JP2004337601A - ネイルアート用転写シール - Google Patents
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Abstract
【課題】 容易に爪面に絵柄を施すことができ、かつ爪との一体感を有するしわの無い美しい仕上がりをもたらすことができる、ネイルアート用転写シールを提供する。
【解決手段】 支持シート2と、支持シート2上に積層された透明層6、絵柄層5、および接着剤層4を有する転写部3とを備えたネイルアート用転写シール1。透明層6は、接着剤層4を介して爪に転写された転写部3の表面に塗布されるトップコートに対して溶解性を有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 支持シート2と、支持シート2上に積層された透明層6、絵柄層5、および接着剤層4を有する転写部3とを備えたネイルアート用転写シール1。透明層6は、接着剤層4を介して爪に転写された転写部3の表面に塗布されるトップコートに対して溶解性を有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、ネイルアート用転写シールおよびそのキット、ならびに転写シールを用いたネイルアート方法に関するものである。
近年、ファッションの一部として、手や足の爪にデザインを施すネイルアートが注目を集めている。従来のネイルアートは、マニキュア等を用いて手作業で爪面に直接絵柄を描くものであり、熟練していない素人がマニキュアを用いて爪面に所望の絵柄を描くことは困難であることから、通常、専門家に所望のデザインを施してもらっていた。
簡便性の観点から、デザインを施した人工爪(付け爪)(特許文献1)、および、自分の爪や人工爪の表面に貼るネイルアート用のシール(特許文献2)等が開発されている。
また、爪に装飾を施すために、爪の全部または一部分に絵柄模様を転写させる爪装飾用の転写シール(特許文献3および4)も知られている。
マニキュア等を用いて自分自身の爪に手作業で直接絵柄を描くことは容易ではなく、特に利き腕ではない方の手で描くことは、例え熟練者であっても困難である。そこで、専門家に依頼してネイルアートを施してもらうのが一般的であるが、多大な費用および時間がかかるという難点がある。
デザインを施した人工爪(付け爪)を、両面接着テープ等を用いて自分自身の爪に貼り付ける方法は簡便ではあるが、人工爪は本質的にある程度の硬さおよび厚みを必要とするため、人工爪を自分の爪面上に貼り付けたときに異物感をもたらすという問題があった。また、自分の爪や人工爪の表面に貼るネイルアート用のシール等も、台紙からシール等を剥がして爪面に貼り付けることを可能にする程度の硬さおよび厚みを必要とし、従って爪面に貼り付けたときに爪との一体感を欠くとともに、しわが寄り易くかつ剥がれ易いという問題があった。さらに、薄いシールの場合、ピンセットを用いて作業する必要があり簡便とはいえない。
さらに、転写シールを用いて爪の表面の全体または一部分に装飾を施す方法も知られているが、爪は平坦ではないため、転写シールを爪に転写させようとすると、作業の途中で破れたりしわが生じたりするという問題があった。特に、転写シールを用いて爪の表面全体に美しく絵柄を施すことは非常に困難であった。転写シールの強度を高めるために、絵柄層を樹脂層で挟んで全体の厚みを増やした場合、貼り付けるときの操作は容易になるが、転写させたときに厚ぼったく一体感に欠ける仕上がりになってしまう。さらに、転写された絵柄模様を保護するためにその上からトップコートを施したときにしわが生じやすいという問題があった。
特開2000−308516号公報
特開平9−322818号公報
実開昭62−194099号公報
実開平2−50398号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、誰もが容易に爪に絵柄を施すことができ、かつ爪との一体感のあるしわの無い美しい仕上がりをもたらすことができる、ネイルアート用転写シールおよびそのキットを提供することを目的とするものである。さらに、本発明は、爪との一体感のあるしわの無い美しい絵柄を爪に容易に施すことができる、転写シールを用いたネイルアート方法を提供することを目的とするものである。
本発明のネイルアート用転写シールは、支持シートと、該支持シート上に積層された透明層、絵柄層、ならびに該透明層および絵柄層よりも上層の接着剤層を有する転写部とを備え、前記透明層が、前記接着剤層を介して爪に転写された前記転写部の表面に塗布されるトップコートに対して溶解性を有することを特徴とするものである。
本発明のネイルアート用転写シールキットは、上記のネイルアート用転写シールと、トップコートとから成るものである。
