JP3315941B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3315941B2
JP3315941B2 JP03133099A JP3133099A JP3315941B2 JP 3315941 B2 JP3315941 B2 JP 3315941B2 JP 03133099 A JP03133099 A JP 03133099A JP 3133099 A JP3133099 A JP 3133099A JP 3315941 B2 JP3315941 B2 JP 3315941B2
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保 佐藤
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松下電送システム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省エネルギー化が
図られたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、消費電力を削
減するために、一定時間着信、オペレータの操作、フッ
クオフが無い場合は、省エネルギーモード(以下、「省
エネモードという。」)に移行する機能を有している。
この省エネモードを実現するため、従来のファクシミリ
装置は、装置全体を制御するメインCPUに加え、消費
電力の少ないサブCPUを備えている。このような省エ
ネモードにおいては、サブCPUのみが電源の供給を受
けており、省エネモードの状態で着信、オペレータによ
る操作、フックオフ(以下、「省エネ解除要因」とい
う。)を検知すると、サブCPUは、電源をメインCP
Uにも供給し、通常モードに復帰する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、省エネ
モードに移行すると、装置全体を制御するメインCPU
は機能しなくなるため、次のような問題が生じた。
【0004】第1に、省エネモードに移行すると、タイ
マ通信ができなくなるという問題が生じた。すなわち、
ファクシミリ装置には、読み取った原稿を直ちに送信し
ないで、その画像データをメモリに蓄積しておき、設定
した時刻になるとその画像データを送信するタイマ送信
機能がある。この機能を含むファクシミリ制御をつかさ
どるメインCPUは、省エネモードの状態では動作でき
ないため、通常モードに戻った後にタイマ通信すべき画
像データがあればこれを送信することになり、オペレー
タが設定した時刻から遅れてタイマ通信が開始されると
いう問題があった。
【0005】第2に、省エネモード状態では、サブCP
Uのみが動作するため、静電気等の外部ノイズによりサ
ブCPUが誤動作すると、その後メインCPUを起動で
きず、通常モードに復帰できなくなるという問題があっ
た。
【0006】第3に、省エネモード状態において、着信
を受けて通常モードに復帰した場合でも、記録紙が無か
ったり、メモリがフルの状態であれば、通常モードに復
帰しても受信することができないという問題があった。
【0007】本発明は、以上のような問題点に鑑みてな
されたものであり、省エネモードに移行した場合の不都
合を解消することができるファクシミリ装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、次のような手段を講じた。すなわち、
メインCPUへの電源供給がOFFである場合、サブC
PUがタイマ通信のために設定された時刻を監視し、そ
の時刻になるとメインCPUへ電源を供給させ、設定時
刻にタイマ通信を開始する。また、サブCPUが省エネ
モード解除要因を検知したかどうかに関わらず、一定期
間毎にメインCPUへの電源供給を復帰させる。また、
サブCPUが省エネモード解除要因を検知したかどうか
に関わらず、一定期間毎にメインCPUへの電源供給を
復帰させ、その際、メインCPUに記録紙の有無、メモ
リの状態を監視させ、記録紙が無い場合またはメモリフ
ルである場合は、その旨をユーザに通知する。これによ
り、省エネモードに移行した場合の不都合を解消するこ
とが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係るファク
シミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、
このメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて
前記メイン制御手段への電力供給を遮断し、この遮断後
に省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手
段への電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前
記メイン制御手段は、前記サブ制御手段に省エネモード
移行指示を送出する際タイマ通信の設定時刻を共に転送
し、前記サブ制御手段は省エネモード移行後前記設定時
刻が現在の時刻になったかどうかを監視し、前記設定時
刻が現在の時刻になると前記メイン制御手段への電源供
給を復帰する構成を採る。
【0010】この構成により、省エネモード状態である
ときにタイマ通信の設定時刻となった場合は、サブ制御
手段がメイン制御手段を起動させるため、省エネモード
状態であっても、オペレータが設定した時刻にタイマ通
信を行うことが可能となる。
【0011】また、本発明の第2の態様に係るファクシ
ミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、こ
のメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて前
記メイン制御手段への電源供給を遮断し、この遮断後に
省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段
への電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記
サブ制御手段は、前記メイン制御手段から省エネモード
移行指示を受けると前記メイン制御手段への電源供給を
遮断し、その後タイマのタイムアウトを所定期間監視
し、そのタイムアウトにより前記メイン制御手段への電
源供給を復帰する構成を採る。
【0012】この構成により、省エネモードに移行後で
もタイマのタイムアウトにより通常モードに強制的に復
帰させるので、静電気等の外部ノイズやプログラムのバ
グ等によりサブCPUが暴走した場合であっても、省エ
ネモードから通常モードに復帰できなくなる事態を回避
することができる。
【0013】また、本発明の第3の態様に係るファクシ
ミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、こ
のメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて前
記メイン制御手段への電源供給を遮断し、この遮断後に
省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段
への電源供給を復帰させる一方、前記メイン制御手段へ
の電源供給の遮断後に強制的に電源供給を復帰させる第
1の期間を計数する第1タイマと前記第1の期間より短
い第2の期間を計数する第2タイマとを有するサブ制御
手段とを具備し、前記サブ制御手段は、前記メイン制御
手段から省エネモード移行指示を受けると前記メイン制
御手段への電源供給を遮断し、この遮断後に前記第2タ
イマがタイムアウトする毎に前記第1タイマをリセット
し、前記第1タイマがタイムアウトした場合には前記メ
イン制御手段への電源供給を強制的に復帰させる構成を
採る。
【0014】この構成により、第2タイマが正常に動作
する限り第1タイマはその都度リセットされてタイムア
ウトせず、一方、第2タイマが異常である場合には第1
タイマはリセットさせずタイムアウトして、このタイム
アウトによりメインCPUへの電源供給を強制的に復帰
させるので、サブCPU内のソフトが異常となった場合
であっても、メインCPUを起動させることができ、省
エネモードから通常モードへ復帰できなくなる事態を回
避することができる。
【0015】また、本発明の第4の態様は、第3の態様
に係るファクシミリ装置において、前記第2タイマは、
ソフトタイマであり、また、第1タイマはハード回路で
構成され前記第2タイマによるリセットがないことによ
りタイムアウトし、サブ制御手段内のソフトが異常であ
ると判断し、メイン制御手段への電源供給を強制的に復
帰させる構成を採る。
【0016】この構成により、第1タイマをプログラム
のバグに左右されないハード回路で構成することによ
り、ソフトタイマが正常に動作する限りハード回路で構
成された第1タイマはその都度リセットされてタイムア
ウトせず、一方、ソフトタイマが異常である場合には第
1タイマはリセットさせずタイムアウトして、このタイ
ムアウトによりメインCPUへの電源供給を強制的に復
帰させるので、サブCPU内のソフトが異常となった場
合であっても、メインCPUを起動させることができ、
省エネモードから通常モードへ復帰できなくなる事態を
回避することができる。
【0017】また、本発明の第5の態様に係るファクシ
ミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、こ
のメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて前
記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に省
エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段へ
の電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記サ
ブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移行
指示を受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮断
し、所定のタイマ値をセットしたタイマのタイムアウト
により前記メイン制御手段への電源供給を復帰させ、こ
の復帰後前記メイン制御手段は受信可能な状態か否かを
監視し、受信不能な状態であればその旨を通知する構成
を採る。
【0018】この構成により、省エネモードから通常モ
ードに定期的に復帰し、記録紙が無かったり、メモリフ
ルである場合には、その旨を通知するため、着信を検知
して通常モードに復帰した場合に、受信不能となる事態
を回避することができる。
【0019】また、本発明の第6の態様に係るファクシ
ミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、こ
のメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて前
