JP2019514608A - 人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セット - Google Patents

人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セット Download PDF

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Abstract

【解決手段】人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セットが開示される。本発明の一実施形態に係る人造ネイルは、複数の第1完全切断線が形成されたデザイン層と、デザイン層の下部に設けられ、ネイル本体に粘着される粘着層とを含む。【選択図】 図1

Description

本発明は、人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セットに関し、より詳しくは、3次元曲面を有するネイル本体に複数の完全切断線を有するデザイン層が付着されている人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セットに関する。
使用者は人造ネイルなどを付着して爪の長さや形状などを変える。また、平面装飾物又は立体装飾物を人造ネイルに付着又は粘着させれば、人造ネイルの美観を向上させることができる。
一般に、人造ネイルのネイル本体に付着されるデザイン層はゴワゴワした(stiff)材質のフィルムから形成され、平面形状であるので、3次元曲面を有するネイル本体に付着する過程においてしわなどが生じるという問題がある。
そこで、従来は、前述した問題を解消するために、デザイン層をネイル本体に付着させた後、しわなどを除去する作業を行っていた。
しかし、作業者が手作業でデザイン層に生じたしわなどを除去しなければならないため、作業能力の低い素人がしわなどを除去する際には作業時間が多くかかるとともに人造ネイルの製造コストが上昇するという問題がある。また、しわなどを除去する工程中にデザイン層などに異物が付いて汚染のおそれがあるという問題点がある。
したがって、ネイル本体にデザイン層を付着する際にしわなどが生じないようにする方策が必要である。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、人造ネイルのネイル本体にデザイン層を付着させるに際して、しわなどの発生を防止することが可能な人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セットを提供することである。
本発明の一態様によれば、複数の第1完全切断線が形成されたデザイン層と、前記デザイン層の下部に設けられ、ネイル本体に粘着される粘着層とを含む、人造ネイルを提供する。
前記第1完全切断線の一側端は前記デザイン層の外面を切り込み(切開し)、前記デザイン層の他側端は前記デザイン層の長手方向及び幅方向に外面から内側に向けてそれぞれ前記デザイン層の長さ及び幅の5%〜50%に亘って前記デザイン層を切り込むことが好ましい。
前記デザイン層に形成された前記第1完全切断線の全長は前記デザイン層の外面の長さの3〜500%であり、前記第1完全切断線の総面積は前記デザイン層の表面積の0.5〜25%であることが好ましい。
前記第1完全切断線は、所定の幅を有する直線形完全切断線と前記デザイン層の外面から内側に向うに従って幅が減少又は増加するテーパー形状の完全切断線と所定の幅を有する曲線形状の完全切断線の少なくとも一方を含むことが好ましい。
前記デザイン層は、複数の前記第1完全切断線によって区画され、前記粘着層を介して前記ネイル本体に粘着される複数の単位デザイン層を含むことが好ましい。
前記デザイン層は、前記第1完全切断線の間に形成され、複数の前記単位デザイン層の分離を防止する連結部をさらに含むことが好ましい。
前記デザイン層と前記粘着層の間に介在される、又は前記デザイン層の上面に積層され、前記デザイン層の複数の前記第1完全切断線が形成された位置に対応して複数の第2完全切断線が形成された基材層をさらに含むことが好ましい。
前記デザイン層は透明又は不透明ホログラムフィルム又はシートであり、前記基材層は少なくとも一以上のカラーインクが印刷されている、又は金属薄膜が蒸着された透明又は不透明のフィルム又はシートであることが好ましい。
前記粘着層には、前記デザイン層の複数の第1完全切断線が形成された位置に対応して複数の第3完全切断線が形成されていることが好ましい。
本発明の他の態様によれば、複数の第1完全切断線が形成されたデザイン層、前記デザイン層の下部に設けられ、離型紙に剥離可能に粘着される粘着層及び前記デザイン層及び前記粘着層の間に介在される、又は前記デザイン層の上面に積層される基材層を備えたステッカーと、本体部、及び前記本体部の下部に設けられ、前記離型紙に粘着された前記デザイン層の上面又は前記基材層の上面を接触押圧する場合、前記デザイン層と前記基材層と前記粘着層が一体に粘着される粘着部を備え、前記離型紙から前記デザイン層、前記基材層及び前記粘着層を剥離させた後、前記デザイン層、前記基材層及び前記粘着層を人造ネイルのネイル本体に接触押圧させて付着する転写体とを含む、人造ネイル用転写組立セットを提供する。
