JP6607739B2 - 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法 - Google Patents

貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6607739B2
JP6607739B2 JP2015164273A JP2015164273A JP6607739B2 JP 6607739 B2 JP6607739 B2 JP 6607739B2 JP 2015164273 A JP2015164273 A JP 2015164273A JP 2015164273 A JP2015164273 A JP 2015164273A JP 6607739 B2 JP6607739 B2 JP 6607739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patch
adhesive
adhesive layer
laminate
base material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015164273A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017039902A (ja
Inventor
忠寛 富能
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2015164273A priority Critical patent/JP6607739B2/ja
Publication of JP2017039902A publication Critical patent/JP2017039902A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6607739B2 publication Critical patent/JP6607739B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

本発明は、貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法に関する。
従来、製品の装飾や保護等のため、フィルム状の貼付材を製品表面に貼り付けることが行われている。このような貼り付けにおいては、製品外観が損なわれたり製品表面に対する保護機能が損なわれたりするのを防ぐため、シワの発生や気泡の入り込みを防止することが好ましい。例えば特許文献1では、所定の引っ張り応力および粘着性を有する極薄の装飾フィルムを使用することによって、シワの発生や気泡の入り込みを防止することが開示されている。
特開2003−191369号公報
しかしながら、従来の貼付材は平面状のフィルムであるため、3次元形状を有する製品表面に貼り付ける場合、製品形状に沿うように立体的に変形させつつ貼り付けていかなければならず、そのような変形に起因してどうしてもシワが発生したり気泡が入り込んだりし易い。また、それらを防止しつつ入念に貼り付けを行うと、作業性が低下する。
さらに、上で挙げた従来技術のように貼付材は極薄な場合だけでなく、ある程度の厚みを要する場合もあり、この場合、貼付材は製品の3次元形状に沿って変形し難く、綺麗に貼り付けることがより困難になる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、3次元形状に対して綺麗で簡単に貼り付けることができる貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の貼付材は、薄肉基材と、当該薄肉基材の表面に設けられた接着層と、当該接着層の表面に配置された剥離フィルムと、を有する。前記薄肉基材、前記接着層、および前記剥離フィルムは、貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿う立体形状に一体的に成形されている。
上記目的を達成するための本発明の貼付材の積層体は、前記貼付材が互いに分離可能に複数積層されてなる。
上記目的を達成するための本発明の貼付材の製造方法は、シート状の基材、当該基材の表面に設けられた接着層、および当該接着層の表面に配置された剥離フィルムを、貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿うように一体的に成形する。
上記目的を達成するための本発明の貼付材の積層体の製造方法は、シート状の基材と、当該基材の表面に設けられた接着層と、当該接着層の表面に配置された剥離フィルムとの組が複数積層されたシート材を、貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿うように成形する。
本発明の貼付材は、貼り付け対象物の3次元形状に沿うように予め形作られているため、貼り付けの際、貼り付け対象物に沿うように平面形状から立体形状に変形させなくてもよく、このような変形に起因する例えばシワや気泡等の貼り付け不良が生じ難い。また、貼り付け不良が生じ難いため、貼り付け不良を防止するための入念な作業が減り、貼り付け作業が容易になる。
従って、本発明の貼付材、および積層体に含まれる貼付材によれば、3次元形状に対して綺麗で簡単な貼り付けを行うことができ、また、本発明の貼付材の製造方法および積層体の製造方法によれば、そのような貼付材および積層体を提供できる。
第1実施形態の貼付材および貼り付け対象物の斜視図である。 剥離フィルムを剥離された第1実施形態の貼付材、および貼り付け対象物の斜視図である。 第1実施形態の貼付材が貼り付け対象物に貼り付けられた状態を示す斜視図である。 図3のIV−IV線に沿って切断したものの斜視図である。 第1実施形態の貼付材の製造方法の概要を示す図である。 第2実施形態の貼付材の斜視図である。 第3実施形態の貼付材の斜視図である。 剥離フィルムの一部が他の部分とは別に部分的に剥離された第3実施形態の貼付材、および貼り付け対象物の斜視図である。 貼付材の積層体の第1実施形態を模式的に示す図である。 第1実施形態の積層体を成形する工程の概略図である。 貼付材の積層体の第2実施形態を模式的に示す図である。 第2実施形態の積層体を成形する工程の概略図である。 シート材作製の一例の概略を示す図である。 貼付材の積層体の第3実施形態を模式的に示す図である。 貼付材および貼り付け対象物の他の形態を示す図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる。
<貼付材の第1の実施形態>
図1に示すように、第1実施形態の貼付材100は、薄肉基材110と、接着層120と、剥離フィルム130と、を有する。薄肉基材110、接着層120、および剥離フィルム130は、一体的に成形されている。
貼付材100は、例えば、貼り付け対象物1に貼り付けられてこれを装飾する。この場合、貼付材100は、例えば木目調または金属調等の装飾(不図示)を薄肉基材110に有する。これと異なり、貼付材100は、貼り付け対象物1の表面を傷等から保護するために貼り付けられるものであってもよい。この場合、貼付材100は必ずしも装飾を有する必要はなく、貼付材100は透明であってもよい。
貼り付け対象物1は、本実施形態では一例として台形のように形作られた板形状を有するが、貼り付け対象物1の形状は特にこれに限定されない。貼り付け対象物1は、本実施形態のように板材を折り曲げたような形状だけでなく、例えば曲面形状等の他の形状を有してもよい。貼り付け対象物1を形成する材料は、例えば樹脂または金属であるが、特にこれら限定されず、例えば木材であってもよい。
また、貼り付け対象物1がどのような分野で用いられるものであるかも特に限定されない。貼り付け対象物1は、例えば、自動車および電車等の車両の外装に用いられる部材であってもよいし、家電、パソコン、およびスマートフォン等の電気製品に用いられる部材であってもよい。あるいは、貼り付け対象物1は、壁材等の建築用の部材であってもよい。
薄肉基材110は、貼り付け対象物1の3次元形状に沿う立体形状に成形されている。本実施形態では貼り付け対象物1が台形形状を有するため、薄肉基材110は、これに沿って重なるよう台形状に形作られた板形状を有する。
薄肉基材110は、柔軟性を有しており、貼り付けの際に作業者が手で力を加えると、立体形状を保ちつつある程度変形できる。
薄肉基材110として、例えば、樹脂フィルム、金属フィルム、金属を蒸着させた樹脂フィルム、それらの積層体等を使用することができる。ここで、樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリメタクリル酸メチル、ポリブテン、ポリブタジエン、ポリメチルペンテン、エチレン酢酸ビニル共重合体、エチレン(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン(メタ)アクリル酸エステル共重合体、ABS樹脂、アイオノマー樹脂などの樹脂からなるフィルム、発泡フィルム、またはそれらの積層フィルム等を使用することができる。薄肉基材110が樹脂フィルムからなる場合、薄肉基材110は、不透明であってもよいし、透明であってもよい。また、必要に応じ、薄肉基材110は貫通孔を有してもよい。
薄肉基材110の厚みは、好ましくは1〜500μm、より好ましくは25〜200μm程度であるが、これらに制限されず、適宜変更できる。
薄肉基材110に装飾が付加される場合、薄肉基材110自体に装飾が施されてもよいし、薄肉基材110の表面に装飾層が設けられてもよい。あるいは、薄肉基材110を透明に形成し、その一方の面に装飾層を設けることによって、反対側の面から視認可能に装飾を設けてもよい。
