JP2005248905A - 可変バルブタイミング機構の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低回転時におけるバルブタイミング制御の応答性を改善し、特に、冷機時の始動性を向上させる。
【解決手段】クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を任意のタイミングで検出できる回転位相検出手段を備え、実回転位相θdetを目標回転位相θtgに一致させる方向の制御を、クランキング中(S14〜S16)、バッテリ電圧Vbが所定値Vs以上(S17)、冷却水温度(機関温度)Twが所定温度Ts以下(S18)で、かつ、目標回転位相θtgと実回転位相θdetとの偏差Erが所定値θs2以上(S19)であるときはフィードフォワード制御とし(S20)、それ以外のときは偏差Erに基づくフィードバック制御とする(S21)。
【選択図】図13

Description

本発明は、内燃機関のクランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることで、機関の吸気バルブ又は排気バルブのバルブタイミング(開閉タイミング)を変化させる可変バルブタイミング機構の制御装置に関する。
内燃機関のクランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることによって、吸気バルブ又は排気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング機構の制御装置としては、特許文献1に開示されるようなものがある。
このものは、クランクシャフトの基準回転位置でクランク角信号を出力するクランク角センサと、カムシャフトの基準回転位置でカム信号を出力するカムセンサとを備え、前記基準回転位置のずれ角に基づいてクランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を検出し、この回転位相が目標になるように可変バルブタイミング機構をフィードバック制御するようにしている。
特開2000−297686号公報
ところで、上記従来の構成では、一定のクランク角(カムシャフトの回転周期)毎に前記回転位相が検出されることになるが、可変バルブタイミング機構のフィードバック制御は、通常、微少単位時間毎に実行されるため、機関始動時等の低回転時においては、フィードバック制御の実行周期よりも回転位相の検出周期の方が長くなって、制御上十分な頻度で回転位相を検出できない。
従って、例えば、クランキング中にバルブタイミングを機関の始動に適した状態(始動時タイミング)へと制御しようとしても、機関始動開始後も回転位相が検出されるまでの間はフィードバック操作量が算出されないし、また、回転位相が検出された後も、回転位相が更新されるまでの間は実際とは異なる回転位相との偏差に基づいてフィードバック操作量が算出されることとなって、かえって始動性を低下させてしまうおそれがある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであり、低回転時においても回転位相を速やかに目標へと収束させて、特に冷機時における始動性を向上させることを目的とする。
このため、請求項1に記載の発明は、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を機関運転状態に応じて設定される目標回転位相に一致させる方向の制御を、機関回転速度が所定回転速度以下のときにフィードフォワード制御とする一方、それ以外のときはフィードバック制御とする。
このようにすると、回転位相の検出周期が長くなる低回転領域においても、実際の回転位相(バルブタイミング)を目標回転位相(目標バルブタイミング)へと速やかに制御することができる。これにより、機関始動時における制御性が改善され、特に冷機時の始動性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、実際の回転位相と目標回転位相との偏差が所定値を下回るときは、前記フィードフォワード制御を禁止する。
このようにすると、制御のオーバーシュートをあらかじめ回避できる。
請求項3に記載の発明は、機関回転速度の所定時間当たりの変化量が所定量を上回るときは、前記フィードフォワード制御を禁止する。
