JP2007136941A - ホットプレス用離型シート - Google Patents

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Abstract

【課題】熱板の状態に影響されることなく、簡単且つ確実に剥がし得るホットプレス用離型シートを提供する。
【解決手段】剥離性を有する剥離シート4bの一面に補強用の基材シート4aを一体に接合し、その基材シート4aをホットプレスの熱板に剥離可能なように貼着してなるホットプレス用離型シート4において、基材シート4aの全ての周縁にほぼ沿って貼着部5a,5bを形成し、その貼着部5a,5bで囲われた領域を非貼着面にしてホットプレスの熱板に貼着するようにした。この離型シート4は、ホットプレスの熱板に対し基材シート4aの周囲を貼着部5a,5bで貼り付け、その貼着部5a,5bで囲われた領域を非貼着面にしたため、熱板中央の温度が高く且つ荒れた状態であっても貼り付くおそれが全くなく、貼り替え時の剥離作業がスムースに行える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、定盤と熱板又は複数の熱板間に被加工物を挟んで加熱しながら押圧するためのホットプレスの、前記熱板に貼り付けるホットプレス用離型シート(以下単に離型シートともいう。)に関する。
合板製造用のホットプレス1は、図3(a)に示したように、固定的な定盤2と、その定盤2の上方に昇降自在に設けられた熱板3で概略構成されており、熱板3を約100℃〜120℃の高温に保ちつつ下向きに動かして定盤2との間に被加工物たる合板を挟み込み、その合板を加熱しながら加圧する。なお、定盤2の上面には適度な厚みの弾性シート2aが敷設されている。
前記ホットプレス1の熱板3の表面には、発熱体(図示せず)の保護と平滑性を高めるためにアルミ合金板3a(通称「ジュラ板」)が着脱自在に取り付けられている。そしてそのアルミ合金板3aの表面には、プレス時に合板からはみ出すことがある接着剤や合板の「脂(やに)」等の付着を防止するため、剥離剤たるフッ素樹脂がコーティングしてある。なお、本発明においてアルミ合金板3aは熱板3の一部であり、熱板3の概念には熱板3に取り付けたアルミ合金板3aをも含む。
しかしてアルミ合金板3aの上記コーティングは使用により傷む。そのアルミ合金板3aのコーティングの傷みは、加圧後の合板の表面が凸凹になるなど、合板の仕上がりに悪影響を及ぼすため再コーティングの必要がある。そのようなアルミ合金板3aの再コーティングは専門の加工業者しか行えないため、従来は、コーティングの傷んだアルミ合金板3aを熱板3から外して加工業者に搬送し、加工業者が再コーティングして依頼主に返送し、こうして再コーティングされたアルミ合金板3aを熱板3に付け直す、という作業を繰り返していた。
上記のようにアルミ合金板3aに直にフッ素樹脂をコーティングする方法では、再コーティングの度にアルミ合金板3aを着脱したり搬送したりする必要があるが、アルミ合金板3aは大きくて重いため着脱や搬送が容易でなく、再コーティングに要するコストの負担が大きい問題点があった。特に熱板3と定盤2の間隔が5〜10cmと狭い機種では、アルミ合金板3aを着脱する作業の作業性が格段に悪いため、さらにコストの負担が大きくなる。
また、ホットプレス使用中に誤ってアルミ合金板3aのコーティングに傷を付けた場合は、ホットプレスを止めても約120℃程度になっているアルミ合金板3aが冷めるまで作業に着手することが出来ないため、その間の作業ロスも軽視できない重要な問題である。
本出願人は、このような従来技術に存する問題を解決する手段として、剥離性を有する剥離シートの一面に補強用の基材シートを一体に接合し、その基材シートをホットプレスのアルミ合金板3a(熱板3)に剥離可能なように貼着してなるホットプレス用離型シートを特許出願した(特許文献1参照)。