記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に省
エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段へ
の電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記サ
ブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移行
指示を受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮断
し、所定値をセットしたタイマのタイムアウトにより前
記メイン制御手段への電源供給を復帰させ、この復帰後
前記メイン制御手段は受信可能な状態か否かを監視し、
受信不能な状態であればその旨を通知して、受信可能な
状態になったか否かに関わらず再び前記サブ制御手段へ
省エネモード移行指示を送出する構成を採る。
【0020】この構成により、省エネモード解除要因以
外の要因によって省エネモードを解除した場合でも、記
録紙の補充やメモリのクリア等の確認を待って省エネモ
ードへ移行するのではなく、記録紙が補充されたかまた
はメモリがクリアされたかに関わらず、一定期間を経過
すれば省エネモードに移行するので、その解除期間を最
小限に抑えることができ、装置の省エネ機能を十分に活
用することができる。また、記録紙が無かったり、メモ
リフルである場合には、その旨を通知するため、省エネ
モードから通常モードに復帰した場合に、受信不能とな
る事態を回避することができる。
【0021】また、本発明の第7の態様に係るファクシ
ミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、こ
のメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて前
記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に省
エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段へ
の電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記サ
ブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移行
指示と共に定期的に省エネモードを解除するタイマ値を
受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮断し、前
記タイマ値をカウントしタイムアウトにより前記メイン
制御手段への電源供給を復帰させ、この復帰後前記メイ
ン制御手段は受信可能な状態か否かを監視し、受信不能
な状態であればその旨を通知する構成を採る。
【0022】この構成により、メインCPUにおいてタ
イマ値をセットし、これをサブCPUに転送するため、
省エネモード解除要因の発生に関わらず定期的に省エネ
モードを解除する期間をメインCPUから任意に設定で
き、フレキシブルな対応が可能となる。
【0023】また、本発明の第8の態様に係るファクシ
ミリ装置は、装置全体を制御するメイン制御手段と、こ
のメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて前
記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に省
エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段へ
の電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記サ
ブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移行
指示を受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮断
し、所定のタイマ値をセットしたタイマのタイムアウト
により前記メイン制御手段への電源供給を復帰させ、こ
の復帰後前記メイン制御手段はメモリの状態か否かを監
視し、メモリフルにより受信不能な状態であれば、メモ
リ内の通信ジョブを先ず処理することによりメモリに空
き容量をつくる構成を採る。
【0024】この構成により、通信ジョブが予約されて
いる場合には、メモリ受信されているか否かは判断せず
に通信ジョブを実行するので、オペレータの指示により
出力する性格であるメモリ受信した画情報を、オペレー
タの意思に無関係に強制的に排出するという事態を極力
回避できる。
【0025】また、本発明の第9の態様に係る電力削減
方法は、装置全体を制御するメイン制御手段から省エネ
モード移行指示を受けて前記メイン制御手段への電力供
給を遮断し、この遮断後に省エネモード解除要因を検知
すると前記メイン制御手段への電源供給を復帰する電力
削減方法であって、前記メイン制御手段から省エネモー
ド移行指示と共にタイマ通信の設定時刻を受信し、省エ
ネモード移行後前記設定時刻が現在の時刻になったかど
うかを監視し、前記設定時刻が現在の時刻になると前記
メイン制御手段への電源供給を復帰する構成を採る。
【0026】この構成により、省エネモード状態である
ときにタイマ通信の設定時刻となった場合は、サブ制御
手段がメイン制御手段を起動させるため、省エネモード
状態であっても、オペレータが設定した時刻にタイマ通
信を行うことが可能となる。
