JP2009054105A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モード移行直後に省電力モードが解除された場合であっても情報処理装置を正常に動作させること。
【解決手段】第1の条件を満たした場合に、第1の電力低下手段は、第1の動作モードよりも消費電力が少ない第2の動作モードに移行させるために電源からモジュールへの電力供給を低下させる。その後、予め定められた第2の条件を満たした場合に、第2の電力低下手段は、第2の動作モードよりも消費電力が少ない第3の動作モードに移行させるために電源から制御手段への電力供給を低下させる。その後、第1の動作モードに移行する条件として定められた第3の条件と第4の条件とをともに満たした場合に、第1の電力供給手段は、第2の電力低下手段による低下前の電力を電源から制御手段へ供給させる。その後、第2の電力供給手段は、第1の電力低下手段による低下前の電力を電源からモジュールへ供給させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
画像形成装置の省電力化のための技術が種々提案されている。省電力化を実現するための構成の一例について、スキャナ、プリンタ等のモジュールを備えた画像形成装置の例を用いて説明する。
画像形成装置に対して複写の実行等の指示が継続して入力されない期間が所定値に達した場合、制御部は通常モードから省電力モードへの切り替えを実行する。図5(a)は、各モジュールへ供給される電源の電圧の変化を表す図である。省電力モードに移行する以前は、各モジュールに供給される電源の電圧は所定値(例えば、100V)に維持されている(第1の動作モード)。制御部が省電力モードへの移行を決定すると、モジュールへの電力供給の停止を電源回路に指示し(図中(1))(第2の動作モードへの移行)、続いて制御部へ供給されている電力の電圧を必要最低限まで低下させることを電源回路に指示する(図中(2))(第3の動作モードへの移行)。その後、モジュールの電圧が所定値(例えば、0.1V)以下に低下した状態を経て画像形成装置に新たな指示が入力されると、制御部は省電力モードの解除を決定し(図中(3))(第3の動作モードの解除)、制御部自身へ供給される電力の電圧を元に戻し、モジュールへの電力供給を再開させる(第2の動作モードの解除)。モジュールへ供給される電力の電圧が100Vに復帰すると(図中(4))、モジュールが再起動され、入力された指示に応じた動作を開始する。
このように省電力モードに2つのモード(第2の動作モードおよび第3の動作モード)を備えているのは、次の理由による。
第2の動作モードすなわち制御部への電力供給を通常モードと同じくするモードを備えることにより、省電力モードからの復帰時間を短くすることが可能となり、さらに、第3の動作モードすなわち制御部の電力供給を低下させるモードを備えることにより、第2の動作モードより消費電力を低下させ、更なる省電力効果を奏することが可能となるからである。
ところで、上記の構成においては、供給される電力の電圧が所定値以下である状態を経ることがモジュールの再起動の条件となっているが、モジュールへ供給されている電力の電圧は瞬時に低下するのではなく、図示されているように、所定値まで低下するのにある程度の時間を要する。従って、図5(b)に示すように制御部がモジュールへの電力供給を停止した直後に画像形成装置に新たな指示が入力された場合(図中(3))、モジュールの電圧が所定値まで低下しないうちに電力供給が再開されてしまい(図中(3) 〜(4))、モジュールの再起動が行われないという事態が起こり得る。この場合に、省電力モードの解除によりモジュールが再起動されたものとして制御部が制御を開始すると、画像形成装置が正常に動作できなくなるおそれがある。
このような事態を回避するために、例えば、再起動の指示を表す信号(再起動信号)を制御部がモジュールに供給することによってモジュールを強制的に再起動させる構成が知られている。しかし、この構成では、制御部がモジュールに再起動信号を供給するための回路、および各モジュールが再起動信号を受信するための回路が必要となり、構成が複雑になってしまう。
省電力モード解除の際のデバイスの初期化に関する技術の一例として、例えば特許文献1で提案されたパワーオンリセット回路は、省電力モード指示の終了タイミングを遅延させる省電力モード立ち下がり遅延回路と、省電力モード立ち下がり遅延回路からの遅延された省電力モード指示が入力されている間は、エッジ信号生成回路でエッジ信号が生成されても出力しないOR論理のリセット出力抑止回路とを備えたことによって、フラッシュROMが省電力モードから復帰する際に、不要なパワーオンリセット信号を発生させないように構成されている。
特開2003−304146号公報
