JP2001169028A - 省エネルギ制御装置 - Google Patents

省エネルギ制御装置

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JP2001169028A
JP2001169028A JP35427899A JP35427899A JP2001169028A JP 2001169028 A JP2001169028 A JP 2001169028A JP 35427899 A JP35427899 A JP 35427899A JP 35427899 A JP35427899 A JP 35427899A JP 2001169028 A JP2001169028 A JP 2001169028A
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time
saving mode
energy
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Hiroyuki Shimada
浩幸 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、省エネルギ制御装置に関し、本体
装置個々の設置環境に応じて省エネモードに移行する時
間を自動設定できるようにして、本体装置の快適な使用
を確保しつつ電力消費を適正に抑えることを実現する。 【解決手段】 接続された複数のPC20に共通使用さ
れるファクシミリ本体装置10に搭載され、その本体装
置10の待機時間が省エネ移行時間設定部13に設定さ
れた時間を経過したとき、主制御部11を含む装置各部
への電力供給を制限する省エネモードに移行させる省エ
ネCPU13は、電源投入時や省エネモードからの復帰
時に、接続PC台数記憶部14から読み出したPC20
の接続台数と、そのPC20から送られてくる電源ON
通知信号をカウントした稼働台数とから稼働率を算出し
て、その稼働率に応じた時間を、本体装置10を省エネ
モードに移行させる時間として、省エネ移行時間設定部
13に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、省エネルギ制御装
置に関し、本体装置の省エネルギモードへの移行に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の省エネルギ(以下、省エネともい
う)の要請に応えるべく、本体装置の機能を直ちに動作
させるために供給する電力を抑える省エネ制御装置を搭
載することが行われており、この省エネルギ制御装置
は、本体装置の待機する時間が一定以上経過したとき
に、本体装置への通常の電力供給を行う通常モードから
その電力供給を抑える省エネモードに移行させるように
なっている。
【0003】この種の省エネルギ制御装置は、端末装置
に接続されて共通使用される本体装置の省エネモードへ
の移行を制御するものにも適用することができ、例え
ば、特開平10−84451号公報に記載されているよ
うに、1または2以上のパーソナルコンピュータ(以
下、PC)を接続可能なPC−FAX装置に搭載するこ
とが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の省エネルギ制御装置にあっては、本体装置の
待機時間が予め手動入力などされた設定時間を経過した
ときに、省エネモードに移行させている。
【0005】このため、例えば、使用頻度が少ない場合
にも一律に設定時間を経過しない限り、省エネモードに
移行させることができずに無駄な電力を消費してしまう
ことになる一方、使用頻度を考慮して設定時間を短くす
ると、逆に使用する際に省エネモードから通常モードに
復帰させるまでの時間が必要となって快適に使用するこ
との妨げとなってしまう。このような問題を解消するに
は、その状況に応じて設定時間を都度入力し直すことに
より、ある程度は解消可能であるが、完全に解消するこ
とができないとともに、その入力操作が必要となって実
際に行うことは困難である、という問題がある。
【0006】このような本体装置機能の使用頻度は、例
えば、1または2以上の端末装置を接続可能な本体装置
にあっては、その接続台数によって異なるとともに、そ
の端末装置の状況によっても異なるものであり、また、
ファクシミリ通信機能などを有する本体装置の場合に
