JP3106409U - ステッカー兼用マウスパッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の物体の表面に貼り付けられても、容易に剥がすことの出来る、デザインされたステッカーとしても使用可能な薄型のマウスパッドを提供すること。
【解決手段】 可撓性を有する所定形状の基材シートの表面に対して所望の印刷を施して印刷層を形成し、更に該印刷層の上に透明な表皮フィルムを接着する一方、該基材シートの裏面には、所定の物体の表面に繰り返し微粘着し、該基材シートを固定せしめることの出来る粘着剤層が形成されてなる薄型のマウスパッド10にして、前記基材シートの所定形状の外周部に、タグ部30を設けて、該基材シートを前記物体より引き剥がす際に該タグ部30を摘み得るようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ステッカー兼用マウスパッドに係り、特にノート型パソコンの表面等に貼り付けられて持ち運びされる、デザインされたステッカーとしても機能し得るマウスパッドに関するものである。
従来から、パソコン(パーソナルコンピューター)等におけるCRTや液晶板等のディスプレイの表面上に位置するカーソルを移動させる等のための画像位置指示装置として、マウスが用いられており、そして、そのようなマウスは、一般に、平坦な板乃至はシート状を呈するマウスパッド上に載置されて、移動せしめられることにより、かかるマウスパッドに接して動かされる、マウスに内蔵されたボールの回転によって、カーソルを目的とする場所に移動せしめ得るようになっている。
ところで、この種のマウスパッドは、2mm〜5mm程度の厚さの紙や発泡体からなる芯板の表面側に、マウスのボールが空滑りしないようにエンボス加工した表皮材を接着剤にて接着せしめてなる構造を有している一方、その裏面側は、発泡材自体の構造や凹凸加工シートの接着等により、マウス操作時にマウスパッドが不用意にずれたりしないような構造とされている。
また、特許文献1(実用新案登録第3058446号公報)には、その従来技術の項において、マウスパッドを構成する芯板の裏面側に粘着材層を塗布して、その粘着材層を介して、テーブルの表面に付着せしめるようにすることによって、マウスパッドの滑り止めを行なうようにした構造のものが明らかにされ、更に、同特許文献においては、ポリ塩化ビニル樹脂シート等の帯電性の良好な基材シートを用い、かかる基材シートの帯電性による静電吸引力にて、テーブル等の使用箇所に張り付けて、マウスパッドの全体を密着させるようにした構成のものも明らかにされている。
ところで、かかるマウスパッドは、パソコンとは別体の部材であるために、パソコンの移動やパソコンの周りでの作業によって、紛失する恐れがあり、また、マウスパッドを収納する場所を確保する必要もあった。特に、近年において広く普及しているノート型パソコンは、その持ち運びが容易であるところから、マウスパッドの取り扱いは、特に面倒となるものであり、また、その紛失の恐れも著しく高くなっているのである。
このため、上記した特許文献にも明らかにされているような、裏面に粘着材層が形成されてなるマウスパッドを用い、その粘着材層を介して、マウスパッドをパソコンの表面に貼り付けて置くようにすれば、特に持ち運びされるノート型パソコンにおいても、マウスパッドが紛失するようなことがなく、また、マウスパッドの収納場所も特別に必要とはしない等の利点が生じ、そして、マウスパッドを使用するに際しては、パソコンの本体表面から剥がして、テーブルの表面等に付着させた状態において、マウスの操作を行なうようにすることが出来る。
しかしながら、そのようなマウスパッドをステッカーとして用いるには、従来のマウスパッドは余りにも厚く、そのためにステッカーとしての機能と共に、デザイン性においても劣るものであったのであり、またその裏面に粘着材層を設けて、そのような粘着材層を介して、パソコン本体の表面に粘着せしめた場合にあっては、かかるマウスパッドの外形形状が、一般に、円形形状や矩形形状とされているところから、マウスパッドは平坦なパソコン本体の表面に密着して、その外周部に指を掛けることが困難となり、従って、それを剥がし難くなる問題があり、マウスパッドの利便性の点において、少なからず問題を内在するものであった。特に、マウスパッドをステッカーとして有利に用いるべく、その厚さを薄くする程、マウスパッドは、剥がし難くなるのである。また、そのようなマウスパッドの外周部を浮き上がらせて、剥がすために、爪等の物体を入り込ませた場合にあっては、かかる爪によって、マウスパッドの外周部が損傷や変形を受ける恐れもあったのである。
