JP2003108011A - 多層ラベル - Google Patents

多層ラベル

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JP2003108011A
JP2003108011A JP2001338568A JP2001338568A JP2003108011A JP 2003108011 A JP2003108011 A JP 2003108011A JP 2001338568 A JP2001338568 A JP 2001338568A JP 2001338568 A JP2001338568 A JP 2001338568A JP 2003108011 A JP2003108011 A JP 2003108011A
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JP2001338568A
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English (en)
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Masahiko Ikeda
雅彦 池田
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Fuji Seal Inc
Original Assignee
Fuji Seal Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上層ラベル(10)と下層ラベル(20)を
剥離自在に積層した多層ラベルにおいて、上層ラベルを
容易に剥離できる多重ラベルを提供する。 【手段】 上層ラベル(10)が上層基材(11)と上
層基材の下面側に積層された再剥離自在な粘着剤層(1
2)を有し、下層ラベル(20)が下層基材(21)と
下層基材の下面側に積層された接着剤層(22)を有
し、下層ラベル(20)の一方端部には切り込み(2
3)と非接着部(24)により摘み部(25)が形成さ
れている多層ラベル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品や医薬品等の
容器、その他の製品に貼着される多層ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層ラベル(二重ラベル)として
は、基材と粘着剤からなる下層ラベルの上面に剥離自在
な弱粘着性の粘着剤層を介して上層基材を重ね合せたも
のがあった。また、同様の下層ラベルの両側縁に接着剤
を塗布し、中央域をミシン目で切除可能に形成した上層
ラベルを重ね合せたものがあった。これらの二重ラベル
は、上層ラベルを剥離またはミシン目より切除してその
裏面表示および下層ラベルに形成された表示を確認する
ことができるものであった。しかしながら、これらの二
重ラベルの上層ラベルのみを剥離する際に上層と下層の
間に爪等を入れ、上層ラベルのみを摘み上げることは容
易ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決した、上層ラベルを容易に剥離できる多層ラベル
を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が上記課題を解決
するための手段は、上層ラベルと下層ラベルを剥離自在
に積層した多層ラベルにおいて、上層ラベルが上層基材
と上層基材の下面側に積層された再剥離自在な粘着剤層
を有し、下層ラベルが下層基材と下層基材の下面側に積
層された接着剤層を有し、下層ラベルの一方端部には切
り込みと非接着部により摘み部が形成された多層ラベル
である。
【0005】この手段によれば、上層ラベルと下層ラベ
ルの間に爪等を入れる必要なく、下層ラベルの摘み部を
剥がすことにより容易に上層ラベルを下層ラベルから剥
離することができる。
【0006】また、上層基材の下面側に積層された粘着
剤層が再剥離自在なウレタン系粘着剤から形成され、前
記摘み部の反対側の他方端部には、上層ラベルの剥離を
止める剥離停止手段が形成されていることにより、上層
ラベルを再度確実に貼り戻すことができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照にして説明する。図1乃至図2は本発明
の多層ラベル1の構成を表している。図1(イ)は本発
明の多層ラベル1、(ロ)は多層ラベル1の使用状態を
示している。図2(イ)は説明のために多層ラベル1の
上層ラベル10と下層ラベル20を分離した図であり、
(ロ)は上層ラベルを詳細に説明した断面図、(ハ)は
下層ラベルを詳細に説明した断面図である。
【0008】本実施の形態の多層ラベル1は、図で示さ
れるように上層ラベル10と下層ラベル20を重ね合せ
て形成されている。上層ラベル10は、印刷が施された
上層基材11とその下面に積層された再剥離自在な粘着
剤層12とから形成されている。上層基材11は、紙、
合成紙、プラスチックフィルム等から形成される。図2
(ロ)に示される上層基材11は、二軸延伸ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムや二軸延伸ポリプロピレンフ
ィルム等の透明なプラスチックフィルムにより形成さ
れ、表面(上面)には裏面(下面)側からフィルムを透
して目視可能な裏側表示印刷14、その上面に隠蔽印刷
15、さらにその上面に表側表示印刷16が施されてい
る。
【0009】それぞれの印刷はグラビア印刷、凸版輪転
印刷、スクリーン印刷等により形成できる。裏側表示印
刷14が簡単な文字、数字等の場合はインキジェットプ
リンター等によって印字しても良い。特に商品毎に異な
った多種類の表示を施す場合は、印字内容を容易に変更
しながら連続して行うことができるため好ましい。隠蔽
印刷15は、表面側から裏面側の印刷を透視困難にする
ために行うもので白色の酸化チタン顔料を含んだ白色イ
ンキやアルミニウム粉末を含んだ銀色インキ、カーボン
ブラックを含んだ黒色インキ等の単色または重ね刷りや
混合インキにより形成される。表側表示印刷16は、文
字、図柄等の上にオーバーコートを施しても良い。な
お、上層基材11として不透明な合成紙等を用いる場合