特開2004−262163号公報
特許文献1に記載のホットプレス用離型シートの一面全部に粘着剤層を形成し、それを熱板3の一部であるアルミ合金板3aに貼り付けて実用試験を繰り返した結果、その多くは好ましい成果を得たが、一部のホットプレスで基材シートの剥離がスムースに行えない、という不具合が発生した。かかる事例について検証した結果、障害が基材シートの中央部分に集中していることが判明し、これに基づき不具合のあったホットプレスの熱板3を精査したところ、中央部分の温度が周囲より高く且つアルミ合金板3aの中央部分が傷んで荒れている、という点で共通していた。
本発明は上記知見に基づきなされたもので、その目的は、熱板の状態に影響されることなく、簡単且つ確実に剥がし得るホットプレス用離型シートを提供することにある。
剥離性を有する剥離シートの一面に補強用の基材シートを一体に接合し、その基材シートをホットプレスの熱板に剥離可能なように貼着してなるホットプレス用離型シートにおいて、基材シートの全ての周縁にほぼ沿って貼着部を形成し、その貼着部で囲われた領域を非貼着面にしてホットプレスの熱板に貼着するようにしたホットプレス用離型シートを提供する。
また、請求項2に記載したように、前記基材シートは、複数枚の基材構成シートを貼り合わせた複層構造である請求項1記載のホットプレス用離型シートを提供する。
また、請求項3に記載したように、前記基材シートは平面視四角形であって、次の(a)〜(d)の要件を具備するものである請求項2記載のホットプレス用離型シートを提供する。
(a)熱板に接する第1の基材構成シートとそれに重なる第2の基材構成シートを、前記貼着部に適用可能な粘着剤で貼り合わせる。
(b)第1の基材構成シートの熱板側の面であって対向する2辺沿いに前記貼着部を形成する。
(c)第1の基材構成シートの上記2辺以外の2辺について貼着部相当分を切除する。
(d)第1の基材構成シートの上記切除により外部に露出する第2の基材構成シートの粘着剤で基材シート貼着用の貼着部を形成する。
また、請求項4に記載したように、前記基材シートを熱可塑性ポリエステル樹脂で形成すると共に前記剥離シートを熱可塑性フッ素樹脂で形成した請求項1乃至3の何れか1項に記載のホットプレス用離型シートを提供する。
ホットプレスの熱板に対し、基材シートの周囲を貼着部で貼り付け、その貼着部で囲われた領域を非貼着面にしたため、熱板中央の温度が高く且つ荒れた状態であっても貼り付くおそれが全くなく、貼り替え時の剥離作業がスムースに行える。また、基材シートの周囲全部を貼着したことにより、被加工物を定盤と熱板の間に挿入する際、基材シートと熱板の間にゴミ等の異物が入らない。また、貼着部が基材シートの周囲に限定され貼着面積が小さいため、貼り付け位置にずれがあっても、貼り直しが簡単容易に行える。さらにまた、離型シート全体が薄くて軽いため一人の作業員でも貼り替えが可能である、等の効果を発揮する。
また、請求項2のように、基材シートを、複数枚の基材構成シートによる複層構造にすれば、同厚の単層構造の基材シートに較べて腰が強くなるため、熱板に貼着した状態で弛みが生じにくい。
また、請求項3の離型シートは、長尺の帯状に形成し、その際、第1の基材構成シートの側辺に貼着部を形成し、次にホットプレスの熱板長に合わせてカットした後、第1の基材構成シートの端を切除して残りの貼着部を形成する、という具合に、熱板の大きさに合わせた製品が簡単・低価格に製造できる利点がある。
また、基材シートを構成する熱可塑性ポリエステル樹脂は、熱板から受ける熱により次第に熱劣化して硬化するため、剥離シート補強用の芯材として好ましい性質を有し、また、剥離シートを構成する熱可塑性フッ素樹脂は、ホットプレスの熱板の使用範囲内での加熱に対し熱劣化が殆ど生じず柔軟性を損なわない耐熱性を備え優れた剥離性を発揮する。よって請求項4の熱可塑性ポリエステル樹脂と熱可塑性フッ素樹脂の組み合わせは、本発明の離型シートを構成する素材として最適である。
