JP2006274959A - ヒステリシスブレーキ及びこれを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 機関停止時におけるのヒステリシスリングの残留磁力の発生を抑制して不用意なブレーキ作用を回避する。
【解決手段】 ステップ12で、例えばエンストして異常であると判断した場合は、ステップ13で、イグニッションスイッチ(IGS)をオフに戻した後に再度オン操作して、電磁コイルにバルブタイミングを変更しない程度の低電圧の電流を通電し、ステップ14では、IGSをさらにオン操作することによって機関を始動させる。ステップ15で、現在の機関回転数Nがしきい値の回転数N1よりも大きいと判断した場合は、ステップ16で、電磁コイルへの通電を一時的にオフにする。このため、この時点でヒステリシスリングは消磁され、コギングトルクを極低レベルに抑制することができる。
【選択図】 図9

Description

本発明は、例えば内燃機関の吸気側または排気側の機関弁の開閉タイミング(バルブタイミング)をヒステリシスブレーキによって可変制御する内燃機関のバルブタイミング制御装置に関する。
この種の従来のバルブタイミング制御装置としては、本出願人が先に出願した以下の特許文献1に記載されるようなものがある。
このバルブタイミング制御装置は、機関の出力軸に連結されたタイミングプーリと、該タイミングプーリに対して所定の角度範囲内で回転自在に支持され、機関のカムシャフトに連結されたスリーブと、前記タイミングプーリと前記スリーブとの間に設けられ、機関運転状態に応じて前記タイミングプーリとカムシャフトの相対回転位相を変換させるヒステリシスブレーキとを備えている。
前記ヒステリシスブレーキは、前記スリーブの先端側に有するコイルヨーク内に設けられた電磁コイルと、前記コイルヨークの軸方向端部に形成されて対向面に形成された極歯と、該各極歯間に非接触状態でかつ相対回転可に配置され、磁束のヒステリシス特性を有する円筒状のヒステリシス材とを備えている。
そして、前記電磁コイルに通電することにより、前記各極歯間に磁界を発生させることによって互いに吸引し合うことにより、回転状態にある前記ヒステリシス材に電磁ブレーキを作用させて、前記タイミングプーリと前記スリーブとを所定の角度範囲内で相対的に回転させるようになっている。
特開2004−11537号公報
前記従来のバルブタイミング制御装置のヒステリシスブレーキは、前述のように、電磁コイルへ通電することより各極歯から磁界を出力させてヒステリシス材に着磁させ、これによってヒステリシス材にブレーキ力を作用させるようになっているが、機関の運転状態によっては、機関のカムシャフトの回転を停止させた後、つまりヒステリシス材の回転が停止された後に、前記電磁コイルへの通電を停止させることがある。この場合には、ヒステリシス材は、その性質上、消磁されないで着磁された状態でその回転が停止された状態になる。
したがって、電磁コイルに通電されなくともヒステリシス材に磁力が残留してブレーキ力が発生してしまったり、あるいは各構成部品の金属摩耗粉がヒステリシス材に付着してしまうといった問題を招来している。
本発明は前記従来の技術的課題を解決するために案出されたもので、請求項1に記載の発明は、とりわけ、コイルへの通電を停止した後に、ヒステリシス材が意に反して移動を停止してしまう場合を除き、該ヒステリシス材が移動状態を維持するように構成したことを特徴としている。
いわゆる半硬質材によって成形されたヒステリシス材の着磁及び消磁の原理を簡単に説明すると、図1に示すように、通常、ヒステリシス材は、このヒステリシス材に磁力(着磁)を与える例えば電磁コイルへ所定の電圧で通電すると、メインループMの最大範囲(磁界をいくら強くしてもそれ以上大きくならない最大のループ)及びその範囲内のマイナーループR領域で着磁されることになる。
一方、前記電磁コイルへの通電を停止すると、ヒステリシス材は、図2に示すように、印加された最大磁界Hが徐々に連続的に小さくなることによって、前記マイナーループRが漸次小さくなって最終的に消磁することになる、といった消磁特性を備えている。
つまり、ヒステリシス材の磁力は、電磁コイルへの通電を停止すると同時に消磁するのではなく、電圧の低下に伴って所定の時間を掛けて連続的に漸減する特性を有しているのである。
