JP2006039480A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を図りつつ、レンズを回転させることなく焦点調整と撮影位置の切替が可能なレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズGを保持するレンズ枠10を光軸方向Lにのみ移動自在に固定枠20に支持させ、レンズ枠10の外周に形成された雄ねじ11に焦点調整リング30の内周に形成された雌ねじ31を螺合させると共に焦点調整リング30に切替リング40を回動自在に支持させ、焦点調整リング30の回動より焦点調整した後、焦点調整リング30と切替リング40を接着固定し、切替リング40及び焦点調整リング30の一体的な回動により撮影位置を切替えることができる構成を採用した。これによれば、レンズ枠10の回転を規制しつつ、焦点調整リング30及び切替リング40の占有スペースを小さくできる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、被写体を撮影するためのレンズを焦点が合った複数の撮影位置に切替ることのできるレンズ駆動装置に関し、特に、携帯電話機等の狭小スペースに搭載可能なレンズ駆動装置に関する。
近接撮影位置(マクロ撮影位置)と他の撮影位置との切替が可能な従来のレンズ駆動装置としては、円筒状の固定枠と、固定枠に挿入されて光軸方向に移動自在に支持されたレンズ枠、レンズ枠の鍔部に光軸方向に突出するように形成された凸部、固定枠の端部に形成された鍔状の端面において光軸方向に突出するように形成された凸部、レンズ枠と固定枠との間に配置されレンズ枠の凸部と接触する第1カム面及び固定枠の凸部と接触する第2カム面を各端面にもつ環状の調整リング、レンズ枠及び調整リングを固定枠に向けて付勢するコイルバネ等を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−170809号公報
ところで、上記のレンズ駆動装置では、調整リングを回動させて第1カム面のカム作用により焦点調整を行った後、調整リングとレンズ枠とを接着固定する。そして、レンズ枠と接着固定された調整リングを回動させると、第2カム面のカム作用により、近接撮影位置と他の撮影位置との切替が行われる。
しかしながら、上記のレンズ駆動装置では、撮影位置の切替を行う際に、調整リングと共にレンズ枠(レンズ)も回転する。レンズが回転すると、レンズを製作する上で生じる僅かな非対称性により、レンズを通じて撮影される像が近接撮影位置と他の撮影位置とにおいて変化し、撮影画像を見る者に違和感を起こさせる可能性がある。
一方、レンズ枠の回転を規制すると、焦点調整及び撮影位置の切替えを調整リングのみで行うことができず、焦点を調整する焦点調整機構及び撮影位置を切替る切替機構の構造が複雑となると共に、装置が大型化する可能性がある。上記のようなレンズ駆動装置を携帯電話機等の狭小なスペースに搭載するには、より小型化する必要があり、焦点調整機構及び切替機構も小型化、簡素化する必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、装置の小型化を図りつつ、レンズを回転させることなく焦点調整及び撮影位置の切替が可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の第1の観点に係るレンズ駆動装置は、レンズを保持するレンズ枠と、レンズ枠を光軸方向にのみ移動自在に支持する固定枠と、レンズ枠の周りにおいて回動自在に固定枠に支持され、回動によりレンズ枠を光軸方向に移動させてレンズの焦点を調整する環状の焦点調整部材と、レンズ枠を合焦位置に調整した状態の焦点調整部材に結合され、回動によりレンズ枠を光軸方向の複数の撮影位置に切替える環状の切替部材と、を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、焦点調整部材を回動させてレンズ枠を合焦位置に調整したのち、焦点調整部材及び切替部材は、例えば、接着により結合される。切替部座が焦点調整部材と結合されると、切替部材と焦点調整部材との一体的な回動により、撮影位置の切替が行われる。一方、レンズ枠は光軸方向にのみ移動可能に固定枠に支持されているので、焦点調整部材及び切替部材の回動によってはレンズ枠(レンズ)は回転することがない。また、焦点調整部材及び切替部材は環状に形成されてレンズ枠の周りに配置されると共に焦点調整後に結合されるので、これらを一箇所に集約して装置における占有スペースを小さくでき、それ故に装置を小型化できる。