【0027】また、本発明の第10の態様に係る電力削
減方法は、装置全体を制御するメイン制御手段から省エ
ネモード移行指示を受けて前記メイン制御手段への電源
供給を遮断し、この遮断後に省エネモード解除要因を検
知すると前記メイン制御手段への電源供給を復帰する電
力削減方法であって、前記メイン制御手段から省エネモ
ード移行指示を受信すると前記メイン制御手段への電源
供給を遮断し、その後タイマのタイムアウトを所定期間
監視し、そのタイムアウトにより前記メイン制御手段へ
の電源供給を復帰する構成を採る。
【0028】この構成により、省エネモードにおけるサ
ブCPUの誤動作を検出し、サブCPUの動作をリセッ
トさせることができるため、省エネモードから通常モー
ドに復帰できなくなる事態を回避することができる。
【0029】また、本発明の第11の態様に係る電力削
減方法は、装置全体を制御するメイン制御手段から省エ
ネモード移行指示を受けて前記メイン制御手段への電源
供給を遮断し、この遮断後に省エネモード解除要因を検
知すると前記メイン制御手段への電源供給を復帰する電
力削減方法であって、前記メイン制御手段から省エネモ
ード移行指示を受信すると前記メイン制御手段への電源
供給を遮断し、所定のタイマ値をセットしたタイマのタ
イムアウトにより前記メイン制御手段への電源供給を復
帰させ、この復帰後前記メイン制御手段に記録紙の有無
又はメモリの状態を監視させ、受信不能な状態であれば
その旨を通知させる構成を採る。
【0030】この構成により、省エネモードから通常モ
ードに定期的に復帰し、記録紙が無かったり、メモリフ
ルである場合には、その旨を通知するため、着信を検知
して通常モードに復帰した場合に、受信不能となる事態
を回避することができる。
【0031】以下、本発明の一実施の形態に係るファク
シミリ装置について、図面を参照して説明する。図1
は、本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置の概
略構成を示すブロック図である。省エネモード時は電力
の供給が遮断されると共に通常モード時は装置全体を制
御するメインCPU部1は、このメインCPU部1の全
体を制御するメイン制御部2と、省エネコマンドをサブ
CPU部6に送信するコマンド等を生成するコマンド生
成部3と、メインCPU部1とサブCPU部6とのイン
タフェースを行うホストインタフェース部4と、省エネ
モード解除情報を主に格納するデータメモリ5とを備え
ている。
【0032】また、省エネモード時は電力の供給を受け
種々の省エネ解除要因を検知すると共に通常モード時は
操作部、表示部等のパネル部を制御するサブCPU部6
は、このサブCPU部6の全体を制御するサブCPU制
御部7と、メインCPU部1とサブCPU部6とのイン
タフェースを行うパネルインタフェース部8と、サブC
PU制御部7を制御するプログラムを格納するプログラ
ムメモリ9と、省エネモードを解除する情報を主に格納
するデータメモリ10とを備えている。
【0033】また、サブCPU部6は、サブCPU制御
部7を動作させるクロック発生素子である高周波用発振
子11と、時計機能を動作させるクロック発生素子であ
る低周波用発振子12と、高周波用発振子11からタイ
マ機能を動作させるベースタイマ部13と、高周波用発
振子11からウォッチドッグタイマ機能を動作させるウ
ォッチドッグタイマ部14と、ウォッチドッグタイマ機
能におけるカウンタを主に格納するウォッチドッグタイ
マ制御レジスタ15と、プログラムメモリ9に格納され
ているプログラムが暴走した場合に、このプログラムと
は関わりなくメインCPU部に電源の供給を復帰させる
復帰回路16とを備えている。
【0034】また、操作部17は、タイマ通信等の通信
を設定し、表示部18は、エラー表示等、装置の状態を
オペレータに表示する。電源部19は、メインCPU部
1、サブCPU部6、その他の機能ブロックに電源を供
給する。記録紙センサ20は、記録紙の有無を検出し、
検出結果をメイン制御部2へ出力する。
【0035】次に、本発明の一実施の形態に係るファク
シミリ装置の動作について、図面を参照して説明する。
図2は、本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置
において、省エネモード時にタイマ通信を行う場合の動
作フロー図である。メインCPU部1側では、オペレー
タが、操作部よりタイマ通信の予約を行う(ステップA
1)。ここでは、日付、送信内容等が入力される。次
に、設定された時間までに何か操作がされたかどうかを
判断する(ステップA2)。これは、ある動作がなされ
た後設定された所定時間何らの操作のなされない場合に
は省エネモードに移行するためである。従って、何らか
の操作がされた場合はその操作に基づく動作を行い、一
方、所定時間何も操作されない場合は省エネモードに移
行するため、省エネコマンドをデータメモリ5にセット
する(ステップA3)。
【0036】次に、タイマ送信が登録済みであるかどう
かを判断し(ステップA4)、タイマ通信が登録されて
いなければ、メインCPU部1は省エネコマンドをサブ
CPU部6に転送する(ステップA6)。一方、タイマ
通信が登録されている場合は、データメモリ5にタイマ
通信開始時間、すなわち、省エネモード解除時刻をセッ
トする(ステップA5)。従って、この場合にはメイン
CPU部1はサブCPU部6に省エネコマンドと省エネ
モード解除時刻を転送することになる。
【0037】サブCPU部6側では、メインCPU部1
から転送されてきた省エネコマンドによって、メインC
