JP5397739B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、ディジタル複写機、ファクシミリ、プリンタ、スキャナ、または、それらの機能を統合したディジタル複合機などとして適用される画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムに関する。
従来から、画像処理装置の分野では、低消費電力化や、製造部品の低コスト化、小型化などを実現するため、USB(Universal Serial Bus)、MAC(Media Access Control)などのI/O(Input/Output)制御系のASIC(Application Specific Integrated Circuit)を専用に用意している。
このASICにより、例えば、CPU(Central Processing Unit)からの割り込み信号の制御や、チップ上の素子間の配線の変更などが可能となる。 また、一般的に画像処理装置は、画像処理が可能な運転状態(通常モード)と、この通常モードよりも消費電力が抑えられた運転状態(省エネルギーモード)とが切換可能である。このような画像処理装置では、運転状態に応じて、割り込み担当のCPUをASIC内に複数有する場合がある。
ASICは、複数のCPUから割り込み信号を受信した場合、どれか1つのCPUからの割り込み信号を選択して処理する。
そのため、ASICが一方からの割り込み信号を処理中に、他方のCPUでは、既に割り込み要因を消失してしまい、システムエラーを発生させる要因となるという問題があった。また、CPUが割り込み要因を消失し、停止状態となってしまうという問題があった。
そこで、下記特許文献1では、多数の割り込み発生用要因の割り込み通知先を固定的とせず、ダイナミックに変更可能としたマルチプロセッサシステムが開示されている。
また、下記特許文献2では、データ転送処理装置からの割り込み先プロセッサをソフトウェアによって可変とすることで、割り込み先制御手段に高い自由度を与えるマルチプロセッサシステムが開示されている。
また、下記特許文献3では、I/Oからの割り込みの優先度に従い、特定のプロセッサからの割り込み処理を優先させるマルチプロセッサシステムが開示されている。
特開平10−11411号公報 特開平9−81402号公報 特開2001−125880公報
しかしながら、従来の技術では、画像処理装置における運転状態の切り換えと、割り込み信号の受け付けとが同時に発生した場合、割り込みが発生したタイミングと、割り込みが通知されるまでのタイミングとの間に大きなズレが生じてしまい、対応不能となる問題が発生していた。
例えば、画像処理装置の運転状態に応じて割り込み担当のCPUを変更させる場合、一方のCPUでは、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の割り込み制御線を用い、他方のCPUでは、ローカルな割り込み制御線を用いているため、通信速度差からタイミングに大きなズレが生じてしまう。
そして、このタイミングのズレにより、割り込み処理における引継ぎが失敗するという問題が発生していた。
また、従来の技術では、CPUの電源をオン・オフ制御する際に、チップセットを介して行う。
しかしながら、チップセット内のウィークリタイマなどの機能によって通常状態に移行する場合、CPUの電源をオンした後に再度Suspended to Ram(CPUのデータを一時的にメモリに退避させる)状態に移行してしまうという不具合が生じていた。
そこで、本発明の第1の目的は、運転状態の切り換えと、割り込み信号の受け付けとが並列して発生した場合であっても、割り込み処理の引継ぎを円滑に行うことができる画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、CPUの電源をオンした後に再度Suspended to Ram状態に移行してしまうという不具合を回避することができる画像処理装置を提供することである。
請求項1記載の発明では、所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、前記通常モード時及び該通常モードから前記省エネルギーモードへの移行時に、外部装置から受け付けた割込信号の割込要因に応じて当該割込信号を前記第1の制御手段に出力すると共に、前記第1の制御手段が一定時間内に当該割込信号に係る割込処理が行えないと判断した場合に当該割込信号を前記第2の制御手段に出力して、前記割込処理を前記第1の制御手段から前記第2の制御手段に代えて行うように調整制御する割込制御手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置を提供する。
請求項2記載の発明では、前記外部装置から受け付けた割込信号の割込要因は、第1のレジスタに記憶されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置を提供する。
請求項3記載の発明では、前記第1のレジスタは、前記第1の制御手段と、前記第2の制御手段とで、個別に備えていることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置を提供する。
