JP2006263955A - 省電力時における操作部の制御回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 利用状況に応じて段階的に省電力化モードを設け、省電力時、コントローラ部の電源は供給し、プリンタ部は電源を遮断する場合に、ユーザーに移行したモードを通知し、かつより有効的に省電力化を目指すかが課題である。
【解決手段】 操作部としてシンプルな構成をもち、かつセントロやUSBのようにローカルインターフェースを実装する印刷装置において、省電力化としては利用状況に応じて省電力を段階的に実現している構成で、操作部の省電力化で表示部やLEDを制御する制御部の電源が遮断する構成で、LEDを通常時は制御部で制御可能な構成のものと、通常時は制御部で制御可能かつ制御部の電源が遮断されると点灯のみする構成のものと、電源オン時常に点灯する構成のものとする。
【選択図】 図6
【解決手段】 操作部としてシンプルな構成をもち、かつセントロやUSBのようにローカルインターフェースを実装する印刷装置において、省電力化としては利用状況に応じて省電力を段階的に実現している構成で、操作部の省電力化で表示部やLEDを制御する制御部の電源が遮断する構成で、LEDを通常時は制御部で制御可能な構成のものと、通常時は制御部で制御可能かつ制御部の電源が遮断されると点灯のみする構成のものと、電源オン時常に点灯する構成のものとする。
【選択図】 図6
Description
本発明は、コンピュータ等の上位装置より作成した、文字、イメージ等の文書情報等を印刷する印刷装置であり、描画処理した画像データをプリンタ部に印刷データとして入力し、印刷することが可能な印刷装置において、印刷装置の利用状況に応じ段階的に実行される省電力化時において、操作部の制御電源を制御して利用者にいずれかの状態であるかを示す方法に関するものである。
近年、環境を考慮した製品が必要不可欠なものとなっており印刷装置において環境対応を検討する上においてその一つとして省電力化という項目が検討されている。印刷装置の印刷状態を監視して少なくとも3種類以上の電力消費量の異なる定常状態にあることが識別判定されると、判定した各定常状態に応じて電源コントローラが電源供給を制御する構成や、ある期間、印刷装置がジョブを受信しない状態が続いた場合、段階的に部分的に電源を制御し遮断し、最終的に最も省電力を実現する方法としてできるだけ必要最小限に構成された復帰用の回路部のみ電源を供給し、他の復帰に必要ない回路についてはプリンタ部及びコントローラ部を含めて電源を遮断に省電力化をというように利用状況に応じて電源の制御を行うことで待機電力の省電力化等を実現している。
特開平8−11392
しかしながら、上記のように段階的に省電力化を行う過程において、例えば省電力時からの復帰時間を速くするためや、LANインターフェースのようにWOL(Wake On LAN)対応等の機能を基本的に備わっていない前述の印刷装置に装備されているセントロニクスやUSB(Universal Sirial Bass)のようなローカルインターフェースを介して受信されるジョブに応答するため、省電力としては中レベルの効果として、待機時にはプリンタ部のみの電源を遮断し、コントローラ部の電源はそのまま供給し、ローカルインターフェースのジョブを受信可能とするとともに省電力化を行うことを可能としている、しかし省電力化のため電源を制御し少しでも電源を遮断することで待機電力を抑えることが望まれるため、操作部上に備えられている表示部等の電源も遮断する必要があるため利用者は所望の印刷装置がどのレベルの省電力の状態であるかを認識することができないという問題があり、本特許はこの問題を解決すること目的としている。
上述した目的を達成するために、本発明は印刷装置における利用状況に応じた省電力時へ移行する場合において、利用者に印刷装置が現在どの状態であるかを通知する方法を以下に示す構成を備える。操作部の表示部を制御する手段と、操作部の電源を制御する手段と、LED部を制御部より制御する手段と、LED部を制御部の電源が供給されている場合は制御部で制御し、制御部の電源が遮断された場合は別電源に切替えて点灯可能とする手段と、LED部を印刷装置がONの場合常に点灯する手段とを有することを特徴とする。
本発明によって、利用状況によって電源制御し省電力化を段階的に実現する印刷装置において、簡単な構成で操作部に備えられたLED部の点灯パターンにより、印刷装置がいずれの段階の省電力時であるかが容易に確認可能となり、より円滑に印刷装置を利用することが可能となるとともに、操作部の表示部は消灯させているため省電力化も実現可能となる。
(実施例1)
本発明の実施形態を説明する前に、本実施形態を適用するのに好適なレーザービームプリンタの構成について添付図面を参照しながら説明する。なお、本実施例を適用する印刷装置はレーザービームプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式の印刷装置でも良いことは言うまでもない。
本発明の実施形態を説明する前に、本実施形態を適用するのに好適なレーザービームプリンタの構成について添付図面を参照しながら説明する。なお、本実施例を適用する印刷装置はレーザービームプリンタに限られるものではなく、他のプリント方式の印刷装置でも良いことは言うまでもない。
図1は、本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面図であり、レーザービームプリンタを示している。
図において、1500はレーザービームプリンタ本体であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記憶媒体である記録紙等に像を形成する。1501は操作の為のスイッチ及びLED表示器が配置されている操作パネル、1000はレーザービームプリンタ本体1500全体の制御及びホストコンピュータから供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザードライバ1502に出力する。レーザードライバ1502は半導体レーザー1503を駆動する為の回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザー1503から発射されるレーザー光1504をON・OFF切り換えする。レーザー光1504は回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電ドラム1506上を走査露光する。これにより、静電ドラム1506上には文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム1506上には周囲に配置された現像ユニット1507により現像された後、記録紙に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はレーザービームプリンタ1500に装着した用紙カセット1508に収納され、給紙ローラ1509及び搬送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。また、レーザービームプリンタ本体1500には、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続出来るように構成されている。
