JP4837190B2 - 薬剤容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二層構造ラベルが貼着された薬剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の二層構造のラベルとしては、例えば、図9に示すように、ラベル基材21の裏面に粘着剤層22を備えた第1のラベル24(下層ラベル部)と、ラベル基材27の裏面に粘着剤層28を備えた第2のラベル26(上層ラベル部)が、前記下層ラベル部のラベル基材21の表面に備えた透明剥離剤層25を介して、互いに貼着されている二層構造ラベルがある。
【0003】
上記二層構造ラベルは、その粘着剤層22に剥離シート23が仮貼着されていて、該剥離シート23を剥離した後、粘着剤層22を介して適宜な物品に貼着して使用する。
【0004】
例えば、上記下層ラベル部24のラベル基材21上面には適宜情報(例えば、当たり、外れなどの抽選情報)を表示した印刷層29が施され、この印刷層29は上層ラベル部26によって隠蔽されている。また、上層ラベル部26のラベル基材27上面又は上下面にも適宜情報を表示した印刷層(図示せず)が施されている。
【0005】
上記二層構造ラベルの下層ラベル部24から剥離剤層25を介して上層ラベル部26を剥離することにより、隠蔽されていた印刷層29が露呈されて、その印刷情報が観察できるようになっている。
【0006】
従来の上記二層構造ラベルの製造においては、下層のラベル基材21、粘着剤層22、剥離シート23をこの順に積層した長尺状の積層シートのロール原反を巻き出しながら、その積層シートの基材21表面に印刷を施し、印刷層29を設け、次に上層ラベル基材27の表裏面にも印刷を施す。
【0007】
続いて、前記下層のラベル基材21の印刷層29上より透明な剥離剤を塗布して剥離剤層25を設け、下層ラベル部24を形成し、続いて、上層のラベル基材27の裏面に粘着剤を塗布して粘着剤層28を設け、上層ラベル部26を形成する。
【0008】
次に、下層ラベル部24と上層ラベル部26とを、互いに印刷見当を整合しつつ貼り合わせ、貼り合わせ後に任意のサイズ、パターンに型抜きを行って、二層構造ラベルを製造している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の二層構造ラベルにおいては、一層構造ラベルと比較し、その製造における製造工程が複雑になり、良好な生産性が得られないという問題がある。
【0010】
また、下層ラベル部24と上層ラベル部26とを貼り合わせた後に、型抜きを行って二層構造ラベルを製造しているため、下層ラベル部24と上層ラベル26とが同一サイズのラベルしか製造できないといった不都合もある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一の態様は、薬剤を包装した容器本体と、ラベル基材の裏面に粘着剤層を備え、前記ラベル基材を前記容器本体の表面に巻回し、前記粘着剤層にて貼着されたラベルとを備え、前記ラベル基材は、下層ラベル部と、前記下層ラベル部上の部分領域に重ね合わせ貼着される上層ラベル部とからなり、前記下層ラベル部と前記上層ラベル部との重ね合わせ貼着面は、剥離層を介して易剥離可能に設けられ、前記下層ラベル部と前記上層ラベル部とが、ミシン目を介して互いに切り離し可能に連設されており、前記上層ラベル部には、前記薬剤に関する禁止情報または注意喚起情報が印刷されていることを特徴とする薬剤容器である。
【0012】