請求項4記載の発明では、所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、カバー開閉、操作部操作などの電源復帰要因を検出する検出手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモードの時間を計測する計測手段と、前記計測手段で計測された時間が規定時間に達した場合に、前記第1の制御手段に対して電源を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段で電源が供給された前記第1の制御手段の状態を前記検出手段に対して通知する状態通知手段と、を備え、前記検出手段で検出した電源復帰要因により、前記第2の制御手段が制御する省エネルギーモードから、前記第1の制御手段が制御する画像を処理する通常モードに移行することを特徴とする画像処理装置を提供する。
請求項5記載の発明では、前記検出手段で検出された電源復帰要因に基づいて、通常モードに移行するか否かを制御する要求信号制御手段と、前記要求信号制御手段で通常モードに移行する場合、電源オン要求信号を発生する要求信号発生手段と、を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置を提供する。
請求項6記載の発明では、前記要求信号制御手段は、第2のレジスタをさらに備え、前記第2のレジスタは、前記電源供給手段により電源が供給されている場合に、省エネルギーモードから通常モードに移行しないこととして設定されていることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置を提供する。
請求項7記載の発明では、所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、を備えた画像処理装置において、前記通常モード時及び該通常モードから前記省エネルギーモードへの移行時に、外部装置から受け付けた割込信号の割込要因に応じて当該割込信号を前記第1の制御手段に出力するステップと、この出力するステップと共に、前記第1の制御手段が一定時間内に当該割込信号に係る割込処理が行えないと判断した場合に当該割込信号を前記第2の制御手段に出力して、前記割込信号に係る割込処理を前記第1の制御手段から前記第2の制御手段に代えて行うように調整制御する割込制御ステップと、を備えたことを特徴とする画像処理方法を提供する。
請求項8記載の発明では、所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、を備えた画像処理装置において、前記通常モード時及び該通常モードから前記省エネルギーモードへの移行時に、外部装置から受け付けた割込信号の割込要因に応じて当該割込信号を前記第1の制御手段に出力する機能と、この出力する機能と共に、前記第1の制御手段が一定時間内に当該割込信号に係る割込処理が行えないと判断した場合に当該割込信号を前記第2の制御手段に出力して、前記割込信号に係る割込処理を前記第1の制御手段から前記第2の制御手段に代えて行うように調整制御する割込制御機能と、をコンピュータに実現させる画像処理プログラムを提供する。
本発明によれば、ASIC内に、割り込み要因振り分け回路を追加するので、運転状態に応じて各CPUをダイナミックに切り換え、割り込み処理の引継ぎを円滑に行うことができる。
また、CPUの電源をオンした後に再度Suspended to Ram状態に移行してしまうという不具合を回避することができる。
以下、本発明の実施形態について図1から図6を用いて詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態における画像処理装置1の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、画像処理装置1は、第1CPU10、ASIC11、プロッタ(Plotter)12、スキャナ(Scanner)13、メモリ(Memory)14、およびI/O制御系ASIC15から構成されている。
そして、I/O制御系ASIC15は、USB(Universal Serial Bus)100、MAC(Media Access Control)101、SD(Secure Digital)102、I2C(Inter Integrated Circuit)103、割り込み要因振り分け回路104a、104b、割り込みコントローラ106a、106b、、および第2CPU110から構成されている。
割り込み要因振り分け回路104a、104bは、それぞれ、割り込み要因選択レジスタ105a、105bを備えている。
さらに、割り込みコントローラ106a、106bは、それぞれ割り込みペンディングレジスタ107a、107b、割り込みステータスレジスタ108a、108b、および割り込みマスクレジスタ109a、109bから構成されている。
第1CPU10は、ASIC11とバスラインを介して接続しており、例えば、スキャナ13で読み取った画像データをメモリ14に格納する処理や、メモリ14に格納された画像データをプロッタ12に転送して印刷出力する処理などの際に、各構成要素を制御する機能を有している。
