JP3053639U - ラベル - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被貼着物の平面でない貼着面に沿って美麗に
貼着することができるとともに、被貼着物の貼着面から
剥がしやすいラベルを提供する。 【解決手段】 このラベル10,50は、被貼着物Mの
球面および凹凸面等の平面でない貼着面に貼着されるラ
ベル10,50であって、接着剤層14,54がその裏
面に形成されたラベル基材12,52の外周縁より内側
に向けて、複数の切込部18,58がラベル基材12,
52に形成されて、被貼着物Mの貼着面の形状に沿って
切込部18,58近傍のラベル基材12,52が重なり
および/または離間し得るように形成されている。
貼着することができるとともに、被貼着物の貼着面から
剥がしやすいラベルを提供する。 【解決手段】 このラベル10,50は、被貼着物Mの
球面および凹凸面等の平面でない貼着面に貼着されるラ
ベル10,50であって、接着剤層14,54がその裏
面に形成されたラベル基材12,52の外周縁より内側
に向けて、複数の切込部18,58がラベル基材12,
52に形成されて、被貼着物Mの貼着面の形状に沿って
切込部18,58近傍のラベル基材12,52が重なり
および/または離間し得るように形成されている。
Description
【0001】
この考案は、被貼着物の表面にその裏面に形成された接着剤層で接着されるラ ベルに関し、特に、たとえば果物等のような球面や凹凸面を備える被貼着物の表 面に沿って貼着することができる、ラベルに関する。
【0002】
従来の果物等のような球面や凹凸面等の多い被貼着物に貼られるラベルとして は、16ないし20μmの極薄いフィルムからなるラベルがある。
【0003】
従来の極薄いフィルムからなるラベルは、果物等の被貼着物の球面や凹凸面等 の平面でない貼着面に沿って貼り付けたとき、貼着面が個々ばらつきがあるため に、美麗に密着させることができず、また、果物等を購入した者が、それを食し ようとしてラベルを剥がそうとすれば、そのラベルは薄いために剥がしにくく、 また爪等で剥がしても途中で破れる等の問題があった。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、被貼着物の平面でない貼着面に沿って 美麗に貼着することができるとともに、被貼着物の貼着面から剥がしやすいラベ ルを提供することである。
【0005】
この考案の果物等のラベルは、被貼着物の球面および凹凸面等の平面でない貼 着面に貼着されるラベルであって、接着剤層がその裏面に形成されたラベル基材 の外周縁より内側に向けて、複数の切込部がラベル基材に形成されて、被貼着物 の貼着面の形状に沿って切込部近傍のラベル基材が重なりおよび/または離間し 得るように形成された、ラベルである。
【0006】
請求項1の考案によれば、接着剤層がその裏面に形成されたラベル基材の外周 縁より内側に向けて、複数の切込部がラベル基材に形成されて、被貼着物の貼着 面の形状に沿って切込部近傍のラベル基材が重なりおよび/または離間するよう に形成されているので、被貼着物の球面および凹凸面等の平面でない貼着面に沿 って、ラベルが貼着される。 また、切込部がラベル基材の外周縁より内側に向けて形成されているので、ラ ベルを剥がすとき、ラベル基材をその部分で摘みやすくラベルを容易に剥がすこ とができる。 また、たとえラベル基材が被貼着物の貼着面に沿って切込部近傍において重な っても、軟質系プラスチックの薄いものからなるので、外見からはその重なりが わからず、美麗に貼られたラベルとしてその役割を果たすことができる。 請求項2の考案によれば、被貼着物の球面および凹凸面等の平面でない貼着面 に貼着されるラベルであって、接着剤層がその裏面に形成されたラベル基材の外 周縁より内側に向けて、複数の切込部がラベル基材に形成されて、切込部間また は切込部において囲繞された部分が平面状になるように形成されているので、平 面状の方がよいと思われるデザインを印刷するデザインエリアとすることができ る。 請求項3の考案によれば、ラベル基材が切込部の内部側を結んだ線分で折り曲 げられて被貼着物の貼着面の形状に沿って貼着されるように形成されているので 、被貼着物の形状に沿ってラベル基材を折り曲げ、貼着し易い。 