JP2006264636A - 空調装置用操作装置 - Google Patents

空調装置用操作装置

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Abstract

【課題】空調装置用操作装置において、空調条件を選択する操作及び選択した空調条件の内容や程度を決定する操作が容易でなく、しかもある空調条件から別の空調条件への変更が面倒であった。
【解決手段】空調装置は温度を設定する温度設定状態と、吹出口を設定する吹出口設定状態及び風量を設定する風量設定状態との間で切替え可能である。温度を選択するために操作される温度設定ボタン80と、吹出口を選択するために操作される吹出口設定ボタン85と、風量を選択するために操作される風量設定設定ボタン90と、設定温度、設定吹出口及び設定風量を決定するために操作される決定部材75と、吹出口設定状態及び風量設定状態の経過時間を計測するタイマ115と、を備えている。吹出口設定状態及び風量設定状態で所定時間が経過したときは、自動的に温度設定状態に切り替わる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両の空調装置などにおいて、空調条件を選択及び決定するために操作される操作装置に関する。
車両の空調装置では蒸発器(エバポレータ)を通過した冷風と、ヒータコアを通過した温風とで空調空気を生成する。空調空気の温度、吹出モード及び風量などの空調条件が車室内の空調環境を決める。このうち、温度はエバポレータ及びヒータコアの近傍に配置され、これらを通過する空気量を調整するエアミックスドアの回動角で決まる。吹出しモードはエバポレータ及びヒータコアの下流側に配置され、車室に通じる複数の吹出口を開閉する開閉ドアの回動角度で決まる。風量はファンの回転数で決まる。エアミックスドア、開閉ドア及びファンの作動量を車室内の操作装置で操作する。
従来の車両用空調装置のコントローラ(特許文献1参照)では、吹出モード(吹出口の開閉)を選択するための吹出モード選定つまみ、風量を調整するための風量調整つまみ及び温度を調整するための温度調整つまみが横方向に離れて配置されている。
特開2004−299439号公報
上記従来のコントローラは、乗員が車室内の最終的な空調環境を設定するまでに手間及び時間がかかる。つまり、吹出モード選定つまみを指でつまんで回動させる動作、手を移動させて風量調整つまみを指でつまんで回動させる動作、更に手を移動させて温度調整つまみを指でつまんで回動させる動作が必要である。
こうした面倒を解消するために、例えば吹出口設定、風量設定及び温度設定をそれぞれ専用のボタン又はスイッチで選択した後、選択した空調条件の内容を共通(一つ)のダイヤル又はレバーで決定することが考えられる。各専用ボタン間の距離を短くし、しかも三つの専用ボタンと共通ダイヤルとの間の間隔を短くすれば、選択した空調条件の決定時は常に共通のダイヤル等を操作すれば良く、従来例のコントローラに比べて空調条件の選択及び決定に要する手間が少なく、時間が短くなる。
しかし、それでもある空調条件から別の空調条件に変わるたびに、専用のボタンを押した後共通のダイヤルを回転させる操作が必要である。例えば風量設定ボタンを押し共通ダイヤルを回した後、温度を設定するには、温度設定ボタンを押し共通ダイヤルを回す必要がある。吹出口設定ボタンを押し共通ダイヤルを回した後、温度を設定する場合も同様である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、複数の空調条件からその一つを選択する複数の選択部材と、選択した空調条件の内容を決定する一つの決定部材を含み、特にある選択部材と決定部材とで設定された空調状態を別の空調状態に切り替える際の操作が簡素化された空調装置用操作装置を提供することを目的とする。
(イ)本発明者は、車室の空調環境を決める複数の空調状態の設定頻度、即ち複数の空調条件の選択頻度には多少があることに注目し、設定頻度が多い空調状態を設定する操作部材の操作を簡単にする方策を見出して、本発明を完成した。