このようにすると、低回転領域であっても機関回転速度の変化量が所定値を超える場合には、完爆した(クランキングが終了した)と判定し、フィードフォワード制御からフィードバック制御に移行する。これにより、機関始動時にはフィードフォワード制御によりバルブタイミングを始動時タイミングへと応答よく制御しつつ、完爆後はフィードバック制御によって最適なバルブタイミングへと精度よく制御できる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は、実施形態における車両用内燃機関の構成図である。この図1において、内燃機関101の吸気管102には、スロットルモータ103aでスロットルバルブ103bを開閉駆動する電子制御スロットル104が介装され、該電子制御スロットル104及び吸気バルブ105を介して、燃焼室106内に空気が吸入される。
機関の各燃焼室には点火プラグ133が設けられており、これにより火花点火して混合気を着火燃焼させる。燃焼排気は燃焼室106から排気バルブ107を介して排出され、フロント触媒108及びリア触媒109で浄化された後、大気中に放出される。
前記吸気バルブ105及び排気バルブ107は、それぞれ吸気側カムシャフト134、排気側カムシャフト110に設けられたカムによって開閉駆動されるが、吸気側カムシャフト134には、可変バルブタイミング機構(VTC)113が設けられている。
このVTC113は、クランクシャフト120に対する吸気側カムシャフト134の回転位相を変化させることで吸気バルブ105の開閉タイミングを変化させる機構であり、その詳細については後述する。
なお、本実施形態では吸気バルブ105側のみにVTC113を備える構成としたが、吸気バルブ105側に代えて又は吸気バルブ105側と共に、排気バルブ107側にVTC113を備える構成であっても良い。
また、各気筒の吸気ポート130には、電磁式の燃料噴射弁131が設けられ、該燃料噴射弁131は、エンジンコントロールユニット(ECU)114からの噴射パルス信号によって開弁駆動されると、所定圧力に調整された燃料を吸気バルブ105に向けて噴射する。
マイクロコンピュータを内蔵するECU114には、各種センサからの出力信号が入力され、該信号に基づく演算処理によって、前記電子制御スロットル104、VTC113及び燃料噴射弁131を制御する。
前記各種センサとしては、アクセル開度を検出するアクセル開度センサAPS116、機関101の吸入空気量Qaを検出するエアフローメータ115、クランクシャフト120からクランク角180°毎の基準回転位置で基準クランク角信号REFを取り出すと共に単位クランク角度毎の単位角度信号POSを取り出すクランク角センサ117、スロットルバルブ103bの開度TVOを検出するスロットルセンサ118、機関101の冷却水温度Twを検出する水温センサ119、吸気側カムシャフト134からカム角90°(クランク角180°)毎の基準回転位置でカム信号CAMを取り出すカムセンサ132、燃焼室106内の燃焼圧力を検出する圧力センサ135、バッテリ電圧Vbを検出する電圧センサ136等が設けられている。なお、機関回転速度Neは、前記基準クランク角信号REFの周期、又は、単位時間当たりの単位角度信号POSの発生数に基づいて算出される。また、図示は省略するが、ECU114には、アイドルスイッチやスタートスイッチ等の動作信号も入力される。
次に、前記VTC113の構成を、図2〜図9に基づいて説明する。図2に示すように、本実施形態に係るVTC113は、前記吸気側カムシャフト(以下、単にカムシャフトという)134と、このカムシャフト134の前端部に必要に応じて相対回動できるように組み付けられ、チェーン(図示せず)を介してクランクシャフト120に連係されるタイミングスプロケット302を外周に有する駆動リング303(駆動回転体)と、この駆動リング303とカムシャフト134の前方側(図2において左側)に配置されて、カムシャフト134と駆動リング303との組付角を操作する組付角操作機構304と、この組付角操作機構304のさらに前方側に配置されて、同機構304を駆動する操作力付与手段305と、内燃機関の図外のシリンダヘッドとヘッドカバーの前面に跨って取り付けられて組付角操作機構304と操作力付与手段305の前面と周域を覆う図外のVTCカバーと、を備えている。なお、図3(及び図5)は図2のA−A断面図に相当し、図4は図2のB−B断面図に相当する。
