JP2006272857A - インクジェット記録シート - Google Patents

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Abstract

【課題】非常に高い写像性や高いインク吸収性及び印字濃度を有し、かつ光沢面表面の耐傷性の高いインクジェット記録シートを提供する。
【解決手段】透気性の紙支持体に、インク受理層及び光沢発現層を順次設けた後、該光沢発現層を凝固液を用いて凝固処理し、湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ロールに圧接、乾燥して仕上げるインクジェット記録シートにおいて、該光沢発現層中に、無機微粒子として擬ベーマイト構造のアルミナ水和物及びカチオン処理されたコロイダルシリカ、結着剤としてポリビニルアルコール及びポリビニルアセタールから選ばれる少なくとも一種、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンを含有し、該凝固液中にホウ素化合物、カゼイン、離型剤を含有する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、銀塩写真用印画紙並の写像性や高いインク吸収性及び印字濃度を有し、かつ記録面の耐傷性が高いインクジェット記録シートに関するものである。
インクジェット記録方式は、種々の作動原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シートに付着させ、画像、文字等の記録を行なうものであるが、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通性が大きい、現像−定着が不要等の特徴があり、漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として種々の用途において急速に普及している。又、多色インクジェット方式により形成される画像は、製版方式による多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して、遜色のない記録を得ることが可能である。更に、作成部数が少なくて済む用途においては、写真技術による印画よりも安価であることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用され、多様化が進んでいる。
多様化はインクジェット記録材料の外観に対しても展開され、従来からある普通紙やマット紙といった光沢のない或いは光沢の低い外観に加え、アート紙、コート紙、キャストコート紙、印画紙等に類似の光沢を有した外観が求められている。これはインクジェット記録が印刷や写真に匹敵する画像品質を再現できることにより、外観も類似させたいという要望のためである。
そこで、表面光沢性を高めたインクジェット記録材料としては、基材上に樹脂からなるインク受容層を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかし、これら樹脂からなるインク受容層は、シリカ等の顔料微粒子からなるインク受容層と比較して、表面光沢性は得られるものの、吸収速度が遅く、また吸収容量が少ないという欠点を有する。
インク吸収速度が速く、表面光沢性を高めたインクジェット記録用紙としては、近年、インク受容層にアルミナ水和物(カチオン性アルミナ水和物)を用いたインクジェット記録用紙が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、アルミナ水和物を用いたインク受容層は、表面光沢性は非常に高くなるものの、細孔容積が少ないために、単位塗布量当たりのインク吸収容量が少なく、十分なインク吸収容量を得るためには厚膜塗布が必要になるという欠点を有する。
また、インクジェット記録用紙に表面光沢を付与する方法として、スーパーカレンダー、グロスカレンダー等のカレンダー装置を用い、圧力や温度をかけたロール間に通す方法がある。しかしながら、インクジェット記録用紙に表面光沢を付与する目的で、高線圧下でカレンダー処理を行うと、塗工層中の空隙が減少し、インク吸収性の悪化をまねく。このことからカレンダー処理は、許容されるインク吸収性を保つ範囲で条件を選択せざるを得ず、高光沢を得ることは困難である。
カレンダー処理によらない表面光沢付与の方法として、キャスト処理法が知られている。例えば、紙基材の上にインク受理層と光沢発現層を設け、光沢発現層をキャスト処理法で形成した記録材料(例えば、特許文献3参照)が挙げられる。キャスト処理法には代表的なものとして以下の3つの方法がある。即ち、基材に塗布された塗工液が全く乾燥されていない状態で、加熱された鏡面ロール(以下キャストドラム)に圧接される直接法、基材に塗布された塗工液を一旦乾燥、または半ば乾燥した後、再湿液により再び可塑性を有した状態に戻された後に、加熱されたキャストドラムに圧接されるリウェット法、基材に塗布された塗工液が凝固液で処理され、流動性のないゲルの状態で、加熱されたキャストドラムに圧接される凝固法である。これらのキャスト処理法はいずれも鏡面状のドラム表面を写し取ることで高光沢塗工層表面を得る点で共通する。
