JP2006263098A - 遊技機及び遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 表示バリエーション及び表示領域を効果的に増やすことができ、かつ斬新な表示が可能な構成を提供する。
【解決手段】 パチンコ機として構成される第1遊技機1は、遊技盤7に沿って遊技球が流下可能に構成されており、中央に主表示装置5が設けられている。一方、扉部3において、絵柄表示可能に構成される扉部表示装置120が設けられており、この第1遊技機1の扉部表示装置120と、隣接する他の第2遊技機201、301に設けられた扉部表示装置220、320とで連携した表示がなされるように構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機及び遊技システムに関する。
従来、遊技機の一種として例えばパチンコ機が広く知られている。このようなパチンコ機等の遊技機では、一般的に遊技盤の中央付近に表示装置を設け、この表示装置によって様々な情報を提供するようにしている。このような従来技術に対し、遊技盤以外に表示装置を設けた例として例えば特許文献1のようなものがある。
特開平6−63232号公報
ところで、従来の遊技機では、表示を単一の遊技機内で行うことに終始しており、その結果、表示装置の配置スペースが制約されやすく、表示領域を大きく確保することは極めて困難であった。また、限られた表示スペース内で表示を行うため、必然的に表示のバリエーションも限られてしまい、表示によって面白みを高めることはそれほど容易ではなかった。
本発明の解決すべきは上記のような事情に基づいてなされたものであって、表示バリエーション及び表示領域を効果的に増やすことができ、かつ斬新な表示が可能な構成を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために有効な手段等を以下に示す。なお、必要に応じてその作用効果等についても説明する。
手段1.遊技盤に沿って遊技球が流下可能に構成された遊技機であって、
絵柄表示可能に構成される第1表示手段と、
前記第1表示手段を制御する第1表示制御手段とを備え、
前記第1表示制御手段は、前記第1表示手段と、隣接する他の第2遊技機に設けられた1又は複数の第2表示手段と、において連携表示が行われるように前記第1表示手段の表示制御を行うことを特徴とする遊技機。
手段1(請求項1)の構成によれば、絵柄表示を他の遊技機と連携して行うことのできる構成となり、表示バリエーションを増やしやすく、また、表示領域を効果的に確保でき、さらには、複数の遊技機において連携表示を行うという今までにない斬新な表示が可能な遊技機となる。
手段2.当該遊技機の前面部において遊技機本体に対して開閉可能に構成された扉部を有し、
前記第1表示手段は、少なくとも一部が前記扉部に設けられていることを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすれば、第1表示手段と他の遊技機の第2表示手段とを位置的に関連付けやすくなる。なお、本発明において、遊技機本体とは、遊技機全体から扉部を除いた本体部分のことである。
手段3.前記第1表示手段は、複数の表示装置からなることを特徴とする手段1又は手段2に記載の遊技機。
このようにすれば、第1表示手段の表示領域をより広く確保できることとなる。
手段4.当該遊技機の前面部において遊技機本体に対して開閉可能に構成された扉部を有し、
前記第1表示手段は、前記扉部に設けられた扉部表示装置と、前記遊技盤に設けられた遊技盤表示装置とを有してなることを特徴とする手段3に記載の遊技機。
このようにすれば、第1表示手段の表示領域をより広く確保できる好適例となり、かつ、遊技と第1表示手段の表示とを関連付けやすくなる。
手段5.前記遊技盤において、前記第1表示手段とは独立して絵柄表示可能な主表示装置が設けられていることを特徴とする手段1ないし手段4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、主表示装置と第1表示手段のそれぞれで目的に合わせた表示が可能となる。
手段6.前記第1表示制御手段は、前記主表示装置と、前記第1表示手段とで連携表示がなされるように表示制御を行うことを特徴とする手段1ないし手段5のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、遊技と第1表示手段とを関連付けることができ、かつそれを他の遊技機の表示とも関連付けることができることとなる。即ち、当該遊技機の遊技の効果が他の第2遊技機にも及ぶという、従来にない斬新な演出が可能な好適構成となる。
手段7.連携表示の対象となる前記第2遊技機は、受信手段と、前記第2表示手段を制御する第2表示制御手段を備えたものであり、
前記第2遊技機に対して、前記連携表示を行うための信号を送信する送信手段を備えたことを特徴とする手段1ないし手段6のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、複雑な制御手法を用いることなく第1表示手段と、第2遊技機の第2表示手段とを関連付けることができる。手段7の構成の例としては、当該遊技機から、第1表示手段にて表示される内容に対応した制御信号を第2遊技機に送信し、第2遊技機側で、当該制御信号に基づき、第1表示手段にて表示される内容と関連する内容を表示するような構成が挙げられる。例えば、第1表示手段で複数種類の背景画像が表示可能とされている場合、第1表示手段で表示される背景画像の種類に関する信号を第2表示手段に送信するようにすれば、第1表示手段と第2表示手段とで同種の背景画像が表示されることとなり、連携が図られる。このような連携のさせ方は背景画像に限らず、様々な画像に応用できる。
手段8.前記第1表示制御手段は、当該遊技機の外部に設けられ、かつ当該遊技機と前記第2表示手段とに情報通信可能に接続された外部装置からの制御信号に基づいて、前記第1表示手段を前記第2表示手段と連携させて表示するように制御を行うことを特徴とする手段1ないし手段7のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、外部装置によって表示制御を管理できる構成となるため、遊技場管理者が表示を管理しやすくなる。手段8の例としては、例えば、外部装置から同種の内容を表示させるための信号を当該遊技機と第2遊技機に出力するような構成とし、その信号に基づいて第1表示手段と第2表示手段とで同種の内容(例えば同種の背景画像、同種のキャラクター画像など)を表示するような構成が挙げられる。
手段9.前記第1表示制御手段は、前記第2表示手段に表示される絵柄と同一対象を示す絵柄が前記第1表示手段に表示されるように表示制御を行うことを特徴とする手段1ないし手段8のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、両表示手段で同一対象の絵柄が把握できることとなり、連携性の高い表示となる。「同一対象を示す絵柄」としては、同一キャラクターの絵柄、同一の風景、動植物などの絵柄などが挙げられ、同一対象と把握できるものであれば、第1表示手段と第2表示手段とで形状や態様が若干異なったものが表示されていてもよい。
手段10.前記第1表示手段及び前記第2表示手段のいずれか一方の表示手段で表示されていた特定対象の絵柄が他方の表示手段へ移るように関連表示がなされることを特徴とする手段1ないし手段9のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、特定対象の絵柄の表示が単一の遊技機のみで行われるのではなく、複数の遊技機において連携の高い表示がなされるため、斬新な表示態様となる。「特定対象の絵柄」とは、キャラクター絵柄であってもよく、建物、乗物、風景、その他の対象であってもよい。
手段11.前記特定対象の絵柄は、キャラクター絵柄からなり、
前記第1表示手段及び前記第2表示手段のいずれか一方の表示手段で表示されていたキャラクター絵柄が他方の表示手段へ移るように関連表示がなされることを特徴とする手段10に記載の遊技機。
このようにすれば、キャラクターの動きが単一の遊技機のみで完結するのではなく、複数の遊技機に及ぶため、キャラクターの効果を広範囲に及ばせることができ、表示のバリエーションも高めることができる。なお、本明細書でいう「キャラクター」とは、実在する人物、動物、植物などであってもよく、漫画やテレビアニメ等で登場する実在しない架空の人物、動物、植物、その他のキャラクターであってもよい。
手段12.前記第1表示手段及び前記第2表示手段において同種の背景画像が表示されるように関連表示がなされることを特徴とする手段1ないし手段11のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、第1表示手段と第2表示手段とが連携性高く把握されやすい表示態様となる。
手段13.前記第1表示手段及び前記第2表示手段において同一色を主体とした背景画像が表示されるように関連表示がなされることを特徴とする手段1ないし手段12のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、第1表示手段及び第2表示手段がより一層連携性高く把握されることとなる。なお、同一色を主体とした背景画像が表示される状態とは、各表示手段の背景画像において最も広い面積を占めるそれぞれの色が同一色である状態をいう。