駆動リング303は、段差状の挿通孔306を備えた短軸円筒状に形成され、この挿通孔306部分が、カムシャフト134の前端部に結合された従動軸部材307(従動回転体)に回転可能に組み付けられている。そして、駆動リング303の前面(カムシャフト134と逆側の面)には、図3に示すように、対面する平行な側壁を有する3個の径方向溝308(径方向ガイド)が駆動リング303のほぼ半径方向に沿うように形成されている。
また、従動軸部材307は、図2に示すように、カムシャフト134の前端部に突き合される基部側外周に拡径部が形成されると共に、その拡径部よりも前方側の外周面に放射状に突出する三つのレバー309が一体に形成され、軸芯部を貫通するボルト310によってカムシャフト134に結合されている。各レバー309には、リンク311の基端がピン312によって軸支連結され、各リンク311の先端には前記各径方向溝308に摺動自由に係合する円柱状の突出部313が一体に形成されている。
各リンク311は、突出部313が対応する径方向溝308に係合した状態において、ピン312を介して従動軸部材307に連結されているため、リンク311の先端側が外力を受けて径方向溝308に沿って変位すると、駆動リング303と従動軸部材307とは、リンク311の作用によって突出部313の変位に応じた方向及び角度だけ相対回動する。
また、各リンク311の先端部には、軸方向前方側に開口する収容穴314が形成され、この収容穴314に、後述する渦巻き溝315(渦巻き状ガイド)に係合する球面突起316aを有する係合ピン316(転動部材)と、この係合ピン316を前方側(渦巻き溝315側)に付勢するコイルばね317とが収容されている。なお、この実施形態においては、リンク311の先端の突出部313と、係合ピン316、コイルばね317等とによって径方向に変位可能な可動案内部が構成されている。
一方、従動軸部材307のレバー309の突設位置よりも前方側には、円板状のフランジ壁318aを有する中間回転体318が、軸受331を介して回転自在に支持されている。この中間回転体318のフランジ壁318aの後面側には、断面半円状の前述の渦巻き溝315が形成され、この渦巻き溝315に、前記各リンク311の先端の係合ピン316が転動自在に案内係合されている。渦巻き溝315の渦巻きは、駆動リング303の回転方向に沿って次第に縮径するように形成されている。従って、各リンク311先端の係合ピン316が渦巻き溝315に係合した状態において、中間回転体318が駆動リング303に対して遅れ方向に相対回転すると、リンク311の先端部は径方向溝308に案内されつつ、渦巻き溝315の渦巻き形状に誘導されて半径方向内側に移動し、逆に、中間回転体318が進み方向に相対変位すると、半径方向外側に移動する。
この実施形態の組付角操作機構304は、以上説明した駆動リング303の径方向溝308、リンク311、突出部313、係合ピン316、レバー309、中間回転体318、渦巻き溝315等によって構成されている。この組付角操作機構304は、操作力付与手段305から中間回転体318にカムシャフト134に対する相対的な回動操作力が入力されると、その操作力が渦巻き溝315と係合ピン316の係合部を通してリンク311の先端を径方向に変位させ、このときリンク311とレバー309の作用によって駆動リンク303と従動軸部材307に相対的な回動力を伝達する。
一方、操作力付与手段305は、中間回転体318を駆動リング303の回転方向に付勢するゼンマイばね319と、中間回転体318を駆動リング303の回転方向と逆方向に付勢すべく制動機構であるヒステリシスブレーキ320と、を備えてなり、内燃機関の運転状態に応じてヒステリシスブレーキ320の制動力を適宜制御することにより、中間回転体318を駆動リング303に対して相対回動させ、或は、この両者の回動位置を維持するようになっている。
ゼンマイばね319は、駆動リング303に一体に取り付けられた円筒部材321にその外周端部が結合される一方で、内周端部が中間回転体318の円筒状の基部に結合され、全体が中間回転体318のフランジ壁318aの前方側スペースに配置されている。
一方、ヒステリシスブレーキ320は、中間回転体318の前端部にリテーナプレート322を介して取り付けられた有底円筒状のヒステリシスリング323と、非回転部材である図外のVTCカバーに回転を規制した状態で取り付けられた磁界制御手段としての電磁コイル324と、電磁コイル324の磁気を誘導する磁気誘導部材であるコイルヨーク325と、を備え、電磁コイル324が機関の運転状態に応じて前記ECU114によって通電制御されるようになっている。具体的には、ECU114は、電磁コイル324に対する通電量を、ディザ信号が重畳されたデューティ制御信号に基づいて制御する。