これらキャスト処理法の中でも、凝固法はリウェット法のように塗工層を一旦乾燥、固化することなく、可塑性のある凝固状態で鏡面仕上げ面に圧接、乾燥させるため、塗工層が鏡面仕上げ面に均一に密着することができる。また、鏡面仕上げ面の温度を高温にしても塗工層が破壊されることもない。更に、嵩高く、ポーラスな塗工層を形成することが出来るため、キャスト処理法の中ではインクジェット記録シートの製造法として適している。
凝固法を用いて、表面光沢に優れるインクジェット記録シートを得るために、各種提案がなされている。例えば、塗工層中の樹脂と、それを凝固しうる凝固剤の組み合わせ(例えば、特許文献4、特許文献5、特許文献6参照)、また、凝固液自体の検討(例えば、特許文献7参照)もなされているが、光沢感、インク吸収性、表面強度の全てで満足のいくインクジェット記録シートはまだ得られていない。
キャスト処理法により、表面光沢はそれなりに得られるものの、光沢性の美観要素を決定づけているのは、表面光沢だけではなく写像性といわれる指標である。写像性とは、光沢表面に物体が映った時、その像がどの程度鮮明に、また歪みなく映るかの指標である。同じ表面光沢を持つ面でも、歪みが無いほど高い光沢度が知覚され美感要素は高いと言え、表面光沢度の測定のみでは、視感と相関する評価ができない。従来の技術では、写像性を満足するインクジェット記録シートも得られていない。
また、キャスト処理法で作成したインクジェット記録シートは、使用している無機顔料が超微粒子であるため傷がつきやすく、塗層表面が高光沢であるため傷が目立ちやすい問題がある。また、より高いインク吸収性を得るためには、無機顔料に対するバインダー量の含有比率を小さくする事が必要であるが、この比率を小さくすることによって、益々傷が発生しやすくなる。
近年、ハガキのように両面がインクジェット記録適性を有する記録シートにおいても、表面にフォトライクな質感、高い光沢性、高い印字品質が要求されている。このようなハガキ用途に使用されるインクジェット記録シートにおいては、片面に印字する通常の記録シートと比較して、裏表2回印字するためプリンターでの傷がつきやすい。また、ハガキ特有の問題として、宛名面に郵便番号枠をオフセット等の印刷機で印刷する必要があり、通常はハガキ大に断裁する前の大判で印刷されている。このため、印刷機でも傷が発生し、特に印刷位置合わせの際に通信面に発生する針跡と呼ばれる傷が問題となっている。
特開平4−282282号公報 特開平5−24335号公報 特開平7−117335号公報 特開平9−59897号公報 特開2002−266282号公報 特開2002−293004号公報 特開2002−166645号公報
本発明の課題は、非常に高い写像性や高いインク吸収性及び印字濃度を有し、かつ光沢面表面の耐傷性の高いインクジェット記録シートを提供することにある。
本発明者らは、この課題を解決するため鋭意研究の結果、本発明に至った。即ち、透気性の紙支持体に、インク受理層及び光沢発現層を順次設けた後、該光沢発現層を凝固液を用いて凝固処理し、湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ロールに圧接、乾燥して仕上げるインクジェット記録シートにおいて、該光沢発現層中に、無機微粒子として擬ベーマイト構造のアルミナ水和物及びカチオン処理されたコロイダルシリカ、結着剤としてポリビニルアルコール及びポリビニルアセタールから選ばれる少なくとも一種、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンを含有し、該凝固液中にホウ素化合物、カゼイン、離型剤を含有することを特徴とするインクジェット記録シートによって達成された。
前記光沢発現層中に含有する擬ベーマイト構造のアルミナ水和物とカチオン化処理されたコロイダルシリカの質量比が95:5〜30:70の範囲であると好ましい。
前記光沢発現層中に含有するアクリル系樹脂エマルジョンのガラス転移温度が30℃〜90℃であると好ましい。
本発明のインクジェット記録シートは、非常に高い写像性や高いインク吸収性及び印字濃度を有し、かつ光沢面表面に高い耐傷性を有する。
以下に本発明のインクジェット記録シートについて、詳細に説明する。本発明に用いられる支持体は、透気性の支持体であり、公知の紙支持体を適宜選択して使用することが出来る。例えば、LBKP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の古紙パルプ、等の木材パルプと従来公知の顔料を主成分として、バインダー及びサイズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等の各種装置で製造された原紙、更に該原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール等でのサイズプレスやアンカーコート層を設けた原紙が挙げられる。前記支持体の坪量としては、通常40〜300g/m2であるが、特に制限されるものではない。
