JP2005280012A - インクジェット記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】銀塩写真用印画紙並の写像性を有すると共に、高い耐傷性と印字濃度が得られるインクジェット記録媒体を提供する。
【解決手段】キャストコート法で製造されたインクジェット記録媒体において、キャスト処理される記録層が、顔料と、平均重合度が1200以下でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(a)と、平均重合度が1500以上でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(b)とを含有することを特徴とするインクジェット記録媒体。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インクジェット記録媒体に関するものであり、さらに詳しくは、銀塩写真用印画紙並の写像性を有すると共に、高い耐傷性と印字濃度が得られるインクジェット記録媒体に関するものである。
インクジェット記録方式は、インクの微小液滴を種々の作動原理により飛翔させて紙等の記録媒体に付着させ、画像・文字等の記録を行なうものである。該記録方式は、高速、低騒音、多色化が容易、記録パターンの融通性が大きい、現像及び定着が不要等の特徴があり、漢字を含め各種図形及びカラー画像等の記録装置として、種々の用途において急速に普及している。更に、多色インクジェット方式により形成される画像は、解像度及び色再現範囲の拡大により、製版方式による多色印刷やカラー写真方式による印画に比較して遜色のない記録を得ることが可能であり、作成部数が少なくて済む用途では写真技術によるよりも安価であることからフルカラー画像記録分野にまで広く応用されつつある。
さらに、インクジェット方式を利用したプリンターやプロッターは、市場からの更なる画像の品質向上に対する要求のために、高解像度化、色再現範囲の拡大が図られており、インクの吐出量を多くして対応を行っている。従って、該吐出量に見合ったインク受理容量の増大が該記録媒体の重要な技術課題となっており、高いインク受理容量の確保や発色性の良好な塗層の塗設が不可欠となっている。加えて、光沢、剛直、色相等の外観も銀塩写真や印刷用紙に類似することが要望され、従来からある上質紙や塗工紙のインクジェット記録媒体ではこれらの要望には応えられなくなっている。
特に、従来の技術では光沢を付与すると、インクジェット記録媒体に要求される重要な特性であるインク吸収性が欠如してしまう問題が付随して生じる。インク吸収性を維持するために、インク受理層中の空隙を多くする必要がある。しかし、空隙の多いインク受理層は、層表面への入射光が散乱したり、光の透過が妨げられ不透明で、空隙に浸透したインクに光が到達しにくくなるため、画像が白っぽくなり、色再現性および印字濃度が低下する。空隙量の多いインク受理層を設けるために、インク受理層の塗被組成物には、顔料として2次粒子或いは3次粒子として存在する粒子径の大きな多孔性顔料を適用してきたが、塗層表面は該粒子の影響を受けて粗い状態となるため、光沢の低い、所謂マット調のものしか出来なかった。
光沢を付与する処理は、スーパーカレンダー、グロスカレンダー等のカレンダー装置を用い、圧力や温度をかけたロール間に通紙することで塗層表面を平滑化する方法が一般的である。しかしながら、インクジェット記録媒体に光沢を付与する目的で、高線圧下でカレンダー処理を行うと、光沢は向上するが、塗層の空隙が減少し、インクの吸収が遅くなり、又、吸収容量の不足からインクのあふれが発生してしまう問題がある。このことから、カレンダー処理は、許容されるインク吸収容量の範囲内で条件を選択せざるを得ず、インクの吸収と光沢を得るには、現状の技術での対応は難しいのが現状である。
このような現状に対し、光沢を付与する試みとして、フィルム或いは樹脂をラミネートした基材の上に、CMCやゼラチン等の極めて小さな空隙を有する塗層を設ける方法があり、飛翔するインクが少量の記録装置には有効であるが、インク量の多い記録装置や各インクが混ざり合いインク量が多くなる混色部では、インクの滲み出しや溢れが生じて充分なインク吸収性を確保することが難しい。
このことから、相反する特性であるインク吸収性と光沢を両立させるために、塗層に強光沢を付与することが可能なキャスト処理法が知られており、キャスト処理法としては、代表的なものとして以下の3つの方法がある。即ち、基材に塗布された塗工液が全く乾燥されていない状態で、加熱されたキャストドラムに圧接される直接法、基材に塗布された塗工液を一旦乾燥、または半ば乾燥した後、再湿液により再び可塑性を有した状態に戻された後に、加熱されたキャストドラムに圧接されるリウェット法、基材に塗布された塗工液が凝固液で処理され、流動性のないゲルの状態で、加熱されたキャストドラムに圧接される凝固法である。これらのキャスト処理法はいずれも鏡面状のドラム表面を写し取ることで高光沢塗工層表面を得る点で共通する。前記のキャスト処理方法を用いたインクジェット記録媒体としては、例えば、特開平7−117335号公報、特開平8−118790号公報(特許文献1)、特開平8−132730号公報、特開平8−300804号公報、特開平10−287038号公報など、数多く開示されている。