なお、前述した特許文献1に開示の如き、基材シート自身の帯電性による静電吸引力を利用して、張り付けるようにした構造のものにおいても、その密着状態は、上記した粘着材層を介しての粘着と同様であり、そのため、そこには、上記と同様な問題が内在しているのであり、更にそれに加えて、かかる静電吸引力による密着方式においては、貼り付けられる対象物の材質によっては、静電吸引力を作用させることが出来ず、それ故に、マウスパッド自体の貼り付けが出来なくなる問題も内在するものであった。
実用新案登録第3058446号公報
ここにおいて、本考案は、かくの如き事情を背景にして為されたものであって、その解決課題とするところは、所定の物体の表面に貼り付けられても、容易に剥がすことの出来る、デザインされたステッカーとしても使用可能な薄型のマウスパッドを提供することにある。
そして、本考案にあっては、かかる課題の解決のために、可撓性を有する所定形状の基材シートの表面に対して所望の印刷を施して印刷層を形成し、更に該印刷層の上に透明な表皮フィルムを接着する一方、該基材シートの裏面には、所定の物体の表面に繰り返し微粘着し、該基材シートを固定せしめることの出来る粘着剤層が形成されてなる薄型のマウスパッドにして、前記基材シートの所定形状の外周部に、指掛り部を設けて、該基材シートを前記物体より剥がす際に該指掛り部を摘み得るようにしたことを特徴とするステッカー兼用マウスパッドを、その要旨とするものである。
なお、このような本考案に従うステッカー兼用マウスパッドの望ましい態様の一つによれば、前記指掛り部は、前記基材シートの所定形状の外周部から外方に突出した形状を呈するタグ部にて構成されることとなる。また、このようなタグ部は、望ましくは、3〜30mmの突出長さ及び突出幅を、それぞれ、有しており、更に、そのようなタグ部の裏面には、前記粘着剤層が形成されていない構成も、有利に採用されることとなる。
また、本考案に従うステッカー兼用マウスパッドの望ましい態様の他の一つによれば、前記印刷層が、前記基材シートの外周部の周方向における所定長さ部分において、内側から外側に向って漸次白色化されている一方、前記基材シートの外周部の周方向における他の所定長さ部分において内側から外側に向って漸次黒色化されている。そして、そこにおいて、白色化部分と黒色化部分とは、前記基材シートの外周部において対称的に配置されていることが、好ましいのである。
さらに、本考案の他の望ましい態様によれば、マウスパッドの厚みは、1000μm以下とされることとなる。
そして、本考案にあっては、有利には、前記基材シートの裏面に形成した粘着剤層の上に、使用時においては剥離、除去される離型紙が、更に付着せしめられている構成が採用されることとなる。
従って、かくの如き本考案に従うステッカー兼用マウスパッドにあっては、基材シートの外周部に設けられた指掛り部を利用して、基材シートの裏面側に形成された粘着剤層を介して、所定の物体の表面に微粘着された状態の基材シートを、かかる物体より剥がす際に、該指掛り部を摘んで、引き剥がすことが、容易に行なわれ得ることとなるのであり、そしてそれによって、薄型のマウスパッド本体を、ノート型パソコンやテーブル等の所定の物体の任意の場所に自由に固定したり、移動させたりすることが、有利に実現され得るのである。
しかも、そのような本考案に従うマウスパッドは、その表面に印刷層が設けられて、任意の絵柄、図形、文字、記号等を付与し得るところから、デザインされたステッカーとして、有利に用いることが出来るのであり、特に、ノート型パソコン等の外側表面に貼って持ち運びすることにより、マウスパッドがパソコンとは別体に取り扱われることがなく、それ故に、マウスパッドの紛失も効果的に回避され得ると共に、その取扱性も向上せしめられ得ることとなったのであり、加えて、持ち運びされるノート型パソコンの外側表面に貼り付けられたマウスパッドに設けられる印刷層によって、広告宣伝効果も有利に高められ得ることとなるのである。
なお、前記した本考案の望ましい態様に従って、前記指掛り部を、前記基材シートから外方に突出するタグ部にて、構成するようにすれば、そのようなタグ部に対する指先での剥がし操作や摘み操作を容易に行なうことが出来、それによって、マウスパッドの所定物体の表面からの剥がし作業を簡単に行ない、そして、目的とする他の物体の表面に粘着して、固定することが容易となるのである。また、その際、タグ部の裏面側には、粘着剤層が形成されていない方が、タグ部の剥がしは容易であり、ひいては、マウスパッドの剥がし操作を容易に行なうことが出来ることとなる。