請求項4の考案によれば、ラベル基材の内側において、切込部に連続して切込 部と交差する方向に向けて第2の切込部が形成され、複数の第2の切込部間にお いては適宜な間隔があいているので、被貼着物の形状に沿ってラベル基材を折り 曲げ、貼着し易く、第2の切込部で囲繞された部分においては平面状の方がよい と思われるデザインを印刷するデザインエリアとすることができる。 請求項5の考案によれば、ラベル基材の内側において、線状切込部に連続して 切込部と交差する方向に向けて線状の第2の切込部が形成され、被貼着物の貼着 面に貼着されたとき隣接する第2の切込部の先端を結んだ線分で囲まれた部分が 平面状を呈する複数の第2の切込部間においては適宜な間隔があいているので、 被貼着物の形状に沿ってラベル基材を折り曲げ、貼着し易く、第2の切込部で囲 繞された部分においては平面状の方がよいと思われるデザインを印刷するデザイ ンエリアとすることができる。 請求項6の考案によれば、ラベル基材の外周縁より内側に向けて第1の線状切 込部が形成され、前記ラベル基材の内側において、前記第1の線状切込部に連続 して前記第1の線状切込部と交差する方向に向けて線状の第2の切込部が形成さ れて略T字形の切込部が形成され、被貼着物の貼着面に貼着されたとき隣接する 第2の切込部の先端を結んだ線分で囲まれた部分が平面状を呈するように複数の 第2の切込部間においては適宜な間隔があいているので、平面状を呈する部分に おいては、被貼着物に貼着されたときも見易く、デザインエリアとするに最適で あり、また、その余の部分は、切込部の作用でラベル基材は被貼着物の貼着面の 形状に沿って美麗に密着する。 請求項7の考案によれば、ラベル基材の内側において、ラベル基材の径方向に 向けて第2の切込部が形成され、複数の第2の切込部間においては適宜な間隔が あけられているので、被貼着物の形状に沿ってラベル基材を折り曲げ、貼着し易 い。 請求項8の考案によれば、ラベル基材の外周縁より内側に向けて線状切込部が 形成され、前記ラベル基材の内側において、前記線状切込部の間でラベル基材の 外周縁に達しない第2の切込部が形成され、複数の第2の切込部間においては適 宜な間隔があけられているので、被貼着物の形状に沿ってラベル基材を折り曲げ 、貼着し易い。 請求項9の考案によれば、ラベル基材の外周縁より内側に向けて第1の線状切 込部が形成され、前記ラベル基材の内側において、前記第1の線状切込部の間で ラベル基材の外周縁に達しない第2の切込部が形成され、複数の第1の切込部間 および第2の切込部間においては適宜な間隔があけられ、被貼着物の貼着面に貼 着されたとき隣接する第1の線状切込部で囲まれた部分が平面状を呈するように 形成されているので、平面状を呈する部分においては、被貼着物に貼着されたと きも見易く、デザインエリアとするに最適であり、また、その余の部分は、切込 部の作用でラベル基材は被貼着物の貼着面の形状に沿って美麗に密着する。 請求項10の考案によれば、前記接着剤層が粘着剤層であって、接着剤層の表 面に剥離シートが仮着されているので、接着剤層の粘着力で被貼着物に貼着し易 く、且つ接着剤層の表面は剥離シートで保護される。 請求項11の考案によれば、剥離シートは長尺状で、ラベルが適宜な間隔をあ けて接着剤層で仮着されているので、ラベルを剥離シートから連続的に剥離して 貼着することができる。 請求項12の考案によれば、剥離シートは、その略々中央においてその剥離方 向に沿って分断され、前記剥離シートには、ラベル基材が前記剥離シートの分断 部分をまたがって、複数のラベルが適宜な間隔をおいて仮着されているので、剥 離シートを分断しつつ、ラベルを剥離シートの送り方向へ繰り出しラベルを被貼 着物に貼着でき、軟質等のラベル基材であっても対応できる。 請求項13の考案によれば、被貼着物の球面および凹凸面等の平面でない貼着 面に貼着されるように、ラベル基材は軟質系プラスチックからなり、被貼着物の 貼着面の形状に沿ってラベル基材に形成された切込部近傍において、ラベル基材 が重なりおよび/または離間し得るように形成されているので、被貼着物の形状 に沿ってラベル基材を折り曲げ、貼着し易い。 請求項14の考案によれば、ラベル基材は楕円形であり、第2の切込部にて囲 繞された部分も楕円形を形成するので、被貼着物に貼着されたときも平面状を呈 する部分を比較的広く形成することができ、デザインエリアをより広くとること ができる。
【0007】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
図1は、この考案の実施の形態であるラベルの平面図解図であり、図2は図1 X−X断面図解図であり、図3は図1Y−Y断面図解図である。