薄肉基材110に付加される装飾は、特に制限されず、一色であってもあるいは二色以上の色分け模様を表示するものであってもよい。また、模様は、所定の柄であってもよいし、写真であってもよいし、文字であってもよい。
接着層120は、薄肉基材110の表面、より具体的には、貼り付けの際に貼り付け対象物1と向かい合う側の一方の面に設けられる。本実施形態では、接着層120はその面の全体に設けられているが、これに限定されず、接着層120が薄肉基材110の一方の面で部分的に設けられた形態を本発明は含む。
接着層120を形成する材料は、特に限定されず、接着剤または粘着剤のいずれも使用できる。具体的には、アクリル系接着剤/粘着剤、シリコーン系接着剤/粘着剤、ゴム系接着剤/粘着剤、ビニルエーテル系接着剤/粘着剤、感圧性接着剤/粘着剤、ホットメルト型接着剤/粘着剤などが挙げられる。これらの接着剤/粘着剤は、溶剤型またはエマルジョン型のいずれであってもよい。
または、化学反応型接着剤を使用してもよい。ここで、化学反応型接着剤とは、構成成分が化学反応により高分子化して固化するタイプの接着剤のことであり、その具体例としては、外部から熱を与えることにより化学反応を開始する加熱硬化型接着剤、可視光、紫外線、電子線等の照射により化学反応を開始する光・電子線硬化型接着剤等が挙げられる。加熱硬化型接着剤の具体例としては、エポキシ系接着剤等が挙げられ、光・電子線硬化型接着剤の具体例としては、ポリエステルアクリレート等が挙げられる。
接着層120の接着力は特に限定されず、貼付材100の用途に応じて適宜設定できる。例えば、貼付材100が製品表面の装飾のために貼り付けられる場合、所望の貼り付け位置に一旦貼り付けられた後は容易に剥がれ落ちないよう、強く接着することが好ましい。これと異なり、例えば新品の製品の表面に傷が付かないよう製品表面の保護のために貼り付けられる場合、製品の使用にあたって手で剥がせる程度の接着力で接着していることが好ましい。
剥離フィルム130は、接着層120の表面に配置され、接着層120の全体を覆っている。剥離フィルム130は、接着層120に細かなゴミや手の油等が付着して接着力が低下するのを防ぐ。剥離フィルム130は、例えば手で剥がせる程度の接着力で、剥離可能に接着層120と接着している。
図2に示すように、貼付材100は、剥離フィルム130を剥がされ、貼り付け対象物1に貼り付けられる。貼付材100は、接着層120によって貼り付け対象物1と接着する。
図3に示すように、貼付材100は、自身の立体形状を貼り付け対象物1の3次元形状に沿うように重ね合わせて貼り付けられる。
図4に示すように、貼付材100は、L字状に曲がった縁部111(支持部)を備えており、縁部111を貼り付け対象物1の端に突き当てて貼り付けられている。
縁部111が貼り付け対象物1の端に突き当てられてことによって、貼付材100は、貼り付け対象物1に対し、所望の貼り付け位置に位置合わせされる。また、縁部111が貼り付け対象物1の端に突き当たって引っ掛かり、貼付材100は所望の貼り付け位置に支持される。
次に、貼付材100の製造方法について述べる。
図5内の上側に示すように、実施形態の製造方法では、まず、シート材S1が型F1にセットされる。
シート材S1は、シート状の基材110と、基材110の表面に設けられた接着層120と、接着層120の表面に配置された剥離フィルム130と、を有する。
型F1は、相対的に近接離隔する雄型F10と雌型F12とを有する。雄型F10は凸部F11を有し、雌型F12は凹部F13を有する。雄型F10と雌型F12とが合わさった際、凸部F11および凹部F13は、貼付材100と同様の形状を有する隙間を形成する。シート材S1は、相対的に離間した雄型F10と雌型F12との間にセットされる。
その後、図5内の中央に示すように、シート材S1は成形される。シート材S1は、雄型F10と雌型F12とによって挟み込まれ、凸部F11と凹部F13との間の隙間で貼付材100の形状が付与される。
剥離フィルム130は、例えば延伸可能な材料によって形成されており、成形の際、型F1の凸部F11および凹部F13の形状に追従して延伸する。剥離フィルム130を形成する延伸可能な材料としては、例えば、ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエン等のポリオレフィン、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリウレタン樹脂、無延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)、無延伸ポリブチレンテレフタレート、無延伸ポリエチレンナフタレート等の無延伸ポリエステル等が挙げられるが、これらに限定されない。
成形後、シート材S1は、トリミングによって形が整えられ、図5内の下側に示すように、貼付材100が作製される。
