JP2006278737A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006278737A
JP2006278737A JP2005095789A JP2005095789A JP2006278737A JP 2006278737 A JP2006278737 A JP 2006278737A JP 2005095789 A JP2005095789 A JP 2005095789A JP 2005095789 A JP2005095789 A JP 2005095789A JP 2006278737 A JP2006278737 A JP 2006278737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
processing
tank
liquid
processing liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005095789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4498190B2 (ja
Inventor
Tomomi Iwata
智巳 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2005095789A priority Critical patent/JP4498190B2/ja
Priority to US11/401,668 priority patent/US20060219274A1/en
Publication of JP2006278737A publication Critical patent/JP2006278737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4498190B2 publication Critical patent/JP4498190B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 基板の乾燥不良を防止することができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】 ダウンフローダクト20内の下部に処理槽4が設けられている。処理槽4は複数の基板Wを収納可能な内槽40および内槽40の上部外周を取囲むように設けられた外槽43により形成されている。内槽40の底部には、内槽40内に処理液を供給するための処理液供給管41および内槽40内の処理液を排出するための処理液排出管42が接続されている。外槽43の底部には、内槽40から流れ出し、外槽43内に流れ込む処理液を排出するための処理液排出管44が接続されている。内槽40の側壁の上部に複数の貫通孔40hが形成されている。また、内槽40の側壁において、複数の貫通孔40hの近傍には、それら複数の貫通孔40hを開閉可能な液面調整シャッタ40sおよびシャッタ駆動部40Dが設けられている。制御部70がシャッタ駆動部40Dを制御することにより、複数の貫通孔40hの開閉動作が制御される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板に種々の処理を行う基板処理装置に関する。
従来より、半導体ウェハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板等の基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。
複数の基板を処理液が貯留された処理槽に浸漬し、洗浄処理を行う基板処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。この基板処理装置においては、処理槽内で基板の表面が薬液および純水により洗浄処理される。洗浄処理の施された基板は処理槽内から引き上げられる。
洗浄処理後の基板に純水が付着していると、基板にパーティクルが付着し易くなる。また、基板に付着した純水が自然乾燥すると、基板にウォーターマークが形成される。したがって、特許文献1の基板処理装置においては、基板の処理槽内からの引き上げ時に乾燥処理が行われている。乾燥処理は、次のように行われる。
図6は、特許文献1の基板処理装置による基板の乾燥処理を説明するための図である。図6(a)に示すように、洗浄処理終了時において、基板Wは純水L1の満たされた処理槽562内に存在する。
その後、図6(b)に示すように、基板Wはリフタ563とともに上昇を開始する。それにより、基板Wは純水L1から外部雰囲気中に徐々に露出していく。
そこで、基板Wと純水L1の液面TL1との相対移動と並行して、窒素ガスFGが窒素ガス噴射部565から液面直上で露出する基板Wの表面に対して連続的に噴射される。窒素ガスFGは、処理槽562に貯留された純水L1の液面TL1の直上を通過し、窒素ガス排気部568から排気される。
窒素ガスFGが基板Wに吹き付けられることにより、露出する基板Wに付着した純水L1が吹き飛ばされる。また、窒素ガスFGにより発生する気流は、液面TL1近傍の雰囲気の湿度を低下させるので、基板Wに付着する純水L1の蒸発が促進される。
上記のように乾燥処理が行われることにより、基板Wが処理槽562から完全に引き上げられる際には基板Wの全面が乾燥する。
