JP2001219936A - ラベル貼り付け面を有するプラスチック容器 - Google Patents

ラベル貼り付け面を有するプラスチック容器

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JP2001219936A
JP2001219936A JP2000033592A JP2000033592A JP2001219936A JP 2001219936 A JP2001219936 A JP 2001219936A JP 2000033592 A JP2000033592 A JP 2000033592A JP 2000033592 A JP2000033592 A JP 2000033592A JP 2001219936 A JP2001219936 A JP 2001219936A
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JP
Japan
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label
plastic container
inner peripheral
uneven
label attaching
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JP2000033592A
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English (en)
Inventor
Takayoshi Takahashi
賢良 高橋
Ken Hatsumi
研 初見
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Sekisui Seikei Ltd
Original Assignee
Sekisui Seikei Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラベル等の剥離を容易にして剥離作業時間を
短縮したラベル貼り付け面を有するプラスチック容器を
提供する。 【解決手段】本発明によるラベル貼り付け面を有するプ
ラスチック容器20は、プラスチック容器本体21の外
側面22の所定の部位に、適宜な大きさのラベル貼り付
け面23を設け、該ラベル貼り付け面23は、その内周
縁面24が平滑面に形成され、前記内周縁面24に囲ま
れる面内が凹凸面25に形成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベル貼り付け面
を有するプラスチック容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチック容器1は、図3に示
すように、容器1の外側面2にラベル貼り付け面3を設
け、この上に充填され内容物等を記載したラベル4が貼
られて市場に出されていたが、ワンウエイのものが多く
納入先で処分されていた。
【0003】最近は、ゴミ排出量の削減と資源のリサイ
クル等による有効利用の運動に呼嗚して、プラスチック
容器1も回収されている。そして、洗浄されたプラスチ
ック容器1は、詰め替えられ、その内容物に合わせて、
ラベル4を貼り替えることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、プラス
チック容器1のラベル4は、屋外での使用にも剥がれる
ことがないように、接着性の良い接着剤5で強固に貼り
付けられている。したがって、ラベル4を剥離させるの
が難しく、溶剤を使ったり、擦ったりの剥離作業に長時
間を要している。
【0005】そこで、この発明は、上記問題点に鑑み
て、ラベル等の剥離を容易にして剥離作業時間を短縮し
たラベル貼り付け面を有するプラスチック容器を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載されたラ
ベル貼り付け面を有するプラスチック容器は、プラスチ
ック容器本体の外側面の所定の部位に、適宜な大きさの
ラベル貼り付け面を設け、該ラベル貼り付け面は、その
内周縁面が平滑面に形成され、前記内周縁面に囲まれる
面内が凹凸面に形成されていることを特徴としている。
【0007】この様なものにあっては、ラベル貼り付け
面の内周縁面が平滑であり、そのラベル貼り付け面で囲
まれた中央部が凹凸面であるので、貼り付けされたと
き、周囲は剥がれ難く、中央部は凸面だけの接着のた
め、単位面積当たりの接着力が減少して剥がれ易い。
【0008】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載のラベル貼り付け面を有するプラスチック容器にお
いて、ラベル貼り付け面を有するプラスチック容器は、
前記ラベル貼り付け面は、凸面を前記内周縁面と面一に
していることを特徴としている。
【0009】この様なものにあっては、貼り付け後のラ
ベル面は平滑になり見栄えがよくなる。
【0010】請求項3に記載された発明は、請求項1又
は2に記載のラベル貼り付け面を有するプラスチック容
器において、前記ラベル貼り付け面は、前記プラスチッ
ク容器本体の外側面から一段下げて設けたことを特徴と
している。
【0011】この様なものにあっては、ラベル貼り付け
面が、プラスチック容器本体の外周面から一段低くなっ
ているので、プラスチック容器同士がぶつかったりして
も、ラベル周縁部が引っかかり難く、剥がれ難くなる。
【0012】請求項4に記載された発明は、請求項1、
2又は3に記載のラベル貼り付け面を有するプラスチッ
ク容器において、前記凹凸面は、波形、エンボス、シ
ボ、網目のいずれかの形に形成されていることを特徴と
している。
【0013】この様なものにあっては、従来から広く使
われている成形圧力の低いブロー成形等でプラスチック
容器を成形する際にも、容器の成形材料、容器の形状、
成形条件等に応じた凹凸の形の選定ができるので、正確
に金型面が転写されるいずれかの凹凸の形で成形し、所
定の凸面積が出せるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係るラベル貼り
付け面を有するプラスチック容器の発明の実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0015】図1において、20はラベル貼り付け面を
有するプラスチック容器であり、この容器本体21に
は、見やすい外側面22に適宜な大きさのラベルを貼り
付けるラベル貼り付け面23を設けている。なお、この
貼り付け面23は、外側面22から容器本体21の内側