本発明の第二の態様は、薬剤を包装した容器本体と、ラベル基材の裏面に粘着剤層を備え、前記ラベル基材を前記容器本体の表面に巻回し、前記粘着剤層にて貼着されたラベルとを備え、前記ラベル基材は、下層ラベル部と、前記下層ラベル部上の全部領域に重ね合わせ貼着される上層ラベル部とからなり、前記下層ラベル部と前記上層ラベル部との重ね合わせ貼着面は、剥離層を介して易剥離可能に設けられ、前記下層ラベル部と前記上層ラベル部とが、ミシン目を介して互いに切り離し可能に連設されており、前記上層ラベル部には、前記薬剤に関する禁止情報または注意喚起情報が印刷されていることを特徴とする薬剤容器である。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の薬剤容器に使用される二層構造ラベルの実施の形態を、図1(a)〜(b)に示す平面図及び図2に基づいて、以下に詳細に説明すれば、本発明の二層構造ラベル類Lは、そのラベル基材1が、下層ラベル部4と、上層ラベル部6とにより構成され、そのラベル基材1の裏面には、物品に貼着するための粘着剤層2が塗布形成されている。
【0024】
ラベル基材1は、紙製シート、透明乃至不透明なプラスチック製フィルム(シート)、金属箔シート、あるいはそれらの複合シートが使用でき、ラベル基材1の下層ラベル部4及び上層ラベル部6のそれぞれ表面又は/及び裏面には、適宜にラベル用途に応じた情報伝達用の印刷情報など印刷層が施され、例えば下層ラベル部4の表面には表示情報A、上層ラベル部6の表面には伝達用の表示情報Bが表示される。
【0025】
また、上記二層構造ラベル類Lは、下層ラベル部4のラベル基材長手方向の長さをa1 、上層ラベル部6のラベル基材長手方向の長さをa2 としたとき、
a1 >a2
に設定されている。
【0026】
なお、上記二層構造ラベル類Lを構成する上層ラベル部6の幅(ラベル基材長手方向に対して直交方向の長さ)は、下層ラベル部4の幅と同じ幅でもよいし、下層ラベル部4の幅より小さくてもよい。
【0027】
また、ラベル類Lのラベル基材1は、下層ラベル部4と、該下層ラベル部4の一端部に連設した上層ラベル部6とにより構成されている。
【0028】
また、ラベル類Lを巻き付け貼着する対象物品( 被着体) の巻き付け(巻回)方向の表面の全周長をφとしたとき、少なくとも下層ラベル部4の長さa1 は、
a1 =φ (又はa1 ≒φ)
に設定されている。
【0029】
さらに、二層構造ラベル類Lは、物品表面の全周長φに、その下層ラベル部4の外端側から順次巻き付けた際に、下層ラベル部4はその全長a1が物品表面の全周長の表面に粘着剤層2を介して貼着され、上層ラベル部6は下層ラベル部4外端部の上面に長さa2に亘って重ね合わせられ貼着されるようになっている。
【0030】
図1(a)に示すように、二層構造ラベル類Lの前記下層ラベル部4上面の上層ラベル部6との重ね合わせ面4aには、透明乃至不透明な剥離剤による剥離剤層5が設けられていて、下層ラベル部4の端部面上に長さa2 に亘って重ね合わせられ貼着される上層ラベル部6は、粘着剤層2を介して下層ラベル部4面に貼着され、しかも剥離剤層5を介して容易に剥離可能となっている。
【0031】
また、図1(a)に示すように、本発明の二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4と上層ラベル部6との連設部にはミシン目3が印刷形成(又は刻切形成)されていて、上層ラベル部6は下層ラベル部4面より剥離した後に、該ミシン目3から切り離し可能となっている。
【0032】
また、図1(b)に示すように、そのラベル類Lの裏面に形成された粘着剤層2を介して、その1枚乃至複数枚が、枚葉シート状若しくは長尺ロールシート状の剥離シート11面上に、剥離可能に仮貼着されて配置されて、二層構造ラベル類LのラベルシートSを構成している。
【0033】
なお、上記ラベルシートSは、剥離シート11面にラベル基材1を仮貼着した後に、そのラベル基材1を二層構造ラベル類Lの形状に型抜きした二層構造ラベル類Lであってもよく、その型抜き形状の外側には余白ラベル基材1(剥離シート11上に残る基材)が仮貼着されていてもよい。