また、基材シートの表面に施される印刷層が、基材シートの外周部の周方向において、内側から外側に向って漸次白色化されている部分と、漸次黒色化されている部分とを、それぞれ、所定長さに亘って、特に対称的な配置形態において、有していることにより、かかる印刷層によって表現される絵柄や模様に厚みを感じさせ、立体感を持たせることが可能となる。
さらに、本考案にあっては、マウスパッドの厚みが1000μm以下である薄型のものにおいて、その特徴を有利に発揮することが出来、ステッカー兼用のマウスパッドとして、有利に用いられることとなる。
加えて、本考案にあっては、基材シートの裏面に形成した粘着剤層に対して、更に、離型紙が付着せしめられてなる構成とすることにより、マウスパッドとしての使用時においては、そのような離型紙を剥離、除去して、目的とする物体の表面に貼着するようにすれば、かかる粘着剤層の保護を効果的に実現することが出来、また、目的物ではない他の物体に対する貼着を回避することも可能となる。
以下、本考案を更に具体的に明らかにするために、本考案の実施の形態について、図面を参照しつつ、詳細に説明することとする。
先ず、図1には、本考案に従うステッカー兼用マウスパッドの一例が、示されている。そこにおいて、マウスパッド10は、円形の外形形状を呈し、その表面には、所定の絵柄が付与されている。そして、そのようなマウスパッド10は、保持シート12に貼着保持されて、その使用時において、保持シート12から引き剥がされて、目的とするパソコンやテーブル等の物体の表面に貼着せしめられ得るようになっている。
また、それらマウスパッド10と保持シート12とは、図2及び図3に示される断面構造から明らかな如く、ポリエステルやポリプロピレン等の樹脂からなる、可撓性を有する基材シート14の一方の面となる表面(上面)に対して、図1に示される如き絵柄を与える印刷層16が印刷されており、更に、かかる印刷層16の上に、ポリプロピレンやポリエステル等の耐磨耗性の良好な合成樹脂製の薄い透明な表皮フィルム18が、図示しない適当な接着剤を用いて接着せしめられて、かかる印刷層16の表面を覆っている。なお、表皮フィルム18の外表面(上面)側には、移動せしめられるマウスに内蔵されたボールとの摩擦係数を大きくする凹凸表面加工が、エンボス加工等によって施されて、一般に、高低差が1μm以上、通常2〜5μm程度の凹凸表面18aとされている。
また、基材シート14の他方の面である裏面(下面)側には、パソコンやテーブル等の所定の物体の表面に、マウスパッド10(厳密には、基材シート14)が繰り返し貼り付けられ得るように、微粘着性を有する粘着剤層20が形成されており、更に、かかる粘着剤層20に対して、マウスパッド10の使用時においては剥離、除去される離型紙22が付着乃至は粘着せしめられており、マウスパッド10の不使用時や保存時等における粘着剤層20の他の物体からの隔離や保護を果たし得るようになっている。なお、粘着剤層20を与える粘着剤としては、アクリル系、シリコーン系、ウレタン系等の、微粘着性及び再剥離性を有する公知のものが適宜に用いられ、また、離型紙としても、粘着剤層20から容易に剥がし得る公知の素材を用いることが出来る。
そして、かくの如く、基材シート14の両側に、印刷層16、表皮フィルム18や粘着剤層20が設けられてなる積層構造のマウスパッド10は、デザインされたステッカーとして機能させる上においても、厚さの薄い薄型構造とされることとなる。特に、そのような積層構造であっても、ノート型パソコン等の外表面において、ステッカーとして有利に用いるためにも、マウスパッド10の全体の厚みは、一般に、1000μm程度以下、好ましくは500μm程度以下とすることが望ましく、また、その厚さの下限としては、マウスパッドとしての機能を確保する上において、一般に、100μm程度が採用されることとなる。
一方、未使用のマウスパッド10を保持する保持シート12は、図1及び図2から明らかな如く、離型紙22上に、マウスパッド10の外周部を取り巻くように形成された、マウスパッド10と同様な積層構造及び厚さの保持枠部24を貼着して、全体として矩形の平面形状を呈している。即ち、保持枠部24は、マウスパッド10と同様な、表皮フィルム18と印刷層16と基材シート14と粘着剤層20との積層構造において構成され、粘着剤層20を介して、離型紙22に貼着されているのである。