本発明の空調装置用操作装置は、請求項1に記載したように、基本空調条件を設定する一つの基本空調状態と、関連空調条件を設定する関連空調状態とが切替え可能な空調装置において、基本空調条件を選択するために操作される基本選択部材と、関連空調条件を選択するために操作される関連選択部材と、基本空調条件及び関連空調条件の内容を決定するために操作される決定部材と、関連空調状態の経過時間を計測するタイマと、を備えている。この操作装置は、設定頻度が低い関連空調状態での経過時間が所定時間をこえたときは、自動的に設定頻度が高い基本空調状態に切り替わる。
(ロ)以下、空調装置用操作装置の構成要素の種々の態様を説明する。
a.空調装置、空調条件
空調装置としては車両用空調装置が代表的であるが、これに限定されず、家庭用空調装置も含まれる。代表的な空調条件は温度の高低、吹出モード(吹出口の開閉)の選定及び風量の多少などであるが、これらに限定されない。何れが基本空調条件で何れが関連空調条件でも良いが、温度の高低を基本空調条件とし、吹出口の選定及び風量の多少を関連空調条件とすることが望ましい。空調空気の温度はエアミックスドアの回動角で決まり、吹出モードは複数の開閉ドアの回動角で決まり、風量はファンの回転数で決まる。
b.基本選択部材、関連選択部材
基本選択部材及び関連選択部材は空調装置の複数の空調条件の何れか一つを選択するために操作されるもので、両者の数の合計が空調条件と数と同じになっている。つまり、一つの選択部材で一つの空調条件を選択する。複数の選択部材のうちの一部が基本選択部材で、残部が関連選択部材である。基本選択部材の個数は単数であることが望ましいが、複数でも良い。関連選択部材の個数は複数であることが望ましいが、単数でも良い。
選択頻度が高い選択部材(例えば温度を選択するボタン)を基本選択部材とし、選択頻度が低い選択部材(例えば吹出モードや風量の選択するボタン)を関連選択部材とすることが望ましい。基本選択部材及び関連選択部材の配置には種々のタイプがあり、第1タイプは押込可能で円周方向に配置された複数のボタンから成り、第2タイプは押込可能で横方向に配置された複数のボタンから成る。
c.決定部材
決定部材は上記基本選択部材又は関連選択部材で選択された空調条件の内容を決定するために操作されるもので、本発明では唯一つの決定部材を設ければ足りる。「内容」とは温度の高低、開閉する吹出口の選定又は風量の多少である。決定部材の配置には種々のタイプがあり、第1タイプは回転可能なダイヤルから成り、第2タイプは横方向にスライド可能なスライドレバーから成る。何れのタイプでも、選択された内容をその全レンジで決定する。
基本選択部材及び決定部材で基本空調状態(基本空調モード)が設定され、関連選択部材及び決定部材で関連空調状態(関連空調モード)が設定される。基本空調状態及び関連空調状態の個数はそれぞれ基本選択部材及び関連選択部材の個数に対応する。
d.タイマ
タイマは関連空調状態の経過時間を計測する。ここで「経過時間」とは、要するに、一般に関連空調状態の設定に必要とされる時間であり、例えば関連選択部材の操作開始から起算する。経過時間が所定時間をこえたときは、CPUなどの制御装置で関連空調状態を自動的に基本空調状態に切り替える。この場合、乗員は基本選択部材を操作することなく決定部材を操作するのみで、直ちに基本空調条件の内容を決定できる。
e.表示部
操作装置は第1表示部及び第2表示部を備えることができる。第1表示部は基本選択部材及び関連選択部材が操作された事実を表示するもので、例えば、基本選択部材及び関連選択部材をその操作時に点灯又は照明すれば良い。これに対して、第2表示部は決定部材の操作により決定される内容を表示するもので、例えば選択部材の近傍に、決定部材の操作方向に沿って配置下表示部を照明すれば良い。
本発明の空調装置用操作装置によれば、基本選択部材で選択した基本空調条件又は関連選択部材で選択した関連空調条件の内容を決定する決定部材を一つにした。その結果、選択した基本空調条件及び関連空調条件の内容を常に一つの決定部材で決定でき、内容決定のための操作が簡単かつ容易になる。
また、複数の空調状態間の切替えが容易になる。即ち、関連空調状態での経過時間が所定時間をこえたときは自動的に基本空調状態に切り替える。その結果、乗員は基本操作部材を操作することなく、直ちに決定部材を操作できる。基本操作部材による基本空調条件の選択操作が不要な分、基本空調状態の設定に要する時間が短くなり、手間が少なくなる。