前記粘着層と前記ネイル本体との間の粘着力が前記デザイン層又は前記基材層と前記粘着部との間の粘着力より大きく形成されることが好ましい。
前記粘着層の粘着力は300〜25,000gf/inであり、前記粘着部の粘着力は5〜15,000gf/inであることが好ましい。
前記粘着部は粘着力を有し、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂及びゴムから選択されたいずれか1種又は2種以上の混合物からなる材質から形成されることが好ましい。
前記粘着部はクッションを有するシート(sheet)又はフォーム(foam)の形態に製造されることが好ましい。
前記転写体は、本体部、及び前記本体部から延伸して折り曲がるように形成され、下面に前記粘着部が付着され、上面が押圧される平面形状又は曲面形状を有する押圧部をさらに含むことができ、前記本体部は前記デザイン層又は前記基材層を接触押圧させても弾性復元可能な材質から製造されることが好ましい。
前記押圧部は前記デザイン層又は前記基材層の大きさに応じて相違する大きさにて前記本体部の両端に設けられ、前記押圧部が曲面形状を有する場合、前記押圧部の幅方向の曲率半径は10〜360mm、前記押圧部の長手方向の曲率半径は30〜400mmであることが好ましい。
前記離型紙の表面張力は単位幅当たり36dyne/cm以下であることが好ましい。
本発明によれば、人造ネイルのネイル本体に付着されるデザイン層に複数の第1完全切断線を形成することにより、ネイル本体にデザイン層を付着させる場合にデザイン層にしわなどが生じることを防止することが可能となる。
また、本発明によれば、デザイン層に形成された複数の第1完全切断線により、観察角度によってきらめき及び色相が変わるので、外観をさらに向上させることが可能となる。
本発明に係る人造ネイル用転写組立セットを示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る転写体を示す断面図である。 本発明に係るステッカーを示す断面図である。 本発明に係るステッカーのデザイン層を示す平面図である。 本発明に係る押圧部の曲率半径を示す側面図である。 本発明に係るステッカー転写方法を示すフローチャートである。 本発明に係り、ステッカーからデザイン層を剥離する動作を示す動作状態図である。 本発明に係り、ネイル本体にデザイン層を付着する動作を示す動作状態図である。 本発明に係る人造ネイルを示す斜視図である。 本発明に係る人造ネイルを示す断面図である。
本発明と本発明の動作上の利点及び本発明の実施によって達成される目的を充分に理解するためには本発明の好適な実施形態を例示する添付図面及び添付図面に記載された内容を参照しなければならない。
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施形態を説明することによって本発明を詳細に説明する。各図に提示した同じ参照符号は同じ部材を示す。
図1は本発明に係る人造ネイル用転写組立セットを示す斜視図、図2は本発明の他の実施形態に係る転写体を示す断面図、図3は本発明に係るステッカーを示す断面図、図4は本発明に係るステッカーのデザイン層を示す平面図、図5は本発明に係る押圧部の曲率半径を示す側面図である。
図1〜図3を参照して、本発明に係る人造ネイル用転写組立セット100は、デザイン層117、デザイン層117の下面に設けられた基材層115及び基材層115の下面に設けられ、離型紙111に剥離可能に粘着される(adhered、付着される)粘着層(adhesive layer、付着層)113を備えたステッカー110と、ステッカー110に粘着されたデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に剥離し、剥離されたデザイン層117、基材層115及び粘着層113を人造ネイル200のネイル本体Mに付着させる(attach、貼り付ける)転写体130,130aとを含む。また、本実施形態に係る基材層115はデザイン層117の上面に設けることもできる。
本発明に係る人造ネイル用転写組立セット100は、転写体130,130aを用い、転写体130,130aにデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体に粘着させ、転写体130,130aをネイル本体Mの上部に転写した(移した)後、デザイン層117、基材層115及び粘着層113をネイル本体Mに接触押圧する(接触させた状態で押圧する、押し付ける)ことにより、デザイン層117、基材層115及び粘着層113を容易にネイル本体Mに付着させることができる。
図3を参照して、本実施形態に係るステッカー110は、離型紙111の上面に粘着層113が剥離可能に粘着され、粘着層113の上面に、基材層115、デザイン層117の順に、又はデザイン層117、基材層115の順に積層されている。