【0034】
図2は、上記二層構造ラベル類Lを容器等の物品に巻き付け、そのラベル類Lの巻回両端部を重ね合わせ貼着した部分側断面図であり、下層ラベル部4の端部面の剥離剤層5上には、粘着剤層2を介して上層ラベル部6が貼着されていて、下層ラベル部4と上層ラベル6とによる二層構造ラベルを構成している。
【0035】
また、図示するように、例えば下層ラベル部4の上面には、適宜印刷層7が設けられ、また上層ラベル部6の上面にも、適宜印刷層8が設けられ、例えば下層ラベル部4の表面には表示情報A、上層ラベル部6の表面には伝達用の表示情報Bが表示される。
【0036】
そして上層ラベル部6は、剥離剤層5を介して下層ラベル部4より剥離でき、適宜にミシン目3などを介して切り離しでき、切り離した後の上層ラベル部6は適宜に他の物品に貼着して、情報伝達用ラベルや物品発送用ラベル、業務指示用ラベル等の各種用途に使用することができる。
【0037】
図3に平面図で示すラベル類Lは、下層ラベル部4と、上層ラベル部6とにより構成され、そのラベル基材1の裏面には、物品に貼着するための粘着剤層2が塗布形成されている。
【0038】
そして、前記ラベル基材1の下層ラベル部4と、上層ラベル部6とは、互いに分離している形態の二層構造ラベル類Lである。
【0039】
また、この二層構造ラベル類Lは、巻き付け貼着する対象物品(被着体)の巻き付け(巻回)方向の表面の全周長をφとしたとき、少なくとも下層ラベル部4の長さa1は、
a1≦φ
に設定されている。
【0040】
図3上側に示すように、二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4上面の上層ラベル部6との重ね合わせ面4aには、透明乃至不透明な剥離剤による剥離剤層5が設けられていて、下層ラベル部4の端部面上に長さa2 に亘って重ね合わせられ貼着される上層ラベル部6は、粘着剤層2を介して下層ラベル部4の剥離剤層5上に貼着され、しかも剥離剤層5を介して容易に剥離可能となっている。
【0041】
また、図3下側に示すように、二層構造ラベル類Lを構成する下層ラベル部4と上層ラベル部6の1対乃至複数対が、それぞれその裏面に形成された粘着剤層2を介して、枚葉シート状若しくは長尺ロールシート状の剥離シート11面上に剥離可能に仮貼着されて配置され、二層構造ラベル類LのラベルシートSを構成している。
【0042】
なお、上記ラベルシートSは、剥離シート11面にラベル基材1を仮貼着した後に、そのラベル基材1を二層構造ラベル類Lの形状に型抜きした二層構造ラベル類Lであってもよく、その型抜き形状の外側には余白ラベル基材1(剥離シート11上に残る基材)が仮貼着されていてもよい。
【0043】
二層構造ラベル類Lを構成する剥離シート11面上に仮貼着状態で分離配置される下層ラベル部4と上層ラベル部6の互いの分離間隔について、図3に基づいて以下に説明する。
【0044】
下層ラベル部4は、剥離シート11の物品表面全周長φに相当する領域内に配置され、上層ラベル部6は、その領域の次に隣接する同相当領域内に配置されるものである。
【0045】
二層構造ラベル類Lは、その下層ラベル部4を、その外端側から、剥離シート11面より剥離しながら物品表面全周長φに順次巻き付けた際に、下層ラベル部4は、その全長a1 (a1 ≦φ)が物品表面の全周長φの表面に粘着剤層2を介して貼着され、続いて上層ラベル部6は下層ラベル部4外端部の上面に長さa2 に亘って重ね合わせられ貼着される。
【0046】
ここで、剥離シート11の物品表面全周長φに相当する1つの領域内に配置した下層ラベル部4の長さa1 と物品表面全周長φとの差φ−a1 =bとし、その領域の一端部から次に隣接する物品表面全周長φに相当する領域の上層ラベル部6の端部までの間隔をφ−a2 =cとすれば、下層ラベル部4と上層ラベル部6との間隔dは、