しかし、これらのキャスト処理法でも、近年のインク吐出量の多いインクジェットプリンターやプロッターには、相反する特性であるインク吸収性と光沢を両立させることが難しく、インク吸収性を重視した設計を行うと強光沢が得難くなるし、光沢を重視するとインク吸収性の確保が難しくなり、ひいては印字濃度も低下し、一方の特性の低下を容認する必要がある。即ち、従来の技術では、相反する特性であるインク吸収性と光沢を両立することが難しいのが現状である。
これらの問題を解決する方法として、例えば、特開2000−280600号公報には、記録層中にケン化度85〜73モル%、重合度が300〜1500の部分ケン化ポリビニルアルコールを含有させることで、インク吸収性と印字濃度を向上させるインクジェット記録媒体が提案されている。しかしながら、ある程度の特性は得られるものの、現在の印字品質基準に対して、十分満足できるようなレベルにまでは至っていない。
また、インク吸収性、印字濃度および光沢を向上させるインクジェット記録媒体として、例えば、特開平6−79967号公報、特開2000−141872号公報などには、記録層中に微細なアルミナ水和物を含有することが提案されている。前記技術により、高い光沢、印字品質が得られるようになったが、インクジェット記録装置の搬送部にある紙のピックアップロール等により擦れたり、ユーザーが取り扱い中に記録層表面に傷が付くなどという問題があった。
この問題を解決する方法として、例えば、特開2003−285545号公報(特許文献2)には、特定の重合度とケン化度を有する2種類のポリビニルアルコールを含有した記録層を、ポリビニルアルコールを凝固させる機能を有する処理液で凝固処理することで、耐傷性を向上させるインクジェット記録媒体が提案されている。しかしながら、効果は不十分であり、未だ、優れた光沢、印字品質および耐傷性を有するインクジェット記録媒体は得られていない。
キャスト処理法により、表面光沢はそれなりに得られるものの、光沢性の美観要素を決定づけているのは、表面光沢だけではなく写像性といわれる指標である。写像性とは、光沢表面に物体が映った時、その像がどの程度鮮明に、また歪みなく映るかの指標である。同じ表面光沢を持つ面でも、歪みが無いほど高い光沢度が知覚され美感要素は高いと言え、表面光沢度の測定のみでは、視感と相関する評価ができない。
特開平8−118790号公報 特開2003−285545号公報
本発明の課題は、インクの吸収性に優れ、銀塩写真用印画紙並の写像性を有すると共に、高い耐傷性と印字濃度が得られるインクジェット記録媒体を提供することにある。
本発明者らは、この課題を解決するため鋭意研究の結果、本発明に至った。即ち、本発明の前記課題は、キャストコート法で製造されたインクジェット記録媒体において、キャスト処理される記録層が、顔料と、平均重合度が1200以下でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(a)と、平均重合度が1500以上でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(b)とを含有することを特徴とするインクジェット記録媒体によって達成された。
また、前記キャスト処理が凝固法であると好ましい。
また、前記ポリビニルアルコール(a)と(b)の質量比(a:b)が、90:10〜40:60であると好ましい。
また、前記記録層、顔料としてアルミナもしくはアルミナ水和物(A)と平均粒子径が200nm以下のコロイダルシリカ(B)を含有すると好ましい。
また、前記アルミナ水和物が擬ベーマイトであり、前記コロイダルシリカ(B)がカチオン化処理されたものであると好ましい。
また、前記アルミナもしくはアルミナ水和物(A)と前記コロイダルシリカ(B)の質量比(A:B)が、95:5〜50:50であると好ましい。
本発明のインクジェット記録媒体は、高い耐傷性と印字濃度が得られると共に、銀塩写真用印画紙並の写像性を有する。
以下に本発明のインクジェット記録媒体について、詳細に説明する。
本発明に用いられる支持体は、透気性の支持体であり、公知の紙支持体を適宜選択して使用することが出来る。例えば、LBKP、NBKP等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGP等の機械パルプ、DIP等の古紙パルプ、等の木材パルプと従来公知の顔料を主成分として、バインダー及びサイズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤等の各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機等の各種装置で製造された原紙、更に該原紙に、澱粉、ポリビニルアルコール等でのサイズプレスやアンカーコート層を設けた原紙が挙げられる。前記支持体の坪量としては、通常40〜300g/m2であるが、特に制限されるものではない。