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
本実施形態と異なり、平面状のフィルムを貼り付け対象物1の表面に貼り付ける場合、貼り付け対象物1の3次元形状に沿うように平面状のフィルムを変形させつつ貼り付けていかなければならず、そのような変形に起因してどうしてもシワが発生したり気泡が入り込んだりし易い。また、シワの発生や気泡の入り込みを防止しつつ入念に貼り付けを行うと、作業性が低下する。
特に、フィルムの厚みが厚い場合や、貼り付け対象物1の形状がより複雑になった場合、平面状のフィルムを貼り付け対象物1の3次元形状に沿うように変形させることがより困難になるため、シワや気泡が生じ易く、また、それらを防止するためにより入念な貼り付けを行わなければならない。
一方、本実施形態の貼付材100は、貼り付け対象物1の3次元形状に沿うように予め成形されているため、上述のように平面形状から貼り付け対象物1に沿うように変形させる必要がなく、そのような変形に起因する例えばシワや気泡等の貼り付け不良を防止できる。また、貼り付け不良が生じ難いため、貼り付け不良を防止するための入念な作業が減り、貼り付け作業が容易になる。
従って、本実施形態の貼付材100によれば、貼り付け対象物1に対して綺麗で簡単な貼り付けを行うことができ、また、本実施形態の製造方法によれば、そのような貼付材100を提供できる。
また、貼付材100は、貼り付け対象物1に対し、L字状に曲がった縁部111(支持部)によって所望の貼り付け位置に位置合わせされる。このため、貼付材100を所望の貼り付け位置に正確に貼り付けることができる。
<貼付材の第2の実施形態>
図6に示すように、第2実施形態の貼付材200は、剥離フィルム130に把持部131が設けられている点で第1実施形態の貼付材100と異なる。その他の構成、および製造方法については、本実施形態は第1実施形態と略同様であり、図中で同一の符号を付し、ここでの重複する説明を省略する。
把持部131は、剥離フィルム130が薄肉基材110の縁から部分的にはみ出して形成されており、剥離フィルム130と把持部131とは一体的に形成されている。作業者は、把持部131を摘まんで剥離フィルム130を剥がすことができる。
剥離フィルム130の厚みは特に限定されないが、剥離フィルム130が極薄で、第1実施形態のように把持部131がない場合、剥離フィルム130は摘まみ難くなる。
一方、本実施形態では、剥離フィルム130は把持部131を備えており、摘まみ易いため、極薄であっても簡単に剥がすことができる。
第1実施形態と共通する他の構成によって奏される作用効果については、本実施形態は第1実施形態と同様である。
<貼付材の第3の実施形態>
図7に示すように、第3実施形態の貼付材300は、第1実施形態の貼付材100と異なる構成の剥離フィルム330を有する。その他の構成、および製造方法については、本実施形態は第1実施形態と略同様であり、図中で同一の符号を付し、ここでの重複する説明を省略する。
剥離フィルム330は、スリット状の切れ込み335によって区切られた第1の構成片331および第2の構成片332を有する。第1の構成片331によって覆われる接着層120の表面積は、第2の構成片332によって覆われる接着層120の表面積より小さいが、これに限定されない。第1の構成片331(剥離フィルムの一部)と、第2の構成片332(他の部分)とは、別々に剥離可能である。
また、剥離フィルム330は、薄肉基材110の縁からはみ出す把持部333、334を有する。把持部333は、第1の構成片331と一体的に形成されており、把持部334は、第2の構成片332と一体的に形成されている。作業者は、把持部333を摘まんで第1の構成片331を剥がすことができ、把持部334を摘まんで第2の構成片332を剥がすことができる。
図8に示すように、作業者は、第1の構成片331を剥がして接着層120を部分的に露出させ、接着層120のその露出した一部で、貼付材300を貼り付け対象物1の所定の貼り付け位置に仮固定する。その後、作業者は、仮固定した状態で第2の構成片332を剥がして接着層120の残りの部分を露出させ、接着層120の全体を貼り付け対象物1に接着させる。
このように、貼付材300は、第1の構成片331(剥離フィルムの一部)だけを剥がして貼り付け対象物1と部分的に接着可能であるため、貼り直しが容易であり、貼り付けの際に貼付材300の位置を簡単に修正できる。
第1実施形態と共通する他の構成によって奏される作用効果については、本実施形態は第1実施形態と同様である。
<貼付材の積層体の第1の実施形態>
図9に示すように、第1実施形態の積層体1000は、複数の貼付材100が積層された構成を有する。それぞれの貼付材100の構成は、先に説明したものと略同様であるため、図中で同一の符号を付し、ここでの重複する説明を省略する。