d=b+c (b≧0、c≧0)
となる。
【0047】
図4は、二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4を容器等の物品に巻き付け、その下層ラベル部4の剥離剤層5上に上層ラベル部6を重ね合わせ貼着した部分側断面図であり、下層ラベル部4の端部面の剥離剤層5上には、粘着剤層2を介して上層ラベル部6が貼着されていて、下層ラベル部4と上層ラベル6とによる二層構造ラベルを構成している。
【0048】
同図4に示すように、物品に巻き付けた下層ラベル部4の両端部の間隔は、
φ−a1 =b
となり、また、その下層ラベル部4の一端部と、その端部の剥離剤層5上に重ね合わせた上層ラベル部6の一端部との重ね合わせずれ量は、
φ−a2 =c
となり、また、その下層ラベル部4の他端部と、下層ラベル部4の一端部の剥離剤層5上に重ね合わせた上層ラベル部6の一端部との間隔は、
d=b+c
となる。
【0049】
上述した二層構造ラベル類Lは、例えば、内用薬(内服薬、経口薬)と、外用薬と、点滴用薬液及び注射用薬液との薬剤(薬液、錠剤)の明確な使い分けができるように、それぞれ内用薬用、外用薬用、点滴用若しくは注射用など、その薬液の用途を明確に印刷表示するとともに、下層ラベル部4の表面には情報Aとして、その薬剤の名称、銘柄、用途、組成、使用方法など、上層ラベル部6の表面には伝達用の表示情報Bとして、その薬剤の禁止情報・注意喚起情報を表示して、薬剤を包装した容器の表面に貼着して使用する。
【0050】
例えば、その薬剤容器に貼着された二層構造ラベル類Lの上層ラベル部6表面には、情報Bとして注射液としての使用を禁止する旨の印刷表示(例えば赤色などにて「禁注射」など強調表示)、又は点滴液としての使用を禁止する旨の表示(例えば青色などにて「禁点滴」など強調表示)を印刷表示する。
【0051】
そして、その薬液容器内の薬液を使用するために、その薬液を他の点滴用器具又は注射用器具(例えば薬液吸入用の注射筒など)に移し替えた時には、上層ラベル部6をその容器の二層構造ラベル類Lから剥離して切り離し、その移し替えた後の点滴用器具又は注射用器具の表面に貼着することにより、例えば注射液としての使用を禁止する旨の注意、又は点滴液としての使用を禁止する旨の注意を使用者に喚起するためのラベルとして使用するものである。
【0052】
次に、二層構造ラベル類の他の形態を、図5に示す平面図に基づいて以下に詳細に説明すれば、図5に示すように、そのラベル類Lのラベル基材1は、下層ラベル部4と、上層ラベル部6とにより構成され、そのラベル基材1の裏面には、物品に貼着するための粘着剤層2が塗布形成されている。
【0053】
上記ラベル基材1は下層ラベル部4と該下層ラベル部4上の全部領域に重ね合わせ貼着される上層ラベル部6とからなり、該下層ラベル部4と上層ラベル部6との重ね合わせ貼着面は、剥離層5を介して易剥離可能に設けられている。
【0054】
上記ラベル基材1は、紙製シート、透明乃至不透明なプラスチック製フィルム(シート)、金属箔シート、あるいはそれらの複合シートが使用でき、ラベル基材1の下層ラベル部4及び上層ラベル部6のそれぞれ表面又は/及び裏面には、適宜にラベル用途に応じた情報伝達用の印刷情報など印刷層が施されている。
【0055】
また、上記二層構造ラベル類Lは、下層ラベル部4のラベル基材長手方向の長さをa1 、上層ラベル部6のラベル基材長手方向の長さをa2 としたとき、
a1 =a2 (又はa1 ≒a2 )
に設定されている。
【0056】
なお、上記二層構造ラベル類Lを構成する上層ラベル部6の幅(ラベル基材長手方向に対して直交方向の長さ)は、下層ラベル部4の幅と同じ幅でもよいし、下層ラベル部4の幅より小さくてもよい。