手段14.前記第1表示手段と前記第2表示手段との関連表示が、特定遊技条件の成立に基づいて行われるように制御がなされることを特徴とする手段1ないし手段13のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、広範囲にわたる連携性の高い表示により特定遊技条件をより盛り上げることができる。具体例としては、大当りが発生した場合に、第1表示手段と第2表示手段との関連表示がなされるような構成が挙げられる。
手段15.前記特定遊技条件の成立は、大当り状態、確率変動状態、リーチ状態、リーチ予告状態、時短状態のうちから選ばれるいずれかの状態の成立であることを特徴とする手段14に記載の遊技機。
上記のような、大当り状態、確率変動状態、リーチ状態、リーチ予告状態、時短状態は、遊技者がより注目をする状態であるが、このような状態の発生と共に、上記のごとく広範囲にわたる連携性の高い演出を行えば、相乗的に印象度が増し、一層興味を引く構成となる。
手段16.前記第1表示手段による特定表示と、前記第2表示手段による特定表示とが、少なくとも所定期間同時に行われるように制御がなされることを特徴とする手段1ないし手段15のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、各表示手段の特定表示が同時に把握されることとなり、より関連性の高い関連表示となる。
なお、「前記第1表示手段による特定表示及び前記第2表示手段による特定表示」とは、上述の、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示などが挙げられる。
例えば、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示が所定時間同時に行われるといった例や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示が所定時間同時に行われるといった例などが挙げられる。
手段17.前記第1表示手段による特定表示の開始が、前記第2表示手段による特定表示の開始と、同タイミングで行われるように制御がなされることを特徴とする手段1ないし手段16のいずれかに記載の遊技機。
このように同タイミングで特定表示を行うようにすれば、関連表示を極めて連携性が高く開始できる。
なお、「前記第1表示手段による特定表示及び前記第2表示手段による特定表示」とは、上述の、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同一対象を示す特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示などが挙げられる。
例えば、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示が同タイミングで開始されるといった例や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示が同タイミングで開始されるといった例などが挙げられる。
手段18.前記第1表示手段による特定表示の開始と、前記第2表示手段による特定表示の開始と、が予め定められた順序で行われるように制御がなされることを特徴とする手段1ないし手段16のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、連携性が高まると共に、表示の流れを創出することができ、順序的な繋がりを強調できる。
例えば、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示が予め定められた順序で行われるといった例や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示が予め定められた順序で行われるといった例などが挙げられる。より具体的には、第1表示手段におけるキャラクター絵柄の表示と、第2表示手段におけるキャラクター絵柄の表示とが、予め定められた順序で順番に行われるといった態様が考えられる。
手段19.前記第1表示制御手段は、前記第1表示手段と前記第2表示手段とで特定の表示デザインが構成されるように、前記第1表示手段を制御することを特徴とする手段1ないし手段18のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、特定の表示デザインを広範囲に亘って表示できることとなる。即ち、従来では、単一の遊技機の表示装置内でのみ表示可能とされていた特定の表示デザインを、複数の遊技機に跨るように広範囲に表示できることとなる。
手段20.前記第1表示制御手段は、前記第1表示手段と前記第2表示手段とで特定のキャラクターデザインが構成されるように、前記第1表示制御手段を制御することを特徴とする手段19に記載の遊技機。
このようにすれば、特定のキャラクターデザインを広範囲に亘って表示できることとなる。即ち、従来では、単一の遊技機の表示装置内でのみ表示可能とされていた特定のキャラクターデザインを、複数の遊技機に跨るように広範囲に表示できることとなり、注目を集めやすいキャラクターデザインをより印象深く表示できる。
手段21.前記第1表示手段と前記第2表示手段とにより、当該遊技機におけるリーチ状態に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段1ないし手段20のいずれかに記載の遊技機。
従来、リーチ状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、リーチ状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
リーチ状態に関する情報とは、リーチ状態が発生した旨の情報、又はリーチ状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。例えば、リーチ状態が発生したこと、あるいはリーチ状態が発生する可能性が高いことを示すリーチ予告図柄を、第1表示手段と、第2表示手段とに跨るように表示する構成や、このようなリーチ予告図柄を、第1表示装置及び第2表示装置の一方から他方に移るように表示する構成などが挙げられる。
手段22.前記第1表示手段と前記第2表示手段とにより、当該遊技機において大当り状態に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段1ないし手段21のいずれかに記載の遊技機。
従来、大当り状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、大当り状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
大当り状態に関する情報とは、大当りが発生した旨の情報、大当り状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。例えば、大当り状態が発生したこと、あるいは大当り状態が発生する可能性が高いことを示す図柄を、第1表示手段と、第2表示手段とに跨るように表示する構成や、このような図柄を、第1表示装置及び第2表示装置の一方から他方に移るように表示する構成などが挙げられる。
手段23.前記第1表示手段と前記第2表示手段とにより、当該遊技機において確率変動状態に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段1ないし手段21のいずれかに記載の遊技機。
従来、確率変動状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、確率変動状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
確率変動状態に関する情報とは、確率変動状態が発生した旨の情報、或いは確率変動状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。例えば、確率変動状態が発生したこと、あるいは確率変動状態が発生する可能性が高いことを示す図柄を、第1表示手段と、第2表示手段とに跨るように表示する構成や、このような図柄を、第1表示装置及び第2表示装置の一方から他方に移るように表示する構成などが挙げられる。
手段24.当該遊技機において遊技が行われていない場合に、前記第1表示手段及び前記第2表示手段により、遊技が行われていない旨の情報を表示可能とされていることを特徴とする手段1ないし手段23のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、複数の遊技機に跨るように、遊技が行われていない旨の情報が表示されることとなるため、遊技場利用者は遊技が行われていない遊技機を容易に知ることができる。従って、遊技場利用者は、遊技場利用者が混雑している中で空いている遊技機を容易に探し出すことができ、遊技機の選択を行いやすくなる。また、遊技場管理者は、遊技機の稼働率を効果的に増加できるため、遊技場管理者にとっても、遊技賞利用者にとっても有用な構成となる。
手段25.前記第1表示手段及び前記第2表示手段により、広告情報を表示可能とされていることを特徴とする手段1ないし手段24のいずれかに記載の遊技機。