そこで、この発明では、前記ヒステリシス材の消磁特性に着目して、コイルへの通電を停止すると、前記各極歯間の磁界が徐々に小さくなって前記ヒステリシス材の磁力も減少するが、この時点でヒステリシス材の移動を先に停止させてしまった場合には、ヒステリシス材に磁力が残存した状態になってしまうおそれがあることから、前記通電を停止させた際にヒステリシス材の移動を継続させることによって、該ヒステリシス材の磁力を完全に消磁させることができるのである。
請求項2に記載の発明は、ヒステリシスブレーキを内燃機関のバルブタイミング制御装置に適用した場合であって、とりわけ、機関が例えばエンストなどの運転者の意に反して停止してしまうする場合を除き、機関のカムシャフトを介して前記ヒステリシス材の回転が完全に停止する前に、前記コイルへの通電を停止させるように構成したことを特徴としている。
この発明によれば、前記エンストなどの運転者の意に反して機関が停止しまう場合は別として、通常の機関の停止時において、カムシャフトを介してヒステリシス材の回転が完全に停止するまでの間に、ヒステリシス材の磁力をほぼ完全に消磁させることが可能になる。
この結果、機関の始動時に、ヒステリシス材の残留磁力によってブレーキ力が作用することがなくなるので、不用意に機関弁のバルブタイミングが変更されることない。
請求項3に記載の発明は、同じくヒステリシスブレーキを内燃機関のバルブタイミング制御装置に適用したもので、例えばエンストなどの機関が運転者の意に反して停止した後に機関を再始動させる際に、コイルに対して、ヒステリシス材を介してバルブタイミングが変更されない程度の低電圧を通電すると共に、機関のカムシャフトを介して前記ヒステリシス材が回転し始めた後に、前記コイルへの通電を一時的に停止させることを特徴としている。
機関がエンストなどによって運転者の意に反して停止してしまった場合には、ヒステリシス材は回転が停止してるにも拘わらずコイルに対する通電はそのまま継続された状態になっていることから、前記ヒステリシス材に磁力が発生した状態になっている。したがって、バルブタイミングが所定位置に変更されているおそれがある。
そこで、この発明では、例えばエンスト後の機関再始動時にコイルに低電圧の電流を通電して、ヒステリシス材が回転し始めた後に、通電を一時的に停止させるようにしたため、この時点でヒステリシス材はほぼ完全に消磁されることになる。したがって、その後、コイルに適宜通電されることによってヒステリシス材のブレーキ力によってバルブタイミング制御が行われるが、ヒステリシス材のほぼ完全消磁によって、かかる機関始動後のバルブタイミング制御に影響がなくなる。
以下、本発明に係る内燃機関のバルブタイミング制御装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
すなわち、このバルブタイミング制御装置は、図3〜図7に示すように、内燃機関のシリンダヘッド3の上部に機関前後方向に沿って配設された吸入側カムシャフト1と、このカムシャフト1の前端部に必要に応じて相対回動できるように組み付けられ、図外のタイミングチェーンを介してクランクシャフト(図示せず)から回転力が伝達される駆動回転体であるタイミングスプロケット2と、該タイミングスプロケット2の内周側に配置されて、両者1,2の組付角を操作する組付角操作手段4と、前記カムシャフト1の前端部とタイミングスプロケット2との間、つまり組付角操作手段4よりもカムシャフト1寄りの後方側に配置されて、該組付角操作手段4を駆動する操作力付与手段5とを備えている。なお、前記組付角操作手段4と操作力付与手段5によって位相調整機構が構成されている。
前記カムシャフト1は、シリンダヘッド3の上端部に設けられた複数の軸受6によって回転自在に支持されており、前端部に軸方向から嵌着されたほぼ円筒状のスリーブ1aと、該スリーブ1aの前端に軸方向から嵌着された従動回転体である従動軸部材7がカムボルト10を介して軸方向から共締め結合されている。前記従動軸部材7は、先端部に大径円板状の隔壁部7aが一体に設けられている。
前記タイミングスプロケット2は、前記タイミングチェーンが巻回されてリング状歯車部2aが外周に一体に形成された大径円環部2bと、該大径円環部2bの内周端に一体に形成された小径円筒部2cとによって段差径状に形成され、この小径円筒部2cが、前記従動軸部材7の外周に回転自在に組み付けられている。