複数の貼付材100は、互いの形状に沿って密着するように重ね合わされて積層されている。複数の貼付材100のそれぞれは、互いに分離可能である。隣接する貼付材100同士は、剥離フィルム130で接しており、互いに接着していないため、分離させ易い。
作業者は、積層体1000から各貼付材100を取り外して使用する。作業者は、積層方向D1における積層体1000の両端のどちら側から貼付材100を取り外してもよい。作業者は、積層体1000から貼付材100を取り外した後、剥離フィルム130を剥がして貼り付けを行う。
次に、積層体1000の製造方法について述べる。
積層体1000の製造方法は、図10に示すように、シート材S2を型F2によって成形する工程を含む。
シート材S2は、基材110、接着層120、および剥離フィルム130の組S20が複数積層された構成を有する。それぞれの組S20では、シート状の基材110の表面に接着層120が配置され、接着層120の表面に剥離フィルム130が配置されている。シート材S2は、例えば、扁平なシート状の各組S20を複数重ね合わせて作製される。
型F2は、シート材S2を挟み込み、シート材S2を構成する各組S20が貼付材100の形状となるよう成形する。成形後、シート材S2は型F2から取り出され、トリミングによって形が整えられて積層体1000が作製される。
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
本実施形態の積層体1000によれば、複数の貼付材100が積層されてコンパクトにまとめられ、かさばらないため、複数の貼付材100の保管や運搬が楽である。貼付材100自体の作用効果は、先に説明したものと同様である。
また、本実施形態の積層体1000の製造方法によれば、複数の貼付材100が一度に作製されるため、効率よく貼付材100を作製できる。
<貼付材の積層体の第2の実施形態>
図11に示すように、第2実施形態の積層体2000は、第1実施形態の積層体1000から剥離フィルム130を除いた構成を有する。他の構成については、積層体2000は、第1実施形態の積層体1000と略同様であり、図中で同一の符号を付して重複する説明を省略する。
本実施形態の貼付材400は、薄肉基材110、およびその表面に設けられた接着層120からなり、積層体2000は、複数の貼付材400が積層された構成を有する。作業者は、各貼付材400を積層体2000から剥がして使用する。
各貼付材400の薄肉基材110では、隣接する他の貼付材400の接着層120と接する外表面に、好ましくは剥離剤が塗布されている。このような剥離剤が塗布されることによって、隣接する貼付材400同士の接着が抑制されるため、貼付材400を積層体2000から剥がし易くなる。ここで、剥離剤として、シリコーン系剥離剤、長鎖アルキル系剥離剤が挙げられるが、これらに限定されず、公知の剥離剤を使用できる。
作業者は、積層方向D2における積層体2000の両端のどちら側から貼付材400を剥がしてもよく、どちら側から剥がしても貼付材400は接着層120が露出した状態となるため、剥がした後、直ぐに貼り付けを行うことができる。
貼り付け作業を行わないとき、積層方向D2における積層体2000の一方の端に位置する貼付材400(図11では積層体2000の上端に位置する貼付材400)に対し、露出した接着層120にゴミや手の油等が付着して接着力が低下しないよう、その接着層120の表面に剥離フィルム130を配置してもよい。その他の貼付材400については、隣接する貼付材400の薄肉基材110によって、接着層120が覆われているため、ゴミ等の付着が防止されている。
図12に示すように、本実施形態の積層体2000の製造方法は、第1実施形態の積層体1000の製造方法と略同様であるが、第1実施形態と異なるシート材S3が用いられる。
シート材S3は、第1実施形態のシート材S2と異なり、剥離フィルム130を含まず、シート状の基材110とその表面に設けられた接着層120との組S30が複数積層された構成を有する。
シート材S3は、第1実施形態と同様の型F3および成形方法によって、各組S30が貼付材400の形状となるよう成形される。成形後、シート材S3は型F3から取り出され、トリミングによって形が整えられて積層体2000が作製される。
シート材S3のうち、組S30の積層方向における一方の面(図12では雄型F30と接する面)では、接着層120が雄型F30と接着しないよう、好ましくは剥離フィルム130が配置される。これによって、型F3から成形品を円滑に取り出すことができる。
図13に示すように、シート材S3は、例えば、円筒形状を有する芯材A1のまわりにシート状の基材110および接着層120を巻回してロールRを形成し、その一部に刃A2によって径方向に切れ目A3を設け、そこからロールRを開くように芯材A1から剥がして形成される。シート材S3の作製方法は、これに限定されず、他の方法によってシート材S3が作製されてもよい。シート状の基材110は、接着層120によって、芯材A1のまわりに剥離可能に接着する。