このようにすれば、複数の遊技機に跨るように広告が可能となるため、広告の印象をより高めることができる構成となる。
手段26.絵柄表示可能に構成される第1表示手段と、前記第1表示手段を制御する第1表示制御手段と、を備えた第1遊技機と、
絵柄表示可能に構成される第2表示手段と、前記第2表示手段を制御する第2表示制御手段と、を備えた、1又は複数の第2遊技機と、
を有し、
前記第1表示手段と、前記第2表示手段とにおいて連携表示がなされることを特徴とする遊技システム。
手段27.(請求項2)の構成によれば、絵柄表示が単一の遊技機で完結するのではなく、複数の遊技機において連携して行われることとなるため、表示バリエーションを増やすことができると共に、複数の遊技機における連携表示という今までにない斬新な表示が可能となる。
手段28.前記第1遊技機及び前記第2遊技機のいずれの前面部においても、遊技機本体に対して開閉可能に構成された扉部が設けられており、
前記第1表示手段及び前記第2表示手段は、それぞれ、少なくとも一部が前記扉部に設けられていることを特徴とする手段26に記載の遊技システム。
このようにすれば、第1表示手段の第2表示手段とを位置的に関連付けやすくなる。
手段29.前記第1表示手段及び前記第2表示手段は、複数の表示装置からなるものであることを特徴とする手段26又は手段27に記載の遊技システム。
このようにすれば、第1表示手段の表示領域をより広く確保できることとなる。
手段30.前記第1遊技機の前面部において当該第1遊技機の遊技機本体に対して開閉可能に構成された第1扉部が設けられ、
前記第1表示手段は、前記第1扉部に設けられた第1扉部表示装置と、前記第1遊技機の遊技盤に設けられた第1遊技盤表示装置とを有し、
前記第2遊技機の前面部において当該第2遊技機の遊技機本体に対して開閉可能に構成された第2扉部が設けられ、
前記第2表示手段は、前記第2扉部に設けられた第2扉部表示装置と、前記第2遊技機の遊技盤に設けられた第2遊技盤表示装置とを有してなることを特徴とする手段28に記載の遊技システム。
このようにすれば、第1表示手段の表示領域をより広く確保できる好適例となり、かつ、遊技と第1表示手段の表示とを関連付けやすくなる。
手段31.前記第1遊技機の遊技盤において、前記第1表示手段とは独立して絵柄表示可能な第1主表示装置が設けられており、
前記第2遊技機の遊技盤において、前記第2表示手段とは独立して絵柄表示可能な第2主表示装置が設けられていることを特徴とする手段26ないし手段29のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、各遊技機において、主表示装置と表示手段のそれぞれで目的に合わせた表示が可能となる。
手段32.前記第1表示制御手段は、前記第1主表示装置と、前記第1表示手段とで連携表示がなされるように表示制御を行う構成をなし、
前記第2表示制御手段は、前記第2主表示装置と、前記第2表示手段とで連携表示がなされるように表示制御を行うことを特徴とする手段26ないし手段30のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、各遊技機において遊技と表示手段とを関連付けることができ、かつそれを他の遊技機の表示とも関連付けることができることとなる。即ち、当該遊技機の効果が他の遊技機にも及ぶという、従来にない斬新な演出が可能な好適構成となる。
手段33.前記第2遊技機は、受信手段を備え、
前記第1遊技機は、前記第2遊技機に対して、前記連携表示を行うための信号を送信する送信手段を有していることを特徴とする手段26ないし手段31のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、複雑な制御手法を用いることなく第1表示手段と、第2遊技機の第2表示手段とを関連付けることができる。
手段34.前記第1遊技機及び前記第2遊技機と情報通信可能に接続された外部装置を有し、
前記外部装置からの制御信号に基づいて、前記第1表示制御手段及び前記第2表示制御手段により、前記第1表示手段と前記第2表示手段との連携表示がなされることを特徴とする手段26ないし手段32のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、外部装置によって表示制御を管理できる構成となるため、遊技場管理者が表示を管理しやすくなる。
手段35.前記第1表示制御手段及び前記第2表示制御手段により、前記第1表示手段に表示される絵柄と同一対象を示す絵柄が前記第2表示手段に表示されるように表示制御を行われることを特徴とする手段26ないし手段33のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、両表示手段で同一対象の絵柄が把握できることとなり、連携性の高い表示となる。「同一対象を示す絵柄」としては、同一キャラクターの絵柄、同一の風景、動植物などの絵柄などが挙げられ、同一対象と把握できるものであれば、第1表示手段と第2表示手段とで形状や態様が若干異なったものが表示されていてもよい。
手段36.前記第1表示手段及び前記第2表示手段のいずれか一方の表示手段で表示されていた特定対象の絵柄が他方の表示手段へ移るように関連表示がなされることを特徴とする手段26ないし手段34に記載の遊技システム。
このようにすれば、特定対象の絵柄の表示が単一の遊技機のみで行われるのではなく、複数の遊技機において連携の高い表示がなされるため、斬新な表示態様となる。
手段37.前記特定対象の絵柄は、キャラクター絵柄からなり、
前記第1表示手段及び前記第2表示手段のいずれか一方の表示手段で表示されていたキャラクター絵柄が他方の表示手段へ移るように関連表示がなされることを特徴とする手段35に記載の遊技システム。
このようにすれば、キャラクターの動きが単一の遊技機のみで完結するのではなく、複数の遊技機に及ぶため、キャラクターの効果を広範囲に及ばせることができ、表示のバリエーションも高めることができる。
手段38.前記第1表示手段及び前記第2表示手段において同種の背景画像が表示されるように関連表示がなされることを特徴とする手段26ないし手段36のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、第1表示手段と第2表示手段とが連携性高く把握されやすい表示態様となる。
手段39.前記第1表示手段及び前記第2表示手段において同一色を主体とした背景画像が表示されるように関連表示がなされることを特徴とする手段26ないし手段37のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、第1表示手段及び第2表示手段がより一層連携性高く把握されることとなる。なお、同一色を主体とした背景画像が表示される状態とは、各表示手段の背景画像において最も広い面積を占めるそれぞれの色が同一色である状態をいう。
手段40.前記第1表示手段と前記第2表示手段との関連表示が、特定遊技条件の成立に基づいて行われるように制御がなされることを特徴とする手段26ないし手段38のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、広範囲にわたる連携性の高い表示により特定遊技条件をより盛り上げることができる。
手段41.前記特定遊技条件の成立は、大当り状態、確率変動状態、リーチ状態、リーチ予告状態、時短状態のうちから選ばれるいずれかの状態の成立であることを特徴とする手段39に記載の遊技システム。
上記のような、大当り状態、確率変動状態、リーチ状態、リーチ予告状態、時短状態は、遊技者がより注目をする状態であるが、このような状態の発生と共に、上記のごとく広範囲にわたる連携性の高い演出を行えば、相乗的に印象度が増し、一層興味を引く構成となる。
手段42.前記第1表示手段による特定表示が、前記第2表示手段による特定表示と、少なくとも所定期間同時に行われるように制御がなされることを特徴とする手段26ないし手段40のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、各表示手段の特定表示が同時に把握されることとなり、より関連性の高い関連表示となる。
なお、「前記第1表示手段による特定表示及び前記第2表示手段による特定表示」とは、上述の、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示などが挙げられる。
例えば、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示が所定時間同時に行われるといった例や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示が所定時間同時に行われるといった例などが挙げられる。
手段43.前記第1表示手段による特定表示の開始が、前記第2表示手段による特定表示の開始と、同タイミングで行われるように制御がなされることを特徴とする手段26ないし手段41のいずれかに記載の遊技システム。
このように同タイミングで特定表示を行うようにすれば、関連表示を極めて連携性が高く開始できる。
なお、「前記第1表示手段による特定表示及び前記第2表示手段による特定表示」とは、上述の、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同一対象を示す特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示などが挙げられる。