【0057】
また、図5に示すように、ラベル類Lのラベル基材1は、下層ラベル部4と、該下層ラベル部4の一端部に連設した上層ラベル部6とにより構成されている。
【0058】
また、ラベル類Lを巻き付け貼着する対象物品( 被着体) の巻き付け(巻回)方向の表面の全周長をφとしたとき、下層ラベル部4の長さa1 は、上層ラベル部6の長さa2 は、
a1 =a2 =φ (又はa1 =a2 ≒φ)
に設定されている。
【0059】
この二層構造ラベル類Lは、物品表面の全周長φに、その下層ラベル部4の外端側から順次巻き付けた際に、下層ラベル部4はその全長a1が物品表面の全周長の表面に粘着剤層2を介して貼着され、上層ラベル部6は下層ラベル部4外端部の上面に長さa2(a2=a1)に亘って、即ち下層ラベル部4の全面に上層ラベル部6が重ね合わせられ、貼着されるようになっている。
【0060】
図5に示すように、二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4全面の上層ラベル部6との重ね合わせ面4aには、透明乃至不透明な剥離剤による剥離剤層5が設けられていて、下層ラベル部4面上に長さa2(a2=a1)に亘って重ね合わせられ貼着される上層ラベル部6は、粘着剤層2を介して下層ラベル部4面に貼着され、しかも剥離剤層5を介して容易に剥離可能となっている。
【0061】
また、図5に示すように、二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4と上層ラベル部6との連設部にはミシン目3が印刷形成(又は刻切形成)されていて、上層ラベル部6は下層ラベル部4面より剥離した後に、該ミシン目3から切り離し可能となっている。
【0062】
また、図5に示す二層構造ラベル類Lは、下層ラベル部4と上層ラベル部6の1対乃至複数対が、それぞれその裏面に形成された粘着剤層2を介して、枚葉シート状若しくは長尺ロールシート状の剥離シート11面上に剥離可能に仮貼着されて配置され二層構造ラベル類LのラベルシートSを構成している。
【0063】
なお、上記ラベルシートSは、剥離シート11面にラベル基材1を仮貼着した後に、そのラベル基材1を二層構造ラベル類Lの形状に型抜きした二層構造ラベル類Lであってもよく、その型抜き形状の外側には余白ラベル基材1(剥離シート11上に残る基材)が仮貼着されていてもよい。
【0064】
図6に示す二層構造ラベル類は、ラベル基材1の下層ラベル部4と上層ラベル部6が、互いに分離している形態の二層構造ラベル類Lである。
【0065】
この二層構造ラベル類Lは、図6に示すように、巻き付け貼着する対象物品(被着体)の巻き付け(巻回)方向の表面全周長をφとしたとき、少なくとも下層ラベル部4の長さa1、上層ラベル部6の長さa2は、図3に示す二層構造ラベル類Lと同様に、
a1=a2≦φ
に設定されている。
【0066】
図6に示す二層構造ラベル類Lは、図5に示す二層構造ラベル類Lと同様に、物品表面の全周長φに、その下層ラベル部4の外端側から順次巻き付けた際に、下層ラベル部4はその全長a1が物品表面の全周長の表面に粘着剤層2を介して貼着され、上層ラベル部6は下層ラベル部4外端部の上面に長さa2(a2=a1)に亘って、即ち下層ラベル部4の全面に上層ラベル部6が重ね合わせられ、貼着されるようになっている。
【0067】
図6に示すように、二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4全面の上層ラベル部6との重ね合わせ面4aには、透明乃至不透明な剥離剤による剥離剤層5が設けられていて、下層ラベル部4面上に長さa2(a2=a1)に亘って重ね合わせられ貼着される上層ラベル部6は、粘着剤層2を介して下層ラベル部4面に貼着され、しかも剥離剤層5を介して容易に剥離可能となっている。