上記第1の観点に係る発明において、レンズ枠は、その外周面に雄ねじを有し、焦点調整部材は、その内周面に前記雄ねじに螺合する雌ねじを有し、レンズ枠は、雄ねじ及び雌ねじの相対回転により光軸方向に移動される、構成を採用できる。
この構成によれば、焦点調整時には、焦点調整部材の回動により雄ねじ及び雌ねじが相対的に回転し、レンズ枠が合焦位置に調整される。撮影位置切替時には、切替部材及び焦点調整部材の一体的な回動により雄ねじ及び雌ねじが相対的に回転し、レンズ枠の撮影位置が切り替わる。このように、焦点調整時及び撮影位置切替時のいずれにおいてもねじの螺合によりレンズ枠が光軸方向に移動されるので、焦点調整と撮影位置切替とのために別々にレンズを移動させる機構を設ける必要がなく、装置構成を簡略化できると共に、装置の小径化が可能となる。
上記第1の観点に係る発明において、切替部材及び焦点調整部材は、レンズ枠の前方から調整用治具を係合させ得る係合部をそれぞれ有する、構成を採用できる。
この構成によれば、切替部材及び焦点調整部材の装置内における配置に関わらず、レンズ枠の前方から焦点調整作業を行うことが可能となる。
本発明の第2の観点に係るレンズ駆動装置は、レンズを保持するレンズ枠と、レンズ枠を光軸方向にのみ移動自在に支持する固定枠と、レンズ枠の周りにおける回動によりレンズ枠を光軸方向に移動させてレンズの焦点を調整し、レンズ枠を合焦位置に調整した状態で固定枠に結合された環状の焦点調整部材と、レンズ枠の周りにおいて焦点調整部材に対して相対的に回動自在に支持され、回動によりレンズ枠を光軸方向の複数の撮影位置に切替える環状の切替部材と、を有する、ことを特徴としている。
この構成によれば、焦点調整部材を回動させてレンズ枠を合焦位置に調整したのち、焦点調整部材と固定枠とは、例えば、接着により結合される。切替部材は、焦点調整部材と固定枠との結合の有無に関わらず回動自在となっており、切替部材と焦点調整部材との間の相対的な回転角度位置の調整作業が不要となる。一方、レンズ枠は固定枠に光軸方向にのみ移動可能に支持されているので、焦点調整部材及び切替部材の回動によってはレンズ枠(レンズ)は回転することがない。また、切替部材及び焦点調整部材は、環状に形成されると共にレンズ枠の周りに配置されるので、これらの占有スペースを小さくでき、それ故に装置を小型化できる。
上記第2の観点に係る発明において、焦点調整部材は、一端面においてレンズ枠及び固定枠の一方に当接し光軸方向にカム作用を及ぼすカムを有し、切替部材は、一端面においてレンズ枠及び固定枠の他方に当接し光軸方向にカム作用を及ぼすカムを有し、焦点調整部材及び切替部材は、各々の他端面が互いに当接している、構成を採用できる。
この構成によれば、焦点調整部材及び切替部材は当接しているので、一箇所に集約できてこれらの占有スペースを小さくでき、装置を小型化できる。
上記第2の観点に係る発明において、固定枠に回動自在に支持されると共に焦点調整部材と係合して焦点調整部材を回動させ、レンズ枠を合焦位置に調整した状態で固定枠に結合された回動用部材を有し、回動用部材は、レンズ枠の前方から調整用治具を係合させ得る係合部を有する、構成を採用できる。
この構成によれば、焦点調整部材の装置内における配置に関わらず、レンズ枠の前方から焦点調整作業を行うことが可能となる。
本発明のレンズ駆動装置によれば、装置の小型化を実現しつつ、レンズを回転させることなく焦点調整と撮影位置の切替が可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図9は、本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態を示すものであり、図1は装置の外観を示す斜視図、図2は装置の断面図、図3は装置の分解斜視図、図4はレンズ枠の側面図及び背面図、図5は固定枠の正面図、図6は焦点調整リングの正面図及び断面図、図7は切替リングの側面図及び背面図、図8は近接撮影状態にある装置の斜視図、及び図9は近接撮影状態にある装置の断面図である。
この装置は、図1ないし図3に示すように、レンズGを保持するレンズ枠10、撮像素子としてのCCD100を保持すると共にレンズ枠10を光軸方向Lにのみ移動自在に支持する固定枠20、レンズ枠10を光軸方向Lに移動させてレンズGの焦点を調整する焦点調整部材としての焦点調整リング30、レンズ枠10を複数の撮影位置(通常の撮影位置及び近接撮影位置)に切替える切替部材としての切替リング40、焦点調整リング30とレンズ枠10との間に介在するスプリング50、被写体からの光を通過させる開口を有すると共に固定枠20に螺子61により固定されるカバー60等から構成される。