図2は本発明の実施例を示すプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。レーザービームプリンタ(図1)を例にして説明する。なお、本発明の機能が実行されるものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用出来ることは言うまでもない。
プリンタ1500において、12はプリンタCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インターフェース16を介して接続されるプリンタ部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。また、このROM13のプログラムROMにはCPU12の制御プログラムを記憶する。ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が無い場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶している。入力部18でホストコンピュータ3000との通信を行い、プリンタ固有の言語で記述されたコードデータやイメージデータを受ける。CPU12は入力部18を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ等に通信可能に構成されている。19はCPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することが出来るように構成されている。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。ASIC22はROM13やRAM19等のメモリコントローラやDMAコントローラ、I/Fコントローラ等の制御回路やRAM19に格納されたホストコンピュータからの文章情報等を順次解析し例えば文字コードはフォント用ROMのデータによりビットマップデータへと展開され、RAM(ビットマップメモリ)に格納される。ASIC22によってバンド毎またはページ毎に描画処理され画像データを印刷部I/F16を介して印刷部17に出力する。
前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、ASIC22によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、1501は前述した操作パネルで操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配置されている。
また、前述した外部メモリは一個に限らず、少なくとも一個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続出来るように構成されていてもよい。さらに図示しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
コントローラ部1000に供給される電源としては、プリンタ部17に装備されている電源部より供給され、電源の制御は印刷部インターフェース16を介して制御信号を制御することで可能な構成である。
図3は、操作部1501に供給される電源接続の一実施例を示した接続図である。コントローラ1000とプリンタ部17間はプリント部インターフェース16を介してビデオデータ信号や、同期信号、プリンタ部のステータスを確認するための通信信号及び電源制御信号が接続されている、操作部1501に関しては、コントローラ部1000とデータ通信用の信号線が接続されており、またコントローラ部1000から電源として、利用状況によって制御可能な+5R、+3.3Rと、常に給電されコントローラ部1000では制御不可能な+3.3Uが供給される構成となる。また、コントローラ部1000には、ネットワークインターフェース部21とローカルインターフェース20としてセントロニクスインターフェースとUSBインターフェースを備えている。
図4は、省電力対応として設けられたモードと電源の関係をまとめた表である。モードとしては通常のスタンバイ等の状態に加え、省電力モードとして効果的なレベル分けによって3つ存在し、小レベルとしてコントローラ部1000とプリンタ部17の電源は遮断せず、操作部1501の表示部を表示させないようにソフト的な設定による省電力としてスリープ1モード、中レベルとしてコントローラ部1000の電源は供給し、プリンタ部17の電源は遮断し、操作部1501は+5R系の電源を遮断し操作部1501の表示部と制御部及び一部のLED部の電源を遮断して省電力化を行うスリープ2モード、大レベルとしてコントローラ部1000の復帰に必要な最小限な回路のみ給電し、プリンタ部17の電源は遮断し、操作部1501は+5R系及び+3.3R系の電源を遮断し、操作部の表示部、制御部及びほとんどのLED部の電源を遮断するスリープ3モードがあり、本発明は印刷装置がいずれかのスリープモードに移行しているかを利用者に容易に認識させかる効果的に省電力を実現することを目的とするものである。