【0068】
また、図6に示す二層構造ラベル類Lは、下層ラベル部4と上層ラベル部6の1対乃至複数対が、それぞれその裏面に形成された粘着剤層2を介して、枚葉シート状若しくは長尺ロールシート状の剥離シート11面上に剥離可能に仮貼着されて配置され二層構造ラベル類LのラベルシートSを構成している。
【0069】
なお、上記ラベルシートSは、剥離シート11面にラベル基材1を仮貼着した後に、そのラベル基材1を二層構造ラベル類Lの形状に型抜きした二層構造ラベル類Lであってもよく、その型抜き形状の外側には余白ラベル基材1(剥離シート11上に残る基材)が仮貼着されていてもよい。
【0070】
また、図6に示す二層構造ラベル類Lを構成する剥離シート11面上に仮貼着状態で分離配置される下層ラベル部4と上層ラベル部6の互いの分離間隔及び物品表面への貼着状態及びその二層構造状態は、前述の二層構造ラベル類L(図3参照)と同様であるので詳細は省略する。
【0071】
なお、剥離シート11の物品表面全周長φに相当する1つの領域内に配置した下層ラベル部4の長さa1 と物品表面全周長φとの差φ−a1 =bとし、その領域の一端部から次に隣接する物品表面全周長φに相当する領域の上層ラベル部6の端部までの間隔をφ−a2 =cとすれば、下層ラベル部4と上層ラベル部6との間隔dは、
d=b+c (b≧0、c≧0)
となるが、図6は、c=0の場合について図示したものである。
【0072】
上記二層構造ラベル類Lは、例えば、下層ラベル部4の上面に適宜印刷層7が設けられ、また上層ラベル部6の上面にも、適宜印刷層8が設けられる。
【0073】
そして上層ラベル部6は、剥離剤層5を介して下層ラベル部4より剥離でき、適宜にミシン目3などを介して切り離しでき、切り離した後の上層ラベル部6は適宜に他の物品に貼着して、情報伝達用ラベルや物品発送用ラベル、業務指示用ラベル等の各種用途に使用することができる。
【0074】
本発明の二層構造ラベル類Lのラベル基材1としては、透明乃至不透明なシート材が使用でき、例えば用紙、各種の合成樹脂フィルム(例えばポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレンフィルムなど)、アルミニウム箔などが使用できる。不透明な合成樹脂フィルムとしては、印刷、着色等により不透明化したものが使用できる。
【0075】
本発明の二層構造ラベル類Lの剥離剤層5としては、透明乃至不透明な溶剤揮散型又は紫外線硬化型のシリコーン樹脂やワックスなどが使用できる。
【0076】
また、本発明の二層構造ラベル類Lの粘着剤層2としては、透明乃至半透明の粘着剤が使用でき、例えば、天然ゴム又は/及びブタジエン−スチレンゴム、アクリルゴム等の合成ゴムを主成分とするゴム系粘着剤、アクリル酸、アクリル酸ブチル、アクリル酸2エチルヘ キシル等を主成分とするアクリル系粘着剤(東洋インキ製造(株)製;商品名;オリバインBPW4655;水性溶媒分散型のアクリル系エマルジョン型粘着剤)など、溶剤揮散型又は紫外線硬化型の粘着剤各種の感圧性接着剤(粘着剤)が使用できる。
【0077】
また溶剤揮散型の粘着剤として、加熱により粘着性を帯びる感熱性粘着剤(剥離紙不使用の粘着剤)を必要に応じて使用してもよい。
【0078】
前記接着剤層2に使用する透明乃至不透明な接着剤としては、溶剤揮散型接着剤、加熱溶融型接着剤、紫外線硬化型接着剤のいずれか1種が使用できる。
【0079】
図7は、二層構造ラベル類Lを、被着体としてボトル容器Pの表面全周に亘って貼着した状態を示す外観斜視図である。
【0080】
図7左側は、下層ラベル部4と上層ラベル類6が連設しているラベル類Lを使用した場合であり、ボトル容器Pの表面全周に亘って二層構造ラベル類Lを巻き付け貼着し、その下層ラベル部4の一端部上面の剥離剤層5上に、該下層ラベル部4の他端部にミシン目3にて連設した上層ラベル部6下面の粘着剤層2を貼着したものである。