また、本発明の転写シールを用いたネイルアート方法は、支持シートと、該支持シート上に積層された透明層、絵柄層、ならびに該透明層および絵柄層よりも上層の接着剤層を有する転写部とを備えた転写シールを、前記接着剤層を爪に付着させることによって貼り付ける工程;前記支持シートを剥離して、前記転写部を爪に転写させる工程;爪に転写された前記転写部の表面にトップコートを塗布して、トップコート層を形成する工程を含み、前記透明層が前記トップコートに対して溶解性を有することを特徴とするものである。
透明層は、ウレタン系透明インキにより形成されたものが好ましい。接着剤層より下層の任意の位置に追加の透明層がさらに含まれていて差し支えなく、透明層の厚さは、全体で3から25μmであることが好ましい。透明層は、絵柄層よりも上層にあっても下層にあっても差し支えないが、透明層が絵柄層よりも下層にある場合、接着剤層を介して転写部を爪に転写させたときに透明層が再上層にきて、その上に塗布されるトップコートに対して溶解しやすい。
絵柄層は、トップコートに対して溶出しないことが好ましく、例えば、酸化重合型インキまたは金属箔等により形成される。
さらに、絵柄層と接着剤層との間の任意の位置に白色層が含まれることが好ましい。白色層は、前記トップコートに対して溶出しないことが好ましく、例えば酸化重合型白色インキにより形成される。
本発明のネイルアート用転写シールは、転写部の表面上に透明なカバーフィルムをさらに備えていて差し支えない。
本発明のネイルアート用転写シールは、トップコートに対して溶解性を有する透明層が含まれているため、爪に貼り付けるときには十分な強度および厚みを有するが、爪に転写され、その上にトップコートが塗布された後は、しわおよび厚ぼったさの原因となる透明層がトップコートに溶解して、爪との一体感のあるしわの無い美しい仕上がりをもたらすことができる。また、トップコートをさらに含むネイルアート用転写シールキットである場合には、より使用者に便利である。さらに、本発明の転写シールを用いたネイルアート方法も、トップコートに対して溶解性を有する透明層を含む転写シールを用いるため、操作が容易で、かつ爪との一体感のあるしわの無い美しい仕上がりをもたらすことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、絵柄層等の各層は連続的に表されているが、不連続である場合もあり、また、寸法も実際の各寸法の比を表している訳ではなく、図面は単に概略図として表したものである。
本明細書において、「爪」とは、特に指定されない限り、ヒトまたはその他の動物の足および手の爪、ならびに人工爪(付け爪)のいずれも含むことを意味する。
本発明の転写シールは、転写シールを作成する従来の任意の技術を用いて作成することができる。
図1に示すように、本発明の1つの実施形態において、転写シール1は、支持シート2と、支持シート2上に積層された透明層6、絵柄層5、および接着剤層4を有する転写部3とを備える。接着剤層4は、爪への転写シールの接着をもたらすために、転写部3の他のいずれの層よりも上層(支持シート2を下としたとき。以下同じ。)になければならない。透明層6は、絵柄層5よりも下層にあっても上層にあっても差し支えない。透明層6が絵柄層5よりも下層にある場合、接着剤層4を介して転写部を爪に転写させたときに透明層6が再上層にきて、その上に塗布されるトップコートに対して溶解しやすい。一方、絵柄層を透明層よりも先に印刷し、その後に透明層を積層させて、透明層6が絵柄層5よりも上層になるように作成する場合、絵柄層の印刷の際に透明層による表面の起伏の影響がなく、絵柄層の印刷の再現性がよい。
図2に示すように、本発明の他の実施形態において、転写シール1は、透明層6に加えて透明層6’をさらに備える。透明層6および6’は、転写シール1を爪に貼り付けるときにその操作を容易にするのに十分な強度および厚みをもたらす役割を果たす。しかしながら、転写部3を爪に転写させてその表面にトップコートを塗布した後に透明層が残存すると、転写シールの厚ぼったさおよび爪との一体感欠如の原因となるため、転写部3を爪に転写させてその上にトップコートを塗布した後は各透明層がトップコートに溶解する必要がある。なお、各透明層がトップコートに溶解する限り、3層以上の透明層が含まれていても差し支えない。各透明層は、それぞれ絵柄層5よりも下層にあっても上層にあっても差し支えない。全ての透明層が絵柄層5よりも下層にある場合、接着剤層4を介して転写部を爪に転写させたときに全ての透明層が上層にきて、その上に塗布されるトップコートに対して溶解しやすい。一方、絵柄層を全ての透明層よりも先に印刷し、その後に透明層を積層させて、全ての透明層が絵柄層5よりも上層になるように作成する場合、絵柄層の印刷の際に透明層による表面の起伏の影響がなく、絵柄層の印刷の再現性がよい。但し、それらの形態に限定されず、絵柄層が複数の透明層の間にあってもよい。