PU部1側の電源を遮断する(ステップB1)。これに
より、メインCPU部1は、省エネモード状態となる
(ステップA7)。一方、サブCPU部6側では、省エ
ネモード解除要因があるかどうかを判断し(ステップB
2)、省エネモード解除要因がある場合は、メインCP
U部1へ電源を供給することにより、省エネモードを解
除する(ステップA8)。
【0038】また、ステップB2において、省エネモー
ド解除要因が無い場合は、タイマ通信予約があるかどう
かを判断する(ステップB3)。タイマ通信予約が無い
場合は、再び省エネモード解除要因の判断に戻る(ステ
ップB2)。
【0039】一方、タイマ通信予約がある場合は、現在
の時刻がタイマ通信予約時刻であるかどうかを判断する
(ステップB4)。現在の時刻がタイマ通信予約時刻で
ない場合は、ステップB2に移行する。現在の時刻がタ
イマ通信予約時刻である場合は、省エネ制御用信号コマ
ンドによって、電源部19とメインCPU部1との間の
スイッチをONにして、メインCPU部1側へ電源を供
給し(ステップB5)、省エネモードが解除される(ス
テップA8)。そして、メインCPU部1は、通信処理
を行う(ステップA9)。
【0040】このように、本発明の一実施の形態に係る
ファクシミリ装置は、省エネモード状態であるときにタ
イマ通信の設定時刻となった場合は、サブCPU部6が
メインCPU部1を起動させる。これにより、省エネモ
ード状態であっても、オペレータが設定した時刻にタイ
マ通信を行うことが可能となる。
【0041】図3乃至図5は、本発明の一実施の形態に
係るファクシミリ装置において、メインCPU部1とサ
ブCPU部6との相互監視の動作フロー図である。サブ
CPU部6へ電源が供給されると(ステップC1)、サ
ブCPU制御部7は、省エネ制御用信号によって、メイ
ンCPU部1側へ電源を供給する(ステップC2)。こ
れにより、メインCPU部1の電源がONとなる(ステ
ップD1)。
【0042】メインCPU部1の電源がONとなると、
設定された時間までに何か操作がされたかどうかを判断
する(ステップD2)。何か操作された場合は、この判
断を繰り返し、何も操作されない場合は、省エネコマン
ドをデータメモリ5にセットし(ステップD3)、この
データメモリ5にセットされた省エネコマンドをサブC
PU部6に転送する(ステップD4)。
【0043】サブCPU部6では、プログラムメモリ9
内に格納されたプログラムが起動し(ステップC3)、
ウォッチドッグタイマのカウントがクリアすると共に
(ステップC4)ソフトタイマもクリアする。次に、ウ
ォッチドッグタイマ検出時間を設定すると共に(ステッ
プC5)この設定値より短い時間を前記ソフトタイマに
設定する。次に、定期的にソフトタイマのカウンタ値を
検出し、そのカウント値がウォッチドッグタイマ検出時
間以内であるかどうかを判断する(ステップC6)。ウ
ォッチドッグタイマ検出時間以内である場合は、ウォッ
チドッグタイマカウンタをクリアすると共に(ステップ
C7)ソフトタイマもクリアする。その後、ステップC
6へ移行する。即ち、ソフトタイマのカウント値はウォ
ッチドックタイマ検出時間より短く設定してあるので、
サブCPU部6が正常動作をしている限り、ウォッチド
ックタイマカウンタは定期的にクリアされることにな
る。
【0044】一方、ソフトタイマのカウント値がウォッ
チドッグタイマ検出時間を超える場合は、ウォッチドッ
クカウンタをクリアしない。即ち、この場合にはサブC
PU部6の動作が正常でないため、いつまでもウォッチ
ドックタイマカウンタはクリアされないことになる。
【0045】また、サブCPU部6では、ステップC3
から始まる動作と並行して、ステップC8から始まる動
作が行われる。すなわち、サブCPU部6におけるハー
ドウェアが起動し(ステップC8)、ウォッチドッグタ
イマカウンタの値に1を加算する(ステップC9)。次
に、カウンタがウォッチドッグタイマ検出時間以上であ
るかどうかを判断し(ステップC10)、カウンタがウ
ォッチドッグタイマ検出時間以上でない場合は、ステッ
プC9に移行する。
【0046】一方、カウンタがウォッチドッグタイマ検
出時間以上である場合は、プログラムメモリ9に格納さ
れているプログラムが暴走、またはデッドロック状態で
あると判断し、メインCPU部1はサブCPU制御部7
をリセットして、サブCPU部6の動作を復帰させる
(ステップC11)。その後、ステップC4に移行す
る。
【0047】また、サブCPU部6では、ステップC3
から始まる動作と並行して、ステップC12から始まる
動作が行われる。サブCPU部6が起動すると、割り込
みがあるかどうかを監視する(ステップC12)。すな
わち、外部からデータを受信したかどうかを判断し(ス
テップC13)、外部からデータを受信していない場合
は、割り込みを定期的に監視する。一方、外部からデー
タを受信した場合は、通常の処理を行う。
【0048】通常処理において、サブCPU部6がメイ
ンCPU部1から省エネコマンドを受けると、メインC
PU部1側への電源供給を遮断する(ステップC1
4)。これにより、メインCPU部1は、省エネモード
となる(ステップD5)。
【0049】サブCPU部6では、プログラムが起動し
(ステップC15)、ウォッチドッグタイマカウントを
クリアすると共に(ステップC16)ソフトタイマもク
リアする。次に、ウォッチドッグタイマ検出時間を設定
すると共に(ステップC17)この設定値より短い時間
を前記ソフトタイマに設定する。次に、定期的にソフト
タイマのカウンタ値を検出し、そのカウント値がウォッ
