JP2006248155A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006248155A
JP2006248155A JP2005070943A JP2005070943A JP2006248155A JP 2006248155 A JP2006248155 A JP 2006248155A JP 2005070943 A JP2005070943 A JP 2005070943A JP 2005070943 A JP2005070943 A JP 2005070943A JP 2006248155 A JP2006248155 A JP 2006248155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
printer
power
horizontal
synchronization signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005070943A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Watanabe
明則 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005070943A priority Critical patent/JP2006248155A/ja
Publication of JP2006248155A publication Critical patent/JP2006248155A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)

Abstract

【課題】 プリンタ部とコントローラ部との接続で水平同期信号しかないツインビームエンジンにおいて、利用状況に応じて省電力化を段階的に行い、プリンタ部の電源を遮断し、コントローラ部は給電のままというモードの場合、その移行及び復帰時において同期信号線にリンギングにより印字有効領域外に同期信号がアクティブ状態となってしまう場合があり、コントローラ側がその同期信号を認識してしまうという問題を解決する印刷装置の提供。
【解決手段】 水平同期信号の立ち上がりエッジから任意時間後の水平同期信号の状態を検出し、前段のパルス期間か後段のパルス期間かを判定する手段と、この検出結果と別途水平同期の立ち下りエッジでトグルした信号の状態時に水平同期信号の信号レベルを確認する手段により、プリンタ側のみがスリープ状態になってもコンローラ側のシーケンスを初期化させ有効印字領域内の水平同期信号で正常動作させることが可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コンピュータ等の上位装置より作成した、文字、イメージ等の文書情報等を印刷する印刷装置であり、描画処理した画像データをプリンタ部に印刷データとして、同時に2ライン分の印刷データを出力し、一度のレーザー照射で複数ラインを同時に印刷することが可能な印刷装置において、利用状態により段階的に実行される省電力モード時において、プリンタ部の電源のみを遮断、コントローラ部の電源は供給されたままの場合において、該省電力モード時への移行及び復帰時に発生する恐れのある問題を回避する印刷装置に関するものである。
従来、コントローラ部とプリンタ部の接続においては、水平方向同期信号と垂直方向同期信号の2つの同期信号とビデオデータ信号、プリンタ部のステータスを得るための通信信号及び重要度の高いステータスについては前期通信信号より得るとは別に専用の信号線を設けプリンタ部の状態を確認できる構成であり、プリンタ部へビデオデータを出力する場合において、ページの先頭で垂直同期信号が入力され、その同期信号に同期してシーケンスの初期化及び起動を行い、ライン方向に対しては水平方向同期信号に同期させて出力させるという印刷装置があり、またプリンタ部とコントローラ部の接続信号を必要最小限の構成とし、簡素化を図ると共に、接続コネクタの省スペース化及び電界ノイズの軽減を図る印刷装置もあり、プリンタ部へビデオデータを出力する場合において、水平方向同期信号のみで垂直方向及び水平方向に同期してシーケンスの初期化及び起動を行うという方式の印刷装置も存在する(例えば、特許文献1参照)。
また近年環境を考慮した製品が必要不可欠なものとなっており、前述の印刷装置において環境対応を検討する上においてその一つとして省電力化が検討されている。ある期間、印刷装置がジョブを受信しないスタンバイの状態が続いた場合、その利用状況に応じて段階的に部分的に電源を制御し、最終的に最も省電力を実現する方法としてできるだけ必要最小限に構成された復帰用の回路部のみ電源を供給し、他の復帰に必要ない回路についてはプリンタ部及びコントローラ部を含めて電源を遮断に省電力化を行うことで待機電力の省電力化等を実現している。
特開平8−127150号公報
