JP2000085036A - 包装容器用ラベルとその製造方法 - Google Patents

包装容器用ラベルとその製造方法

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JP2000085036A
JP2000085036A JP10253782A JP25378298A JP2000085036A JP 2000085036 A JP2000085036 A JP 2000085036A JP 10253782 A JP10253782 A JP 10253782A JP 25378298 A JP25378298 A JP 25378298A JP 2000085036 A JP2000085036 A JP 2000085036A
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JP
Japan
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paper
label
printing paper
mount
packaging container
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Pending
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JP10253782A
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English (en)
Inventor
Hisao Fukuda
久男 福田
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SOGO KIKAKU INSATSU KK
Original Assignee
SOGO KIKAKU INSATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装容器に対してラベル片を体裁良く且つ剥
離し難い状態で貼着できる包装容器用ラベルとその製造
方法の提供を目的とする。 【解決手段】 台紙12と、台紙12上の長手方向に沿
った所定毎に貼着された多数のラベル片13で構成さ
れ、各ラベル片13は台紙12上に粘着された印刷紙1
4と、印刷紙14の表面全域を被覆して粘着されると共
に、一部が印刷紙14から食み出して台紙12に対して
粘着される糊代部15aを形成する透明なラミネート紙
15で構成され、糊代部15aは自動ラベル貼り機を用
いてラベル片13を貼着する際における台紙12の送り
方向の後端側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装容器に貼着し
て内容表示や識別を行う包装容器用ラベルとその製造方
法に係り、特に円筒状をした包装用ビンの外周に貼着し
て使用するのに好適な包装容器用ラベルとその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の包装容器用ラベル1は、例えば
図1及び図2で示すように、長尺な帯状シートによる台
紙2上の長手方向に沿った所定毎に多数のラベル片3が
貼着され、これらのラベル片3は表面に所望の印刷が付
されて裏面が長尺シートに対して弱粘着された剥離可能
な印刷紙4と、この印刷紙4の表面全域を被覆する態様
で当該印刷紙4に対して強粘着された剥離可能な透明フ
ィルムによるラミネート紙5で構成されている。
【0003】前記包装容器用ラベル1の製法としては、
台紙2上の全域に印刷紙4となる白紙を重合させた状態
で当該白紙に印刷を施した後に、印刷紙4の全域にラミ
ネート紙5となる透明フィルムを重合させ、抜き型を用
いてラベル片3のサイズに半抜きして白紙及び透明フィ
ルムの余剰分を分離可能な状態すると共に、当該余剰分
を剥離することで台紙2上にラベル片3が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記包装容器用ラベル
1(台紙2付きラベル片3)は、公知の自動ラベル貼り
機を用いて台紙2上からラベル片3を順次剥ぎ取りなが
ら、図3で示すように包装容器で有る円筒状をした包装
用ビン6の外周にラベル片3を貼着するために使用され
る。
【0005】ところが、包装用ビン6の外周に対してラ
ベル片3が長すぎると、図4(a)で示すように当該ラ
ベル片3の始端側と終端側によるオーバーラップ部分7
を生じ、逆にラベル片3が短すぎると図4(b)で示す
ように当該ラベル片3の始端側と終端側の間にギャップ
部分8を生じ、これらのオーバーラップ部分7又はギャ
ップ部分8は見栄えを悪くすると共に、ラベル片3が剥
離し易くなる。
【0006】そこで本発明で、上記したような従来技術
の課題を改善するものであって、包装容器に対してラベ
ル片を体裁良く且つ剥離し難い状態で貼着することがで
きる包装容器用ラベルとその製造方法の提供を目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による包装容器用
ラベルは、長尺の帯状シートによる台紙と、この台紙上
の長手方向に沿った所定毎に貼着された多数のラベル片