特開平11−354488号公報
ここで、上記の特許文献1の基板処理装置においては、乾燥処理時に窒素ガスFGが純水L1の液面TL1の直上を通過するので、その液面TL1に乱れが発生する場合がある。このような液面TL1の乱れは、基板Wの乾燥不良の要因となる。
本発明の目的は、基板の乾燥不良を防止することができる基板処理装置を提供することである。
本発明に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う基板処理装置であって、処理液を貯留する処理槽と、処理槽内の処理液中と処理槽の上方位置との間で基板を昇降させる基板昇降手段と、処理槽の上端に沿って、処理槽の一側方から他側方へ気体を供給して、基板昇降手段により処理槽から引き上げられる基板に気体を供給する気体供給手段と、気体供給手段により基板に気体が供給される間に、処理槽に貯留される処理液の液面を処理槽の上端よりも下降させる液面下降手段とを備えるものである。
その発明に係る基板処理装置においては、処理槽に処理液が貯留され、基板昇降手段により処理槽内の処理液中と処理槽の上方位置との間で基板が昇降される。基板が基板昇降手段により処理槽から引き上げられる際には、気体供給手段により処理槽の上端に沿って、処理槽の一側方から他側方へ気体が供給される。これにより、処理槽から引き上げられる基板の部分に効率よく気体を供給することができる。
気体供給手段により基板に気体が供給される間においては、処理槽に貯留される処理液の液面が液面下降手段により処理槽の上端よりも下方に下降される。
これにより、基板に供給される気体により発生する気流が、処理槽の上端で処理液の液面に直接接触することが防止される。それにより、処理液の液面に気流に起因する乱れが発生することが防止される。その結果、処理液の液面が乱れることにより発生する基板の乾燥不良が防止される。
処理槽の側壁の上端より下方の位置に開口が設けられ、液面下降手段は、前記開口を開閉可能な開閉手段を備えてもよい。
この場合、開閉手段により開口が閉じられた状態で処理槽に処理液が継続して供給されると、処理槽内の処理液は処理槽の上端から溢れる。したがって、開閉手段により開口が閉じられた状態では、処理液の液面を処理槽の上端と略同一にすることができる。
一方、開閉手段により開口が開かれた状態で処理槽に処理液が継続して供給されると、処理槽内の処理液は開口を通じて外部に流れ出る。したがって、開閉手段により開口が開かれた状態では、処理液の液面を処理槽の側壁の上端より下方の位置にすることができる。
開口は、水平方向に並ぶように形成された複数の貫通孔であってもよい。この場合、処理槽の側壁の強度を保ちつつ処理液の液面を下降させることができる。
気体はドライエアであってもよい。この場合、気体供給手段により基板にドライエアが供給される。それにより、基板に付着する処理液がドライエアにより置換され、効率的に除去される。
処理液は、純水であってもよい。この場合、基板に気体が供給されることにより、基板に付着する純水が除去されるので、基板の表面にウォータマークが発生することが防止される。
本発明に係る基板処理装置によれば、基板に供給される気体により発生する気流が処理槽の上端で処理液の液面に直接接触することが防止される。それにより、処理液の液面に気流に起因する乱れが発生することが防止される。その結果、処理液の液面が乱れることにより発生する基板の乾燥不良が防止される。
本発明の一実施の形態に係る基板処理装置について説明する。以下の説明において、基板とは、半導体ウェハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板等をいう。
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す模式的断面図である。図1に示すように、本実施の形態に係る基板処理装置100は、処理槽4、ダウンフローダクト20、基板移動機構30、処理液ミキシング装置50、ドライエア発生装置60、制御部70およびファンフィルタユニットFFUを備える。
ダウンフローダクト20の上方にファンフィルタユニットFFUが配置されている。ファンフィルタユニットFFUは、ファンおよびフィルタを備える。ファンフィルタユニットFFUのファンが動作することにより、ダウンフローダクト20内に清浄な下降気流(ダウンフロー)が発生する。
ダウンフローダクト20内の下部に処理槽4が設けられている。処理槽4は複数の基板Wを収納可能な内槽40および内槽40の上部外周を取囲むように設けられた外槽43により形成されている。内槽40は略直方体形状を有する。
内槽40の底部には、内槽40内に処理液を供給するための処理液供給管41および内槽40内の処理液を排出するための処理液排出管42が接続されている。本実施の形態において、内槽40内では基板Wの洗浄処理が行われる。洗浄処理時に内槽40内に供給される処理液は、洗浄液またはリンス液である。
すなわち、内槽40内に洗浄液を供給し、洗浄液の貯留された内槽40内に基板Wを浸漬することにより、基板Wの表面を洗浄する。その後、内槽40内の洗浄液をリンス液に置換する。
洗浄液としては、BHF(バッファードフッ酸)、DHF(希フッ酸)、フッ酸、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、酢酸、シュウ酸またはアンモニア等の薬液が用いられる。リンス液としては、純水、炭酸水、水素水、電解イオン水等が用いられる。
