JP3136936B2 - 省エネルギー機能付きファクシミリ装置 - Google Patents

省エネルギー機能付きファクシミリ装置

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JP3136936B2 JP07016643A JP1664395A JP3136936B2 JP 3136936 B2 JP3136936 B2 JP 3136936B2 JP 07016643 A JP07016643 A JP 07016643A JP 1664395 A JP1664395 A JP 1664395A JP 3136936 B2 JP3136936 B2 JP 3136936B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、待機状態では消費電力
を節減することが可能な省エネルギー機能付きのファク
シミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電源を制御することにより消費電
力を節減するファクシミリ装置としては、例えば特開昭
57−13852号公報に記載のように、電話回線の状
態を監視して、ファクシミリ装置本体への電源の供給を
回路で制御するものがある。すなわち、送信時には、必
ず相手を呼び出すために電話機をフックオフ状態とする
ので、これを回線状態検出回路が検出することにより自
動的にファクシミリ装置本体に電源が投入され、また受
信時には、相手側からの呼び出しを受けて電話機をフッ
クオフ状態とするので、この場合にも自動的にファクシ
ミリ装置本体に電源が投入されることになる。また、例
えば特開昭57−168573号公報に記載されている
ように、主制御部とは別の副制御部がファクシミリ装置
全体の状態を監視し、ソフトウェア制御により電源の供
給を制御するものもある。すなわち、2個のCPUを用
い、一方のCPUに対して送受信中に主電源から電源を
供給し、他方の待機中のCPUに対して副電源から電源
を供給するようにし、待機状態では一方のCPUのみを
動作させることにより消費電力を節減するのである。な
お、待機状態に電源供給を必要とする装置としては、フ
ァクシミリ装置のみならず、電話機、プリンタ、および
これらの複合機があるので、これらにも応用できること
は勿論である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の省エネルギー機
能付きファクシミリ装置においては、待機状態でファ
クシミリ装置全体の電源を遮断していたが、電源のオン
オフ制御を回路で構成しており、この回路は電話回線状
態の監視結果により動作するので、結局、電話回線の状
態でしか電源の供給を制御することができないという問
題がある。また、 たとえ副制御部がファクシミリ装置全体の状態を監視
して、電源の供給を制御する場合であっても、主制御部
と副制御部(省エネルギー制御部)との間で信号のやり
とりはなく、全て省エネルギー状態の制御は副制御部に
委ねられるので、信頼性の面で問題があった。 また、電力の節減中である旨を示す表示手段はないた
め、ユーザに対してその旨を示すことができないという
問題があった。 また、従来の省エネルギー機能では、待機状態中に非
動作のモータ系および電装系ドライバ部の駆動電源まで
も遮断しているか否かは不明であるが、もし遮断してい
ないならば、モータ系および電装系ドライバ部の漏れ電
流による電力の消費まで節約することはできないという
問題がある。 また、送受信時以外は常にファクシミリ装置全体の電
源を遮断しているため、メモリ画像蓄積時、時刻指定ポ
ーリング受信時、あるいは時刻指定送信時等の動作時に
は、メモリおよび時刻等の管理ができないという問題も
ある。また、たとえメモリ画像蓄積時、時刻指定ポーリ
ング受信時、時刻指定送信時、およびヒータ余熱時等の
動作時に、ファクシミリ装置全体の電源を供給すること
ができたとしても、不要な機能の電力をも浪費してしま
うという問題があった。 さらに、省エネルギー押下、原稿セット、リングング
信号、オフフック信号等の立ち上りトリガ信号を誤検出
して省エネルギー状態から解除した場合には、再度省エ
ネルギー状態に移行することができず、いつまでも電力
を浪費してしまうのみならず、立ち上りトリガ信号を全
て確実に検出することが必要であるため、省エネルギー
制御部の負荷が大きくなるという問題があった。