ヒステリシスリング323は、図6に示すように、外部の磁界の変化に対して位相遅れをもって磁束力が変化する特性(磁気的ヒステリシス特性)を持つヒステリシス材(半硬質材)によって形成され、外周側の円筒壁323a部分が前記コイルヨーク325によって制動作用を受けるようになっている。
コイルヨーク325は、電磁コイル325を取り囲むように全体が略円筒形状に形成され、その内周面が軸受328を介して従動軸部材307の先端部に回転可能に支持されている。そして、コイルヨーク315の後部面側(中間回転体318側)には磁気入出部分が円筒状の隙間をもって向かい合うように周面状の一対の対向面326,327が形成されている。
また、図7に示すように、コイルヨーク325の両対向面326,327には夫々円周方向に沿って複数の凹凸が連続して形成され、これらの凹凸のうち凸部326a,327aが磁極(磁界発生部)を成すようになっている。
そして、一方の対向面326の凸部326aと他方の対向面327の凸部327aは円周方向に交互に配置され、対向面326,327相互の近接する凸部326a,327aがすべて円周方向にずれている。従って、両対向面326,327の近接する凸部326a,327a間には、電磁コイル24の励磁によって図7に示すような円周方向に傾きをもった向きの磁界が発生する。そして、両対向面326,327間の隙間には前記ヒステリシスリング323の円筒壁323aが非接触状態で介装されている。
ここで、このヒステリシスブレーキ320の作動原理を図8によって説明する。なお、図8(a)はヒステリシスリング323(ヒステリシス材)に最初に磁界をかけた状態を示し、図8(b)は上記(a)の状態からヒステリシスリング323を変位(回転)させた状態を示す。
図8(a)の状態においては、コイルヨーク325の両対向面326,327間における磁界の向き(対向面27の凸部327aから他方の対向面326の凸部327aに向かう磁界の向き)に沿うようにヒステリシスリング323内に磁束の流れが生じる。
この状態からヒステリシスリング323が、外力Fを受けて図8(b)に示す状態に移動すると、外部磁界内をヒステリシスリング323が変位することとなるため、このときヒステリシスリング323の内部の磁束は位相遅れをもち、ヒステリシスリング323内部の磁束の向きは、対向面326,327間の磁界の向きに対してずれる(傾斜する)こととなる。従って、対向面327の凸部327aからヒステリシスリング323に入る磁束の流れ(磁力線)と、ヒステリシスリング323から他方の対向面326の凸部326aに向かう磁束の流れ(磁力線)が歪められ、このとき、この磁束の流れの歪みを矯正するような引き合い力が対向面326,327とヒステリシスリング323との間に作用し、その引き合い力がヒステリシスリング323を制動する抗力F’として働く。
このヒステリシスブレーキ320は、以上のようにヒステリシスリング323が対向面326,327間の磁界内を変位するときに、ヒステリシスリング323の内部の磁束の向きと磁界の向きのずれによって制動力を発生するものであるが、その制動力は、ヒステリシスリング323の回転速度(対向面326,327とヒステリシスリング323の相対速度)に関係なく、磁界の強さ、即ち、電磁コイル324の励磁電流の大きさに略比例した一定の値となる。
なお、図9は、ヒステリシスブレーキ320における回転速度と制動トルクの関係を、励磁電流をa〜d(a<b<c<d)に変えて調べた試験結果である。この試験結果から明らかなように、このヒステリシスブレーキ320は、例えば、渦電流を用いたブレーキのように回転速度の影響を受けることがなく、常に励磁電流値に応じた制動力を得ることができる。
本実施形態に係るVTC113は以上のような構成となっており、ヒステリシスブレーキ320の電磁コイル324の励磁がオフされると、ゼンマイばね319の力によって中間回転体318が駆動リング303に対して機関回転方向に最大に回転される(図3参照)。これにより、クランクシャフト120に対するカムシャフト134の回転位相はバルブタイミングが最も遅れる最遅角側(吸気バルブ105のバルブタイミングは最遅角タイミング)に維持される。