本発明は、省電力モード移行直後に省電力モードが解除された場合であっても情報処理装置を正常に動作させることのできる技術を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、機能毎にモジュール化されたモジュールと、前記モジュールに関する情報を保持し、該情報を用いて前記モジュールの動作を制御する制御手段と、前記モジュールおよび前記制御手段に電力を供給する電源と、通常モードである第1の動作モードの期間内に、予め定められた第1の条件を満たした場合に、前記第1の動作モードよりも消費電力が少ない第2の動作モードに移行させるために前記電源から前記モジュールへの電力供給を低下させる第1の電力低下手段と、前記第1の電力低下手段により前記モジュールへの電力供給を低下させた後、予め定められた第2の条件を満たした場合に、前記第2の動作モードよりも消費電力が少ない第3の動作モードに移行させるために前記電源から前記制御手段への電力供給を低下させる第2の電力低下手段と、前記第2の電力低下手段により前記制御手段への電力供給を低下させた後、前記第1の動作モードに移行する条件として定められた第3の条件と第4の条件とをともに満たした場合に、前記第2の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記制御手段へ供給させる第1の電力供給手段と、前記第1の電力供給手段が電力供給を開始した後、前記第1の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記モジュールへ供給させる第2の電力供給手段とを有することを特徴とする情報処理装置を提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記第1の電力低下手段が前記モジュールへの電力供給を低下させてから、前記モジュールの電源電圧が所定値まで低下するのに要する時間に達したことを前記第3の条件とすることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2のうちいずれか1項に記載の情報処理装置において、前記第1の電力低下手段が前記モジュールへの電力供給を低下させてから、前記各モジュールの電源電圧が所定値まで低下するのに要する時間の機差ばらつきのうち最大値に達したことを前記第3の条件とすることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、機能毎にモジュール化されたモジュールと、前記モジュールに関する情報を保持し、該情報を用いて前記モジュールの動作を制御する制御手段と、前記モジュールおよび前記制御手段に電力を供給する電源とを備えた装置に搭載されたコンピュータを、通常モードである第1の動作モードの期間内に、予め定められた第1の条件を満たした場合に、前記第1の動作モードよりも消費電力が少ない第2の動作モードに移行させるために前記電源から前記モジュールへの電力供給を低下させる第1の電力低下手段と、前記第1の電力低下手段により前記モジュールへの電力供給を低下させた後、予め定められた第2の条件を満たした場合に、前記第2の動作モードよりも消費電力が少ない第3の動作モードに移行させるために前記電源から前記制御手段への電力供給を低下させる第2の電力低下手段と、前記第2の電力低下手段により前記制御手段への電力供給を低下させた後、前記第1の動作モードに移行する条件として定められた第3の条件と第4の条件とをともに満たした場合に、前記第2の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記制御手段へ供給させる第1の電力供給手段と、前記第1の電力供給手段が電力供給を開始した後、前記第1の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記モジュールへ供給させる第2の電力供給手段として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項1および4に記載の発明によれば、省電力モード移行直後に省電力モードが解除された場合であっても情報処理装置を正常に動作させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の情報処理装置において、情報処理装置を容易に制御することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の情報処理装置において、複数のモジュールを備えた情報処理装置を容易に制御することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、本発明を複写機の機能を有する画像形成装置に適用したものである。
まず、画像形成装置1のハードウェア構成について概略的に説明する。図1は、画像形成装置1のハードウェア構成を示す図である。
