JP2013094660A - ワンタッチ装着式人工ネイル - Google Patents

Abstract

【課題】ワンタッチ装着式人工ネイルを提供する。
【解決手段】指爪のフリーエッジ側に位置するように結合される一端２１１、手のキューティクル側に位置するように結合される他端２１３、及び指爪と対向する位置に形成された接着面２１９を含む薄膜のネイル本体２１０と、ネイル本体２１０の上部に塗布して形成されたデザイン層２２０と、上下を貫通する直線型の第１カッティングライン１１４が複数個形成された屈曲部１１４ａと、屈曲部１１４ａが互いに分離されないように、第１カッティングライン１１４の間に形成された連結部１１２ａと、を含み、ネイル本体２１０の下部に付着される両面テープ本体１１０と、離型紙１２０の外周面から突出するように連設された取っ手１２２が備えられ、取っ手１２２は、ネイル本体２１０の外周面から突出する位置に配置されるように形成され、人工ネイル着用者ごとに指爪の曲率が異なっても、容易に適用することができる。
【選択図】図２

Description

本発明は、ワンタッチ装着式人工ネイルに関し、より詳細には、人工ネイルに付着時に、人工ネイルと両面テープ本体との間に空隙の発生を防止するとともに、製造工程中に離型紙が両面テープ本体からの脱着を防止することができるワンタッチ装着式人工ネイルに関する。

一般的に、マニキュアを塗布して指爪の美観を向上させようとする場合、マニキュアによる光沢度は、ＡＳＴＭ Ｄ５２３の光沢度テストの結果によって、４０程度の値を有する。しかし、これは滑らかな平面に適用された場合に該当し、実際に人の指爪に適用されるとき、４０程度の光沢度を有するためには、ベースコート、マニキュア、トップコート順に指爪に塗布されなければならず、実際にマニキュアも１ないし２回以上塗布して初めてマニキュア固有の色相が得られる。そして、ベースコート、マニキュア、トップコートなどの溶液を塗布する場合、以前に塗布された溶液が乾燥された以後に次の段階に該当する溶液を塗布することができ、この過程で乾燥方法も風を発生させる装置などを用いて、２０分ないし３０分の時間をかけて溶液が乾燥された。したがって、光沢度４０の状態でマニキュアを塗るためには、少なくとも１時間３０分以上の時間を必要としなければならない。そして、多くの層に亘って溶液が塗布されるために、マニキュアなどが完全に乾燥されるまでは、一日以上の時間が必要となる。それだけではなく、このような半乾燥段階から完全乾燥段階に移る過程で鉛筆硬度で３Ｂに該当する弱い衝撃にもスクラッチが発生し、指爪の美観がむしろさらに低下するという問題点が発生する。

従来、このような問題点を解決するために、人工ネイルに付着する両面テープは、使用上の便宜のために使われる。一般的な両面テープ５は、図１に示すように、平面状であるために、曲面状である人工ネイル１に付着する場合、両面テープ５と人工ネイル１との間に空気が入りバブル層Ｂが形成されて、両面テープ５が人工ネイル１に接着する面積が減る。したがって、両面テープ５が、人工ネイル１に付着された状態を保持することができる接着力が低下するという問題点がある。また、両面テープ５を人工ネイル１に貼り付ける過程で人工ネイル１の曲面部分で両面テープ５にしわＷの発生量がさらに増加するか、バブル層Ｂの面積が広くなる。そして、離型紙４によって両面テープ５に復元力が発生するために、しわＷがさらに深化されて発生した。また、両面テープ５に付着されている離型紙４も平面状を保持しようとする慣性のために、工程を進行する間に両面テープ５から脱着されるポップアップ現象が発生する。また、両面テープ５と付着された状態を保持しても、離型紙４が両面テープ５より平面状を保持しようとする慣性が大きい場合、両面テープ５が平面状になるように力を加えながら、経時的に人工ネイル１と両面テープ５との間に空隙が発生する。

したがって、最近、マニキュアの光沢及びデザインを指爪に適用しながらも、初心者も容易に付着し、曲面状の人工ネイルに適用しても密着力を保持し、離型紙のポップアップ現象を防止し、異物の付着を最小化するワンタッチ装着式人工ネイルの必要性が台頭しつつある。

本発明が解決しようとする課題は、指爪を飾るのに最短時間で、気泡やしわがなく人工ネイルに接着し、離型紙のポップアップ現象を防止するとともに、異物が付着されることを最小化するワンタッチ装着式人工ネイルを提供するところにある。