この装置においては、被写体光が光軸方向LからレンズGに進入し、CCD100の結像面において結像する。また、固定枠20にCCD100を保持させることで、カメラユニットが形成される。
レンズ枠10は、樹脂により略円筒状に形成され、図1〜図3及び図4に示すように、内側にレンズGを保持すると共に、光軸方向Lの先端側の外周面10aに形成された雄ねじ11、雄ねじ11の後方において外周面10aよりも径が大きく形成された円筒面からなる外周面10b、外周面10aと外周面10bとの間の段差により形成されスプリング50の一端部を受け止める環状の受け面10c、外周面10bの周方向の等間隔位置に形成された3つのガイド溝12等を備える。
外周面10bは、固定枠20の後述する内周面20aに摺動可能に嵌合して支持される。ガイド溝12は、外周面10bにおいて光軸方向Lに伸長して形成され、固定枠20の後述する複数のガイド突起22がそれぞれ挿入される。これにより、レンズ枠10は、光軸方向Lにのみ移動自在に固定枠20により支持される。
雄ねじ11は、焦点調整リング30の後述する雌ねじ31と螺合し、焦点調整リング30が回動したときにレンズ枠10を光軸方向Lに移動させる。
固定枠20は、樹脂により形成され、図1〜図3及び図5に示すように、直方体状の外輪郭を有し、後方端にCCD100を保持すると共に、中心部に形成された被写体からの光を通過させる円筒面からなる内周面20a、内周面20aにおいて周方向に等間隔で配列され光軸方向Lに伸長して形成された3つのガイド突起22、光軸方向Lの前端面に設けられた2本の位置決めピン23、光軸方向Lの前端部から突出して形成された3つの支持部25(25A,25B,25C)等を備えている。
ガイド突起22は、レンズ枠10のガイド溝12に挿入され、レンズ枠10の光軸回りの回動を規制すると共に、レンズ枠10を光軸方向Lに案内する。
位置決めピン23は、カバー60に形成された後述する位置決め用孔63に挿入され、固定枠20に対してカバー60を位置決めする。
支持部25は、固定枠20の前面20bにおける3つの隅部に一体的に形成されている。この支持部25は、カバー60が固定されると共に、内側において焦点調整リング30及び切替リング40の外周面を支持する円弧状の支持面25aを有する。尚、支持部25は、固定枠20の前面20bの4つの隅部のうちの一つには形成されていないが、これは、3つの支持部25のうち対角線方向において対向する支持部25A,25Bの間に形成される空間により切替リング40の後述するレバー41の回動範囲を規定するためである。
焦点調整リング30は、樹脂により環状に形成され、図1〜図3及び図6に示すように、切替リング40の後述する内周面40bに嵌合する外周面30a、スプリング50の他端部を受け止める環状の端面30e、内周面30bに形成された雌ねじ31、外周面30aの後端部から突出し光軸方向Lにおいて固定枠20及び切替リング40に当接する鍔状の突出部32、前端面において周方向の等間隔位置に形成されレンズ枠10の前方から調整用の治具を係合させる係合部としての3つの凹部33等を備える。
外周面30aは、円筒面からなり、切替リング40を光軸周りに回転自在に支持する。すなわち、焦点調整リング30と切替リング40とが接着固定(結合)されていない状態では、焦点調整リング30と切替リング40とは相対的な回転角度位置を調整可能に互いに嵌合している。
雌ねじ31は、レンズ枠10の雄ねじ11に螺合しており、焦点調整リング30が回動されると、レンズ枠10を光軸方向Lの前方又は後方に移動させる。これにより、レンズGのCCD100の結像面に対する位置を調整することができる。
凹部33は、レンズ枠10の前面側から図示しない焦点調整用の治具(の爪)を受け入れて治具と係合させるものであり、治具を凹部33に挿入して光軸回りに回動させると、焦点調整リング30は回動する。
突出部32は、切替リング40の外径と略同じ外径をもつように形成されて、固定枠20の前面20bに当接して光軸方向Lの移動が規制されていると共に、その前面32aが切替リング40に当接し、切替リング40の光軸方向Lの移動を規制している。
切替リング40は、樹脂により環状に形成され、図1〜図3及び図7に示すように、外周面40aから突出して設けられたレバー41、焦点調整リング30に摺動可能に嵌合する内周面40b、焦点調整リング30に当接する環状の端面40e、内周面40bの周方向の等間隔位置に形成され、レンズ枠10の前方から調整用の治具を係合させる係合部としての4つの凹部43、前端面に形成されたカバー60が設置される段部44等を備える。