図3に示すように、本発明のさらに他の実施形態において、転写シール1は、転写部3の中に白色層7をさらに有する。白色層7は、転写部3が接着剤層4を介して爪に転写されたときに絵柄層5より下層にきて絵柄層5の色彩を鮮やかに見せるように、転写シール1において絵柄層5よりも上層になければならない。白色層7と絵柄層5との間に1以上の透明層が含まれていて差し支えないが、白色層7が絵柄層5の上に隣接しているのが好ましい。
本発明において、転写シールの形状および大きさは全く限定されず、使用時に鋏等で爪の形状に切り抜いて使えるものであればよく、例えば、一辺が5から10cm程度の正方形状のものであって差し支えない(図4参照)。あるいは、予め多数の爪の形状に切れ目を入れ、爪の形状に個別に剥がせるようにしたシールとしてもよいし、予め爪の形状に形成した転写シールとしてもよい。
本発明のネイルアート用転写シールキットの1つの実施形態は、上述した本発明のネイルアート用転写シールと、ネイル用トップコートとから成る。本発明のネイルアート用転写シールとトップコートとをセットにすることによって、どこでも手軽に美しい仕上がりのネイルアートを施すことができる。キットに含まれるトップコートは、一緒に入っている転写シールの透明層がそれに対して溶解性を有するものであれば特に限定はされないが、その転写シールの絵柄との相性のよいものであることが好ましい。本キットは、それを用いてネイルアートを施すための取扱説明書をさらに含んでいて差し支えない。さらに、複数の転写シールおよび/または複数のトップコートが本キット中に含まれていてもよい。
本発明の転写シールを用いるネイルアート方法の1つの実施形態において、まず必要に応じて転写シール1を適当な大きさおよび形状に切り抜く。その際、転写シール1の大きさは、爪全体を覆うものであっても、または爪の一部分のみを覆うものであっても差し支えない。存在する場合にはカバーシートを剥がして接着剤層4を露出させ、接着剤層4を爪面に貼り付ける。尚、爪面は、裸の爪面であっても、または任意の美爪料が塗布された爪面であってもよい。必要であれば上から軽く押しつける。例えば支持シート2が水転写紙である場合には水を付け、支持シート2を剥離させて、転写部3を爪に転写させる。必要に応じて爪の形状等に合わせて余分な部分を切り取る。爪に転写された転写部3の表面にトップコートを塗り、トップコート層を形成する。その際、透明層がトップコートに溶解することによって、爪との一体感のある、しわの無い美しい仕上がりで、爪にネイルアートを施すことができる(図5参照)。
透明層6は、爪に貼り付けるときに十分な強度および厚みを提供して操作を容易にする役割を果たす。しかしながら、転写シールを爪に転写させてその上にトップコートを塗布した後は、シールの厚ぼったさおよびしわの原因となるため、トップコートに溶解するものでなければならない。かかる透明層を有することによって、本発明の転写シールは、容易に爪に絵柄を転写させることができ、かつトップコートを塗布した際に爪との一体感のある、しわの無い美しい仕上がりをもたらすことができる。本明細書において、透明層が「トップコートに対して溶解性を有する」および「トップコートに溶解する」とは、転写シールの透明層が、トップコート用の溶剤に対して溶解することを意味する。特に、ウレタン系透明インキにより形成された透明層が好ましいが、上記の特性を有する限り、他の透明インキにより形成されたものであって差し支えない。ウレタン系透明インキとして、例えばスクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)が挙げられる。透明層は、爪に貼り付けるときに操作を容易にする程度の十分な強度および厚みを提供することが必要であり、例えば透明層全体で3から25μm程度の厚さであることが好ましい。例えば透明インキのオフセット印刷によって1または複数の透明層を形成することができる。
本明細書における「トップコート」とは、通常の美爪およびネイルアートに使用されるものであり、トップコート用の溶剤が40%以上含まれている任意のトップコートを意味する。本明細書における「トップコート用の溶剤」とは、トップコートに用いられる溶剤であって、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチル、アセトン、およびメチルエチルケトンから選択される1種もしくは2種以上が、溶剤全体に対して、合わせて50%以上含まれるものを意味する。トップコート用の溶剤に含まれるその他の溶剤成分として、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチル、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチルセロソルブ、およびブチルセロソルブなどのエチレングリコール誘導体、ならびに、エチルカービトールおよびブチルカービトールなどのジエチレングリコール誘導体が挙げられる。