本発明のインクジェット記録媒体は、前記支持体と記録層の間にアンダーコート層を設けるのが好ましい。前記アンダーコート層は、多孔質無機顔料とバインダーを主成分とする塗被組成物から構成されるものである。顔料としては、公知の白色顔料を1種以上用いることができる。例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、非晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ、コロイダルアルミナ、アルミナ水和物(擬ベーマイト、水酸化アルミニウムなど)、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、水酸化マグネシウム等の白色無機顔料を挙げることが出来、インク吸収容量が大きい非晶質シリカ、アルミナ、アルミナ水和物が好ましい。
本発明のアンダーコート層に含有させることが出来るバインダーとしては、適度な塗層強度を維持することができ、且つインクの吸収を阻害することがなければ特に限定されないが、例えば、酸化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、ポリビニルアルコール又はその誘導体、ポリビニルピロリドン、無水マレイン酸樹脂、スチレン/ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート/ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス、あるいはこれら各種重合体のカルボキシ基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス、メラミン樹脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂等の水性接着剤、ポリメチルメタクリレート等のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステルの重合体又は共重合体樹脂、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成樹脂系接着剤等を挙げることができる。
バインダーの含有量としては、多孔質無機顔料に対し、10〜80質量%が好ましい。より好ましいのは、10〜70質量%である。
更に、アンダーコート層には、添加剤として、染料定着剤、顔料分散剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合することもできる。
特に、水性インクの染料分である水溶性直接染料や水溶性酸性染料中のスルホン酸基、カルボキシル基、アミノ基等と不溶な塩を形成する2級アミン、3級アミン、4級アンモニウム塩からなるカチオン性染料定着剤を配合すると、アンダーコート層にて染料が捕獲されるために、色彩性の向上や不溶な塩の形成により水の滴下や吸湿によるインクの流れだしや滲みだしを抑制するので好ましい。
アンダーコート層の塗工量としては、3g/m2〜20g/m2であると良好なインク吸収性が得られ、好ましい。より好ましくは、5g/m2〜15g/m2である。又、アンダーコート層はある一定の塗工量を数回に分けて塗工する事も可能である。
アンダーコート層を塗工する方法は、各種ブレードコータ−、ロールコータ−、エアーナイフコータ−、バーコータ−、ロッドブレードコータ−、カーテンコータ−、ショートドウェルコータ−、サイズプレス等の各種装置をオンマシン或いはオフマシンで用いることができる。又、塗工後に、マシンカレンダー、TGカレンダー、スーパカレンダー、ソフトカレンダー等のカレンダー装置を用いて平坦化仕上げすることも可能である。
本発明における記録層は、顔料と、平均重合度が1200以下でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(a)と、平均重合度が1500以上でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(b)とを含有する。
前記顔料は、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、合成非晶質シリカ、コロイダルシリカ、アルミナ(気相法アルミナ、δ−アルミナ、θ−アルミナ)、アルミナ水和物(ベーマイト、擬ベーマイト)、水酸化アルミニウム等の無機顔料、スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マイクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料等が挙げられる。コロイダルシリカ、アルミナ、アルミナ水和物など、平均粒子径が極めて小さい超微粒の無機顔料であると、記録層の透明性が向上し、印字濃度が高くなるので、より好ましい。特に、コロイダルシリカや擬ベーマイトのアルミナ水和物は、高い光沢感が得られ、好ましい。また、平均粒子径においては、小さいほど透明性が高くなり、平均粒子径は300nm以下、好ましくは200nm以下であると、高い印字濃度を得ることが出来る。