この状態から前記回転位相を最進角側に変更すべき指令が前記ECU114から発されると、ヒステリシスブレーキ320の電磁コイル324の励磁がオンにされて、ゼンマイばね319の力に抗する制動力が中間回転体318に付与される。これにより、中間回転体318が駆動リング303に対して回転移動し、それによってリンク311の先端の係合ピン316が渦巻き溝315に誘導されてリンク311の先端部が径方向溝308に沿って変位し、図5に示すように、リンク311の作用によって駆動リング303と従動軸部材307の組付角が最進角側に変更される。この結果、回転位相はバルブタイミングが最も進む最進角側(吸気バルブ105のバルブタイミングは最進角タイミング)に変更される。
一方、この状態(最進角側)から前記回転位相を最遅角側に変更すべく前記ECU114から発されると、ヒステリシスブレーキ320の電磁コイル324の励磁がオフにされ、再度ゼンマイばね319の力によって中間回転体318が戻す方向に回転移動する。すると、渦巻き溝315による係合ピン316の誘導によってリンク311が上記と逆方向に揺動し、図3に示すように、そのリンク311の作用によって駆動リング303と従動軸部材307の組付角が再度最遅角側に変更される。
なお、このVTC113によって変更される(クランクシャフトに対するカムシャフト134の)回転位相は、以上説明した最遅角と最進角の二種の位相ばかりでなく、ヒステリシスブレーキ320の制動力の制御によって任意の位相に変更することができ、ゼンマイばね319の力とヒステリシスブレーキ320の制動力のバランスによってその位相を保持することもできる。
また、本実施形態では、図10に示すように、吸気側カムシャフト134と共に回転する回転体401と、この回転体401の外周に近接配置された電磁式のギャップセンサ402とを備えている。
回転体401は直接又は他の部材を介して間接的に吸気カムシャフト134に固定されており、その外周は、図10に示すように、吸気側カムシャフト134の中心からの距離が周方向で徐々に変化するよう形成されている。ギャップセンサ402は、吸気側カムシャフト134と回転に伴って変化する回転体401の外周とのギャップGpに応じた信号(電圧)をECU114に出力する。なお、回転体401は、吸気側カムシャフト134と共に回転するように設けられていれば、その固定方法や固定位置等は問わず、また、ギャップセンサ402は、回転体401の外周とのギャップGpに応じた信号を連続的に出力できればいずれの方式のものであってもよい。
ここで、ギャップセンサ402からの出力は、図11に示すように、回転体401の外周とのギャップに対してほぼ正比例の関係にあり、また、ギャップと吸気側カムシャフト134の回転角度とは1対1で対応するため、ギャップセンサ402の出力と吸気側カムシャフト134の回転角度(カム角)とは、図12に示すように、ほぼ正比例の関係となる。従って、ECU114は、ギャップセンサ402からの出力信号に基づいて瞬時に吸気側カムシャフト134の回転角度を検出することができる。
すなわち、本実施形態においては、(1)クランク角センサ117及びカムセンサ132の検出信号に基づいて、吸気側カムシャフト134の回転周期毎に、クランクシャフト120に対する吸気側カムシャフト134の回転位相(吸気バルブ105のバルブタイミング)を検出できる(以下、これを第1回転位相検出手段による検出という)と共に、(2)クランク角センサ117及びギャップセンサ402の検出信号に基づいて、任意のタイミングで連続的に前記回転位相(吸気バルブ105のバルブタイミング)を検出することができる(以下、これを第2回転位相検出手段による検出いう)。
具体的には、第1回転位相検出手段は、基準クランク角信号REFの発生からカム信号CAMの発生までの単位角度信号POSをカウントすることで前記回転位相を検出(算出)し、第2回転位相検出手段は、ギャップセンサ402の出力信号に基づいて検出した吸気側カムシャフト134の回転角度と、基準クランク角信号REFの発生から吸気側カムシャフト134の回転角度検出までの単位角度信号POSをカウントすることで検出したクランクシャフト120の回転角度とから前記回転位相を検出(算出)する。
このように、2つの回転位相検出手段を備えることにより、例えば、高回転時には前記第1回転位相検出手段により安定かつ正確にクランクシャフト120に対する吸気側カムシャフト134の回転位相を検出する一方、バルブタイミング制御等の実行周期よりも第1回転位相検出手段による回転位相の検出周期の方が長くなる低回転時には、前記第2回転位相検出手段により前記回転位相を検出する、というように、第1、第2回転位相検出手段を適宜選択して回転位相を検出することができる。