ASIC11は、第1CPU10、プロッタ12、スキャナ13、およびメモリ14と接続し、PCIバスを介してI/O制御系ASIC15と接続している。ASIC11は、第1CPU10からの割り込み信号、および割り込みコントローラ106a、106bからの割り込み信号を受け付けて制御する機能を有している。
プロッタ12は、メモリ14に格納された画像データから記録媒体(紙や原稿など)に画像データを印字出力する。
スキャナ13は、記録媒体に光を照射して光学的に画像を読み取り、この読み取られたデータからRGB3色の画像データを取得する。取得した画像データは、第1CPU10の制御によって、ASIC11を介してメモリ14に転送され、格納される。
メモリ14は、スキャナ13から転送された画像データを格納する。このメモリは、例えば、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)や、データの再書き込みが可能なEPROM(Erasable Programmable ROM(Read Only Memory))やEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などにより構成することができる。
第2CPU110は、従来、I/O制御系ASIC15には搭載していなかったが、近年、製品の待機時の低消費電力化が必要なため、第1CPU10、およびASIC11の動作時消費電力が大きなシステムで待機時の低消費電力化を図るため、I/O制御系ASIC15に第2CPU110を内蔵し、待機時には、第1CPU10、およびASIC11の電源を遮断する。
そして、第2CPU110と他の外部機器との通信状況によって、第1CPU10、およびASIC11の電源のオン・オフを判断し、省エネルギーモードにより低消費電力化を行っている。
USB100は、画像処理装置1と図示しないUSB機器を装着するためのポート(接続口)であり、このUSB機器からのデータの入力を受け付ける。
MAC101は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)やWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)などのネットワークからバスケーブルにデータを送受信する際のデータ伝送を行い、ネットワークからデータの入力を受け付ける。
SD102は、スロットであり、ユーザによって差し込まれたSDメモリカードからデータの入力を受け付ける。
I2C103は、信号線SCL(Serial CLock)と信号線SDA(Serial DAta)によって、図示しない外部デバイス(例えば、オーディオ機器や、デジタルカメラなど)からバスケーブルにデータを送受信する際のデータ伝送を行い、外部デバイスからデータの入力を受け付ける。
I/O制御系ASIC15は、外部装置(USB100、MAC101、SD102、I2C103など)からデータの入力を受け付けた場合、データ転送を行うため割り込み信号を割り込み要因振り分け回路104a、104bに送信する。
割り込み要因振り分け回路104a、104bは、各CPUに応じて設置されており、本実施形態では、第1CPU10に対して、割り込み要因振り分け回路104aが、第2CPU110に対して割り込み要因振り分け回路104bが、それぞれ設置されている。
そして、各々の割り込み要因振り分け回路104a、104bに対応して、それぞれ割り込みコントローラ106a、106bが接続されている。
なお、第2CPU110は、I/O制御系ASIC15に内蔵されているが、内蔵されている必要はなく、I/O制御系ASIC15にCPU独自のローカルバス(Local Bus)で接続されていてもよい。
割り込みペンディングレジスタ107a、107bは、割り込みマスクレジスタ109a、109bのマスク機能によらず、常に発生している割り込み要因を表示するレジスタである。
割り込みステータスレジスタ108a、108bは、割り込みマスクレジスタ109a、109bのマスク機能によってマスクされている要因を非表示とするレジスタである。
割り込みマスクレジスタ109a、109bは、割り込み要因のマスク機能を有するレジスタである。
これら、割り込みペンディングレジスタ107a、107b、割り込みステータスレジスタ108a、108bおよび割り込みマスクレジスタ109a、109bは、割り込みコントローラ106a、106bの内部にそれぞれ独立して備えられている。
例えば、第1CPU10は、割り込みコントローラ106b内のレジスタは参照せず、値の変更も行わない。
また、第2CPU110は、割り込みコントローラ106a内のレジスタは参照せず、値の変更も行わない。
割り込み要因振り分け回路104a、104bに設けられた割り込み要因選択レジスタ105a、105bには、予め割り込み要因の設定がなされている。
割り込み要因振り分け回路104a、104bは、I/O制御系ASIC15の外部装置から割り込み信号を受信すると、このレジスタに書き込まれた割り込み要因に該当するか否かを判断する。
そして判断の結果、割り込み要因に該当する場合、割り込み要因振り分け回路104a、104bは、該当する割り込み信号を割り込みコントローラ106a、106bに通知する。