請求項2及び3の空調装置用操作装置によれば、比較的設定頻度が少ない吹出口設定状態及び風量設定状態で所定時間をこえると、比較的設定頻度が高い温度設定状態に自動的に切りかわる。従って、改めて温度選択部材を操作することなく、直ちに決定部材を操作すれば、温度が決定できる。実際の空調条件の設定を考えた場合、温度の選択頻度は吹出モードや風量の選択頻度よりも高いので、温度選択部材の操作が不要になることの意義は大きい。
請求項4の空調装置用操作装置によれば、基本選択部材及び関連選択部材がボタンで決定部材がダイヤルなので、基本操作部材又は関連操作部材の操作に続いて決定部材を操作する際の手や指の移動が小さくて済む。請求項5の空調装置用操作装置によれば、基本選択部材及び関連選択部材がボタンで、決定部材がスライドレバーなので、基本操作部材又は関連操作部材を大きくでき、その操作が容易になる。また、決定部材のレンジを大きくでき、空調条件の細かい調整が可能になる。請求項6の空調装置用操作装置によれば、乗員は第1表示部で基本選択部材及び関連選択部材の操作を視覚的に確認でき、第2表示部で決定部材による決定内容を視覚的に確認できる。
以下、本発明の最良の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
<実施形態>
(イ)構成
図1に空調装置の全体を示す。筒状の空調ケース10の上流側(図1で左側)に内外気切替ドア11が軸支され、ファン12が収容されている。ファン12はモータ13で作動される。中間部にエバポレータ15及びヒータコア16が収容され、ヒータコア16の近くにエアミックスドア17が軸支されている。下流側にはフットドア18、フェイスドア21及びデフドア23が軸支され、フット吹出口19、フェイス吹出口22及びデフ吹出口24を開閉するようになっている。ファン12の回転数が空調空気の風量(関連空調条件)を決め、エアミックスドア17の回動角が空調空気の温度(基本空調条件)を決める。フットドア18,フェイスドア21及びデフドア23の何れを、どの程度回動させるかにより吹出口の開閉即ち吹出モード(関連空調条件)が決まる。
ファン12を回転させるモータ13の作動量、エアミックスドア17を回動させるモータ(不図示)の作動量、及び三つの開閉ドア18、21及び23を開閉させるモータ(不図示)作動量を、図2、図3、図4及び図5に示す操作表示装置で操作及び表示する。
図2に示す操作表示装置の左側部ではフロントデフスイッチ32、リアデフスイッチ33及び内外気切替スイッチ34が上下方向に配置されている。この三つのスイッチ32から34の内側には後述する表示板62上にそれぞれフロントデフ選択表示部36、リヤデフ選択表示部37及び内気選択表示部38が形成されている。フロントデフスイッチ32を押すと図4に示すLED59aでフロントデフ表示部36が照明され、リアデフスイッチ33を押すとLED59bでリヤデフ選択表示部37が照明され、内外気切替スイッチ34を押すとLED59cで内気選択表示部38が照明されるようになっている。
右側部では吹出モード及び風量を自動制御するオートスイッチ(AUTO)42、風量OFFスイッチ43、及びコンプレッサを作動させるエアコンスイッチ(A/C)44が上下方向に配置されている。オートスイッチ(AUTO)42及びエアコンスイッチ(A/C)の内側にそれぞれオート選択表示部46及びエアコン選択表示部47が形成されている。オートスイッチ42を押すと図4に示すLED59dでオート選択表示部46が照明され、エアコンスイッチ44を押すとLED59eでエアコン選択表示部47が照明されるようになっている。
中央部はケース52、基板54、表示板62、一つのダイヤル75、三つのボタン80、85及び90、及び表示板100等を含む。図3及び図4において、ケース52内に取り付けられた基板54に三つのLED55a、55b及び55c,三つのスイッチ56a、56b及び56c、一つのロータリエンコーダ57、三群のLED58a、58b及び58c及び上記五つのLED59aから59eが実装されている。
