JPH10140096A - 転写マーキング用シート - Google Patents

転写マーキング用シート

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JPH10140096A
JPH10140096A JP31305796A JP31305796A JPH10140096A JP H10140096 A JPH10140096 A JP H10140096A JP 31305796 A JP31305796 A JP 31305796A JP 31305796 A JP31305796 A JP 31305796A JP H10140096 A JPH10140096 A JP H10140096A
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layer
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adhesive layer
sheet
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JP31305796A
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Akio Tanpo
昭夫 丹保
Manabu Okinaka
学 沖中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な作業を要求されることのない簡便に標
示できる転写マーキング用シートを提供することを目的
とする。 【解決手段】 接着剤層、表示基材層及び支持体層をこ
の順に積層し、前記表示基材層と前記支持体層とを仮着
した転写マーキング用シートにおいて、前記表示基材層
及び前記接着剤層に複数方向の切断線を設け、前記表示
基材層及び前記接着剤層を多数の小片に分離したことを
特徴とする転写マーキング用シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば装飾用のた
めに被接着面に接着剤を用いて貼付される転写マーキン
グ用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文字や記号などを転写マーキング
用シートを用いて標示する場合には、このシートを手作
業により、あるいはXーYプロッターを用いたカッテイ
ング機械により、所定の形状に切り取ってこれを被接着
面に貼付することによって用いていた。一方、シート基
材、接着剤層及び剥離紙をこの順に積層し、シート基材
及び接着剤層を多数の小片に分離し得るように、シート
基材表面から接着剤層に至る深さに多数の切断線を形成
した装飾シートが提案されている(特開平5−4044
5号公報)。そして、この従来技術は、所望の装飾シー
ト部分のみを転写するために、例えばアプリケーション
フィルムのような他の部材の下面に所望の装飾形状にな
るように弱粘着剤を塗布し、このアプリケーションフィ
ルムをシート基材に貼り合わせ、しかる後にこのアプリ
ケーションフィルムをシート基材から剥離する。すると
このアプリケーションフィルムに所望の装飾形状の装飾
シート部分だけが転写される。そして、このアプリケー
ションフィルムに転写された装飾シート部分を被接着面
に貼り合わせることによって、所望の装飾形状の装飾シ
ートを転写する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに手作業により、あるいはXーYプロッターを用いた
カッテイング機械により、転写マーキング用シートを所
定の形状に切り取ってこれを被接着面に貼付する場合に
は、あらかじめ寸法決めを行ってカッテイングするため
に手間がかかり、簡便にマーキングすることができなか
った。また、上記従来技術のものは、アプリケーション
フィルムへの弱粘着剤の塗布を正確に行わなければ、本
来必要な装飾シート部分が欠けたり、あるいは不要な装
飾シート部分が含まれたりしてしまう。また、たとえ弱
粘着剤の塗布を正確に行ったとしても、アプリケーショ
ンフィルムとシート基材との貼り合わせがずれてしまう
と、所望の形状の装飾シートを得ることができないとい
う問題を有している。
【0004】そこで本発明は、正確な作業を要求される
ことのない簡便に標示できる転写マーキング用シートを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の転写マーキング用シートは、接着剤層、表示
基材層及び支持体層をこの順に積層し、前記表示基材層