は、時間帯によっても異なり、プリンタ等としても使用
可能にマルチファンクション化されている場合には、上
述するように接続端末装置によっても異なる。さらに、
同様な機能を備える本体装置であっても、その設置場所
や使用者等などの環境によっても使用頻度は異なる。
【0007】そこで、本発明は、本体装置個々の設置環
境に応じて省エネモードに移行する時間を自動設定でき
るようにして、本体装置の快適な使用を確保しつつ電力
消費を適正に抑えることのできる省エネルギ制御装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明は、接続された端末装置に共通使用される本体装
置の省エネルギモードを制御する省エネルギ制御装置で
あって、前記端末装置の台数を電源の投入時あるいは省
エネルギモードからの復帰時などに認識する台数認識手
段と、認識された端末装置の台数に基づいて前記本体装
置の省エネルギモードに移行させるまでの時間を自動設
定する時間設定手段と、を設けたことを特徴とするもの
である。
【0009】上記課題を解決する第2の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記台数認識手段は、接続され
ている端末装置のうち稼動している台数を検出して認識
することを特徴とするものである。
【0010】上記課題を解決する第3の発明は、上記第
1の発明の構成に加え、前記台数認識手段は、接続され
て稼動している端末装置のうち使用中の台数を認識する
ことを特徴とするものである。
【0011】これら第1から第3の発明では、電源の投
入時などにおける端末装置の台数、例えば、検出(認
識)した電源投入状態の稼動台数、または、動作中/待
機中の使用台数に応じて本体装置を省エネルギモードに
移行させる時間が自動設定される。したがって、本体装
置の使用頻度が変化する要因となる端末装置の台数によ
り、その本体装置を次に省エネルギモードに移行させる
時間を自動的に変更設定することができる。
【0012】なお、前記台数認識手段が、予め設定入力
される端末装置の接続台数を読み出して認識することに
よって、単にその接続台数に応じた時間を、本体装置を
省エネルギモードに移行させる時間として自動設定する
ようにしてもよいことはいうまでもない。
【0013】また、上記課題を解決する第4の発明は、
本体装置の省エネルギモードを制御する省エネルギ制御
装置であって、前記本体装置の予め設定された時間内に
おける省エネルギモードまたは通常モードの時間を計時
する計時手段と、計時された時間に基づいて本体装置の
省エネルギモードに移行させるまでの時間を自動設定す
る時間設定手段と、を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0014】この第4の発明では、一定の設定時間内に
計時された省エネルギモードまたは通常モードの時間に
基づいて本体装置を省エネルギモードに移行させる時間
が自動設定される。したがって、本体装置の使用頻度に
応じた省エネルギモードまたは通常モードの計時時間に
より、その本体装置を次に省エネルギモードに移行させ
る時間を自動的に変更することができる。
【0015】上記課題を解決する第5の発明は、接続さ
れた端末装置に共通使用される本体装置の省エネルギモ
ードを制御する省エネルギ制御装置であって、上記第1
の発明における台数認識手段および時間設定手段、上記
第2の発明における台数認識手段および時間設定手段、
上記第3の発明における台数認識手段および時間設定手
段、または、上記第4の発明における計時手段および時
間設定手段のうちのいずれの組により本体装置の省エネ
ルギモードに移行させるまでの時間設定をするか選択す
る選択手段を有することを特徴とするものである。
【0016】この第5の発明では、本体装置を省エネル
ギモードに移行させる時間を上記第1から第4の発明の
いずれの条件により自動設定するか選択することができ
る。したがって、設置環境に応じた条件により自動設定
した時間で本体装置を省エネルギモードに移行させるこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1および図2は本発明に係る省エネルギ制御
装置を適用したファクシミリシステムの第1実施形態を
示す図である。
【0018】図1において、10はファクシミリ本体装