切替リング40は、その内周面40bが焦点調整リング30の外周面30aに摺動可能に嵌合され、接着固定(結合)される前の状態では、焦点調整リング30に対して回動自在に支持される。このように、内周面40bを外周面30aに嵌合する構造を採用することにより、焦点調整リング30及び切替リング40の光軸方向Lにおける寸法が短縮され、又、焦点調整リング30に対して切替リング40の回転角度位置を容易に調整することができる。
端面40eは、焦点調整リング30における突出部32の前面32aに当接している。これにより、切替リング40の光軸方向Lの移動が規制される。
凹部43は、レンズ枠10の前方から調整用の治具(の爪)を受け入れて係合させるものであり、治具を凹部43に挿入して光軸回りに適宜回動させることで、焦点調整リング30に対する切替リング40の相対的回転角度位置が調整される。
尚、切替リング40には、焦点調整リング30に接着固定される前は、焦点調整リング30に対して回動自在となっており、切替リング40を回動させてもレンズ枠10は移動しない。また、切替リング40は、レバー41が固定枠20の前面20bから突出する2つの支持部25A,25Bの間で回動可能となっている。
レバー41は、図1に示すように、R1方向及びR2方向に回動可能となっており、レンズ駆動装置が携帯電話機等の機器に組み込まれたときに、機器に備わる撮影位置切替用の操作部と連結される。この操作部を通じてレバー41をR1方向及びR2方向に回動させることにより、切替リング40が回動され、レンズ枠10が複数の撮影位置に切り替わる。
スプリング50は、コイル状に形成され、図2及び図3に示すように、一端部がレンズ枠10の受け面10cに受け止められ、他端部が焦点調整リング30の端面30eに受け止められ、レンズ枠10と焦点調整リング30とを離隔させる向きに付勢している。これにより、雄ねじ11と雌ねじ31との間にガタが発生するのを防ぎ、レンズ枠10を円滑に移動させることができる。
カバー60は、金属板で形成され、図1〜図3に示すように、位置決め用孔63、円形の開口64等を備えている。
カバー60は、その開口64に切替リング40の段部44が嵌め込まれ、固定枠20に螺子61により固定される。これにより、カバー60は、切替リング40が光軸方向Lの前方へ移動するのを規制する。
次に、上記レンズ駆動装置の焦点調整作業について説明する。
先ず、焦点調整リング30及び切替リング40の凹部33,43にそれぞれ治具を挿入し、切替リング40を所定の基準位置に位置決めする。この状態では、レバー41は、図1に示すように、固定枠20の支持部25Aに対向する位置に配置され、レンズ枠10(レンズG)は、通常の撮影位置に位置決めされる。尚、切替リング40の基準位置をレバー41が支持部25Aに当接する位置とすることも可能である。
この状態で、焦点調整用の基準パターン(画像)を、レンズGを通じてCCD100により撮影しながら焦点調整リング30を回動させ、レンズGの焦点がCCD100の結像面に合うようにレンズ枠10の位置を合焦位置に調整する。このとき、レンズ枠10(レンズG)は、光軸回りの回転が規制されつつ、螺合する雄ねじ11及び雌ねじ31の相対回転により光軸方向Lに進退する。また、切替リング40は、焦点調整リング30と未だ接着固定されていないので、焦点調整リング30の回動に関わらず一定の回転位置に留まる。
レンズGの焦点が合う合焦位置は、焦点調整リング30の回動に応じて変化するCCD100の撮影画像に基づいて決定する。
次いで、CCD100の結像面にレンズGの焦点が合ったところで、焦点調整用リング30と切替リング40とを接着固定(結合)する。焦点調整用リング30及び切替リング40は互いに当接して配置されているので、容易に接着固定できる。これにより、焦点調整作業が完了する。
次に、上記レンズ駆動装置の撮影位置の切替操作について、図1、図2、図8及び図9を参照して説明する。
切替リング40のレバー41は、通常の撮影位置において、図1及び図2に示すように、固定枠20の支持部25Aに対向する位置にある。この位置では、レンズ枠10(レンズG)は、通常の撮影位置に位置決めされているので、通常の距離での被写体の撮影が可能である。
この位置から、図8に示すように、レバー21をR2方向に回転させると、切替リング40と焦点調整用リング30とが一体的に回転する。これにより、レンズ枠10(レンズG)は、図9に示すように、螺合する雄ねじ11及び雌ねじ31の相対回転により光軸方向Lの前方に繰り出される。そして、レンズ枠10(レンズG)は、レバー21が固定枠20の支持部25Bに対向する所定位置に達したところで、近接撮影位置に位置決めされる。これにより、近接距離での被写体の撮影が可能となる。
尚、レンズ枠10は、そのガイド溝12とこれに挿入された固定枠20のガイド突起22により光軸回りの回転が規制されつつ光軸方向Lにのみに案内されるため、通常の撮影位置と近接撮影位置とにおいてレンズGの光学特性は変化せず、それ故に、CCD100では、好ましい撮影画像が常に得られる。