本発明は、前記課題を解決するために、ネイル本体、前記ネイル本体の上部に形成されたデザイン層、前記ネイル本体の下部に形成された両面テープ本体、及び前記両面テープ本体の下部に位置した離型紙を含むワンタッチ装着式人工ネイルであって、前記ネイル本体は、指爪のフリーエッジ側に位置するように結合される一端、指爪のキューティクル側に位置するように結合される他端、及び指爪と対向する位置に形成された接着面を含み、前記両面テープ本体は、複数個の第１カッティングラインが形成された複数個の屈曲部及び前記複数個の屈曲部が互いに分離されないように、前記第１カッティングラインの間に形成された連結部を含み、前記両面テープ本体は、前記ネイル本体の下部フレームの未粘着部分を除いた部分にのみ形成されており、前記未粘着部分は、前記ネイル本体の一端の未粘着部分、前記ネイル本体の他端の未粘着部分、前記ネイル本体の両側面の未粘着部分からなり、前記ネイル本体の一端の未粘着部分は、前記ネイル本体の一端からネイル長さの１／３ないし１／５０に該当する部分であり、前記ネイル本体の他端の未粘着部分は、前記ネイル本体の他端からネイル長さの１／７ないし１／１００に該当する部分であり、前記ネイル本体の両側面の未粘着部分は、前記ネイル本体の両側端からネイル幅の１／５ないし１／１００に該当する部分であり、前記離型紙は、前記両面テープ本体より広い面積を有し、前記両面テープ本体が、前記離型紙を外れないように、前記離型紙の上部に付着されており、前記離型紙には、前記離型紙を貫通する複数個の第２カッティングラインが備えられており、前記離型紙は、前記ネイル本体の一端側の外周面から突出するように連設された取っ手部分を含むことを特徴とするワンタッチ装着式人工ネイルを提供する。

本発明の一実施例によれば、前記第２カッティングラインは、前記複数個の第１カッティングラインと上下方向に同じ位置に形成されたことが望ましい。

また、前記デザイン層の上部には、コーティング層がさらに備えられ、ＡＳＴＭ Ｄ３３５９によるコーティング接着力テストの結果、前記デザイン層に塗布されるインク及び前記コーティング層の接着力は、３０％以下であることが望ましい。

ここで、ＡＳＴＭ Ｄ５２３による光沢度テストの結果、前記コーティング層の光沢度は、５０以上であることが望ましい。

また、ＡＳＴＭ Ｄ３３６３による鉛筆硬度テストの結果、前記コーティング層の硬度は、１Ｂ以上であることが望ましい。

また、ＡＳＴＭ Ｄ９０３によってＳＵＳを利用した１８０゜剥離強度テストの結果、前記両面テープ本体の剥離強度は、３００ｇｆ／１０ｍｍ以上であることが望ましい。

また、ＡＳＴＭ Ｄ９０３によってＡＢＳを利用した９０゜剥離強度テストの結果、前記両面テープ本体の剥離強度は、１００ｇｆ／１０ｍｍ以上であることが望ましい。

また、前記第２カッティングラインは、前記離型紙の外周面まで延設されることが望ましい。

また、前記離型紙は、引張強度が５ｋｇ／ｃｍ^２以上であることが望ましい。

また、前記離型紙の厚さは、３０μｍないし３００μｍであることが望ましい。

また、前記両面テープ本体の厚さは、１５０μｍないし８００μｍであることが望ましい。

また、前記離型紙の離型力は、５ｇｆ／５０ｍｍないし５００ｇｆ／５０ｍｍであることが望ましい。

また、前記離型紙は、ＰＥ、ＥＶＡ、ＰＰ、ＰＯＥ、及びＰＥＴのうち何れか１つであるか、これらの共重合体またはブレンドであることが望ましい。

また、前記両面テープ本体は、基材層及び前記基材層の上部及び下部にそれぞれ結合された粘着剤層を含むことが望ましい。

また、前記粘着剤層は、前記基材層の上部に位置した第１粘着剤層と前記基材層の下部に位置した第２粘着剤層とを含むが、前記第１粘着剤層と前記第２粘着剤層との接着力が異なることが望ましい。

また、前記基材層は、ＰＥＴ、ＰＥ、ＰＰ、ＥＶＡ、ＰＯＥ、及び不織布のうち何れか１つであることが望ましい。

本発明によれば、気泡やしわがなくワンタッチ装着式人工ネイルを人工ネイルに付着することができるので、粘着面積の減少を防止することができ、従来に比べて粘着力が向上し、これにより、人工ネイル着用者ごとに指爪の曲率が異なっても、容易に適用することができる。また、しわによってワンタッチ装着式人工ネイルが浮き上がることを防止することができるので、ワンタッチ装着式人工ネイルと人工ネイルとの間に髪の毛や異物が差し込まれることを防止し、着用感が向上する。