チドッグタイマ検出時間以内であるかどうかを判断する
(ステップC18)。ウォッチドッグタイマ検出時間以
内である場合は、ウォッチドッグタイマカウンタをクリ
アすると共に(ステップC19)ソフトタイマもクリア
する。その後、ステップC8へ移行する。
【0050】一方、ソフトタイマのカウント値がウォッ
チドッグタイマ検出時間を超える場合は、ウォッチドッ
クカウンタをクリアしない。即ち、この場合にはサブC
PU部6の動作が正常でないため、いつまでもウォッチ
ドックタイマカウンタはクリアされないことになる。
【0051】また、サブCPU部6では、ステップC1
5から始まる動作と並行して、ステップC20から始ま
る動作が行われる。すなわち、サブCPU部6における
ハードウェアが起動し(ステップC20)、ウォッチド
ッグタイマカウンタの値に1を加算する(ステップC2
1)。次に、カウンタがウォッチドッグタイマ検出時間
以上であるかどうかを判断し(ステップC22)、カウ
ンタがウォッチドッグタイマ検出時間以上でない場合
は、ウォッチドックタイマのカウント値を加算し続ける
(ステップC21)。
【0052】一方、カウンタがウォッチドッグタイマ検
出時間以上である場合は、プログラムメモリ9に格納さ
れているプログラムが暴走、またはデッドロック状態で
あると判断し、この場合は省エネモードでメインCPU
部1に動作不能の状態であるので、復帰回路16が電源
部19とメインCPU部1との間のスイッチをONにし
て、メインCPU部1に電源を供給させる(ステップC
23、C26)。その後、メインCPU部1がサブCP
U部6をリセットして、サブCPU部6を正常動作に戻
すことになる。
【0053】また、サブCPU部6では、ステップC1
5から始まる動作と並行して、ステップC24から始ま
る動作が行われる。サブCPU部6が起動すると、割り
込みがあるかどうかを監視する(ステップC24)。す
なわち、外部から省エネモード解除要因が発生したかど
うかを判断し(ステップC25)、外部から省エネモー
ド解除要因が発生していない場合は、この判断を繰り返
す。一方、外部から省エネモード解除要因が発生した場
合は、ステップC26へ移行する。
【0054】ステップC26では、省エネ制御用信号に
よって、電源部19とメインCPU部1との間にあるス
イッチをONし、メインCPU部1側の電源を復帰させ
る(ステップC26)。これにより、メインCPU部1
では、省エネモードが解除される(ステップD6)。
【0055】このように、本発明の一実施の形態に係る
ファクシミリ装置は、ソフトタイマが正常に動作する限
りウォッチドックタイマはその都度リセットされてタイ
ムアウトせず、一方、ソフトタイマが異常である場合に
はウォッチドックタイマはリセットされずタイムアウト
する。このタイムアウトによりメインCPUへの電源供
給を強制的に復帰させるので、サブCPU内のソフトが
異常となった場合であっても、メインCPUを起動させ
ることができ、サブCPUの異常により省エネモードか
ら通常モードへ復帰できなくなる事態を回避することが
できる。
【0056】図6および図7は、本発明の一実施の形態
に係るファクシミリ装置において、メインCPU部側が
行う定期的状態監視の動作フロー図である。まず、メイ
ンCPU部1側では、オペレータまたはサービスマンが
定期的に省エネモードを解除するタイマ値「T」を設定
する(ステップE1)。この値はオペレータまたはサー
ビスマンが任意に設定できるものであり、省エネモード
に移行後省エネ解除要因の有無に関わらず強制的に通常
モードに復帰させる時間である。次に、このタイマ値と
は別に設定された所定時間内に何らかの操作がなされた
かどうかを判断する(ステップE2)。この所定時間
は、一定時間無操作の場合に省エネモードに移行するこ
とにしているため、その判断の時間である。
【0057】ステップE2において、この所定時間内に
何らかの操作がなされた場合は、通常モードの状態のま
まであり、ステップE7に移行する。一方、所定時間内
に何らの操作もなされない場合には省エネモードへ移行
するため、省エネコマンドとステップE1で設定した省
エネモード解除タイマ値をデータルモリ5にセットし
(ステップE3)、このデータメモリ5をサブCPU部
6に転送する(ステップE4)。
【0058】一方、サブCPU部6では、省エネコマン
ドによって、メインCPU部1側の電源を遮断する(ス
テップF1)。これにより、メインCPU部1は、省エ
ネモードとなる(ステップE5)。サブCPU部6で
は、省エネモード解除タイマ値「T」をセットし(ステ
ップE6)、タイマがタイムアウトしたかどうかを判断
する(ステップF3)。タイマがタイムアウトしていな
い場合は、この判断を繰り返し、タイマがタイムアウト
した場合は、省エネ解除要因の有無に関わらず、省エネ
制御用信号により電源部19とメインCPU部1との間
のスイッチをONし、メインCPU部1側の電源を復帰
する(ステップF4)。
【0059】省エネモードが解除されると、メインCP
U部1側では、ステップE7から始まる動作を行う。
【0060】ステップE7において、記録紙があるかど
うか、メモリがフルであるかどうかを監視する(ステッ
プE7)。次に、メモリがフルであるかどうかを判断し
(ステップE8)、メモリがフルでない場合は、着信が
あった場合に受信した画情報をメモリに蓄積できるの
で、そのままステップE2に移行する。一方、メモリが
フルである場合は、着信があった場合に受信した画情報
をメモリに蓄積できず、受信ができないという事態が生
ずるため、次のことを行う。