また、トップコートに使用される皮膜剤または樹脂として、酢酸酪酸セルロース、トルエンスルホンアミド系樹脂、酢酸イソ酪酸スクロース、および安息香酸スクロース等のスクロース系樹脂が挙げられる。本発明の転写シールを爪に転写させた後、その表面にトップコートを塗布することによって、転写された絵柄層が保護されて剥がれ難くなるとともに、しわおよび厚ぼったさの原因となる透明層がトップコートに溶解して、爪との一体感のある、しわの無い美しい仕上がりをもたらすことができる。本発明において用いられるトップコートとして、例えば硝化綿ラッカータイプが挙げられるが、それに限定されない。
絵柄層5に施される絵柄は任意のものであって差し支えなく、例えば、抽象的なもの、具象的なもの、同じパターンの繰り返し、異なるパターンの組合せ、パターン化されていないもの、さらには単色のみから成るものも含まれる。鮮明な絵柄の仕上がりが望ましい場合は、絵柄層5はトップコートに対して溶出しないことが好ましい。本明細書において、絵柄層が「トップコートに対して溶出しない」とは、絵柄層がトップコート用の溶剤に対して溶出しないことを意味する。例えば、顔料を含む着色インキによって絵柄層を形成することができる。着色インキは酸化重合型インキであることが好ましく、例えば、FINE INK POPシリーズ(大日本インキ化学工業)のような酸化重合型インキのオフセット印刷によって、約0.5から4μm程度の厚さの絵柄層を形成することができる。また、金属箔によって絵柄層を形成してもよい。例えば、金箔(SP600KSG金、コーテック社)、銀箔(SP600RK銀、コーテック社)、ホロ箔(KN−7ホロ、カタニ産業)等の金属箔の箔押しによって、約5から15μm程度の厚さの絵柄層を形成することができる。さらに、着色インキと金属箔の両方によって絵柄層を形成してもよい。
接着剤層4は、転写シールに用いることができかつ爪に適用できる任意の接着剤によって形成される。接着剤層は、転写シールを爪面に簡単に転写させ、さらに転写部を爪面上に安定に保持することを可能にする。特に医療用接着剤により形成された接着剤層が好ましいが、それに限定されるものではない。医療用接着剤として、例えばオリバインBPS48490−40(東洋インキ)が挙げられる。接着剤層は、例えば5から10μm程度の厚さである。
支持シート2は、片面が粘着剤等で処理された任意の転写シール用の基材シートである。支持シート2は、転写シールの基材として働き、通常、使用されるまで転写部を安定に保持し、かつ使用の際には転写部から簡単に剥離されて転写を可能にするものである。特に、水を付けて簡単に転写部から剥離できる、デキストリンおよび/または合成糊等で処理された水転写紙が好ましいが、これに限定されるものではない。かかる水転写紙として、デキストリンおよび合成糊で処理されたSK(日東紙工)が挙げられる。支持シート2は、例えば200μm程度の厚さである。
白色層7は、転写後は絵柄層5よりも下層にきて、絵柄層の色彩のコントラストをはっきりさせて絵柄を鮮明に見せる。白色層7は、トップコートを塗布した際に鮮明な仕上がりをもたらすように、トップコートに対して溶出しないことが好ましい。本明細書において、白色層が「トップコートに対して溶出しない」とは、白色層が、トップコート用の溶剤に対して溶出しないことを意味する。白色層7は、例えば白色顔料インキによって形成され、特に酸化重合型白色インキにより形成された白色層が好ましいが、それに限定されるものではない。例えば、FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)の酸化重合型白色インキのオフセット印刷によって、約0.5から4μm程度の厚さの白色層を形成することができる。
図面には示していないが、本発明の転写シール1は、転写部3の表面上に透明なカバーフィルムをさらに備えていて差し支えない。カバーフィルムは、転写シールに用いることができる任意の離型フィルムである。カバーフィルムは、使用前は接着剤層4の表面を覆って粘着力の低下を防ぐ機能を果たすが、使用の際には簡単に剥がされて接着剤層を露出させる。カバーフィルムは、限定はされないが、例えばシリコンコート離型フィルムであり、例えばSP−PEF01(東セロ)が挙げられる。カバーシートは、例えば約20μ程度の厚さである。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。
実施例1
本実施例のネイルアート用転写シールは、以下の材料から構成される:
支持シート 水転写紙 SK(日東紙工)約200μm
透明層 スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)