本実施の形態では、処理液供給管41が処理液ミキシング装置50に接続されている。処理液ミキシング装置50には、例えば薬液および純水が供給されている。処理液ミキシング装置50は、供給される薬液および純水を所定の割合で混合することができる。したがって、処理液ミキシング装置50は、薬液、純水またはそれらの混合液を洗浄液またはリンス液として処理液供給管41を介して内槽40内に供給する。
外槽43の底部には、内槽40の上部から溢れ出し(オーバーフロー)、外槽43内に流れ込む処理液を排出するための処理液排出管44が接続されている。
本実施の形態においては、内槽40の側壁の上部に複数の貫通孔40hが形成されている。また、内槽40の側壁において、複数の貫通孔40hの近傍には、それら複数の貫通孔40hを開閉可能な液面調整シャッタ40sおよびシャッタ駆動部40Dが設けられている。詳細は後述する。
内槽40の上方位置に基板移動機構30が設けられている。基板移動機構30は複数の基板Wを保持する保持部33を上下方向に移動させる。
ダウンフローダクト20の上部には、搬送エリアTEが設けられている。搬送エリアTEは、基板Wを保持する保持部33と図示しない搬送機構との間で基板Wの受け渡しを行う際に用いられる。
搬送エリアTEを取囲むダウンフローダクト20の部分において、対向する2つの側面にはそれぞれ開口20hが形成されている。2つの開口20hの近傍には、それぞれ開口20hを開閉可能なシャッタSHおよびシャッタ駆動部SDが設けられている。シャッタ駆動部SDは、シャッタSHを駆動することによりダウンフローダクト20の開口20hの開閉を行う。
例えば、シャッタSHが開くことにより、洗浄処理前の基板Wを保持する搬送機構(図示せず)がダウンフローダクト20内に搬入され、保持部33に基板Wが受け渡される。また、洗浄処理後の基板Wを保持部33から受け渡された搬送機構(図示せず)がダウンフローダクト20内から、ダウンフローダクト20外に搬出される。
処理槽4の上端部近傍に位置するダウンフローダクト20の部分において、対向する2つの側面にはそれぞれドライエア供給ダクト62およびドライエア排気ダクト63が取り付けられている。ドライエア供給ダクト62は配管61を介してドライエア発生装置60と接続されている。
ドライエア発生装置60により発生されたドライエアDFが、配管61を通じてドライエア供給ダクト62に送られる。それにより、内槽40から引き上げられる基板WにドライエアDFが吹き付けられ、基板Wの乾燥処理が行われる。基板WにドライエアDFが吹き付けられることにより、基板W周辺の雰囲気がドライエア排気ダクト63から排気される。
本実施の形態において、ドライエアDFとは、極めて露点の低い気体をいう。ドライエア供給ダクト62からダウンフローダクト20内に供給されるドライエアDFの露点は、例えば約−70℃である。
図1に示すように、制御部70は基板移動機構30、処理液ミキシング装置50、ドライエア発生装置60、シャッタ駆動部40D,SDおよびファンフィルタユニットFFUと接続されている。制御部70がこれら構成部の動作を制御することにより、ダウンフローダクト20内のダウンフロー、基板処理装置100に対する基板Wの搬入搬出動作、基板Wの洗浄処理および基板Wの乾燥処理が制御される。
例えば、制御部70はファンフィルタユニットFFUを制御することにより、ダウンフローダクト20内にダウンフローを発生させる。
制御部70は基板移動機構30を制御することにより、洗浄処理の開始時に基板Wを保持する保持部33を内槽40内に移動させる。この状態で、制御部70は処理液ミキシング装置50を制御することにより、薬液または薬液と純水との混合液を洗浄液として内槽40内に供給する。これにより、基板Wが内槽40内で洗浄液に浸漬され、基板Wの表面が洗浄される。
その後、制御部70は処理液ミキシング装置50を制御することにより、純水をリンス液として内槽40内に供給し、内槽40内の洗浄液を純水に置換する。これにより、基板Wが内槽40内で純水に浸漬される。それにより、基板Wの洗浄処理が完了する。
制御部70は基板移動機構30を制御することにより、洗浄処理が完了した基板Wを内槽40の上方へ引き上げる。そこで、制御部70はドライエア発生装置60を制御することにより、引き上げられた基板WにドライエアDFを供給する。これにより、基板Wに付着した純水がドライエアDFにより置換され、基板Wの表面が乾燥される(乾燥処理)。
なお、乾燥処理時以外において、制御部70はドライエア発生装置60を制御することにより、ダウンフローダクト20内へのドライエアDFの供給量を低減している(スローリーク)。
基板Wの内槽40からの引き上げ時(乾燥処理時)において、制御部70は、処理液ミキシング装置50を制御することにより少量の純水を継続して内槽40内に供給している。この際、制御部70はシャッタ駆動部40Dを制御することにより、内槽40の上部に設けられた複数の貫通孔40hを開く。それにより、基板Wの乾燥処理時には、内槽40の上部に設けられた複数の貫通孔40hから純水が流れ出る。貫通孔40hから流れ出した純水は外槽43を通じて処理液排出管44から排出される。詳細は後述する。
処理液供給管41および処理液排出管42,44には、それぞれ図示しないバルブが設けられている。制御部70はこれらのバルブの開閉動作も制御する。これにより、処理槽4内の処理液の供給系および排出系の開閉動作が、制御部70により制御される。