離型紙111は、紙(Paper)、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride;PVC)、ポリエチレン(polyethylene;PE)、ポリウレタン(polyurethane;PU)、ポリプロピレン(polypropylene;PP)、ポリエチレンフタレート(Polyethylene phthalate;PET)、ポリオレフィンエラストマー(Polyolefin Elastomer;POE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(ethylene−vinyl acetate copolymer;EVA)及びアクリル(acrylic)系樹脂から選択されたいずれか1種、又はこれらの重合体からなるフィルム又はシートにシリコン、テフロン(登録商標)、フッ素などを表面コートすることによって製造することができる。
離型紙111の上面には、粘着層113、基材層115、デザイン層117の順に、又は粘着層、デザイン層117、基材層115の順に積層されている。そして、粘着層113、基材層115及びデザイン層117は離型紙111から一体的に剥離される。
本実施形態においては、離型紙111の表面張力を単位幅当たり36dyne/cm以下にして、離型紙111から粘着層113を容易に剥離可能とするとともに離型紙111の破断及びポップアップ現象を防止を図っている。
そして、粘着層113の粘着力は300〜25,000gf/inであることが好ましい。粘着力の測定はASTM D3330 180度剥離試験によって行うことができる。
例えば、基材層115とデザイン層117が積層された粘着層113を人造ネイル200のネイル本体Mに付着させる場合、粘着層113の粘着力が300gf/in未満の場合には粘着層113がネイル本体Mから浮き上がってネイル本体Mから簡単に分離するおそれがあり、粘着層113の粘着力が25,000gf/inを超える場合、使用者が交換のために粘着層113をネイル本体Mから分離させるときにネイル本体Mが損傷するおそれがある。
したがって、粘着層113の粘着力は300〜25,000gf/inであることが好ましい。
本実施形態において、基材層115は、図3(a)及び図3(b)に示すように、粘着層113の上面に、又は図3(c)及び図3(d)に示すように、デザイン層117の上面に積層されている。
基材層115は、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride;PVC)、ポリエチレン(polyethylene;PE)、ポリウレタン(polyurethane;PU)、ポリプロピレン(polypropylene;PP)、ポリエチレンフタレート(Polyethylene phthalate;PET)、ポリオレフィンエラストマー(Polyolefin Elastomer;POE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(ethylene−vinyl acetate copolymer;EVA)及びアクリル(acrylic)系樹脂などから選択されたいずれか1種、又はこれらの重合体からなるフィルム又はシートであってもよい。
そして、図示しないが、基材層115の上面又は下面はスクリーン、オフセット及びグラビア印刷方式から選択された一の印刷方式にてカラーインクで印刷してもよい。
ここで、基材層115の上面又は下面はその全体を単一色相で印刷してもよいが、これに限定されず、基材層115の上面又は下面の全体を複数の領域に区画し、それぞれの領域に相違する色相を印刷しても、特定の色相を繰り返して印刷してもよい。
このように基材層115に印刷される色相などは、後述するようにデザイン層117が透明ホログラムフィルムから形成される場合、透明ホログラムフィルムに投影されてさらに独特な色相を発現する。
また、図示しないが、基材層115の上面及び下面にはアルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)などからなる金属薄膜が蒸着されていてもよい。金属薄膜は積層厚さによって透明又は不透明に製作される。このような基材層115に蒸着された金属薄膜によって多様な金属感及びホログラム効果を提供することが可能となる。
本実施形態において、デザイン層117は、基材層115の上面に、又は基材層115と粘着層113の間に積層された透明又は不透明のフィルム又はシートであってもよい。
さらに、デザイン層117としては、基材フィルムの一面に多様なホログラム柄、文様などが形成された透明ホログラムフィルムを用いることができる。ホログラムフィルムは観察方向によって色相や文様などが多様に変化する。
そして、透明ホログラムフィルムに用いられる基材フィルムは前述した基材層115の材質と同一又は類似の高分子樹脂から製造することができる。
一方、透明ホログラムフィルム又はシートからなるデザイン層117はゴワゴワした(stiff)材質からなるので、特に3次元曲面を有するネイル本体Mに付着させると、デザイン層117にしわなどが生じるおそれがある。