図5は、省電力モードへと移行及び復帰する場合の条件を記載した状態遷移図である。印刷状態のオフ状態(S100)より、電源スイッチをONすることでスタンバイ状態(S101)に遷移する。スタンバイ状態(S101)から印刷要求がある場合は図示していないプリント状態へと遷移し、印刷ジョブが終了するとプリント状態からスタンバイ状態(S101)に遷移する。スタンバイ状態(S101)から一定時間待機状態によるタイムアウトでスリープ1(S102)もしくはスリープ2(S103)へと遷移し、また一定時間待機状態によるタイムアウトまたはネットワークからのコマンド指示によりスリープ3(S104)へ遷移する。ソフト的な設定により小レベルな省電力の効果であるスリープ1(S102)からは、プリンタ部のステータスを確認する必要が生じた場合や印刷要求があった場合に、スタンバイ状態(S101)へと遷移、また一定時間待機状態によるタイムアウトによりスリープ2(S103)へと遷移し、一定時間待機状態によるタイムアウトまたはネットワークからのコマンド指示によりスリープ3(S104)へ遷移する。コントローラ部の電源は供給したままで、プリンタ部の電源を遮断する中レベルな省電力の効果であるスリープ2(S103)からは、プリンタ部のステータスを確認する必要が生じた場合や印刷要求があった場合に、スタンバイ状態(S101)へと遷移、HDDのような+5R系のデバイスへとアクセスする場合または利用者が操作部に設けられた復帰用スイッチを操作して復帰操作を行った場合に、スリープ1(S102)へと遷移する。また、一定時間待機状態によるタイムアウトまたはネットワークからのコマンド指示によりスリープ3(S104)へ遷移する。コントローラ部への電源を復帰に必要な必要最小限部分のみ給電して他を遮断し、プリンタ部の電源も遮断する大レベルな省電力の効果であるスリープ3(S104)からは、利用者が操作部に設けられた復帰用スイッチを操作して復帰操作を行った場合または、ネットワークよりデータを受信した場合または、コントローラ部に備わっている時計によりアラーム割り込みを検出することにより、スリープ2(S103)へと遷移する。
図6は、本発明の一実施形態を示す操作部を説明した構成図である。操作部1501は操作部I/F300よりコントローラ部1000と接続され、通信信号を接続するとともに多系統の電源を供給される、操作部1501は制御部301により制御される、またコントローラ部1000との通信も制御部301が行う、制御部301により表示部302の表示を制御し、LED306及び307も制御する。LED308は操作部1501が装着された印刷装置の電源をON期間中は常に点灯する。スリープ1に移行した場合は、操作部1501は制御部301により表示部302の表示をスリープ状態に設定し、LED306〜308を点灯させる、スリープ2に移行した場合は+5R系の電源が遮断されるため、制御部301及び表示部302、プルアップ抵抗304が無効となる。LOGIC部303は片電源対応のデバイスであり+3.3R系の電源で動作しており、+5R系の電源が遮断されることによりLED307は点灯させたままの状態となり、LED306は消灯、LED308は点灯というパターンを示しスリープ2の状態であることを示す。スリープ3に移行した場合は、+5R系統及び+3.3R系統の電源は遮断され、LED306及び307は消灯、LED308のみが点灯した状態となり、スリープ3の状態であることを示すことが可能となる。
17 プリンタ部
20 ローカルI/F
21 ネットワークI/F
301 操作部制御部
302 表示部
303 LOGIC部
306〜8 LED部
1000 コントローラ部
1500 レーザービームプリンタ
1501 操作部
20 ローカルI/F
21 ネットワークI/F
301 操作部制御部
302 表示部
303 LOGIC部
306〜8 LED部
1000 コントローラ部
1500 レーザービームプリンタ
1501 操作部
Claims (3)
- コンピュータ等の上位装置より、文字コードや制御コードや画像などのイメージデータ等で構成される文章情報を受け取り印刷し、省電力化を図る目的で利用状況に応じて段階的に電源供給を部分的に遮断する印刷装置において、操作部に備わっているLED(Light Emitting Diode)部を、利用状況に段階分けされた省電力化時において供給電源を制御することにより、通常時はLED部の制御を可能で、省電力化時には点灯のみをさせることにより利用者に印刷装置がどの省電力時のステータスに移行しているかを容易に確認可能としつつ、省電力化を容易に実現することを特徴とする印刷装置。
- 前記印刷装置において、操作部にはLED部の他に利用者にグラフィカルに通知するための文字や画像を表示する表示部と、そのLED部と表示部を制御する制御部が備わっていることを特徴とする請求項1に記載された印刷装置。
- 前記印刷装置において、省電力化を図るとともに、省電力時にジョブを受信した時の復帰及び反応時間等を効率よくするために段階的に電源を遮断するように制御可能な構成を持ち、少なくともプリンタ部の電源は遮断されコントローラ部の電源は供給される状態が発生する請求項1に記載された印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005081528A JP2006263955A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 省電力時における操作部の制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005081528A JP2006263955A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 省電力時における操作部の制御回路 |
Publications (1)
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JP2006263955A true JP2006263955A (ja) | 2006-10-05 |
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ID=37200435
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JP2005081528A Withdrawn JP2006263955A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 省電力時における操作部の制御回路 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011139273A (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-14 | Brother Industries Ltd | 電子機器の制御装置及び画像形成装置 |
JP2013029737A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-03-22 JP JP2005081528A patent/JP2006263955A/ja not_active Withdrawn
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