例えば、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示が同タイミングで開始されるといった例や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示が同タイミングで開始されるといった例などが挙げられる。
手段44.前記第1表示手段による特定表示の開始と、前記第2表示手段による特定表示の開始と、が予め定められた順序で行われるように制御がなされることを特徴とする手段26ないし手段41のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、連携性が高まると共に、表示の流れを創出することができ、順序的な繋がりを強調できる。
例えば、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における同種の背景画像(同一色の背景画像など)の表示が予め定められた順序で行われるといった例や、前記第1表示手段及び前記第2表示手段における特定対象の絵柄(同一対象を示すキャラクター画像など)の表示が予め定められた順序で行われるといった例などが挙げられる。より具体的には、第1表示手段におけるキャラクター絵柄の表示と、第2表示手段におけるキャラクター絵柄の表示とが、予め定められた順序で順番に行われるといった態様が考えられる。
手段45.前記第1表示制御手段及び前記第2表示制御手段により、前記第1表示手段と前記第2表示手段とで特定の表示デザインが構成されるよう制御がなされることを特徴とする手段26ないし手段43のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、特定の表示デザインを広範囲に亘って表示できることとなる。即ち、従来では、単一の遊技機の表示装置内でのみ表示可能とされていた特定の表示デザインを、複数の遊技機に跨るように広範囲に表示できることとなる。
手段46.前記第1表示制御手段及び前記第2表示制御手段により、前記第1表示手段と前記第2表示手段とで特定のキャラクターデザインが構成されるように制御がなされることを特徴とする手段44に記載の遊技システム。
このようにすれば、特定のキャラクターデザインを広範囲に亘って表示できることとなる。即ち、従来では、単一の遊技機の表示装置内でのみ表示可能とされていた特定のキャラクターデザインを、複数の遊技機に跨るように広範囲に表示できることとなり、注目を集めやすいキャラクターデザインをより印象深く表示できる。
手段47.前記第1表示手段と前記第2表示手段とにより、当該遊技機におけるリーチ状態に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段26ないし手段45のいずれかに記載の遊技システム。
従来、リーチ状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、リーチ状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
リーチ状態に関する情報とは、リーチ状態が発生した旨の情報、又はリーチ状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。
手段48.前記第1表示手段と前記第2表示手段とにより、当該遊技機において大当り状態に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段26ないし手段46のいずれかに記載の遊技システム。
従来、大当り状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、大当り状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
大当り状態に関する情報とは、大当りが発生した旨の情報、大当り状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。
手段49.前記第1表示手段と前記第2表示手段とにより、当該遊技機において確率変動状態に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段26ないし手段47のいずれかに記載の遊技システム。
従来、確率変動状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、確率変動状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
確率変動状態に関する情報とは、確率変動状態が発生した旨の情報、或いは確率変動状態が発生する可能性が高い旨の情報が挙げられる。
手段50.前記第1表示手段及び前記第2表示手段により、遊技が行われていない遊技機に関する情報を表示可能とされていることを特徴とする手段26ないし手段48のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、複数の遊技機に跨るように、遊技が行われていない遊技機に関する情報が表示されることとなるため、遊技場利用者は遊技が行われていない遊技機を容易に知ることができる。従って、遊技場利用者は、遊技場利用者が混雑している中で空いている遊技機を容易に探し出すことができ、遊技機の選択を行いやすくなる。また、遊技場管理者は、遊技機の稼働率を効果的に増加できるため、遊技場管理者にとっても、遊技場利用者にとっても有用な構成となる。
手段51.前記第1表示手段及び前記第2表示手段により、広告情報を表示可能とされていることを特徴とする手段26ないし手段49のいずれかに記載の遊技システム。
このようにすれば、複数の遊技機に跨るように広告が可能となるため、広告の印象をより高めることができる構成となる。
なお、本明細書を通して、遊技機の前後方向とは、遊技盤において遊技球が流下する側の外面(前面)と直交する方向(即ち遊技機の奥行き方向)を意味し、遊技者側(即ち当該遊技機の使用時に遊技者が対面する側)を前側、遊技機裏側(即ち遊技者からみて奥側)を後側とする。また、遊技機の上下方向とは、当該遊技機の高さ方向であり、左右方向は前後方向及び高さ方向と直交する横方向のことである。
請求項1(手段1)の構成によれば、絵柄表示を他の遊技機と連携して行うことのできる構成となり、表示バリエーションを増やしやすく、また、表示領域を効果的に確保でき、さらには、複数の遊技機において連携表示を行うという今までにない斬新な表示が可能な遊技機となる。
請求項2(手段26)の構成によれば、絵柄表示が単一の遊技機で完結するのではなく、複数の遊技機において連携して行われることとなるため、表示バリエーションを増やすことができると共に、複数の遊技機における連携表示という今までにない斬新な表示が可能なシステムとなる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図11を参照しつつ説明する。
図1は、実施形態1に係る遊技機を概念的に例示する正面図であり、図2はその遊技機の遊技盤構成を概念的に例示する正面図である。また、図3は、図1の遊技機と同構成のものを複数備えてなる遊技システムを概念的に示す図ある。図4は、図1の遊技機の電気的構成を例示するブロック図である。
1.全体構成
本実施形態に係る遊技機の一例たるパチンコ機1は、例えば遊技ホール(遊技場)に設置されたパチンコ島台のカウンタ台の上部にて複数横方向に並べられて設けられるものである。パチンコ機1は、図1に示すように、前部には前枠2が設けられ、さらにその前枠2に扉部3(具体的にはガラス扉枠として構成される扉部)が取付けられている。扉部3は、縦軸の回動軸を有するヒンジ部82,82により遊技機本体1a(前枠2及び機枠(図示略)を備えてなる本体部分)に対し開閉可能に支持され、かつガラス(透明板に相当)が嵌め込まれた樹脂あるいは金属材料等によって環状の枠体として構成されるガラス保持枠(図示略)とを備えている。ここでは環状に構成された樹脂製のガラス保持枠に二枚のガラス(遊技盤7と平行に配置される前方ガラス、及びその後方に平行配置される後方ガラス)が嵌め込まれてガラスユニット50が構成されており、このガラスユニット50は、扉部3の本体部分(扉部3におけるガラスユニット50を除いた部分)に着脱可能に取り付けられている。また、前枠2(本体枠)もヒンジ81によって機枠に対して開閉可能に取り付けられている。
扉部3の後方には、図2に示す板状(例えば、木板、樹脂板等を主体として構成される板状)の遊技盤7が配置されている。図2に示すように、遊技盤7は仕切部に相当するレール22によって略環状に囲まれた略円形の遊技領域90aを有し、その遊技領域90aには第1種始動口4、主表示装置(以下、単に表示装置ともいう)5及び大入賞口6が設けられている。第1種始動口4は遊技球の通路を備え、その通路入口に羽根4aが開閉可能に支持されている。表示装置5は、ここでは図柄を動的に表示する図柄表示装置として構成されている。また、この表示装置5は、遊技盤7に装着される装飾枠40に固定されている。なお、図2に示すように、遊技盤7上にはレール22に隣接して遊技球の衝突を受けるゴム製の衝突受け部65も設けられている。