【0004】本発明の第1の目的は、これら従来の課題
を解決し、電話回線からの信号のみならず種々の信号に
応じて電源の供給を制御することができ、かつ主制御部
と省エネルギー制御部が互いに同期をとりながら制御を
分担できる省エネルギー機能付きファクシミリ装置を提
供することにある。本発明の第2の目的は、ユーザに対
して電力節減中である旨の表示を行うことができ、かつ
待機状態でモータ系および電装系ドライバ部の漏れ電流
による電力の消費を防止することができる省エネルギー
機能付きファクシミリ装置を提供することにある。本発
明の第3の目的は、メモリ画像蓄積時、時刻指定ポーリ
ング受信時、時刻指定送信時等のメモリおよび時刻の管
理等が必要な場合には、電源遮断状態でも管理が可能で
あり、かつ不要な機能の電力をも浪費せずにすむととも
に、モータ系および電装系ドライバ部の漏れ電流による
電力の消費も節約することができる省エネルギー機能付
きファクシミリ装置を提供することにある。本発明の第
4の目的は、省エネルギー押下、原稿セット、リンギン
グ信号、オフフック信号等の検出による省エネルギー解
除動作が簡略化できるのみならず、誤検出による省エネ
ルギー状態の解除の場合でも、再検出後に再び省エネル
ギー状態に移行することが可能な省エネルギー機能付き
ファクシミリ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記各目的を達成するた
め、本発明の省エネルギー機能付きファクシミリ装置
は、通常状態には、装置内の全ユニットを制御すると
ともに、省エネ制御手段の制御の内容を示す省エネ制御
信号を送出する主制御手段(1)と、待機状態には、上
記主制御手段(1)その他の手段の主電源(3)を遮断
して省エネルギー状態に移行させ、かつ該省エネルギー
状態に、ユーザによる省エネキーの押下、原稿のセッ
ト、受信時のリンギング信号、送信時のオフフック信号
等の立ち上りトリガ信号によって該省エネルギー状態か
ら解除し、上記主制御手段(1)に対して解除した要因
を示す省エネ解除要因信号を送出する省エネ制御手段
(2)とを具備することを特徴としている。 また、前記省エネ制御手段(2)からの制御により、
上記主電源(3)を装置内の各ユニットに切換えて供給
する電源切換え手段(4)とを具備したことも特徴とし
ている。 省エネ制御手段(2)は、省エネ制御信号に従って省
エネ表示手段(72)を制御することにより、該省エネ
表示手段(72)を表示させて省エネルギー状態に消費
電力を節減中である旨をユーザに示すことも特徴として
いる。 主制御手段(1)は、立ち上りトリガ信号によって省
エネルギー状態から解除された後、省エネ制御手段
(2)から出力される省エネ解除要因信号を基に立ち上
りトリガ信号を再検出することも特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、ファクシミリ装置全体を制
御する主制御部と、省エネルギー状態の制御を行う省エ
ネ制御部とを用いることにより、電話回線の監視だけで
なく、システム全体の監視も行うので、電話回線からの
信号だけでなく、種々の信号に応じて電源の供給を制御
することができる。また、主制御部から省エネ制御部に
対して省エネ制御部の制御の内容を示す省エネ制御信号
を送出し、省エネ制御部から主制御部に対して省エネル
ギー状態から解除した時のその要因を示す省エネ解除要
因信号を送出するので、両制御部は互いに同期をとって
制御を分担することができる。そして、省エネ制御信号
の内容に従って、各ユニットの電源を自在に切り換える
ことができる。また、省エネルギー状態には、電力節減
中であることを示す省エネ表示部を設けたため、ユーザ
に対して電力節減中であることを知らせることができ
る。また、省エネルギー状態から解除されたとき、省エ
ネ制御部から主制御部に対して省エネ解除の要因を知ら
せることにより、省エネ解除後に主制御が立ち上りトリ
ガ信号を再検出するので、誤検出による省エネルギー解
除の場合でも、再検出後に再度省エネルギー状態に移行
させることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す省エネルギ
ー機能付きファクシミリ装置の全体構成図である。図1
において、1はファクシミリ装置全体の制御を行う主制
御部であって、CPU、ROM、RAM等を含み、RO
Mに格納されたプログラムに従ってファクシミリ装置全
体をユニット制御信号により制御する。ここで、RAM