また、本発明においてアルミナもしくはアルミナ水和物と含有するコロイダルシリカとしては、平均粒子径が10〜200nmであると高い光沢感と印字濃度が得られ、好ましい。より好ましくは、20〜180nmである。
印字濃度が高まるという点から、コロイダルシリカはカチオン化処理されている方が好ましい。これは、粒子表面の電荷がカチオンであることにより、電気的な相互作用によってインク中の染料成分である直接染料や水溶性酸性染料中のスルホン酸基、カルボン酸基、アミノ基等と不溶な塩を形成して記録層で該染料成分を定着させるためである。
また、本発明における記録層は、顔料としてアルミナもしくはアルミナ水和物(A)と平均粒子径が10〜200nmであるコロイダルシリカ(B)を質量比でA:B=95:5〜50:50の割合で用いると、高い光沢感ならびに印字濃度が得られ、好ましい。
前記ポリビニルアルコールとしては、平均重合度が1200以下でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(a)と、平均重合度が1500以上でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(b)を質量比で90:10〜40:60であると高い光沢感と耐傷性が得られ、好ましい。より好ましくは80:20〜50:50である。
また、前記特定の重合度とケン化度を有するポリビニルアルコールと共に、本発明の効果を損なわない程度で、各種鹸化度のポリビニルアルコール又はそのシラノール変性物、カルボキシル化物、カチオン化物等の各種誘導体、メチルセルロース、メチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、及びヒドロキシエチルセルロース等のセルロース系バインダー、酸化澱粉、エーテル化澱粉、リン酸エステル化澱粉等の澱粉誘導体、ゼラチン及びその変性物、カゼイン、プルラン、アラビアゴム、及びアルブミン等の天然高分子樹脂またはこれらの誘導体、スチレン−ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は共重合体等のアクリル系重合体ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス、或はこれら各種重合体のカルボキシ基等の官能基含有単量体による官能基変性重合体ラテックス、ポリウレタン樹脂系ラテックス等を1種以上選択して用いることが出来る。
前記記録層におけるポリビニルアルコール(a)と(b)の合計の含有量は、顔料に対し、1〜40質量%であると良好な塗層強度およびインク吸収性が得られ、好ましい。より好ましくは、3〜30質量%である。
前記記録層におけるポリビニルアルコール(a)の平均重合度については、1200以下であると、良好なインク吸収性が得られ、好ましい。より好ましくは、1000〜200である。また、ポリビニルアルコール(b)の平均重合度については、1500以上であると、良好な耐傷が得られ、好ましい。より好ましくは、1700〜2700である。
記録層を設ける際の塗工方法は特に限定されず、公知の塗工方法を用いることができる。例えば、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スライドリップコーター、ダイコーター、ブレードコーター、ゲートロールコーター、バーコーター、ロッドコーター、ロールコーター、グラビアコーター、コントラコーター、ビルブレードコーター、ショートドエルブレードコーター、フィルムトランスファーコーター、サイズプレスなどの各種装置により支持体上に塗工することができる。
記録層の塗工量は、3g/m2〜30g/m2の範囲であると、高い光沢感および印字濃度が得られ、好ましい。より好ましくは5g/m2〜20g/m2であると高い耐傷性も得られる。
本発明において、記録層(最表層の記録層)はキャスト処理される。キャスト処理としては、前述したように、直接法、リウェット法、および凝固法等があるが、本発明においては凝固法が好ましく用いられる。前述した特定の重合度とケン化度のポリビニルアルコール(a)と(b)を組み合わせて用いた記録層を凝固処理することによって、本発明の所期の目的が一段と高いレベルで達成される。
凝固法は、支持体上に塗工された記録層が、流動性を有する状態の時に凝固液によって処理されてゲル化される処理方法であり、ゲル化された記録層は、加熱されたキャストドラムに圧接されて乾燥される。凝固液は、凝固剤を含有する。凝固剤としては、ホウ酸およびホウ酸塩が挙げられる。ホウ酸塩としては、例えば、オルトホウ酸塩、二ホウ酸塩、メタホウ酸塩、四ホウ酸塩(ホウ砂)、五ホウ酸塩、八ホウ酸塩が挙げられる。本発明においては、凝固剤としてホウ酸塩が好ましく用いられる。凝固液中における凝固剤の濃度は、無水物換算で0.5〜5%の範囲が好ましく、より好ましくは1〜4%である。