絵柄層 FINE INK POPシリーズ(大日本インキ化学工業)
白色層 FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)
接着剤層 オリバインBPS48490−40(東洋インキ)
カバーフィルム SP−PEF01(東セロ)約20μm
オフセット印刷によって、2層の透明層、絵柄層、および白色層を、その順序で支持シート上に積層させた。各層の厚さは、2層の透明層の合計が3〜25μm、絵柄層が0.5〜4μm、接着剤層が5〜10μmであった。本転写シールは、縦横ともに約5cm程度の正方形状で、オフセット印刷によってパターン化された細かい絵柄が施されている。
本実施例のネイルアート用転写シールは、以下の材料から構成される:
支持シート 水転写紙 SK(日東紙工)約200μm
透明層 スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)
絵柄層 FINE INK POPシリーズ(大日本インキ化学工業)
白色層 FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)
接着剤層 オリバインBPS48490−40(東洋インキ)
カバーフィルム SP−PEF01(東セロ)約20μm
オフセット印刷によって、2層の透明層、絵柄層、および白色層を、その順序で支持シート上に積層させた。各層の厚さは、2層の透明層の合計が3〜25μm、絵柄層が0.5〜4μm、接着剤層が5〜10μmであった。本転写シールは、縦横ともに約5cm程度の正方形状で、オフセット印刷によってパターン化された細かい絵柄が施されている。
比較例1−3
比較例として、実施例1の転写シールと絵柄層の材料のみ異なる転写シール(スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ青色(東洋インキ)で絵柄層を作成)(比較例1)、実施例1の透明層の材料に硬化剤(SSUR150B(東洋インキ))を加えて作成した転写シール(比較例2)、および実施例1と透明層の組成が全く異なる転写シール(比較例3)を、実施例1と同様の方法で作成した。
比較例として、実施例1の転写シールと絵柄層の材料のみ異なる転写シール(スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ青色(東洋インキ)で絵柄層を作成)(比較例1)、実施例1の透明層の材料に硬化剤(SSUR150B(東洋インキ))を加えて作成した転写シール(比較例2)、および実施例1と透明層の組成が全く異なる転写シール(比較例3)を、実施例1と同様の方法で作成した。
<溶剤に対する透明層の溶解性の検討>
実施例1に基づく本発明の転写シールおよび比較例の転写シールを、所定の方法でガラス板に貼り付け、室温で10分間乾燥した後、酢酸n−ブチルに浸漬した。浸漬5分後に透明層の状態を観察した。その結果、本発明の転写シールおよびそれと同じ組成の透明層を有する比較例1では、透明層が完全に酢酸n−ブチルに溶解した。一方、本発明の転写シールとはそれぞれ異なる組成の透明層を有する比較例2および3では透明層は酢酸n−ブチルに全く溶解せず、さらに、比較例3では透明層が膨潤した。
実施例1に基づく本発明の転写シールおよび比較例の転写シールを、所定の方法でガラス板に貼り付け、室温で10分間乾燥した後、酢酸n−ブチルに浸漬した。浸漬5分後に透明層の状態を観察した。その結果、本発明の転写シールおよびそれと同じ組成の透明層を有する比較例1では、透明層が完全に酢酸n−ブチルに溶解した。一方、本発明の転写シールとはそれぞれ異なる組成の透明層を有する比較例2および3では透明層は酢酸n−ブチルに全く溶解せず、さらに、比較例3では透明層が膨潤した。
<溶剤に対する絵柄層の溶出性の検討>
実施例1に基づく本発明の転写シールおよび比較例の転写シールを、所定の方法にてガラス板に貼り付け、室温で10分間乾燥した後、酢酸n−ブチルに浸漬した。浸漬5分後に絵柄層の状態を観察した。その結果、本発明の転写シール、ならびにそれと同じ組成の絵柄層を有する比較例2および3では、絵柄層からの色素の溶出は全く無く、酢酸n−ブチルは透明のままであった。一方、本発明の転写シールとは異なる組成の絵柄層を有する比較例1では、絵柄層から色素が溶出し、酢酸n−ブチルが着色した。
実施例1に基づく本発明の転写シールおよび比較例の転写シールを、所定の方法にてガラス板に貼り付け、室温で10分間乾燥した後、酢酸n−ブチルに浸漬した。浸漬5分後に絵柄層の状態を観察した。その結果、本発明の転写シール、ならびにそれと同じ組成の絵柄層を有する比較例2および3では、絵柄層からの色素の溶出は全く無く、酢酸n−ブチルは透明のままであった。一方、本発明の転写シールとは異なる組成の絵柄層を有する比較例1では、絵柄層から色素が溶出し、酢酸n−ブチルが着色した。