また、前記大径円環部2bの円周方向の等間隔位置には、図5〜図7に示すように、対面する平行な側壁を有する3つ径方向ガイドである径方向孔8が該タイミングスプロケット2のほぼ半径方向に沿うようにそれぞれ形成されている。
また、前記従動軸部材7は、前記隔壁部7aのカムシャフト1側の端部の外周面に放射状に突出する三つのレバー突起9が一体に形成されて、軸芯部に形成された貫通孔7bを貫通する前記ボルト10によってカムシャフト1に結合されている。各レバー突起9には、3つのリンク11の各基端がそれぞれピン12によって枢支連結され、各リンク11の先端には前記各径方向孔8に摺動自在に係合する円柱状の突出部13が一体に形成されている。
各リンク11は、各突出部13が対応する径方向孔8に係合した状態において、ピン12を介して従動軸部材7に連結されているため、リンク11の先端側が外力を受けて径方向孔8に沿って変位すると、タイミングスプロケット2と従動軸部材7とは、各リンク11の作用によって突出部13の変位に応じた方向及び角度だけ相対回動する。
また、各リンク11の先端部には、軸方向の前方側に開口する収容穴14が形成され、この収容穴14に、後述する渦巻きガイド溝である渦巻き溝15に係合する球面突起16aを有する係合ピン16と、この係合ピン16を前方側(渦巻き溝15側)に付勢するコイルばね17とが収容されている。
一方、従動軸部材7の後方側には、中間回転体である円板状の渦ディスク18がボールベアリング29を介して回転自在に支持されている。この渦ディスク18の前面側には、断面半円状の前述の渦巻き溝15が形成され、この渦巻き溝15に、前記各係合ピン16の先端部16aが転動自在に案内係合されている。
前記渦巻き溝15の渦巻きは、タイミングスプロケット2の回転方向に沿って次第に縮径するように形成されている。したがって、各係合ピン16が渦巻き溝15に係合した状態において、渦ディスク18がタイミングスプロケット2に対して遅れ方向に相対回転すると、各リンク11の先端部は径方向孔8に案内されつつ、渦巻き溝15の渦巻き形状に誘導されて半径方向内側に移動し、逆に、渦ディスク18が進み方向に相対変位すると半径方向外側に移動する。
前記組付角操作手段4は、前記タイミングスプロケット2の径方向孔8、リンク11、突出部13、係合ピン16、レバー突起9、渦ディスク18、渦巻き溝15等によって構成されている。
この組付角操作手段4は、操作力付与手段5から渦ディスク18にカムシャフト1に対する相対的な回動操作力が入力されると、その操作力が渦巻き溝15と係合ピン16の係合部を通してリンク11の先端を径方向に変位させ、このときリンク11とレバー突起9の作用でもってタイミングスプロケット2と従動軸部材7に相対的な回動力を伝達する。
一方、操作力付与手段5は、渦ディスク18をタイミングスプロケット2の回転方向に付勢する捩りコイルばね19と、渦ディスク18をタイミングスプロケット2の回転方向と逆方向に制動付勢するヒステリシスブレーキ20とを備え、機関の運転状態に応じて前記ヒステリシスブレーキ20のブレーキ力を適宜制御することにより、渦ディスク18をタイミングスプロケット2に対して相対回動させ、あるいは、両者の回動位置を維持するようになっている。
前記捩りコイルばね19は、図1に示すように、前記スリーブ1aの外周に巻装され、その一端部19aがスリーブ1aのカムシャフト1側端部に係止されている一方、他端部19bが渦ディスク18の円筒状内周部18aの係止溝に係止されている。
一方、ヒステリシスブレーキ20は、渦ディスク18の後端部に配置されたリテーナプレート22と、該リテーナプレート22の外周部に軸方向に穿設された係合孔22aに係合した後述する突起部23dを介して取り付けられた有底円筒状のヒステリシスリング23と、機関の運転状態に応じてコントローラ30によって通電制御される電磁コイル24と、該電磁コイル24を内部に収容しつつ該電磁コイル24の磁気を誘導するブレーキ作用部であるコイルヨーク25とを備えている。