ケース52及び基板54を覆う表示板62の中心の円形孔63に設定ダイヤル75が配置されている。設定ダイヤル75は中心の柱状部76、外周の円筒部77及び両者をつなぐ複数の放射部(不図示)を含み、柱状部76がケース52の中心支柱52aによりに回転可能に支持され、その回転量が上記ロータリエンコーダ57で検出されるようになっている。設定ダイヤル75の柱状部76、円筒部77及び放射部で区画される空間内に温度設定ボタン80、吹出口設定ボタン85及び風量設定ボタン90が押込み可能に配置されている。
図2及び図3において、温度設定ボタン80はプリズムから成り、ほぼ三角形状の押さえ部(上壁部)80aと内壁部80bとを持ち、外壁部及び底壁部が補強部材82で補強されている。吹出口設定ボタン85及び風量設定ボタン90も同様の構成を持つ。三つのボタン80,85及び90が設定ダイヤル75の円周を三等分する位置に配置されている。温度設定ボタン80の押込みが基板54上のスイッチ56aで検知され、吹出口設定ボタン85の押込みがスイッチ56bで検知され、風量設定ボタン90の押込みがスイッチ56cで検知される。これらのボタン80,85及び90はそれぞれ図4に示す温度設定用LED55a,吹出口設定用LED55b又は風量設定用LED55cからの光で点灯される。
設定ダイヤル75の上端開口に被せた円板形状の表示板100が三つの温度設定ボタン80、吹出口設定ボタン85及び風量設定ボタン90をおおっている。表示板100の外周縁に温度設定選択表示部(「TEMP」の文字)102、吹出口設定選択表示部(「着席した人」のマーク)103及び風量設定選択表示部(「ファン」のマーク)104が形成されている。これらの表示部102から104はボタン80,85及び90が点灯したとき、それぞれ上記LED55a,LED55b又はLED55cにより照明される。
表示板62上の内周縁に沿って「18」、「25」、「32」、「・・・」、「MODE」及び「ファンマーク」が形成されている。その外周側に上半周にわたって設定温度表示部64が形成され、図4に示す設定温度用LED58aで照明されるようになっている。「32」の下方に形成された吹出口Fデフ表示部67、吹出口横表示部68及び吹出口下表示部69は設定吹出口用LED58bで照明される。「18」の下方に形成された設定風量表示部71は設定風量用LED58cで照明される。
図5に制御系統図を示す。CPU110に電源、リセットを介してイグニッションスイッチ112が接続されている。また、上記温度設定ボタン80の押込みでオンするスイッチ56a、吹出口設定ボタン85の押込みでオンするスイッチ56b、及び風量設定ボタン90の押込みでオンするスイッチ56cからの押込信号が入力されている。さらに、設定ダイヤル75の回動量を検知するロータリエンコーダ57からの信号がCPU110に入力されている。
CPU110から温度設定用LED55a、吹出口設定用LED56b及び風量設定用LED56cに信号が発せられる。また、設定温度用LED58a、設定吹出口用LED58b及び設定用風量LED58cに信号が発せられる。一方、CPU110からファン12を駆動するモータ13や、エアミックスドア17及び開閉ドア18、21及び23を駆動するモータ(不図示)に駆動信号が発せられる。更に、吹出口設定ボタン85の押込後の経過時間及び風量設定ボタン90の押込後の経過時間を計測するタイマ115が内蔵されている。
(ロ)作用
次に、図6のフローチャートを参照しつつ実施形態の作用を説明する。ステップS10において、エアコンスイッチ44の押込みで状態判定処理がスタートする。ステップS11で温度設定ボタン80がオンされたか否かを判定する。YESの場合ステップS12に進んで状態を温度設定状態(基本空調状態)の設定を開始し、ステップS13で温度設定用LED55aがオンして発光し、温度設定ボタン80が点灯され、温度設定選択表示部102が照明される。ステップS14で吹出口設定用LED55bをオフし、ステップS15で風量設定用LED55cをオフする。その結果、設定ダイヤル75はその全レンジが温度決定状態になる。
次に、ステップS16で設定ダイヤル75を回転すると、設定温度用LED58aの発光で設定温度表示部64が回転量に対応した範囲で円弧状に照明される。また、エアミックスドア17が回動し、設定ダイヤル75で決定した温度に設定され、温度設定状態の設定を終了する。