なお、このようなマウスパッド10を保持(貼着)した保持シート12は、離型紙22上に粘着剤層20、基材シート14、印刷層16、表皮フィルム18を順次積層形成してなるマウスパッド素材を作製し、これに、所定のマウスパッド形状を与えるように、表皮フィルム18側から粘着剤層20に至るように、切れ目26を入れることによって、容易に製造され得るものであり、そして、そのような保持シート12に保持されたマウスパッド10を取り出すときには、図3に示される如く、マウスパッド10に対して保持シート12の保持枠部24を離型紙22側に相対的に押圧して、変形せしめることにより、粘着剤層20からの離型紙20の剥離を行なうようにすれば、容易に、マウスパッド10と保持シート12とを分離することが出来るようになる。
そして、かかる例示の本考案に従うマウスパッド10においては、図1から明らかな如く、マウスパッド10の円形形状の外周部から、所定長さ径方向外方に突出して、矩形形状を呈するタグ部30が、本考案に係る指係り部として、一体的に設けられている。より具体的には、かかるタグ部30は、同様な矩形形状において、マウスパッド10を構成する基材シート14の円形形状の外周部から径方向外方に、所定長さにおいて一体的に突出した部位を用い、その表面側に印刷層16や表皮フィルム18が設けられて構成されており、また、その裏面側には、ここでは、粘着剤層20も形成されてなる、マウスパッド10と同様な積層構造とされているのである。
従って、このような構成を有するマウスパッド10にあっては、それが保持シート12から取り出されて、パソコンの外表面やテーブルの表面等の、所定の物体の表面上に貼り付けられ、その後、別の場所に貼り替えるに際して、かかるマウスパッド10のタグ部30と貼り付け物体の表面との間に、爪等を挿入して、かかるタグ部30を浮き上がらせ、そして、その浮き上がったタグ部30を摘んで、引き剥がすようにすれば、マウスパッド10全体が、容易に貼り付け物体から剥離され得るのであり、特に、そのような剥離操作は、マウスパッド10が、その厚さの薄い薄型とされていても、容易に行なわれ得るのである。このため、薄型のマウスパッド10を自由な場所に固定したり、移動させたりすることが、不都合なく、容易に行なわれ得て、パソコン操作に悪影響をもたらすようなことも、有利に回避され得ることとなる。なお、タグ部30の裏面側には、ここでは、粘着剤層20が形成されているが、それは、上記の貼り替え操作において、何等障害となることはない。
また、かかる例示のマウスパッド10にあっては、図1に示されているように、絵柄を与える印刷層16が、マウスパッド10(基材シート14)の外周部の周方向における所定長さ部分(ここでは、約160度の領域に亘る部分)において、径方向の内側から外側に向って漸次白色化されてなる白色化ゾーン32を有している一方、マウスパッド10(基材シート14)の外周部の周方向における他の所定長さ部分(ここでは、前記白色化された部分に対称的な外周部の部分)において、径方向内側から外側に向って漸次黒色化されてなる黒色化ゾーン34が、形成されている。なお、それら白色化ゾーン32や黒色化ゾーン34は、エアーブラシやデジタルデータ編集用ソフト等を用いて、従来から公知の手法に従って、容易に印刷形成することが可能である。
そして、このような白色化ゾーン32や黒色化ゾーン34を、マウスパッド10に付与される絵柄の周りに形成して、絵柄に陰影をつけることにより、使用する絵柄を立体的に見せることが可能となるのである。即ち、絵柄の一部に光の反射と影を表現するディテールをつけることにより、薄型のマウスパッド10に採用される素材の厚み以上の厚みやふくらみを視覚的に感じさせることが出来るのである。換言すれば、貼ったり、剥がしたりし易い厚みの材料(薄型)に、よりボリューム感を持たせることを目的として、白色化ゾーン32及び黒色化ゾーン34が形成されるのであり、これによって、貼ったり剥がしたりし易いタグ部30を設けた薄型のマウスパッド10という、簡便性と相反するボリューム感という視覚的効果をもたらすものとなるのであり、以て、製品の独自性においても、高められたものとなる。