本実施形態の作用効果を述べる。
本実施形態の積層体2000およびその製造方法によれば、剥離フィルム130が省略されるため、コストを抑えることができる。また、貼り付け作業の際に、剥離されて不要となった剥離フィルム130が生じないため、ゴミの発生を抑制できる。他の作用効果については、本実施形態は第1実施形態の積層体1000およびその製造方法と同様である。
<貼付材の積層体の第3の実施形態>
図14に示すように、第3実施形態の積層体3000は、剥離片3001を有する点で、第2実施形態の積層体2000と異なる。その他の構成については、本実施形態は第2実施形態の積層体2000と略同様であり、図中で同一の符号を付し、ここでの重複する説明を省略する。
剥離片3001は、各貼付材400における接着層120の端部表面に配置されている。剥離片3001は、接着層120の端部表面に剥離可能に接着している。
剥離片3001は、積層方向D3に隣接する一の貼付材400と他の貼付材400との間で、薄肉基材110の端部と接着層120の端部とを接着しないように隔てている。剥離片3001は、例えば、樹脂テープもしくは樹脂フィルム、または紙によって形成されるが、これらに限定されない。
本実施形態では、積層方向D3に隣接する貼付材400の端部同士が、剥離片3001によって接着しないように隔てられており、めくり易い。このため、作業者は、貼付材400の端を摘まみ、積層体3000から貼付材400を簡単に剥がすことができる。
作業者は、貼付材400を積層体3000から剥がした後、剥離片3001を接着層120の表面から剥離させ、貼付材400の貼り付けを行う。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々改変できる。
例えば、貼付材の形状は、貼り付け対象物の形状に合わせて適宜設計でき、上記実施形態に限定されない。
図15に示すように、中空な半球形状を有する貼付材500を本発明は含む。貼付材500は、中空な半球形状に成形された薄肉基材510と、薄肉基材510の内面に設けられた接着層520と、接着層520の表面に配置された剥離フィルム530と、を有する。接着層520および剥離フィルム530は、薄肉基材510と一体的に中空な半球形状に成形されている。剥離フィルム530は、把持部531を有する。
作業者は、把持部531を摘まんで剥離フィルム530を剥がし、半球形状を有する貼り付け対象物2に貼付材500を被せるようにして貼り付ける。
また、本発明の貼付材は、上記実施形態のように貼り付け対象物の全体の3次元形状に沿うのではなく、貼り付け対象物の一部の3次元形状(例えば、上記実施形態の貼り付け対象物1において、折れ曲がった両側面のうちの一方から平坦な上面までの一回だけの折れ曲がりを含んだ形状)に沿うように成形されたものであってもよい。
また、上記実施形態では、貼付材100は、L字状に曲がった縁部111を貼り付け対象物1の端に突き当てるようにして支持されることによって、貼り付け位置に位置合わせされるが、本発明の支持部は、貼付材を所望の貼り付け位置に位置合わせして支持できるものであればよく、部材同士の突き当てによって位置合わせするものに限定されない。
例えば、表面に複数の凸部を有する貼り付け対象物に対し、これらに沿う複数の凹部を有するように成形された貼付材を貼り付ける場合、貼付材は、それら複数の凹部を、貼り付け対象物の表面の複数の凸部に嵌め合わせるように貼り付け対象物に重ね合わされることによって、所望の貼り付け位置に位置合わせされることも可能である。
このように、本発明の支持部は、上記実施形態の貼付材100の縁部111のように部材同士の突き当てではなく、形状同士の嵌め合わせによって、貼付材を所定の貼り付け位置に位置合わせして支持するものであってもよい。
また、本発明は、第2実施形態の貼付材200が複数積層された積層体、第3実施形態の貼付材300が複数積層された積層体、および変形例の貼付材500が複数積層された積層体を含む。これらの積層体では、各貼付材が把持部を有しており、摘まみ易いため、積層体から貼付材を取り外し易い。
1、2 貼り付け対象物、
100、200、300、400、500 貼付材、
110、510 薄肉基材、
111 L字状に曲がった縁部(支持部)、
120、520 接着層、
130、330、530 剥離フィルム、
131、333、334、531 把持部、
331 第1の構成片(剥離フィルムの一部)、
332 第2の構成片(剥離フィルムの一部と異なる他の部分)、
335 切れ込み、
1000、2000、3000 貼付材の積層体、
3001 剥離片、
D1、D2、D3 積層方向、
F1、F2、F3 成形型、
S1、S2、S3 シート材、