上記ステップS11での判定がNOの場合はステップS21に進み、吹出口設定ボタン85がオンされたか否かを判定する。ステップS11での判定がNOの場合とは、温度設定ボタン80を押さず吹出口設定ボタン85を押す場合、及び温度設定の終了後吹出口設定ボタン85を押す場合である。
ステップS21での判断がYESの場合、ステップS22で状態を吹出口設定状態(関連空調状態)の設定を開始する。ステップS23で温度設定用LED55aをオフし、ステップS24で吹出口設定用LED55bをオンして吹出口設定ボタン85を点灯させ、吹出モード設定選択表示部103を照明する。ステップS25で風量設定用LED55cをオフする。その結果、設定ダイヤル75はその全レンジが吹出口決定状態になる。
ステップS26で設定ダイヤル75を回転すると、吹出口設定用LED58bの発光で回転量に対応した設定吹出口表示部67,68又は69が点灯する。また、開閉ドア18、21又は23が回動し、設定ダイヤル75で決定した吹出口19,22又は24が開閉され、吹出口設定状態の設定が終了する。ステップS27でタイマ115により吹出口設定ボタン85の押込後の経過時間を計測し、所定時間(例えば5秒)経過すると吹出口設定状態が自動的に温度設定状態に切り替わる。具体的には、ステップS12に移行し、温度設定ボタン80が点灯する。なお、所定時間は、吹出口設定ボタン85の押込み及び設定ダイヤル75の回転に通常必要とされ時間を考慮して選定している。
上記ステップS21での判定がNOの場合はステップS31に進み、風量設定ボタン90がオンされたか否かを判定する。ステップS21での判定がNOの場合とは、温度設定ボタン80を押さず風量設定ボタン90を押す場合、及び温度設定又は吹出口設定が終了した後、吹出口設定ボタン85を押す場合である。ステップS31での判断がYESの場合、ステップS32で状態を風量設定状態(関連空調状態)の設定を開始する。ステップS33で温度設定用LED55aをオフし、ステップS34で吹出口設定LED55bをオフする。ステップS35で風量設定用LED55cをオンし、風量設定ボタン90を点灯させ風量設定選択表示部104を照明する。その結果、設定ダイヤル75はその全レンジが風量決定状態になる。
ステップS36で設定ダイヤル75を回転すると、設定風量用LED58cの発光で回転量に対応した範囲の設定風量表示部71が円弧状に点灯する。また、ファン13が回転し、設定ダイヤル75で決定した風量に設定され、風量設定状態が終了する。ステップS37でタイマ115により風量設定ボタン90の押込後の経過時間を計測し、所定時間(例えば5秒)経過すると風量設定状態が自動的に温度設定状態に切り替わる。具体的には、ステップS12に移行し、温度設定ボタン80が点灯する。
こうして、温度設定、吹出モード設定及び風量設定の何れも、ステップS17で状態判定処理を終了する。これから分かるように、吹出口設定状態で所定時間経過後は、自動的に温度設定状態に切り替わる。所定時間経過後とは、エアコンスイッチ44のオン後温度を設定することなく吹出モードを設定した場合、及び前回の操作で温度を設定し今回の操作で吹出モードを設定したときの両方を含む。
同様に、風量設定状態で所定時間経過後は、自動的に温度設定状態に切り替わる。所定時間経過後とは、エアコンスイッチ44のオン後温度を設定することなく吹出モードを設定した場合、及び前回の操作で温度を設定し今回の操作で風量を設定したときの両方を含む。
(ハ)効果
実施形態によれば、以下の効果が得られる。まず、三つの空調状態間の切替え、特に吹出口設定状態及び風量設定状態から温度設定状態への切替えが簡単になる。吹出口設定状態や風量設定状態で所定時間が経過したときは自動的に温度設定状態に戻すからである。従って、例えば吹出口設定ボタン85を押し設定ダイヤル75を回転した後、温度を設定するときは、直ちに設定ダイヤル75を回転すれば良い。改めて温度設定ボタン80を押すことは不要である。風量設定ボタン90を押し設定ダイヤル75を回転した後、温度を設定するときも同様である。
実際に車室内の空調環境を設定する際、温度設定と吹出モード設定を併行して行う場合や、温度設定と風量設定を併行して行う場合が多い。この実施形態によれば、こうした場合に設定ダイヤル75の操作回数を少なくできる。