本発明における前記インク受理層は顔料を含有することが好ましい。例えば、合成非晶質シリカ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、カオリン、焼成カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、コロイダルシリカ、コロイダルアルミナ、擬ベーマイト、水酸化アルミニウム、アルミナ、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、炭酸マグネシウム、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられ、特に細孔容積の多い合成非晶質シリカが好ましい。このような合成非晶質シリカとは、ケイ酸のゲル化により、SiO2の三次元構造を形成させた、多孔性、不定形微粒子であり、細孔径1〜200nm程度を有する。
このような合成非晶質シリカは、市販のものを好適に用いることができ、例えば、ミズカシルP−526、ミズカシルP−801、ミズカシルNP−8、ミズカシルP−802、ミズカシルP−802Y、ミズカシルC−212、ミズカシルP−73、ミズカシルP−78A、ミズカシルP−78D、ミズカシルP−78F、ミズカシルP−87、ミズカシルP−705、ミズカシルP−707、ミズカシルP−707D、ミズカシルP−709、ミズカシルC−402、ミズカシルC−484(以上、水澤化学工業製)、トクシールU、トクシールUR、トクシールGU、トクシールAL−1、トクシールGU−N、トクシールN、トクシールNR、トクシールPR、ソーレックス、ファインシールE−50、ファインシールT−32、ファインシールX−37、ファインシールX−37B、ファインシールX−60、ファインシールX−70、ファインシールRX−70、ファインシールA、ファインシールB(以上、トクヤマ製)、カープレックスFPS−101、カープレックスCS−7、カープレックス80、カープレックスXR、カープレックス67(以上、塩野義製薬製)、ニップジェルAY−420、ニップジェルAY−601、ニップジェルAY−603、ニップジェルAZ−600、ニップジェルBY−400、ニップジェルBY−001、ニップジェルG−0123、ニップジェルG−0124、ニップシルVN3、ニップシルLP、ニップシルER、ニップシルNA、ニップシルE−200A(以上、東ソー・シリカ製)、サイリシア770、サイリシア740、サイリシア730、サイリシア440、サイリシア431、サイリシア450、サイリシア470、サイリシア250、サイリシア310、サイリシア350、サイリシア320(以上、富士シリシア化学製)、サイロイドAL−1、サイロイドAL−1B、サイロイドCP4、サイロイド72W、サイロイドED3、サイロイド74、サイロイド74X6500、サイロイド74X5500、サイロイド74X4500、サイロイド622、サイロジェットP405、サイロジェットP407、サイロジェットP409、サイロジェットP412、サイロジェットP416、サイロジェットP616(以上、グレース製)などが挙げられる。
前記インク受理層には、バインダーを含有するのが好ましい。かかるバインダーとしては、例えば、ポリビニルアルコール又はそのシラノール変性物、カルボキシル化物、カチオン化物、アセトアセチル化物等の各種誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス、或はこれら各種重合体のカルボキシ基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス、ポリウレタン樹脂系ラテックス等が挙げられる。これらの中で好ましいのは、シラノール変性のポリビニルアルコール、エチレン−酢酸ビニル共重合体ラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックスであり、これらの少なくとも1種以上を選択して用いることが出来る。
インク受理層におけるバインダー含有量は、顔料に対し、5〜70質量%であると良好な塗層強度およびインク吸収性が得られ、好ましい。より好ましくは、10〜60質量%である。
更に、インク受理層には、添加剤として、染料定着剤(各種カチオン性樹脂)、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、サイズ剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、湿潤強度増強剤、乾燥強度増強剤等を適宜配合することもできる。