<爪に適用しトップコートを塗布した際の仕上がりについての検討>
トップコートとして以下の組成のものを用いた:
原料 配合量(質量%)
ニトロセルロース1/2秒 15.0
アルキッド樹脂 12.0
クエン酸アセチルトリエチル 4.0
n−ブチルアルコール 0.5
酢酸エチル 20.0
酢酸n−ブチル 38.0
エタノ−ル 10.0
紫外線吸収剤 0.5
100.0
実施例1に基づく本発明の転写シールおよび比較例の転写シールを、爪の形状に合わせて切り抜いた。カバーフィルムを剥がして接着剤層を露出させ、接着剤層を爪に付着させた。上から軽く抑えて転写シールをしっかり貼り付けた後、支持シートの上から水を付けて支持シートを剥離させた。爪の形状に合わせて余分な部分を切り取った後、上からトップコートを塗布し、その仕上がりを観察した。結果を表1にまとめた。
トップコートとして以下の組成のものを用いた:
原料 配合量(質量%)
ニトロセルロース1/2秒 15.0
アルキッド樹脂 12.0
クエン酸アセチルトリエチル 4.0
n−ブチルアルコール 0.5
酢酸エチル 20.0
酢酸n−ブチル 38.0
エタノ−ル 10.0
紫外線吸収剤 0.5
100.0
実施例1に基づく本発明の転写シールおよび比較例の転写シールを、爪の形状に合わせて切り抜いた。カバーフィルムを剥がして接着剤層を露出させ、接着剤層を爪に付着させた。上から軽く抑えて転写シールをしっかり貼り付けた後、支持シートの上から水を付けて支持シートを剥離させた。爪の形状に合わせて余分な部分を切り取った後、上からトップコートを塗布し、その仕上がりを観察した。結果を表1にまとめた。
実施例1の転写シールの仕上がりは非常に美しく、手作業で直接絵柄を描いたものよりも鮮明な細かい模様の印刷が鮮やかで、かつ非常に優れた爪との一体感が認められた。一方、透明層が溶剤に溶解しない比較例2および3では、トップコートを塗布した後も皮膜感が残り、爪との一体感に欠ける仕上がりとなった。さらに、比較例3では、溶剤中において透明層が溶解しないで膨潤するため、トップコートを塗布した際にしわが生じて、絵柄も不鮮明であった。また、絵柄層が溶剤に溶出する比較例1では、色素がトップコートに溶出して、絵柄が不鮮明であった。
以下に、本発明の転写シールの別の態様を実施例として示す。
実施例2
本実施例のネイルアート用転写シールは、金属箔の箔押しによって絵柄層が形成されている。以下の材料から構成される:
支持シート 水転写紙 SK(日東紙工)約200μm
透明層 スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)
絵柄層 SP600KSG金(コーテック)
SP600RK銀(コーテック)
KN−7ホロ(カタニ産業)
白色層 FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)
接着剤層 オリバインBPS48490−40(東洋インキ)
カバーフィルム SP−PEF01(東セロ)約20μm
オフセット印刷によって2層の透明層を形成した後、金属箔の箔押しによって絵柄層を形成し、さらに白色層をオフセット印刷した。各層の厚さは、2層の透明層の合計が約3〜25μm、絵柄層が約5〜15μm、接着剤層が約5〜10μmであった。本転写シールは、縦横ともに約5cm程度の正方形状で、金属箔のパターン化された細かい絵柄が施されている。
本実施例のネイルアート用転写シールは、金属箔の箔押しによって絵柄層が形成されている。以下の材料から構成される:
支持シート 水転写紙 SK(日東紙工)約200μm
透明層 スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)
絵柄層 SP600KSG金(コーテック)
SP600RK銀(コーテック)
KN−7ホロ(カタニ産業)
白色層 FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)
接着剤層 オリバインBPS48490−40(東洋インキ)
カバーフィルム SP−PEF01(東セロ)約20μm
オフセット印刷によって2層の透明層を形成した後、金属箔の箔押しによって絵柄層を形成し、さらに白色層をオフセット印刷した。各層の厚さは、2層の透明層の合計が約3〜25μm、絵柄層が約5〜15μm、接着剤層が約5〜10μmであった。本転写シールは、縦横ともに約5cm程度の正方形状で、金属箔のパターン化された細かい絵柄が施されている。
上述した方法に従って、本実施例の転写シールを爪に適用し、上からトップコートを塗布すると、非常に優れた爪との一体感が認められ、また金属箔による絵柄が鮮明で、非常に美しいネイルアートの仕上がりが得られた。
実施例3
本実施例のネイルアート用転写シールは、実施例1と同様の材料から構成されるが、クリア層が絵柄層より上層に形成されている。以下の材料から構成される:
支持シート 水転写紙 SK(日東紙工)約200μm
透明層 スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)
絵柄層 FINE INK POPシリーズ(大日本インキ化学工業)
白色層 FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)
接着剤層 オリバインBPS48490−40(東洋インキ)
カバーフィルム SP−PEF01(東セロ)約20μm
本実施例では、先に絵柄層をオフセット印刷によって形成し、その後、2層の透明層を転写紙によって積層し、さらに白色層をオフセット印刷した。各層の厚さは、絵柄層が約0.5〜4μm、2層の透明層の合計が約3〜25μm、接着剤層が約5〜10μmであった。本実施例の転写シールは、縦横ともに約5cm程度の正方形状で、パターン化された細かい絵柄が施されている。
本実施例のネイルアート用転写シールは、実施例1と同様の材料から構成されるが、クリア層が絵柄層より上層に形成されている。以下の材料から構成される:
支持シート 水転写紙 SK(日東紙工)約200μm
透明層 スクリーン プロセスインキ SSFXシリーズ(東洋インキ)
絵柄層 FINE INK POPシリーズ(大日本インキ化学工業)
白色層 FINE INK POPシリーズ白(大日本インキ化学工業)
接着剤層 オリバインBPS48490−40(東洋インキ)
カバーフィルム SP−PEF01(東セロ)約20μm
本実施例では、先に絵柄層をオフセット印刷によって形成し、その後、2層の透明層を転写紙によって積層し、さらに白色層をオフセット印刷した。各層の厚さは、絵柄層が約0.5〜4μm、2層の透明層の合計が約3〜25μm、接着剤層が約5〜10μmであった。本実施例の転写シールは、縦横ともに約5cm程度の正方形状で、パターン化された細かい絵柄が施されている。
上述した方法に従って、本実施例の転写シールを爪に適用し、上からトップコートを塗布すると、実施例1と同様の非常に優れた爪との一体感が認められ、また絵柄も鮮明で、非常に美しいネイルアートの仕上がりが得られた。
1 転写シール
2 支持シート
3 転写部
4 接着剤層
5 絵柄層
6 透明層
6’透明層
7 白色層
2 支持シート
3 転写部
4 接着剤層
5 絵柄層
6 透明層
6’透明層
7 白色層
Claims (26)
- 支持シートと、該支持シート上に積層された透明層、絵柄層、ならびに該透明層および絵柄層よりも上層の接着剤層を有する転写部とを備え、前記透明層が、前記接着剤層を介して爪に転写された前記転写部の表面に塗布されるトップコートに対して溶解性を有するものであることを特徴とするネイルアート用転写シール。
- 前記透明層がウレタン系透明インキにより形成されていることを特徴とする請求項1記載のネイルアート用転写シール。
- 前記透明層が前記絵柄層よりも下層にあることを特徴とする請求項1または2記載のネイルアート用転写シール。
- 前記透明層の厚さが、3から25μmであることを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のネイルアート用転写シール。
- 前記転写部が、前記接着剤層より下層の任意の位置に1以上の追加の透明層をさらに有することを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載のネイルアート用転写シール。
- 前記透明層および前記追加の透明層の厚さの合計が3から25μmであることを特徴とする請求項5記載のネイルアート用転写シール。
- 前記絵柄層が、前記トップコートに対して溶出しないものであることを特徴とする請求項1から6いずれか1項記載のネイルアート用転写シール。
- 前記絵柄層が酸化重合型インキにより形成されていることを特徴とする請求項7記載のネイルアート用転写シール。
- 前記絵柄層が金属箔により形成されていることを特徴とする請求項7記載のネイルアート用転写シール。
- 前記転写部が、前記絵柄層と前記接着剤層との間の任意の位置に白色層をさらに有することを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載のネイルアート用転写シール。
- 前記白色層が、前記トップコートに対して溶出しないものであることを特徴とする請求項10記載のネイルアート用転写シール。
- 前記白色層が酸化重合型白色インキにより形成されていることを特徴とする請求項11記載のネイルアート用転写シール。
- 前記転写部の表面上に透明なカバーフィルムをさらに備えていることを特徴とする請求項1から12いずれか1項記載のネイルアート用転写シール。
- 請求項1から13いずれか1項記載のネイルアート用転写シールと、前記トップコートとから成ることを特徴とするネイルアート用転写シールキット。