置、20はPC(パーソナルコンピュータ)であり、フ
ァクシミリ本体装置10は、複数のPC20が共通して
利用することができるようにI/Fにより通信線Cにネ
ットワーク接続されており、そのPC20の台数は主制
御部11のRAM内に準備されている接続PC台数記憶
部14に設定記憶させるようになっている。
【0019】このファクシミリ本体装置10は、主制御
部11が、公衆回線あるいはネットワーク通信線Cなど
を介する外部からの入力情報、または各種情報を表示す
るLCD・LED等や各種情報の入力をするテンキー・
機能キーなどを配列された操作部12からの入力情報に
基づいて、ROM内に格納されている制御プログラムに
従ってRAMをワークエリアとして使用しつつ装置各部
を統括制御することにより、モデム等によるファクシミ
リ通信機能、スキャナによる原稿読取機能、プロッタに
よる画像記録機能などのファクシミリ装置として各種機
能を実行するようになっており、単独でファクシミリ装
置として利用することができるとともに、PC20から
送られてきたデータを指定された相手先にファクシミリ
送信(転送)したり、ファクシミリ受信したデータを相
手先に指定するPC20に転送したりするPC−FAX
としても動作することができ、また、コピー機やプリン
タ装置としても動作可能にマルチファンクション化され
た複合装置として構築されている。
【0020】PC20は、ファクシミリ本体装置10と
同様にI/Fにより通信線Cに接続可能な一般的なパー
ソナルコンピュータであり、収納するソフトウェアに従
ってモニタ21に表示しつつ作成した加工データや文書
などを通信線Cを介してファクシミリ本体装置10に送
出することにより、そのファクシミリ本体装置10を共
通利用することができるようになっており、このPC2
0は、通信線Cを介して一定間隔に、あるいは問い合わ
せ毎に、電源がONされたことをファクシミリ本体装置
10に通知する電源ON通知機能22を具備している。
【0021】このファクシミリ本体装置10は、主制御
部11とは別個に駆動可能に電力供給を受けて入力情報
に基づく主制御部11の動作を監視する省エネCPU1
3を備えており、この省エネCPU13は、先の入力情
報でリセットしたタイマ16の計時する経過時間(待機
時間)が、RAM内に準備した省エネ移行時間設定部1
5に設定する時間を超えたときに、その主制御部11を
はじめとする一部の装置各部への電力供給を制限する省
エネモードに移行させることにより、動作を開始するタ
イミングとして操作部12からのキー入力や処理依頼信
号などの入力情報を検出する機能のみを動作状態に維持
するだけの消費電力に抑えるようになっている。
【0022】そして、この省エネCPU13は、送られ
てきた電源ON通知をカウントして稼動中のPC20の
台数を認識し主制御部11に通知する稼動PC台数認識
部17を構成するようになっており、そのPC20の稼
働台数の通知を受けた主制御部11は、接続PC台数記
憶部14に設定されている接続台数に対するPC20の
稼働台数から稼働率を算出し、その割合に基づいて省エ
ネ移行時間設定部15に設定する省エネモードに移行す
るまでの時間を決定し書き換えるようになっている。
【0023】具体的には、主制御部11は、図2のフロ
ーチャートに示すように、電源を投入されると、接続P
C台数記憶部14内に設定されているPC20の接続台
数を確認(読出)するとともに、操作部12から変更入
力があったときには登録しなおした後に(ステップP1
0)、装置各部に電力供給をする通常モードへの立上毎
に(電源投入あるいは省エネモードからの復帰毎に)省
エネCPU13の稼動PC台数認識部17内にカウント
しているPC20の稼働台数の確認をし(ステップP2
0)、そのPC20の接続台数および稼働台数を次式の
稼働率A%=(稼働台数X/接続台数N)×100に当
てはめて稼働率を算出し、その稼働率がどの程度かに応
じて、例えば、予め設定されている次のいずれの範囲に
該当するかに応じて、省エネモードに移行するまでの時
間を決定し、 70%≦稼働率A のときには、省エネ移行設定時間は7分 30%≦稼働率A<70%のときには、省エネ移行設定時間は5分 稼働率A<30%のときには、省エネ移行設定時間は3分 のいずれかの時間を省エネ移行時間設定部15に書換・
設定する(ステップP30)。
【0024】そして、省エネCPU13は、その省エネ
