JP3712710B2 - ゴム製両面粘着テープ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム製の両面粘着テープに関し、例えば、木製品同志又は木製品とガラス製品という固い物同志を粘着し、又剥離させるに好適な両面粘着テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、ゴム製両面粘着テープは、ゴム製基材の表裏両面に粘着剤層が設けられただけのものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このゴム製両面粘着テープで、例えば固い木製品同志の周囲を粘着接合した後に両者を剥離させる必要が生じた場合、固い木製品にあっては剥がすことが極めて困難で、無理をすると下地等を傷付けてしまうという問題点があった。
【0004】
本発明は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、固いもの同志、例えば木製品同志又はこれとガラス製品の周囲を粘着接合した後において、両者を剥離させる必要が生じた場合、下地等を傷付けることなく、容易に剥がして分離させることができるゴム製両面粘着テープを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本発明の請求項1に記載のゴム製両面粘着テープは、テープ状のゴム製基材10と、該ゴム製基材10の表裏両面に設けられた粘着剤層11、12と、該粘着剤層11、12の一方の粘着剤層11又は両方の粘着剤層11、12の上面長手方向に接着された剥離補助部材13とを含み、剥離時、前記ゴム製基材10が前記剥離補助部材13と共に引っ張られた場合に、前記剥離補助部材13により前記ゴム製基材10が容易に伸長して、テープ幅が次第に狭くなって粘着面積が小さくなり、以って容易に剥がれるという構成を特徴とするものである。
【0006】
本発明の請求項2に記載のゴム製両面粘着テープは、前記剥離補助部材13は、ナイロン等の合成繊維の糸状体又は網目状体であることを特徴とするものである。
【0007】
本発明の請求項3に記載のゴム製両面粘着テープは、前記ゴム製基材10の端部に、非粘着面とされた摘み部14が形成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照し、その作用と共に説明する。
【0009】
図1は本発明に係るゴム製両面粘着テープの一例での一部省略の平面図、図2は図1の2−2に沿った部分拡大断面図、図3は図1の3−3線に沿った部分拡大断面図で、これら図において、本ゴム製両面粘着テープはゴム製基材、粘着剤層、剥離補助部材及び剥離紙を含んでいる。
【0010】
テープ状のゴム製基材10は、耐候性に優れ、かつ引っ張っても千切れない素材であることが好ましい。
【0011】
ゴム製基材10の表裏両面には粘着剤層11、12が設けられている。
【0012】
粘着剤層11、12のいずれか一方の粘着剤層11の上面長手方向には、長手方向いっぱいに剥離補助部材13が接着されている。
【0013】
剥離補助部材13は、固いもの同志、例えば木製品とガラス製品との粘着接合後において両者を剥がす時、ゴム製基材10が該剥離補助部材13と共に引っ張られた場合に、剥離補助部材13によりゴム製基材10が粘着剤層11、12と共に容易に伸長して粘着剤層11(又は粘着剤層12)の粘着面積が小さくなって容易に剥がれるという機能を有する部材である。
【0014】
この剥離補助部材13は、ナイロン等の合成繊維の糸状体として、これが図1に示されているように、粘着剤層11の上面長手方向の中央部に1本接着されても良く、又、図4に示されているように、等間隔で3本接着されても良く、その本数は任意である。
【0015】
又、剥離補助部材13は、図5に線図的に示されているように、ナイロン等の合成繊維の網目状体として、これが粘着剤層11の上面長手方向に接着されても良い。
【0016】
いずれにしろ、剥離補助部材13は、ゴム製基材10が該剥離補助部材13とがに引っ張られた場合に、ゴム製基材10が粘着剤層11、12と共に容易に伸長して、テープ幅が次第に狭くなり、粘着剤層11(又は粘着剤層12)の粘着面積が小さくなって容易に剥がれるという機能を有すれば良く、剥離補助部材13の素材や形状等については特に限定されるものではない。
【0017】
なお、本実施例においては、剥離補助部材13は一方の粘着剤層11の面上に接着されているが、両方の粘着剤層11、12の面上に接着しても良いことは勿論である。
【0018】
ゴム製基材10の端部は、粘着剤層11、12の該当部分が非粘着面とされた摘み部14となっている。
【0019】
この摘み部14は、一見して判るようにやや幅広の扁平状等の形状に形成するが良い。
【0020】
粘着剤層11、12の上面には、それぞれ剥離紙15、16が設けられている。
【0021】
このように構成された本ゴム製両面粘着テープは、固いもの同志、例えば木製品同志、又はこれとガラス製品の粘着接合のように、被接合体20、21を粘着接合させるには、図6に例示されているように、剥離紙15、16を剥がして一方の粘着剤層11を剥離補助部材13と共に一方の被接合体20に粘着し、他方の粘着剤層12を他方の被接合体21に粘着させて両接合体20、21を接合させる。
【0022】
又、被接合体20、21を剥離分離させるには、非粘着部である摘み部14を持ち、剥離補助部材13と共にゴム製基材10を外方に引っ張れば、ゴム製基材10は剥離補助部材13により容易に伸長して、テープ幅が次第に狭くなって粘着面積が小さくなり、傷付けることなく被接合体20から被接合体21を容易に剥がすことができる。
【0023】
【発明の効果】
しかして、本発明によれば、粘着剤層の一方面又は両方面に剥離補助部材が接着されているから、固いもの同志、例えば木製品同志又はこれとガラス製品の周囲を粘着接合した後において、両者を剥離させる必要が生じた場合、非粘着部である摘み部を持ち、剥離補助部材と共にゴム製基材を外方に引っ張れば、ゴム製基材は剥離補助部材により容易に伸長して、テープ幅が次第に狭くなって粘着面積が小さくなり、下地等を傷付けることなく容易に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴム製両面粘着テープの一例での一部省略の平面図である。
【図2】図1の2−2に沿った部分拡大断面図である。
【図3】図1の3−3線に沿った部分拡大断面図である。
【図4】剥離補助部材の他例を示す一部省略の平面図である。
【図5】剥離補助部材の更なる他例を示す一部省略の線図的平面図である。
【図6】使用状態の一例を示す断面的説明図である。
【符号の説明】
10 ゴム製基材
11、12 粘着剤層
13 剥離補助部材
14 摘み部

Claims (3)

  1. テープ状のゴム製基材(10)と、
    該ゴム製基材(10)の表裏両面に設けられた粘着剤層(11)、(12)と、
    該粘着剤層(11)、(12)の一方の粘着剤層(11)又は両方の粘着剤層(11)、(12)の上面長手方向に接着された剥離補助部材(13)とを含み、
    剥離時、前記ゴム製基材(10)が前記剥離補助部材(13)と共に引っ張られた場合に、前記剥離補助部材(13)により前記ゴム製基材(10)が容易に伸長して、テープ幅が次第に狭くなって粘着面積が小さくなり、以って容易に剥がれるという構成を特徴とするゴム製両面粘着テープ。
  2. 前記剥離補助部材(13)は、ナイロン等の合成繊維の糸状体又は網目状体である請求項1のゴム製両面粘着テープ。
  3. 前記ゴム製基材(10)の端部に、非粘着面とされた摘み部(14)が形成されている請求項1のゴム製両面粘着テープ。
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