と前記支持体層とを仮着した転写マーキング用シートに
おいて、前記表示基材層及び前記接着剤層に複数方向の
切断線を設け、前記表示基材層及び前記接着剤層を多数
の小片に分離したことを特徴とする。
【0006】また請求項2記載の本発明の転写マーキン
グ用シートは、請求項1記載の転写マーキング用シート
において、前記表示基材層と前記支持体層とを弱粘着剤
層を介して仮着したことを特徴とする。
【0007】また請求項3記載の本発明の転写マーキン
グ用シートは、請求項1記載の転写マーキング用シート
において、前記表示基材層と前記支持体層とを疑似接着
により仮着したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の転写マーキング用シート
は、基本的には接着剤層、表示基材層及び支持体層をこ
の順に積層し、表示基材層と支持体層とを仮着してい
る。表示基材層は、接着剤層とともに被接着面に貼り付
けられ、マーキングとして用いられるものである。ここ
で、表示基材層と支持体層とを仮着するために、表示基
材層又は支持体層に弱粘着剤層を設ける。被接着面に貼
り付けた状態では、表示基材層は、その支持体層側が外
表面となるために、弱粘着剤層は支持体層側に設けるこ
とが好ましい。ただし、例えば粘着性が極めて低い弱粘
着剤層を用いる場合には、表示基材層側に設けて、被接
着面に貼り付けたときに表示基材層の表面の保護膜とし
て利用することも可能である。また、表示基材層と支持
体層とを仮着するために、弱粘着剤層を設ける代わりに
表示基材層と支持体層との間に仮着層を設けるか、又は
設けずに疑似接着により仮着してもよい。
【0009】ここで支持体層としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリウ
レタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、
エチレン(メタ)アクリル酸共重合体、若しくはポリス
チレン等の合成樹脂フィルム、又はグラシン紙、ポリエ
チレンやポリプロピレン等のラミネート紙、コート紙等
を用いるが、好ましくは、ポリプロピレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、グラシン紙、ポリエチレンラミネー
ト紙を用いる。
【0010】また、表示基材層としては、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、アイオノマー、エチレン(メタ)アクリル酸共重合
体、若しくはポリスチレン等の合成樹脂フィルムを用
い、着色しているものでもよい。なお、着色はフィルム
自身が有する色をそのまま利用する他、別途着色材を塗
工してもよい。なお表示基材層に用いる合成樹脂フィル
ムは、透明フィルムでも不透明フィルムでもよい。ま
た、透明フィルムを用いる場合には、接着剤に着色して
もよい。また、表示基材層としては、上記合成樹脂フィ
ルムの他、合成紙、上質紙、コート紙等を用いてもよ
く、さらに着色したものでもよい。なお表示基材層とし
ては、より好ましくは、ポリ塩化ビニル、ウレタン、ポ
リエステル合成紙、上質紙あるいはコート紙である。特
にポリ塩化ビニルやポリウレタンは柔軟性に優れてい
る。
【0011】また、接着剤層を構成する接着剤は、特に
限定されるものではないがゴム系、アクリル系、ウレタ
ン系、シリコーン系等の粘着剤を用いることができる。
なお、より好ましくはアクリル系粘着剤が適している。
特に表示基材層を使用後に剥がす場合には再剥離型のも
のが好ましいことは言うまでもない。
【0012】また、表示基材層を支持体層に仮着するた
めには、弱粘着剤層を用いる場合の他、疑似接着により
仮着してもよい。ここで疑似接着とは、合成樹脂フィル
ム又は金属箔や蒸着膜の表面に合成樹脂をゾル・ゲル溶
液の塗布、溶融押出などの方法により、塗布して両合成
樹脂を仮着するものであり公知の方法が採用できる。例
えばポリエチレンテレフタレートフィルムに溶融ポリエ
チレンをTダイで押し出し貼合したり、あるいは、ポリ
エチレンテレフタレートフィルムに塩化ビニルのゾルを
キャストコートするものなどを挙げることができる。
【0013】本発明は、このような転写マーキング用シ
ートにおいて、表示基材層及び接着剤層に、複数方向の
切断線を設けている。すなわち、マーキングとして用い
られる表示基材層は、接着剤層とともに多数の小片に分
離され、それぞれ表示基材片、又は接着片となって支持
体層に仮着されている。このように本発明では、マーキ
ングとして用いられる表示基材層は、被接着面に貼り付