なお、かかる例示の本考案に従うマウスパッド10は、例えば、図4に示されるように、ノート型パソコン36の外表面の所定の部位に貼り付けて、ノート型パソコン36と共に持ち運びされる形態において、用いられることとなる。そして、ノート型パソコン36を操作するに際しては、パソコン外表面に貼り付けたマウスパッド10を、そのタグ部30を爪等で浮き上がらせて摘み、引き剥がすようにすることにより、パソコン外表面から離脱させた後、図5に示される如く、ノート型パソコン36が載置されるテーブル等の所定の表面に、マウスパッド10を、その裏面に設けられた粘着剤層20を介して、貼り付けて、固定させた状態において、かかるマウスパッド10上において、マウス38の操作、即ち、マウス38の移動により、それに内蔵されたボールを回転せしめて、パソコン36のディスプレイ画面40上において、カーソルを移動させるようにするのである。
そして、図5に示されるような状態においてパソコン操作が終了すると、マウスパッド10は、再び、そのタグ部30を利用して、それを摘んでテーブル等から引き剥がされた後、更に再び、図4に示される如く、二つ折りにしたノート型パソコン36の外表面に貼り付けられて、パソコン36と共に、持ち運びされるのである。
要するに、マウスパッド10は、常に、ノート型パソコン36と共に持ち運びされ、そして、該パソコン36の操作に際しては、マウスパッドとして用いられ得ることとなるところから、その持ち運びに際して、マウスパッド10を特別に持ち運びする必要がなく、また、その収納場所を特別に設ける必要もないことに加えて、マウスパッド10が紛失するようなことも全くないのであり、その取り扱いが極めて容易となるのである。しかも、そのようなマウスパッド10は、薄型とされていることにより、ノート型パソコン36の外表面に貼り付けても、違和感なく、デザインされたステッカーとして、効果的に機能するものとなるのであり、また、広告効果や宣伝効果も高められ得る、商品価値の高いマウスパッドと為し得るのである。
このように、本考案に従うマウスパッド10は、それが薄型であるにも拘らず、パソコンの外表面とテーブル表面との間における剥離と貼着の作業において、タグ部30が存在することによって、格別の効果を発揮するものであるが、また、そのようなタグ部(30)の形状としては、図1〜図5に示される如き略矩形の平面形状の採用が有利ではあるものの、その他、図6の(a)〜(c)に示される如き、半円形形状のタグ部30a、三角形状のタグ部30b、先端が円形形状とされた突出部からなるタグ部30c等の形状も、適宜に採用され得ることは、言うまでもないところである。
なお、かかるタグ部30の大きさとしては、指等にて浮き上がらせ、そして、指にて容易に摘み得るに有効な大きさが、適宜に選定されることとなるが、一般に、その突出長さ:L1 及び突出幅L2 は、何れも、3〜30mm程度、好ましくは5〜20mm程度の大きさにおいて、設けられることとなる。ここで、かかるタグ部30のサイズがあまりにも小さくなると、指の掛りが悪くなったり、指にて摘むことが困難となったり等する問題を生じ、また、そのサイズが大きくなり過ぎても、指等の掛りが悪くなることの他、デザイン上において、ステッカーとしての機能も損なう等の問題も惹起することとなる。
また、そのようなタグ部30、30a〜30cが一体的に形成されるマウスパッド(基材シート)の平面形状としても、円形のみならず、図6(a)や(c)に示される如き矩形形状、更には他の多角形形状等の形状を採用することも可能である。
さらに、本考案に従うタグ部30は、例示の具体例では、マウスパッド10の外周部に一つ設けられているが、マウスパッド10の大きさ等に応じて、二つ或いはそれ以上の個数において設けることが出来、その場合において、それらタグ部は、マウスパッドの外周部において、対称的に設けられることが望ましいが、これに限定されるものではなく、マウスパッドの外周部において、マウスパッドを剥がしやすい任意の位置が適宜に選定されることとなる。
更にまた、例示の具体例では、本考案に従う指掛り部として、マウスパッド10(基材シート14)の外周部から外方に突出した形状を呈するタグ部30が採用されているが、そのような指掛り部は、タグ部のみに限定されるものではなく、マウスパッドの外周部を凹陥させて、その凹陥部の角部を利用したり、また、二つ或いはそれ以上の凹陥部を設けて、それら凹陥部間のマウスパッド部位を、指掛り部として構成することも可能である。