[実施形態1]
以下に本発明の実施形態1を図面を参照しつつ説明する。なお、図1は離型シートの斜視図、図2は離型シートの要部を拡大した斜視図、図3(a)〜(d)は離型シートの貼着工程を説明する正面図である。
合板製造用のホットプレス1は従来技術の項で説明したように、固定的な定盤2と、その定盤2の上方に昇降自在に設けられた熱板3で概略構成されている。そして、熱板3の表面には、発熱体(図示せず)の保護と平滑性を高めるためにアルミ合金板3aが取り付けられ、また、定盤2の上面には適度な厚みの弾性シート2aが敷設されている。
しかして本発明は、前記ホットプレス1の熱板3の表面、すなわち実施形態ではアルミ合金板3aの表面に貼り付けて使用する離型シート4に関するものであって、図1,図2に示したように、基材シート4aと、その基材シート4aの一面に接合した剥離シート4bで形成される。
前記基材シート4aは、2枚の基材構成シート4a−1,4a−2を、後述する貼着部5a,5bに適用可能な例えばシリコン系粘着剤で貼り合わせた複層構造である。各基材構成シート4a−1,4a−2は、少なくとも常温で柔軟性を有しホットプレス1の熱板3の使用範囲内での加熱(100℃〜120℃)に対し殆ど変形しない加熱変形率と前記加熱により硬化する性質とを備えた合成樹脂シートにより形成したものであって、例えば熱可塑性ポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレート)を厚さ0.3mm前後のフィルム状に加工したものである。
この熱可塑性ポリエステル樹脂製の基材シート4aは、常温で丸めて折れない程度の柔軟性があり、また、加熱変形率(熱収縮率)が熱板3の使用範囲内である100℃〜120℃の温度に対して押出方向に約0.3%、幅方向にほぼ0%と殆ど変形しない。一方、耐熱性は低く、ほぼ70℃の温度で熱劣化が始まるため、熱板3の使用範囲である100℃〜120℃の温度で長期加熱すると熱劣化して硬化する。
前記剥離シート4bは、ホットプレス1の熱板3の使用範囲内での加熱(100℃〜120℃)に対し熱劣化が殆ど生じず長期使用にも柔軟性を損なわない耐熱性と高い剥離性とを備えた熱可塑性樹脂シートにより形成したものであって、例えばフッ素樹脂を厚さ0.025mm〜0.05mm前後のシート状に加工したものである。このフッ素樹脂製の剥離シート4bは、加熱変形率が押出方向、幅方向共±2%と大きいため、加熱により皺になりやすい。また、この剥離シート4bは200℃の耐熱性があって熱板3の使用範囲である100℃〜120℃の温度で長期間加熱しても熱劣化のおそれがなく柔軟性を損なわない。
剥離シート4bは前記基材シート4aの一面に例えばエポキシ系又はポリエステル系の接着剤4cで一体に接着されている。
一方、基材シート4aの他面には熱板3に貼り付けるための例えばシリコン系粘着剤6による貼着部5a,5bが全ての周縁に沿う形で額縁状に形成され、その貼着部5a,5bで囲われた領域が非貼着面になっている。実施形態の具体的な貼着部5a,5bは、図1において長手方向に対するものと短手方向に対するもので相違する。すなわち、長手方向に対する貼着部5aは熱板3に接する第1の基材構成シート4a−1の2つの長辺沿いに帯状に粘着剤6を塗布して形成される。一方、短手方向に対する貼着部5bは、前記第1の基材構成シート4a−1の2つの短辺について貼着部相当分を切除し、そうして外部に露出する第2の基材構成シート4a−2の粘着剤6が貼着部5bを構成する。
なお、図示しないが、全ての貼着部5a,5bは熱板3に貼り付ける直前まで離型紙で覆われている。
基材シート4aを熱板3に貼り付ける貼着部5a,5bのトータルの結合力は、基材構成シート4a−1,4a−2同士を貼り付ける粘着剤6のトータルの結合力並びに基材シート4aを剥離シート4bに接着する接着剤4cによるトータルの結合力より弱い設定になっている。