以上のように、本実施形態によれば、レンズ枠10は、焦点調整時及び撮影位置切替時のいずれにおいても、螺合する雄ねじ11及び雌ねじ31の相対回転により光軸方向Lに駆動されるので、レンズ枠10を駆動する機構を焦点調整及び撮影位置切替のために別々に設けた場合と比べて、大幅に簡略化することができる。
図10ないし図17は、本発明に係るレンズ駆動装置の他の実施形態を示すものであり、図10は装置の外観を示す斜視図、図11は通常の撮影位置にある装置の断面図、図12は装置の分解斜視図、図13はレンズ枠の正面図及び側面図、図14は固定枠の正面図及び断面図、図15は焦点調整リングの背面図及び側面図、図16は切替リングの側面図及び正面図、及び図17は近接撮影位置にある装置の断面図である。である。
この装置は、図10ないし図13に示すように、IRフィルタ201及びレンズGを保持するレンズ枠110、撮像素子としてのCCD200を保持すると共にレンズ枠110を光軸方向Lにのみ移動自在に支持する固定枠120、回動によりレンズ枠110を光軸方向Lに移動させてレンズGの位置を調整する焦点調整部材としての焦点調整リング130、焦点調整リング130に対して回動自在に支持され、回動によりレンズ枠10を光軸方向Lに移動させて複数の撮影位置(通常の撮影位置及び近接撮影位置)に切替える切替部材としての切替リング140、カバー160とレンズ枠110との間に介在するスプリング150、被写体からの光を通過させる開口を有し固定枠120に回動自在に保持されると共に焦点調整リング130と係合して焦点調整リング130を回動させる回動用部材としてのカバー160、スプリング150の一端部を受止める環状の受け部材170、カバー160の前面側に配置されると共に固定枠120に螺子181により固定されカバー160の光軸方向Lの移動を規制する環状の押え部材180等から構成される。
この装置においては、被写体光が光軸方向LからレンズGに進入し、CCD200の結像面において結像する。また、固定枠120にCCD200を保持させることで、カメラユニットが形成される。
レンズ枠110は、樹脂により円筒状に形成され、図10〜図13に示すように、内側にレンズG及び矩形状のIRフィルタ201を保持すると共に、固定枠120に光軸方向Lに移動可能に支持される外周面110aと、外周面110aにおいて周方向の等間隔位置に径方向外側へ突出して形成された3つの突出片111等を備える。
外周面110aは、円筒面からなり、固定枠120の後述する内周面121bに摺動可能に嵌合して支持される。
突出片111は、固定枠120の後述するガイド溝122に挿入されて光軸方向Lに案内される。これにより、レンズ枠110は、光軸方向Lにのみ移動自在に固定枠120により支持される。また、突出片111は、前面111aにより受け部材170を支持すると共に、後面111bが切替リング140の後述するカム141と係合して光軸方向Lにおいてカム作用を受ける。
固定枠120は、樹脂により形成され、図10〜図12及び図14に示すように、矩形状の板状部120aの前面から光軸方向Lに突出する第1円筒部121、第1円筒部121の外周に同軸に形成された第2円筒部123、CCD200を保持する保持部126、板状部120aの前面の第1円筒部121と第2円筒部123の間において周方向の等間隔位置に突出して形成され焦点調整部材130の後述するカム131に係合する3つの凸部127等を備えている。
第1円筒部121は、焦点調整リング130及び切替リング140を回動自在に支持する外周面121a、円筒面からなる内周面121b、周方向の等間隔位置に光軸方向Lに伸長して形成された3つのガイド溝122等を備える。
内周面121bには、レンズ枠110の外周面110aが摺動可能に嵌合し、内周面121bは、レンズ枠110を光軸方向Lに移動自在に支持する。
ガイド溝122は、レンズ枠110の突出片111が挿入され、突出片111を光軸方向に案内する。これにより、レンズ枠110は、光軸方向Lにのみ移動自在に固定枠120により支持される。
第2円筒部123は、その先端部においてカバー160を回動自在に支持すると共に、円弧状に形成された2つの切欠部124,125を有する。
切欠部124は、焦点調整リング130の後述するレバー132及びカバー160の後述する突出片161が挿入され、焦点調整リング130及びカバー160の回動範囲を規定している。
切欠部125は、切替リング140の後述するレバー142が挿入され、切替リング140の回動範囲を規定している。