このとき、割り込み要因振り分け回路104a、104bの割り込み要因選択レジスタ105a、105bは、一方の割り込み要因判断結果が、他方のレジスタに影響を与えないように設定されている。
例えば、画像処理装置1の通常モードでは、USB100、MAC101、SD102、I2C103からの割り込み信号を第1CPU10で制御する場合、割り込み信号を第1CPU10に通知するように、割り込み要因振り分け回路104a内のレジスタを設定する。
また、割り込み要因振り分け回路104b内のレジスタには、割り込み信号を第2CPU110へ通知しないように設定する。
このときに、ある一定時間内に割り込み処理が行えない状態を検出し、システム異常となった場合、第2CPU110用の割り込み要因選択回路104b内のレジスタの値を第2CPU110への割り込み通知を行うように設定する。
第1CPU10、および第2CPU110は、割り込み信号の通知を受けた際に、各割り込み要因をクリアするため、第1CPU10、および第2CPU110と同じレジスタを外部装置の中に1つ用意する。
そして、一定時間後に、その割り込み信号が発生した機能の割り込み要因をクリアする。
それと同時に、割り込みコントローラ106aは、割り込みマスクレジスタ109aの割り込みマスク機能にディスエイブル(Disable)信号を出力し、割り込みマスクレジスタ109aを不使用の状態にする。
そして、割り込みコントローラ106aは、割り込みマスクレジスタ109aが機能しないようにしておく。いずれかの割り込み信号が発生した際、割り込みコントローラ106aは、PCIバスを介して、INTA_N信号をASIC11に出力し、第1CPU10への割り込みが通知される。
このとき、第1CPU10が、ある一定時間内に割り込み処理が行えない状態を検出し、システム異常とする場合、第2CPU110用の割り込み要因振り分け回路104b内の割り込み要因選択レジスタ105bにより、第2CPU110へ割り込み信号を通知するよう設定する。
そして、割り込み信号が発生した際、一定時間後に、割り込み要因振り分け回路104b内の割り込み要因選択レジスタ105bの、割り込みが発生した機能の割り込み要因をクリアする。
図2は、第1の実施形態における画像処理装置1が、通常モードから省エネルギーモードへ移行する処理、および通常モード中に機能の制御を他のCPUへ切り換える際の処理の過程を示したフローチャートである。
まず、第1CPU10は、モード移行を第2CPU110に通知する(ステップS200)。
第2CPU110は、モード移行要求を受け付ける(ステップS202)と、モード移行における準備を行う。
第1CPU10は、割り込みコントローラ106a内の割り込みマスクレジスタ109aにより、制御を切り換えたい機能の割り込み要因をマスクする(ステップS204)。そして、第1CPU10は、第2CPU110からのアックノリッジ(Acknowledge)信号を待つ(ステップS206)。
第2CPU110は、モード移行準備が完了したら、直ちに第1CPU10へアックノリッジ信号を発行(出力)する(ステップS208)が、第1CPU10におけるマスク操作の最中に割り込みが発生することがある。
この場合には、第1CPU10が、発生した割り込みを処理し、第1CPU10は、第2CPU110からのアックノリッジ信号を受け付け(ステップS210)、省エネモード移行通知を第2CPU110へと発行する(ステップS212)。
省エネモード移行通知を発行後(ステップS212)、第1CPU10は、省エネモードへ移行するため、画像処理装置1を制御し、省エネモードに入る(ステップS216)。
第2CPU110は、省エネモード移行通知を受け付け(ステップS214)、割り込みコントローラ106bの割り込みマスクレジスタ109bにおける該当機能の割り込み要因のマスク機能を解除(オフ)する(ステップS218)。
これにより、割り込み処理が新たに行える状態となる。この時点から先は、第2CPU110にて、該当機能の割り込み処理を行う。
ステップS200からステップS210までの処理の間は、割り込み処理を第1CPU10にて行い、ステップS210からステップS216までの処理の間は、割り込み処理を第1CPU10、および第2CPU110にて行い、ステップS216以降は、割り込み処理を第2CPU110にて行う。
このように、第1の実施形態では、画像処理装置1に接続された外部装置からの接続を受け付け、この接続された外部装置から割り込み要求を受け付け、この受け付けた割り込み要求が、所定の割り込み要因を含むか否かで割り込み要求を振り分ける。
この振り分けられた割り込み要因に応じて、割り込みコントローラ106a、106bは、通常モード時に動作する第1CPU10(第1の制御手段)、および省エネルギーモード時に動作する第2CPU110(第2の制御手段)に、同時に割り込み要求を通知することができる。
こうして、画像処理装置1の運転状態の切り換えと、割り込み信号の受け付けとが同時に発生した場合であっても、割り込み処理の引継ぎを円滑に行うことができる。すなわち、割り込み要求を通知に応じて、第1CPU10(第1の制御手段)と第2CPU110(第2の制御手段)との間のジョブの引き継ぎを調整制御することができる。
また、省エネルギーモード時には、MAC101からの割り込みは、第2CPU110へ通知され、第2CPU110にて、MAC101の制御を行うことができる。