【0081】
このラベル類Lの上層ラベル部6(紙葉小片)は、剥離剤層5を介して下層ラベル部4から剥離した後にミシン目3を介して切り離すことができる。
【0082】
図7右側は、下層ラベル部4と上層ラベル類6が分離しているラベル類Lを使用した場合であり、ボトル容器Pの表面全周に亘って二層構造ラベル類Lを巻き付け貼着し、その下層ラベル部4面上の、例えば一端部上面に形成した剥離剤層5上に、上層ラベル部6下面の粘着剤層2を貼着したものである。
【0083】
このラベル類Lの上層ラベル部6(紙葉小片)は、剥離剤層5を介して下層ラベル部4から剥離して切り離すことができる。
【0084】
図8は、長尺ロール状の剥離シート11上に、等間隔に連続して二層構造ラベル類Lを配置した長尺状(ロール状)のラベルシートS(図1(b)、図3、図5、図6参照)を用いて、被着体Pの表面に二層構造ラベル類Lを貼着する方法を説明する概要側面図である。
【0085】
ロール状ラベルシートSO から長尺状のラベルシートSを間欠送行させながら巻き出し、Vターン形状(楔形状)の剥離用ガイド板31にて長尺状の剥離シート11をVターンさせる。
【0086】
そして、前記ガイド板31によりVターンガイドする剥離シート11から二層構造ラベル類Lをガイド鋭角先端方向の外側に剥離して、剥離シート11を巻取ロールSe にて巻き取る。
【0087】
続いて、二層構造ラベル類Lを剥離シート11から剥離しながら、これを挟んでガイド板31の鋭角先端方向の外側に対向する下側プレス回転ロール32(貼着ロール)と、そのロール32上に順次1個ずつ矢印方向から供給される筒状の被着体Pの下側周面との間に導入する。なお、被着体Pがロール32上に供給されるまではラベルシートSの送行を一旦停止させる。
【0088】
他方、被着体P上方の前後に設けた駆動回転する昇降押圧回転ロール33、34を被着体Pの上側周面に下降動作させて押し付け、該被着体Pをガイド板31の鋭角先端方向外側の定位置に保持するとともに、前記プレスロール32に押圧して回転させる。
【0089】
同時に、ラベルシートSの送行を再開し、二層構造ラベル類Lを剥離シート11から剥離しながら、回転する下側プレス回転ロール32と被着体P下側周面との間に二層構造ラベル類Lを導入して、二層構造ラベル類Lの下層ラベル部4を1回転目で被着体Pの周面に貼着し、続いて2回転目で被着体Pの下層ラベル部4上に上層ラベル部6を貼着し、続いて直ちにラベルシートSの送行を一旦停止させる。
【0090】
二層構造ラベル類Lが貼着された被着体Pは、昇降押圧回転ロール33、34の上昇動作により該ロールの保持による定位置より開放されて、適宜移送手段によりプレスロール32上より矢印方向の外側に搬出され、以上の動作を繰り返すことにより、連続的に二層構造ラベル類Lが被着体Pの周面に貼着される。
【0091】
【発明の効果】
本発明の薬剤容器に使用される二層構造ラベル類は、従来の二層構造ラベルと比較して、その製造工程が簡単であり、良好な生産性が得られ、従来の一層構造ラベルの製造と比較しても遜色のない生産スピードと良好な生産性が得られる。
【0092】
また、下層ラベル部と上層ラベル部とを貼り合わせた後に二層構造ラベル形状に型抜きを行う従来の二層構造ラベルと比較して、下層ラベル部と上層ラベル部とを同一サイズのラベルから異なるサイズのラベルまで製造できる効果がある。
【0094】
この二層構造ラベル類は、新規な用途展開の可能な二層構造ラベルやシールとして提供でき、例えば、商品など各種物品を、それぞれ複数一括包装した包装容器の表面に貼着することにより、その包装容器から他の包装容器に小分け包装したその物品の使用者に、その商品の使用方法などの情報を伝達するための情報伝達用ラベルやシールとして利用展開でき、その上層ラベル部を下層ラベル部から剥離して切り離し、小分けした上記他の包装容器の表面に貼着することにより、その物品の使用方法を伝達したり、使用上の注意を喚起したりするためなどのラベルとして使用することができる。