は時刻指定サービス機能の時刻管理等のファクシミリ装
置の属性情報を記憶する領域、および送受信時の画情報
を記憶するバッファメモリ領域、およびワークエリア領
域を含んでおり、またメモリ送受信時の画情報記憶領域
も含まれている。一方、2は本発明の特徴的存在である
省エネルギー機能を制御する省エネ制御部であり、CP
U,ROM,RAMがワンチップで含まれる省電力型の
マイクロコンピュータ等で構成される。5は通信制御
部、6はモデム、71は表示部、72は省エネ表示部、
81は操作部、82は省エネ操作部、9は電装部、10
はモータおよび電装系ドライバ部である。
【0008】3はファクシミリ装置全体の電源であり、
電源切り換え部4を介して主制御部1、モデム6、表示
部71、操作部81、電装部9等のファクシミリ装置の
各ユニットに電源を供給しており、電源切り換え部4に
よって省エネ制御部2からの電源制御信号を基に各ユニ
ット毎にオン、オフできるようになっている。また、電
源3は、駆動電源を用いてモータおよびその他の電装系
を駆動するモータ系および電装系ドライバ部10の駆動
電源もここで供給しており、上記と同じように電源切り
換え部4によりオン、オフできるようになっている。電
源切り換え部4は、トランジスタあるいはMOS FE
T等で簡単に構成されている。また、電源3は、省エネ
制御部2、通信制御部5、省エネ表示部72、省エネ操
作部82に常時電源を供給しており、省エネルギー状態
においてもこれらの装置が常に動作できるようになって
いる。なお、省エネ表示部72とは、省エネルギー状態
に電力を節減中である旨をユーザに示す省エネ表示手段
であり、また省エネ操作部82は、省エネルギー状態か
ら解除するためのスタート・ストップキー、省エネキ
ー、原稿セット、オフフックダイヤルキー等の省エネ解
除手段である。
【0009】ここで、省エネルギー状態から解除するた
めには、省エネ操作部82とは別に、リンギング信号、
ファクシミリ網呼出し信号、外付け電話のオフフック信
号等の回線からの立ち上りトリガ信号によっても省エネ
ルギー状態から解除する。そして、これらは、回線11
を通して網制御装置を含む通信制御部5を介して送信さ
れてくる。通常の送受信動作は、回線11、通信制御部
5、モデム6を通して主制御部1により制御される。主
制御部1と省エネ制御部2の間のインタフェースとして
は、省エネ制御部2の制御の内容を表わす省エネ制御信
号と、省エネルギー状態から解除した時の要因を表わす
省エネ解除要因信号の2つの信号がある。電源切り換え
部4および省エネ表示部72に対しては、省エネルギー
状態になると上記省エネ制御信号を基に省エネ制御部2
が制御する。また、回線11および省エネ操作部82か
らの立ち上りトリガ信号により、省エネ制御部2が省エ
ネルギー状態から解除した時には、上記省エネ解除要因
信号を主制御部1に出力することにより、その後、主制
御部1はこの信号を基に立ち上りトリガ信号を再検出す
る。
【0010】図2は、本発明における主制御部の省エネ
ルギー移行時の動作フローチャートであり、図4は、本
発明における省エネ制御部の動作フローチャートであ
る。図2および図4により、省エネルギー移行時の動作
を説明する。先ず、主制御部1は省エネルギー移行か否
かを判断する(ステップS01)。この判断は、省エネ
キーをユーザが押下した時、送受信およびコピー等のシ
ステムの動作が終了して待機状態になった時、待機状態
がある時間を経過した時、等により決定される。省エネ
ルギー移行であると判断されると、主制御部1は省エネ
ルギー状態での動作機能、すなわち動作するユニットが
確認される(ステップS02)。これは、メモリ画像蓄
積時、時刻指定ポーリング受信時、時刻指定送信時等の
機能時には、時刻およびメモリの管理が必要となるの
で、その管理をするユニットの電源の供給が必要である
ためである。その後、動作機能以外のユニットの電源の
制御およびその他の制御を行うために、省エネ制御信号
を省エネ制御部2に送出して、次処理に移る(ステップ
S03)。
【0011】一方、省エネ制御部2では、図4に示すよ
うに、パワーオンの後、イニシャルを経て(ステップS
31)、省エネ制御信号をリードし(ステップS3
2),省エネルギー状態に移行するか否かを判断する
(ステップS34)。省エネルギー状態移行が判断され
た場合には、省エネ表示手段により省エネ表示部72に
電力を節減中である旨を表示し(ステップS35)、そ