しかしながら、上記のように利用状況に応じて段階的に省電力化を行う過程において、省電力状態からの復帰時間を速くするためや、LANインターフェースのようにWOL(Wake On LAN)対応等の機能を基本的に備わっていない前述の印刷装置に装備されているセントロニクスやUSB(Universal Serial Bass)のようなローカルインターフェースを介して受信されるジョブに応答するため、省電力モードとしては中レベルの対応として、待機時にはプリンタ部のみの電源を遮断し、コントローラ部の電源はそのまま供給し、ローカルインターフェースのジョブを受信可能とするとともに省電力化を可能とする。
しかしこの省電力モードに移行(プリンタ側の電源遮断)及び復帰(プリンタ側の電源供給)する場合において、コントローラ側のシーケンスの初期化、起動を生成する同期信号にリンギングが発生してしまい、この間コントローラ側は常に動作状態(電源供給)のためリンギングのレベルによっては印字有効領域以外の箇所で同期信号を入力し認識してしまうことで、シーケンスの初期化及び起動を行い出力結果等に不具合が生じてしまうという問題があり、本発明はこの不具合を回避させること目的としている。
すなわち、本発明は、プリンタ部とコントローラ部が必要最小限の接続で構成されている場合において、プリンタ部の電源を遮断し、コントローラ部の電源は供給されたままのような、中レベルの省電力状態の移行及び復帰時の同期信号によるシーケンスのエラーを検出し、検出した結果から初期化、正常な動作へと復帰させることが自動的に可能となる印刷装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明はツインビーム方式の印刷装置における中レベルの省電力状態への移行及び復帰時などに発生する同期信号の不正を監視し、正常動作へと復帰させる方法は以下に示す構成を備える。
コントローラ部においてプリンタ部より入力される同期信号の立ち下がりエッジを検出する手段と、前記立ち下がりエッジを検出されると信号のトグルを行うトグル手段と、別途前記プリンタ部より入力される同期信号の立ち上がりエッジを検出する手段と、前記立ち上がりエッジを検出した後の任意時間後をカウントするカウント手段と、前記任意時間カウントとなった時の同期信号を検出する手段と、検出同期信号と前記トグル信号の関係を解析する手段と、前記解析結果により印字有効領域外に発生したもの判断した場合にシーケンスを初期化する手段と、前記初期化により正当な動作へと復帰させる手段と、を有することを特徴とする。
なお、さらに説明すれば、本発明の第一の発明について下記のように示す。
コンピュータ等の上位装置より、文字コードや制御コードや画像などのイメージデータ等で構成される文章情報を受け取り印刷するツインビーム方式でかつコントローラ部とプリンタ部の接続を必要最小限とし、信号線としてビデオデータ線、水平方向同期信号線、プリンタ通信線で構成された及び省電力化を図る目的で段階的に電源を部分的に遮断する印刷装置において、水平方向同期信号によりシーケンスを初期化し、ビデオデータを該水平同期信号に同期させて出力する場合において、水平方向同期信号の立ち上がりエッジから任意時間後の水平方向同期信号状態を検出し、ツインビームのうち第一のビーム用水平方向同期信号期間か、第二のビーム用水平方向同期信号期間かを判定させる手段と、水平方向同期信号の立ち下がりエッジでトグルさせた信号を生成させる手段と、前述の水平方向同期信号の検出結果と該トグル信号との状態により水平方向同期信号の信号レベルを確認する手段を備え、何れの省電力の動作においてもその移行時及び復帰時に発生する恐れのある水平方向同期信号線のリンギングによる予期しない水平方向同期信号が入力による不具合を回避することを特徴とする復帰回路を備えた印刷装置。
本発明によって、プリンタ部とコントローラ部が必要最小限の接続で構成されている場合において、プリンタ部の電源を遮断し、コントローラ部の電源は供給されたままのような、中レベルの省電力状態の移行及び復帰時の同期信号によるシーケンスのエラーを検出し、検出した結果から初期化、正常な動作へと復帰させることが自動的に可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の実施形態を説明する前に、本実施形態を適用するのに好適なツインビーム方式のレーザービームプリンタの構成について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用可能な出力装置の構成を示す断面図であり、レーザービームプリンタを示している。図1は、ツインビーム方式のレーザービームプリンタであり図中のようにレーザー光が一度に2本照射されることとなる。
図において、1500はレーザービームプリンタ本体であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、記憶媒体である記録紙等に像を形成する。1501は操作の為のスイッチ及びLED表示器が配置されている操作パネル、1000はレーザービームプリンタ本体1500全体の制御及びホストコンピュータから供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニットである。このプリンタ制御ユニット1000は、主に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換してレーザードライバ1502に出力する。レーザードライバ1502は半導体レーザー1503を駆動する為の回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザー1503から発射されるレーザー光1504a及び1504bをON・OFF切り換えする。