特に、水性インクの染料分である水溶性直接染料や水溶性酸性染料中のスルホン酸基、カルボキシル基、アミノ基等と不溶な塩を形成する2級アミン、3級アミン、4級アンモニウム塩からなるカチオン性染料定着剤を配合した場合、インク受理層にて染料が捕獲されるために、色彩性が向上する。また、不溶な塩の形成により、水の滴下や吸湿によってインク受理層からインク中の染料、又は顔料が流れ出ることによる記録画像の破壊が抑制されるので好適である。
インク受理層の塗工量は、5〜25g/m2であると、良好なインク吸収性および面質が得られ、好ましい。より好ましくは、5〜20g/m2である。又、インク受理層はある一定の塗工量を数回に分けて塗布することも可能である。
インク受理層を塗工する方法は、各種ブレードコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、コンマコーター、バーコーター、ロッドブレードコーター、カーテンコーター、ショートドウェルコーター、サイズプレス等の各種装置をオンマシン或いはオフマシンで用いることができる。塗工ムラが無く均一な厚さの塗工層が得られるカーテンコーターによる塗工が特に好ましい。
このインク受容層の塗工後に、裏面に加湿空気、加湿蒸気を吹き付けてカール矯正を行ってもよく、更にマシンカレンダー、TGカレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等を用いたカレンダー処理を行ってもよい。
本発明において、光沢発現層は凝固法処理される。凝固法は、インク受理層上に塗工された光沢発現層が、流動性を有する状態の時に凝固液によって処理されてゲル化される処理方法であり、ゲル化された光沢発現層は、加熱されたキャストドラムに圧接されて乾燥される。
本発明の光沢発現層は、無機微粒子として擬ベーマイト構造のアルミナ水和物及びカチオン処理されたコロイダルシリカを少なくとも含有する。これら無機微粒子は平均粒子径が極めて小さく高い光沢感が得られるとともに、光沢発現層の透明性が向上し印字濃度が高くなる。また、カチオン処理されたコロイダルシリカは粒子表面の電荷がカチオンであることにより、電気的な相互作用によってインク中の染料成分である直接染料や水溶性酸性染料中のスルホン基、カルボキシル基、アミノ基等と不溶な塩を形成して光沢発現層で該染料成分を定着させ印字濃度が高まる。
また、前記光沢発現層は、顔料として擬ベーマイト構造のアルミナ水和物とカチオン化処理されたコロイダルシリカを質量比で95:5〜30:70の範囲で含有すると、高い写像性および印字濃度が得られ、好ましい。
本発明で言う写像性とは、光沢表面に物体が映った時、その像がどの程度鮮明に、また歪み無く映し出されるかの尺度であり、JIS H8686で規定される光学的装置を使用し、光学くしを通して得られた光量の波形から像鮮明度(C)として求める。光学くしは暗部明部の比が1:1で、その幅は0.125、0.5、1.0及び2.0mmの各種のものがある。測定は光学くしを移動させ、記録紙上の最高波形(M)及び最低波形(m)を読み取り、C=(M−m)/(M+m)×100として像鮮明度を求める。像鮮明度Cは値が大きければ写像性がよく、小さければ「ボケ」または「歪み」を持っていることを示す指標である。この「ボケ」または「歪み」が少なければ、光沢計での光沢値が同じ場合であっても、目視による光沢感が向上することが分かっている。
前記光沢発現層に用いられる結着剤として、各種鹸化度のポリビニルアルコール及びポリビニルアセタールから選ばれる少なくとも一種を少なくとも含有する。これら結着剤は後述の凝固液中の凝固剤であるホウ素化合物と効果的に凝固する。
また、前記結着剤と共に本発明の効果を損なわない程度で、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白等の天然高分子、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体、カルボキシルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体等の天然高分子とその誘導体、及び各種鹸化度のポリビニルアルコールのシラノール変性体、カルボキシル変性体、カチオン変性体等の各種誘導体、ポリエチレンオキサイド、ポリエチレングリコール、ポリアクリルアミド、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリ尿素ポリアミド樹脂等の各種水溶性合成高分子とそのカルボキシル変性体、アミド変性体、カチオン変性体等の誘導体、並びにスチレン−ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル系、ポリウレタン系等の合成高分子エマルジョン、ラテックスとそのカルボキシル、アミド、各種アミン基によるカチオン変性体等の変性誘導体などを併用しても良い。
前記光沢発現層における結着剤含有量は、乾燥総固形分に対し、通常、1〜40質量%であると、良好なインク吸収性や塗層強度が得られ、好ましい。より好ましくは3〜30質量%である。