図1に示すように、扉部3の下部には、賞球が払い出される上受け皿3aが装着されている。また、前枠2の窓孔より下方には下受け皿2aが装着されている。下受け皿2aは、前記上受け皿3aに入りきらない賞球や、上受け皿3aから球抜きした抜き球や、或いはファウル球等の余剰球を、余剰球出口から排出させて貯留させるものである。前枠2における下受け皿2aの右側方には遊技球を発射するための発射ハンドル17が回動操作可能に装着されている。発射ハンドル17に対応する前枠2の裏側には駆動手段としてのモータ(図示せず)が装着されており、発射ハンドル17の回動操作によってモータか回動され、これにより打球杆(図示せず)が間欠動作されるとともに、前記発射ハンドル17の回動角度に応じた弾発力に調節される。従って、前記モータ及び打球杆等によって球発射装置が構成されている。
また、図2に示すように、表示装置5は、第1種始動口4の上方に設けられ、例えば液晶ディスプレイ(LCD)からなる画面5aを備えている。画面5aには多種類の画像が表示されるが、その1つとして、図2に概念的に示されるような上図柄列8、中図柄列9及び下図柄列10が表示される。図柄列の数は前述したもの(3列)に限られず、1列、2列、4列以上であってもよい。各図柄列8乃至10は、数字、記号等からなる複数の図柄によって構成されている。
表示装置5では、図柄列8乃至10での図柄変動が、遊技球の第1種始動口4への入賞により開始される。図柄変動は上図柄列8、下図柄列10、中図柄列9の順に停止されるが、これは一例にすぎず、別の順序で停止されてもよい。全ての図柄列8乃至10での図柄変動が停止したとき、表示されている図柄(以下「停止図柄」という)の組合せが、予め定められた組合せ(特定表示結果、以下「大当りの組合せ」という)、すなわち、同一種類の図柄が大当りラインに沿って並んでいるときの同図柄の組合せ(例えば、777)、となる場合がある。この停止図柄の組合せを、以下「大当り図柄」という。そして、大当りの組合せが成立すると特別電動役物が作動し、遊技者にとって有利な特別遊技状態としての大当り遊技状態が到来し、より多くの賞球を獲得することが可能となる。
さらに、パチンコ機1は大当り遊技状態の発生に先立ちリーチ遊技状態となる。ここで、リーチ遊技状態とは大当り遊技状態の直前の状態をいい、例えば、列10での図柄変動が、大当りライン上において上図柄列8での停止図柄と同一種類の図柄で停止し、かつ、その後に中図柄列9での図柄変動が上下両図柄列8,10での停止図柄と同一種類の図柄で停止されれば最終的に大当りの組合せとなる状態を含む。また、図柄変動が停止すると、大当り遊技状態となる組合せで変動し、その図柄で停止されれば最終的に大当り遊技状態となる場合において、その変動中の状態もリーチ遊技状態に含まれる。これは、通常、全回転(全図柄)リーチと呼ばれているものである。なお、このような遊技状態の発生の流れは後述する。
図2に示すように、大入賞口6は第1種始動口4の下方に設けられており、1つのVゾーン11、2つの通路12,13及びシャッタ14を備えている。シャッタ14は大入賞口用ソレノイド15(以下、単に「ソレノイド15」ともいう)により作動させられ、Vゾーン11及び通路12,13の各入口を開閉する。
図2に示すように、遊技盤7には、始動口用スイッチ18、Vゾーン用スイッチ19及びカウントスイッチ20が取付けられている。始動口用スイッチ18は、遊技球Bの第1種始動口4への入賞を検出する。Vゾーン用スイッチ19は遊技球BのVゾーン11への入賞を検出し、カウントスイッチ20は遊技球Bの大入賞口6への入賞を検出する。また、各スイッチ18乃至20の検出結果に基づき保留ランプ39(図4)、羽根駆動部4b(図4)、ソレノイド15及び表示装置5、扉部表示装置120(後述)をそれぞれ制御するために、制御装置21が設けられている。なお、制御装置21は、特定遊技条件を発生させる特定遊技条件発生手段として機能する。
2.制御装置
図4に示すように、制御装置21には、読出し專用メモリ(ROM32)、中央処理装置(CPU31)、ランダムアクセスメモリ(RAM33)等を備えている。また、クロック回路34、バスライン35、入出力処理回路36も設けられている。ROM32は所定の制御プログラムや初期データを予め記憶しており、CPU31はROM32の制御プログラム等に従って各種演算処理を実行する機能等を有している。RAM33はCPU31による演算結果を一時的に記憶する。
尚、より詳細には、制御装置21は、図4のように、パチンコ機1の主制御を行うメイン基板30と、当該メイン基板30からの信号によって各部を制御するための表示制御基板(表示制御装置101、102)、音量調整基板(音声用制御装置41を構成する基板)、LED基板(図示略)、払出し制御基板(図示略)等の各種のサブ基板とを備えて構成されており、不正信号がメイン基板30へ入力されることを防止するために、信号の伝送方向は、メイン基板30からサブ基板への一方向のみとなっている。
また、図4に示す表示制御装置101、102は、それぞれ、主表示装置5、扉部表示装置120を表示制御可能に構成されており、メイン基板30からの信号に基づく画像を各表示装置の表示部に表示させるように制御を行う。各表示制御装置101、102には、図示しないROM、RAM、CPUなどが設けられており、メイン基板30からの制御信号に応じた画像を表示させるように構成されている。なお、表示制御装置102は第1表示制御手段に相当する。
また、CPU31による制御の1つとして、大当り遊技状態の発生確率を条件に応じて変動させる、いわゆる確率変動がある。具体的には、1/300程度の低確率で大当り遊技状態を発生させる低確率モードと、その約5倍である1/60程度の高確率で大当り遊技状態を発生させる高確率モードとが用意されており、大当り図柄の種類に応じて確率モードが切替えられる。ここでは、一例として、大当り図柄が、予め定められた特別図柄(例えば奇数図柄)であると高確率モードに設定され、予め定められた通常図柄(例えば偶数図柄)であると低確率モードに設定されるようになっている。なお、低確率モードでの発生確率に対する高確率モードでの発生確率の倍数は、前述した値(約5)以外の値であってもよい。
3.第1表示手段及び第2表示手段の構成
次に、第1表示手段及び第2表示手段の構成について説明する。
上述したように、第1遊技機1において、絵柄表示可能に構成される扉部表示装置120と、扉部表示装置120を制御する表示制御装置102(第1表示制御手段)とが設けられている。具体的には、第1遊技機1の前面部において当該第1遊技機1の遊技機本体に対して開閉可能に構成された第1扉部3が設けられており、扉部表示装置120は、第1扉部3に設けられており、第1扉部表示装置として機能している。また、上述したように、第1遊技機1の遊技盤7には、絵柄表示可能な第1主表示装置5が設けられており、扉部表示装置120は第1主表示装置5とは独立して絵柄表示可能とされている。
一方、本実施形態に係る遊技システム100では、図3に示すように、第1遊技機1と同構成をなす複数の第2遊技機201、301、401、501が設けられており、第2遊技機201、301、401、501のいずれの前面部においても、遊技機本体に対して開閉可能に構成された扉部203、303、403、503がそれぞれ設けられている。そして、各第2遊技機201、301、401、501の各扉部には、第2表示手段としての扉部表示装置220、320、420、520がそれぞれ設けられている。扉部表示装置220、320、420、520は、それぞれ第2扉部表示装置として機能している。
そのうちの、第2遊技機201について説明すると、この第2遊技機201においては、図13に示すように、絵柄表示可能に構成される扉部表示装置220と、扉部表示装置220を制御する表示制御装置202(第2表示制御手段)とが設けられており、第1遊技機1における扉部表示装置120と、当該第2遊技機201における扉部表示装置220とにおいて連携表示がなされるように、表示制御装置102及び表示制御装置202にて制御が行われるようになっている。なお、図13に示すように、第1遊技機1と第2遊技機201とでは、電気的構成がほぼ同様となっている。本実施形態に係る構成では、絵柄表示が単一の遊技機で完結するのではなく、複数の遊技機において連携して行われることとなるため、表示バリエーションを増やすことができると共に、複数の遊技機における連携表示という今までにない斬新な表示が可能となる。なお、各第2遊技機201、301の遊技盤においては、それぞれ第2主表示装置205、305が設けられ、第2遊技機401、501においては、図示しない第2主表示装置が設けられている。各第2主表示装置205、305、及び図示しない第2遊技機401、501のそれぞれの第2主表示装置は、扉部表示装置220、320、420、520とは独立して絵柄表示可能とされている。即ち、、各遊技機において、主表示装置と扉部表示装置とで目的に合わせた表示が可能となっている。
図4に示すように、第1遊技機1は、隣接する第2遊技機201、301に対して、連携表示を行うための信号を送信する送信手段114を有している。なお、隣接する第2遊技機201、301からの信号を受信するための受信手段112をも有している。
上述したように第2遊技機は、第1遊技機と同構成をなしており、各第2遊技機にはそれぞれ、他の遊技機からの信号を受信する受信手段が設けられている。例えば第2遊技機201においては、図13に示すように、隣接する遊技機(第1遊技機1及び第2遊技機401)からの信号を受信する受信手段212が設けられている。また、第1遊技機1及び第2遊技機401へ信号を送信する送信手段214も設けられている。