S20 シート状の基材と接着層と剥離フィルムとの組、
S30 シート状の基材と接着層との組。

Claims (9)

  1. 貼り付け対象物に貼り付けられる貼付材であって、
    薄肉基材と、
    当該薄肉基材の表面に設けられた接着層と、
    当該接着層の表面に配置された剥離フィルムと、を有し、
    前記薄肉基材、前記接着層、および前記剥離フィルムは、前記貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿う立体形状に一体的に成形されており、
    前記貼付材を前記貼り付け対象物の貼り付け位置に支持する支持部を有する、貼付材。
  2. 前記剥離フィルムは、前記薄肉基材の縁からはみ出す把持部を有する、請求項1に記載の貼付材。
  3. 前記剥離フィルムの一部は、当該一部と異なる他の部分とは別に、部分的に剥離可能である、請求項1または請求項2に記載の貼付材。
  4. 請求項1〜請求項3のうちのいずれか1つに記載の貼付材が互いに分離可能に複数積層された、貼付材の積層体
  5. 貼り付け対象物に貼り付けられる貼付材が互いに分離可能に複数積層された積層体であって、
    複数の前記貼付材の各々は、薄肉基材および当該薄肉基材の表面に設けられた接着層からなり、前記薄肉基材および前記接着層は、前記貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿う立体形状に一体的に成形されており、前記貼付材を前記貼り付け対象物の貼り付け位置に支持する支持部を有する、貼付材の積層体。
  6. 前記接着層の端部表面に配置された剥離片を有する、請求項5に記載の貼付材の積層体。
  7. 貼り付け対象物に貼り付けられる貼付材の製造方法であって、
    シート状の基材、当該基材の表面に設けられた接着層、および当該接着層の表面に配置された剥離フィルムを、前記貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿うように一体的に成形するとともに、前記貼付材を前記貼り付け対象物の貼り付け位置に支持する支持部を、前記貼付材に設ける、貼付材の製造方法
  8. 貼り付け対象物に貼り付けられる貼付材を複数積層した積層体の製造方法であって、
    シート状の基材、当該基材の表面に設けられた接着層と、当該接着層の表面に配置された剥離フィルムとの組が複数積層されたシート材を、前記貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿うよう成形するとともに、前記貼付材を前記貼り付け対象物の貼り付け位置に支持する支持部を、前記貼付材に設ける、貼付材の積層体の製造方法。
  9. 貼り付け対象物に貼り付けられる貼付材を複数積層した積層体の製造方法であって、
    シート状の基材と当該基材の表面に設けられた接着層との組が複数積層されたシート材を、前記貼り付け対象物の少なくとも一部の3次元形状に沿うように成形するとともに、前記貼付材を前記貼り付け対象物の貼り付け位置に支持する支持部を、前記貼付材に設ける、貼付材の積層体の製造方法。
JP2015164273A 2015-08-21 2015-08-21 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法 Active JP6607739B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164273A JP6607739B2 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015164273A JP6607739B2 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017039902A JP2017039902A (ja) 2017-02-23
JP6607739B2 true JP6607739B2 (ja) 2019-11-20

Family

ID=58203100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015164273A Active JP6607739B2 (ja) 2015-08-21 2015-08-21 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6607739B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7120804B2 (ja) * 2018-05-16 2022-08-17 アルパイン株式会社 機器、表示体用部品及び表示体の固定方法