移行時間設定部15に設定されている時間を経過する前
に入力情報のあるときには待機時間を計時するタイマ1
6を都度リセットするが、入力情報のない状態が継続し
て設定時間を経過したときには、省エネモードに移行す
るタイミングに到達したと判断して、次に入力情報を受
け取るまで、主制御部11をはじめとする装置各部への
電力供給を制限する省エネモードに移行し(ステップP
40)、その入力情報を受け取ったときに、次の入力情
報があるまでの待機時間を計時するタイマ16をリセッ
トするとともに、主制御部11などの装置各部への電力
供給を再開することにより、省エネモードを解除して通
常モードに移行させた後に(ステップP50)、ステッ
プP20に戻って、現時点でのPC20の稼働率に基づ
く省エネ移行時間設定部15への時間設定を行う。
【0025】したがって、省エネ移行時間設定部15に
設定してファクシミリ本体装置10を省エネモードに移
行させる時間が、接続されているPC20のうち電源O
N状態にある稼働率に応じて自動的に設定される。
【0026】なお、この省エネ移行時間設定部15は、
操作部12が省エネ移行手段設定部18を構成して、省
エネモードに移行するまでの時間を手動入力することが
でき、省エネモードに移行するまでの時間として、自動
設定した時間または手動入力した時間のいずれを設定す
るかを選択可能になっている。
【0027】このように本実施形態においては、電源投
入時や省エネモードからの復帰時などに、ファクシミリ
本体装置10を利用可能に電源ON状態になっているP
C20の稼働率に応じた時間により、そのファクシミリ
本体装置10を省エネモードに移行させることができ、
ファクシミリ本体装置10の使用頻度に対応させて、無
用に通常モードを維持したり、省エネモードに繰り返し
移行して復帰動作に無用な時間を掛けてしまうことを回
避することができる。
【0028】したがって、設置場所の使用環境に応じた
時間を省エネ移行時間設定部15に自動設定し、その設
定時間を経過したときにファクシミリ本体装置10を省
エネルギモードに移行させることができ、快適な使用を
確保しつつ適宜に省エネルギモードに移行させて電力消
費を適正に抑えることができる。
【0029】なお、本実施形態では、PC20の接続台
数および稼働台数から算出する稼働率に応じて、省エネ
モードに移行するまでの時間を省エネ移行時間設定部1
5に自動設定するが、PC20の接続台数をそのまま使
用して、その接続台数に応じた時間を省エネ移行時間設
定部15に自動設定するようにしてもよいことはいうま
でもない。
【0030】次に、図3は本発明に係る省エネルギ制御
装置を適用したファクシミリシステムの第2実施形態を
示す図である。なお、本実施形態は上述実施形態と略同
様に構成されているので、同様な構成には同一の符号を
付して図1を流用して特徴部分を説明する。
【0031】図1において、PC20は、予め設定され
ている時間が経過したときにモニタ21への画面表示を
一時停止して消費電力を抑える省エネ機能を備えてお
り、その画面省エネモードに移行したとき、また、これ
から復帰したときには、その画面省エネ移行/復帰指示
信号をファクシミリ本体装置10にも送出するようにな
っている。
【0032】一方、ファクシミリ本体装置10の省エネ
CPU13は、稼動PC台数認識部17として、PC2
0から送られてきた画面省エネ移行/復帰指示信号を電
源ON通知と同様にカウントして稼動中のPC20の台
数から減算/加算することにより、真に稼動中(動作
中)のPC20の台数を認識し、主制御部11に通知す
るようになっている。
【0033】このため、省エネCPU13は、図3のフ
ローチャートに示すように、主制御部11が上述実施形
態と同様にPC20の稼働率に応じて省エネモードに移
行するまでの時間を自動設定した後には(ステップP1
0〜P30)、入力情報のない状態が継続して省エネモ
ードに移行するまで、PC20から送られてきた画面省
エネ移行/復帰指示信号をカウントしてPC20の稼働
台数に対して減算/加算し(ステップP32、P34、
P40)、この後に入力情報を受け取って省エネモード
から通常モードに復帰するまでにも同様に、PC20か
ら送られてきた画面省エネ移行/復帰指示信号をカウン
トしてPC20の稼働台数に対して減算/加算し(ステ
ップP42、P44、P50)、次いで、稼動PC台数
認識部17内にカウントされている動作中のPC20の