これにより、割り込みが第1CPU10と第2CPU110との両方に同時に通知され、片方のCPUが処理すべきジョブを監視(モニタ)することができる。
また、ある一定時間内にこのジョブの操作が行われなかった際には、他方のCPUにて、エラー状態と認識し、エラーを発生させるように制御することができる。
図3は、第2の実施形態における画像処理装置2の構成を示したブロック図である。
図3に示すように、画像処理装置2は、スキャナ(Scanner)20、プロッタ(Plotter)21、第2ASIC22、第1CPU23、チップセット(Chip Set)24、第1ASIC25、電源供給回路26、およびメモリ(Memory)27から構成されている。第1ASIC25は具体的には図1記載のI/O制御系ASICであり、図1に記載されている割り込み要因振り分け回路104a、104b、割り込みコントローラ106a、106bを搭載している。
チップセット24は、セルフリフレッシュ(Self Refresh)回路200、電源状態通知回路201、ウィークリタイマ(Weekly Timer)202、および電源オン信号検出回路203から構成されている。
また、第1ASIC25は、電源オン要求信号発生回路210、電源オン要求信号制御回路211、および電源オン要因検出回路212から構成されている。
画像処理装置2では、電源のオン・オフの制御を第1ASIC25にて行っている。
そして、第1CPU23のみ、電源オン・オフの制御をチップセット24で行っている。
チップセット24は、画像処理装置2の待機時に第1CPU23におけるデータを一時的にメモリ27に退避させる(Suspend to RAM)状態に移行し、第1CPU23の電源を遮断(オフ)する。
この時に、第1の実施形態同様、画像処理装置2に接続された外部装置からの接続を受け付け、この接続された外部装置から割り込み要求を受け付け、この受け付けた割り込み要求が、所定の割り込み要因を含むか否かで割り込み要求を振り分ける。
この振り分けられた割り込み要因に応じて、割り込みコントローラ106a、106bは、通常モード時に動作する第1CPU23(第1の制御手段)、および省エネルギーモード時の電源制御用の電源オン要求信号制御回路211に同時に、割り込み要求を通知することができる。
すなわち、画像処理装置2の運転状態の切り換えと、割り込み信号の受け付けとが同時に発生した場合であっても、割り込み処理の引継ぎを円滑に行うことができる。
図3では第1ASIC25にCPUが搭載されているわけではなく、電源オン要求信号制御回路211が搭載されているだけである。
このような構成の場合、省エネルギーモードからの復帰イベントが発生した場合には、電源オン要求信号制御回路211は、即座に省エネルギーモードから通常モードへの復帰操作を行うために、電源オン要求信号発生回路210からPWR_Bパルスを発生したいところであるが、第1CPU23が電源を遮断する処理を実行している最中に電源を投入する操作を行っても、正しく電源が投入できるか否かがタイミングによっては保証できなくなってしまう。また、外部装置からの復帰要因となるイベントは画像処理装置2の内部の状態とは非同期で発生するので、上記のような省エネルギーモードへの移行を行っている最中に復帰イベントが発生することもあるし、復帰イベントは瞬間的に発生するもので、レベル信号で常にアサートできるというわけでもない場合がある。
そこで、省エネルギーモードへの移行最中であっても割り込みコントローラ106bは、復帰イベントを検出しておき、第1CPU23の電源遮断処理が完了してから、電源オン要求信号制御回路211が電源オン要求信号発生回路210経由でPWR_Bパルスを発生することで、どんな状態で復帰イベントが発生しても、正しく通常モードに復帰することが可能となっている。
チップセット24は、第1CPU23の電源を遮断すると、電源状態通知回路201により、STR_State信号を電源オン要因検出回路212に出力する。
チップセット24は、第1ASIC25内の電源オン要求信号発生回路210からPWR_B信号のパルス(Pulse)入力を受け付ける。そして、このPWR_B信号のパルス入力に応じて、第1CPU23の電源のオン・オフを制御する。
Suspend to RAM中は、チップセット24の一部回路の電源と第1ASIC25の電源は投入されたままであり、チップセット24のSuspend to RAMに関する部分(セルフリフレッシュ回路200など)の回路以外とボード上の他のデバイスの電源は遮断される。他のデバイスの電源オン・オフは第1ASIC25にて直接制御される。
まず、画像処理装置2は、図示しない電源ボタンのユーザからの押下により、装置自体の電源が投入されると、第1ASIC25は、他のデバイスへの電源投入を行いながら、第1CPU23の電源オン要求信号であるPWR_B信号をチップセット24に出力する。
チップセット24は、PWR_B信号のパルス入力を受けて、第1CPU23の電源をオンし、画像処理装置2は通常モードとなる。
次に、画像処理装置2が装置としての待機状態(省エネルギーモード)になった場合、チップセット24は、第1CPU23の電源を遮断し、電源状態通知回路201により、STR_State信号「L」を電源オン要因検出回路212に出力する。そして、チップセット24は、Suspend to RAM状態に移行する。