制御部4は、CPU(Central Processing Unit)44、ROM(Read Only Memory)45、RAM(Random Access Memory)46を有する。記憶部5は、例えばハードディスク装置であり、OS(Operating System)等のプログラムが記憶されている。ROM45にはIPL(Initial Program Loader)が記憶されており、画像形成装置1に電源が投入されるとCPU44がIPLを実行し、これによってOSが記憶部5から読み出される。そして、CPU44がOSを実行することによって画像形成装置1各部の制御が行われる。RAM46は、CPU44が各種プログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。
発振回路49は、システムクロック信号SYSCLKを発振し、画像形成装置1の各部に供給する。システムクロック信号SYSCLKは、画像形成装置1の各構成要素間のデータ伝送の動作周波数を定める信号である。また、発振回路はシステムクロック信号SYSCLKの整数倍または半整数倍(2分の1の整数倍)の動作周波数を有する内部クロック信号CLKを発振し、CPU44に供給する。
指示受付部41は、液晶表示画面を有する表示部39、スタート、ストップ、リセットの各キーとテンキー等からなるキー入力部40からなり、ユーザは指示受付部41を介して画像形成装置1に指示を入力することができる。指示受付部41によって受け付けられた指示はCPU44に送られ、CPU44は送られてきた指示に従って画像形成装置1を制御する。
通信I/F(Interface)48は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(図示省略)に接続されており、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルに従って、画像形成装置1と他の装置との通信を仲介する。
画像入力部12は、原稿を光学的に読み取って原稿の画像を表す画像信号を出力する。具体的には、プラテンガラス2上に載せられた原稿に対して光源13が光を照射し、この反射光が光学系3を介して受光部17により受光される。受光部17は反射光を画像信号に変換し、画像処理部18に出力する。
画像処理部18は、画像入力部12から出力された画像信号に対して画像処理を施す。具体的には、画像処理部18は、画像信号をY(Yellow)色、M(Magenta)色、C(Cyan)色、K(Black)色の画像を表す画像データに変換し、画像処理、例えば色変換、拡大/縮小、地肌除去、2値化等の処理を施す。そして、画像処理部18は、これらの処理を施した画像データを画像出力部6に出力する。
画像出力部6は、画像形成エンジン7Y、7M、7C、7K、転写ベルト8等からなる。画像形成エンジン7Yは、感光体ドラム20Yの周囲に、帯電装置21Y、露光装置19Y、現像装置22Y、転写装置25Y等を設けて構成されている。画像形成エンジン7M、7C、7Kについても同様である。画像形成エンジン7Y、7M、7C、7Kは、画像処理部18から出力された画像データに基づいて、電子写真方式によりそれぞれY色、M色、C色、K色のトナー像を転写ベルト8の表面に重ねて形成する。転写ベルト8上のトナー像は、媒体供給部9から送り出された記録媒体10に転写され、トナー像の転写された記録媒体10が媒体排出部32に排出される。
以下の説明では、上記の画像入力部12、画像処理部18、画像出力部6および記憶部5をモジュール80と呼ぶ。すなわち、各モジュール80は、機能毎に分けられた構成要素である。図2は、制御部4と各モジュール80との接続を表す図である。各モジュール80は、規格化されたインターフェース(図示省略)を介して制御部4と接続されており、制御部4から与えられた指示に従って動作する。
さて、画像形成装置1は、2つの動作モードのいずれかで動作するように構成されている。ここで、2つの動作モードについて説明する。
第1の動作モードは、画像形成装置1の各部を動作させるための電力を継続して各部に供給する動作モードである。画像形成装置1に電源が投入されると、画像形成装置1は第1の動作モードで動作を開始する。第1の動作モードにおいて、画像形成装置は、備えられているすべての機能を実現可能な状態になっている。
一方、第2の動作モードは、いわゆる省電力モードであり、第1の動作モードよりも画像形成装置1による電力の消費を抑制するモードである。第2の動作モードの期間内に、CPU44は、各モジュール80に対する電力供給を停止し、制御部4へ供給される電力の電圧を必要最低限の電圧まで低下させる。
動作モードの切り替えは、以下のように行われる。
第1の動作モードの期間内に、CPU44は、画像形成装置1の各部の状態を監視し、各部の状態が所定の条件を満たした場合に動作モードを第2の動作モードに切り替える。例えば、第1の動作モードの期間内に、(A)指示受付部41への指示の入力が継続して行われない期間が所定値に達したこと、(B)通信I/F48によるデータの受信が継続して行われない期間が所定値に達したこと、の両方が満たされた場合に、CPU44は第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えを行う。なお、上記の条件は一例であり、他の条件を用いてもよい。