前記ヒステリシスリング23は、前記捩りコイルばね19の外周側に配置された円筒状の基部23aと該基部23aの渦ディスク18側の端部に一体に有する円板部23bと、該円板部23bの外周側にビスを介して結合された円筒部23cとから構成され、前記円板部23bは、前端面に前記リテーナプレート22の係合孔22aに係合して結合する前記突起部23dが円周方向の等間隔位置に一体に形成されている。
また、このヒステリシスリング23は、前記外部の磁界の変化に対して位相遅れをもって磁束が変化する特性(磁気的ヒステリシス特性)をもつヒステリシス材(半硬質材)によって形成され、外周側の前記円筒部23bの部分が前記コイルヨーク25によってブレーキ作用を受けるようになっている。
前記コイルヨーク25は、図1にも示すように、内周部25aと、該内周部25aの外周に固定された外周部25bとによって構成され、該外周部25bの半径方向のほぼ中央位置に前記電磁コイル24が収容保持されている一方、前記内周部25aの内周側に、一対のボールベアリング37によって前記ヒステリシスリング23の円筒部23a側を回転自在に支持している。
そして、前記外周部25bの渦ディスク18側の端部には、磁気入出力部分が円筒状の隙間をもって向かい合うように周面状の一対の対向面26,27が形成されている。この両対向面26,27には、図4にも示すように、夫々円周方向に沿って複数の凸状の極歯26a、27aが間欠的に一体形成され、これらの各極歯26a,27aが磁界発生部を構成するようになっている。
そして、一方の対向面26の極歯26aと他方の対向面27の極歯27aは、それぞれ円周方向に交互に配置され、対向面26,27相互の近接する極歯26a,27aがすべて円周方向にずれている。したがって、両対向面26,27の近接する極歯26a,27a間には、電磁コイル24の励磁によって円周方向に傾きをもった向きの磁界が発生するようになっている。また、両対向する極面26a,27a間の隙間内には、前記ヒステリシスリング23の円筒部23aが微小なエアーギャップを介して非接触状態に配置されている。
また、このヒステリシスブレーキ20は、その制動力がヒステリシスリング23の回転速度(対向面26,27とヒステリシスリング23の相対速度)に関係なく、磁界の強さ、即ち、電磁コイル24の励磁電流の大きさにほぼ比例した一定の値となる。
また、前記コントローラ30は、機関の回転数を検出するクランク角センサ31や機関の吸入空気量から負荷を検出エアーフローメーター32、スロットルバルブ開度33及び機関水温センサなどの各種のセンサ類からの検出信号に基づいて現在の機関運転状態を検出して、機関運転状態に応じて前記電磁コイル24に制御電流を出力していると共に、通常運転後にイグニッションスイッチをオフにした際に、慣性力により前記ヒステリシスリング23の回転が完全に停止する前に、前記電磁コイル24への通電を停止させるようになっている。
つまり、前記ヒステリシスリング23は、前述のように、従動軸部材7や係合ピン26及び渦ディスク18などを介してカムシャフト1と同期回転していることから、前記イグニッションスイッチをオフ操作しても、回転慣性力(惰性)によって即座に回転が停止することはなく、僅かながらも回転を続けている。
したがって、イグニッションスイッチをオフにすると、電磁コイル24への通電は即座に停止されるが、ヒステリシスリング23は僅かに回転し続けることになるのである。
また、前記コントローラ30は、機関がエンストなどの運転者の意に反して停止してしまい、その後、イグニッションスイッチをオンさせて機関を再始動させる際に、前記電磁コイル24に対してヒステリシスリング23を介してバルブタイミングが変更されない程度の低電圧の電流を供給するようになっていると共に、前記カムシャフト1を介してヒステリシスリング23が回転し始めた後に、前記電磁コイル24への通電を一時的に停止させる制御を行うようになっている。
前記ヒステリシスリング23が回転し始めたときとは、例えばクランキング時において機関の燃焼室で初爆によってクランクシャフトが1回転し、これに伴いカムシャフト1やヒステリシスリング23も約半回転ぐらい回転した場合である。