は、裏側表示印刷14を基材11の裏面に形成し、隠蔽
印刷は不要になる。
【0010】粘着剤層12は、適度な密着性を有し容易
に剥離可能な粘着剤や粘着樹脂により形成できる。特に
剥離時に凝集破壊を起しにくく、再剥離性の持続性に優
れたウレタン系粘着剤が好ましい。
【0011】また、上層ラベル10の他方端部には、剥
離停止手段として端縁側にU字部分を有する切り込み1
3がラベルの両側縁から図示のように形成されている。
なお、剥離停止手段13は、切り込み13に限らず端縁
側を強固に接着する等して形成しても良い。
【0012】下層ラベル20は、上面に表示印刷26が
施された下層基材21とその下面に積層された接着剤層
22とから形成されている。下層基材21は、紙、合成
紙、プラスチックフィルム等から形成されるが、ポリオ
レフィンやポリエステルからなる合成紙が好ましい。下
層基材21の上面に施される表示印刷26は、グラビア
印刷、凸版輪転印刷、スクリーン印刷等により行うこと
ができる。なお、表示印刷26は、印刷を施した透明フ
ィルムをラミネートすることにより形成しても良い。接
着剤層22は、アクリル系やゴム系の粘着剤等公知のも
のが使用できる。また、接着剤層22は感熱性の接着剤
によって形成することもできる。
【0013】下層ラベル20の一方端部(図示のように
上層ラベル10の剥離停止手段13の反対側)には、非
接着部24が形成されている。非接着部24は、接着剤
層22の一部を非接着性の樹脂を印刷等によってコーテ
ィングして被覆することにより形成されるが、接着剤を
塗布しない部分として形成することもできる。
【0014】下層ラベル20の一方端部には前記非接着
部24の内側縁となる位置に切り込み23が施されてい
る。この切り込み23と非接着部24により上層ラベル
10を下層ラベル20より剥離する際の摘み部25が形
成されている。
【0015】本実施の形態の多層ラベル1は、上述の構
成からなるため容器等の物品に貼着されて、上層ラベル
10を下層ラベル20から剥離する際には、摘み部25
を物品と非接着部24の間から剥がすことができるため
容易である。また、摘み部25と反対側の他方端部には
剥離停止手段13を有するため定位置で剥離が止まり、
上層ラベル10を元の位置に確実に貼り戻すことができ
る。
【0016】しかも、上層ラベル10の粘着剤層12は
再剥離性に優れ、凝集破壊を起しにくいウレタン系粘着
剤により形成されているため、貼り戻し回数が多く長期
間使用できる。そのため、使用方法の説明書や注意書等
を使用する毎に見ることが多い医薬品用のラベル等に適
している。
【0017】次に、本実施の形態の多層ラベル1の製造
例を図3により説明する。まず、粘着剤等からなる接着
剤層22を介して離型紙2を積層した下層基材21に表
示印刷26を施し、接着剤層22と離型紙を一旦剥離
し、接着剤層22の所定位置に非接着部24を形成する
コーティング剤を印刷する。(図a) 次に離型紙2を貼り合せ、下層基材21に摘み部25を
形成する切り込み23を施す。(図b) その後前記印刷等を施した上層基材11と再剥離自在な
粘着剤層12からなる上層ラベル10を重ね合せてラミ
ネートする。(図c)
【0018】次に上層基材11から接着剤層22まで達
する刃型により多層ラベル1の外周カット3と上層ラベ
ルのみをカットする刃型により切り込み13(図d)を
施し、多層ラベル1の周囲の不要部分4を取り除いて離
型紙2に保持された多層ラベル1が作成される。(図
e)
【0019】本発明の多層ラベル1は上記実施の形態に
述べた構成により得られるがこれに限定されるものでは
ない。上記実施の形態では摘み部25は多層ラベル(下
層ラベル)の一方端部の角部に形成したが、一方端部全
体に非接着部24と切り込み23を施して形成しても良
く、また、上層ラベル10の粘着剤層12も全面ではな
く部分的に形成したものでも良く、ラベルの形状や大き
さ等も限定されず適宜設計変更できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)本発明の多層ラベルを示す斜視図 (ロ)多層ラベルを剥離した状態を示す斜視図
【図2】(イ)本発明の上層ラベルと下層ラベルを分離
した構成説明図 (ロ)上層ラベルの断面を示す説明図 (ハ)下層ラベルの断面を示す説明図
【図3】(a)〜(e)本発明の多層ラベルの製造例を
示す説明図
【符号の説明】
1.多層ラベル 2.離型紙 10.上層ラベル 11.上層基材 12.粘着剤層 13.剥離停止手段 20.下層ラベル 21.下層基材 23.切り込み 24.非接着部 25.摘み部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上層ラベル(10)と下層ラベル(2
    0)を剥離自在に積層した多層ラベルにおいて、上層ラ
    ベル(10)が上層基材(11)と上層基材の下面側に
    積層された再剥離自在な粘着剤層(12)を有し、下層
    ラベル(20)が下層基材(21)と下層基材の下面側
    に積層された接着剤層(22)を有し、下層ラベル(2
    0)の一方端部には切り込み(23)と非接着部(2
    4)により摘み部(25)が形成されていることを特徴
    とする多層ラベル。
  2. 【請求項2】 上層基材(11)の下面側に積層された
    粘着剤層(12)が再剥離自在なウレタン系粘着剤から
    形成され、前記摘み部(25)の反対側の他方端部に
    は、上層ラベルの剥離を止める剥離停止手段(13)が
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の多層
    ラベル。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007118283A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Oji Tac Hanbai Kk 隠蔽用積層体
JP2008293027A (ja) * 2003-07-25 2008-12-04 Schreiner Group Gmbh & Co Kg グリップタブ付きラベル

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