ところで、本実施形態におけるVTC113では、後述するように、機関始動時においては、始動に最適な吸気バルブ105のバルブタイミング(始動時タイミング)が前記最遅角タイミングよりも進角側に設定されるようになっている(図14参照)。これは、機関始動時においては始動性を損なわないバルブタイミングとしつつ、高回転時においてはバルブタイミングをより遅角させて出力の向上を図れるようにするためである。本実施形態では、機関停止時には吸気バルブ105のバルブタイミングは前記最遅角タイミングとなっているから、機関の始動時には、バルブタイミングを最遅角タイミングから始動時タイミングへと進角させる必要がある。
このため、ECU114は、機関始動時(クランキング中)と通常運転時とでバルブタイミング制御を切り換えるようにしている。以下、本実施形態におけるバルブタイミング制御について、図13、図14に示すフローチャートに基づいて説明する。
図13は、バルブタイミング制御のメインルーチンを示すフローチャートである。このフローは、キースイッチがONされると開始され、所定時間(例えば、10ms)毎に実行される。
S11では、吸気バルブ105の目標バルブタイミング(目標回転位相)θtg(deg)を設定する。本実施形態において、かかる設定は、機関回転速度Ne、機関負荷、機関温度等に基づいて行われるが、その詳細については後述する(図14参照)。
S12では、吸気バルブ105の実際のバルブタイミング(実回転位相)θdet(deg)を検出する。かかる検出は、クランク角センサ117及びギャップセンサ402の検出信号に基づいて、すなわち、前記第2回転位相検出手段により行う。
S13では、前記目標回転位相θtgと前記実回転位相θdetとの偏差Er(θtg−θdet)を算出する。
S14では、スタートスイッチがONであるか否かを判定する。スタートスイッチがONであればS15に進み、OFFであればS21に進む。なお、スタートスイッチのON/OFF判定に代えて、始動モータのON/OFF判定としてもよい。
S15では、機関回転速度Neが所定回転速度Ns1(例えば、300rpm)以下であるか否かを判定する。Ne≦Ns1であればS16に進み、Ne>Ns1であればS21に進む。
S16では、機関回転速度Neの前回値Nezからの変化量ΔNeが所定値Ns2(例えば、100rpm)以下であるか否かを判定する。ΔNe≦Ns2であればS17に進み、ΔNe>Ns2であればS21に進む。
以上のS14〜S16によりクランキング中であるか(完爆していないか)否かがが判定され、すべてがYESであればクランキング中であると判定してS17に進む。一方、いずれかがNOであればクランキング終了(完爆した)であるとしてS21に進み、通常のバルブタイミング制御を行う。なお、本実施形態ではS14〜S16のすべてを判定することでクランキング中であるか否かを判定するようにしているが、例えば、S15のみにより低回転域であるか否かを判定するようにしてもよい。ここで、本実施形態における通常のバルブタイミング制御とは、S13で算出された偏差Erに基づくフィードバック制御のことをいい、具体的には、PID制御等によってフィードバック操作量Uを算出し、算出されたフィードバック操作量Uに応じたデューティ制御信号をVTC113(の電磁コイル324)に出力することになる。
S17では、バッテリ電圧Vbが所定電圧Vs(例えば、8V)以上であるか否かを判定する。かかる条件を判定するのは、バッテリ電圧Vbが低いとVTC113に駆動信号(電磁コイル324にデューティ制御信号)を出力しても実際にはVTC113を駆動できないからである。そこで、Vb≧VsであればS18に進むが、Vb<VsであればS21に進んで通常のバルブタイミング制御を行うこととする。
S18では、冷却水温度(機関温度)Twが所定温度Ts(例えば、100℃)以下であるか否かを判定する。かかる条件を判定するのは、高温下で電磁コイル324への通電量を大きくすると、コイル温度が上昇し過ぎる可能性があるからである。そこで、Tw≦TsであればS19に進むが、Tw>TsであればS21に進んで通常のバルブタイミング制御を行うこととする。