稼働台数の確認をし(ステップP60)、この後に、ス
テップP30に戻って、上述実施形態と同様に、PC2
0の実質的な稼働率に基づく省エネ移行時間設定部15
への時間設定制御を行う。
【0034】したがって、省エネ移行時間設定部15に
は、接続されているPC20のうち電源ON状態にある
だけでなく、画面省エネモードに移行せずに使用されて
いる、動作中の実質的な稼働率に応じた時間が自動的に
設定される。
【0035】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、実際に使用しているた
めに動作中のPC20の稼働台数に応じた時間により、
ファクシミリ本体装置10を省エネモードに移行させる
ことができ、使用頻度が少なくなっているにも拘わらず
に無用に通常モードを維持することを回避することがで
きる。
【0036】したがって、使用状況に応じた時間をタイ
ムリーに省エネ移行時間設定部15に自動設定すること
ができ、電力消費をより適正に抑えることができる。
【0037】次に、図4および図5は本発明に係る省エ
ネルギ制御装置を適用したファクシミリシステムの第3
実施形態を示す図である。なお、本実施形態は上述実施
形態と略同様に構成されているので、同様な構成には同
一の符号を付して特徴部分を説明する。
【0038】図4において、ファクシミリ本体装置10
は、主制御部11に、予め設定されている一定時間内に
どの程度の間で省エネモードに移行しているか(通常モ
ードへの移行時間としてもよい)をその省エネモード中
のタイマ16の計時から把握してファクシミリ本体装置
10自身の稼働率を認識するファクシミリ稼働率認識部
31を備えており、主制御部11は、このファクシミリ
本体装置10自身の稼働率から省エネ移行時間設定部1
5に設定する時間を決定し書き換えるようになってい
る。
【0039】具体的には、主制御部11は、図5のフロ
ーチャートに示すように、省エネモードに移行する前に
(ステップP110)一定時間が経過したか確認する
(ステップP120)一方、省エネモードに移行した後
には(ステップP110)、一定時間が経過するまで、
あるいは、一定時間を経過する前の入力情報の検出によ
り省エネモードを解除して通常モードに復帰するまで、
その移行後の経過時間をカウントして計時するとともに
(ステップP130、P140、P150)、省エネモ
ードの解除後にも一定時間を経過した確認し(ステップ
P160)、一定時間を経過していないときにはステッ
プP110に戻って同様の処理を繰り返すが、ステップ
P120、P140、P160のいずれかで一定時間を
経過したことを確認したときには、その一定時間Mと共
に、それまでにタイマ16により計時した省エネモード
に移行していた期間の計時時間Zを次式の稼働率C%=
(一定時間M−省エネ時間Z/一定時間M)×100に
当てはめてファクシミリ本体装置10の稼働率を算出
し、その稼働率がどの程度かに応じて、例えば、予め設
定されている次のいずれの範囲に該当するかに応じて省
エネモードに移行するまでの時間を決定し(ステップP
170)、 70%≦稼働率C のときには、省エネ移行設定時間は7分 30%≦稼働率C<70%のときには、省エネ移行設定時間は5分 稼働率C<30%のときには、省エネ移行設定時間は3分 のいずれかの時間を省エネ移行時間設定部15に書換・
設定する(ステップP180)。
【0040】したがって、省エネ移行時間設定部15に
設定してファクシミリ本体装置10を省エネモードに移
行させる時間が、そのファクシミリ本体装置10自身の
通常モードにある稼働率に応じて自動的に設定される。
【0041】そして、この省エネ移行時間設定部15
は、操作部12が省エネ移行手段設定部18を構成し
て、省エネモードに移行するまでの時間を上述第1また
は第2実施形態による自動設定、または、本実施形態に
よる自動設定、あるいは、手動入力のいずれにより設定
するかを選択することができるようになっており、ファ
クシミリ本体装置10の設置環境に応じて任意に選択設
定することができるようになっている。
【0042】このように本実施形態においては、上述実
施形態による作用効果に加えて、ファクシミリ本体装置
10自身の省エネモードの計時時間により、次に省エネ
ルギモードに移行させる時間を省エネ移行時間設定部1
5に自動的に設定(変更)することができ、この省エネ