前記凝固液には、添加剤として、例えば、顔料分散剤、保水剤、増粘剤、消泡剤、防腐剤、着色剤、耐水化剤、湿潤剤、可塑剤、蛍光染料、紫外線吸収剤、酸化防止剤等の公知の助剤を適宜添加することができる。
以下に、本発明の実施例を挙げて説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。また、実施例、及び比較例において「部」及び「%」は、特に明示しない限り質量部及び質量%を示す。なお、配合において示す部数は実質成分の数量である。また、実施例、及び比較例において示す粒子径は、動的光散乱法により求めた平均粒子径である。
広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP、白色度90%)50部と針葉樹晒サルファイトパルプ(NBSP、白色度90%)50部の混合物をカナディアン スタンダード フリーネスで350mlになるまで叩解し、パルプスラリーを調製した。これに填料としてタルク6部、サイズ剤としてアルキルケテンダイマー0.5部、乾燥紙力増強剤としてポリアクリルアミド1.0部、カチオン化澱粉2.0部添加し、水で希釈して1%スラリーとした。このスラリーを長網抄紙機で坪量150g/m2になるように抄造し、支持体を作製した。この支持体の一方の面に、アンダーコート層として塗工液Aをエアナイフコーターにより乾燥後の塗工量が10g/m2となるように塗布、乾燥を行い、こうして得たアンダーコート層上に、記録層の塗工液Bをロールコーターを用いて、乾燥後の塗工量が10g/m2となるように塗布し、塗工面が流動性を有する状態にある内に凝固液Cで処理した後、100℃に加熱されたキャストドラムに圧接し乾燥する凝固法によりキャスト処理して、本発明のインクジェット記録媒体を得た。
<アンダーコート層塗工液A>
合成非晶質シリカ(サイロイドED5;吸油量300ml/100g、グレース社製)100部、シラノール変性ポリビニルアルコール(R−1130、クラレ社製)20部、スチレンーブタジエン共重合体ラテックス(ラックスターDS226、大日本インキ化学工業社製)を固形分で10部、カチオン性染料定着剤(スミレーズレジン1001、住友化学工業社製)10部を水に配合し、均一分散して固形分濃度16%のアンダーコート層塗工液Aを調製した。
<記録層塗工液B>
カチオン化処理コロイダルシリカ(スノーテックスST−AK、平均粒子径10〜20nm、日産化学工業社製)50部、擬ベーマイト構造で平均粒子径50nmのアルミナ水和物を50部、カチオン性アクリル樹脂エマルジョン(ガラス転移温度60℃)10部、ポリビニルアルコール(a)として完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA105:クラレ社製、平均重合度500、ケン化度98.5)10部、ポリビニルアルコール(b)として完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度98.5)5部、離型剤(ノニオン性オレイン酸乳化物)3部を混合し、均一分散して固形分濃度20%の記録層塗工液Bを調製した。
<凝固液Cの調整>
ホウ砂(無水物換算)3%を含有した凝固液Cを調整した。
塗工液Bにおいて、カチオン化処理コロイダルシリカ(スノーテックスST−AK:平均粒子径10〜20nm、日産化学工業社製)を、カチオン化処理コロイダルシリカ(スノーテックスST−AK−L:平均粒子径40nm、日産化学工業社製)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録媒体を得た。
塗工液Bにおいて、カチオン化処理コロイダルシリカ(スノーテックスST−AK:平均粒子径10〜20nm、日産化学工業社製)を、カチオン化処理コロイダルシリカ(スノーテックスST−AK−ZL:平均粒子径70〜100nm、日産化学工業社製)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録媒体を得た。
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(b)を、完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA124:クラレ社製、平均重合度2400、ケン化度98.5)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして本発明のインクジェット記録媒体を得た。