4.特定遊技状態の発生制御及び主表示装置での表示制御
次に、これら遊技状態の発生制御について説明する。
図5乃至図8のフローチャートは、制御装置21によって実行される各種ルーチンを示している。これらのルーチンの各処理は、カウンタ群及びフラグFに基づいて実行される。
カウンタ群は、ラウンドカウンタR、入賞カウンタP及び確変カウンタCを含む。ラウンドカウンタRはラウンド回数をカウントするためのものであり、入賞カウンタPはカウントスイッチ20の検出結果に基づき大入賞口6への遊技球Bの入賞個数をカウントするためのものである。確変カウンタCは高確率モードの終了を判断するためのものであり、「2」,「1」,「0」の値を採る。なお、カウンタR,P,Cの初期値はいずれも「0」である。
そのほかにもカウンタ群は、大当り遊技状態発生を決定するための内部乱数カウンタと、外れリーチ等を決定するための外れリーチ乱数カウンタと、停止図柄等を決定するためのそれぞれの図柄カウンタと、リーチ動作の種類を決定するためのリーチ種別カウンタとを含む。ここで、外れリーチ乱数カウンタによる外れリーチとは、前述したリーチ遊技状態の後に最終的に大当りの組合せとならない状態をいう。フラグFは、Vゾーン11への遊技球Bの入賞の有無を判定するためのものであり、Vゾーン用スイッチ19によって入賞が検出されない場合に「0」に設定され、入賞が検出されると「1」に設定される。なお、確率モードには低確率モードと高確率モードの2種類類あることは既に説明したが、初期値には低確率モードが設定されている。
さて、遊技者による遊技が開始されると、制御装置21は、まず図5の特別電動役物制御ルーチンのステップS10において、始動口用スイッチ18の検出結果に基づき、遊技球Bの第1種始動口4への入賞があったか否かを判定する。この判定条件が満たされていないと特別電動役物制御ルーチンを終了し、満たされているとステップS20において、内部乱数カウンタ、外れリーチ乱数カウンタの各値を取得するとともに、各図柄カウンタの値に基づき図柄列8乃至10毎に外れ図柄を取得する。ここでの取得とは、各カウンタの値を読取り、その値をメモリに記憶する処理を指す。
次に、ステップS30で図柄変動開始処理を実行する。詳しくは、図7のステップS31において、図柄列8乃至10の各図柄をそれぞれ表示装置5で変動表示させる。これにより表示装置5には図11のような表示がなされ、遊技者には上・中・下の図柄列があたかも回転しているように見える。そして、ステップS32において、内部乱数カウンタの値が大当り値と同一であるか否かを判定する。大当り値としては、2種類の値(低確率用大当り値、高確率用大当り値)が用意されている。前者は大当り遊技状態を前述した低確率で発生させるための値であり、後者は高確率で発生させるための値である。例えば、内部乱数カウンタが、「0」乃至「299」の範囲で所定時間毎に値を更新するものである場合、そのうちの「7」を低確率用大当り値とし、「7」,「17」,「27」,「37」,「47」を高確率用大当り値とする。すると、大当り遊技状態が発生する確率は、低確率用大当り値を大当り値として用いた場合には1/300となり、高確率用大当り値を大当り値として用いた場合には1/60となる。そして、前回の制御周期で低確率モードが設定されている場合には、低確率用大当り値が大当り値として選択される。高確率モードが設定されている場合には、高確率用大当り値が大当り値として選択される。
ステップS32の判定条件が満たされていると、ステップS33において、大当り値に対応する大当り図柄を停止図柄としてメモリに記憶する。一方、ステップS32の判定条件が満たされていないと、ステップS34において、外れリーチ乱数カウンタの値が予め定められた外れリーチ値と同一である否かを判定する。この判定条件が満たされていると、ステップS35において、外れリーチ値に対応する図柄(以下「外れリーチ図柄」という)を停止図柄としてメモリに記憶する。なお、ステップS34の判定条件が満たされていないと、ステップS36において、ステップS20での外れ図柄を停止図柄としてメモリに記憶する。そして、上記ステップS33,S35,S36で停止図柄を記憶した後、図柄変動開始処理ルーチンを終了する。
このようにステップS30の処理(図柄変動開始処理)を実行した後、図5のステップS40において上下両図柄列8,10における図柄を、ステップS33,S35,S36のいずれかの処理で記憶した停止図柄に差替える。差替え後の図柄によって上下両図柄列8,10での図柄変動を停止させる。
ステップS50では、中図柄列9での図柄変動を停止させる。続いて、ステップS60において、図柄の組合せが大当りの組合せであるか否かを判定する。この判定条件が満たされていないと特別電動役物制御ルーチンを終了し、満たされていると、ステップS70において、大当り信号ONを外部出力端子(図示略)に出力する。大当りの組合せである場合には、大当り表示がなされる。さらに、ステップS80において、大当り図柄が特別図柄(この場合、奇数図柄)であるか否かを判定し、特別図柄である場合は(ステップS80:Yes)、ステップS90において確変大当り信号ONを図示しない出力端子に出力する。続いて、ステップS100において、ラウンドカウンタRをリセットする。そして、ステップS110において入賞カウンタPをリセットするとともに、フラグFを「0」に設定する。
続いて、図6のステップS120においてソレノイド15を励磁する。すると、シャッタ14が倒れ、大入賞口6の通路入口が開放される。この開放により、遊技球BのVゾーン11及び通路12,13への入賞が可能となる。ステップS130でラウンドカウンタRを「1」インクリメントする。
次に、ステップS140において、入賞カウンタPの値が所定値Pmax以下であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていると、ステップS150において、大入賞口6の閉鎖予定時期がまだか否かを判定する。この判定条件が満たされていると(ステップS150:Yes)、ステップS140へ戻る。その結果、大入賞口6の開放開始後にPmax個よりも多くの遊技球Bが入賞するか、閉鎖予定時期が到来するかしない限りは、大入賞口6が開放され続ける。これに対し、ステップS140,S150の判定条件のいずれか一方が満たされていないと、ステップS160においてソレノイド15を消磁する。すると、シャッタ14が起こされ、大入賞口6の通路入口が閉鎖される。
そして、ステップS170において、ラウンドカウンタRの値が所定値がRmax以下であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていると、ステップS180においてフラグFが「1」であるか否かを判定する。ステップS180の判定条件が満たされていると(ステップS180:Yes)、図5のステップS110へ戻る。従って、一旦大当り遊技状態が発生すると、遊技球BがVゾーン11に最大Rmax回入賞するまでは、大入賞口6が開閉のサイクルを繰返す。例えば、所定値Pmaxが「10」に設定され、大入賞口6の開放時間が「約29.5」秒に設定され、所定値Rmaxが「16」に設定されている場合には、大入賞口6の開放後、(1)遊技球Bが大入賞口6へ10個入賞すること、(2)約29.5秒が経過すること、のいずれか一方の条件が満たされた時点で大入賞口6が閉鎖される。この大入賞口6の開放・閉鎖のサイクルが、遊技球BのVゾーン11への入賞を条件に最大で16回繰返されることとなる。ステップS170,S180の判定条件のいずれか一方が満たされていないと、ステップS190で「大当り信号OFF」を図示しない出力端子に出力する。さらに、ステップS200において、大当り図柄が特別図柄(この場合、奇数図柄)であるか否かを判定し、特別図柄である場合は(ステップS200:Yes)、ステップS210において確変大当り信号OFFを図示しない出力端子に出力する。続いて、ステップS220で確率変動処理を実行し、その後、特別電動役物制御ルーチンを終了する。
図8の確率変動処理ルーチンでは、ステップS221において、大当り図柄が通常図柄(この場合偶数図柄)であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていないと(ステップS221:No)、すなわち、大当り図柄が特別図柄(奇数図柄)であると、ステップS227において確変カウンタCが「0」であるか否か(高確率モード中であるか否か)が判定され、確変カウンタCが「0」である(高確率モード中である)場合は(S227:Yes)、ステップS228において、確変中信号ONを図示しない出力端子に出力する。続いて、ステップS229において高確率モードを設定し、確変カウンタCに「2」を設定する。ステップS229の処理を実行した後、確率変動処理ルーチンを終了する。このように、高確率中に特別図柄(奇数図柄)で大当り遊技状態が連続して発生した場合には、高確率モードが継続することとなる。