一方、第2の動作モードの期間内に、CPU44は、画像形成装置1の各部の状態を監視し、各部の状態が所定の条件を満たした場合に動作モードを第1の動作モードに切り替える。例えば、第2の動作モードの期間内に、(C)指示受付部41への指示の入力、(D)通信I/F48によるデータの受信、のいずれかが行われた場合に、CPU44は第2の動作モードから第1の動作モードへの切り替えを行う。なお、上記の条件は一例であり、他の条件を用いてもよい。
図3は、各モジュール80への電力供給の仕組みを表す図である。画像形成装置1には電源回路90(図1では省略)が設けられている。電源回路90は、電力線(図示省略)から供給される電力の電圧をモジュール80毎に予め定められた電圧に変圧し、CPU44から与えられた指示に従って各モジュール80に供給する。
各モジュール80にはCPU81と再起動回路82が設けられている。CPU81は当該モジュールの動作を制御する。再起動回路82は、電源回路90から供給される電力の電圧に応じて当該モジュールを再起動するか否かを判断する。具体的には、供給される電力の電圧が所定値(例えば、0.lV)以下である状態を経て電力供給(例えば、100V)が再開された場合に、再起動回路82はモジュール80の再起動を行うことを表す信号(再起動信号)をCPU81に送る。再起動信号を受け取ったCPU81は、モジュール80を構成するハードウェアの設定を初期化し、モジュール80の動作を開始させる。
さて、前述のとおり、モジュール80に供給される電力の電圧が省電力モード移行前の100Vから所定値0.1Vまで低下するのにはある程度の時間を要する。以下の説明では、この時間を「低下所要時間」と呼ぶ。この低下所要時間は、モジュール80の構成に依存して定まる値であり、また、構成が同一であっても機差ばらつきが生じることもある。ROM45には各モジュール80の低下所要時間のうち最大の値(以下、「最大所要時間」と呼ぶ)が予め記憶されている。CPU44は、省電力モード移行を決定した場合に、ROM45から最大所要時間を読み出し、読み出された値に基づいて省電力モード移行のための処理を行う。
次に、省電力モードへの移行および解除の動作について説明する。図4は、通常モードから省電力モードへの移行の条件、すなわち、第1の動作モードから第2の動作モード等への切り替えの条件が満たされた場合に画像形成装置1が実行する処理のフローを表す図である。前述のとおり、第1の動作モードの期間内に、(A)指示受付部41への指示の入力が継続して行われない期間が所定値に達したこと、(B)通信I/F48によるデータの受信が継続して行われない期間が所定値に達したこと、の両方が満たされた場合に、CPU44は第1の動作モードから第2の動作モードへの切り替えを行う。また、図6は、この処理に伴って生じる各モジュール80へ供給される電力の電圧の変化を表す図である。
まず、ステップA01では、CPU44は、各モジュール80への電力供給の停止を電源回路90に指示する(図6の(1))。すると、電源回路90は、各モジュール80への電力供給を停止する(第2の動作モード)。また、CPU44は、各モジュール80への電力供給の停止を電源回路90に指示した時点から、内部クロックCLKのクロック数Sのカウントを開始する。また、CPU44は、ROM45から最大所要時間を読み出し、読み出された最大所要時間を内部クロックCLKのクロック数に換算し、得られた換算値を閾値Tとして保持する。
ステップA02では、CPU44は、省電力モードを解除するか否かを判断する。具体的には、CPU44は、省電力モード解除の条件、すなわち、第2の動作モードから第1の動作モードへの切り替えの条件が満たされたか否かを判定する。前述のとおり、第2の動作モードの期間内に、(C)指示受付部41への指示の入力、(D)通信I/F48によるデータの受信、のいずれかが行われた場合に、CPU44は第2の動作モードから第1の動作モードへの切り替えを行う。この条件を満たしていない場合(ステップA02:NO)には、ステップA03の処理に進む。この条件を満たしている場合(ステップA02:YES)には、ステップA08の処理に進む。
ステップA03では、CPU44は、ステップA01でカウント開始したクロック数Sが閾値Tに達したか否かを判定する。クロック数Sが閾値Tに達した場合(ステップA03:YES)には、ステップA05の処理に進む。クロック数Sが閾値Tに達していない場合(ステップA03:NO)には、ステップA04の処理に進む。
ステップA04では、CPU44は、省電力モードを解除するか否かを判断する。具体的には、ステップA02と同様に、省電力モード解除の条件が満たされたか否かを判断する。省電力モードを解除しない場合(ステップA04:NO)には、ステップA03の処理に戻る。省電力モードを解除する場合(ステップA04:YES)には、ステップA08の処理に進む。
ステップA05では、CPU44は、制御部4に供給する電力の電圧を最低限の電圧まで低下させることを電源回路90に指示する(図6の(2))(第3の動作モード)。すると、電源回路90は、RAM46が記憶内容を保持するのに必要な電圧の電力のみ供給し、CPU44とROM45への電力供給を停止する。RAM46には、RAM46が記憶内容を保持するのに必要な電圧の電力が供給されているから、RAM46は各モジュール80に関する設定内容を保持し続ける。