焦点調整リング130は、樹脂により環状に形成され、図10〜図12及び図15に示すように、第1円筒部121の外周面121aに摺動可能に嵌合する内周面130b、切替リング140に当接する他端面としての環状の前端面130f、一端面としての後端面130eに形成された3つのカム131、外周面130aに突出して形成されたレバー132等を備える。
カム131は、図15に示すように、焦点調整リング130の後端面131eにおいて周方向の等間隔位置に3つ形成されている。カム131は、それぞれ固定枠120の凸部127に係合し、光軸方向Lにカム作用を及ぼす。すなわち、焦点調整リング130が固定枠120に接着固定(結合)される前の状態で回動すると、焦点調整リング130自体がカム131のカム作用により光軸方向Lに進退する。この焦点調整リング130の移動によりレンズGの焦点のCCD200に対する調整が行われる。
レバー132は、固定枠120の切欠部124を通じて第2円筒部123の外側へ突出している。これにより、外部からレバー132を操作して焦点調整リング130を回動させることができる。
切替リング140は、樹脂により環状に形成され、図10〜図12及び図16に示すように、第1円筒部121の外周面121aに摺動可能に嵌合する内周面140b、一端面としての環状の前端面140fに形成された3つのカム141、焦点調整リング130の環状の前端面130fに当接する他端面としての環状の後端面140e、外周面140aに突出して形成されたレバー142等を備える。
カム141は、図16に示すように、切替リング140の前端面140fの後方に位置する平坦なカム面141a、カム面141aに隣接する傾斜面からなるカム面141b及びカム面141bに隣接しカム面141bよりもさらに後方に位置する平坦なカム面141cで構成される。
カム141は、レンズ枠110に(おける突出片111の後面111bに)当接して光軸方向Lにカム作用を及ぼし、レンズ枠110(レンズG)を複数の撮影位置である近接撮影位置と通常の撮影位置に位置決めする。すなわち、カム面141aはレンズ枠110を近接撮影位置に位置決めし、カム面141cはレンズ枠110を通常の撮影位置に位置決めし、カム面141bはレンズ枠110を近接撮影位置と通常の撮影位置との間で駆動する。
レバー142は、固定枠120の切欠部125を通じて第2円筒部123の外側に突出している。これにより、外部からレバー142を操作して切替リング140を回動させることができる。
尚、レバー142は、レンズ駆動装置が携帯電話機等の機器に組み込まれたときに、機器に備わる撮影位置切替用の操作部と連結され、操作部を通じてレバー142を回動させることにより、切替リング140が回動される。
スプリング150は、コイル状に形成され、図11及び図12に示すように、その一端部がカバー160に受け止められると共にその他端部が受け部材170により受け止められることにより、レンズ枠110を固定枠120に向けて付勢している。尚、受け部材170は、レンズ枠110の突出片111により支持されている。これにより、カム131と凸部127及びカム141と突出片111が確実に係合し、円滑なカム作用が得られる。
カバー160は、樹脂により環状に形成され、図10〜図12に示すように、被写体からの光を通過させる開口を有すると共に、その後端部において後方に伸長して形成された突出片161、その前端面に形成されると共に押え部材180の円孔180aが嵌め込まれる3つの円弧状の突起162、突起162の間に形成されレンズ枠110の前方から調整用の治具を係合させる係合部としての3つの凹部163等を備えている。
突出片161は、図12に示すように、光軸方向Lに伸長する切欠部161aを備えている。突出片161は、固定枠120の切欠部124に挿入されると共に、その切欠部161aにレバー132が挿入される。切欠部161aにレバー132が挿入されることにより、回動用部材としてのカバー160と焦点調整部材としての焦点調整リング130とが係合する。これにより、レンズ枠110の前方からカバー160を介して焦点調整リング130を回動させることができ、焦点調整リング130の配置に関わらず、レンズ枠110の前方から調整作業をすることができる。
次に、上記レンズ駆動装置の焦点調整作業について説明する。
先ず、切替リング140のカム面141cをレンズ枠110の突出片111に当接させてレンズ枠110(レンズG)を通常の撮影位置に位置決めすると共に、カバー160の凹部163に治具を挿入する。