前記光沢発現層には、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンを含有する。該アクリル酸アルキルエステルのアルキル炭素数は1〜4であると好ましい。また、該メタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルのアルキル炭素数は1〜3であると好ましい。該アクリル系樹脂エマルジョンはこれら構成モノマーと共重合可能な他のモノマーを含んでいてもかまわない。該アクリル系樹脂エマルジョンは、凝固法によりゲル化された光沢発現層が加熱されたキャストドラムに圧接されて乾燥する際に被膜を形成し、より高い光沢感と写像性を発現する。該アクリル系樹脂エマルジョンのガラス転移温度はキャストドラムの表面温度より低い方が好ましく、30℃〜90℃であるとより好ましい。
更に、前記光沢発現層には添加剤として、カチオン系染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、粘度安定剤、pH調整剤、界面活性剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、白色無機顔料、白色有機顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、レベリング剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤などを本発明の目的を害しない範囲で適宜添加することもできる。
前記光沢発現層の塗布には、例えば、各種ブレードコーター、ロールコーター、エアナイフコーター、バーコーター、ロッドブレードコーター、コンマコーター、リップコーター、カーテンコーター、ショートドウェルコーター、サイズプレス等の各種装置を用いることができる。
光沢発現層の塗工量は、5〜30g/m2であると、高い写像性およびインク吸収性が得られ、好ましい。より好ましくは5〜20g/m2である。
本発明の凝固液は、凝固剤としてホウ素化合物を含有する。ホウ素化合物としては、例えば、オルトホウ酸塩、二ホウ酸塩、メタホウ酸塩、四ホウ酸塩(ホウ砂)、五ホウ酸塩、八ホウ酸塩が挙げられ、特にホウ砂はコストや供給上の点で好ましい。処理液中のホウ素化合物の濃度は必要に応じて適宜調整することが出来るが、水を主体とする液体中のホウ素化合物の濃度は、無水物換算で0.5〜5質量%の範囲が好ましく、より好ましくは、1〜3質量%である。
前記凝固液にはカゼインを含有する。カゼインを凝固液中に含有した場合には凝固処理時にゲル化された光沢発現層の表面に偏在するために、キャストドラムに圧接されて乾燥する際に効果的に被膜を形成し、高い表面強度、光沢感、写像性を発現する。
前記凝固液におけるカゼインの含有量は、凝固液の0.05〜0.5質量%であると、良好な表面強度、写像性、インク吸収性が得られ、好ましい。カゼイン含有量が低すぎると目的とする表面強度が十分に得られず、カゼイン含有量が高すぎるとインク吸収性の低下、印字濃度の低下といった品質の低下に加え、キャストドラム表面からの離型性が悪化するといった操業的な問題も発生する。
前記凝固液には離型剤を含有する。離型剤としては、例えば、高級脂肪酸またはそのエステル、アミドまたは金属塩、高級アルコール、液体炭化水素油、セラックワックス、カルナバワックス、ポリエチレンワックス、パラフィンワックス等のワックス類、テフロン(R)、シリコーンなどが挙げられる。これら離型剤は疎水性であるため親水性分散剤で分散した物が好適に用いられる。該離型剤の含有量は凝固液の0.02〜0.05質量%が好ましい。離型剤含有量が低すぎると目的とする離型性が十分に得られず、離型剤含有量が高すぎるとインク吸収性の低下、印字濃度の低下といった品質の低下が発生する。
前記凝固液には、添加剤として、例えば、保水剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤、着色剤、耐水化剤、湿潤剤、可塑剤、蛍光染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の公知の助剤を適宜添加することができる。
以下に、本発明の実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。また、実施例、及び比較例において「部」及び「%」は、特に明示しない限り質量部及び質量%を示す。なお、配合において示す部数は実質成分の数量である。また、実施例、及び比較例において示す粒子径は、動的光散乱法により求めた平均粒子径である。
キャストコーターの操業は、光沢ムラが発生しない最大速度で操業した。