図2は図1のJ−J線における基板処理装置100の模式的断面図であり、図3は図2のK−K線における基板処理装置100の模式的断面図である。図2および図3では、複数の基板Wを保持する保持部33が基板移動機構30により内槽40内に配置された状況が示されている。
図2および図3に示すように、内槽40の側壁の上部には水平方向に沿って並ぶように複数の貫通孔40hが形成されている。ここで、上述のように、複数の貫通孔40hは、内槽40内部の空間と外槽43内部の空間とを連通させる。
水平方向における複数の貫通孔40hの両側方にシャッタ駆動部40Dが取り付けられている。液面調整シャッタ40sは、長手形状を有する板材により形成されており、その長手方向が水平方向に沿うように、かつ上下動可能にシャッタ駆動部40Dに保持されている。
制御部70がシャッタ駆動部40Dを制御することにより、シャッタ駆動部40Dは液面調整シャッタ40sを上下方向(図3の矢印Uの方向)に移動させる。それにより、内槽40に形成された複数の貫通孔40hの開閉が行われる。
図4および図5は、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置100における洗浄処理時および乾燥処理時の液面調整シャッタ40sの動作およびその働きを説明するための図である。
図4(a)に基板Wの洗浄処理時における液面調整シャッタ40sの位置および内槽40に供給される純水の液面LSの状況が示されている。
基板Wの洗浄処理時には、例えば保持部33により保持された複数の基板Wが基板移動機構30により内槽40内の純水DIWに浸漬される。この洗浄処理時においては、内槽40内に処理液供給管41(図1)から多量の純水DIWが供給される。この状態で、シャッタ駆動部40Dは複数の貫通孔40hを塞ぐように液面調整シャッタ40sを保持する。
これにより、基板Wの洗浄処理時においては、内槽40の上端部から純水DIWが溢れ、外槽43内に流れ出る。外槽43内に流れ出た純水DIWは図1の処理液排出管44を通じて排出される。この場合、純水DIWの液面LSは内槽40の上端部と略同一となる。
図4(b)に基板Wの洗浄処理終了時における液面調整シャッタ40sの位置および内槽40に供給される純水の液面LSの状況が示されている。
基板Wの洗浄処理終了時においても、内槽40内には処理液供給管41(図1)から少量の純水DIWが供給される。この状態で、シャッタ駆動部40Dは複数の貫通孔40hが開くように液面調整シャッタ40sを移動させる。
これにより、基板Wの洗浄処理時においては、内槽40内の純水DIWが複数の貫通孔40hを通じて外槽43内に流れ出る。外槽43内に流れ出た純水DIWは図1の処理液排出管44を通じて排出される。この場合、純水DIWの液面LSは内槽40の上端部から下降し、上下方向における複数の貫通孔40hの形成箇所に位置する。
この状態で、図5に示すように、保持部33により保持された複数の基板Wが基板移動機構30により内槽40から引き上げられる。そこで、純水DIWから徐々に露出する基板Wの部分に、ドライエア供給ダクト62からドライエアDFが吹き付けられる。それにより、上述の乾燥処理が行われる。
乾燥処理時にも、内槽40内には処理液供給管41(図1)から少量の純水DIWが供給される。そこで、シャッタ駆動部40Dは複数の貫通孔40hが開いた状態で液面調整シャッタ40sを保持している。したがって、乾燥処理時において、純水DIWの液面LSは上下方向における複数の貫通孔40hの形成箇所に位置する。
この場合、純水DIWの液面LSは内槽40の上端に位置しない。したがって、ドライエア供給ダクト62からドライエア排気ダクト63に流れるドライエアDFの気流が内槽40の上端部で純水DIWに直接接触することが防止される。
それにより、純水DIWの液面LSに、ドライエアDFの気流に起因する乱れが発生することが防止される。その結果、基板Wの乾燥不良が防止される。シャッタ駆動部40Dによる液面調整シャッタ40sの駆動は、制御部70により制御されている。
本実施の形態において、乾燥処理は基板WにドライエアDFを供給することにより行われているが、基板Wに供給する気体はドライエアDFに限られない。ドライエアDFに代えて、例えばIPA(イソプロピルアルコール)蒸気を用いてもよいし、低温のN2 (窒素)ガスを用いてもよい。
以上、本実施の形態においては、リンス液および純水が処理液に相当し、処理槽4および内槽40が処理槽に相当し、基板移動機構30および制御部70が基板昇降手段し、複数の貫通孔40h、液面調整シャッタ40s、シャッタ駆動部40Dおよび制御部70が液面下降手段に相当する。
また、ドライエアが気体に相当し、ドライエア発生装置60、配管61、ドライエア供給ダクト62および制御部70が気体供給手段に相当する。
さらに、複数の貫通孔40hが開口に相当し、液面調整シャッタ40s、シャッタ駆動部40Dおよび制御部70が開閉手段に相当する。
本発明に係る基板処理装置は、半導体ウェハ、フォトマスク用ガラス基板、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板等の基板の製造に有効に利用できる。