次いで、焦点調整用の基準パターン(画像)を、レンズGを通じてCCD200により撮影しながら、カバー160を介して焦点調整リング130を回動させ、レンズGの焦点がCCD200の結像面に合うようにレンズ枠110(レンズG)を合焦位置に調整する。このとき、レンズ枠110(レンズG)は、光軸回りの回転が規制されつつ、焦点調整リング130のカム131のカム作用により光軸方向Lに進退する。また、切替リング140は、焦点調整リング130と結合されないので、焦点調整リング130の回動に関わらず一定の回転位置に留まる。
レンズGの焦点がCCD200の結像面に合う合焦位置は、焦点調整リング130の回動に応じて変化するCCD200の撮影画像に基づいて決定する。
次いで、CCD200の結像面にレンズGの焦点が合ったところで、焦点調整用リング130を固定枠120に接着固定(結合)すると共に、カバー160を固定枠120に接着固定(結合)する。焦点調整用リング130及びカバー160は、固定枠120に当接しているので、容易に接着固定できる。これにより、焦点調整作業が完了する。
次に、上記レンズ駆動装置の撮影位置の切替操作について、図10、図11及び図17を参照して説明する。
切替リング140のレバー142を操作して図10に示すR1方向に回転させると、カム141のカム面141cとレンズ枠110の突出片111とが係合した状態となり、レンズ枠110は、図11に示すように、後方に繰り込まれて通常の撮影位置に位置決めされる。この位置では、レンズ枠110(レンズG)は、通常の距離での被写体の撮影が可能である。
この位置から、切替リング140のレバー142を操作して図10に示すR2方向に回転させると、突出片111はカム141のカム面141bと当接し、図17に示すように、レンズ枠110は前方へ繰り出される。突出片111がカム141のカム面141aに達したところで、レンズ枠110は、近接撮影位置に位置決めされる。これにより、近接距離での被写体の撮影が可能となる。
尚、レンズ枠110は、光軸回りの回転が規制されつつ光軸方向Lにのみ移動自在に支持されているため、通常の撮影位置と近接撮影位置とにおいてレンズGの光学特性は変化せず、CCD200では、好ましい撮像画像が常に得られる。
以上のように、本実施形態によれば、切替リング140にカム141を用いることで、ねじ機構と比べて、レンズ枠110の通常の撮影位置及び近接撮影位置への位置決めが容易となる。
上記実施形態においては、レンズ枠10,110を通常の撮影位置に位置決めした状態で焦点調整を行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、レンズ枠10,110を近接撮影位置に位置決めした状態で焦点調整を行うことも可能である。
上記実施形態においては、切替リング140を光軸方向Lの前方、焦点調整リング130を後方に配置した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、焦点調整リング130を前方に配置し、切替リング140を後方に配置することも可能である。
図1〜図9において説明したレンズ駆動装置では、雄ねじ11と雌ねじ31の螺合によりレンズ枠10を駆動する場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、レンズ枠10の駆動にカムを用いることも可能である。この場合には、例えば、レンズ枠10と焦点調整リング30とを光軸方向Lにおいて当接させ、焦点調整リング30と切替リング40との間に焦点調整用のカムを設けると共に、カバー60と切替リング40との間に撮影位置切替用のカムを設け、焦点調整後に焦点調整リング30と切替リング40とを接着固定(結合)する構成とする。
図10〜図17において説明したレンズ駆動装置では、カム131,141によりレンズ枠110を駆動する場合について説明したが、これに限定されるわけではなく、レンズ枠110の駆動にねじを用いることも可能である。この場合には、例えば、光軸方向Lにおいて切替リング140とレンズ枠110とを当接させ、切替リング140と焦点調整リング130とを光軸方向Lにおいて相対位置を調整可能に螺合させると共に焦点調整リング130と固体枠120とを光軸方向Lにおいて相対位置を調整可能に螺合させ、焦点調整後に焦点調整リング130と固体枠120とを接着固定(結合)する構成とする。
以上述べたように、本発明のレンズ駆動装置は、携帯電話機、携帯型パーソナルコンピュータなどの小型化、軽量化が要求される携帯情報端末機等に搭載されるディジタルカメラユニットのレンズ駆動装置として適用することができるのはもちろんのこと、レンズの駆動を要するものであれば、その他のレンズ光学系においても有用である。
