JP2006257388A5 - - Google Patents
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本発明者らは、粘着体にフィルムを有する積層粘着体において、剥離体と共に粘着体が被着体から剥離してしまう理由について調べた結果、フィルムが強靱なことが原因であることを見出した。そして、その知見に基づいた上で、粘着体に文字や図柄を表示させることができ、汎用的な粘着剤を使用できる積層粘着体について検討した結果、以下の積層粘着体を発明した。
すなわち、本発明の積層粘着体は、粘着剤層および熱可塑性樹脂層を備えた粘着体と、粘着体の熱可塑性樹脂層の一面上に積層されている剥離体とを有し、粘着体の粘着剤層が被着体に貼着され、粘着体の粘着剤層と被着体との界面接着強度を(A)、粘着体の熱可塑性樹脂層と剥離体との界面接着強度を(B)とした際に、(A)>(B)となる状態で使用される積層粘着体であって、
熱可塑性樹脂層はポリオレフィン樹脂からなる引張強度が20〜100N/mの層であり、かつ、熱可塑性樹脂層における粘着剤層側の面の一部または全部に裏印刷が施されていることを特徴とする。
本発明の積層粘着体においては、剥離体に粘着体の粘着剤層が接着されるようにテープ状に巻かれており、粘着体の粘着剤層と剥離体との界面接着強度を(C)とした際に、(B)>(C)であることが好ましい。
本発明の積層粘着体においては、粘着剤層がホットメルト系粘着剤からなることが好ましい。
また、本発明の積層粘着体においては、裏印刷が、溶剤系インキによる印刷であることが好ましい。
本発明の積層粘着体は、剥離体が透明であり、該剥離体の少なくとも片面の一部または全部に印刷が施されていてもよい。
すなわち、本発明の積層粘着体は、粘着剤層および熱可塑性樹脂層を備えた粘着体と、粘着体の熱可塑性樹脂層の一面上に積層されている剥離体とを有し、粘着体の粘着剤層が被着体に貼着され、粘着体の粘着剤層と被着体との界面接着強度を(A)、粘着体の熱可塑性樹脂層と剥離体との界面接着強度を(B)とした際に、(A)>(B)となる状態で使用される積層粘着体であって、
熱可塑性樹脂層はポリオレフィン樹脂からなる引張強度が20〜100N/mの層であり、かつ、熱可塑性樹脂層における粘着剤層側の面の一部または全部に裏印刷が施されていることを特徴とする。
本発明の積層粘着体においては、剥離体に粘着体の粘着剤層が接着されるようにテープ状に巻かれており、粘着体の粘着剤層と剥離体との界面接着強度を(C)とした際に、(B)>(C)であることが好ましい。
本発明の積層粘着体においては、粘着剤層がホットメルト系粘着剤からなることが好ましい。
また、本発明の積層粘着体においては、裏印刷が、溶剤系インキによる印刷であることが好ましい。
本発明の積層粘着体は、剥離体が透明であり、該剥離体の少なくとも片面の一部または全部に印刷が施されていてもよい。
Claims (7)
- 粘着剤層および熱可塑性樹脂層を備えた粘着体と、粘着体の熱可塑性樹脂層の一面上に積層されている剥離体とを有し、粘着体の粘着剤層が被着体に貼着され、粘着体の粘着剤層と被着体との界面接着強度を(A)、粘着体の熱可塑性樹脂層と剥離体との界面接着強度を(B)とした際に、(A)>(B)となる状態で使用される積層粘着体であって、
熱可塑性樹脂層はポリオレフィン樹脂からなる引張強度が20〜100N/mの層であり、かつ、熱可塑性樹脂層における粘着剤層側の面の一部または全部に裏印刷が施されていることを特徴とする積層粘着体。 - 剥離体に粘着体の粘着剤層が接着されるようにテープ状に巻かれており、粘着体の粘着剤層と剥離体との界面接着強度を(C)とした際に、(B)>(C)であることを特徴とする請求項1に記載の積層粘着体。
- 粘着剤層がホットメルト系粘着剤からなる請求項1または2に記載の積層粘着体。
- 裏印刷が、溶剤系インキによる印刷である請求項1〜3のいずれかに記載の積層粘着体。
- 剥離体が透明であり、該剥離体の少なくとも片面の一部または全部に印刷が施されている請求項1〜4のいずれかに記載の積層粘着体。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の積層粘着体を製造する方法であって、
剥離体に溶融した熱可塑性樹脂を積層して熱可塑性樹脂層を形成する工程と、該熱可塑性樹脂層の表面の一部または全部に裏印刷を施す工程と、熱可塑性樹脂層における裏印刷を施した側の面に粘着剤を積層して粘着剤層を形成する工程とを有することを特徴とする積層粘着体の製造方法。 - 粘着剤がホットメルト系粘着剤である請求項6に記載の積層粘着体の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP2005302696A JP4137930B2 (ja) | 2005-02-15 | 2005-10-18 | 積層粘着体の貼着方法およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2005037332 | 2005-02-15 | ||
JP2005302696A JP4137930B2 (ja) | 2005-02-15 | 2005-10-18 | 積層粘着体の貼着方法およびその製造方法 |
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JP6642195B2 (ja) * | 2016-03-29 | 2020-02-05 | リンテック株式会社 | 擬似接着性積層体、擬似接着ラベル及びこれらの製造方法 |
US11322005B2 (en) * | 2018-06-10 | 2022-05-03 | Hangzhou Timing Security Technologies Co., Ltd. | Portions of a security device system; methods of making and using them |
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2005
- 2005-10-18 JP JP2005302696A patent/JP4137930B2/ja active Active
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