レーザー光1504a及び1504bは回転多面鏡1505で左右方向に振らされて静電ドラム1506上を走査露光する。これにより、静電ドラム1506上には文字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静電ドラム1506上には周囲に配置された現像ユニット1507により現像された後、記録紙に転写される。
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録紙はレーザービームプリンタ1500に装着した用紙カセット1508に収納され、給紙ローラ1509及び搬送ローラ1510と搬送ローラ1511とにより、装置内に取り込まれて、静電ドラム1506に供給される。また、レーザービームプリンタ本体1500には、図示しないカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なる制御カード(エミュレーションカード)を接続出来るように構成されている。
図2は本発明の実施例を示すプリンタ制御システムの構成を説明するブロック図である。なお、本発明の機能が実行されるものであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワークを介して処理が行われるシステムであっても本発明を適用出来ることは言うまでもない。
プリンタ1500において、12はプリンタCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷部インターフェース16を介して接続されるプリンタ部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。
また、このROM13のプログラムROMにはCPU12の制御プログラムを記憶する。ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14が無い場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等を記憶している。入力部18でホストコンピュータ3000との通信を行い、プリンタ固有の言語で記述されたコードデータやイメージデータを受ける。
CPU12は入力部18を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ等に通信可能に構成されている。19はCPU12の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMで図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することが出来るように構成されている。なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。
ASIC22はROM13やRAM19等のメモリコントローラやDMAコントローラ、I/Fコントローラ等の制御回路やRAM19に格納されたホストコンピュータからの文章情報等を順次解析し例えば文字コードはフォント用ROMのデータによりビットマップデータへと展開され、RAM(ビットマップメモリ)に格納される。ASIC22によってバンド毎またはページ毎に描画処理され画像データを印刷部I/F16を介して印刷部17に出力する。
前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ14は、ASIC22によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、1501は前述した操作パネルで操作のためのスイッチ及びLED表示器等が配置されている。
また、前述した外部メモリは一個に限らず、少なくとも一個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続出来るように構成されていてもよい。さらに図示しないNVRAMを有し、操作パネル1501からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。本発明の同期信号を監視しシーケンスのエラーを検出した場合、シーケンスを初期化し正常な動作へと復帰させる回路についてはASIC22の内部に備えている。また外部回路として構成していても問題ないことはいうまでのない。
コントローラ部1000に供給される電源としては、プリンタ部17に装備されている電源部より供給され、電源の制御は印刷部インターフェース16を介して制御信号を制御することで可能な構成である。
図3は、コントローラ部1000とプリンタ部17の構成を説明する接続図である。コントローラ1000とプリンタ部17間はプリント部インターフェース16を介して、プリント部のステータスをやり取りするためのシリアル通信信号、SCLK(シリアル通信クロック)と双方向信号のSC(シリアル通信データ)、プリンタ部17へビデオデータを出力するためのVDATA1、2(ビデオデータ信号)、なお本発明を適用されるのはツインビーム方式のプリンタのため2本の信号線で接続されている、ビデオデータの出力の同期するための水平方向同期信号/BD、プリンタ部の電源制御信号/PONで接続されており、各信号は、片電源対応としてLOGIC部23を介してASIC22と接続されている。
