JPH0930084A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0930084A
JPH0930084A JP7184205A JP18420595A JPH0930084A JP H0930084 A JPH0930084 A JP H0930084A JP 7184205 A JP7184205 A JP 7184205A JP 18420595 A JP18420595 A JP 18420595A JP H0930084 A JPH0930084 A JP H0930084A
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JP
Japan
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time
printer device
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unit
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JP7184205A
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Junichi Mori
順一 森
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Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 適切なメッセージ表示により、タイムアウト
待ちのような正常動作を装置の故障や停止と誤認させな
いようにするとともに、エラー発生に当たってはそのエ
ラーへの対処方法を装置利用者に通知できるプリンタ装
置を提供する。 【解決手段】 入力バッファ9aにデータがなく、フレ
ームバッファ9bに画像データが存在する場合には所定
時間の時間監視を行ない、その時間監視中はLCD5a
にタイムアウトまでの残り時間を秒単位で表示する。そ
して、タイムアウトになれば、フレームバッファ9b内
の画像データをエンジン4に転送し、フレームバッファ
9bをクリアする。また、正常なプリント動作を妨げる
エラーが発生した場合には、エラー発生回数に応じて、
そのエラーの対処方法を示す詳細なメッセージをLCD
5aに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタ装置に関
し、特に、例えば、操作パネルのディスプレイやホスト
を介して、操作者へメッセージを通知する機能を有する
プリンタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置には操作パネルが搭
載されているものが多く、その操作パネルには、通常、
メッセージを表示するディスプレイ、複数のLEDラン
プ、装置に指示を与える複数のボタンなどが備えられて
いる。これらによって、プリンタ装置の状態を操作者に
通知したり、操作者がプリンタ装置を適切な指示を与え
ることができる。例えば、記録用紙切れや内蔵メモリの
容量不足などによってプリントエラー状態が発生した場
合、操作パネルのディスプレイにエラーメッセージを表
示してプリント処理を中断し、操作者にそのエラーに応
じた対処を促すようにしていた。このような場合、どん
な種類のエラーが発生したのかは操作パネルのディスプ
レイを見れば知ることができるが、発生エラーに対した
適切な対処には操作マニュアルを調べる必要があった。
【0003】また、装置利用に従った電力消費量を利用
者に通知するという機能は備えられていなかった。さ
て、通常のプリント処理中において、ホストからのデー
タ送信が途中で中断してしまったり、何らかの理由によ
ってホストが排紙命令を発行せず、記録用紙が装置外に
排出されないことがしばしばある。このような場合、プ
リンタ装置は受信データを全て処理完了しているもの
の、新たなデータ入力はなく、データバッファやビット
マップメモリに処理済みの画像データが存在する(これ
をタイムアウト待ちの状態と呼ぶ)という状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、タイムアウト待ちの状態ではプリンタ装置の内
部処理という観点からは、タイムアウト待ちをするとい
う正常な動作をしているにもかかわらず、装置利用者の
観点からは、装置の動作が停止しているように見えてし
まうため、特に操作になれていない利用者は、装置が何
らかの異常のために故障してとまってしまったのではな
いかという誤解を招く可能性があるという問題があっ
た。
【0005】また、現在の環境問題が重要視されている
現状を鑑みると、電力というエネルギー資源を有効に利
用するため消費電力節約を装置自体が積極的に装置利用
者に促すこと機能を備えることが望まれるようになって
きた。さらに、装置にエラーが発生した際に操作マニュ
アルが常に手元にある訳ではなく、操作マニュアルを設
置場所を探すという作業が面倒であった。また、そのマ
ニュアル中のどこを見れば良いのかを検索するという作
業はさらに面倒であった。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、操作者に適切なメッセージを通知できるプリンタ装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のプリンタ装置は、以下のような構成からな
る。即ち、ホストからプリントデータを入力して画像形
成を行ない、該形成画像をプリント出力するプリンタ装
置であって、前記ホストからプリントデータを入力する
入力手段と、前記入力手段によって入力されたプリント
データを格納する第1記憶手段と、前記入力プリントデ
ータを解析して画像データに変換する変換手段と、前記
画像データを格納する第2記憶手段と、前記画像データ
に基づいて画像形成を行ないプリント出力する画像形成
手段と、前記第1及び第2記憶手段の空き状況を調べる
調査手段と、前記調査手段の調査結果に従って、所定時
間の時間監視を行なう監視手段と、前記時間監視の結果
を表示する表示手段とを有することを特徴とするプリン
タ装置を備える。
【0008】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、ホス
トからプリントデータを入力して、これを第1記憶手段
に格納し、そのプリントデータを解析して画像データに
変換し、これを第2記憶手段に格納し、その画像データ
に基づいて画像形成手段で画像形成を行ないプリント出
力する際に、その第1及び第2記憶手段の空き状況を調
べ、その調査結果に従って、所定時間の時間監視を行い
その時間監視の結果を表示手段に表示するよう動作す
る。
【0009】その表示手段には、例えば、LCDが用い
られ、そのLCDには第1記憶手段にプリントデータが
存在しないときには電源投入時点からの積算消費電力を
表示する。また、所定時間の時間監視後、第2記憶手段
に格納された画像データを画像形成手段に転送し、その
転送後、第2記憶手段に格納された画像データをクリア
する。
【0010】上記の時間監視は、第1記憶手段にプリン
トデータが存在せず、第2記憶手段に画像データが存在
するという事象が発生したときに行なわれる。さらにま
た、その時間監視では、上記事象の発生からの経過時間
を測定したり、その経過時間と所定時間とを比較する。
そして、その所定時間が経過するまでの残り時間が、例
えば、秒単位でLCDに表示される。
【0011】さらにまた、記録媒体切れや第1及び第2
記憶手段の空き領域の枯渇を含む正常なプリント動作を
妨げる事象の発生を検出し、その事象の発生回数を計数
し、その発生回数を第3記憶手段に格納するとともに、
その発生回数に従って、LCDなどの表示手段に、事象
の発生を通知する第1メッセージ、或いは、その事象の
発生に対処する情報を含んだ第2メッセージを表示させ
るよう制御する。
【0012】ここで、所定の閾値とその発生回数とが比
較され、その発生回数が所定の閾値以下の場合、第2メ
ッセージを表示するよう制御される。なお、この所定の
閾値は変更可能である。また、事象の発生が所定回数の
整数倍になる毎に、第2メッセージを表示するように制
御しても良い。さらにまた、表示手段に表示される情報
をホストに送信するしても良い。
【0013】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の代表的な実
施の形態である電子写真方式に従って画像形成を行なう
レーザビームプリンタ(以下、LBPという)の構成を
示すブロック図である。LBP1は、ホストコンピュー
タ(以下、ホストという)2からデータを受信して画像
形成を行ない、これを記録用紙などの記録媒体にプリン
トして出力する。図1に示すように、LBP1は、プリ
ンタコントローラ(以下、コントローラという)3と、
ホストから受信したデータに基づいて画像形成を行ない
記録媒体に画像を実際に印刷するプリンタエンジン(以
下、エンジンという)4と、操作パネル5と、様々なデ
ータを記憶しておく外部記憶となり、磁気ハードディス
ク、光磁気ディスク、フロッピーディスク等から構成さ
れるディスク6とを有している。操作パネル5にはLB
P1の状態などの情報を種々のメッセージとして最大2
行分表示する液晶パネルディスプレイ(以下、LCDと
いう)5a、操作者がLBP1に対する様々な指示操作
をするための各種の操作ボタン、装置のオンライン/オ
フライン状態などを操作者に知らせるためのLEDなど
が備えられている。
【0014】コントローラ3は、装置各部を制御したり
ホストからの受信データを画像処理するCPU7と、C
PU7が実行する種々の制御プログラムや処理プログラ
ムを格納するPROM8と、印刷データ等のホスト2か
らの入力データを一時的に格納するための入力バッファ
9a、画像データを格納するフレームバッファ9b、そ
して、CPU7が種々のプログラムを実行するときのワ
ークエリアを含む使用されるRAM9と、エラー発生回
数格納領域10a、および、その他の印刷環境など情報
を格納する領域などが確保されている不揮発性メモリ
(NVRAM)10とを含んでいる。
【0015】さらに、コントローラ3は、ホスト2から
印刷データやコマンド受信及びコマンド応答などの通信
を行うホストインタフェース11(以下、ホストI/F
という)と、実際の印刷を行うエンジン4との通信を行
うエンジンインタフェース(以下、エンジンI/Fとい
う)12と、操作者にLBP1の状態を示したり操作者
がLBP1に対して印刷環境の変更を指示したりするた
めの操作パネル5と、指示や状態の通信を行うパネルイ
ンタフェース(以下、パネルI/Fという)13と、デ
ィスク6と通信を行うディスクインタフェース(以下、
ディスクI/Fという)14とを有している。
【0016】なお、コントローラ3の構成要素は、シス
テムバス15によって互いに接続されている。また、L
BP1は電源部(不図示)から電力の供給を受けてい
る。以上の構成のLBP1において、ホスト2からホス
トI/F11を介してLBP1にデータが入力される
と、CPU7に対して入力データの格納を指示する割り
込み通知がなされる。この割り込みをCPU7が検知す
ると、図2のフローチャートに示すように、ステップS
1では、ホストI/F11とシステムバス15とを介し
て、入力バッファ9aに入力データを格納する。すべて
の入力データを格納し終えると、この割り込み処理を終
了する。これにより、ホストからデータが入力されるた
びに、割り込みによって、入力バッファデータが格納さ
れることになる。なお、この処理を実行するプログラム
は“データ入力処理プログラム”としてPROM8に格
納されている。
【0017】次に、上記の入力データ格納割り込みによ
ってホスト2からの入力データが入力バッファ9aに格
納された後、LBP1の行う通常の印刷処理を、図3に
示すフローチャートを参照して説明する。なお、この処
理を実行するプログラムは“印刷プログラム”としてP
ROM8に格納されている。この処理の概略は、以下の
通りである。
【0018】即ち、CPU7は、入力バッファ9aに格
納されている印刷データを解釈し、画像データに変換
し、その変換された画像データをフレームバッファ9b
に格納する。この解釈と変換の処理が続けられて、CP
U7が印刷データ中に給排紙命令を見つけると、フレー
ムバッファ9bに格納されている画像データをエンジン
I/F12を介してエンジン4に転送する。エンジン4
は、エンジンI/F12を介して送られた画像データを
受け取ると、その画像データに基づいて画像形成を行な
い、記録媒体にその画像をプリント出力する。
【0019】以上の手順で、LBP1は、ホスト2から
データが入力されると、印刷処理を行って、記録媒体に
画像をプリント出力する。ここで、以上の手順をさらに
詳細に図3に示すフローチャートを用いて説明する。こ
の印刷処理では、LCD5aにタイムアウト時刻までの
時間を秒単位で表示する処理や、LBP1に電源が投入
されてから現在まで消費した電力を表示する処理も同時
に実行される。
【0020】LBP1に電源投入後、CPU7は必要な
初期化動作を完了すると、まず、ステップS10で、通
常の印刷処理が可能であることを示すメッセージ(図
4)をLCD5aに表示する。次に、ステップS11
で、入力バッファ9aにデータが存在すかどうかを調べ
る。ここで、入力バッファ9aにデータが格納されてい
なかった場合、処理はステップS26に進み、電源投入
後、現在までに消費した電力(積算消費電力)を求め
る。これは、例えば、現在までに消費した電力を常に計
算している消費電力積算器(不図示)から、積算消費電
力値を得ることによってなされる。また、この値はNV
RAM10に格納しておき、所定の時間間隔で消費電力
積算器から得た値でNVRAM10に格納される値を更
新するようにしても良い。これによって、より高速に積
算消費電力値を得ることができる。次に、ステップS2
7ではその積算消費電力をLCD5aに表示する。その
表示例を、図5に示す。その後、処理はステップS11
に戻る。この結果、入力バッファ9aにデータが格納さ
れるまで、ステップS11、S26、S27が繰り返さ
れる。
【0021】これに対して、ステップS11の処理にお
いて、入力バッファ9aにデータが格納されていたと判
断された場合、処理はステップS12に進み、入力バッ
ファ9aに格納されたデータを解釈する。そして、ステ
ップS13では、ステップS12での解釈の結果、その
データが排紙命令であるかどうかを調べる。ここで、そ
のデータが排紙命令ではない場合、処理はステップS1
4に進み、CPU7は印刷データを画像データに変換
し、その変換された画像データをフレームバッファ9b
に格納する。その後、処理はステップS15に進む。
【0022】これに対して、解釈の結果得られたデータ
が排紙命令であった場合、処理はステップS16に進
み、フレームバッファ9bに格納されている画像データ
を、エンジンI/F12を介してエンジン4に転送す
る。これによって、画像データが実際の記録媒体に印刷
出力される。さらに処理はステップS17において、フ
レームバッファ9bに格納された画像データをクリア
し、処理はステップS15に進む。
【0023】さて、ステップS15では、入力バッファ
9aにまだ入力データが残っているかどうかを調べる。
ここで、入力バッファ9aにデータが残っている場合、
処理はステップS12に戻り、再び入力バッファ9aに
残存するデータの解釈を続行する。これに対して、入力
バッファ9aにもはやデータが残存していない場合、処
理はステップS18に進み、フレームバッファ9bに画
像データが格納されているかどうかを調べる。ここで、
フレームバッファ9bに画像データが格納されていない
場合(即ち、入力バッファ9aに残りのデータがなく、
かつ、フレームバッファ9bにも画像データが格納され
ていない)、入力された全データに対する処理を完了し
たと判断し、処理はステップS11に戻る。これに対し
て、フレームバッファ9bにまだ画像データが格納され
ている場合(即ち、まだ記録媒体への印刷出力を終えて
いない、未完成の画像データが残っている)、処理はス
テップS19に進む。
【0024】処理はステップS19において、タイムア
ウトの時刻を現在の時刻から例えば“30秒後”にセッ
トする。次に、ステップS20ではタイムアウトの時間
監視中に入力バッファ9aにデータが格納される状態に
なったかどうかを調べる。ここで、入力バッファ9aに
データが格納されていた場合、処理はステップS12に
戻る。これに対して、入力バッファ9aにデータがない
場合、処理はステップS21に進み、タイムアウト時刻
までの時間を計算する。ここでは、ステップS19でセ
ットしたタイムアウト時刻と現在の時刻との差を計算す
る。さらに、ステップS22では、現時刻がタイムアウ
ト時刻になったかどうかを調べる。ここで、まだタイム
アウト時刻になっていないと判断された場合、処理はス
テップS23に進み、タイムアウト時刻までの時間をL
CD5aに表示する。その表示の例を図6に示す。その
後処理はステップS20に戻る。このようにして、入力
バッファ9aにデータが入力されるか、あるいは、タイ
ムアウト時刻に達するかのいずれかの事象の発生を待
つ。
【0025】さて、ステップS22において、現時刻が
タイムアウト時刻であると判断された場合、処理はステ
ップS24に進み、フレームバッファ9aの画像データ
をエンジンI/F12を介してエンジン4に転送し、さ
らに、ステップS25では、フレームバッファ9bに格
納された画像データをクリアする。その後、処理はステ
ップS11に戻る。
【0026】以上説明した処理に従えば、通常の印刷処
理中に、入力バッファに入力データが存在しないものの
フレームバッファには画像データがある状態(タイムア
ウト待ち状態)になった場合、LCD5aにタイムアウ
ト時刻までの時間を秒単位で表示するので、装置利用者
は現在の装置の状態を正しく認識することができ、例え
ば、タイムアウト待ちで動作が一時停止している状態を
故障と誤解することを防止できる。さらに、入力データ
も画像データもない状態(入力データ待ち状態)になっ
た場合に、電源投入後から現在までの積算消費電力をL
CD5aに表示するので、操作者に消費電力節減のため
電源切断などの処置を促すことが可能になる。
【0027】次に、印刷処理実行中に記録用紙がなくな
ったり、或いは、入力バッファやフレームバッファにメ
モリ不足などのエラー状態が発生した場合のメッセージ
表示処理について、図7に示すフローチャートを参照し
て説明する。このメッセージ処理を実行するプログラム
も“エラーメッセージ表示プログラム”としてPROM
8に格納されている。
【0028】このプログラムは、上記のような記録用紙
なしやメモリ不足などの事象が発生するとCPU7にエ
ラー発生とエラーの種類を示す割り込み通知がなされる
と、CPU7が起動するようになっている。このような
事象の発生は、エンジン4に装着される記録用紙カセッ
ト(不図示)に積載される記録用紙の有無を検知するセ
ンサ(不図示)や、CPU7によるメモリ監視などによ
って検知される。
【0029】エラー発生を示す割り込み通知がなされる
とCPU7は、まず、ステップS31で、通知されたエ
ラー状態の発生回数(EN)をNVRAM10のエラー
発生回数格納領域10aから得る。次に、ステップS3
2では、その発生回数(EN)が“0”回(即ち、その
エラー状態が初めて発生し、操作者が初めてこのエラー
状態に遭遇したことを意味する)であるかどうかを調べ
る。
【0030】ここで、発生回数(EN)が“0”回であ
る場合、処理はステップS33に進む。発生回数(E
N)が“0”回であると、そのエラーに操作者はどう対
処すべきなのかわからない可能性が大きいので、ステッ
プS33では、LCD5aに通常のエラーメッセージ
(図8)に加え、対処方法などを示す詳細なメッセージ
も表示する。このメッセージの表示例を、図9に示す。
次に、処理はステップS34に進み、発生回数(EN)
の値を1つ増加させ、これをエラー発生回数格納領域1
0aに格納する。
【0031】これに対して、ステップS32において、
発生回数(EN)が“0”回でなかった場合(即ち、操
作者は過去に同じエラー状態に遭遇し、このエラーに対
処した経験があることを意味する)は、処理はステップ
S35に進む。発生回数が0回でない場合には、操作者
はその発生エラーに関し特に詳細な情報をメッセージを
得る必要はないと考えられるので、ステップS35で
は、通常のエラー発生のメッセージのみをLCD5aに
表示する。このメッセージ表示例を図8に示す。その
後、処理はステップS34に進む。
【0032】以上説明したように、エラー状態が発生し
た場合には、それが初めて発生したエラー事象であるか
どうかに従って、そのエラーの対処方法などを示す詳細
なメッセージをLCD5aに表示するので、操作者はエ
ラー対処のためにわざわざマニュアルを参照するなどと
いった手間を省くことができる。これによって、効率的
にエラーへの対処が可能となる。
【0033】なお以上のエラー発生時におけるメッセー
ジ表示制御において、同じエラー状態の発生回数(E
N)が“0”回のときにそのエラーへの対処方法などを
詳細なメッセージ表示によって操作者に通知するように
したが、本発明はこれによって限定されるものではな
い。例えば、操作者の同じエラー状態に対する対処方法
の習熟度を考慮し、詳細なメッセージを表示するかどう
かの閾値(N)を“1”以上の整数とし、発生回数(E
N)の値がN以下の時に詳細なメッセージを表示するよ
うにしても良い。
【0034】また、エラー発生時におけるメッセージ表
示制御に用いる閾値(N)を固定値とするのではなく、
例えば、ホスト2からの命令や操作パネル5からの印刷
環境の設定によって操作者が任意の値に変更可能なよう
にしても良い。これによって、LBP1の操作に習熟し
ていない操作者がいる場合、或いは、複数の操作者が1
台のLBPを共用利用する場合、Nの値を大きく設定し
ておくことにより、詳細なメッセージをのぞむ操作者に
詳細なメッセージを繰り返し提供することが可能となる
し、逆に、LBP操作に習熟している操作者が利用する
場合、Nの値を小さく設定しておくことにより、不必要
なメッセージ表示を抑止することができる。
【0035】さらに上記のエラー発生時におけるメッセ
ージ表示制御において、同じエラー状態がM(1以上の
整数値)回発生するごとに詳細なメッセージを表示する
ように制御しても良い。これによって、間欠的に発生す
る同じエラー状態に対して操作者にエラーの対処方法を
思い出させたり、或いは、再確認させたりすることがで
きるという利点がある。また、このMの値は、上述のよ
うに、例えばホスト2からのコマンドや操作パネル5か
らの印刷環境の設定によって変更可能であるように装置
を構成しても良い。
【0036】以上説明した実施の形態では、各種メッセ
ージをLCD5aに表示するとしたが、本発明はこれに
よって限定されるものではない。例えば、そのメッセー
ジをホストI/F11を介してホスト2へ送信し、その
情報をホスト側でも確認できるようにしても良い。これ
により、操作者はホスト2を介してLBP1の発行する
メッセージを認識することが可能となり、特に、ネット
ワーク環境などでLBP1とホストとの設置場所が離れ
ているような場合、特に有効である。
【0037】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても良いし、1つの機器からなる装
置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。この場合、本発明
に係わるプログラムを格納した記憶媒体が、本発明を構
成することになる。そして、該記憶媒体から、そのプロ
グラムをシステム或は装置に読み出すことによって、そ
のシステム或は装置が、予め定められた仕方で動作す
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置が時間監視に入っているときの状況を表示して装置利
用者に知らせることができるので、この時間監視を装置
利用者が装置の停止或いは故障と誤認することを防止で
きるという効果がある。また請求項2に記載の発明によ
れば、電源投入後の積算消費電力を表示するので、不要
な電力消費を避けるため装置利用者に例えば電源切断な
どを促すことができる。
【0039】さらに請求項9、10、12に記載の発明
によれば、正常なプリント動作を妨げる事象の発生回数
に従って、その事象に対処するための情報を含んだメッ
セージを表示するので、装置利用者はわざわざその対処
方法を知るためにマニュアルを参照するなどといった手
間を省くことができる。さらにまた請求項13に記載の
発明によれば、表示手段に表示する情報はホストへ送信
されるので、例えば、ネットワーク環境などでプリンタ
装置とホストとの設置場所が離れているような場合、ホ
ストの利用者がプリンタ装置の設置場所まで行かずと
も、その情報を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態である電子写真方
式に従って画像形成を行なうレーザビームプリンタ(以
下、LBPという)の構成を示すブロック図である。
【図2】データ入力処理プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートであある。
【図3】印刷処理プログラムの処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図4】LCD5aに表示されるメッセージの例を示す
図である。
【図5】LCD5aに表示されるメッセージの例を示す
図である。
【図6】LCD5aに表示されるメッセージの例を示す
図である。
【図7】エラーメッセージ表示プログラムの処理手順を
示すフローチャートである。
【図8】LCD5aに表示されるメッセージの例を示す
図である。
【図9】LCD5aに表示されるメッセージの例を示す
図である。
【符号の説明】
1 LBP 2 ホスト 3 プリンタコントローラ 4 エンジン 5 パネル装置 5a LCD 6 ディスク 7 CPU 8 RAM 9a 入力バッファ 9b フレームバッファ 10 NVRAM 11 ホストI/F 12 エンジンI/F 13 パネルI/F 14 ディスクI/F 15 システムバス

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストからプリントデータを入力して画
    像形成を行ない、該形成画像をプリント出力するプリン
    タ装置であって、 前記ホストからプリントデータを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力されたプリントデータを格納
    する第1記憶手段と、 前記入力プリントデータを解析して画像データに変換す
    る変換手段と、 前記画像データを格納する第2記憶手段と、 前記画像データに基づいて画像形成を行ないプリント出
    力する画像形成手段と、 前記第1及び第2記憶手段の空き状況を調べる調査手段
    と、 前記調査手段の調査結果に従って、所定時間の時間監視
    を行なう監視手段と、 前記時間監視の結果を表示する表示手段とを有すること
    を特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記第1記憶手段にプ
    リントデータが存在しないときには電源投入時点からの
    積算消費電力を表示することを特徴とする請求項1に記
    載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記監視手段による所定時間の時間監視
    後、前記第2記憶手段に格納された画像データを前記画
    像形成手段に転送する転送手段と、 該転送後、前記第2記憶手段に格納された画像データを
    クリアするよう制御する記憶制御手段とをさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段はLCDを含むことを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記監視手段は、前記第1記憶手段にプ
    リントデータが存在せず、前記第2記憶手段に画像デー
    タが存在するという事象が発生したときに、時間監視を
    行なうことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装
    置。
  6. 【請求項6】 前記監視手段は、 前記事象の発生からの経過時間を測定する測定手段と、 前記経過時間と前記所定時間とを比較する比較手段とを
    有することを特徴とする請求項5に記載のプリンタ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、前記所定時間が経過す
    るまでの残り時間を表示することを特徴とする請求項6
    に記載のプリンタ装置。
  8. 【請求項8】 前記残り時間は秒単位で表示されること
    を特徴とする請求項7に記載のプリンタ装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体切れや前記第1及び第2記憶手
    段の空き領域の枯渇を含む正常なプリント動作を妨げる
    事象の発生を検出する検出手段と、 前記事象の発生回数を計数する計数手段と、 前記発生回数を格納する第3記憶手段と、 前記発生回数に従って、前記表示手段に、前記事象の発
    生を通知する第1メッセージ、或いは、前記事象の発生
    に対処する情報を含んだ第2メッセージを表示させるよ
    う制御する表示制御手段とをさらに有することを特徴と
    する請求項1に記載のプリンタ装置。
  10. 【請求項10】 前記表示制御手段は、所定の閾値と前
    記発生回数とを比較し、前記発生回数が前記所定の閾値
    以下の場合、前記第2メッセージを表示するよう制御す
    ることを特徴とする請求項9に記載のプリンタ装置。
  11. 【請求項11】 前記所定の閾値は変更可能であること
    を特徴とする請求項10に記載のプリンタ装置。
  12. 【請求項12】 前記表示制御手段は、前記事象の発生
    が所定回数の整数倍になる毎に、前記第2メッセージを
    表示するよう制御することを特徴とする請求項9に記載
    のプリンタ装置。
  13. 【請求項13】 前記表示手段に表示される情報を前記
    ホストに送信する送信手段をさらに有することを特徴と
    する請求項1に記載のプリンタ装置。
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