JP2011018080A - 固体撮像素子ユニット及びその製造方法並びに撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 CCDが収納される薄板状のパッケージ11と、パッケージ11を扁平な状態で嵌め込むための貫通孔12aが設けられたプレート12と、パッケージ10の背面部に取り付けられるPCB13と、を備えるCCDユニット(固体撮像素子ユニット)10である。パッケージ11をプレート12の貫通孔12aに扁平な状態で嵌め込み、貫通孔12aの内壁とパッケージ11の側面部11cとの間に形成される間隙dに接着剤14を注入し硬化させることにより、パッケージ11をプレート12に接着固定する。CCDユニット10をデジタルカメラ(撮像装置)1のレンズ鏡筒9aの背面板9bに組み込む。
【選択図】図2
Description
光を入射させる受光面部と、この受光面部の反対側に設けられる背面部と、これら受光面部及び背面部の外縁に沿って設けられる側面部と、を有するとともに前記受光面部と前記背面部とが近接した状態で配置され、内部に固体撮像素子が収納される薄板状の筐体と、
前記筐体を扁平な状態で嵌め込むための貫通孔又は切欠部を有する板状体と、
前記筐体の前記背面部に取り付けられる基板と、を備え、
前記筐体が前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部に扁平な状態で嵌め込まれて前記板状体に固定されてなることを特徴とする。
前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部の内壁と、前記筐体の側面部と、の間に形成される間隙に接着剤を注入し硬化させることにより前記筐体が前記板状体に接着固定されてなることを特徴とする。
前記板状体は、
前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の少なくとも一部に、絞り加工により形成された絞り段部を有することを特徴とする。
前記絞り段部は、
前記板状体の受光面側から背面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の受光面側に凹部を背面側に凸部を各々有するように形成されることを特徴とする。
前記絞り段部は、
前記板状体の背面側から受光面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の背面側に凹部を受光面側に凸部を各々有するように形成されることを特徴とする。
前記絞り段部は、
前記板状体の背面側に端子が配置される場合に、前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の端子近傍部分において、前記板状体の背面側から受光面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の背面側に凹部を受光面側に凸部を各々有するように形成される一方、前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の端子近傍部分を除く部分において、前記板状体の受光面側から背面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の受光面側に凹部を背面側に凸部を各々有するように形成されることを特徴とする。
前記板状体は、
ダイキャスト法により成形され、前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の少なくとも一部に段部を有することを特徴とする。
前記基板は、
前記固体撮像素子が近接する部分に放熱孔を有することを特徴とする。
請求項1から8の何れか一項に記載の固体撮像素子ユニットを備えることを特徴とする。
前記筐体の前記背面部に前記基板を取り付ける基板取付工程と、
前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部に前記筐体を嵌め込む筐体嵌込工程と、
前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部の内壁と前記筐体の側面部との間に形成される間隙に、受光面側から接着剤を注入して硬化させることにより、前記筐体を前記板状体に接着固定する接着剤注入硬化工程と、
を備えることを特徴とする。
前記間隙が前記筐体を挟んで相対する位置に同一幅で形成されている場合に、
前記接着剤注入硬化工程で前記接着剤を前記間隙に同時に同量注入することを特徴とする。
前記接着剤が紫外線硬化型接着剤である場合に、
前記接着剤注入硬化工程で前記間隙に注入した前記接着剤に紫外線を同時に同量照射することを特徴とする。
前記基板取付工程の後に前記接着剤注入硬化工程を実施することを特徴とする。
まず、図1、図2及び図5を用いて、本発明の第1の実施の形態に係るデジタルカメラ1の構成の概要を説明する。本実施の形態に係るデジタルカメラ1は、図1に示すように、矩形板状のボディ2を備えるとともに、ボディ2の前面にレンズ3やストロボ発光部4等を設け、ボディ2の上面にシャッタキー5等を設け、ボディ2の背面に各種キー6、光学ファインダ7、表示部8、カバー9等を設けたものである。
次に、図8及び図9を用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態に係るCCDユニット10のプレート12の構成を一部変更したものであり、その他の構成については第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、変更した構成についてのみ説明することとし、重複する構成については説明を省略する。また、第1の実施の形態と実質的に同一の構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
次に、図10を用いて、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態に係るCCDユニット10のプレート12の構成を一部変更したものであり、その他の構成については第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、変更した構成についてのみ説明することとし、重複する構成については説明を省略する。