図4は、省電力対応として設けられたモードと電源の関係をまとめた表である。モードとして通常の状態に加え、省電力モードとして効果的なレベルに分かれて3のレベルが存在し、小レベルとしてコントローラ部1000とプリンタ部17の電源は遮断せずにソフト的な設定による省電力としてスリープ1モード、中レベルとしてコントローラ部1000の電源は供給し、プリンタ部17の電源は遮断して省電力化を行うスリープ2モード、大レベルとしてコントローラ部1000の復帰に必要な最小限な回路のみ給電し、プリンタ部17の電源は遮断するスリープ3モードがあり、本発明はスリープ2モードの移行及び復帰の際に発生する恐れがある問題を解決するものである。
図5は、省電力モードへと移行及び復帰する場合の条件を記載した状態遷移図である。印刷状態のオフ状態(S100)より、電源スイッチをONすることでスタンバイ状態(S101)に遷移する。スタンバイ状態(S101)から印刷要求がある場合は図示していないプリント状態へと遷移し、印刷ジョブが終了するとプリント状態からスタンバイ状態(S101)に遷移する。スタンバイ状態(S101)から一定時間待機状態によるタイムアウトでスリープ1(S102)もしくはスリープ2(S103)へと遷移し、また一定時間待機状態によるタイムアウトまたはネットワークからのコマンド指示によりスリープ3(S104)へ遷移する。ソフト的な設定により小レベルな省電力の効果であるスリープ1(S102)からは、プリンタ部のステータスを確認する必要が生じた場合や印刷要求があった場合に、スタンバイ状態(S101)へと遷移、また一定時間待機状態によるタイムアウトによりスリープ2(S103)へと遷移し、一定時間待機状態によるタイムアウトまたはネットワークからのコマンド指示によりスリープ3(S104)へ遷移する。
コントローラ部の電源は供給したままで、プリンタ部の電源を遮断する中レベルな省電力の効果であるスリープ2(S103)からは、プリンタ部のステータスを確認する必要が生じた場合や印刷要求があった場合に、スタンバイ状態(S101)へと遷移、HDDのような+5R系のデバイスへとアクセスする場合または利用者が操作部に設けられた復帰用スイッチを操作して復帰操作を行った場合に、スリープ1(S102)へと遷移する。
また、一定時間待機状態によるタイムアウトまたはネットワークからのコマンド指示によりスリープ3(S104)へ遷移する。コントローラ部への電源を復帰に必要な必要最小限部分のみ給電して他を遮断し、プリンタ部の電源も遮断する大レベルな省電力の効果であるスリープ3(S104)からは、利用者が操作部に設けられた復帰用スイッチを操作して復帰操作を行った場合または、ネットワークよりデータを受信した場合または、コントローラ部に備わっている時計によりアラーム割り込みを検出することにより、スリープ2(S103)へと遷移する。
図6は、本発明の同期信号の監視及びシーケンスの復帰を行う構成を説明するブロック図である。本ブロック図はASIC22内部で構成されているものを一実施例として説明している。同期信号の監視及び復帰回路30は、水平方向同期信号/BDの立ち上がりエッジを検出する検出部31と立ち下がりエッジを検出する検出部32、立ち下がりエッジ検出部31より立ち下がりエッジを検出するとトグル部33によりBD_TGL信号をトグルする、また立ち上がりエッジ検出部32より立ち下がりエッジを検出するとカウンタ34が起動し、別途設定された任意のカウント値までカウントし、カウントが終了するとCNT_END信号がTUREとなる、同期信号検出部35前述のCNT_END信号と/BD信号が入力されており、立ち上がりエッジから任意のカウント後の/BD信号の状態により、BD_FLG信号を決定する、BD_FLG信号は前述のトグル部33に入力され、BD_FLG信号の状態によりBD_TGL信号を初期化される、シーケンスイネーブル発生部36によりBD_TGL信号の状態と/BD信号の立ち下がりエッジでSQ_EN信号を発生させる構成である。
図7は、本発明が適用されるツインビーム方式の印装置における水平方向同期信号とビデオデータの関係を説明する図である。水平方向同期信号/BDは印字有効領域の期間で有効となり、信号としては第1パルスと第2パルスの構成となり第1パルスで第1レーザーの同期、第2パルスで第2レーザーの同期をとるため、印字開始すると/BD信号がプリンタ部からコントローラ部へと入力され、/BD信号の立ち下がりエッジに同期するようにビデオデータVDATA1とVDATA2をコントローラ部はプリンタ部へ出力させる。
ここでVDATA1は第1レーザー用のデータ、VDATA2は第2レーザー用のデータとなる。第1パルスか第2パルスは/BD信号の立ち下がりエッジでトグルするBD_TGL信号により判定し、/BD信号の立ち下がり時にBD_TGL信号がLOWの場合は第1パルスと認識し、BD_TGL信号がHIGHの場合は第2パルスと認識される。