なお、前記コイルヨーク25の内部などには、油供給通路を介してオイルが供給されるようになっており、この油供給通路は、図3に示すように、シリンダヘッド3の内部に形成されて、機関の潤滑油を各摺動部供給する図外のメインオイルギャラリーと連通する油供給孔34と、カムシャフト1の径方向に穿設されて油供給孔34と連通する径方向の油孔35と、カムシャフト1のボルト孔と前記カムボルト10の軸部との間に形成されて、前記油孔35と前記コイルヨーク25の内部とを連通する環状通路36とから主として構成されている。前記供給孔34には、メインオイルギャラリーを介して図外のオイルポンプから冷却用の潤滑油が供給されるようになっているが、この潤滑油は、予めオイルクーラーによって例えば約80℃の温度に冷却されていると共に、オイルフィルターを通過して金属粉などが除去されているものである。
以下、本実施形態のバルブタイミング制御装置の作動などについて説明する。
まず、機関停止時には、ヒステリシスブレーキ20の電磁コイル24への通電をオフにしておくことにより、捩りコイルばね19の力によって渦ディスク18をタイミングスプロケット2に対して機関回転方向に最大に回転させておく(図5参照)。これにより、内燃機関の始動時やアイドル運転時には、クランクシャフトとカムシャフト1の回転位相(機関弁の開閉タイミング)は最遅角側に維持され、機関回転の安定化と燃費の向上が図られる。
そして、この状態から機関の運転が通常運転に移行し、前記回転位相を最進角側に変更すべき指令が前記コントローラ30から発されると、ヒステリシスブレーキ20の電磁コイル24に通電されてヒステリシスリング23が励磁されて、捩りコイルばね19の力に抗する制動力が渦ディスク18に付与される。
これにより、渦ディスク18が、タイミングスプロケット2に対して逆方向に回転し、それによってリンク11の先端の係合ピン16が渦巻き溝15に誘導されてリンク11の先端部が径方向孔8に沿って変位し、図6に示すようにリンク11の作用によってタイミングスプロケット2と従動軸部材7の組付角が最進角側に変更される。
この結果、クランクシャフトとカムシャフト1の回転位相が最進角側に変更され、それによって機関の高出力化が図られることとなる。
また、この状態から前記回転位相を最遅角側に変更すべく指令がコントローラ30から発せられると、ヒステリシスブレーキ20の電磁コイル24の励磁がオフにされ、再度捩りコイルばね19の力によって渦ディスク18が正方向に回転させられる。
すると、渦巻き溝15による係合ピン16の誘導によってリンク11が上記と逆方向に揺動し、図5に示すようにそのリンク11の作用によってタイミングスプロケット2と従動軸部材7の組付角が再度最遅角側に変更される。
なお、このバルブタイミング制御装置によるクランクシャフトとカムシャフト1の回転位相は、前述のように、最遅角と最進角の二種の位相ばかりでなく、ヒステリシスブレーキ20の制動力の制御によって任意の位相に変更し、例えば図7示すように、捩りコイルばね19の力とヒステリシスブレーキ20の制動力のバランスによってその位相をクランク角約50°のほぼ中間位置に保持することができる。
次に、この実施形態における前記コントローラ30などの制御を図8及び図9に示すフローチャートに基づいて説明する。
図8に示すフローチャートは、車両の通常運転後に機関を停止させた場合の制御を示し、まず、ステップ1では、車両の運転者がイグニッションスイッチをオフ操作したか否かを判断し、いまだオフ操作していないと判断した場合は、そのままリターン(RTS)するが、オフ操作されたと判断した場合はステップ2に移行する。
このステップ2では、前記イグニッションスイッチのオフによって機関の駆動電源への通電が停止されると共に、コントローラ30への通電も停止されることによって、前記電磁コイル24への通電も停止される。したがって、前記ヒステリシスリング23の円筒部23cを透過する磁界の発生が停止される。
その後、ステップ3では、イグニッションスイッチがオフされても、クランクシャフトは慣性力で僅かに回転し続けることから、カムシャフト1や前記ヒステリシスリング23も僅かに回転し続けた後に停止させる。
すなわち、通常の機関の停止時において、カムシャフト1を介してヒステリシスリング23の回転が完全に停止するまでの間に、電磁コイル24への通電を停止させることから、前記ヒステリシスリング23の磁力をほぼ完全に消磁させることが可能になる。
この結果、機関の再始動時に、ヒステリシスリング23の残留磁力によってブレーキ力(ゴギングトルク)が作用することがなくなるので、不用意に吸気弁のバルブタイミングが変更されることない。