本発明の一実施の形態に係る基板処理装置の構成を示す模式的断面図である。 図1のJ−J線における基板処理装置の模式的断面図である。 図2のK−K線における基板処理装置の模式的断面図である。 本発明の一実施の形態に係る基板処理装置における洗浄処理時および乾燥処理時の液面調整シャッタの動作およびその働きを説明するための図である。 本発明の一実施の形態に係る基板処理装置における洗浄処理時および乾燥処理時の液面調整シャッタの動作およびその働きを説明するための図である。 特許文献1の基板処理装置による基板の乾燥処理を説明するための図である。
符号の説明
4 処理槽
30 基板移動機構
40 内槽
40D シャッタ駆動部
40h 貫通孔
40s 液面調整シャッタ
60 ドライエア発生装置
61 配管
62 ドライエア供給ダクト
70 制御部
100 基板処理装置

Claims (5)

  1. 基板に所定の処理を行う基板処理装置であって、
    処理液を貯留する処理槽と、
    前記処理槽内の前記処理液中と前記処理槽の上方位置との間で基板を昇降させる基板昇降手段と、
    前記処理槽の上端に沿って、前記処理槽の一側方から他側方へ気体を供給して、前記基板昇降手段により前記処理槽から引き上げられる基板に気体を供給する気体供給手段と、
    前記気体供給手段により基板に気体が供給される間に、前記処理槽に貯留される処理液の液面を前記処理槽の上端よりも下降させる液面下降手段とを備えることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記処理槽の側壁の上端より下方の位置に開口が設けられ、
    前記液面下降手段は、前記開口を開閉可能な開閉手段を備えることを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記開口は、水平方向に並ぶように形成された複数の貫通孔であることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記気体はドライエアであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記処理液は、純水であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板処理装置。
JP2005095789A 2005-03-29 2005-03-29 基板処理装置 Expired - Fee Related JP4498190B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005095789A JP4498190B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 基板処理装置
US11/401,668 US20060219274A1 (en) 2005-03-29 2006-03-27 Substrate processing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005095789A JP4498190B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 基板処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006278737A true JP2006278737A (ja) 2006-10-12
JP4498190B2 JP4498190B2 (ja) 2010-07-07

Family

ID=37213180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005095789A Expired - Fee Related JP4498190B2 (ja) 2005-03-29 2005-03-29 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4498190B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205360A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
CN111383958A (zh) * 2018-12-27 2020-07-07 东京毅力科创株式会社 基片液处理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0938605A (ja) * 1995-07-27 1997-02-10 Toshiba Eng & Constr Co Ltd 基板のリンス及び乾燥の方法及び装置
JPH11508823A (ja) * 1996-04-24 1999-08-03 ステアーグ ミクロテヒ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 流体容器内で基板を処理するための装置
JPH11354488A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JPH11354486A (ja) * 1998-06-09 1999-12-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2000012505A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法及びその装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0938605A (ja) * 1995-07-27 1997-02-10 Toshiba Eng & Constr Co Ltd 基板のリンス及び乾燥の方法及び装置