【0009】 このラベル10は、たとえばポリプロピレン、ポリオレフィンなどのような軟 質で伸びる素材で、厚さ30ないし50μmの軟質系プラスチックフィルムから なる、ラベル基材12と、そのラベル基材12の裏面に形成された粘着剤を塗工 してなる接着剤層14とを備え、前記接着剤層14の裏面すなわちラベル基材1 2側の面とは反対側の裏面において剥離シート16に複数のラベル10が適宜な 間隔をおいて仮着されてラベル連続体Lが形成されている。
【0010】 ラベル基材12は、ラベル基材12の外周縁より内側に向けて複数の切込部す なわち第1の切込部18が形成されて、果物等の被貼着物Mの貼着面の形状に沿 って第1の切込部18近傍のラベル基材12が重なりまたは離間することができ るように形成されている。
【0011】 この実施の形態においては、さらにラベル基材12の内側において前記第1の 切込部18に連設して前記第1の切込部18と交差する方向に向けて第2の切込 部20が形成されている。 この第1の切込部18および第2の切込部20は、ラベル基材12の表面から 裏面にわたってラベル基材12が切断されて形成される。 第1の切込部18は、ラベル基材12の外周縁よりラベル基材12の中心に達 することなく、もちろん反対側端縁にも達することなく、途中で止まっている。
【0012】 このラベル10は、略々楕円形状に形成され、複数の第1の切込部18が適宜 な間隔をあけて放射状にラベル基材12の外周縁より内側に向けて形成され、第 2の切込部20は第1の切込部18の終端においてすなわちラベル基材12の内 側において、第1の切込部18の終端と連続してラベル基材12の外周縁に沿っ てすなわち周方向に向けて左右に連続して形成されている。 また、複数の第2の切込部20は、前記第1の切込部18にそれぞれが連続し て形成されているために、第2の切込部20の終端間においては適宜な間隔があ けられ、貼着前においてラベル基材12が完全に第2の切込部20によって分断 されるようなことがないように形成されている。
【0013】 剥離シート16は、その略々中央においてその剥離方向(剥離シートの長手方 向)に沿って分断されており、剥離シート16には、複数のラベル10が適宜な 間隔をおいて仮着されているが、そのラベル基材12が前記剥離シート16の分 断部分22をまたがって位置するように仮着されている。 また、第1の切込部18が形成された部分が前記剥離シート16の分断部分2 2に位置しないように、ラベル10が剥離シート16に仮着されており、この構 成によって、後述するように剥離シート16からラベル10が剥離されるとき、 すなわち剥離シート16をその長手方向に進行させ、且つ分断部分22において 剥離シート16を左右に離間させるとともに、剥離シート16の前記進行方向と は交差する方向に向けて進行させることができるように構成されている。 一方、剥離シート16を折り曲げたときラベル10のみはそのまま進行方向に 直進する。もし、第1の切込部18が形成された部分が剥離シート16の分断部 分22に位置していると、剥離シート16を分断部分22において左右に分離し たとき、ラベル基材12が第1の切込部18から引き裂かれるおそれがある。そ こで、前記位置関係をもってラベル10を剥離シート16に仮着している。
【0014】 ラベル10が貼られる被貼着物Mの貼着部の形状に沿ってラベル10が密着さ れるが、第1の切込部18はその貼着時あるいは経年変化により若干ラベル基材 12が伸びたり縮んだりしてもその伸縮を逃がすように形成されている。すなわ ち、ラベル基材12の第1の切込部18近傍において、ラベル基材12が若干重 なったりあるいは離間して伸縮を逃がすことができるように形成されている。 第2の切込部20は、ラベル10が被貼着物Mの貼着部に貼着されたときに、 ラベル10が浮き上がったりあるいはラベル基材12に若干縮みができても伸縮 を吸収し密に被貼着物Mに貼着できるように形成されている。 また、第2の切込部20で囲繞された中央部24は、この実施の形態ではたと えばレモン等の比較的尖鋭な角をもったものに貼着しても、平面的な形状を維持 することができるように形成されており、平面状の方がよいと思われるデザイン を印刷するデザインエリアとすることができる。