けるための接着面を上面に設けているために、一旦別の
部材によって転写することなくそのまま被接着面に転写
することができるとともに、接着剤層とともに多数の小
片に分離され、それぞれ表示基材片及び接着片となって
支持体層に仮着されているために、転写マーキング用シ
ートから、あらかじめ不必要な表示基材片を接着片とと
もに取り除くことで、所望のマーキング形状を得ること
ができる。なお、接着剤層を形成する接着剤は感圧接着
剤や感熱接着剤が好ましく、作業性の点で感圧接着剤が
より好ましい。本発明は、このように、マーキングとし
て用いない部分を除去し、そのまま被接着面に貼り付け
ることができるので、正確な作業を要求されることのな
い簡便に標示できる転写マーキング用シートを提供する
ことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の転写マーキング用シートの一
実施例を図1に基づいて説明する。図1は、同転写マー
キング用シートの斜視図である。本実施例による転写マ
ーキング用シートは、上面から順に、接着剤層10、表
示基材層20、仮着層30及び支持体層40をこの順で
積層した積層構造である。ここで、接着剤層10は、表
示基材層20を被着体の被接着面に貼り付けるためのも
のであり、アクリル系感圧接着剤を塗布し乾燥したもの
である。表示基材層20は、最終的にマーキング機能を
発揮するものであり、合成紙を用いている。仮着層30
は、再剥離型弱粘性のアクリル粘着剤からなる弱粘着剤
層で構成され、支持体層40に設けて表示基材層20を
仮着している。また、支持体層40としては、一方の面
を剥離処理面40aとした40g/m2 のグラシン紙を
用いている。また、接着剤層10と表示基材層20とに
は、複数方向の切断線51、52、53を設けている。
従って、これらの切断線51、52、53によって、表
示基材層20は表示基材片20a、20b、20c・・
に分割され、接着剤層10は接着剤片10a、10b、
10c・・に分割されている。なお、接着剤層10の接
着剤として常温で粘着性を有しない感熱接着剤等を用い
た場合は特に必要としないが、常温で粘着性を有する感
圧接着剤等を用いた場合は、図示しないが接着剤層10
の表面に剥離シート等の保護シートを設けることが好ま
しい。さらに、接着剤層10に感圧接着剤を用いた場合
は支持体層40の仮着層30と反対面に剥離処理を行う
ことにより、本発明の転写マーキングシートを順次積層
することができ、これにより保護シートは最下層のみの
使用で足りる。
【0015】次に、本実施例の転写マーキング用シート
を用いたときの被接着面への貼付方法について、図2か
ら図4を用いて説明する。図2はマーキングとして用い
る部分を説明するための同転写マーキング用シートの斜
視図、図3はマーキングとして用いる部分以外を除去し
た状態の同転写マーキング用シートの斜視図、図4は同
転写マーキング用シートの表示基材層を被接着面に貼り
付けた状態を示す側面図である。まず、転写マーキング
用シート上でマーキングに用いる形状を決定する。ここ
では、図2のに示すように「F」の形状をマーキングに
用いる形状とする。同図において、斜線部分で示す表示
基材部分20Aと同じく斜線部分で示す接着剤部分10
Aがマーキングに用いる部分であり、それ以外の表示基
材部分20B及び接着剤部分10Bが除去する部分であ
る。なお、同図においては説明のために、マーキングに
用いる部分を斜線を付しているが、実際にはこのような
表記は行う必要はない。図2に示すように、マーキング
に用いる形状「F」を決定すると、マーキングに用いな
い表示基材部分20B及び接着剤部分10Bを除去す
る。そして、図3に示すようにマーキングに用いる表示
基材部分20A及び接着剤部分10Aだけを支持体層4
0上に残余する。そして、接着剤層に感圧接着剤を使用
した場合は、この状態で、支持体層40を持って接着剤
面を直接被接着面60に押圧する。一方、接着剤層10
に感熱接着剤を使用した場合は、上記の状態で接着剤面
と被接着面60が接するように重ね、アイロンや熱転写
機等で加熱押圧する。そして、支持体層40を表示基材
層20から剥がしとることにより、被接着面60への貼
付を完了する。なお上記実施例では、垂直に交差する2
本の切断線51、52と、これらの切断線51、52に
対して45度の角度で交差する切断線53とによって、
接着剤層10と表示基材層20とを多数の小片に分離し
たが、さらに切断線53と垂直に交差する切断線を設け
ることにより、さらに複雑な形状のマーキング形状を得
ることが可能となる。
【0016】次に本実施例による転写マーキング用シー