図9のフローチャートは、例えば機関のエンストなどの異常停止時における制御を示し、まず、ステップ11では、イグニッションスイッチがオン状態にあるか否かを判断し、オン状態にない、つまりオフになっていると判断した場合は、そのままリターン(RTS)するが、オン状態にあると判断した場合はステップ12に移行する。
このステップ12では前回の機関停止は異常によるものか否かを判断し、つまり、前記イグニッションスイッチがオン状態にあるにも拘わらず機関が停止している場合は異常と判断し、前記オフ状態になっていると判断した場合は異常ではない判断する。そして、異常ではないと判断した場合は、リターンするが、異常であると判断した場合は、ステップ13に移行する。
ステップ13では、機関再始動の操作として、例えば、一旦イグニッションスイッチをオフに戻した後に再度段階的なオン操作して、コントローラ30から電磁コイル24にバルブタイミングを変更しない程度の低電圧の通電を開始する。
ステップ14では、前記イグニッションスイッチをさらに段階的にオン操作することによって機関を始動させる。
ステップ15では、前記クランク回転センサから検出された現在の機関回転数Nが所定のしきい値の回転数N1よりも大きいか否かを判断し、しきい値よりも小さいと判断した場合はそのままリターンするが、大きいと判断した場合はステップ16に移行する。
このステップ16では、前記電磁コイル24への通電を一時的にオフにする。このため、この時点でヒステリシスリング23は消磁され、コギングトルクを極低レベルに抑制することができる。
したがって、その後、電磁コイル24に適宜通電することによってヒステリシスリング23の着磁によるブレーキ力によってバルブタイミング制御が行われるが、ヒステリシスリング23が予め消磁されていることから、かかる機関始動後のバルブタイミング制御に影響がなくなる。
前記ステップ15において機関回転数Nが極低回転であった場合には、電磁コイル24への通電停止後におけるヒステリシス材の消磁効果が少なくなってしまうおそれがあるが、所定以上の回転数に上昇していれば、確実な消磁効果が得られるのである。
次に、冷却用潤滑油の流れについて説明すると、前述のように、メインオイルギャラリーから油供給孔34内に導入された潤滑油は、図3の矢印で示すように、油孔35を介して環状通路36を経て、さらにここからコイルヨーク25の内周側の空間部に流入する。このコイルヨーク25内では、一対のボールベアリング37、37の内部を通ってヒステリシスリング23の内面とコイルヨーク25との間に流入する。ここで、対向面26、27の間や電磁コイル24の周囲を通って、外部に排出される。
したがって、前記電磁コイル24は、冷却された潤滑油によって吸熱されることから効果的に冷却されると共に、前記ヒステリシスリング23がオイルによって冷却されることから、ヒステリシスブレーキ20全体を効果的に冷却することができる。
この結果、電磁コイル24の励磁力の不安定化が防止されて、ヒステリシスブレーキ20の常時安定したブレーキ作用を得ることができる。
また、各ボールベアリング29,37や径方向孔8及び渦巻き溝15等を十分に冷却するため、各摺動部の摩擦による摩耗の発生を十分に防止でき、装置の耐久性が向上する。
前記実施形態から把握される前記請求項に記載した発明以外の技術的思想について以下に説明する。
請求項(1) 前記コイルへの通電の停止は、車両のイグニッションスイッチがオフになったことによって行われることを特徴とする請求項2に記載のヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前記イグニッションスイッチは、内燃機関の始動、停止させる際の電源スイッチであって、例えば機関停止時の最も早い情報であるから、オフ信号によって機関のカムシャフトの回転が停止する前にコイルへの通電を停止させることができる。
請求項(2)機関の再始動時に、クランキングが開始される前にバルブタイミングが変更しない程度の低電圧の電流を前記コイルに通電し、機関のカムシャフトが回転し始めた後に、前記コイルへの通電を停止することを特徴とする請求項3に記載のヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