で構成され、各ラベル片は台紙上に粘着された印刷紙
と、この印刷紙の表面全域を被覆して粘着されると共
に、一部が印刷紙から食み出して台紙に対して粘着され
る糊代部を形成する透明なラミネート紙で構成され、こ
の糊代部は自動ラベル貼り機を用いてラベル片を貼着す
る際における台紙の送り方向の後端側に設けたことを特
徴とする。
【0008】前記構成による包装容器用ラベルは、従来
公知の自動ラベル貼り機を用いて台紙から剥離したラベ
ル片を包装用ビンに容易に貼着することができるが、貼
着されるラベル片は、印刷紙の始端側と終端側がオーバ
ーラップしないように、当該印刷紙の長さを予め包装用
ビンの外周長さより僅か短く設定しておくと、包装用ビ
ンの外周長さや印刷紙の長さの誤差或いは巻き付け作業
のバラツキは糊代部の範囲内で調整することができる。
【0009】また、糊代部を形成するラミネート紙は透
明でその厚みもきわめて薄いので、印刷紙の始端側上面
に重合しても見栄えを損なうことは無く、且つ重合した
ラミネート紙相互の粘着によってラベル片の剥離を防止
することができる。
【0010】本発明による包装容器用ラベルの製造方法
は、台紙上面の所定間隔毎に透明なラミネート紙で被覆
された印刷紙によるラベル片が貼着されると共に、当該
ラベル片はラミネート紙の一部が印刷紙の終端側から突
出して糊代部を形成する包装容器用ラベルの製造方法で
あって、長尺の帯状シートによる台紙上の全域に印刷紙
を重合状態で粘着する第1工程と、ラベル片の形状に対
して終端側を除く3方に余剰部分が形成されるように、
抜き型を用いて台紙上の印刷紙を半抜きして除去する第
2工程と、印刷紙の上面を含む台紙の上面全域にラミネ
ート紙を貼着する第3工程と、ラベル片の形状及び印刷
紙の終端側で台紙の上面にラミネート紙の一部が糊代部
として残余するように、抜き型を用いて台紙上の印刷紙
及びラミネート紙を半抜きして除去する第4工程を備え
たことを特徴とする。
【0011】前記工程による包装容器用ラベルの製造方
法によると、包装用ビンの外周長さや印刷紙の長さの誤
差或いは巻き付け作業のバラツキを糊代部の範囲内で調
整できるように、糊代部を所望に応じた任意のの長さに
容易に設定できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による包装容器用
ラベルとその製造方法に付いて、その好適な実施形態を
示す添付の図5〜11の図面を参照して詳しく説明する
と、この包装容器用ラベル11は、図5及び図6で示す
ように台紙12と、この台紙12上の長手方向に沿った
所定毎に貼着された多数のラベル片13で構成されてい
る。
【0013】このラベル片13は、表面に所望の印刷が
付されて裏面が台紙12に対して粘着された剥離可能な
印刷紙14と、この印刷紙14の表面全域を被覆して当
該印刷紙14に対して剥離可能に粘着されると共に、一
部が印刷紙14から食み出して台紙12に対して剥離可
能に粘着されるラミネート紙15で構成されている。
【0014】ラベル11を構成する各部材は、公知の材
料を使用することが可能であって、例えば台紙12とし
て上質紙に熱可塑性樹脂をラミネートしたグリシン紙や
ポリエチレンその他のプラスチックシート材等を用い
て、厚みが120μm程度の長尺な帯状シートに形成さ
れ、印刷紙14としては厚みが100μm程度で印刷が
可能なポリエチレンやポリスチレン等のプラスチックフ
ィルムを使用する。
【0015】また、ラミネート紙15としてはポリエス
テルやポリプロピレン(PP)による透明フィルムを用
い、当該ラミネート紙15の裏面には例えばアクリル系
有機溶剤タイプの粘着剤を塗布して印刷紙14及び台紙
12に添着されるが、その厚みは印刷紙14に比べてき
わめて薄くすることが望ましく、例えば10〜20μm
程度にすることが望ましい。
【0016】ラベル片13は、印刷紙14に対して食み
出したラミネート紙15の一部が糊代部15aを形成
し、この糊代部15aは自動ラベル貼り機を用いてラベ
ル片13を貼着する際における台紙12の送り方向Fの
後端側に位置し、図7で示すように包装用ビン16に対
してラベル片13を貼着した際に、糊代部15aが印刷
紙14の始端側14a上面のラミネート紙15に重合す
る態様で貼着される。
【0017】貼着されるラベル片13は、印刷紙14の
始端側と終端側がオーバーラップしないように、当該印
刷紙14の長さを予め包装用ビン16の外周長さより僅
か短く設定しておくと、包装用ビン16の外周長さや印
刷紙14の長さの誤差或いは巻き付け作業のバラツキは
糊代部15aの範囲内で調整することができる。
【0018】また、糊代部15aを形成するラミネート
紙15は透明でその厚みもきわめて薄いので、印刷紙1
4の始端側14a上面に重合しても見栄えを損なうこと
は無く、且つ重合したラミネート紙15相互の粘着によ
ってラベル片13の剥離を防止することができると共
に、従来公知の自動ラベル貼り機を用いて台紙12から
剥離したラベル片13を包装用ビン16に容易に貼着す
ることができる。
【0019】包装容器用ラベル11の製造方法を図8〜
11に基づいて説明すると、図8で示す第1工程のよう
に、台紙12の上面に長尺の帯状シートによる同形の印
刷紙14を重合状態で貼着しておく。