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(a)を、完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA110:クラレ社製、平均重合度1000、ケン化度98.5)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例1)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(b)を、完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA105:クラレ社製、平均重合度500、ケン化度98.5)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例2)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(a)を、完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA117:クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度98.5)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例3)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(a)を、完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA124:クラレ社製、平均重合度2400、ケン化度98.5)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例4)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(b)を、完全ケン化ポリビニルアルコール(PVA110:クラレ社製、平均重合度1000、ケン化度98.5)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例5)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(b)を、部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA217:クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度88.0)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例6)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(a)を、部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA205:クラレ社製、平均重合度500、ケン化度88.0)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例7)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(b)を、部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA235:クラレ社製、平均重合度3500、ケン化度88.0)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例8)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(b)を、中間ケン化ポリビニルアルコール(PVA617:クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度95.0)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例9)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(a)を、部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA205:クラレ社製、平均重合度500、ケン化度88.0)に変更し、かつ、ポリビニルアルコール(b)を、部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA217:クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度88.0)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
(比較例10)
塗工液Bにおいて、ポリビニルアルコール(a)を、部分ケン化ポリビニルアルコール(PVA205:クラレ社製、平均重合度500、ケン化度88.0)に変更し、かつ、ポリビニルアルコール(b)を、中間ケン化ポリビニルアルコール(PVA617:クラレ社製、平均重合度1700、ケン化度95.0)に変更した以外は、同様にして記録層塗工液Bを作製し、それ以外は、実施例1と同様にして比較例のインクジェット記録媒体を得た。