【0095】
そして、医療器具や医薬品など医療用物品を包装する包装容器の表面に貼着することにより、その包装容器から他の包装容器に小分け包装した医療器具や医薬品の使用者に、その医療器具や医薬品の使用方法、医療方法などの情報を伝達するための情報伝達用ラベルやシールとして利用展開でき、その上層ラベル部を下層ラベル部から剥離して切り離し、小分けした上記他の包装容器の表面に貼着することにより、その医療用物品の使用方法を伝達したり、使用上の注意を喚起したりするためなどのラベルとして使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(b)は本発明の薬剤容器に使用される二層構造ラベル類の一例を示す平面図。
【図2】二層構造ラベル類の貼着方法の一例を説明する部分側断面図。
【図3】二層構造ラベル類の他の例を示す平面図。
【図4】二層構造ラベル類の貼着方法の他の例を説明する部分側断面図。
【図5】二層構造ラベル類のその他の例を説明する平面図。
【図6】二層構造ラベル類のその他の例を説明する平面図。
【図7】二層構造ラベル類を被着体に貼着した状態を説明する外観斜視図。
【図8】二層構造ラベル類を被着体に連続的に貼着する貼着方法を説明する概要側面図。
【図9】従来の二層構造ラベル類を説明する側断面図。
【符号の説明】
L…二層構造ラベル類 S…ラベルシート SO…巻出ロール
Se…巻取ロール P…被着体 φ…被着体全周長
a1 …下層ラベル部の長さ a2…上層ラベル部の長さ
A…表示情報 B…伝達用の表示情報
1…ラベル基材 2…粘着剤層 3…第2シート基材層 3a…剥離可能部分
4…下層ラベル部 5…剥離剤層 6…上層ラベル部
7…印刷層 8…印刷層
11…剥離シート
21…ラベル基材 22…粘着剤層 23…剥離シート 24…下層ラベル部
25…剥離剤層 26…上層ラベル部 27…ラベル基材 28…粘着剤層
31…剥離用ガイド板 32…プレス回転ロール
33、34…押圧駆動回転ロール

Claims (2)

  1. 薬剤を包装した容器本体と、
    ラベル基材の裏面に粘着剤層を備え、前記ラベル基材を前記容器本体の表面に巻回し、前記粘着剤層にて貼着されたラベルと、
    を備え、
    前記ラベル基材は、下層ラベル部と、前記下層ラベル部上の部分領域に重ね合わせ貼着される上層ラベル部とからなり、
    前記下層ラベル部と前記上層ラベル部との重ね合わせ貼着面は、剥離層を介して易剥離可能に設けられ、
    前記下層ラベル部と前記上層ラベル部とが、ミシン目を介して互いに切り離し可能に連設されており、
    前記上層ラベル部には、前記薬剤に関する禁止情報または注意喚起情報が印刷されていることを特徴とする薬剤容器。
  2. 薬剤を包装した容器本体と、
    ラベル基材の裏面に粘着剤層を備え、前記ラベル基材を前記容器本体の表面に巻回し、前記粘着剤層にて貼着されたラベルと、
    を備え、
    前記ラベル基材は、下層ラベル部と、前記下層ラベル部上の全部領域に重ね合わせ貼着される上層ラベル部とからなり、
    前記下層ラベル部と前記上層ラベル部との重ね合わせ貼着面は、剥離層を介して易剥離可能に設けられ、
    前記下層ラベル部と前記上層ラベル部とが、ミシン目を介して互いに切り離し可能に連設されており、
    前記上層ラベル部には、前記薬剤に関する禁止情報または注意喚起情報が印刷されていることを特徴とする薬剤容器。
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