【0020】図9で示す第2工程のように、台紙12上
の印刷紙14は抜き型を用いて半抜きして一部を剥離さ
せて除去するが、その際には残余する印刷紙14が仮想
線で示すラベル片13の形状に対して、終端側14aを
除く3方に余剰部分が形成されるようにしておく。
【0021】図10で示す第3工程のように、印刷紙1
4の上面を含む台紙12の上面全域にラミネート紙15
を貼着する。
【0022】図11で示す第4工程のように、前回とは
別の抜き型を用いて半抜きして印刷紙14及びラミネー
ト紙15の一部を剥離させて除去するが、その際には残
余する印刷紙14がラベル片13の形状になるよう3方
の余剰部分も含めて除去すると共に、当該印刷紙14の
終端側14aは台紙12の上面にラミネート紙15の一
部が糊代部15aとして残余するよう半抜きして除去す
る。
【0023】これにより、台紙12の上面には所定間隔
毎にラベル片13が貼着されると共に、当該ラベル片1
3はラミネート紙15の一部が印刷紙14の終端側14
aから突出して糊代部15aを形成する包装容器用ラベ
ル11を製造でき、印刷紙14に対する印刷は図10で
示すラミネート紙15の貼着工程以前に行う。
【0024】この包装容器用ラベル11の製造方法によ
ると、所望に応じて前記した糊代部15aの長さを任意
に設定することができるので、包装用ビンの外周長さや
印刷紙の長さの誤差或いは巻き付け作業のバラツキを糊
代部の範囲内で調整できるようにすることが容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による包装容器用ラベルの平面図。
【図2】図1の包装容器用ラベルのII−II線に沿っ
た要部拡大断面図。
【図3】図1の包装容器用ラベルのラベル片を貼着した
包装用ビンの斜視図。
【図4】図1の包装容器用ラベルのラベル片を貼着した
包装用ビンの要部横断面図。
【図5】本発明による包装容器用ラベルの平面図。
【図6】図5の包装容器用ラベルのVI−VI線に沿っ
た要部拡大断面図。
【図7】図5の包装容器用ラベルのラベル片を貼着した
包装用ビンの要部拡大横断面図。
【図8】本発明による包装容器用ラベルを製造する第1
工程の平面図と縦断面図。
【図9】本発明による包装容器用ラベルを製造する第2
工程の平面図と縦断面図。
【図10】本発明による包装容器用ラベルを製造する第
3工程の平面図と縦断面図。
【図11】本発明による包装容器用ラベルを製造する第
4工程の平面図と縦断面図。
【符号の説明】
11 包装容器用ラベル 12 台紙 13 ラベル片 14 印刷紙 14a (印刷紙の)終端側 15 ラミネート紙 15a 糊代部 16 包装用ビン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E075 AA09 BA83 CA02 DD02 DE22 DE23 GA04 4F100 AK04 AK07 AK25G AT00B BA02 BA10A CB05G DB16B DC23B DG10A DG10B EA022 EC182 EG002 EJ302 GB90 HB31B JN01B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の帯状シートによる台紙と、この台
    紙上の長手方向に沿った所定毎に貼着された多数のラベ
    ル片で構成され、各ラベル片は台紙上に粘着された印刷
    紙と、この印刷紙の表面全域を被覆して粘着されると共
    に、一部が印刷紙から食み出して台紙に対して粘着され
    る糊代部を形成する透明なラミネート紙で構成され、こ
    の糊代部は自動ラベル貼り機を用いてラベル片を貼着す
    る際における台紙の送り方向の後端側に設けたことを特
    徴とする包装容器用ラベル。
  2. 【請求項2】 台紙上面の所定間隔毎に透明なラミネー
    ト紙で被覆された印刷紙によるラベル片が貼着されると
    共に、当該ラベル片はラミネート紙の一部が印刷紙の終
    端側から突出して糊代部を形成する包装容器用ラベルの
    製造方法であって、長尺の帯状シートによる台紙上の全
    域に印刷紙を重合状態で粘着する第1工程と、ラベル片
    の形状に対して終端側を除く3方に余剰部分が形成され
    るように、抜き型を用いて台紙上の印刷紙を半抜きして
    除去する第2工程と、印刷紙の上面を含む台紙の上面全
    域にラミネート紙を貼着する第3工程と、ラベル片の形
    状及び印刷紙の終端側で台紙の上面にラミネート紙の一
    部が糊代部として残余するように、抜き型を用いて台紙
    上の印刷紙及びラミネート紙を半抜きして除去する第4
    工程を備えたことを特徴とする包装容器用ラベルの製造
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002347144A (ja) * 2001-05-24 2002-12-04 Sato Corp ラベル製造方法及びラベル
JP2002355908A (ja) * 2001-05-31 2002-12-10 Sato Corp ラベル製造方法およびラベル

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