よって、本実施形態では、デザイン層117に複数の第1完全切断線118を形成することにより、ネイル本体Mにデザイン層117を付着させる際にデザイン層117に生じるしわの形成を防止している。すなわち、平面状のデザイン層117を3次元曲面状のネイル本体Mに付着させるとき、ネイル本体Mの曲率によってはデザイン層117にしわなどが生じることがあるが、このようなしわは、デザイン層117に形成された第1完全切断線118の長さ、形状、間隔などを調節することによって防止可能である。
具体的には、図4に示すように、デザイン層117は、複数の第1完全切断線118によって区画され、粘着層113を介してネイル本体Mに粘着される複数の単位デザイン層117aを含む。すなわち、デザイン層117は複数の第1完全切断線118によって複数の単位デザイン層117aに区画されている。
そして、第1完全切断線118の一側端はデザイン層117の外面を切り込む。そして、デザイン層117の長手方向(Y方向)に配置された第1完全切断線118の他側端はデザイン層117の長手方向(Y方向)の外面から内側に向ってデザイン層117の長さの少なくとも5%以上に亘ってデザイン層117を切り込み、デザイン層117の幅方向(X方向)に配置された第1完全切断線118の他側端はデザイン層117の幅方向(X方向)の外面から内側に向ってデザイン層117の幅の少なくとも5%以上に亘ってデザイン層117を切り込む。ここで、デザイン層117の長手方向(Y方向)及び幅方向(X方向)の両側に配置される第1完全切断線118の他側端がデザイン層117の長さ及び幅の50%である場合には、図4(b)及び図4(c)に示すように、デザイン層117を貫通して切り込むことになる。
また、デザイン層117に形成された第1完全切断線118の全長はデザイン層117の外面の長さの3〜500%であり、第1完全切断線118の総面積はデザイン層117の表面積の0.5〜25%であることが好ましい。ここで、第1完全切断線の総面積はデザイン層117に形成された第1完全切断線118の幅に長さを乗じた値である。
第1完全切断線118の全長が3%未満、且つ第1完全切断線の総面積が0.5%未満の場合、デザイン層117にしわが生じるおそれがあり、第1完全切断線118の全長が500%を超え、且つ第1完全切断線の総面積が25%を超える場合、デザイン層117自体の剛性が低下するおそれがある。
具体的には、図4(a)、図4(b)及び図4(c)に示すように、複数の第1完全切断線118は、デザイン層117に形成されており、所定の幅を有する複数の直線形完全切断線c1を含んでいてもよい。図4(a)及び図4(b)で第1完全切断線118はデザイン層117の長手方向(Y方向)及び幅方向(X方向)に交差するように形成され、図4(c)で第1完全切断線118は斜線方向に交差するように形成されている。
また、図4(d)に示すように、他の実施形態に係る複数の第1完全切断線118は、デザイン層117に形成されており、デザイン層の外面から内側に向うに従って幅が減少又は増加する複数のテーパー形状の完全切断線c2を含んでいてもよい。また、図4(e)に示すように、さらに他の実施形態に係る複数の第1完全切断線118は、デザイン層117に形成された複数の直線状の完全切断線c1とデザイン層117に形成された複数のテーパー形状の完全切断線c2とを含んでいてもよい。
一方、図4(a)、図4(d)及び図4(e)に示すように、デザイン層117は、第1完全切断線118の間に形成されており、複数の単位デザイン層117aの分離を防止する連結部119をさらに含んでいてもよい。
複数の第1完全切断線118によってデザイン層117が複数の単位デザイン層117aに区画されている場合、複数の第1完全切断線118によって単位デザイン層117aが個々の片に分離されないように連結部119が設けられている。すなわち、デザイン層117が個々の片に分離しないように、2本の第1完全切断線118が互いに連結されているか、1本の第1完全切断線118がデザイン層117を一端側から他端側に貫通しているが、本実施形態のように、第1完全切断線118の間に連結部119が設けられている。
また、図4(f)に示すように、さらに他の実施形態に係る複数の第1完全切断線118は直線形完全切断線c1とテーパー形完全切断線c2とを備えており、デザイン層117を複数の単位デザイン層117aに分離することができる。ここで、分離されたそれぞれの単位デザイン層117aの下面に基材層115及び粘着層113を設けてもよい。
また、図4(g)に示すように、さらに他の実施形態に係る複数の第1完全切断線118は、デザイン層117に所定の幅を有する曲線状の完全切断線c3を含んでいてもよい。ここで、曲線状の完全切断線c3によってデザイン層117は複数の単位デザイン層117aに分離されていてもよいが、曲線状の完全切断線c3の間に連結部(図示せず)を備えることによって複数の単位デザイン層117aが分離しないようにしてもよい。
なお、図4(a)〜図4(g)には本実施形態に係るデザイン層117に形成された第1完全切断線118を例示的に示したが、本発明の権利範囲はこれに限定されない。
一方、図3(a)に示すように、基材層115がデザイン層117と粘着層113の間に介在する場合、及び図3(c)に示すように、基材層115がデザイン層117の上面に積層される場合には、デザイン層117に形成された複数の第1完全切断線118の位置に対応して基材層115に複数の第2完全切断線116を形成してもよい。