移行時間設定部15への時間設定は、PC20の稼動台
数または使用台数、あるいは、ファクシミリ本体装置1
0の一定時間中における通常モードでの稼働率(省エネ
モードでの待機時間)のいずれにより算出し設定するか
を選択することができる。したがって、ファクシミリ本
体装置10の設置場所の環境に応じて電力消費をより適
正に抑えることができる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、電源投入時や省エネル
ギモードからの復帰時などに、本体装置の使用頻度に対
応する稼動中や使用中などの端末装置の台数に基づい
て、また、一定の設定時間内における省エネルギモード
または通常モードの計時時間に基づいて、本体装置を次
に省エネルギモードに移行させる時間を自動設定するこ
とができ、使用環境に応じた設定時間を経過したときに
本体装置を省エネルギモードに移行させることができ
る。
【0044】したがって、本体装置の設置場所に応じた
環境での快適な使用を確保しつつ適宜に省エネルギモー
ドに移行させて電力消費を適正に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る省エネルギ制御装置の第1実施形
態を示す図であり、その要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】その処理を説明するフローチャートである。
【図3】本発明に係る省エネルギ制御装置の第2実施形
態を示す図であり、その処理を説明するフローチャート
である。
【図4】本発明に係る省エネルギ制御装置の第3実施形
態を示す図であり、その要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】その処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ本体装置 11 主制御部 12 操作部 13 省エネCPU 14 接続PC台数記憶部 15 省エネ移行時間設定部 16 タイマ 17 稼動PC台数認識部 18 省エネ移行手段設定部 20 PC 21 モニタ 22 電源ON通知機能 31 ファクシミリ稼働率認識部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続された端末装置に共通使用される本体
    装置の省エネルギモードを制御する省エネルギ制御装置
    であって、 前記端末装置の台数を認識する台数認識手段と、認識さ
    れた端末装置の台数に基づいて前記本体装置の省エネル
    ギモードに移行させるまでの時間を自動設定する時間設
    定手段と、を設けたことを特徴とする省エネルギ制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記台数認識手段は、接続されている端末
    装置のうち稼動している台数を検出して認識することを
    特徴とする請求項1に記載の省エネルギ制御装置。
  3. 【請求項3】前記台数認識手段は、接続されて稼動して
    いる端末装置のうち使用中の台数を認識することを特徴
    とする請求項1に記載の省エネルギ制御装置。
  4. 【請求項4】本体装置の省エネルギモードを制御する省
    エネルギ制御装置であって、 前記本体装置の予め設定された時間内における省エネル
    ギモードまたは通常モードの時間を計時する計時手段
    と、計時された時間に基づいて本体装置の省エネルギモ
    ードに移行させるまでの時間を自動設定する時間設定手
    段と、を設けたことを特徴とする省エネルギ制御装置。
  5. 【請求項5】接続された端末装置に共通使用される本体
    装置の省エネルギモードを制御する省エネルギ制御装置
    であって、 上記請求項1に記載の台数認識手段および時間設定手
    段、上記請求項2に記載の台数認識手段および時間設定
    手段、上記請求項3に記載の台数認識手段および時間設
    定手段、または、上記請求項4に記載の計時手段および
    時間設定手段のうちのいずれの組により本体装置の省エ
    ネルギモードに移行させるまでの時間設定をするか選択
    する選択手段を有することを特徴とする省エネルギ制御
    装置。
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