本実施形態におけるレンズユニットの構成を分解して示した分解図である。 図1に示したレンズユニットを切断線X−X´にて切断した状態を示した矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの構成を示す斜視図である。 図4に示したカメラモジュールの構成を分解して示した分解図である。 図4に示したカメラモジュールを切断線X−X´にて切断した状態を示した矢視断面図である。 比較例のレンズユニットの構成を示した断面図である。 本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの変形例を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの変形例を示す断面図。 本発明の一実施形態に係るカメラモジュールの変形例を示す断面図。 従来のカメラモジュールの構成を示す斜視図である。 従来のカメラモジュールの構成を分解して示した分解図である。
符号の説明
1 レンズユニット
2 ホルダ部材
3 レンズ鏡筒
3a 雄ネジ部
3b 撮像素子対向部
4 収納部
5 雌ネジ部
6 レンズ群
6a〜6c レンズ
7 カバー部材
8 レバー
9 カム部
10 カメラモジュール
11 撮像部材
12 撮像素子
13 基板
14 ベース部材
15 コイル
16 ヨーク
17 磁石
200 比較用レンズユニット
202 ホルダ部材
203 レンズ鏡筒
203b 撮像素子対向部
206 レンズ群

Claims (9)

  1. レンズを保持したレンズ鏡筒と、撮像素子を有した基板と、上記レンズの光軸上に上記撮像素子が位置するように該レンズ鏡筒と該基板とを連結するためのホルダ部材とを備えているカメラモジュールであって、
    上記レンズ鏡筒は、外周の径が互いに異なる複数の筒部から構成されており、
    上記複数の筒部のうち、レンズ鏡筒における上記撮像素子の側の端部における筒部の上記径が最も大きく、
    上記撮像素子の側の端部における筒部以外の筒部における外周に雄ネジが形成されており、
    上記ホルダ部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴とするカメラモジュール。
  2. 上記ホルダ部材には、上記撮像素子の側の端部における上記筒部を収納できるスペースが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカメラモジュール。
  3. 上記スペースは、ホルダ部材における上記基板の側の端部に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のカメラモジュール。
  4. 上記複数の筒部は、内周の径が互いに異なっており、そのうち上記撮像素子の側の端部における筒部における内周の径が最も大きく、
    上記撮像素子の側の端部における筒部における内周には、上記レンズを固定するための固定部材が保持されていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のカメラモジュール。
  5. レンズを保持したレンズ鏡筒と、該レンズ鏡筒を支持するための支持部材とを備えているレンズユニットであって、
    上記レンズ鏡筒は、外周の径が互いに異なる複数の筒部から構成されており、
    上記複数の筒部のうち、レンズ鏡筒の一端部の筒部の上記径が最も大きく、
    上記一端部の筒部以外の筒部における外周に雄ネジが形成されており、
    上記支持部材には、上記雄ネジと噛み合う雌ネジが形成されていることを特徴とするレンズユニット。
  6. 上記支持部材には、上記一端部の筒部を収納できるスペースが設けられていることを特徴とする請求項5に記載のレンズユニット。
  7. 上記複数の筒部は、内周の径が互いに異なっており、
    上記一端部の筒部における内周の径が最も大きく、
    上記一端部の筒部における内周には、上記レンズを固定するための固定部材が保持されていることを特徴とする請求項5または6に記載のレンズユニット。
  8. 請求項1から4の何れか1項に記載のカメラモジュールと、
    上記カメラモジュールを保持するための筐体とを備えていることを特徴とする撮像装置。
  9. 請求項1から4の何れか1項に記載のカメラモジュールを備えていることを特徴とする携帯電話機。
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