基材層115もゴワゴワした(stiff)材質からなるので、3次元曲面を有するネイル本体Mに付着させる際にしわなどが生じることがあるので、第1完全切断線118の位置に対応して基材層115に複数の第2完全切断線116を形成する。
また、図3(b)及び図3(d)に示すように、デザイン層117に形成された複数の第1完全切断線118と基材層115に形成された複数の第2完全切断線116の位置に対応して、粘着層113に複数の第3完全切断線114を形成してもよい。
両面テープなどを粘着層113として用いる場合、両面テープが3次元曲面を有するネイル本体Mに付着される場合にもしわなどが生じるおそれがあるので、第1完全切断線118及び第2完全切断線116の位置に対応して粘着層113に複数の第3完全切断線114を形成してもよい。
本実施形態に係る転写体130,130aは、離型紙111に粘着されたデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に離型紙111から容易に剥離した後、ネイル本体Mに容易に付着させる役割を有する。
図1に示すように、一実施形態に係る転写体130は、本体部131と、本体部131から延伸して折り曲がるように形成された押圧部133と、押圧部133の下面に付着された粘着部135とを含む。
本体部131は、使用者又は作業者が把持可能なように長い棒状に形成すればよいが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、使用者が把持可能であれば任意の形態であってもよい。
そして、押圧部133は本体部131の一端又は両端から延伸して折り曲がるように形成され、使用者が指などで上面を押圧できるように平面状に形成してもよい。
また、押圧部133は所定の曲率半径を有する曲面形状に形成してもよい。押圧部133が曲面形状に形成される場合、図5(a)に示すように、図1のA方向に見た押圧部133の幅方向の曲率半径R1は10〜360mmであり、図5(b)に示すように、図1のB方向に見た押圧部133の長手方向の曲率半径R2は30〜400mmである。
そして、押圧部133の下面には後述する粘着部135が着脱可能に付着されている。
また、押圧部133が本体部131の両端に形成される場合、ステッカー110のデザイン層117又は基材層115などの大きさに対応して大きさを変えればよい。
そして、粘着部135はステッカー110の最上部に位置するデザイン層117又は基材層115を粘着して、離型紙111からデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に剥離させる役割を有する。また、デザイン層117などは粘着部135に粘着された状態でネイル本体Mの上面に転写される。
具体的には、離型紙111に粘着されたデザイン層117又は基材層115の上面に粘着部135を接触させ、押圧部133を指などで押圧してデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に粘着部135に粘着させた後、デザイン層117などを離型紙111から剥離させる。そして、デザイン層117などが粘着部135に粘着された状態でデザイン層117などをネイル本体Mの上面に接触させ、押圧部133を指などで押圧して、粘着部135に粘着されたデザイン層117などをネイル本体Mに付着させる。
粘着部135はクッションを有するシート(sheet)又はフォーム(foam)の形態に製造すればよい。これは、粘着部135を押圧してデザイン層117又は基材層115を粘着部135に粘着させるに際して、粘着部135に粘着されるデザイン層117又は基材層115の表面積を最大化し、粘着部135の押圧によるデザイン層117又は基材層115の破損、毀損などを防止するためである。
また、粘着部135は押圧部133の下面の全体又は一部領域に付着させてもよい。
また、粘着部135は、粘着力を有するように、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂及びゴムから選択されたいずれか1種又は2種以上の混合物からなる材質から形成されてもよい。
そして、デザイン層117などをネイル本体Mに付着させるためには、デザイン層117などの下部に設けられた粘着層113とネイル本体M間の粘着力がデザイン層117又は基材層115と粘着部135間の粘着力よりも相対的に大きくなければならない。
具体的には、粘着部135の粘着力は5〜15,000gf/inであることが好ましい。
例えば、デザイン層117などをネイル本体Mに付着させる場合、粘着部135の粘着力が5gf/in未満の場合にはデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に離型紙111から剥離させることが容易でないおそれがあり、粘着部135の粘着力が15,000gf/inを超える場合にはデザイン層117などがネイル本体Mに付着させる転写割合が低下するおそれがある。よって、粘着部135の粘着力は5〜15,000gf/inであることが好ましい。
