JP2579361B2 - ラベル付き容器 - Google Patents
ラベル付き容器Info
- Publication number
- JP2579361B2 JP2579361B2 JP1115468A JP11546889A JP2579361B2 JP 2579361 B2 JP2579361 B2 JP 2579361B2 JP 1115468 A JP1115468 A JP 1115468A JP 11546889 A JP11546889 A JP 11546889A JP 2579361 B2 JP2579361 B2 JP 2579361B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- container
- layer
- adhesive layer
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明はプラスチックボトル等の容器が成形金型内
で、成形と同時に容器の胴部の表面にラベルを接着させ
るラベル付き容器に関するものである。
で、成形と同時に容器の胴部の表面にラベルを接着させ
るラベル付き容器に関するものである。
＜従来の技術＞ 従来、ラベル付き容器のラベルとしてはプラスチック
ボトル等の容器の胴部表面に、基材の一方の面にデンプ
ン系の接着剤層を設け、他方の面（表面）に印刷層を、
さらにその上にオーバーコートニス層を設けたものが知
られていた。
ボトル等の容器の胴部表面に、基材の一方の面にデンプ
ン系の接着剤層を設け、他方の面（表面）に印刷層を、
さらにその上にオーバーコートニス層を設けたものが知
られていた。
また、上記のようにプラスチックボトル等の容器成形
後にラベルを貼るのではなく、ボトル成型と同時に成型
金型内で、容器胴部外面にラベルを貼る方法により成型
されるラベル付き容器も知られており、使用されるラベ
ルの基本的な構成としては上記ラベルと同様で、紙、合
成紙、プラスチックフィルム等を用いたものが使われて
いる。
後にラベルを貼るのではなく、ボトル成型と同時に成型
金型内で、容器胴部外面にラベルを貼る方法により成型
されるラベル付き容器も知られており、使用されるラベ
ルの基本的な構成としては上記ラベルと同様で、紙、合
成紙、プラスチックフィルム等を用いたものが使われて
いる。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかしながら、最近、ラベルは単に容器胴部に貼る表
示体としてでなく、ラベルの一部に応募券のようなもの
を刷り込み、その部分に対応した裏面には接着剤未コー
ト部を設けておき、消費者がその応募券の部分を剥がし
てメーカーに送るというような使い方も出てきている。
示体としてでなく、ラベルの一部に応募券のようなもの
を刷り込み、その部分に対応した裏面には接着剤未コー
ト部を設けておき、消費者がその応募券の部分を剥がし
てメーカーに送るというような使い方も出てきている。
この場合、上記ボトルの成型と同時にラベルを容器胴
部に貼る方法、いわゆるインモールド成形を用いると、
ラベルが容器胴部の表面に喰い込むため、ラベル端面と
容器との間がほぼ面一となり、ラベルが容器胴部の表面
から剥がれにくく、外観が優れている等の利点がある反
面、必要なときにラベルが容器胴部の表面から剥がしに
くいという問題がある。
部に貼る方法、いわゆるインモールド成形を用いると、
ラベルが容器胴部の表面に喰い込むため、ラベル端面と
容器との間がほぼ面一となり、ラベルが容器胴部の表面
から剥がれにくく、外観が優れている等の利点がある反
面、必要なときにラベルが容器胴部の表面から剥がしに
くいという問題がある。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は上記課題を解決するために考えられたもの
で、基材の一方の面に印刷層を有し、他方の面に接着層
を有するラベルが金型内でインモールド成形されたラベ
ル付き容器であって、前記接着層が熱可塑性樹脂からな
り、この接着層の上にラベル外周縁を含むとともに、外
周縁の内側近傍に剥離層を設けたラベルを貼着したラベ
ル付き容器である。
で、基材の一方の面に印刷層を有し、他方の面に接着層
を有するラベルが金型内でインモールド成形されたラベ
ル付き容器であって、前記接着層が熱可塑性樹脂からな
り、この接着層の上にラベル外周縁を含むとともに、外
周縁の内側近傍に剥離層を設けたラベルを貼着したラベ
ル付き容器である。
＜作用＞ 本発明は以上の構成になっており、ラベルの接着層の
上に剥離層が設けられており、その部分が若干、容器胴
部の表面から浮き上がり気味となるので爪を引っかけて
必要箇所を剥がせばよい。
上に剥離層が設けられており、その部分が若干、容器胴
部の表面から浮き上がり気味となるので爪を引っかけて
必要箇所を剥がせばよい。
＜実施例＞ 以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。
第１図は本実施例のラベルの底面を表し、第２図は同
じくＡ−Ａ′断面を表しており、基材（１）の一方の面
に印刷層（２）を有し、他方の面に接着層（３）を有す
るラベル（Ｌ）である。そして、印刷層（２）の表面を
覆うようにオーバーコートニス層（４）が設けられ、ま
た、接着層（３）の上にはラベル（Ｌ）の周縁を含む部
分に剥離層（５）が設けられている。
じくＡ−Ａ′断面を表しており、基材（１）の一方の面
に印刷層（２）を有し、他方の面に接着層（３）を有す
るラベル（Ｌ）である。そして、印刷層（２）の表面を
覆うようにオーバーコートニス層（４）が設けられ、ま
た、接着層（３）の上にはラベル（Ｌ）の周縁を含む部
分に剥離層（５）が設けられている。
基材（１）としては紙、プラスチックフィルム、合成
紙等が適しており、接着層（３）としては熱可塑性樹脂
からなる接着ニスが適している。
紙等が適しており、接着層（３）としては熱可塑性樹脂
からなる接着ニスが適している。
剥離層（５）は主としてシリコン系のニスが適してお
り、オフセット印刷、シルク印刷等のパターン塗布がさ
れている。
り、オフセット印刷、シルク印刷等のパターン塗布がさ
れている。
なお、第２図、第３図に示されてる符号（６）は例え
ば応募券等を設ける場合にラベル本体との境界部に設け
られた切取線であり、完全に打抜いてもよいし、半抜き
にしてもよい。
ば応募券等を設ける場合にラベル本体との境界部に設け