本発明に係るレンズ駆動装置の一実施形態の外観を示す斜視図である。 レンズ駆動装置の内部構造を示す断面図である。 レンズ駆動装置の分解斜視図である。 (a)はレンズ枠の側面図であり、(b)はレンズ枠の背面図である。 固定枠の正面図である。 (a)は焦点調整リングの正面図であり、(b)は(a)のC−C線方向の断面図である。 (a)は切替リングの側面図であり、(b)は背面図である。 近接撮影状態にあるレンズ駆動装置の概観を示す斜視図である。 近接撮影状態にあるレンズ駆動装置の内部構造を示す断面図である。 本発明に係るレンズ駆動装置の他の実施形態の外観を示す斜視図である。 レンズ駆動装置の内部構造を示す断面図である。 レンズ駆動装置の分解斜視図である。 (a)はレンズ枠の正面図であり、(b)はレンズ枠の側面図である。 (a)は固定枠の正面図であり、(b)は(a)のD−D線方向の断面図である。 (a)は焦点調整リングの側面図であり、(b)は背面図である。 (a)は切替リングの正面図であり、(b)は切替リングの側面図である。 近接撮影状態にあるレンズ駆動装置の内部構造を示す断面図である。
符号の説明
L…光軸方向
G…レンズ
10…レンズ枠
10a,10b…外周面
10c…受け面
11…雄ねじ
12…ガイド溝
20…固定枠
25A,25B,25C…支持部
30…焦点調整リング
30a…外周面
31…雌ねじ
40…切替リング
40b…内周面
41…レバー
50…スプリング
60…カバー
100,200…CCD
110…レンズ枠
111…突出片
120…固定枠
122…ガイド溝
127…凸部
130…焦点調整リング(焦点調整部材)
130f…前端面(他端面)
130e…後端面(一端面)
131…カム
140…切替リング(切替部材)
140f…前端面(一端面)
140e…後端面(他端面)
141…カム
150…スプリング
160…カバー(回動用部材)
170…受け部材
180…押え部材

Claims (6)

  1. レンズを保持するレンズ枠と、
    前記レンズ枠を光軸方向にのみ移動自在に支持する固定枠と、
    前記レンズ枠の周りにおいて回動自在に前記固定枠に支持され、回動により前記レンズ枠を光軸方向に移動させて前記レンズの焦点を調整する環状の焦点調整部材と、
    前記レンズ枠を合焦位置に調整した状態の前記焦点調整部材に結合され、回動により前記レンズ枠を光軸方向の複数の撮影位置に切替える環状の切替部材と、を有する、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記レンズ枠は、その外周面に雄ねじを有し、
    前記焦点調整部材は、その内周面に前記雄ねじに螺合する雌ねじを有し、
    前記レンズ枠は、前記雄ねじ及び雌ねじの相対回転により前記光軸方向に移動される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記切替部材及び焦点調整部材は、前記レンズ枠の前方から調整用治具を係合させ得る係合部をそれぞれ有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ駆動装置。
  4. レンズを保持するレンズ枠と、
    前記レンズ枠を光軸方向にのみ移動自在に支持する固定枠と、
    前記レンズ枠の周りにおける回動により前記レンズ枠を光軸方向に移動させて前記レンズの焦点を調整し、前記レンズ枠を合焦位置に調整した状態で前記固定枠に結合された環状の焦点調整部材と、
    前記レンズ枠の周りにおいて前記焦点調整部材に対して相対的に回動自在に支持され、回動により前記レンズ枠を光軸方向の複数の撮影位置に切替える環状の切替部材と、を有する、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  5. 前記焦点調整部材は、一端面において前記レンズ枠及び固定枠の一方に当接し光軸方向にカム作用を及ぼすカムを有し、
    前記切替部材は、一端面において前記レンズ枠及び固定枠の他方に当接し光軸方向にカム作用を及ぼすカムを有し、
    前記焦点調整部材及び切替部材は、各々の他端面が互いに当接している、
    ことを特徴とする請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記固定枠に回動自在に支持されると共に前記焦点調整部材と係合して前記焦点調整部材を回動させ、前記レンズ枠を合焦位置に調整した状態で前記固定枠に結合された回動用部材を有し、
    前記回動用部材は、前記レンズ枠の前方から調整用治具を係合させ得る係合部を有する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のレンズ駆動装置。
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