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP、白色度90%)50部と針葉樹晒サルファイトパルプ(NBSP、白色度90%)50部の混合物をカナディアン スタンダード フリーネスで350mlになるまで叩解し、パルプスラリーを調製した。これに填料としてタルク6部、サイズ剤としてアルキルケテンダイマー0.5部、乾燥紙力増強剤としてポリアクリルアミド1.0部、カチオン化澱粉2.0部添加し、水で希釈して1%スラリーとした。このスラリーを長網抄紙機で坪量150g/m2になるように抄造し、支持体を作製した。この支持体の一方の面に、インク受理層として塗工液aをエアナイフコーターにより乾燥後の塗工量が10g/m2となるように塗工、乾燥した。こうして得たインク受理層上に、光沢発現層の塗工液bをエアナイフコーターを用いて、乾燥後の塗工量が10g/m2となるように塗工し、塗工面が流動性を有する内に凝固液で処理した後、100℃に加熱されたキャストドラムに圧接し乾燥する凝固法によりキャスト処理して、本発明のインクジェット記録シートを得た。
<インク受理層塗工液a>
合成非晶質シリカ(サイロイドED5;吸油量300ml/100g、グレース社製)100部、シラノール変性ポリビニルアルコール(R−1130、クラレ社製)20部、スチレンーブタジエン共重合体ラテックス(ラックスターDS226、大日本インキ化学工業社製)10部、カチオン性染料定着剤(スミレーズレジン1001、住友化学工業社製)10部を水に配合し、均一分散して固形分濃度18%のインク受理層塗工液aを調製した。
<光沢発現層塗工液b>
カチオン化処理されたコロイダルシリカ(スノーテックスST−AK、日産化学工業社製)60部、擬ベーマイト構造で平均粒子径50nmのアルミナ水和物を40部、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル(アルキルの炭素数4)及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステル(アルキルの炭素数2)を含有するアクリル系樹脂エマルジョン(ガラス転移温度55℃)10部、ポリビニルアルコール(PVA117、クラレ社製)10部、離型剤(ノニオン性オレイン酸乳化物)3部を混合し、均一分散して固形分濃度20%の光沢発現層塗工液bを調製した。
<凝固液の調整>
ホウ砂(無水物換算)を固形分濃度2%、カゼインを固形分濃度0.2%、離型剤(アニオン性パラフィンワックス乳化物)を固形分濃度0.03%含有する凝固液を調製した。
凝固液において、カゼイン含有量を固形分濃度0.4%に変更した以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
凝固液において、カゼイン含有量を固形分濃度0.1%に変更した以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
光沢発現層塗工液bにおいて、カチオン化処理されたコロイダルシリカ(スノーテックスST−AK、日産化学工業社製)20部、擬ベーマイト構造で平均粒子径50nmのアルミナ水和物を80部とした以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
光沢発現層塗工液bにおいて、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンとしてガラス転移温度が85℃のものを用いた以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
光沢発現層塗工液bにおいて、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンがガラス転移温度を40℃のものを用いた以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
(比較例1)
光沢発現層塗工液bにおいて、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル樹脂エマルジョン(ガラス転移温度55℃)を添加しなかった以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録シートを得た。
(比較例2)
凝固液において、離型剤(アニオン性パラフィンワックス乳化物)を添加しなかった以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録シートを得た。
(比較例3)
凝固液において、カゼイン及び離型剤(アニオン性パラフィンワックス乳化物)を添加しなかった以外は、実施例1と同様にしてインクジェット記録シートを得た。
(比較例4)
光沢発現層塗工液bにおいて、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル樹脂エマルジョンを、構成モノマーとしてメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有しないアクリル樹脂エマルジョン(ガラス転移温度60℃)に変更した以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