次に、ホットプレス1に装着したままであって高温状態にある熱板3のアルミ合金板3aに対し、実施形態1の離型シート4を貼着する方法を図3(a)〜(d)により説明する。先ず、図3(a)のようにホットプレス1の熱板3を最大限上昇させて定盤2との間を可能な限り開いた状態にしておく。
次に、基材シート4aの貼着部5a,5bが上になる向きにして離型シート4を下の定盤2の弾性シート2a上にセットする(図3(b))。この状態で図3(c)のように熱板3を降下させると基材シート4aの全面が熱板3のアルミ合金板3aに接触する。そしてこの状態を数十分間(例えば20分間)継続させた後、図3(d)のように熱板3を上昇させると、離型シート4が貼着部5a,5bを介して熱板3のアルミ合金板3aに完全に貼り付く。もちろん離型シート4の中央部分は貼着部5a,5bのない非貼着面であるため貼り付かない。
また、離型シート4の基材シート4aは貼着前において柔軟性を有するが、熱板3に接して長期間加熱されることにより熱劣化して硬化し、結果的に剥離シート4bの補強芯材としての機能が高まる。
なお、本実施形態1では、第2の基材構成シート4a−2の貼着部5bの根元部分(図1,図2中符号P参照)に、第1の基材構成シート4a−1の端面が臨んでいてそれがアルミ合金板3aとの関係で段差を構成する。従って第2の基材構成シート4a−2をアルミ合金板3aに貼り付けた際、図1,2中符号Pの部分に極小の隙間ができる。その隙間は天然の通気孔として機能するため、離型シート4を熱板3に押し付けている上記数十分の間に気泡の原因となる空気がそこから抜ける。よって離型シート4と熱板3の間に気泡による凸凹や垂れが生じにくい。
次に、熱板3に貼り付けた離型シート4を剥がす場合は、熱板3を上昇させて定盤2との間を最大限に開き、離型シート4の縁から捲るだけでよい。離型シート4の貼着部5a,5bは周縁に限られているため、軽い力で簡単に剥がすことができる。もちろん、離型シート4の一方の短辺側の縁を捲って横U字状に曲げ、そのまま反対側の端に向けて引っ張るようにしてもよい。
[実施形態2]
図4は実施形態2を示すものであって、一部拡大図zを含むホットプレスの正面図である。この実施形態2と前記実施形態1は、離型シート4の図1において短辺側の貼着部5bの構造が相違し、それ以外は同一である。従って図4において図1乃至図3と同一符号を付した部分はそれらと同一であり、説明を省略する。
しかして実施形態2の短辺の貼着部5bは、図4の拡大図zに示したように、離型シート4を熱板3より長くして外部にはみ出ださせ、そのはみ出し部の外面に貼った耐熱テープ7で形成される。耐熱テープ7は基材シート4aの縁から若干内側に入った位置にあり、よって実施形態2の貼着部5bは、基材シート4aの縁にほぼ沿った位置にある。耐熱テープ7は、L字形に折り曲げて水平部7aを離型シート4に貼着すると共に垂直部7bを熱板3の側面に貼着し、もって離型シート4の短辺を熱板3に貼り付けて離型シート4の弛みを防止し、同時に離型シート4の端と熱板3の間の隙間を塞いでゴミ等の侵入を防止する。
なお、貼着部5bたる耐熱テープ7の貼り付けは、図3(c)のように離型シート4をホットプレスで挟んだ状態のまま行う。
以上、本発明を実施形態1,2について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば実施形態では合板の片面のみを加熱する単板用のホットプレス1を例示したが、言うまでもなく単板用であっても合板の両面を加熱するホットプレス、すなわち上記において下の定盤2も熱板であるホットプレスや、複数の合板を一度に加工するために複数枚の熱板を上下に並べた多段式のホットプレスなどにも同様に適用できる。なお、実施形態の定盤2を熱板にしたホットプレスでは前記弾性シート2aも熱板の一部になるから、その弾性シート2aの表面に本発明の離型シート4を貼着すればよい。