図8は、スリープ2モードへの移行及び復帰時の際に予想される/BD信号に発生するリンギングを説明する図であり、スリープ2モードではプリンタ部の電源は遮断されるが、コントローラ部の電源は供給されたままのためモード移行時と復帰時にリンギングの状況によっては、コントローラ部側に/BD信号が1パルスだけ入力されてしまう場合があり、前述したようにツインビーム方式の印刷装置において/BD信号は第1パルスと第2パルスと2つのパルスで構成されるためシーケンスが崩れてしまい、出力画像に不具合が生じてしまう可能性がある。
図9は、前述の出力画像に不具合が生じてしまう場合を説明した図である。スリープ2モードへの移行及び復帰時に/BD信号に印字開始前に1パルスがコントローラ部に入力されることにより、コントローラ部は前述のパルスを通常動作する場合の第1パルスと認識してしまうことにより、このパルスに同期して第1レーザー用のビデオデータを出力してしまい、本来印字開始時に入力される/BD信号の第1パルスで第2レーザー用のビデオデータを出力してしまうこととなり、印字結果として1ライン分間引かれたようなものとなってしまい、不具合が生じてしまう。
図10は、本発明である同期信号の監視及び復帰回路が適応された場合を説明した図である。スリープ2モードへの移行及び復帰時に/BD信号に印字開始前に1パルスがコントローラ部に入力してしまうが、/BDの立ち上がりエッジからCUNT信号を任意に設定された値までカウントした時の/BD信号の状態により、BD_FLG信号をセットする、任意のカウント値後/BD信号のレベルがHIGHだったらBD_FLG信号をLOWにセット、/BD信号のレベルがLOWだったらBD_FLG信号をHIGHにセットする。BD_FLG信号の立ち上がりエッジによりBD_TGL信号をLOWにセットし初期化する。
これにより/BD信号の第1パルスと第2パルスの関係が本来の同期の関係の信号へと復帰することができ、第1レーザー用のビデオデータVDATA1と第2レーザー用のビデオデータVDATA2を出力可能とし、シーケンスイネーブル信号も正常に動作生成することを可能とすることを実現させる。
本発明を適応可能なツインビーム方式レーザービームプリンタの構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態を示すコントローラ部とプリンタ部の接続を示すブロック図である。 本発明の一実施形態を示す省電力モードの対応形態を示す図である 本発明の一実施形態を省電力モードへの移行及び復帰条件を示す状態遷移図である。 本発明の一実施形態を示す同期信号の監視及び復帰の構成を示すブロック図である。 本発明を適応可能なツインビーム方式レーザービームプリンタの通常の動作時の同期信号とビデオデータ信号の関係を示す図である。 本発明の一実施形態を示すモード移行時及び復帰時に発生する同期信号の問題を示す図である。 本発明の一実施形態を示す問題が発生した場合の同期信号とビデオデータ信号の関係を示した図である。 本発明の一実施形態を示す同期信号の監視及び復帰回路を適用し問題を回避した場合の同期信号とビデオデータ信号の関係を示した図である。
符号の説明
17 プリンタ部
22 ASIC
30 同期信号監視及び復帰部
31 立ち上がりエッジ検出部
32 立ち下がりエッジ検出部
33 トグル部
34 カウンタ部
35 同期信号検出部
36 シーケンスイネーブル発生部
37 立ち上がりエッジ検出部
1000 コントローラ部
1500 ツインビーム方式のレーザービームプリンタ

Claims (4)

  1. コンピュータ等の上位装置より、文字コードや制御コードや画像などのイメージデータ等で構成される文章情報を受け取り印刷するツインビーム方式でかつコントローラ部とプリンタ部の接続を必要最小限とし、信号線としてビデオデータ線、水平方向同期信号線、プリンタ通信線で構成された及び省電力化を図る目的で段階的に電源を部分的に遮断する印刷装置において、水平方向同期信号によりシーケンスを初期化し、ビデオデータを該水平同期信号に同期させて出力する場合において、水平方向同期信号の立ち上がりエッジから任意時間後の水平方向同期信号状態を検出し、ツインビームのうち第一のビーム用水平方向同期信号期間か、第二のビーム用水平方向同期信号期間かを判定させる手段と、水平方向同期信号の立ち下がりエッジでトグルさせた信号を生成させる手段と、前述の水平方向同期信号の検出結果と該トグル信号との状態により水平方向同期信号の信号レベルを確認する手段を備え、何れの省電力の動作においてもその移行時及び復帰時に発生する恐れのある水平方向同期信号線のリンギングによる予期しない水平方向同期信号が入力による不具合を回避する復帰回路を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記印刷装置において、プリンタ部へビデオデータを出力させる同期信号としてコントローラ部は有効画像領域分の水平方向の同期信号のみを受信しその水平方向同期信号に同期させてビデオデータ出力するとともに、その水平方向同期信号より垂直方向をも同期させることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷装置において、プリンタ部のレーザー照射が1スキャン時に2ライン分同時に照射することが可能な構成をもち、コントローラ部には水平方向同期信号として1本の信号線において2パルス連続で入力することにより、最初のパルス部は第一のレーザービーム同期用、後発のパルス部は第二のレーザービーム同期用のパルスである構成を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷装置において、省電力化を図るとともに、省電力モード時にジョブを受信した時の復帰及び反応時間等を効率よく行うために段階的に電源を遮断するように制御可能な構成を持ち、少なくともプリンタ部の電源は遮断されコントローラ部の電源は供給される状態が発生する請求項1に記載の印刷装置。