【0061】まず、通信ジョブが予約されているかどう
かを判断し(ステップE9)、通信ジョブが予約されて
いる場合は、通信ジョブを実行してメモリに空き領域を
つくるため、ステップE11に移行する。この場合に
は、メモリ受信されているか否かは判断しない。メモリ
受信が一般はオペレータの指示により出力するものであ
るため、オペレータの意思に無関係に強制的に排出する
のはメモリ受信の性格上好ましくないからである。
【0062】一方、通信ジョブが予約されていない場合
は、メモリ受信がされているかどうかを判断する(ステ
ップE10)。メモリ受信がされていない場合は、再び
省エネモード移行するか否かの判断に戻る(ステップE
2)。一方、メモリ受信がされている場合は、この場合
には、着信があった場合にメモリフルのため画情報を受
信できないという事態を回避することを優先し、メモリ
受信した画情報を強制的に出力すべく、記録紙の有無を
判断を判断する(ステップE11)。
【0063】ステップE11において、動作が可能でな
い場合は、すなわち、通信ジョブを実行できない場合や
記録紙がないためメモリ受信した画情報を排出できない
場合は、アラームを鳴動させ、LCD表示によって、エ
ラーの解除をユーザに促し(ステップE12)、再び省
エネモード移行するか否かの判断に戻る(ステップE
2)。一方、ステップE11において、動作が可能であ
る場合は、通信ジョブを実行しまたはメモリ受信した画
情報を排出してメモリに空き容量をつくり(ステップE
13)、再び省エネモード移行するか否かの判断に戻る
(ステップE2)。
【0064】そして、所定時間何らの操作もなされない
場合には再び省エネモードに移行する。この場合、メモ
リに空き容量ができたかとか、記録紙が補充されてた
か、とは無関係に省エネモードに移行する。これは、メ
モリに空き容量ができるまで、または、記録紙が補充さ
れるまで、省エネモードに移行できないとすれば、オペ
レータが省エネモードを設定しているにも関わらず省エ
ネモードに移行できないというオペレータの意思に反す
る事態が生ずるためである。
【0065】このように、本発明の一実施の形態に係る
ファクシミリ装置は、メインCPU部1において、タイ
マ値をセットしてこれをサブCPU部6へ転送し、省エ
ネモード解除要因の発生に関わらず定期的に省エネモー
ドを解除する期間をメインCPU部1から任意に設定す
ることができるため、フレキシブルな対応が可能とな
る。また、着信を検知して通常モードに復帰した場合
に、記録紙が無かったり、メモリがフルであって受信が
できないという状態を回避することが可能である。ま
た、省エネモード解除要因以外の要因によって省エネモ
ードを解除した場合でも、その解除期間を最小限に抑え
ることができ、装置の省エネ機能を十分に活用すること
ができる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、計数期間の異なる2種類のタイマを用いて制
御するようにしたので、プログラムの暴走、またはデッ
ドロック状態においても、確実に省エネモードの解除と
移行が可能となる。 また、ファクシミリ装置が受信不能
な場合においても、省エネモードへ移行できるようにし
たので、オペレータが省エネモードを設定しているにも
関わらず省エネモードに移行できないというオペレータ
の意志に反するような事態の発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るファクシミリ装置
の概略構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
て、省エネモード時にタイマ通信を行う場合の動作フロ
ー図
【図3】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
て、メインCPU部とサブCPU部との相互監視の動作
フロー図
【図4】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
て、メインCPU部とサブCPU部との相互監視の動作
フロー図
【図5】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
て、メインCPU部とサブCPU部との相互監視の動作
フロー図
【図6】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
て、メインCPU部側が行う定期的状態監視の動作フロ
ー図
【図7】上記実施の形態に係るファクシミリ装置におい
て、メインCPU部側が行う定期的状態監視の動作フロ
ー図
【符号の説明】
1 メインCPU部 2 メイン制御部 3 コマンド生成部 4 ホストインタフェース部 5 データメモリ 6 サブCPU部 7 サブCPU制御部 8 パネルインタフェース部 9 プログラムメモリ 10 データメモリ 11 高周波用発振子 12 低周波用発振子 13 ベースタイマ部 14 ウォッチドッグタイマ部 15 ウォッチドッグタイマ制御レジスタ 16 復帰回路 17 操作部 18 表示部 19 電源部 20 記録紙センサ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−70625(JP,A) 特開 平9−244768(JP,A) 特開 昭61−283265(JP,A) 特開 平8−204863(JP,A) 特開 平10−173832(JP,A) 実開 平2−5757(JP,U) 実開 平5−11627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を制御するメイン制御手段と、
    このメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて
    前記メイン制御手段への電源供給を遮断し、この遮断後
    に省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手
    段への電源供給を復帰させる一方、前記メイン制御手段
    への電源供給の遮断後に強制的に電源供給を復帰させる
    第1の期間を計数する第1タイマと前記第1の期間より
    短い第2の期間を計数する第2タイマとを有するサブ制
    御手段とを具備し、前記サブ制御手段は、前記メイン制
    御手段から省エネモード移行指示を受けると前記メイン
    制御手段への電源供給を遮断し、この遮断後に前記第2
    タイマがタイムアウトする毎に前記第1タイマをリセッ
    トし、前記第1タイマがタイムアウトした場合には前記
    メイン制御手段への電源供給を強制的に復帰させること
    を特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記第2タイマは、ソフトタイマであ
    り、また、第1タイマはハード回路で構成され前記第2
    タイマによるリセットがないことによりタイムアウト
    し、サブ制御手段内のソフトが異常であると判断し、メ
    イン制御手段への電源供給を強制的に復帰させることを
    特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 装置全体を制御するメイン制御手段と、
    このメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて
    前記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に
    省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段
    への電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記
    サブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移
    行指示を受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮
    断し、所定値をセットしたタイマのタイムアウトにより
    前記メイン制御手段への電源供給を復帰させ、この復帰
    後前記メイン制御手段は受信可能な状態か否かを監視
    し、受信不能な状態であればその旨を通知して、受信可
    能な状態になったか否かに関わらず再び前記サブ制御手
    段へ省エネモード移行指示を送出することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 装置全体を制御するメイン制御手段と、
    このメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて
    前記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に
    省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段
    への電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記
    サブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移
    行指示と共に定期的に省エネモードを解除するタイマ値
    を受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮断し、
    前記タイマ値をカウントしタイムアウトにより前記メイ
    ン制御手段への電源供給を復帰させ、この復帰後前記メ
    イン制御手段は受信可能な状態か否かを監視し、受信不
    能な状態であればその旨を通知して、受信可能な状態に
    なったか否かに関わらず再び前記サブ制御手段へ省エネ
    モード移行指示を送出することを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 装置全体を制御するメイン制御手段と、
    このメイン制御手段から省エネモード移行指示を受けて
    前記メイン制御手段への電源供給を遮断しこの遮断後に
    省エネモード解除要因を検知すると前記メイン制御手段
    への電源供給を復帰するサブ制御手段とを具備し、前記
    サブ制御手段は前記メイン制御手段から省エネモード移
    行指示を受けると前記メイン制御手段への電源供給を遮
    断し、所定のタイマ値をセットしたタイマのタイムアウ
    トにより前記メイン制御手段への電源供給を復帰させ、
    この復帰後前記メイン制御手段はメモリフルの状態か否
    を監視し、メモリフルにより受信不能な状態であれ
    ば、メモリ内の送信データを先ず処理することによりメ
    モリに空き容量をつくることを特徴とするファクシミリ
    装置。
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