また、温度の設定、吹出モードの設定及び風量の設定にそれぞれ要する手間が少なく、しかも時間が短くなる。これは、温度の高低、吹出口の選定及び風量の多少を単一の設定ダイヤル75で決定したことによる。例えば温度設定ボタン80を押込み設定ダイヤル75を回転させる際、温度設定ボタン80と設定ダイヤル75との間の距離は非常に近いので、選択時と決定時とで手を移動させる必要がない。更に、温度設定ボタン80、吹出口設定ボタン85及び風量設定ボタン90は何れも設定ダイヤル75内に配置され相互間の距離が短い。従って、三つのボタン80,85及び90をスペース効率を配置でき、操作表示装置をコンパクトにできる。
加えて、温度設定ボタン80,吹出口設定ボタン85及び風量設定ボタン90の押込みを、それぞれ温度設定選択表示部102,吹出口設定選択表示部103及び風量設定選択表示部104で視覚的に確認できる。また、温度設定ボタン80を押した後設定ダイヤル75を回転させると、温度設定ボタン80のすぐ外周側にある設定温度表示部64が回転量に対応する範囲だけ照明され、設定ダイヤル75の回転方向と設定温度表示部64の点灯方向とが一致している。従って、乗員は温度値を直感的に把握に確認できる。吹出口設定ボタン85を押した後設定ダイヤル75を回転させる場合、風量ボタン90を押した後設定ダイヤル75を回転させる場合も同様である。
<変形例>
以下、上記実施形態の変形例を示す。なお、実施形態と同じ構成は同じ参照番号で示し、異なる構成を中心に説明する。
(1)第1変形例
図7及び8に示す第1変形例では、温度設定ボタン122,吹出口設定ボタン124及び風量設定ボタン126と、設定ダイヤル120との位置関係が変更されている。即ち、設定ダイヤル120は外径が比較的小さく、その周辺に温度設定ボタン122、吹出口設定ボタン124及び風量設定ボタン126が円周方向に配置されている。温度設定ボタン122は、断面矩形状を持ち半周にわたって延び、表示板62の切欠き孔63に挿入され、その上に温度設定選択表示部123が形成されている。
吹出口設定ボタン124及び風量設定ボタン126はそれぞれ四分の一周にわたって延び、その上にそれぞれ吹出モード設定選択表示部125及び風量設定選択表示部127が形成されている。ケース52に収容された基板54にはスイッチ56a、温度設定用LED55a及び設定温度用LED58aなどが配置されている。
第1変形例によれば、例えば、吹出口設定状態で吹出口設定ボタン124を押し設定ダイヤル120を回転させた場合、ボタン124の押込みから所定時間経過すると、自動的に温度設定状態に切り替わり、温度設定ボタン122が照明される。従って、設定ダイヤル120を回転させるのみで温度が決定できる。風量設定ボタン126及び設定ダイヤル120で風量を設定した後、温度を設定する場合も同様である。
また、例えば温度設定ボタン122を押すとスイッチ56aがオンし、LED55aからの発光で温度設定選択表示部123が照明され、乗員は温度設定状態の選択を視覚的に確認できる。温度設定ボタン122を設定ダイヤル120の外周側に配置したので、操作表示装置のコンパクト性を維持しつつ、温度設定ボタン122などを操作しやすくなっている。更に、設定ダイヤル120を回転すると、LED58aからの発光で回転量に応じた範囲の設定温度表示部64が照明され、設定温度を直感的に把握できる。
これらの事情は、吹出口設定ボタン124の押込み時及び設定ダイヤル120の回転時、及び風量設定ボタン126の押込み時及び設定ダイヤル120の回転時についても同様である。
(2)第2変形例
図9に示す第2変形例では、選択部材が横方向に並び押込み可能な三つのボタン132、134及び136から成り、決定部材がスライドレバー130から成る。詳述すると、押込み可能な温度設定ボタン132、風量設定ボタン134及び吹出口設定ボタン136が横方向に配置されている。温度設定ボタン132上に温度設定選択表示部133が形成され、風量設定ボタン134上に風量設定選択表示部135が形成され、吹出口設定ボタン136上に吹出口設定選択表示部137が形成されている。