ここで、チップセット24が、Suspend to RAM状態から通常状態へ移行する条件としては、チップセット24内のイベント(ウィークリタイマ202が規定時間に達したか否かなどの電源復帰要因)や第1ASIC25からの電源オン要求信号(PWR_B)が入力されたか否かなどがある。
第1ASIC25が電源オン要求信号発生回路210にてPWR_Bをパルス出力するための要因(電源復帰要因)として、カバー開閉、ケーブル挿入、操作部の操作、各種I/Fの状態遷移等のイベントの検出がある。
なお、ここに列挙した電源復帰要因は、あくまでサンプルであり、これらの要因の検出がすべてというわけではない。
そして、これらの状態を検出した場合に、第1ASIC25も通常状態でなく、待機状態に移行する。待機状態では、各種I/Oの電流を遮断したり、内部クロックを停止したり、消費電力の削減を行っている。
次に、第1ASIC25が検出した電源復帰要因(カバー開閉、操作部の操作などの各種イベントの発生)によって、Suspend to RAM状態から通常状態へ移行する動作について説明する。
まず、第1ASIC25の電源オン要因検出回路212は、各電源復帰要因を検出すると、電源オン要求信号制御回路211に対して、電源オン要求イベントを検出したことを通知する。
次に、電源オン要求信号制御回路211は、通知された電源オン要求イベントが電源オン要求信号発生回路210を駆動させる要因か否かを予め設定されている要因毎のレジスタの値と比較する。
比較の結果、電源オン要求信号発生回路210を駆動する要因である場合には、電源オン要求信号発生回路210は、電源オン要求信号を受けて、チップセット24に対して、PWR_B信号をパルス出力する。
チップセット24は第1ASIC25からのパルス入力を受けて、第1CPU23に対して電源を供給する。
このとき、チップセット24は、PWR_B信号をパルス入力により受け付けると、電源供給回路26に対して、CPU_PWR_オン信号を出力し、これを受信した電源供給回路26は、第1CPU23の電源の供給、およびチップセット24の電源が遮断されている部分用の電源を供給する。
次に、ウィークリタイマ202などのチップセット24内の要因によって、チップセット24がSuspend to RAM状態から通常状態へ移行する動作について説明する。
チップセット24は、ウィークリタイマ202が規定時間に達した場合、起動信号を電源オン信号検出回路203に出力する。
起動信号を検出した電源オン信号検出回路203は、CPU_PWR_オン信号を電源供給回路26に出力し、第1CPU23の電源の供給、およびチップセット24の電源が遮断されている部分用の電源を供給する。
このように、チップセット24は、自身のイベント(ウィークリタイマ202が規定時間に達したか否か)によりSuspend to RAM状態から通常状態へ移行したので、チップセット24内の電源状態通知回路201によって、STR_State信号を出力し、第1ASIC25に通常状態へ移行したことを通知する。
第1ASIC25は、STR_State信号によりイベント発生を検出したので、第1ASIC25自身も待機モードから通常モードへの復帰処理を行うが、まずは、電源オン要因検出回路212にて、STR_State信号によりイベント発生を検出し、電源オン要求信号制御回路211に通知する。
電源オン要求信号制御回路211では、STR_State信号によるイベントは、レジスタには、電源オン要求信号発生要因として登録されていない。
そのため、チップセット24用の電源オン信号(PWR_B)はパルス出力せず、ボード上の他のデバイス用の電源制御信号だけを制御することができる。
図4は、第3の実施形態における画像処理装置3の構成を示したブロック図である。
図4に示すように、画像処理装置3は、スキャナ(Scanner)20、プロッタ(Plotter)21、第2ASIC22、第1CPU23、チップセット(Chip Set)24、第1ASIC25、電源供給回路26、およびメモリ(Memory)27から構成されている。
チップセット24は、セルフリフレッシュ(Self Refresh)回路200、電源状態通知回路201、ウィークリタイマ(Weekly Timer)202、および電源オン信号検出回路203から構成されている。
また、第1ASIC25は、電源オン要求信号発生回路210、第2CPU311、および電源オン要因検出回路212から構成されている。
このように、第3の実施形態では、第1ASIC25は、チップセット24内のイベント発生要因に応じて、電源オン要求信号の発生要因とすることができる。
そのため、チップセット24用の電源オン信号(PWR_B)はパルス出力せず、ボード上の他のデバイス用の電源制御信号だけを制御することができ、第1CPU23の電源をオンした後に再度Suspended to Ram状態に移行してしまうという不具合を回避することができる。
第3の実施形態において、第2の実施形態と異なる点は、第2CPU311が備わっている点である。第3の実施形態においても第1ASIC25は具体的には図1記載のI/O制御系ASICであり、図1に記載されている割り込み要因振り分け回路104a、104b、割り込みコントローラ106a、106bを搭載している。