トの製造方法について図5から図8を用いて説明する。
まず、図5に示すように剥離シート50の剥離処理面5
0aにアクリル系粘着剤を30μm(dry)塗布乾燥
させて接着剤層10を設ける。そして図6に示すよう
に、この接着剤層10の接着面に表示基材層20を貼付
する。その後、図7に示すように支持体層40の一方の
面にアクリル系弱粘着性感圧接着剤を20μm(dr
y)塗布乾燥し、弱粘着剤層30を設ける。そして上記
表示基材層20と上記弱粘着剤層30を貼り合わせる
(図8)。次に、剥離シート50を引き剥がし、表示基
材層20と弱粘着剤層30とに、複数方向の切断線5
1、52、53を設け、図1に示す転写マーキング用シ
ートを製造する。
【0017】次に、本発明の転写マーキング用シートの
他の実施例を図9に基づいて説明する。図9は、同転写
マーキング用シートの要部断面図である。本実施例によ
る転写マーキング用シートは、上面から順に、接着剤層
10、表示基材層21、及び支持体層41をこの順で積
層した積層構造である。ここで、接着剤層10は、表示
基材層21を被接着面に貼り付けるためのものであり、
上記実施例と同様にアクリル系粘着剤を塗布し乾燥した
ものである。表示基材層21は、最終的にマーキング機
能を発揮するものであり、ポリ塩化ビニルのオルガノゾ
ルを塗布し乾燥して形成したものである。また、支持体
層41は、38μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムからなる。なお、本実施例による転写マーキング用
シートは、表示基材層21と支持体層41とを疑似接着
により仮着したものである。また、接着剤層10と表示
基材層21とは、上記実施例と同様に、複数方向の切断
線によって、表示基材層21は表示基材片21a、21
b、21c・・に分割され、接着剤層10は接着剤片1
0a、10b、10c・・に分割されている。なお、本
実施例においても図示はしないが接着剤層10の表面に
は、剥離シートを設けることが好ましい。
【0018】次に本実施例による転写マーキング用シー
トの製造方法について図10から図12を用いて説明す
る。まず、図10に示すように支持体層41の一方の面
に、ポリ塩化ビニルからなるオルガノゾルを50μm
(dry)塗布し乾燥させて表示基材層21を設ける。
次に図11に示すように剥離シート50の剥離処理面5
0aに、アクリル系粘着剤を30μm(dry)塗布し
乾燥させて接着剤層10を設ける。次に上記接着剤層1
0と表示基材層21が接するように重ね合わせ、接着剤
層10を表示基材層21に接着する(図12)。その
後、剥離シート50をはがし、表示基材層21と接着剤
層10とには、複数方向に切断線を設け、転写マーキン
グ用シートを製造する。
【0019】次に、本発明の転写マーキング用シートの
他の実施例を図13に基づいて説明する。図13は、同
転写マーキング用シートの要部断面図である。本実施例
による転写マーキング用シートは、上面から順に、接着
剤層10、表示基材層22、仮着層31及び支持体層4
1をこの順で積層した積層構造である。ここで、接着剤
層10は、表示基材層22を被接着面に貼り付けるため
のものであり、上記実施例と同様にアクリル系粘着剤を
塗布し乾燥したものである。表示基材層22は、最終的
にマーキング機能を発揮するものであり64g/m2
上質紙を用いている。仮着層31は、溶融ポリエチレン
を用い、表示基材層22側に設けて支持体層41を仮着
している。また、支持体層41としては、一方の面を剥
離処理面41aとした38μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルムを用いている。また、接着剤層10と表
示基材層22と仮着層31とは、上記実施例と同様に、
複数方向の切断線によって、表示基材層22は表示基材
片22a、22b、22c・・に分割され、接着剤層1
0は接着剤片10a、10b、10c・・に分割され、
仮着層31は31a,31b,31c・・・に分割され
ている。なお、本実施例においても図示はしないが接着
剤層10の表面には、剥離シートを設けることが好まし
い。
【0020】次に本実施例による転写マーキング用シー
トの製造方法について図14から図16を用いて説明す
る。まず、図14に示すように支持体層41の剥離処理
を施していない面と、表示基材層22とをTダイより押
出された溶融ポリエチレンを介して貼り合わせる。この
とき溶融ポリエチレンが仮着層31を形成する。そし
て、支持体層41の剥離処理面41aに接着剤を塗布し
乾燥させて接着剤層10を設け、図15に示すようなシ