温度設定ボタン132、風量設定ボタン134及び吹出口設定ボタン136の下方に、横方向にスライド可能なスライドレバー130が配置されている。温度設定ボタン132の上方に設定温度表示部142が、風量設定ボタン134の直上方に設定風量表示部144が、吹出口設定ボタン136の上方に吹出口表示部146が、それぞれ形成されている。
この第2変形例によれば、例えば、風量設定状態で風量設定ボタン134を押しスライドレバー130をスライドさせた場合、ボタン134の押込みから所定時間経過すると、自動的に温度設定状態に切り替わり、温度設定ボタン132が照明される。従って、スライドレバー130をスライドさせるのみで温度が決定できる。吹出口設定ボタン136及びスライドレバー130で吹出口を設定した後、温度を設定する場合も同様である。
乗員が温度設定ボタン132を押すと温度設定選択表示部133が照明され、乗員は温度設定ボタン132の押込みを視覚的に確認できる。また、移動ストロークが大きなスライドレバー130の全レンジが温度決定範囲になるので、スライドにより温度を正確に決定できる。更に、スライドレバー130のスライド時は、温度設定ボタン132の上方にある設定温度表示部142のスライド量に対応する範囲が照明され、点灯方向はスライド方向と一致する。従って、乗員は設定温度を直感的に把握できる。
同様に、風量設定ボタン134を押すと風量設定選択表示部135が照明され、スライドレバー130のスライド時は設定風量表示部144がスライド量に対応して照明される。また、吹出口設定ボタン136を押すと吹出口設定選択表示部137が照明され、スライドレバー130のスライド時は設定吹出口表示部146の何れかが照明される。
最良の形態の実施形態が適用される空調装置の説明図である。 実施形態の操作表示装置の正面図(外観図)である。 図2の3−3断面図である。 実施形態におけるスイッチ及びLEDの配置を示す説明図である。 実施形態の制御系統の説明図である。 実施形態の作用を説明するフローチャートである。 第1変形例を示す図2に対応する正面図である。 図7の8−8断面図である。 第2変形例を示す図2に対応する正面図である。
符号の説明
10:空調ケース 12:ファン 17:エアミックスドア
18,21,23:開閉ドア 52:ケース 54:基板
55aから55c:スイッチ 56aから56c、58aから58c:LED
64,67から69,71:第2表示部 75:設定ダイヤル
80:温度設定ボタン 85:吹出口設定ボタン
90:風量設定ボタン 102,103,104:第1表示部

Claims (6)

  1. 基本空調条件を設定する基本空調状態と、関連空調条件を設定する関連空調状態とが切替え可能な空調装置において、
    前記基本空調条件を選択するために操作される基本選択部材(80)と、
    前記関連空調条件を選択するために操作される関連選択部材(85,90)と、
    前記基本空調条件及び前記関連空調条件の内容を決定するために操作される一つの決定部材(75)と、
    前記関連空調状態の経過時間を計測するタイマ(115)と、を備え、
    前記関連空調条件での経過時間が所定時間をこえたときは、前記基本空調状態に切り替わることを特徴とする空調装置の操作装置。
  2. 前記基本空調状態は設定頻度が高い空調状態で、前記関連空調状態は設定頻度が低い空調状態である請求項1に記載の空調装置用操作装置。
  3. 設定頻度が高い前記基本空調条件は温度で、設定頻度が低い前記関連空調条件は吹出モード及び/又は風量である請求項2に記載の空調装置用操作装置。
  4. 前記基本選択部材及び前記関連選択部材は円周方向に配置され押込可能な複数のボタンであり、前記決定部材は回転可能なダイヤルである請求項3に記載の空調装置用操作装置。
  5. 前記基本選択部材及び前記関連選択部材は横方向に配置され押込可能な複数のボタンであり、前記決定部材は横方向にスライド可能なスライドレバーである請求項3に記載の空調装置用操作装置。
  6. 更に、前記基本選択部材及び前記関連選択部材の選択を表示する第1表示部(102から104)と、前記決定部材の決定内容を表示する第2表示部(64,67から69,71)とを備える請求項4又は5に記載の空調装置用操作装置。
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