一方、ステップS221の判定条件が満たされていると、すなわち、大当り図柄が通常図柄(偶数図柄)であると、ステップS222において確変カウンタCが「0」でないか否かを判定する。この判定条件が満たされていない(C=0)と確率変動処理ルーチンを終了し、満たされている(C=2,1)とステップS223において確変カウンタCを「1」デクリメントする。ステップS224において確変カウンタCが「0」であるか否かを判定する。この判定条件が満たされていない(C=1)と確率変動処理ルーチンを終了し、満たされている(C=0)とステップS225において、確変中信号OFFを図示しない出力端子に出力し、ステップS226において、低確率モードを設定する。このように一旦高確率モードが設定されると、確変カウンタCが「0」となるまで、すなわち、高確率モード設定後、連続して偶数図柄で2回大当り遊技状態が発生するまでは高確率モードが継続する。そして、偶数図柄での大当り遊技状態が2回連続すると、高確率モードが終了し低確率モードに切替えられる。
なお、本実施形態での処理手順は一例であり、適宜変更可能である。例えば、図柄変動処理(ステップS31)を停止図柄の記憶処理(ステップS33,S35,S36)の後に行うようにしてもよい。
上述したように、本実施形態では、遊技球Bが第1種始動口4へ入賞したことが検出されると、各カウンタの値が取得されるとともに図柄列8乃至10が変動表示される。各カウンタの値に基づき停止図柄が記憶され、その停止図柄によって図柄変動が停止される。停止されたときに表示されている図柄の組合せが大当りの組合せであると、遊技者に有利な大当り遊技状態が発生し、遊技球BがVゾーン11に最大Rmax回入賞するまで、大入賞口6の開閉のサイクルが繰返される。
一方、大当り図柄が特別図柄(奇数図柄)であると高確率モードが設定され、次回と、その次の回の2回にわたり大当り遊技状態の発生確率が高められる。すなわち、一旦高確率モードが設定されると、次回以降2回の大当り遊技状態の発生確率が高められるが、その期間中に再び奇数図柄で大当り遊技状態が発生すれば高確率モードが設定される。これに対し、期間経過後に通常図柄(偶数図柄)で大当り遊技状態が発生すれば高確率モードが終了する(低確率モードに切替えられる)。
なお、このように次の回の2回にわたり大当り遊技状態の発生確率を高めるのではなく、次の回のみ大当り遊技状態の発生確率を高めるようにしてもよい。図9の例は次の回のみ大当り遊技状態の発生確率を高める場合のフローチャートを例示するものであり、図8の例の代わりに図9のような処理を用いてもよい。
5.関連表示
次に、関連表示について、第1遊技機1と第2遊技機201に着目して説明する。本実施形態では、表示制御装置102(第1表示制御手段)及び表示制御装置202(第2表示制御手段)により、扉部表示装置120に表示される絵柄と同一対象を示す絵柄が扉部表示装置220に表示されるように表示制御が行われるようになっている。本明細書でいう「関連表示」とは、第1表示手段と第2表示手段とが協働して表示態様を創出することをいう。即ち、両表示手段による表示が、それぞれ独立したものではなく、互いに関連したものとして把握できるような表示のことである。
具体的には、第1遊技機1のメイン基板30から表示制御装置102と、第2遊技機201の表示制御装置202に信号が送信され、この信号に基づいて、図10、図11に示すように、扉部表示装置120に表示される絵柄と同一対象を示す絵柄が扉部表示装置220に表示されるようになっている。これにより、両表示手段で同一対象の絵柄が把握できることとなり、連携性の高い表示となる。
本実施形態に係る特定対象の絵柄は、キャラクター絵柄190からなり、扉部表示装置120で表示されていたキャラクター絵柄190が扉部表示装置220へ移るように関連表示がなされるようになっている。このようにすれば、キャラクターの動きが単一の遊技機のみで完結するのではなく、複数の遊技機に及ぶため、キャラクターの効果を広範囲に及ばせることができ、表示のバリエーションも高めることができる。
なお、「同一対象を示す絵柄」としては、同一キャラクターの絵柄、同一の風景、動植物などの絵柄などが挙げられ、同一対象と把握できるものであれば、扉部表示装置120と扉部表示装置220とで形状や態様が若干異なったものが表示されていてもよい。
また、本実施形態では、扉部表示装置120と扉部表示装置220との関連表示が、特定遊技条件の成立に基づいて行われるように制御がなされる。特定遊技条件の成立とは、具体的には、大当り状態、確率変動状態、リーチ状態、リーチ予告状態、時短状態のうちから選ばれるいずれかの状態の成立とすることができる。即ち、このような、大当り状態、確率変動状態、リーチ状態、リーチ予告状態、時短状態は、遊技者がより注目をする状態であるが、このような状態の発生と共に、上記のごとく広範囲にわたる連携性の高い演出を行えば、相乗的に印象度が増し、一層興味を引く構成となる。具体的には、図5のS70のように大当り信号がONすることに基づいて、メイン基板30からのその旨の信号を表示制御装置102及び第2遊技機200の表示制御装置202(図13)に送信するようにし、その信号に基づいて関連表示を行うようにすることができる。この場合、大当り状態と関連表示とが対応するものとなる。また、図5のS90のような確変大当り信号がONすることに基づいて、メイン基板30からのその旨の信号を表示制御装置102及び第2遊技機200の表示制御装置202(図13)に送信するようにし、その信号に基づいて関連表示を行うようにしてもよい。この場合、関連表示と確変大当りとが対応することとなる。
本実施形態では、このような特定遊技条件が成立することに基づき、扉部表示装置120による特定表示の開始と、扉部表示装置220による特定表示の開始と、が予め定められた順序で行われるように制御がなされる。より具体的には、第1遊技機1において大当り状態が成立すると、図10のような特定表示が開始され、次いで第2遊技機201において図11のような特定表示が開始されることとなる。これにより、連携性が高まると共に、表示の流れが創出されることとなり、順序的な繋がりが強調されることとなる。
なお、図10及び図11では、扉部表示装置120による特定表示の開始と、扉部表示装置220による特定表示の開始と、が予め定められた順序で行われる例を示したが、このような例に限られない。例えば、扉部表示装置120による特定表示の開始が、扉部表示装置220による特定表示の開始と、同タイミングで行われるようになっていてもよい。このように同タイミングで特定表示を行うようにすれば、関連表示を極めて連携性が高く開始できることとなる。具体的には、図12のように、扉部表示装置120及び扉部表示装置220において、同種の背景画像(例えば、同一色を主体とした背景画像など)の表示が同タイミングで開始され、かつ所定時間同時に行われるようにすることができる。図12の例では、遊技機1において特定遊技条件が成立(例えば大当り状態発生)することに基づいて、キャラクターの背景をなす背景画像が各遊技機の扉部表示装置120、220、320、420、520において一斉に同種のものとされる例(具体的には一斉に同一色とされる例)を示している。
<実施形態2>
次に、図14を参照して実施形態2について説明する。
第1遊技機1及び第2遊技機201と情報通信可能に接続された外部装置(管理装置600)を有し、外部装置(管理装置600)からの制御信号に基づいて、表示制御装置102及び202により、扉部表示装置120及び扉部表示装置220の連携表示がなされるようになっている。このようにすれば、外部装置によって表示制御を管理できる構成となるため、遊技場管理者が表示を管理しやすくなる。なお、本実施形態では、表示制御装置102、202が、各遊技機からの信号を受けるのではなく、管理装置600からの信号を受けるようになっている点が実施形態1と異なり、それ以外の構成は実施形態1と同様である。従って、同様の部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
<実施形態3>
次に、図15ないし図16を参照して実施形態3について説明する。
実施形態3の遊技システムでは、各扉部表示装置の構成が実施形態1と異なっている。具体的には、第1遊技機1の扉部表示装置120は図15に示すように、、矩形状の表示面を有し、遊技機の上端部に配置されている。また、図16に示すように、第2遊技機201、301、401、501も第1遊技機1と同構成をなしており、各扉部表示装置220、320、420、520が共に、矩形状の表示面を有し、各扉部表示装置220、320、420、520が、それぞれ遊技機の上端部に配置されている。扉部表示装置120、220、320、420、520の構成以外は実施形態1と同様であるので、これらについては実施形態1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
<実施形態4>
次に、図17ないし図23を参照して実施形態4について説明する。
本実施形態では第1遊技機1の第1表示手段及び各第2遊技機の第2表示手段がそれぞれ複数の表示装置によって構成されている。なお、第1表示手段及び第2表示手段以外の構成は実施形態1と同様であるため、これらについては実施形態1と同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