この第2CPU311は、第2の実施形態における電源オン要求信号制御回路211として機能することができる。また、電源オン要因検出回路212で検出した要因を知ることができる。加えて、第2CPU311は電源オン要求信号発生回路210を直接的に制御することができる。
ウィークリタイマ202内の要因(規定時間に達した場合など)によって、チップセット34がSuspend to RAM状態から通常状態へ移行する動作について説明する。
チップセット24は、ウィークリタイマ302からの起動信号を電源オン信号検出回路203にて検出すると、電源供給回路26にCPU_PWR_オン信号を出力する。
電源供給回路26は、第1CPU23の電源の供給、およびチップセット24の電源が遮断されている部分用の電源を供給する。
この時に、第1の実施形態同様、画像処理装置3に接続された外部装置からの接続を受け付け、この接続された外部装置から割り込み要求を受け付け、この受け付けた割り込み要求が、所定の割り込み要因を含むか否かで割り込み要求を振り分ける。
この振り分けられた割り込み要因に応じて、割り込みコントローラ106a、106bは、通常モード時に動作する第1CPU23(第1の制御手段)、および省エネルギーモード時に動作する第2CPU311(第2の制御手段)に同時に、割り込み要求を通知することができる。
すなわち、画像処理装置3の運転状態の切り換えと、割り込み信号の受け付けとが同時に発生した場合であっても、割り込み処理の引継ぎを円滑に行うことができる。
また、省エネルギーモード時には、MAC101からの割り込みは、第2CPU311へ通知され、第2CPU311にて、MAC101の制御を行うことができる。
これにより、割り込みが第1CPU23と第2CPU311との両方に同時に通知され、片方のCPUが処理すべきジョブを監視(モニタ)することができる。
また、ある一定時間内にこのジョブの操作が行われなかった際には、他方のCPUにて、エラー状態と認識し、エラーを発生させるように制御することができる。
チップセット23は、自身のイベントによりSuspend to RAM状態から通常状態へ移行するので、チップセット24内の電源状態通知回路201にて、STR_State信号を電源オン要因検出回路212に出力する。
第1ASIC25の電源オン要因検出回路212は、STR_State信号を受信し、STR_State信号によりイベント発生を検出する。
これにより、第1ASIC25自身も待機モードから通常モードへの復帰処理を行う。
そして、電源オン要因検出回路212は、STR_State信号のイベントを検出したことを、第2CPU311に通知する。
第2CPU311は、検出した電源オン要因がチップセット24自身の復帰要因であるSTR_State信号であることを認識する。
そして、電源オン要求信号発生回路210を介して、チップセット24用の電源オン(PWR_B)信号をパルス出力せず、ボード上の他のデバイス用の電源制御信号だけを制御する。
このように、第3の実施形態では、第1ASIC25は、チップセット24内のイベント発生要因に応じて、電源オン要求信号の発生要因とすることができる。
そのため、チップセット24用の電源オン信号(PWR_B)はパルス出力せず、ボード上の他のデバイス用の電源制御信号だけを制御することができ、第1CPU23の電源をオンした後に再度Suspended to Ram状態に移行してしまうという不具合を回避することができる。
図5、図6には、図3または図4に記載されている画像形成装置2または3において、省エネルギーモード中に復帰イベントを検出したときのChip Set復帰用の信号と電源投入用の信号のシーケンスについて示してある。
図5では省エネルギーモード(STR状態)でChip Set24が復帰イベントを検知したときのシーケンスである。
STR状態のままChip Set24が復帰イベントを検出し、そのイベントを第1のASIC25は、Chip Set24からの出力から検出する。このときには既にChip Set24は復帰イベントを検出しているので、第1のASIC25は電源オン要求信号である(PWR_B)をアサートしないが(パルス出力しない)、他の電源が遮断されている回路に電源を供給するための他の電源オン信号はアサートする。
図6には、省エネルギーモード中に復帰イベントを第1ASIC25で検出したときのシーケンスを示してある。
まず、第1ASIC25が復帰イベントを検出するので、第1ASIC25が電源オン要求信号であるPWR_Bのアサート(パルス出力)を行い、そのPWR_B信号のアサートをChip Set24が検出してChip Set24は、自身の電源を供給する。また第1ASIC25は、PWR_Bパルスのアサートと共に同時に電源が遮断されている回路に電源を供給するために、他の電源オン信号もアサートする。
第2の実施例では、復帰イベントの検出に依存した電源オン要求信号(PWR_B)の制御を電源オン要求信号制御回路211が行い、第3の実施例では、第2CPU311が制御を行っている。