うでない場合には、省エネ表示をオフにする(ステップ
S33)。省エネルギー状態時以外には、ステップS3
2→S34→S33→S32のループ動作を行う。省エ
ネルギー状態に移行した場合、省エネ制御信号に従って
ファクシミリ装置の各ユニットの電源を電源切り換え部
4により制御する。そのために、各ユニット電源のオン
またはオフを判断する(ステップS36)。この時、省
エネルギー状態で非動作のモータ系および電装系ドライ
バ部10の駆動電源も共に制御される。次に、主制御部
1の電源の制御がオンかオフかを判断し(ステップS3
7)、オフである場合には、省エネ解除の立ち上りトリ
ガ信号の検出は省エネ制御部2が行い(ステップS3
8)、オンである場合には、立ち上りトリガ信号の検出
を主制御部1が行う。これは、省エネ制御部2の検出動
作の負荷をできるだけ軽くするためである。しかし、ど
のような状態でも、立ち上りトリガ信号の検出を省エネ
制御部2が行っても、差し支えはない。
【0012】図3は、本発明における省エネルギー状態
解除時の主制御部の動作フローチャートである。省エネ
ルギー状態解除時の動作について、図3および図4によ
り説明する。先ず、電源をオンにされて、省エネルギー
状態から解除した主制御部1は、省エネルギー状態から
解除した時の要因を表わす省エネ解除信号をリードし
(ステップS11)、そのリード内容を基に立ち上りト
リガ信号を再検出する(ステップS12)。これは、誤
検出により省エネルギー状態から解除したか否かを判断
するためである。再検出とは、リンギング信号の検出周
波数が検出する国の規格を満たしているか否か等の検出
も含まれている。再検出が終了すると、省エネ制御信号
により、その合図を出力して(ステップS13)、その
後、真に省エネルギー状態の解除か否かの判断がなされ
る(ステップS14)。そして、真に省エネルギー状態
の解除である場合には、次処理に進み、誤検出の場合に
は、図2の省エネルギー状態移行動作に再び移る。一
方、図4において、省エネ制御部2は、省エネルギー状
態解除であると判断された場合には(ステップS3
9)、その省エネルギー状態解除の要因となった立ち上
りトリガ信号を省エネ解除要因信号として、主制御部1
に出力する(ステップS40)。その後、立ち上りトリ
ガ信号を再検出するためのユニットの電源のみをオンす
る(ステップS41)。この時には、省エネ表示部72
の電源は、オンのままの状態である。その後、省エネ制
御信号の再検出終了の合図待ちの状態となる(ステップ
S42,S43)。主制御部1の再検出が終了して、省
エネ制御信号によりその合図が出力されると、省エネ制
御部2は、誤検出の場合には再び省エネルギー状態に移
行し、また正常検出の場合にはファクシミリ装置の各ユ
ニットの電源がオンにされ、省エネ表示部72はオフに
される(ステップS33)。
【0013】本発明においては、ファクシミリ装置全
体を制御する主制御部1と、省エネルギー状態の制御を
行う省エネ制御部2の2つの制御部を用いることによ
り、電話回線の監視のみならず、システム全体の監視も
行うことができるので、電話回線からの信号だけでな
く、種々の信号に応じて電源の供給を制御することがで
きる。 また、主制御部1と省エネ制御部2の間で互いに出力
する信号として、省エネ制御部2の制御の内容を表わす
省エネ制御信号と、省エネルギー状態から解除した時の
その要因を表わす省エネ解除要因信号とを用いるので、
主制御部1と省エネ制御部2が互いに同期をとりながら
制御を分担することができる。 また、省エネルギー状態に電力節減中である旨を示す
省エネ表示手段を設けて、これを省エネ制御部2により
制御することができるので、ユーザに対して電力節減中
であることを表示することができる。 また、待機状態で非動作のモータ系および電装系ドラ
イバ部の駆動電源を遮断するので、モータ系および電装
系ドライバ部の漏れ電流による電力の浪費を防止するこ
とができる。 また、メモリ画像蓄積時、時刻指定ポーリング受信
時、時刻指定送信時等のメモリおよび時刻の管理が必要
な場合には、主制御部1から省エネ制御部2に電源の制
御の内容を知らせることができるので、電源遮断による
メモリおよび時刻の管理不可ということがなくなり、し
かもメモリ画像蓄積時、時刻指定ポーリング受信時、時
刻指定送信時、ヒータ余熱時にその機能に応じた電源の
制御が可能となるので、不要な機能の電力を浪費せずに
すむ。 さらに、省エネルギー状態からの解除の時に、省エネ