S19では、S13で算出した偏差Erが所定値θs(例えば、10deg)以上であるか否かを判定する。かかる条件を判定するのは、偏差Erが小さいにもかかわらず、電磁コイル324への通電量を大きくしてVTC113を高速で駆動しようとすると、オーバーシュートが発生する可能性があるからである。そこで、Er≧θsであればS20に進むが、Er<θsであればS21に進んで通常のバルブタイミング制御を行うこととする。
なお、S17〜S19の条件をすべて判定することが望ましいが、そのうちのいずれかを判定するように構成してもよく、また、更に条件を追加してもよい。
S20では、クランキング中であり、かつ、電磁コイル324への通電量を大きくしても問題のない場合であるので、吸気バルブ105のバルブタイミングを最遅角タイミングから始動時タイミングへと速やかに制御するように、所定のデューティ値(Duty=n%)とした制御信号EVTCDYTをVTC113(の電磁コイル324)に出力する。ここで、出力するデューティ値は固定値(例えば、n=100%)としてもよいが、あらかじめ前記偏差Erに応じて出力すべきデューティ値を求めてテーブル等を作成しておき、偏差Erに応じて可変設定するのが望ましい。精度よく始動時タイミングへと制御するためである。また、この場合においては、さらに、冷却水温度Twに応じてデューティ値を補正するようにしてもよい。
図14は、目標回転位相θtgを設定するフローチャートであり、図13のS11において実行される。
S101では、機関が回転しているか(回転を開始したか)否かを判定する。機関が回転中であればS102に進み、回転していなければVTC113が動作しないのでS105に進んで目標回転位相θtgを0(deg)とする。
S102では、図13のS14と同様に、スタートスイッチ(又は始動モータ)がONであるか否かを判定する。スタートスイッチ(始動モータ)がONであればS103に進み、OFFであればS104に進む。
S103では、機関始動時(クランキング中)であるとして、始動時用の目標回転位相(始動時タイミング)θtgを設定する。かかる設定は、具体的には、冷却水温度(機関温度)Twに基づいて、図中に示すようなテーブルを検索することにより行う。ここで、始動時用の目標回転位相θtgは、冷却水温度Twが低いほど大きく設定される(進角側に設定される)。これは、低温始動時においては、吸気バルブ105の閉タイミングIVCを吸気下死点(BDC)に近づけて有効圧縮比を高めて始動性を向上させる一方、高温始動時においては、IVCをBDCから遠ざけるようにして振動の低減を図るようにしたものである。
S104では、通常運転中であるとして、通常時用の目標回転位相(通常時タイミング)θtgを設定する。具体的には、図中に示すように、機関回転速度Neと機関負荷(目標体積効率ηV)とに基づくマップを参照して目標回転位相θtgを設定するが、本実施形態においては、冷却水温度(機関温度)Twに応じて要求されるバルブタイミングが変化することを考慮して、冷却水温度Twにより参照するマップを切り換えるようにしている。
以上により、本実施形態においては、機関始動時には機関の始動に適したバルブタイミングとなる目標回転位相θtgが設定され、原則として、実回転位相θdetを目標回転位相θtgとすべく(近づけるべく)フィードフォワード制御が行われる。これにより、機関始動時に、バルブタイミングを機関停止中の状態から始動時バルブタイミングへと応答よく制御することができ、始動時タイミングに到達する前に燃料噴射及び点火が行われて完爆(初爆)が生じてしまう事態を回避して、ミッションの悪化、燃焼の不安定を防止できる。一方、機関始動時であってもフィードフォワード制御を行うのが適さないと判定された場合や機関が通常運転となった場合には、従来と同様に、実回転位相θdetを目標回転位相θtgに一致させるようにフィードバック制御が行われる。
なお、以上説明した実施形態では、吸気バルブ105にVTC113を備えたものについて説明しているが、排気バルブ107側にVTC113を備えた場合であっても同様である。
また、クランクシャフト120に対する吸気側カムシャフト134の回転位相を任意のタイミングで検出できれば、前記第2回転位相検出手段に限るものではなく、また、吸気側カムシャフト134の回転周期よりも短い周期で前記回転位相を検出するもので代用してもよい。
さらに、以上では電磁式のVTCについて説明したが、油圧式のVTC(例えば、機関始動時に油圧を上昇させる手段を備えたもの)に対して適用してもよい。