JP7278069B2 (ja) * 2018-12-21 2023-05-19 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 装飾シート
KR102064224B1 (ko) 2019-10-02 2020-01-09 주식회사 지투지컴 휴대전자기기용 백커버 소재와 필름의 결합장치

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5211690B2 (ja) * 1973-05-15 1977-04-01
JPS58203049A (ja) * 1982-05-21 1983-11-26 河西工業株式会社 貼着用表皮材料の成形方法
DE3519064A1 (de) * 1985-05-28 1986-12-04 Avery International Corp., Wilmington, Del. Mehrschichtige, selbstklebende und tiefziehbare schutzfolie insbesondere fuer kraftfahrzeuge
JP3057952U (ja) * 1998-09-24 1999-06-08 大王加工紙工業株式会社 防塵マット
JP3667290B2 (ja) * 2002-03-04 2005-07-06 エアパックス有限会社 ラミネートフィルム製容器の製造方法とこれに用いる熱成形用のラミネートフィルム
JP2004299284A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Nippon Paper Industries Co Ltd 粘着加工された三次元の面を有する成型物及びその製造方法
JP4690721B2 (ja) * 2004-12-28 2011-06-01 株式会社槌屋 光透過性表示部を有する接着性表示シート及びその製造方法
JP2013212843A (ja) * 2012-03-30 2013-10-17 Idemitsu Unitech Co Ltd 容器およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017039902A (ja) 2017-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPWO2009069661A1 (ja) 粘着シート、その製造方法、及びその貼合方法
CN107531027A (zh) 装饰片
JP6607739B2 (ja) 貼付材、貼付材の積層体、貼付材の製造方法、および貼付材の積層体の製造方法
KR20040030237A (ko) 적층시트 및 그 제조방법
JP2011093243A (ja) インサート材を備えた樹脂成形品及びその製造方法
JP6163656B2 (ja) 穴閉塞用ラベル、穴閉塞用ラベル連続体、及びその連続体の製造方法
JP2009221380A (ja) 粘着シート及びそれを用いた剥離シート付粘着シート
JP2015174318A (ja) シート積層体
JP2015196289A (ja) 積層成形品の製造方法
JP4633394B2 (ja) 剥離用プルタブ付両面接着テープの貼り付け方法
WO2013021825A1 (ja) シート貼付方法およびシート貼付治具
JP2010076178A (ja) 保護フィルム
JP5857202B2 (ja) 熱伝導シート
JP2015140384A (ja) テープロール体およびテープロール体の製造方法
JP6236718B2 (ja) 転写用の複合層構造
WO2018216586A1 (ja) ライナー付き両面粘着シート
JP2562183B2 (ja) 離型シート仮接着フレキシブル回路の製法およびその離型シート仮接着フレキシブル回路
JP2005309021A (ja) 表示パネルの製造方法および透明粘着シート
JPS6145138Y2 (ja)
CN116039220B (zh) 一种覆盖膜的复合工艺
KR101796100B1 (ko) 점착 코팅용 시트
JP2007136941A (ja) ホットプレス用離型シート
JP2008284801A (ja) 両面剥離シートおよび粘着シート巻回体
JPH10140096A (ja) 転写マーキング用シート
WO2017006957A1 (ja) 粘着剤付部品の製造方法および粘着剤付部品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180522

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191008

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6607739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250