【0015】 複数のラベル10が適宜な間隔をおいて剥離シート16に仮着されてなるラベ ル連続体Lから、ラベル10を剥離して、ラベル10を被貼着物Mに貼り付ける 方法について説明する。 たとえば、ラベル10を連続して被貼着物Mに貼り付けるには、図7に示すよ うに、ラベル貼り機のフレームの先端に設けた剥離板100で剥離シート16を 折り返し、ラベル10のみを直進させて剥離シート16からラベル10を剥離す る。この時点では、前記ラベル連続体Lはそのスリット部分で剥離シート半体1 6a,16bに分離し、ラベル10,10の剥離シート16からの剥離を行う。 すなわち、リールから引き出されたラベル連続体Lは、テンションローラを経て 、フィードローラ102によってラベル連続体Lは、剥離板100の内側V字エ ッジ100aに送られる。そして、V字エッジ100aによって剥離シート16 がその中央の分断部分22で分断されてなる剥離シート半体16a,16bは、 一旦剥離板100の下側に折り返され、再びエッジ100bにて折り返されて剥 離板100の上側をスライドして、再びフィードローラ102の外周面に送り込 まれる。そして、前記剥離シート半体16a,16bは前記ラベル連続体Lの両 側を逆走帰還する。
【0016】 なお、剥離板100のV字エッジ100a側より前方に向けてラベル10が繰 り出されるとき、すなわちラベル10が繰り出され始めたとき、繰り出されたラ ベル10はラベル吸着保持具に吸い着けられ所定の位置に移動して、被貼着物M に貼着される。
【0017】 引き続き、第2の実施の形態のラベルについて、そのラベルの平面図解図を示 す図3ならびにその断面図解図を示す図4および図5に基づいて説明する。
【0018】 このラベル50は、たとえばポリプロピレン、ポリオレフィンなどのような軟 質で伸びる素材で、厚さ30ないし50μmの軟質系プラスチックフィルムから なる、ラベル基材52と、そのラベル基材52の裏面に形成された粘着剤を塗工 してなる接着剤層54とを備え、前記接着剤層54の裏面すなわちラベル基材5 2側の面とは反対側の裏面において剥離シート56に複数のラベル50が適宜な 間隔をおいて仮着されてラベル連続体Lが形成されている。
【0019】 ラベル基材52は、ラベル基材52の外周縁より内側に向けて複数の切込部す なわち第1の切込部58が形成されて、果物等の被貼着物Mの貼着面の形状に沿 って第1の切込部58近傍のラベル基材52が重なりまたは離間することができ るように形成されている。
【0020】 この実施の形態においては、さらにラベル基材52の内側において前記第1の 切込部58とは適宜な間隔をあけて前記第1の切込部58と同様に放射状に第2 の切込部60が形成されている。 この第1の切込部58および第2の切込部60は、ラベル基材52の表面から 裏面にわたってラベル基材52が切断されて形成される。 第1の切込部58は、ラベル基材52の外周縁よりラベル基材52の中心に達 することなく、もちろん反対側端縁にも達することなく、途中で止まっている。 第2の切込部60は、ラベル基材52の外周縁よりやや内側からラベル基材5 2の中心に達することなく、もちろん反対側端縁にも達することなく、途中で止 まっている。
【0021】 このラベル50は、略々楕円形状に形成され、複数の第1の切込部58が適宜 な間隔をあけて放射状にラベル基材52の外周縁より内側に向けて形成され、第 2の切込部60は第1の切込部58の中間においてすなわちラベル基材52の内 側において、ラベル基材52の外周縁と第1の切込部58との中間から連続して ラベル基材52の径方向に向けて複数形成されている。 また、複数の第1の切込部58および複数の第2の切込部60は、貼着前にお いてラベル基材52が完全に第1の切込部58および第2の切込部60によって 分断されるようなことがないように形成されている。 また、4本の第1の切込部58の間の周縁部64は、この実施の形態ではたと えばりんご等のような比較的なだらかな曲面をもったものに貼着しても、その平 面的な形状を維持することができるように形成されており、平面状の方がよいと 思われるデザインを印刷するデザインエリアとすることができる。