加えて、そのような本考案に従うタグ部30や30a〜30cの裏面側、換言すれば、基材シート14の裏面側には、粘着剤層20が形成されているが、ここでは図示しないものの、それらタグ部30:30a〜30cが形成されたマウスパッド10の裏面側のみ、粘着剤層20を形成しない構造とすることも可能であり(図示せず)、こうすることによって、タグ部30:30a〜30cに対する指等の掛りをよくして、その指による摘み操作を容易とすることも有効である。
さらに、図1に示されるマウスパッド10は、それよりも大きな形状の保持シート12にて保持されているが、そのような保持シート12は、必須のものではなく、単に、マウスパッド10と同様な平面形状を呈する離型紙22を、マウスパッド10の粘着剤層20に貼り付けてなる構造のものであっても、何等差支えない。
以上、本考案の代表的な実施の形態について説明してきたが、本考案は、当業者の知識に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施されるものである。また、そのような実施態様が、本考案の趣旨を逸脱しない限りにおいて、何れも、本考案の範疇に含まれるものであることは、言うまでもないところである。
本考案に従うステッカー兼用マウスパッドの一例を示す平面説明図である。 図1におけるA−A断面説明図である。 図2に示される断面において、マウスパッドと保持シートとを相互に引き剥がす状態を示す説明図である。 本考案に従うステッカー兼用マウスパッドをノート型パソコンの外表面に貼り付けてなる形態を示す斜視説明図である。 図4に示される形態から、パソコン操作をしている形態を示す斜視説明図である。 本考案に従うタグ部の各種の形状を示す平面部分説明図であって、(a)は半円形状のタグ部を示すものであり、(b)は三角形状のタグ部を示すものであり、(c)は凸部の先端が円形形状を呈するタグ部を示すものである。
符号の説明
10 マウスパッド 12 保持シート
14 基材シート 16 印刷層
18 表皮フィルム 20 粘着剤層
22 離型紙 24 保持枠部
30 タグ部 32 白色化ゾーン
34 黒色化ゾーン 36 ノート型パソコン
38 マウス 40 ディスプレイ画面

Claims (8)

  1. 可撓性を有する所定形状の基材シートの表面に対して所望の印刷を施して印刷層を形成し、更に該印刷層の上に透明な表皮フィルムを接着する一方、該基材シートの裏面には、所定の物体の表面に繰り返し微粘着し、該基材シートを固定せしめることの出来る粘着剤層が形成されてなる薄型のマウスパッドにして、前記基材シートの所定形状の外周部に、指掛り部を設けて、該基材シートを前記物体より剥がす際に該指掛り部を摘み得るようにしたことを特徴とするステッカー兼用マウスパッド。
  2. 前記指掛り部が、前記基材シートの所定形状の外周部から外方に突出した形状を呈するタグ部である請求項1に記載のステッカー兼用マウスパッド。
  3. 前記タグ部が、3〜30mmの突出長さ及び突出幅を有している請求項2に記載のステッカー兼用マウスパッド。
  4. 前記タグ部の裏面には、前記粘着剤層が形成されていない請求項2又は請求項3に記載のステッカー兼用マウスパッド。
  5. 前記印刷層が、前記基材シートの外周部の周方向における所定長さ部分において内側から外側に向って漸次白色化されている一方、前記基材シートの外周部の周方向における他の所定長さ部分において内側から外側に向って漸次黒色化されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のステッカー兼用マウスパッド。
  6. 前記白色化部分と前記黒色化部分とが、前記基材シートの外周部において対称的に配置されている請求項5に記載のステッカー兼用マウスパッド。
  7. 前記マウスパッドの厚みが、1000μm以下である請求項1乃至請求項6の何れかに記載のステッカー兼用マウスパッド。
  8. 前記基材シートの裏面に形成した粘着剤層の上に、使用時においては剥離、除去される離型紙が、更に付着せしめられている請求項1乃至請求項7の何れかに記載のステッカー兼用マウスパッド。
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JP2016085507A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 王子ホールディングス株式会社 マウスパッド

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