一方、粘着部135にデザイン層117などを粘着させる、又は粘着部135に粘着されたデザイン層117などをネイル本体Mに付着させる場合、使用者は、本体部131を把持した状態で指などで押圧部133を押圧して粘着部135にデザイン層117などを粘着させる、又はデザイン層117などをネイル本体Mに付着させる。このように繰り返してデザイン層117などを接触させて押圧する場合、押圧後に本体部131は弾性復元できるものでなければならない。このために、本体部131は弾性復元可能な材質から製造される。
例えば、本体部131は、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂及びゴムから選択されたいずれかの1種又は2種以上の混合物からなる材質から形成すればよい。
一方、図2に示すように、他の実施形態に係る転写体130aは高さ方向に複数個積層された単位転写体131aを含む。すなわち、複数の単位転写体131aが高さ方向に積層されて単一転写体130aを構成する。そして、それぞれの単位転写体131aは、本体部133aと本体部131aの下面に付着されている粘着部135aとを備える。
本体部133aは、ポリ塩化ビニル(Poly Vinyl Chloride;PVC)、ポリエチレン(polyethylene;PE)、ポリウレタン(polyurethane;PU)、ポリプロピレン(polypropylene;PP)、ポリエチレンフタレート(Polyethylene phthalate;PET)、ポリオレフィンエラストマー(Polyolefin Elastomer;POE)、エチレン酢酸ビニル共重合体(ethylene−vinyl acetate copolymer;EVA)及びアクリル(acrylic)系樹脂などから選択されたいずれか1種、又はこれらの重合体からなるフィルム又はシートであってもよい。そして、他の実施形態に係る粘着部135aは前述した一実施形態に係る粘着部135と同一であるので、これについての詳細な説明は省略する。
他の実施形態に係る転写体130aを用いたデザイン層117などの転写工程は、離型紙111に粘着されたデザイン層117又は基材層115の上面に粘着部135aを接触させ、粘着部135aの上部に位置する本体部133aを指などで押圧してデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に粘着部135aに粘着させた後、デザイン層117などを離型紙111から剥離させる。そして、デザイン層117などが粘着部135aに粘着された状態でデザイン層117などをネイル本体Mの上面に接触させ、本体部133aを指などで押圧して、粘着部135aに粘着されたデザイン層117などをネイル本体Mに付着させる。なお、本実施形態に係る転写体130aを構成する粘着部135aは前述した実施形態に係る転写体130を用いたデザイン層117などの転写工程と同様であるので、これについての詳細な説明は省略する。
このように、粘着部135aを繰り返して使用する場合、粘着部135aの粘着力が低下するが、粘着部135aの粘着力が低下した場合、当該粘着部135aを備える単位転写体131aを転写体130aから分離させた後、新しい単位転写体131aに備わる粘着部135aを用いてデザイン層117などをネイル本体Mに付着させる作業を行う。
前記のように構成される本発明の実施形態に係る人造ネイル用転写組立セット100を用いたステッカー転写方法を説明すれば次の通りである。
図6は本発明に係るステッカー転写方法を示すフローチャート、図7は本発明に係り、ステッカーからデザイン層を剥離させる動作を示す動作状態図、図8は本発明に係り、ネイル本体にデザイン層を付着させる動作を示す動作状態図である。以下では、一実施形態に係る転写体130を用い、離型紙111の上部に順に粘着層113、基材層115及びデザイン層117が順に積層されている場合を例として説明する。
図6を参照して、ステッカー110の離型紙111に粘着層113を介して一体的に粘着されているデザイン層117、基材層115及び粘着層113を転写体130の粘着部135に粘着させる(S100)。
具体的には、粘着部135にデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に粘着させる動作(S100)は、図7(a)に示すように、まず、転写体130に備わる押圧部133の下面に設けられた粘着部135をデザイン層117の上面に接触させる(S110)。
そして、図7(b)に示すように、粘着部135をデザイン層117に接触させた状態で押圧部133の上面を押圧して、デザイン層117を粘着部135に粘着させる(S130)。
そして、図7(c)に示すように、デザイン層などが一体的に粘着部135に粘着された状態で転写体130を持ち上げる(上昇させる)ことにより、デザイン層117などをステッカー110の離型紙111から剥離させる(S150)。
次いで、デザイン層117などが一体的に粘着された転写体130をネイル本体Mに転写し、ネイル本体Mにデザイン層117などを付着させる(S200)。