ここで、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する
(イ)請求項1〜3のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング機構の制御装置において、
機関温度を検出する温度検出手段を備え、
前記温度検出手段により検出した機関温度が所定温度を上回るときは、前記フィードフォワード制御を禁止することを特徴とする
このようにすると、可変バルブタイミング機構の電磁コイル(アクチュエータ)の温度が高いときに、電磁コイルへの通電量を大きくしてしまい、コイル温度が上昇し過ぎるような事態を回避できる。
(ロ)請求項1〜3、上記(イ)のいずれか1つに記載の可変バルブタイミング機構の制御装置において、
バッテリ電圧を検出する電圧検出手段を備え、
前記電圧検出手段により検出したバッテリ電圧が所定値を下回るときは、前記フィーフォフォワード制御を禁止することを特徴とする。
このようにすると、駆動信号を出力したとしても可変バルブタイミング機構が動作しないような場合、フィードフォワード制御を行うことにより更なるバッテリ電圧の低下を招いてしまうような事態を回避できる。
(ハ)請求項2又は請求項3記載の可変バルブタイミング機構の制御装置において、
前記目標回転位相は機関温度に応じて設定され、
前記実際の回転位相と設定された目標回転位相との偏差に応じて、前記可変バルブタイミング機構に出力するフィードフォワード操作量を設定することを特徴とする。
このようにすると、始動性を向上と振動の低減との両面から機関始動に適した目標回転位相(バルブタイミング)を設定しつつ、機関始動時においても高応答・高精度なバルブタイミング制御を行うことができる。
実施形態に係る内燃機関のシステム構成図である。 実施形態に係る可変バルブタイミング機構(VTC)を示す断面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 上記VTCの作動状態を示す断面図(A−A断面図に相当する)。 ヒステリシス材の磁束密度−磁界特性を示すグラフである。 図4の部分拡大断面図である。 図7の部品を直線状に展開した模式図であり、初期状態(a)とヒステリシスリングが回転したとき(b)の磁束の流れを示す図である。 上記VTCのブレーキトルク−回転速度特性を示すグラフである。 第2回転位置検出手段を構成する回転体401とギャップセンサ402とを説明する図である。 ギャップセンサのギャップ−出力特性を示すグラフである。 ギャップセンサの出力−カム角(回転位置)特性を示すグラフである。 本実施形態に係るバルブタイミング制御のフローチャートである。 目標回転位相を設定するフローチャートである。
符号の説明
101…内燃機関、105…吸気バルブ、113…VTC(可変バルブタイミング機構)、114…ECU(エンジンコントロールユニット)、クランク角センサ…117、120…クランクシャフト、132…カムセンサ、134…吸気側カムシャフト、401…回転体、402…ギャップセンサ

Claims (3)

  1. 内燃機関のクランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変化させることで、機関の吸気バルブ又は排気バルブの開閉タイミングを変化させる可変バルブタイミング機構の制御装置において、
    前記回転位相を機関運転状態に応じて設定される目標回転位相に一致させる方向の制御を、機関回転速度が所定回転速度以下のときにフィードフォワード制御とする一方、それ以外のときはフィードバック制御とすることを特徴とする可変バルブタイミングの制御装置。
  2. 前記回転位相を任意のタイミングで検出可能な回転位相検出手段を備え、
    前記回転位相検出手段により検出した実際の回転位相と前記目標回転位相との偏差が所定値を下回るときは、前記フィードフォワード制御を禁止することを特徴とする請求項1記載の可変バルブタイミング機構の制御装置。
  3. 前記機関回転速度の所定時間当たりの変化量が所定量を上回るときは、前記フィードフォワード制御を禁止することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の可変バルブタイミング機構の制御装置。
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