なお、ステップA05に進んだ時点で、クロック数Sは閾値Tに達しており、モジュール80に供給される電力の電圧が0.1V以下に低下している。従って、この時点で、モジュール80への電力供給が再開された場合に再起動回路82が再起動信号を発するための条件を満たしている。
ステップA06では、省電力モード解除の条件が満たされたか否かを電源回路90が判定し、条件が満たされた場合(ステップA06:YES)にはステップA07の処理に進む。具体的には、第2の動作モードの期間内に指示受付部41への指示の入力が行われた場合に、指示受付部41が省電力モード解除を表す解除信号を電源回路90に送信する。また、第2の動作モードの期間内に通信I/F48によるデータの受信が行われた場合に、通信I/F48が省電力モード解除を表す解除信号を電源回路90に送信する。電源回路90は、解除信号の受信の有無を監視しており、解除信号が受信されたならばステップA07の処理に進む。
ステップA07では、電源回路90が制御部4に供給する電力の電圧を省電力モード移行前の値に復帰させる。具体的には、CPU44とROM45に対する電力供給を再開し、RAM46に供給する電力の電圧を省電力モード移行前の電圧に戻す。これによって、制御部4が動作を開始する(第3の動作モードの解除)。
ステップA08では、CPU44は、各モジュール80に対する電力供給を再開するように電源回路90に指示を送る(図6の(3))(第2の動作モードの解除)。すると、電源回路90が各モジュール80への電力供給を再開し、各モジュール80に供給される電力の電圧が100Vに復帰する(図6の(4))(第1の動作モード)。このようにして電力供給が再開されると、各モジュール80の再起動回路82は再起動信号をCPU81に送る。再起動信号を受け取ったCPU81は、モジュール80を構成するハードウェアの設定を初期化し、モジュール80の動作を開始させる。一方、CPU44は、カウント数Sが閾値Tに達したことにより、各モジュール80が再起動されたことを認識している。従って、CPU44は、RAM46に保持されている各モジュール80に関する設定内容を初期化した後、各モジュール80に対する制御を再開する。
以上説明した形態に限らず、本発明は種々の形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形した形態でも実施可能である。
<変形例1>
上記の実施形態では省電力モードに移行した場合にステップA05でCPU44への電力供給を停止する例を示したが、CPU44へ供給する電力の電圧を低下させるようにしてもよい。この場合、例えば、指示受付部41または通信I/F48が解除信号を電源回路90ではなくCPU44に送信し、これによってCPU44が省電力モードの解除を決定するようにしてもよい。
<変形例2>
上記の実施形態ではステップA03でカウント数Sと閾値Tとの比較を行う例を示したが、他の条件によって判定を行うようにしてもよい。例えば、各モジュール80に供給される電力の電圧を常時測定し、この電圧値が所定値(実施形態の例では0.1V)まで低下したか否かを判定し、この所定値に達した場合にステップA05の処理に進むようにしてもよい。
<変形例3>
上記の実施形態では各モジュール80がハードウェアで構成されている例を示したが、モジュール80を動作させるためのプログラムを格納したメモリを各モジュール80に備え、CPU81がこのプログラムを実行することによってモジュール80を動作させるようにしてもよい。
<変形例4>
上記の実施形態ではモジュール80として画像入力部12、画像出力部6、画像処理部18、記憶部5を備えた画像形成装置に本発明を適用した例を示したが、複数のモジュール80のうちいずれか一つまたは複数に本発明を適用してもよい。また、モジュール80の数はいくつでもよい。また、上記以外の構成要素をモジュール80として備えていてもよい。例えば、画像出力部6によって画像を形成された記録媒体を複数枚まとめて綴じ込む後処理装置をモジュール80として備えた画像形成措置であってもよい。
また、上記の実施形態では画像形成装置に本発明を適用した例を示したが、画像形成装置以外の装置に本発明を適用してもよい。例えば、互いに異なる規格の記憶媒体への読み出し/書き込み装置をモジュール80として複数備えた情報処理装置に本発明を適用してもよい。
<変形例5>
上記の実施形態では、第2および第3の動作モードにおいて各モジュール80への電力供給を停止する例を示したが、第2および第3の動作モードにおいて各モジュール80への電力供給を所定値まで低下させるようにしてもよい。
<変形例6>
上記の実施形態では画像形成装置1を動作させるためのプログラムが予め記憶部5に記憶されている例を示したが、このプログラムを光磁気ディスク等の記憶媒体に書き込んで頒布し、この記憶媒体から読み取ったプリグラムを記憶部5に書き込むようにしてもよい。また、このプログラムを通信ネットワークを介して受信し、記憶部5に書き込むようにしてもよい。