- 支持シートと、該支持シート上に積層された透明層、絵柄層、ならびに該透明層および絵柄層よりも上層の接着剤層を有する転写部とを備えた転写シールを、前記接着剤層を爪に付着させることによって爪に貼り付ける工程;
前記支持シートを剥離して、前記転写部を爪に転写させる工程;
爪に転写された前記転写部の表面にトップコートを塗布して、トップコート層を形成する工程を含み;
前記透明層が前記トップコートに対して溶解性を有するものであることを特徴とするネイルアート方法。 - 前記透明層がウレタン系透明インキにより形成されていることを特徴とする請求項15記載のネイルアート方法。
- 前記透明層が前記絵柄層よりも下層にあることを特徴とする請求項15または16記載のネイルアート方法。
- 前記透明層の厚さが、3から25μmであることを特徴とする請求項15から17いずれか1項記載のネイルアート方法。
- 前記転写部が、前記接着剤層より下層の任意の位置に1以上の追加の透明層をさらに有することを特徴とする請求項15から17いずれか1項記載のネイルアート方法。
- 前記透明層および前記追加の透明層の厚さの合計が3から25μmであることを特徴とする請求項19記載のネイルアート方法。
- 前記絵柄層が、前記トップコートに対して溶出しないものであることを特徴とする請求項15から20いずれか1項記載のネイルアート方法。
- 前記絵柄層が酸化重合型インキにより形成されていることを特徴とする請求項21記載のネイルアート方法。
- 前記絵柄層が金属箔により形成されていることを特徴とする請求項21記載のネイルアート方法。
- 前記転写部が、前記絵柄層と前記接着剤層との間の任意の位置に白色層をさらに有することを特徴とする請求項15から23いずれか1項記載のネイルアート方法。
- 前記白色層が、前記トップコートに対して溶出しないものであることを特徴とする請求項24記載のネイルアート方法。
- 前記白色層が酸化重合型白色インキにより形成されていることを特徴とする請求項25記載のネイルアート方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004126826A JP2004337601A (ja) | 2003-04-22 | 2004-04-22 | ネイルアート用転写シール |
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JP2004126826A Withdrawn JP2004337601A (ja) | 2003-04-22 | 2004-04-22 | ネイルアート用転写シール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004337601A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014217736A (ja) * | 2013-05-03 | 2014-11-20 | ジェイシー コリア コーポレーションJckorea Corp. | 背面印刷を利用したネイルステッカー及びその製造方法 |
KR101610230B1 (ko) | 2014-02-14 | 2016-04-20 | 김덕철 | 네일 스티커 제조방법 및 네일 스티커 |
KR101796971B1 (ko) * | 2015-03-09 | 2017-11-13 | 김영주 | 투명 베이스 네일 스티커 |
JP2019514608A (ja) * | 2016-12-07 | 2019-06-06 | ジェイシー コリア コーポレーションJc Korea Corp. | 人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セット |
-
2004
- 2004-04-22 JP JP2004126826A patent/JP2004337601A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014217736A (ja) * | 2013-05-03 | 2014-11-20 | ジェイシー コリア コーポレーションJckorea Corp. | 背面印刷を利用したネイルステッカー及びその製造方法 |
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JP2019514608A (ja) * | 2016-12-07 | 2019-06-06 | ジェイシー コリア コーポレーションJc Korea Corp. | 人造ネイル及び人造ネイル用転写組立セット |
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