JP2005070943A 2005-03-14 2005-03-14 印刷装置 Withdrawn JP2006248155A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005070943A JP2006248155A (ja) 2005-03-14 2005-03-14 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005070943A JP2006248155A (ja) 2005-03-14 2005-03-14 印刷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006248155A true JP2006248155A (ja) 2006-09-21

Family

ID=37089128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005070943A Withdrawn JP2006248155A (ja) 2005-03-14 2005-03-14 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006248155A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054105A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009054105A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9513853B2 (en) Data processing apparatus capable of controlling power supply, control method therefor, and storage medium
JP2005041214A (ja) 印刷制御装置及びその制御方法及びプログラム
JP5397739B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6218510B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
CN102673125A (zh) 图像形成装置及图像形成装置的控制方法
JP2010099907A (ja) 表示制御装置、表示制御システム、プログラムおよび画像印刷装置
JP2018078485A (ja) 情報処理装置および情報処理装置の起動方法
JP2006248155A (ja) 印刷装置
CN111541825B (zh) 电子装置及其控制方法
JP4870098B2 (ja) 電子装置及び該電子装置の制御方法
JP7374622B2 (ja) 情報処理装置
JP2006263955A (ja) 省電力時における操作部の制御回路
JP2008287312A (ja) 画像形成装置
JP2000357147A (ja) 情報処理システム、印刷システム及び情報処理装置とそれらの制御方法
JP7379020B2 (ja) 情報処理装置
US20210297549A1 (en) Information processing apparatus capable of resetting system, method of controlling same, and storage medium
JP2010277258A (ja) 印刷装置を起動させるためのプログラム
JP7387281B2 (ja) 電子機器、および、電子機器の制御方法
JP3209857B2 (ja) 印刷システムおよび印刷装置およびデータ分配装置および印刷システムの制御方法および印刷装置の制御方法およびデータ分配装置の制御方法
JPH0816336A (ja) 印刷装置および印刷装置の状態切替え方法
JPH07195760A (ja) プリンタ制御装置
JP3478640B2 (ja) データ処理装置、印刷装置及び制御方法
JPH09191568A (ja) 出力装置および出力装置の電源制御方法
JP2023160058A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP2022112717A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603