例えば機関のエンスト後には、前述のようにコイルへの通電が継続していることから、ヒステリシス材に磁力が発生しているため、機関の再始動時からコイルへの通電を停止するまで前記着磁されたヒステリシス材によってブレーキ力が作用するが、本発明では、機関の再始動前に低電圧の電流を通電しておいてカムシャフトを介してヒステリシス材が回転した直後に通電を停止することによりヒステリシス材を確実に消磁させることが可能になる。これによって、ヒステリシス材の着磁によるブレーキ力の影響を極力少なくすることが可能になる。
請求項(3)車両のイグニッションスイッチをオンすると同時にバルブタイミングが変更しない程度の低電圧の電流を前記コイルに通電したことを特徴とする請求項(2)に記載のヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
前記イグニッションスイッチは、内燃機関の始動、停止させる際の電源スイッチであって、例えば機関始動時の最も早い情報であるから、オオン信号によって機関のクランキングが開始される前にコイルへ通電することができる。
請求項(4)前記コイルへの通電の停止は、機関の回転数が所定以上になった時点で行うようにしたことを特徴とする請求項2〜(3)のいずれかに記載のヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
機関回転数が極低回転であった場合には、コイルへの通電停止後におけるヒステリシス材の消磁効果が少なくなってしまうおそれがあるが、所定以上の回転数に上昇していれば、確実な消磁効果が得られる。
請求項(5)複数の極歯が対向して形成されたヨークと、
通電することによって前記ヨークに磁界を発生させるコイルと、
前記対向する各極歯間を回転可能に配置され、磁束のヒステリシス特性を有するヒステリシス材と、を備え、
前記コイルへの通電により前記ヒステリシス材の回転に対してブレーキ力を作用させて機関弁のバルブタイミングを変更するヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
機関の作動状態で、かつバルブタイミングが始動時の位相でヒステリシス材が停止している状態では、前記コイルに対して、バルブタイミングが変更しない程度の低電圧を通電するか、あるいは通電停止を行うことを特徴とするヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
この発明によれば、機関が始動された後においても、コイルに対して例えば通電を停止させることによって、ヒステリシス材を効果的に消磁させることが可能になる。したがって、ヒステリシス材の着磁をさらに確実に防止できる。
請求項(6)複数の極歯が対向して形成されたヨークと、
通電することによって前記ヨークに磁界を発生させるコイルと、
前記対向する各極歯間を回転可能に配置され、磁束のヒステリシス特性を有するヒステリシス材と、を備え、
前記コイルへの通電により前記ヒステリシス材の回転に対してブレーキ力を作用させて機関弁のバルブタイミングを変更するヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
機関の作動状態で前記ヒステリシス材が着磁されたことを検出または推定した場合には、バルブタイミングが始動時の位相でヒステリシス材が停止している際に、前記コイルに対して、バルブタイミングが変更しない程度の低電圧を通電するか、あるいは通電停止を行うことを特徴とするヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
機関の始動中に前記ヒステリシス材が着磁されてしまった場合でも、例えばコイルへの通電を停止させることによってヒステリシス材を消磁させることが可能になる。したがって、ヒステリシス材が着磁するのを確実に防止できる。
請求項(7)機関のクランクシャフトによって回転駆動される駆動回転体と、
カムシャフトまたは該カムシャフトに結合された従動回転体と、
前記駆動回転体と従動回転体のいずれか一方に設けられた径方向ガイドと、
前記駆動回転体と従動回転体に対して相対回転可能に設けられ、渦巻き状ガイド溝を有する中間回転体と、
前記径方向ガイドと渦巻き状ガイド溝に変位可能に案内される係合部材と、
該係合部材の変位を前記駆動回転体と従動回転体の相対回転位相に変換する運動変換機構とを備え、