へ向けて一段下げた面としてもよい。
【0016】ラベル貼り付け面23は、所定の幅を有し
て周回する内周縁面24を設け、この内周縁面24は平
滑な面に形成されている。そして、内周縁面24に囲ま
れる中央部は、凹凸形を有する凹凸面25に形成され、
この凹凸面25の凸面(図2参照)をラベル26との接
着面としている。
【0017】したがって、凹凸面25の単位面積当たり
の接着力は、凹凸面25内の単位面積当たりの凸面の面
積で決定される。
【0018】そして、ラベル貼り付け面23には、裏面
側に接着面26cを有するラベル26を、ラベル中央部
26bは容器本体21の凹凸面25の凸面に接着され、
ラベル周縁部26aを容器本体21の内周縁面24に面
接着され、ラベル周縁部26aは内周縁面24内に収ま
るように貼り付けられている。
【0019】したがって、ラベル26のラベル周縁部2
6aは、容器本体21の内周縁面に面接着されて接着力
が高く、故意に剥離をさせない限り、剥離しない接着幅
も持たせて(一実施例として、約10mm)接着されて
いる。また、ラベル中央部26bは、凸面のみが接着さ
れているので、その分単位面積当たりの接着力は低く
(一実施例として、全面接着力の1/3〜1/5)なっ
ている。
【0020】そして、ラベル26を剥離させる際には、
ラベル26のラベル周縁部26aの一部を丁寧に剥が
し、この剥離部を摘んでラベル中央部26bに向けて引
っ張り、剥離したラベル26が凹凸面25にかかること
で接着が急に弱まるので、さらに引っ張れば剥離力がラ
ベル26を破損することなく伝わって凹凸面25を越
え、反対側のラベル周縁部26aまで進んで容易に剥離
させることができる。
【0021】図2において、容器本体21は外側面22
から一段下げてラベル貼り付け面23を設け、その内側
に内周縁面24を平滑な面とし、この内周縁面24に囲
われた面を凹凸面25に形成させている。そして、その
上に、内周縁面24には全面、凹凸面25では凹部を跨
いで凸面25aに、ラベル26の裏面に設けた接着面2
6cが面着している構成を断面図で示している。
【0022】図2(a)においては、容器本体21に設
けたラベル貼り付け面23の凹凸面25を、波形の凹凸
面251に形成させたものである。この波形の形成は、
金型(図示せず)から突起を所定の間隔に設け、容器本
体21を押圧成形することで形成され、この成形時、波
形凸面25aのみが金型面に当接されて平滑な接着面と
なる。
【0023】図2(b)においては、ラベル貼り付け面
23から円形や方形の窪みであるエンボスを点在させ、
接着面であるエンボス凸面25bを残してエンボスの凹
凸面252が形成されたものである。この場合、エンボ
スを連続的に延長させて溝状としたり、この溝を交差さ
せて網目状とした、溝や網目の凹凸面253に形成させ
てもよい。
【0024】図2(c)においては、金型面にシボ模様
をエッチング加工等により設け、容器本体21の成形時
に、このシボ模様がラベル貼り付け面23の中央部に押
圧転写され接着面であるシボ凸面25cを残して、凹凸
面254が形成されたものである。
【0025】上述の凹凸面25に設けられる凹凸形は、
プラスチック容器本体21を成形する際、容器の成形材
料、容器の形状、成形条件等に適合させて、所定の凸面
が正確に成形できるものをいずれか選定すればよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、ラベル周縁部は強固に接着しているが、中
央部は接着力を低下させているので、周囲だけを丁寧に
剥がせば中央部は容易に引き剥がされ、ラベルは破れる
こともなく簡単に短時間に剥がすことができる。
【0027】請求項2の発明によれば、ラベル貼り付け
面は、内周縁面と凹凸面とを面一にしているので、貼り
付けられたラベルは平滑な面となって、ラベル記載の文
字や絵柄が見やすく見栄えが良い上に、ラベル面からの
破れ等が起きにくい。
【0028】請求項3の発明によれば、プラスチック容
器本体の外側面から一段下げて、ラベル貼り付け面を設
けているので、ラベルは他物との接触から保護されて、
剥がれや破損し難い。
【0029】請求項4の発明によれば、凹凸面は、所定
の凸面積が正確に形成できるので、所定通りの接着力が
得られて自然剥離が防止でき、また剥離するときには、
凹凸面で破れることなく簡単に剥がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラスチック容器にラベルを接着
した状態を示す斜視説明図である。
【図2】図1の要部断面図であり、図2(a)は、ラベ
ル貼り付け面の凹凸面を波形とした断面図、図2(b)
は、ラベル貼り付け面の凹凸面をエンボス又は網目とし
た断面図、図2(c)は、ラベル貼り付け面の凹凸面を
シボ面とした断面図である。
【図3】従来技術によるプラスチック容器にラベルを接
着した状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
20…ラベル貼り付け面を有するプラスチック容器 21…プラスチック容器本体 22…外側面 23…ラベル貼り付け面 24…内周縁面 25…凹凸面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック容器本体の外側面の所定の
    部位に、適宜な大きさのラベル貼り付け面を設け、該ラ
    ベル貼り付け面は、その内周縁面が平滑面に形成され、
    前記内周縁面に囲まれる面内が凹凸面に形成されている
    ことを特徴とするラベル貼り付け面を有するプラスチッ
    ク容器。
  2. 【請求項2】 前記ラベル貼り付け面は、凸面を前記内
    周縁面と面一にしていることを特徴とする請求項1に記
    載のラベル貼り付け面を有するプラスチック容器。
  3. 【請求項3】 前記ラベル貼り付け面は、前記プラスチ
    ック容器本体の外側面から一段下げて設けたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のラベル貼り付け面を有す
    るプラスチック容器。
  4. 【請求項4】 前記凹凸面は、波形、エンボス、シボ、
    網目のいずれかの形に形成されていることを特徴とする
    請求項1、2又は3に記載のラベル貼り付け面を有する
    プラスチック容器。
JP2000033592A 2000-02-10 2000-02-10 ラベル貼り付け面を有するプラスチック容器 Withdrawn JP2001219936A (ja)

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