JPH11508823A (ja) * 1996-04-24 1999-08-03 ステアーグ ミクロテヒ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 流体容器内で基板を処理するための装置
JPH11354486A (ja) * 1998-06-09 1999-12-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JPH11354488A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2000012505A (ja) * 1998-06-17 2000-01-14 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理方法及びその装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205360A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
CN111383958A (zh) * 2018-12-27 2020-07-07 东京毅力科创株式会社 基片液处理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4498190B2 (ja) 2010-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7181764B2 (ja) 基板処理方法および基板処理装置
US8133327B2 (en) Substrate processing method, storage medium and substrate processing apparatus
KR102328464B1 (ko) 기판 처리 방법 및 기판 처리 장치
KR101633066B1 (ko) 처리 장치, 처리 방법, 프로그램 및 컴퓨터 기억 매체
JP4667256B2 (ja) 基板処理装置
JP4584783B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法、ならびにコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP5122371B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法、プログラムならびに記憶媒体
US20060130880A1 (en) Substrate treating apparatus and method
JP4498190B2 (ja) 基板処理装置
JP7307575B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
US11154913B2 (en) Substrate treatment method and substrate treatment device
JP2008251657A (ja) 基板処理装置
JP2008251655A (ja) 基板処理装置
JP4589161B2 (ja) 基板処理装置
US20020174882A1 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP2019121710A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP5080885B2 (ja) 基板処理装置および処理チャンバ内洗浄方法
JP4895861B2 (ja) 基板処理装置
JP2001144065A (ja) 洗浄・乾燥処理方法および装置
JP2008187004A (ja) 基板処理装置
JP3795297B2 (ja) 基板洗浄装置
JP2019121709A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JPH11253894A (ja) 基板処理装置
JP2010238771A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2006120817A (ja) 基板処理装置および基板処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100413

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4498190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130423

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140423

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees