JP2010020150A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧が低下した場合に、電源に異常があるかどうか判別し、異常がある場合に警告表示をする。
【解決手段】前記画像形成装置に入力される電源の電圧を測定する電源電圧測定手段と、前記複数のユニットを単独で通電した時の電源電圧降下量を前記電源電圧測定手段により測定するユニット別電源電圧降下量測定手段と、前記ユニット別電源電圧降下量測定手段で測定した前記複数のユニットの個別の電圧降下量を記憶したテーブルと、前記画像形成装置に関する情報を表示する表示手段と、前記画像形成装置を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記テーブルに記憶されている前記複数のユニットの個別の電圧降下量のうち、通電中のユニットに対応する電圧降下量の合計値に基づいて電源電圧降下量の閾値を決定し、電源電圧測定装置により測定した電源の電圧降下量が、閾値より大きくなった場合に、電源異常と判別し表示手段により警告表示を行う。
【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にその電源異常の判別に関するものである。
近年、画像形成装置のカラー化や高速化に伴い、装置の消費電力は電源負荷容量に対してほぼ使い切る状態が続いている。特に電子写真方式の画像形成装置においては、定着器や駆動モータ等に大きな電力を供給する必要がある。
一方、小規模なオフィスやSOHO等では電源負荷容量が十分でない場合や、商用電源の同じ電源ラインのコンセントに複数の機器を接続する必要がある場合が多い。電源容量が不足する場合、画像形成装置に入力される電源入力電圧が低下してしまう。電源入力電圧が装置の駆動可能電圧を下回った場合、駆動ユニットモータの搬送不良によるジャムや、装置の誤動作によるエラー誤検知等、装置の使用に支障をきたすようなトラブルが発生する可能性が高くなる。このため、電源容量の改善やコンセントのつなぎ方の変更等の処置を速やかに行う必要があった。
そして、画像形成装置の電源入力電圧の降下を監視する例は特許文献1ないし3に開示されている。前記特許文献1ないし特許文献3では、電子写真方式の画像形成装置における電源電圧の降下検知に言及しているが、電源電圧の検知手法によって同じ電源ライン上の装置の有無を判別するものではない。
また、画像形成装置以外では、特許文献4および特許文献5で電源電圧の降下について言及している。
特許文献4では、車両電源の電圧降下を判別する手段について言及しているが、電圧の落ち込み波形をモニターしているのみで、電圧落ち込み要因にまで言及していない。また、特許文献5では、マイコンがコンパレータで電圧降下を検知して停電モードに移行する手段について言及しているが、装置自身の動作による電圧落ち込みを考慮するものではない。
特開2006−293212号公報 特開平09−190129号公報 特開2004−226888号公報 特開平08−114530号公報 特開平10−17156号公報
ところが画像形成装置内で電源入力電圧を監視する場合、画像形成装置自身のユニット動作による電源電圧の降下と商用電源の容量不足による電源電圧の降下の区別がつきにくいという問題がある。すなわち、画像形成装置、とりわけ電子写真方式における画像形成装置は、定着器やステッピングモータ等の比較的大きな電力を消費するユニットで構成されているため、前記ユニットの駆動時には自身の電力消費により画像形成装置自体の電源電圧が低下してしまう。そのため電源電圧の降下の要因分析を正しく行うことができず、商用電源の状態を判別することが困難となる要因となっていた。前記特許文献1ないし特許文献5の開示技術ではその意味での電源の異常状態を判別することができない。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、電源電圧が低下した場合に、電源に異常があるかどうか判別し、異常がある場合に警告表示をする画像形成装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するため、本発明では、画像形成装置を次の(1)のとおりに構成する。
(1)電力を消費する複数のユニットを備えた画像形成装置であって、
前記画像形成装置に入力される電源の電圧を測定する電源電圧測定手段と、
前記複数のユニットのそれぞれを単独で通電した時の電源電圧降下量を前記電源電圧測定手段により測定するユニット別電源電圧降下量測定手段と、
前記ユニット別電源電圧降下量測定手段で測定した前記複数のユニットの個別の電圧降下量を記憶したテーブルと、
前記画像形成装置に関する情報を表示する表示手段と、
前記画像形成装置を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記テーブルに記憶されている前記複数のユニットの個別の電圧降下量のうち、通電中のユニットに対応する電圧降下量の合計値に基づいて電源電圧降下量の閾値を決定し、前記電源電圧測定装置により測定した前記電源の電圧降下量が、前記閾値より大きくなった場合に、電源異常と判別し前記表示手段により警告表示を行うことを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、電源電圧が低下した場合に、電源に異常があるかどうか判別し、異常がある場合に警告表示することができる。
本発明を実施するための最良の形態を、画像形成装置の実施形態の例により詳しく説明する。
(実施形態1)
図1に、実施形態1の画像形成装置の概略構成を示す。
101は電子写真方式のカラープリンタユニットであり、カラーモードおよびモノクロモードにて毎分70枚の連続印刷が可能になっている。102は原稿読取装置であり、プリンタユニット101と同期してコピー機能を実現している。104は画像形成装置を駆動する商用電源の電源コンセントである。105は電源ユニットであり、電源コンセント104から供給された電力を画像形成装置の各制御ユニットに分配している。106は電圧センサ(請求項でいう、電源電圧測定手段に相当)である。107は後述するコントローラユニットであり、プリンタユニット101を制御している。電圧センサ106は電源コンセント104から供給される電源電圧を測定するセンサであり、電圧センサ106が検知した電圧はコントローラユニット107によりモニターされる。
図2は、コントローラユニット107の構成を表したブロック図である。201はCPUである。202はROMである(ROMのメモリ内容については図3で詳述する)。203はRAM(RAMのメモリ内容については図3で詳述する)である。CPU201はROM202に格納されたプログラムを実行することによりプリンタユニット101を制御する。204は通信ドライバである。コントローラユニット107は、通信ドライバ204を通じて原稿読取装置102と通信して、制御情報や動作タイミングをやり取りしている。205はA/D変換器であり、電圧センサ106で測定した電源電圧値をCPU201が解読可能なデジタル値に変換する。206はプリンタユニット101を構成するモータ(不図示)を駆動するためのモータドライバである。また、207はプリンタユニット101が電子写真方式で画像形成するための高圧出力装置(不図示)を制御する高圧ドライバである。また、208は画像形成装置に付随する、ユーザーが画像形成モード等を入力したり、各種情報を表示するための液晶操作パネル110を制御する液晶操作パネルコントローラである。また、209はプリンタユニット101が転写シート上のトナー像を定着する定着器のための定着器ドライバである。
図3にて、ROM202のメモリ内容およびRAM203のメモリ内容について詳説する。301〜302はROM202の内容を表している。301はプログラムが格納されている領域である。302はデータテーブルであり、プリンタユニット101を制御するために必要なモータの駆動速度や高圧の出力レベル値等のデータが格納されている領域である。
303〜308はRAM203の内容を表している。303はスタック領域であり、プログラム実行時にCPU201が使用する。304は変数領域であり、プログラム301の実行時の演算、データの一次格納、およびプリンタユニット101の個別調整設定値等を格納する。305は電圧モニターサンプリングテーブルであり、10個のデータ配列より構成されている。306は電圧モニター平均データを格納する領域である。305および306については図5で詳説する。
307は、図4で詳説するプリンタユニット101内の各駆動負荷および原稿読取装置102の駆動状態を記憶する、ユニット別駆動ステータステーブルである。各ユニットの駆動状態は、CPU201が各ユニットを駆動制御した時の状態遷移や、各ユニットの駆動ドライバの状態を元に作成する。308は、図5で詳説するユニット別電圧降下量を記憶するテーブルである。
図4は、ユニット別駆動ステータステーブルのデータ構成について説明した図である。411〜420はそれぞれ401〜410で表した駆動ユニットのステータス(駆動状態)が格納されている。ステータスの値が0である時はその駆動ユニットが停止中であることを表わす。ステータスの値が1である時はその駆動ユニットが駆動中を表している。図4では、定着器、定着モータ、ドラムモータ、ポリゴンモータ、高圧ユニットがそれぞれ駆動中であり、給紙モータ、レジ前モータ、レジモータ、排紙モータ、原稿読み取り装置が停止中であることを示している。ここで、各駆動ユニットのステータスはCPU201による駆動もしくは停止処理を元に更新する場合(402〜410)と、図2で説明した各駆動ドライバやユニットのステータス情報を元に更新する場合(401)がある。定着器401に関しては、CPU201による制御状態に拘わらずフリッカ対策等で定着器ドライバがヒータの駆動をマスクする場合があり、CPU201の制御している駆動状態と一致しない場合がある。このため、定着器ドライバからのヒータ駆動状態情報を元に判断することがふさわしい。
図5は、各ユニットを単独で駆動した時の電源電圧の降下量測定結果を格納するテーブルについて説明した図である。501〜510は、図4で説明したユニット401〜410をそれぞれ単独で駆動した時の電源電圧降下量を測定して格納する。電圧降下測定方法については図7および図8で後述する。
図6は、電源電圧サンプリングおよび平均化処理について説明したフローチャート601であり、CPU201により実行される。電源投入後、CPU201は、ステップ602(以下、S602のように表示する)でサンプリングカウンタiをゼロに初期化する。CPU201は、A/D変換器205を通じて電圧センサ106により検出した電源電圧をテーブル306のVmoniSmpl[i]に格納する(S603)。そしてCPU201は、テーブル306に格納された複数の電源電圧のデータを平均化し、VmoniAve(306)に格納する(S604)。CPU201は、カウンタiを1つインクリメントし(S605)、iが10以上になったか否かを判断し(S606)、10以上になればS602へ戻ってゼロリセットする。本実施形態では平均化処理を100msecインターバルで常時実施している。そのためCPU201はVmoniAveを参照することにより、常に最新の電源電圧レベルを知ることができる。
図7は、図5で説明したユニット別電源電圧降下量を初期測定する時(請求項でいう、画像形成動作中以外のタイミングに相当)のタイミングチャートについて示した図である。画像形成装置は、電圧降下量モニターモードに入ると各ユニットを順番に単独で所定時間通電させて駆動し(請求項でいう、前記複数のユニットのそれぞれを単独で通電した時に相当)、駆動中の電源電圧をサンプリングする。このサンプリングは、CPU201が電圧センサ106の出力をA/D変換器205を介して取得することにより行われる。そして、CPU201は、VmoniAveからサンプリングした値を減算することにより電源電圧の降下量を求める。即ち、CPU201は請求項でいう、ユニット別電源電圧降下量測定手段として機能する。複数のユニットを同時に駆動しないことにより、各ユニット別の電源電圧降下量への影響を知ることができる。
図8は、図5で図示したユニット別電源電圧降下量の初期測定モードを詳説したフローチャートである。このフローチャートはCPU201により実行される。まず、CPU201は、S801ではユニットを示す変数jをゼロに初期化する。CPU201は、S802で、変数jに対応したユニットに単独で通電する。最初はj=0なので、CPU201は、j=0に対応する定着器をオンにする。その後CPU201は、S803で、ユニットの動作の立ち上がりを500msec待つ。CPU201は、S804で、電源定格電圧の100Vから図6で図示した電源電圧のサンプリング値VmonAveを引き算した電源電圧降下値を求め、ユニット別電圧降下量記憶テーブルUnitVoltDownTable[j]に記憶する。CPU201は、S805で駆動中のユニットへの通電を停止し、S806でユニットの動作の停止完了を500msec待つ。そして、CPU201は、S807で変数jを1つインクリメントし、S808で変数jが最終測定対象のユニットに対応した9より大きいか否かを判断する。変数jが9より大きくなければ、以降j=1に対応する定着モータからj=9に対応する原稿読取装置の電圧降下値の計測を順番に繰り返す。
なお、本実施形態ではユニットの立ち上がり待ちと駆動停止待ちで500msecを設定しているが、駆動ユニットの種類により待ち時間を変えても何ら問題がない。また、本実施形態では電源定格電圧が100Vと設定したが、海外など電圧仕様の異なる環境では100Vを電圧仕様に応じた電圧値に置き換えても何ら問題ないことは自明である。
図9は、本実施形態の画像形成装置におけるユニット別電源電圧降下量の初期測定モードを行う時の操作パネルの画面を示す図である。図示画面は、工場における画像形成装置の出荷前の工程でユニット別電源電圧降下量を入力するための工場調整用画面である。スタートキー902をオンすると、図7および図8で説明したユニット別電源電圧降下量の初期測定モードを実行する。測定の中断および初期測定モードから抜けたい時はリセットキー903を押下すればよい。測定は電源容量の安定した工場で行うため、商用電源側の問題による電圧降下分を抜きにした電圧降下値を測定することができる。
図10は、本実施形態の画像形成装置における、電源電圧降下検知処理を示すフローチャートである。このフローチャートはCPU201により実行される。CPU201は、ユニットを示す変数jをゼロに初期化し、なおかつユニット別電圧降下量の合計を演算するための変数VoltDownSumをゼロに初期化する(S1001)。CPU201は、変数jに対応するユニットが現在駆動中か否かを判断する(S1002)。最初はj=0なのでCPU201は、定着器が駆動中か否かを判断する。駆動中であれば、CPU201は、変数VoltDownSumに、ユニット駆動中に降下するはずのユニット別電圧降下値を示す記憶テーブルUnitVoltDownTable[j]の値を加算する(S1003)。その後、CPU201は、変数jを1つインクリメント(S1004)し、変数jが最終測定対象のユニットに対応した9より大きいか否かを判断する(S1005)。変数jが9より大きくなければ、CPU201は、未測定のユニットの測定が終了するまでS1002からS1004までを繰り返す。全てのユニットの状態に応じたユニット別電圧降下量の合計値を積算した値VoltDownSumが予想電源電圧降下量に相当する。この予想電源電圧降下量は請求項でいう、「通電中のユニットに対応する電圧降下量の合計値」に相当する。CPU201は、実際の電源電圧降下量をVmonAveに基づいて求めて(100−VmonAve)、予想電源電圧降下量VoltDownSumと比較する(S1006)。VoltDownSumが実際の降下量(100−VmonAve)を5ボルト以上下回っている場合は、CPU201は、画像形成装置自身以外の影響による電源電圧降下がある、すなわち電源異常があると判別して、現在画像形成中か否かを判断し(S1007)、画像形成中であれば画像形成を中断し(S1008)、図11で図示するように操作部液晶パネルに警告画面を表示させる(S1009)。その後S1010で、CPU201は1秒待ち、S1001へ戻り処理を繰り返す。即ち、本検知処理は、1秒単位で常時処理されているため、突然の電源電圧降下でも検知することが可能である。
なお前記5ボルトは、電源異常を誤って判定しないようにするためのマージン(余裕)であり、5ボルトに限らず、実際の電源異常の判定の精度などを考慮した適宜の値とすることができる。この予想電源電圧降下量にこのマージンを加算した値を決めることが、請求項でいう、「通電中のユニットに対応する電圧降下量の合計値に所定値を加算した値を前記閾値として決定する」に相当する。
図4で示した各駆動ユニットの駆動状況での予想電圧降下量を図12に示す。以下に図12を元にして、図10における電源電圧降下フローチャートでの演算ルーチン例を示す。図4の場合、定着器および定着モータおよびドラムモータおよびポリゴンモータおよび高圧ユニットが駆動中である。前記各ユニットが駆動中での各ユニットの電圧降下量は、図5に示すように、それぞれ7V、0.2V、0.5V,0.4V、0.5Vであり、S1006では、VoltDownSumは7+0.2+0.5+0.4+0.5=8.6Vとなる。そこで、電源電圧VmoniAveの定格電圧100Vよりの降下量100−VmoniAveが8.6+5(マージン)=13.6Vよりも大きければ画像形成装置自身以外の影響による電源電圧降下と判断できるため、S1009で警告が表示される。図12ではタイミング1201でVmoniAveが82Vまで降下しており、100−VmoniAve=18VであるためCPU201は警告を操作パネルへ出す。
図11は、図10で電源電圧の異常を検知した場合の操作パネル110の表示画面である。メッセージ1101では、電源電圧の異常が発生したため商用電源の接続等の確認を促すメッセージを表示する。キー1102を押下すると操作者は画像形成装置を安全にシャットオフでき、電源コンセントを抜くことができる。また急ぎの場合キャンセルキー1103を押下すると印刷ジョブを継続することができるが、電源異常が原因のジャムやエラー誤検知等が発生する可能性がある。
以上説明したように、本実施形態によれば、電源電圧が低下した場合に、電源に異常があるか判別し、異常がある場合に警告表示することができる。
(実施形態2)
実施形態2の画像形成装置について説明する。本実施形態は、図7で説明したユニット別電源電圧降下量の初期測定モードを、操作者の設置環境(請求項でいう、出荷後の設置環境に相当)で行う例である。本実施形態では操作者の設置環境では予め商用電源の電源容量が十分ではない場合があり、ユニット別電源電圧降下量の初期測定値が商用電源の電圧降下分を含んでいる可能性がある。従って本実施形態では、ユニット別電源電圧降下量の初期測定を予め決められたスケジュール(例:毎日12時39分に定時測定)で実施し、その平均値をユニット別電源電圧降下量の初期測定値とする。操作者の設置環境で初期測定することにより、画像形成装置の設置後にオプション装置を追加した場合等のシステムアップグレード時にもユニット別電源電圧降下量の初期測定値を更新することが可能になる。
本実施形態では、実施形態1における図1〜図8、および図10、図11に示す構成、処理等には、変わりがないので、これらの図およびその説明を援用する。
以上説明したように。本実施形態によれば、オプション装置を追加した場合等のシステムアップグレード時にもユニット別電源電圧降下量の初期測定値を更新することが可能になり、より正確な電源異常の判定ができる。
実施形態1の画像形成装置の概略構成を示す図 コントローラユニットの構成を示すブロック図 ROMおよびRAMのメモリ内容を示す図 ユニット別駆動ステータステーブルのデータ構成を示す図 各ユニットを個別に駆動した場合の電源電圧の降下量測定結果を格納するテーブルの内容を示す図 電源電圧サンプリングおよび平均化処理のフローチャート ユニット別電源電圧降下量を初期測定する時のタイミングチャート ユニット別電源電圧降下量の初期測定処理を示すフローチャート 工場でユニット別電源電圧降下量の初期測定を行う時の操作パネル画面を示す図 電源の異常を判別する処理を示すフローチャート 電源の異常を判別した時の操作パネルの表示画面を示す図 電源の異常を判別するタイミングチャート
符号の説明
106 電圧センサ
1101 メッセージ
201 CPU

Claims (6)

  1. 電力を消費する複数のユニットを備えた画像形成装置であって、
    前記画像形成装置に入力される電源の電圧を測定する電源電圧測定手段と、
    前記複数のユニットのそれぞれを単独で通電した時の電源電圧降下量を前記電源電圧測定手段により測定するユニット別電源電圧降下量測定手段と、
    前記ユニット別電源電圧降下量測定手段で測定した前記複数のユニットの個別の電圧降下量を記憶したテーブルと、
    前記画像形成装置に関する情報を表示する表示手段と、
    前記画像形成装置を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記テーブルに記憶されている前記複数のユニットの個別の電圧降下量のうち、通電中のユニットに対応する電圧降下量の合計値に基づいて電源電圧降下量の閾値を決定し、前記電源電圧測定手段により測定した前記電源の電圧降下量が、前記閾値より大きくなった場合に、電源異常と判別し前記表示手段により警告表示を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記ユニット別電源電圧降下量測定手段を、画像形成動作中以外のタイミングで動作させ、測定した前記複数のユニットの個別の電圧降下量を前記テーブルに記憶することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記ユニット別電源電圧降下量測定手段を、前記画像形成装置の出荷前の工程で動作させ、測定した前記複数のユニットの個別の電圧降下量を前記テーブルに記憶することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像形成装置において、
    前記ユニット別電源電圧降下量測定手段を、前記画像形成装置の出荷後の設置環境で動作させ、測定した前記複数のユニットの個別の電圧降下量を前記テーブルに記憶することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記表示手段に警告表示を行う際に、画像形成中であれば画像形成動作を中断することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、通電中のユニットに対応する電圧降下量の合計値に所定値を加算した値を前記閾値として決定することを特徴とする画像形成装置。
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