画像形成装置1のハードウェア構成を示す図である。 制御部4と各モジュール80との接続を表す図である。 各モジュール80への電力供給の仕組みを表す図である。 画像形成装置1が実行する処理のフローを表す図である。 各モジュールへ供給さいる電力の電圧の変化を表す図である。 各モジュール80へ供給される電力の電圧の変化を表す図である。
符号の説明
1…画像形成装置、4…制御部、44…CPU、45…ROM、46…RAM、5…記憶部、49…発振回路、41…指示受付部、39…表示部、40…キー入力部、48…通信I/F、12…画像入力部、2…プラテンガラス、13…光源、3…光学系、17…受光部、18…画像処理部、6…画像出力部、7Y、7M、7C、7K…画像形成エンジン、8…転写ベルト、20Y…感光体ドラム、21Y…帯電装置、19Y…露光装置、22Y…現像装置、25Y…転写装置、9…媒体供給部、10…記録媒体、32…媒体排出部、80…モジュール、90…電源回路、81…CPU、82…再起動回路

Claims (4)

  1. 機能毎にモジュール化されたモジュールと、
    前記モジュールに関する情報を保持し、該情報を用いて前記モジュールの動作を制御する制御手段と、
    前記モジュールおよび前記制御手段に電力を供給する電源と、
    通常モードである第1の動作モードの期間内に、予め定められた第1の条件を満たした場合に、前記第1の動作モードよりも消費電力が少ない第2の動作モードに移行させるために前記電源から前記モジュールへの電力供給を低下させる第1の電力低下手段と、
    前記第1の電力低下手段により前記モジュールへの電力供給を低下させた後、予め定められた第2の条件を満たした場合に、前記第2の動作モードよりも消費電力が少ない第3の動作モードに移行させるために前記電源から前記制御手段への電力供給を低下させる第2の電力低下手段と、
    前記第2の電力低下手段により前記制御手段への電力供給を低下させた後、前記第1の動作モードに移行する条件として定められた第3の条件と第4の条件とをともに満たした場合に、前記第2の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記制御手段へ供給させる第1の電力供給手段と、
    前記第1の電力供給手段が電力供給を開始した後、前記第1の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記モジュールへ供給させる第2の電力供給手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の電力低下手段が前記モジュールへの電力供給を低下させてから、前記モジュールの電源電圧が所定値まで低下するのに要する時間に達したことを前記第3の条件とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の電力低下手段が前記モジュールへの電力供給を低下させてから、前記各モジュールの電源電圧が所定値まで低下するのに要する時間の機差ばらつきのうち最大値に達したことを前記第3の条件とする
    ことを特徴とする請求項1または2のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  4. 機能毎にモジュール化されたモジュールと、前記モジュールに関する情報を保持し、該情報を用いて前記モジュールの動作を制御する制御手段と、前記モジュールおよび前記制御手段に電力を供給する電源とを備えた装置に搭載されたコンピュータを、
    通常モードである第1の動作モードの期間内に、予め定められた第1の条件を満たした場合に、前記第1の動作モードよりも消費電力が少ない第2の動作モードに移行させるために前記電源から前記モジュールへの電力供給を低下させる第1の電力低下手段と、
    前記第1の電力低下手段により前記モジュールへの電力供給を低下させた後、予め定められた第2の条件を満たした場合に、前記第2の動作モードよりも消費電力が少ない第3の動作モードに移行させるために前記電源から前記制御手段への電力供給を低下させる第2の電力低下手段と、
    前記第2の電力低下手段により前記制御手段への電力供給を低下させた後、前記第1の動作モードに移行する条件として定められた第3の条件と第4の条件とをともに満たした場合に、前記第2の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記制御手段へ供給させる第1の電力供給手段と、
    前記第1の電力供給手段が電力供給を開始した後、前記第1の電力低下手段による低下前の電力を前記電源から前記モジュールへ供給させる第2の電力供給手段
    として機能させるためのプログラム。
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