制御部2から主制御部1に省エネ解除の要因を知らせる
ことにより、省エネルギー状態解除後に主制御部1が立
ち上りトリガ信号を再検出するので、省エネキーの押
下、原稿セット、リンギング信号、オフフック信号等の
検出による省エネルギー解除動作が簡単にできるように
なる。また、誤検出による省エネルギー状態の解除の場
合でも、再検出後に再び省エネルギー状態に移行するこ
とができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話回線からの信号のみならず種々の信号に応じて電源
の供給を制御することができ、ユーザに対して電力節減
中である旨の表示を行うことができ、かつ待機状態でモ
ータ系および電装系ドライバ部の漏れ電流による電力の
消費を防止することができ、主制御部と省エネ制御部と
が互いに同期をとりながら制御を分担でき、また電源遮
断によるメモリおよび時刻の管理不可の状態をなくすこ
とができ、また誤検出による省エネルギー状態の解除の
場合でも、再検出後に再び省エネルギー状態に移行する
ことができる等の顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す省エネルギー機能付き
ファクシミリ装置の全体構成図である。
【図2】本発明における主制御部の省エネルギー状態へ
の移行時の動作フローチャートである。
【図3】本発明における主制御部の省エネルギー状態解
除時の動作フローチャートである。
【図4】本発明における省エネ制御部の動作フローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…主制御部、2…省エネ制御部、3…電源、4…電源
切換え部、5…通信制御部、6…モデム、71…表示
部、72…省エネ表示部、81…操作部、82…省エネ
操作部、9…電装部、10…モータおよび電装系ドライ
バ部、11…回線。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】待機状態で消費電力を節減する省エネルギ
    ー機能付きファクシミリ装置において、 通常状態には、装置内の全ユニットを制御するととも
    に、省エネ制御手段の制御の内容を示す省エネ制御信号
    を送出する主制御手段と、 待機状態には、上記主制御手段その他の手段の主電源を
    遮断して省エネルギー状態に移行させ、かつ該省エネル
    ギー状態に、ユーザによる省エネキーの押下、原稿のセ
    ット、受信時のリンギング信号、送信時のオフフック信
    号等の立ち上りトリガ信号によって該省エネルギー状態
    から解除し、上記主制御手段に対して解除した要因を示
    す省エネ解除要因信号を送出する省エネ制御手段と、を
    具備したことを特徴とする省エネルギー機能付きファク
    シミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の省エネルギー機能付きフ
    ァクシミリ装置において、前記省エネ制御手段からの制
    御により、上記主電源を装置内の各ユニットに切換えて
    供給する電源切換え手段を具備したことを特徴とする省
    エネルギー機能付きファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の省エネルギー機能付きフ
    ァクシミリ装置において、前記省エネ制御手段は、省エ
    ネ制御信号に従って省エネ表示手段を制御することによ
    り、該省エネ表示手段を表示させて省エネルギー状態に
    消費電力を節減中である旨をユーザに示すことを特徴と
    する省エネルギー機能付きファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の省エネルギー機能付きフ
    ァクシミリ装置において、前記主制御手段は、立ち上り
    トリガ信号によって省エネルギー状態から解除された
    後、省エネ制御手段から出力される省エネ解除要因信号
    を基に立ち上りトリガ信号を再検出することを特徴とす
    る省エネルギー機能付きファクシミリ装置。
JP07016643A 1995-01-26 1995-02-03 省エネルギー機能付きファクシミリ装置 Expired - Lifetime JP3136936B2 (ja)

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