次に、図11及び図12を用いて、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態に係るCCDユニット10のプレート12の構成を変更したものであり、その他の構成については第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、変更した構成についてのみ説明することとし、重複する構成については説明を省略する。また、第1の実施の形態と実質的に同一の構成を説明で用いる場合には、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
10 CCDユニット(固体撮像素子ユニット)
10C CCDユニット(固体撮像素子ユニット)
11 パッケージ(筐体)
11a 受光面部
11b 背面部
11c 側面部
11d 端子パッド
12 プレート(板状体)
12a 貫通孔
12b 絞り段部
12A プレート(板状体)
12Aa 貫通孔
12Ab 絞り段部
12B プレート(板状体)
12Ba 貫通孔
12Bb 絞り段部
12Bc 絞り段部
12C プレート(板状体)
12Ca 貫通孔
12Cb 段部
13 PCB(基板)
13a 放熱孔
14 紫外線硬化型接着剤
d 間隙
Claims (13)
- 光を入射させる受光面部と、この受光面部の反対側に設けられる背面部と、これら受光面部及び背面部の外縁に沿って設けられる側面部と、を有するとともに前記受光面部と前記背面部とが近接した状態で配置され、内部に固体撮像素子が収納される薄板状の筐体と、
前記筐体を扁平な状態で嵌め込むための貫通孔又は切欠部を有する板状体と、
前記筐体の前記背面部に取り付けられる基板と、を備え、
前記筐体が前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部に扁平な状態で嵌め込まれて前記板状体に固定されてなることを特徴とする固体撮像素子ユニット。 - 前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部の内壁と、前記筐体の前記側面部と、の間に形成される間隙に接着剤を注入し硬化させることにより前記筐体が前記板状体に接着固定されてなることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子ユニット。
- 前記板状体は、
前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の少なくとも一部に、絞り加工により形成された絞り段部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像素子ユニット。 - 前記絞り段部は、
前記板状体の受光面側から背面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の受光面側に凹部を背面側に凸部を各々有するように形成されることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子ユニット。 - 前記絞り段部は、
前記板状体の背面側から受光面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の背面側に凹部を受光面側に凸部を各々有するように形成されることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子ユニット。 - 前記絞り段部は、
前記板状体の背面側に端子が配置される場合に、前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の端子近傍部分において、前記板状体の背面側から受光面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の背面側に凹部を受光面側に凸部を各々有するように形成される一方、前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の端子近傍部分を除く部分において、前記板状体の受光面側から背面側へ向けた絞り加工により、前記板状体の受光面側に凹部を背面側に凸部を各々有するように形成されることを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子ユニット。 - 前記板状体は、
ダイキャスト法により成形され、前記貫通孔又は前記切欠部の周縁部分の少なくとも一部に段部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像素子ユニット。 - 前記基板は、
前記固体撮像素子が近接する部分に放熱孔を有することを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の固体撮像素子ユニット。 - 請求項1から8の何れか一項に記載の固体撮像素子ユニットを備えることを特徴とする撮像装置。
- 請求項1から8の何れか一項に記載の固体撮像素子ユニットを製造する方法であって、
前記筐体の前記背面部に前記基板を取り付ける基板取付工程と、
前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部に前記筐体を嵌め込む筐体嵌込工程と、
前記板状体の前記貫通孔又は前記切欠部の内壁と前記筐体の側面部との間に形成される間隙に、受光面側から接着剤を注入して硬化させることにより、前記筐体を前記板状体に接着固定する接着剤注入硬化工程と、
を備えることを特徴とする固体撮像素子ユニットの製造方法。 - 前記間隙が前記筐体を挟んで相対する位置に同一幅で形成されている場合に、
前記接着剤注入硬化工程で前記接着剤を前記間隙に同時に同量注入することを特徴とする請求項10に記載の固体撮像素子ユニットの製造方法。 - 前記接着剤が紫外線硬化型接着剤である場合に、
前記接着剤注入硬化工程で前記間隙に注入した前記接着剤に紫外線を同時に同量照射することを特徴とする請求項11に記載の固体撮像素子ユニットの製造方法。 - 前記基板取付工程の後に前記接着剤注入硬化工程を実施することを特徴とする請求項10から12の何れか一項に記載の固体撮像素子ユニットの製造方法。
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KR102301832B1 (ko) * | 2015-02-26 | 2021-09-13 | 엘지이노텍 주식회사 | 스테레오 카메라 |
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