具体的には、ネイル本体Mにデザイン層117などを付着させる動作(S200)は、図8(a)に示すように、まず、デザイン層117などが粘着された転写体130をネイル本体Mの上部に転写し、デザイン層117の下部に設けられた粘着層113を対象物の上面に接触させる(S210)。
そして、図8(b)に示すように、押圧部133の上面を押圧し、ネイル本体Mの曲面に沿って押圧部133及び粘着部135を回動させてデザイン層117などをネイル本体Mの上面に付着させた後、転写体130を持ち上げる(S230)。
前記のように、本発明に係る人造ネイル用転写組立セット100を用いたステッカー転写方法は、転写体130の粘着部135にデザイン層117を粘着させて、離型紙111からデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に剥離した後、デザイン層117などを粘着部135に粘着した状態でネイル本体Mに転写した後、ネイル本体Mの上面にデザイン層117などを接触押圧する動作だけでデザイン層117などを3次元曲面を有するネイル本体Mにしわなく容易に付着させることができる。
また、転写体130を用いてステッカー110に粘着されたデザイン層117などを容易にネイル本体Mに付着させることができるので、作業時間の短縮及び作業能率の向上を図ることが可能となる。
図9は本発明に係る人造ネイルを示す斜視図、図10は本発明に係る人造ネイルを示す断面図である。
図9(a)〜図9(c)は、図4(a)〜図4(c)に示すように第1完全切断線118が直線形状の完全切断線c1を有するデザイン層117をネイル本体Mに付着させた人造ネイル200を示す。そして、図9(a)は、図4(a)に示すように第1完全切断線118の間に備わる連結部119を示す。
そして、図9(d)は、図4(d)に示すように第1完全切断線118がテーパー形状の完全切断線c2を有するとともに連結部119を備えたデザイン層117をネイル本体Mに付着させた人造ネイル200を示す。
そして、図9(e)は、図4(e)に示すように第1完全切断線118が直線状の完全切断線c1とテーパー形状の完全切断線c2を有するとともに連結部119を備えたデザイン層117をネイル本体Mに付着させた人造ネイル200を示す。
そして、図9(f)は、図4(f)に示すように第1完全切断線118が直線状の完全切断線c1とテーパー形状の完全切断線c2を有し、且つこれらがデザイン層117を一端側から他端側に貫通することによって分離された複数の単位デザイン層117aを有するデザイン層117をネイル本体Mに付着させた人造ネイル200を示す。
そして、図9(g)は、図4(g)に示すように第1完全切断線118が曲線状の完全切断線c3を有するデザイン層117をネイル本体Mに付着させた人造ネイル200を示す。
また、図10(a)は、ネイル本体Mの上面に粘着層113、基材層115、デザイン層117の順に積層した状態で、デザイン層117と基材層115にそれぞれ第1完全切断線118及び第2完全切断線116が形成された状態を示す。
そして、図10(b)は、ネイル本体Mの上面に粘着層113、基材層115、デザイン層117の順に積層された状態で、デザイン層117、基材層115及び粘着層113にそれぞれ第1完全切断線118、第2完全切断線116及び第3完全切断線114が形成された状態を示す。
そして、図10(c)は、ネイル本体Mの上面に粘着層113、デザイン層117、基材層115の順に積層した状態で、基材層115及びデザイン層117にそれぞれ第2完全切断線116及び第1完全切断線118が形成された状態を示す。
そして、図10(d)は、ネイル本体Mの上面に粘着層113、デザイン層117及び基材層115が順に積層した状態で、基材層115、デザイン層117及び粘着層113にそれぞれ第2完全切断線116、第1完全切断線118及び第3完全切断線114が形成された状態を示す。
前記のように、本発明に係る人造ネイル200はデザイン層117に形成された複数の第1完全切断線118によってネイル本体Mにしわなく付着され、複数の第1完全切断線118によって区画された複数の単位デザイン層117aが観察角度に応じてきらめきや色相が変わるので、外観がさらに美麗にさせることが可能となる。
人造ネイル用転写組立セットを用いたステッカー転写方法は、転写体130の粘着部135にデザイン層117又は基材層115を粘着させて、離型紙111からデザイン層117、基材層115及び粘着層113を一体的に剥離した後、デザイン層117などを粘着部135に粘着した状態でネイル本体Mに転写した後、ネイル本体Mの上面にデザイン層117などを接触押圧する動作だけで、デザイン層117などを3次元曲面を有するネイル本体Mにしわが生じることなく容易に付着させることが可能となる。また、転写体130を用いて、ステッカー110に粘着されたデザイン層117などを容易にネイル本体Mに付着させることができるので、作業時間の短縮及び作業能率の向上を図ることが可能となる。
なお、本発明は記載された実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱せずに多様に修正及び変形することが可能なことは、当該技術分野において通常の知識を有する者にとって明らかである。したがって、そのような修正例又は変形例は本発明の特許請求の範囲に属すると言える。