また、実施形態では熱板3の表面がアルミ合金板3aになっているが、熱板3の表面が平滑であればアルミ合金板3aの有無は問題でない。
また、実施形態で示した基材シート4a、剥離シート4b、接着剤4c、貼着部5a,5b等の材質は好ましい一つの例示であり、ここに記載した材質に限定されるものではない。例えば基材シート4aに熱硬化性の合成樹脂を採用することも可能であり、その場合は熱板3の熱で完全硬化することになる。
また、実施形態では平面タイプのホットプレス1を例示したが、熱板3が曲面になっている曲面タイプのホットプレス1にも適用可能である。
また、本発明のホットプレス1の用途は実施形態に示した合板の製造に限定されず、例えば集成材、パーチクルボード、人工大理石などを製造する用途に使用してもよい。
また、実施形態では基材シート4aを2枚の同種の基材構成シート4a−1,4a−2で形成したが、同種の3枚以上の基材構成シートを貼り合わせても良く、また、異種の2枚またはそれ以上の枚数の基材構成シートを貼り合わせるようにしてもよい。もちろん基材シート4aは1枚の合成樹脂シートで形成することもできる。
また、実施形態では2枚の基材構成シート4a−1,4a−2を貼り合わせる粘着剤6と、基材構成シート4a−1に設けた貼着部5aの粘着剤6を同一にしたが、粘着剤6として適用可能な性質を有するものであれば、2枚の基材構成シート4a−1,4a−2を貼り合わせる粘着剤6と貼着部5aの粘着剤6とは異なるものであってもよい。
また、実施形態1では、貼着部5bを第1の基材構成シート4a−1の切除という手段で形成したが、そのような切除を行わず、両面テープで貼着部5bを形成してもよい。
離型シートの斜視図である。 離型シートの要部を拡大した斜視図である。 (a)〜(d)は離型シートの貼着工程を説明する正面図である。 一部拡大図zを含むホットプレスの正面図である。
符号の説明
1 …ホットプレス
3 …熱板
4 …ホットプレス用離型シート
4a…基材シート
4a−1…第1の基材構成シート
4a−2…第2の基材構成シート
4b…剥離シート
5a,5b…貼着部
6 …粘着剤

Claims (4)

  1. 剥離性を有する剥離シートの一面に補強用の基材シートを一体に接合し、その基材シートをホットプレスの熱板に剥離可能なように貼着してなるホットプレス用離型シートにおいて、
    基材シートの全ての周縁にほぼ沿って貼着部を形成し、その貼着部で囲われた領域を非貼着面にしてホットプレスの熱板に貼着するようにしたホットプレス用離型シート。
  2. 前記基材シートは、複数枚の基材構成シートを貼り合わせた複層構造であることを特徴とする請求項1記載のホットプレス用離型シート。
  3. 前記基材シートは平面視四角形であって、次の(a)〜(d)の要件を具備するものであることを特徴とする請求項2記載のホットプレス用離型シート。
    (a)熱板に接する第1の基材構成シートとそれに重なる第2の基材構成シートを、前記貼着部に適用可能な粘着剤で貼り合わせる。
    (b)第1の基材構成シートの熱板側の面であって対向する2辺沿いに前記貼着部を形成する。
    (c)第1の基材構成シートの上記2辺以外の2辺について貼着部相当分を切除する。
    (d)第1の基材構成シートの上記切除により外部に露出する第2の基材構成シートの粘着剤で基材シート貼着用の貼着部を形成する。
  4. 前記基材シートを熱可塑性ポリエステル樹脂で形成すると共に前記剥離シートを熱可塑性フッ素樹脂で形成したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のホットプレス用離型シート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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