前記運動変換機構のヒステリシス材を、前記中間回転体に固定したことを特徴とする請求項2〜(6)のいずれかに記載のヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
本発明は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、ヒステリシスブレーキをバルブタイミング制御装置以外の他の機器類に適用することも可能であり、また、バルブタイミング制御装置としては吸気側だけではなく排気側にも適用することが可能である。
本発明に供されるヒステリシス材の消励磁の原理説明図である。 同ヒステリシス材の磁界と消磁時間との関係を示す特性図である。 本発明にかかる内燃機関のバルブタイミング制御装置の実施形態の縦断面図である。 図3のA−A線断面図である。 本実施形態の最遅角制御時の作動状態説明図である。 本同実施形態の最進角制御時の作動状態説明図である。 本実施形態の中間位置制御時の作動状態説明図である。 本実施形態の通常機関停止時の制御フローチャート図である。 本実施形態の異常機関停止時の制御フローチャート図である。
符号の説明
1…カムシャフト
2…タイミングスプロケット(駆動回転体)
4…組付角操作手段(位相調整機構)
5…操作力付与手段(位相調整機構)
7…従動軸部材(従動回転体)
8…径方向孔(径方向ガイド)
15…渦巻き溝(渦巻きガイド溝)
16…係合ピン(係合部材)
18…渦ディスク(中間回転体)
20…ヒステリシスブレーキ(運動変換機構)
23…ヒステリシスリング(ヒステリシス材)
24…電磁コイル
25…コイルヨーク
26・27…対向面
26a、27a…極歯(極歯)
30…コントローラ

Claims (3)

  1. 複数の極歯が対向して形成されたヨークと、
    通電することによって前記ヨークに磁界を発生させるコイルと、
    前記対向する各極歯間を移動可能に配置され、磁束のヒステリシス特性を有するヒステリシス材と、を備え、
    前記コイルへの通電により前記ヒステリシス材の移動に対してブレーキ力を作用させるヒステリシスブレーキであって、
    前記コイルへの通電を停止した後に、前記ヒステリシス材が意に反して移動を停止してしまう場合を除き、該ヒステリシス材が移動状態を維持するように構成したことを特徴とするヒステリシスブレーキ。
  2. 複数の極歯が対向して形成されたヨークと、
    通電することによって前記ヨークに磁界を発生させるコイルと、
    前記対向する各極歯間を回転可能に配置され、磁束のヒステリシス特性を有するヒステリシス材と、を備え、
    前記コイルへの通電により前記ヒステリシス材の回転に対してブレーキ力を作用させて機関弁のバルブタイミングを変更するヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
    前記機関が運転者の意に反して停止してしまうする場合を除き、機関のカムシャフトを介して前記ヒステリシス材の回転が完全に停止する前に、前記コイルへの通電を停止させるように構成したことを特徴とするヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
  3. 複数の極歯が対向して形成されたヨークと、
    通電することによって前記ヨークに磁界を発生させるコイルと、
    前記対向する各極歯間を回転可能に配置され、磁束のヒステリシス特性を有するヒステリシス材と、を備え、
    前記コイルへの通電により前記ヒステリシス材の回転に対してブレーキ力を作用させて機関弁のバルブタイミングを変更するヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、
    前記機関が運転者の意に反して停止した後に機関を再始動させる際に、前記コイルに対して、ヒステリシス材を介してバルブタイミングが変更されない程度の低電圧を通電すると共に、機関のカムシャフトを介して前記ヒステリシス材が回転し始めた後に、前記コイルへの通電を一時的に停止させることを特徴とするヒステリシスブレーキを用いた内燃機関のバルブタイミング制御装置。
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