られた切取線であり、完全に打抜いてもよいし、半抜き
にしてもよい。
具体的な構成 １）基材：両面クレーコート紙（商品名:TS特レーブ
ル） 84.9g/m2 接着ニス：エチレン−酢酸ビニル共重合体 ２〜5g/m2 剥離ニス：ロジン変性フェノール樹脂にアクリル系樹脂
等で剥離性をもたせたもの 0.5〜3g/m2 ２）上記１）に代えて 基材：合成紙（商品名：ユポ） 130μ 上記１）、２）の何れの場合も良好な剥離性が得られ
た。
ル） 84.9g/m2 接着ニス：エチレン−酢酸ビニル共重合体 ２〜5g/m2 剥離ニス：ロジン変性フェノール樹脂にアクリル系樹脂
等で剥離性をもたせたもの 0.5〜3g/m2 ２）上記１）に代えて 基材：合成紙（商品名：ユポ） 130μ 上記１）、２）の何れの場合も良好な剥離性が得られ
た。
なお、比較のために第４図の断面図に示すように基材
（１）の一方の面に接着層（３）と剥離層（２）とを応
募券等の大きさに合わせて部分的に塗布した構造も考え
られるが、剥がし易さという点では第２図に示す例の方
が優れていることがわかった。
（１）の一方の面に接着層（３）と剥離層（２）とを応
募券等の大きさに合わせて部分的に塗布した構造も考え
られるが、剥がし易さという点では第２図に示す例の方
が優れていることがわかった。
＜発明の効果＞ 本発明は以上の構成になっているので、ラベルの剥離
しようとする部分が若干、容器表面のラベル接着面から
浮き上がり気味となっているので、例えば、ラベルの一
部に応募券等を設けた場合に消費者が簡単に剥がしとる
ことができる。
しようとする部分が若干、容器表面のラベル接着面から
浮き上がり気味となっているので、例えば、ラベルの一
部に応募券等を設けた場合に消費者が簡単に剥がしとる
ことができる。
第１図は本発明の一実施例を示す底面図、、第２図は同
Ａ−Ａ′断面図、第３図は同平面図、第４図は他の例を
示す断面図である。 （１）……基材、（２）……印刷層、（３）……接着
層、（４）……オーバーコートニス層、（５）……剥離
層、（６）……切取線
Ａ−Ａ′断面図、第３図は同平面図、第４図は他の例を
示す断面図である。 （１）……基材、（２）……印刷層、（３）……接着
層、（４）……オーバーコートニス層、（５）……剥離
層、（６）……切取線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−317462（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−194925（ＪＰ，Ａ) 実開 昭63−21232（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−174373（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−122844（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】基材の一方の面に印刷層を有し、他方の面
に接着層を有するラベルが金型内でインモールド成形さ
れたラベル付き容器であって、前記接着層が熱可塑性樹
脂からなり、この接着層の上にラベル外周縁を含むとと
もに、外周縁の内側近傍に剥離層を設けたラベルを貼着
したことを特徴とするラベル付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115468A JP2579361B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | ラベル付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115468A JP2579361B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | ラベル付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293888A JPH02293888A (ja) | 1990-12-05 |
| JP2579361B2 true JP2579361B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=14663287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1115468A Expired - Fee Related JP2579361B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | ラベル付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579361B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002099215A (ja) * | 2000-09-26 | 2002-04-05 | Sato Corp | 剥離紙付きラベル |
| FR2853754B1 (fr) * | 2003-04-11 | 2005-05-20 | Oreal | Etiquette pour application sur un article, notamment un conditionnement de produit cosmetique |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6336027Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1988-09-26 | ||
| JPH041590Y2 (ja) * | 1986-12-26 | 1992-01-20 |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP1115468A patent/JP2579361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02293888A (ja) | 1990-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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