ートを形成する。そして、このシートを例えば巻き取り
などの方法によって重ね合わせて接着剤層10を表示基
材層22に接着し、その後シートを引き伸ばすことによ
って図16に示す様に接着剤層10を表示基材層22に
転写する。そして、その後、表示基材層22と接着剤層
10とには、複数方向に切断線を設けるとともに所定の
大きさに切断し、転写マーキング用シートを製造する。
さらに、複数の転写マーキングシートを接着剤層10と
支持体層の剥離処理面41aが接するように積層し、最
下層の接着剤層10に剥離シートを貼着し、転写マーキ
ングシートの積層体を得る。転写マーキングシートを使
用する時は上層より1枚ずつ剥がせば良い。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、マーキングとして用いない部分を除去し、その
まま被接着面に貼り付けることができるので、正確な作
業を要求されることのない、簡便に標示できる転写マー
キング用シートを提供することができる。また本発明の
転写マーキング用シートは、接着剤層とともに表示基材
層を多数の小片に分離しているので、被接着面が曲面形
状であったり、被接着面に凹凸部が存在していても貼付
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の転写マーキング用シートの
斜視図
【図2】マーキングとして用いる部分を説明するための
同転写マーキング用シートの斜視図
【図3】マーキングとして用いる部分以外を除去した状
態の同転写マーキング用シートの斜視図
【図4】同転写マーキング用シートの表示基材層を被接
着面に貼り付けた状態を示す側面図
【図5】同実施例の製造工程を説明するための転写マー
キング用シートの製造過程における断面図
【図6】同実施例の製造工程を説明するための転写マー
キング用シートの製造過程における断面図
【図7】同実施例の製造工程を説明するための転写マー
キング用シートの製造過程における断面図
【図8】同実施例の製造工程を説明するための転写マー
キング用シートの製造過程における断面図
【図9】本発明の他の実施例の転写マーキング用シート
の要部断面図
【図10】同実施例の製造工程を説明するための転写マ
ーキング用シートの製造過程における断面図
【図11】同実施例の製造工程を説明するための転写マ
ーキング用シートの製造過程における断面図
【図12】同実施例の製造工程を説明するための転写マ
ーキング用シートの製造過程における断面図
【図13】本発明のさらに他の実施例の転写マーキング
用シートの要部断面図
【図14】同実施例の製造工程を説明するための転写マ
ーキング用シートの製造過程における断面図
【図15】同実施例の製造工程を説明するための転写マ
ーキング用シートの製造過程における断面図
【図16】同実施例の製造工程を説明するための転写マ
ーキング用シートの製造過程における断面図
【符号の説明】
10 接着剤層 20,21,22 表示基材層 30 弱粘着剤層 31 仮着層 40,41 支持体層 51,52,53 切断線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤層、表示基材層及び支持体層をこ
    の順に積層し、前記表示基材層と前記支持体層とを仮着
    した転写マーキング用シートにおいて、前記表示基材層
    及び前記接着剤層に複数方向の切断線を設け、前記表示
    基材層及び前記接着剤層を多数の小片に分離したことを
    特徴とする転写マーキング用シート。
  2. 【請求項2】 前記表示基材層と前記支持体層とを弱粘
    着剤層を介して仮着したことを特徴とする請求項1記載
    の転写マーキング用シート。
  3. 【請求項3】 前記表示基材層と前記支持体層とを疑似
    接着により仮着したことを特徴とする請求項1記載の転
    写マーキング用シート。
JP31305796A 1996-11-08 1996-11-08 転写マーキング用シート Withdrawn JPH10140096A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030028226A (ko) * 2001-09-27 2003-04-08 김규환 전사지 제조방법 및 이를 이용한 입체전사물
CN111655810A (zh) * 2018-02-01 2020-09-11 日立化成株式会社 构件连接方法和粘接带

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