第1の実施形態における画像処理装置の構成を示したブロック図である。 第1の実施形態における画像処理装置が、通常モードから省エネルギーモードへ移行する処理、および通常モード中に機能の制御を他のCPUへ切り換える際の処理の過程を示したフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理装置の構成を示したブロック図である。 第3の実施形態における画像処理装置の構成を示したブロック図である。 省エネルギーモード(STR状態)でチップセットが復帰イベントを検知したときのシーケンス図である。 省エネルギーモード中に復帰イベントを第1ASICで検出したときのシーケンス図である。
符号の説明
1 画像処理装置
10 第1CPU
11 ASIC
12 プロッタ
13 スキャナ
14 メモリ
15 I/O制御系ASIC

Claims (8)

  1. 所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、
    前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、
    前記通常モード時及び該通常モードから前記省エネルギーモードへの移行時に、外部装置から受け付けた割込信号の割込要因に応じて当該割込信号を前記第1の制御手段に出力すると共に、前記第1の制御手段が一定時間内に当該割込信号に係る割込処理が行えないと判断した場合に当該割込信号を前記第2の制御手段に出力して、前記割込処理を前記第1の制御手段から前記第2の制御手段に代えて行うように調整制御する割込制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記外部装置から受け付けた割込信号の割込要因は、第1のレジスタに記憶されていることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1のレジスタは、前記第1の制御手段と、前記第2の制御手段とで、個別に備えていることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、
    前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、
    カバー開閉、操作部操作などの電源復帰要因を検出する検出手段と、
    前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモードの時間を計測する計測手段と、
    前記計測手段で計測された時間が規定時間に達した場合に、前記第1の制御手段に対して電源を供給する電源供給手段と、
    前記電源供給手段で電源が供給された前記第1の制御手段の状態を前記検出手段に対して通知する状態通知手段と、を備え、
    前記検出手段で検出した電源復帰要因により、前記第2の制御手段が制御する省エネルギーモードから、前記第1の制御手段が制御する画像を処理する通常モードに移行することを特徴とする画像処理装置。
  5. 前記検出手段で検出された電源復帰要因に基づいて、通常モードに移行するか否かを制御する要求信号制御手段と、
    前記要求信号制御手段で通常モードに移行する場合、電源オン要求信号を発生する要求信号発生手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記要求信号制御手段は、第2のレジスタをさらに備え、
    前記第2のレジスタは、前記電源供給手段により電源が供給されている場合に、省エネルギーモードから通常モードに移行しないこととして設定されていることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、を備えた画像処理装置において、
    前記通常モード時及び該通常モードから前記省エネルギーモードへの移行時に、外部装置から受け付けた割込信号の割込要因に応じて当該割込信号を前記第1の制御手段に出力するステップと、
    この出力するステップと共に、前記第1の制御手段が一定時間内に当該割込信号に係る割込処理が行えないと判断した場合に当該割込信号を前記第2の制御手段に出力して、前記割込信号に係る割込処理を前記第1の制御手段から前記第2の制御手段に代えて行うように調整制御する割込制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする画像処理方法。
  8. 所定の処理を行う通常モード時に動作する第1の制御手段と、前記通常モードより消費電力が抑えられた省エネルギーモード時に動作する第2の制御手段と、を備えた画像処理装置において、
    前記通常モード時及び該通常モードから前記省エネルギーモードへの移行時に、外部装置から受け付けた割込信号の割込要因に応じて当該割込信号を前記第1の制御手段に出力する機能と、
    この出力する機能と共に、前記第1の制御手段が一定時間内に当該割込信号に係る割込処理が行えないと判断した場合に当該割込信号を前記第2の制御手段に出力して、前記割込信号に係る割込処理を前記第1の制御手段から前記第2の制御手段に代えて行うように調整制御する割込制御機能と、
    をコンピュータに実現させる画像処理プログラム。
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