本発明は、ネイル本体に付着されるデザイン層に完全切断線を形成することにより、ネイル本体にデザイン層を付着させる際におけるしわなどの発生を防止することができ、さらに観察角度に応じてきらめきや色相が変わるので、外観の美麗化を図ることができる。

Claims (17)

  1. 複数の第1完全切断線が形成されたデザイン層と、
    前記デザイン層の下部に設けられ、ネイル本体に粘着される粘着層とを含む、人造ネイル。
  2. 前記第1完全切断線の一側端は前記デザイン層の外面を切り込み、前記デザイン層の他側端は前記デザイン層の長手方向及び幅方向に外面から内側に向けてそれぞれ前記デザイン層の長さ及び幅の5%〜50%に亘って前記デザイン層を切り込む、請求項1に記載の人造ネイル。
  3. 前記デザイン層に形成された前記第1完全切断線の全長は前記デザイン層の外面の長さの3〜500%であり、前記第1完全切断線の総面積は前記デザイン層の表面積の0.5〜25%である、請求項1に記載の人造ネイル。
  4. 前記第1完全切断線は、所定の幅を有する直線形完全切断線と前記デザイン層の外面から内側に向うに従って幅が減少又は増加するテーパー形状の完全切断線と所定の幅を有する曲線形状の完全切断線の少なくとも一方を含む、請求項1に記載の人造ネイル。
  5. 前記デザイン層は、
    複数の前記第1完全切断線によって区画され、前記粘着層を介して前記ネイル本体に粘着される複数の単位デザイン層を含む、請求項1に記載の人造ネイル。
  6. 前記デザイン層は、
    前記第1完全切断線の間に形成され、複数の前記単位デザイン層の分離を防止する連結部をさらに含む、請求項5に記載の人造ネイル。
  7. 前記デザイン層と前記粘着層の間に介在される、又は前記デザイン層の上面に積層され、前記デザイン層の複数の前記第1完全切断線が形成された位置に対応して複数の第2完全切断線が形成された基材層をさらに含む、請求項1に記載の人造ネイル。
  8. 前記デザイン層は透明又は不透明ホログラムフィルム又はシートであり、
    前記基材層は、少なくとも一以上のカラーインクが印刷されている、又は金属薄膜が蒸着された透明又は不透明のフィルム又はシートである、請求項7に記載の人造ネイル。
  9. 前記粘着層には、
    前記デザイン層の複数の第1完全切断線が形成された位置に対応して複数の第3完全切断線が形成されている、請求項1に記載の人造ネイル。
  10. 複数の第1完全切断線が形成されたデザイン層、前記デザイン層の下部に設けられ、離型紙に剥離可能に粘着される粘着層及び前記デザイン層及び前記粘着層の間に介在される、又は前記デザイン層の上面に積層される基材層を備えたステッカーと、
    本体部、及び前記本体部の下部に設けられ、前記離型紙に粘着された前記デザイン層の上面又は前記基材層の上面を接触押圧する場合、前記デザイン層と前記基材層と前記粘着層が一体に粘着される粘着部を備え、前記離型紙から前記デザイン層、前記基材層及び前記粘着層を剥離させた後、前記デザイン層、前記基材層及び前記粘着層を人造ネイルのネイル本体に接触させて押圧して付着する転写体とを含む、人造ネイル用転写組立セット。
  11. 前記粘着層と前記ネイル本体との間の粘着力が前記デザイン層又は前記基材層と前記粘着部との間の粘着力より大きく形成される、請求項10に記載の人造ネイル用転写組立セット。
  12. 前記粘着層の粘着力は300〜25,000gf/inであり、
    前記粘着部の粘着力は5〜15,000gf/inである、請求項10に記載の人造ネイル用転写組立セット。
  13. 前記粘着部は粘着力を有し、オレフィン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂及びゴムから選択されたいずれか1種又は2種以上の混合物からなる材質から形成される、請求項10に記載の人造ネイル用転写組立セット。
  14. 前記粘着部はクッションを有するシート(sheet)又はフォーム(foam)の形態に製造される、請求項13に記載の人造ネイル用転写組立セット。
  15. 前記転写体は、
    前記本体部から延伸して折り曲がるように形成され、下面に前記粘着部が付着され、上面が押圧される平面形状又は曲面形状を有する押圧部をさらに含み、
    前記本体部は前記デザイン層又は前記基材層を接触押圧させても弾性復元可能な材質から製造される、請求項10に記載の人造ネイル用転写組立セット。
  16. 前記押圧部は前記デザイン層又は前記基材層の大きさに応じて相違する大きさにて前記本体部の両端に設けられ、
    前記押圧部が曲面形状を有する場合、前記押圧部の幅方向の曲率半径は10〜360mm、前記押圧部の長手方向の曲率半径は30〜400mmである、請求項15に記載の人造ネイル用転写組立セット。
  17. 前記離型紙の表面張力は単位幅当たり36dyne/cm以下である、請求項10に記載の人造ネイル用転写組立セット。
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