具体的には、図17に示すように、第1遊技機1の前面部において当該第1遊技機1の遊技機本体に対して開閉可能に構成された第1扉部3が設けられ、第1表示手段は、第1扉部3に設けられた実施形態1と同様の扉部表示装置120と、第1遊技機1の遊技盤7に設けられた遊技盤表示装置122とによって構成されている。なお、第1遊技機1において、第1表示手段及び第1主表示装置5はそれぞれ独立して絵柄表示可能とされている。遊技盤表示装置122は、図18に示すように、遊技盤7に埋設されており、遊技盤表示装置122の前方を遊技球が流下するように構成されている。
図19に示すように、第2遊技機201、301、401、501も第1遊技機1と同構成をなしており、その中の第2遊技機201を代表例として説明すると、第2遊技機201の前面部において当該第2遊技機201の遊技機本体に対して開閉可能に構成された第2扉部203が設けられており、第2表示手段は、第2扉部203に設けられた実施形態1と同様の扉部表示装置220と、第2遊技機201の遊技盤207に設けられた遊技盤表示装置222とによって構成されている。即ち、実施形態1の構成に加え、各遊技機1、201、301、401、501の遊技盤7、207、307、407、507にそれぞれ遊技盤表示装置122、222、322、422、522が設けられている。なお、各第2遊技機では、主表示装置及び第2表示手段が独立して絵柄表示可能とされている。
また、第1遊技機1では、第1主表示装置5と第1表示手段とでそれぞれ独立して絵柄表示可能とされる一方で、これらが連携表示可能とされている。また、各第2遊技機においても、第2主表示装置と、第2表示手段とで連携表示可能とされている。即ち、各遊技機において遊技と表示手段とを関連付けることができるようになっており、かつそれを他の遊技機の表示とも関連付けることができるようになっている。この構成により、当該遊技機の効果が他の遊技機にも及ぶという、従来にない斬新な演出が可能となっている。
図20では、第1遊技機1において第1主表示装置5と第1表示手段とでなされる連携表示について示しており、図20の例では、図20(a)のように第1主表示装置5で表示されていたキャラクター絵柄190が図20(b)のように遊技盤表示装置122に移り、さらに、図21(a)(b)に示すように、扉部表示装置120に移るように表示制御がなされるようになっている。
さらに、このように第1遊技機1の主表示装置5で表示されていたキャラクター絵柄は図22、図23のように第1表示装置に移った後、第2遊技機の第2表示装置に移るように表示制御がなされるようになっている。これにより、主表示装置5で表示されていたキャラクターがあたかも遊技場内を自由に動き回る格好となり、表示の面白さが極めて高いものとなる。なお、ここでは、第1遊技機1から第2遊技機に特定表示(ここではキャラクター絵柄)が移る様子を示したが、第2遊技機から第1遊技機へと特定表示が移るように構成されていてもよい。
<実施形態5>
実施形態5では、第1表示手段と第2表示手段とで特定の表示デザインが構成されるよう表示制御がなされるようになっている。具体的には、図24に示すように、第1表示手段と第2表示手段とで特定のキャラクターデザイン(具体的には鮫のデザイン192、アンコウのデザイン194)が構成されるように表示制御がなされる。即ち、特定のキャラクターデザインを広範囲に亘って表示できるようになっている。なお、特定のキャラクターデザインは図24の例に限定されないことは言うまでもない。
このようにすることにより、従来単一の遊技機の表示装置内でのみ表示可能とされていた特定のキャラクターデザインを、複数の遊技機に跨るように広範囲に表示でき、注目を集めやすいキャラクターデザインをより印象深く表示できるようになっている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、第1表示手段たる扉部表示装置120及び第2表示手段たる扉部表示装置220、320、420、520をそれぞれ液晶ディスプレイによって構成したが、キャラクターなどの絵柄や、文字、記号などの少なくともいずれかが表示可能であればよく、フルカラーELディスプレイ等のELディスプレイや、複数のLEDが並んで構成されるドットマトリックス式の表示装置などによって構成しててもよい。
(2)第1表示手段と第2表示手段により、第1遊技機におけるリーチ状態に関する情報が表示可能とされていてもよい。従来、リーチ状態に関する情報は、当該遊技機(即ち、ここでいう第1遊技機)のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、リーチ状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。リーチ状態に関する情報とは、第1遊技機においてリーチ状態が発生した旨の情報、又は第1遊技機においてリーチ状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。
(3)第1表示手段と第2表示手段により、第1遊技機における大当り状態に関する情報が表示可能とされていてもよい。従来、大当り状態に関する情報は、当該遊技機(第1遊技機)のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、大当り状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。
大当り状態に関する情報とは、第1遊技機に大当りが発生した旨の情報、或いは第1遊技機において大当り状態が発生する可能性が高い旨の情報などが挙げられる。
(4)第1表示手段と第2表示手段により、第1遊技機における確率変動状態に関する情報が表示可能とされていてもよい。従来、確率変動状態に関する情報は、当該遊技機のみで表示するようにしていたが、上記のようにすれば、確率変動状態に関する情報を複数の遊技機に跨るように表示できることとなる。確率変動状態に関する情報とは、第1遊技機に確率変動状態が発生した旨の情報、或いは、第1遊技機において確率変動状態が発生する可能性が高い旨の情報が挙げられる。
(5)第1表示手段及び第2表示手段により、遊技が行われていない遊技機に関する情報が表示可能とされていてもよい。このようにすれば、複数の遊技機に跨るように、遊技が行われていない遊技機に関する情報が表示されることとなるため、遊技場利用者は遊技が行われていない遊技機を容易に知ることができる。従って、遊技場利用者は、遊技場利用者が混雑している中で空いている遊技機を容易に探し出すことができ、遊技機の選択を行いやすくなる。また、遊技場管理者は、遊技機の稼働率を効果的に増加できるため、遊技場管理者にとっても、遊技場利用者にとっても有用な構成となる。
(6)第1表示手段及び第2表示手段により、広告情報が表示可能とされていてもよい。このようにすれば、複数の遊技機に跨るように広告が可能となるため、広告の印象をより高めることができる構成となる。
実施形態1の遊技システムに用いられる遊技機を概念的に例示する正面図 図1の遊技機の遊技盤構成を概念的に例示する正面図 実施形態1の遊技システムを概念的に例示する図 第1遊技機の電気的構成を例示するブロック図 特別電動役物制御ルーチンの流れの一例を示すフローチャート 図5に続く図 図柄変動開始処理ルーチンの流れの一例を示すフローチャート 確率変動処理ルーチンの流れの一例を示すフローチャート 確率変動処理ルーチンについての図8とは異なる例を示すフローチャート 関連表示について説明する説明図 図10に続く説明図 関連表示について図10、図11とは異なる例について説明する説明図 第2遊技機のの電気的構成を例示するブロック図 実施形態2に係る遊技システムの電気的構成を例示するブロック図 実施形態3の遊技システムに用いられる第1遊技機を例示する正面図 実施形態3の遊技システムを概念的に例示する図 実施形態4の遊技システムに用いられる遊技機を概念的に例示する正面図 図17の遊技機の遊技盤構成を概念的に例示する正面図 実施形態4の遊技システムを概念的に例示する図 実施形態4における第1遊技機での表示例を示す図 図20に続く表示例を示す図 実施形態4の遊技システムにおける表示例を示す図 図22に続く表示例を示す図 実施形態5の遊技システムにおける表示例を示す図
符号の説明
1…第1遊技機(遊技機)
1a…遊技機本体
3…扉部
5…主表示装置
7…遊技盤
100…遊技システム
102…表示制御装置(第1表示制御手段)
120…扉部表示装置(第1表示手段)
201…第2遊技機
202…表示制御装置(第2表示制御手段)
220…扉部表示装置(第2表示手段)
301…第2遊技機

Claims (2)

  1. 遊技盤に沿って遊技球が流下可能に構成された遊技機であって、
    絵柄表示可能に構成される第1表示手段と、
    前記第1表示手段を制御する第1表示制御手段とを備え、
    前記第1表示制御手段は、前記第1表示手段と、隣接する他の第2遊技機に設けられた1又は複数の第2表示手段と、において連携表示が行われるように前記第1表示手段の表示制御を行うことを特徴とする遊技機。
  2. 絵柄表示可能に構成される第1表示手段と、前記第1表示手段を制御する第1表示制御手段と、を備えた第1遊技機と、
    絵柄表示可能に構成される第2表示手段と、前記第2表示手段を制御する第2表示制御手段と、を備えた、1又は複数の第2遊技機と、
    を有し、
    前記第1表示手段と、前記第2表示手段とにおいて連携表示がなされることを特徴とする遊技システム。
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