(比較例5)
凝固液を、ホウ砂(無水物換算)を固形分濃度2%、カゼインを固形分濃度0.2%、非球状コロイダルシリカ(スノーテックスPS−M、日産化学工業社製)を固形分濃度1%含有する凝固液に変更した以外は、比較例1と同様にして本発明のインクジェット記録シートを得た。
以上、実施例及び比較例で作成したインクジェット記録シートについて、下記の評価方法により評価し、その結果をまとめて表1に示す。
<写像性>
JIS H8686で規定される像鮮明度(C)として求めた。写像性測定装置(スガ試験機製ICM−1DP)を用いて、光学くしの幅は2.0mmのものを用い、反射角度60度で最高波形(M)及び最低波形(m)を読み取り、C=(M−m)/(M+m)×100として像鮮明度を求めた。写像性の像鮮明度として、70%以上は見た目の光沢感が高く、印画紙ライクな美観要素に優れていることを示す。
<インク吸収性>
インクジェット記録装置(BJC420J、キヤノン社製)を用いて、シアンインク、マゼンタインクからなる混色ベタパターン中に白線(非印字部)の格子パターンを作成し、格子へのインクの滲み出しについて、目視にて評価した。
◎:格子が完全にクリアーである。
○:格子のほんの一部にインクの滲み出しが見られる。
△:格子が狭くなり、インクの滲み出しが全般的に見られる。
×:インクの滲み出しにより、格子が欠如している。
<印字濃度>
前記のインクジェット記録装置を用いて、ブラックインクでベタパターンを印字し、印字部をマクベスRD−918型により、光学反射濃度を測定した。
<表面強度>
光沢面の反対側に、三菱重工業(株)社製、枚葉オフセット印刷機「ダイヤ」を用いて毎時8000枚の速度で宛名面印刷を行い、印刷位置合わせの際に光沢面に発生する針跡と呼ばれる傷を目視にて評価した。
◎:光沢面に傷は発生しない。
○:光沢面に薄い傷が見られるが、目立たない。
△:光沢面に傷が見られる。
×:光沢面に塗層が破壊されるほど深い傷が発生する。
<操業性>
キャスト処理時において、塗工層のキャストドラムからの離型性にて評価した。
○:塗工層はキャストドラムから問題なく離型する。
×:キャストドラムに塗工層の貼り付きが発生する。
Figure 2006272857
表1より、実施例1〜5の透気性の紙支持体に、インク受理層及び光沢発現層を順次設けた後、該光沢発現層を凝固液を用いて凝固処理し、湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ロールに圧接、乾燥して仕上げるインクジェット記録シートにおいて、該光沢発現層中に、無機微粒子として擬ベーマイト構造のアルミナ水和物及びカチオン処理されたコロイダルシリカ、結着剤としてポリビニルアルコール及びポリビニルアセタールから選ばれる少なくとも一種、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンを含有し、該凝固液中にホウ素化合物、カゼイン、離型剤を含有することを特徴とするインクジェット記録シートは、銀塩写真用印画紙並の写像性や高いインク吸収性及び印字濃度を有し、かつ表面強度が高く良好である。
一方、比較例1、4、5のように、光沢発現層に構成モノマーとしてアクリル酸アルキル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンを含有しないと、写像性が十分に上がらない。また、比較例2,5のように、凝固液に離型剤を含有しないと、キャスト処理時にドラムへの貼り付きが起こり操業上好ましくない。また、比較例3のように、凝固液にカゼインを含有しないと、十分な塗層強度が得られないことに加えて写像性も低い物となり、いずれの場合も満足できる操業及び品質を得ることができなかった。

Claims (3)

  1. 透気性の紙支持体に、インク受理層及び光沢発現層を順次設けた後、該光沢発現層を凝固液を用いて凝固処理し、湿潤状態にある間に、加熱された鏡面ロールに圧接、乾燥して仕上げるインクジェット記録シートにおいて、該光沢発現層中に、無機微粒子として擬ベーマイト構造のアルミナ水和物及びカチオン処理されたコロイダルシリカ、結着剤としてポリビニルアルコール及びポリビニルアセタールから選ばれる少なくとも一種、構成モノマーとしてアクリル酸アルキルエステル及びメタクリル酸ジメチルアミノアルキルエステルを含有するアクリル系樹脂エマルジョンを含有し、該凝固液中にホウ素化合物、カゼイン、離型剤を含有することを特徴とするインクジェット記録シート。
  2. 前記光沢発現層中に含有する擬ベーマイト構造のアルミナ水和物とカチオン化処理されたコロイダルシリカの質量比が95:5〜30:70の範囲である請求項1に記載のインクジェット記録シート。
  3. 前記光沢発現層に含有するアクリル系樹脂エマルジョンのガラス転移温度が30℃〜90℃である請求項1または2に記載のインクジェット記録シート。
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