【0022】 剥離シート56は、その略々中央においてその剥離方向(剥離シートの長手方 向)に沿って分断されており、剥離シート56には、複数のラベル50が適宜な 間隔をおいて仮着されているが、そのラベル基材52が前記剥離シート56の分 断部分62をまたがって位置するように仮着されている。 また、第1の切込部58が形成された部分が前記剥離シート56の分断部分6 2に位置しないように、ラベル50が剥離シート56に仮着されており、この構 成によって、後述するように剥離シート56からラベル50が剥離されるとき、 すなわち剥離シート56をその長手方向に進行させ、且つ分断部分62において 剥離シート56を左右に離間させるとともに、剥離シート56の前記進行方向と は交差する方向に向けて進行させることができるように構成されている。 一方、剥離シート56を折り曲げたときラベル50のみはそのまま進行方向に 直進する。もし、第1の切込部58が形成された部分が剥離シート56の分断部 分62に位置していると、剥離シート56を分断部分62において左右に分離し たとき、ラベル基材52が第1の切込部58から引き裂かれるおそれがある。そ こで、前記位置関係をもってラベル50を剥離シート56に仮着している。
【0023】 ラベル50が貼られる被貼着物Mの貼着部の形状に沿ってラベル50が密着さ れるが、第1の切込部58はその貼着時あるいは経年変化により若干ラベル基材 52が伸びたり縮んだりしてもその伸縮を逃がすように形成されている。すなわ ち、ラベル基材52の第1の切込部58近傍において、ラベル基材52が若干重 なったりあるいは離間して伸縮を逃がすことができるように形成されている。 第2の切込部60は、ラベル50が被貼着物Mの貼着部に貼着されたときに、 ラベル50が浮き上がったりあるいはラベル基材52に若干縮みができても伸縮 を吸収し密に被貼着物Mに貼着できるように形成されている。
【0024】 前記実施の形態の説明においては、ラベル基材が軟質系プラスチックフィルム からなる形態について説明したが、ラベル基材はそれに限らず、上質紙等の紙を もって形成してもよい。
【図1】この考案の実施の形態であるラベルの平面図解
図である。
図である。
【図2】図1X−X断面図解図である。
【図3】図1Y−Y断面図解図である。
【図4】この考案の第2の実施の形態であるラベルの平
面図解図である。
面図解図である。
【図5】図4X−X断面図解図である。
【図6】図4Y−Y断面図解図である。
【図7】この考案の実施の形態であるラベルを被貼着物
に貼り付ける方法を示す図解図である。
に貼り付ける方法を示す図解図である。
10,50 ラベル 12,52 ラベル基材 14,54 接着剤層 16,56 剥離シート 16a,16b 剥離シート半体 18,58 第1の切込部 20,60 第2の切込部 22,62 分断部分 100 剥離板 100a,100b V字エッジ 102 フィードローラ L ラベル連続体 M 被貼着物
Claims (14)
- 【請求項1】 被貼着物の球面および凹凸面等の平面で
ない貼着面に貼着されるラベルであって、 接着剤層がその裏面に形成されたラベル基材の外周縁よ
り内側に向けて、複数の切込部がラベル基材に形成され
て、被貼着物の貼着面の形状に沿って切込部近傍のラベ
ル基材が重なりおよび/または離間し得るように形成さ
れた、ラベル。 - 【請求項2】 被貼着物の球面および凹凸面等の平面で
ない貼着面に貼着されるラベルであって、 接着剤層がその裏面に形成されたラベル基材の外周縁よ
り内側に向けて、複数の切込部がラベル基材に形成され
て、切込部間または切込部において囲繞された部分が平
面状になるように形成された、ラベル。 - 【請求項3】 ラベル基材が切込部の内部側を結んだ線
分で折り曲げられて被貼着物の貼着面の形状に沿って貼
着されるように形成された、請求項1または請求項2に
記載のラベル。 - 【請求項4】 前記ラベル基材の内側において、前記切
込部に連続して前記切込部と交差する方向に向けて第2
の切込部が形成され、複数の第2の切込部間においては
適宜な間隔があいている、請求項1ないし請求項3のい
ずれかに記載のラベル。 - 【請求項5】 ラベル基材の外周縁より内側に向けて線
状切込部が形成され、前記ラベル基材の内側において、
前記線状切込部に連続して前記線状切込部と交差する方
向に向けて線状の第2の切込部が形成され、被貼着物の
貼着面に貼着されたとき隣接する第2の切込部の先端を
結んだ線分で囲まれた部分が平面状を呈するように複数
の第2の切込部間においては適宜な間隔があいている、
請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のラベル。 - 【請求項6】 ラベル基材の外周縁より内側に向けて第
1の線状切込部が形成され、前記ラベル基材の内側にお
いて、前記第1の線状切込部に連続して前記第1の線状
切込部と交差する方向に向けて線状の第2の切込部が形
成されて略T字形の切込部が形成され、被貼着物の貼着
面に貼着されたとき隣接する第2の切込部の先端を結ん
だ線分で囲まれた部分が平面状を呈するように複数の第
2の切込部間においては適宜な間隔があいている、請求
項5に記載のラベル。 - 【請求項7】 前記ラベル基材の内側において、ラベル
基材の径方向に向けて第2の切込部が形成され、複数の
第2の切込部間においては適宜な間隔があけられてい
る、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のラベ
ル。 - 【請求項8】 ラベル基材の外周縁より内側に向けて線
状切込部が形成され、前記ラベル基材の内側において、
前記線状切込部の間でラベル基材の外周縁に達しない第
2の切込部が形成され、複数の第2の切込部間において
は適宜な間隔があけられている、請求項1ないし請求項
7のいずれかに記載のラベル。 - 【請求項9】 ラベル基材の外周縁より内側に向けて第
1の線状切込部が形成され、前記ラベル基材の内側にお
いて、前記第1の線状切込部の間でラベル基材の外周縁
に達しない第2の切込部が形成され、複数の第1の切込
部間および第2の切込部間においては適宜な間隔があけ
られ、被貼着物の貼着面に貼着されたとき隣接する第1
の線状切込部で囲まれた部分が平面状を呈するように形
成された、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
ラベル。 - 【請求項10】 前記接着剤層が粘着剤層であって、接
着剤層の表面に剥離シートが仮着されている、請求項1
ないし請求項9のいずれかに記載のラベル。 - 【請求項11】 剥離シートは長尺状で、ラベルが適宜
な間隔をあけて接着剤層で仮着されている、請求項1な
いし請求項10のいずれかに記載のラベル。 - 【請求項12】 剥離シートは、その略々中央において
その剥離方向に沿って分断され、 前記剥離シートには、ラベル基材が前記剥離シートの分
断部分をまたがって、複数のラベルが適宜な間隔をおい
て仮着された、請求項1ないし請求項11のいずれかに
記載のラベル。 - 【請求項13】 被貼着物の球面および凹凸面等の平面
でない貼着面に貼着されるように、ラベル基材は軟質系
プラスチックからなり、 被貼着物の貼着面の形状に沿ってラベル基材に形成され
た切込部近傍において、ラベル基材が重なりおよび/ま
たは離間し得るように形成された、請求項1ないし請求
項12のいずれかに記載のラベル。 - 【請求項14】 ラベル基材は楕円形であり、 第2の切込部にて囲繞された部分も楕円形を形成する、
請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のラベル。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998003323U JP3053639U (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ラベル |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998003323U JP3053639U (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ラベル |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3053639U true JP3053639U (ja) | 1998-11-04 |
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Family Applications (1)
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JP1998003323U Expired - Fee Related JP3053639U (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | ラベル |
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Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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