以上、実施例及び比較例で作成したインクジェット記録媒体について、下記の評価方法により評価し、その結果をまとめて表1に示す。
<写像性>
JIS H8686で規定される像鮮明度(C)として求めた。写像性測定装置(スガ試験機製ICM−1DP)を用いて、光学くしの幅は2.0mmのものを用い、反射角度60度で最高波形(M)及び最低波形(m)を読み取り、C=(M−m)/(M+m)×100として像鮮明度を求めた。写像性の像鮮明度として、70%以上は見た目の光沢感が高く、印画紙ライクな美観要素に優れていることを示す。
<耐傷性>
実施例および比較例で作製したインクジェット記録媒体の記録層の表面に300gの荷重で木綿のガーゼを押しつけ、摩擦試験器(スガ試験機製)を用いて、50回摩擦試験を行った後の表面の傷付き度合いを目視評価した。
◎:全く傷が付かない。
○:若干微少な傷が見られるが、実用上問題ないレベル。
△:少し傷付きが見られ、実用上やや問題となるレベル。
×:傷付きが大きく、実用上重大な問題となるレベル。
<インク吸収性>
インクジェット記録装置(BJC420J、キヤノン社製)を用いて、シアンインク、マゼンタインクからなる混色ベタパターン中に白線(非印字部)の格子パターンを作成し、格子へのインクの滲み出しについて、下記基準に従い、目視にて評価した。
◎:格子が完全にクリアーである。
○:格子のほんの一部にインクの滲み出しが見られる。
△:格子が狭くなり、インクの滲み出しが全般的に見られる。
×:インクの滲み出しにより、格子が欠如している。
<印字濃度>
前記のインクジェット記録装置を用いて、ブラックインクでベタパターンを印字し、印字部をマクベスRD−918型により、光学反射濃度を測定した。
Figure 2005280012
表1より、実施例1〜5のキャストコート法で製造されたインクジェット記録媒体であって、キャスト処理される記録層が、顔料と、平均重合度が1200以下でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(a)と、平均重合度が1500以上でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(b)とを含有するインクジェット記録媒体は、銀塩写真用印画紙並の光沢度と写像性を有すると共に、更に高い耐傷性、印字濃度およびインク吸収性が得られ、良好である。
一方、比較例1、4のように、完全ケン化ポリビニルアルコールの平均重合度を1200以下のものだけにした場合、耐傷性が大幅に低下する。また、比較例2、3のように、完全ケン化ポリビニルアルコールの平均重合度を1700以上のものだけにした場合、インク吸収性が大幅に低下する。また、比較例5、7、8平均のように重合度1700以上の完全ケン化ポリビニルアルコールの替わりに、部分ケン化あるいは中間ケン化ポリビニルアルコールを用いた場合、インク吸収性の低下が見られる。比較例6のように、平均重合度1200以下の完全ケン化ポリビニルアルコールの替わりに、部分ケン化ポリビニルアルコールを用いた場合、耐傷性が大幅に低下し、印字濃度の低下も見られる。また、比較例9、10のように、平均重合度1200以下の完全ケン化ポリビニルアルコールの替わりに、部分ケン化ポリビニルアルコールを、かつ平均重合度1700以上の完全ケン化ポリビニルアルコールの替わりに、部分ケン化あるいは中間ケン化ポリビニルアルコールを用いた場合、印字濃度および耐傷性の低下が見られ、いずれの場合も満足できる印字品質を得ることが出来なかった。

Claims (6)

  1. キャストコート法で製造されたインクジェット記録媒体において、キャスト処理される記録層が、顔料と、平均重合度が1200以下でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(a)と、平均重合度が1500以上でケン化度が98モル%以上のポリビニルアルコール(b)とを含有することを特徴とするインクジェット記録媒体。
  2. 前記キャスト処理が凝固法である請求項1に記載のインクジェット記録媒体。
  3. 前記ポリビニルアルコール(a)と(b)の質量比(a:b)が、90:10〜40:60である請求項1または2に記載のインクジェット記録媒体。
  4. 前記記録層の顔料として、アルミナもしくはアルミナ水和物(A)と平均粒子径が200nm以下のコロイダルシリカ(B)を含有する請求項1に記載のインクジェット記録媒体。
  5. 前記アルミナ水和物が擬ベーマイトであり、前記コロイダルシリカ(B)がカチオン化処理されたものである請求項4に記載のインクジェット記録媒体。
  6. 前記アルミナもしくはアルミナ水和物(A)と前記コロイダルシリカ(B)の質量比(A:B)が、95:5〜50:50である請求項4または5に記載のインクジェット記録媒体。
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