一般的なワンタッチ装着式人工ネイルが人工ネイルに適用された斜視図及び断面図である。 本発明の一実施例のワンタッチ装着式人工ネイルが人工ネイルに適用された斜視図及び断面図である。 本発明のさまざまな実施例のワンタッチ装着式人工ネイルの正面図である。 本発明の一実施例のワンタッチ装着式人工ネイルの部分断面図である。 本発明の一実施例及び比較例の両面テープ本体が指爪に適用された断面図である。 本発明の他の実施例の両面テープ本体の断面図である。

以下、望ましい実施形態を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。しかし、これら実施形態は、本発明をより具体的に説明するためのものであって、本発明の範囲が、これによって制限されないということは当業者に自明である。

本発明のワンタッチ装着式人工ネイルは、指爪の形状の代わりをするネイル本体２１０及びデザイン層２２０を含む人工ネイル部２００と、これを指爪に付着するのに使われる両面テープ本体１１０及び離型紙１２０に大きく区分することができる。両面テープ本体１１０と離型紙１２０のそれぞれには、第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４が形成されているが、前記第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４は、それぞれ両面テープ本体１１０と離型紙１２０とを貫通する。したがって、平面状の両面テープ本体１１０及び離型紙１２０を曲面状のネイル本体２１０に付着するとき、ネイル本体２１０と両面テープ本体１１０との間に位置した空気が、第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４を経て外部に排出される。したがって、人工ネイル用の両面テープと人工ネイルとが接触する面積が増加しながら、従来に比べて粘着力が向上する。そして、第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４が直線型に形成されているために、両面テープの剛性を保持することができる。すなわち、離型紙１２０を両面テープ本体１１０から脱着させる過程で両面テープ本体１１０が破れることを防止することができる。また、離型紙１２０の面積が両面テープ本体１１０より大きいために、両面テープに異物の粘着を防止する。

図２は、本発明の一実施例のワンタッチ装着式人工ネイルの斜視図及び断面図であり、図３は、本発明のさまざまな実施例のワンタッチ装着式人工ネイルの正面図である。

本発明のワンタッチ装着式人工ネイルは、図２に示したように、ネイル本体２１０、前記ネイル本体２１０の上部に形成されたデザイン層２２０、前記ネイル本体２１０の下部に形成された両面テープ本体１１０、前記両面テープ本体１１０の下部に位置した離型紙１２０を含むワンタッチ装着式人工ネイルであって、前記ネイル本体２１０は、指爪のフリーエッジ側に位置するように結合される一端２１１、指爪のキューティクル側に位置するように結合される他端２１３、及び指爪と対向する位置に形成された接着面２１９を含み、前記両面テープ本体１１０は、複数個の第１カッティングライン１１４が形成された（切り取られた）複数個の屈曲部１１４ａ及び前記複数個の屈曲部１１４ａが互いに分離されないように、前記第１カッティングライン１１４の間に形成された連結部１１２ａを含み、前記両面テープ本体１１０は、前記ネイル本体２１０の下部フレームの未粘着部分を除いた部分にのみ形成されており、前記未粘着部分は、前記ネイル本体２１０の一端２１１の未粘着部分、前記ネイル本体２１０の他端２１３の未粘着部分、前記ネイル本体２１０の両側面２１５の未粘着部分からなり、前記ネイル本体２１０の一端２１１の未粘着部分は、前記ネイル本体２１０の一端２１１からネイル長さの１／３ないし１／５０に該当する部分であり、前記ネイル本体２１０の他端２１３の未粘着部分は、前記ネイル本体２１０の他端２１３からネイル長さの１／７ないし１／１００に該当する部分であり、前記ネイル本体２１０の両側面２１５の未粘着部分は、前記ネイル本体２１０の両側端２１５からネイル幅の１／５ないし１／１００に該当する部分であり、前記離型紙１２０は、前記両面テープ本体１１０より広い面積を有し、前記両面テープ本体１１０が、前記離型紙１２０を外れないように、前記離型紙１２０の上部に付着されており、前記離型紙１２０には、前記離型紙１２０の上下面を貫通する複数個の第２カッティングライン１２４が備えられており、前記離型紙１２０は、前記ネイル本体２１０の一端２１１側の外周面から突出するように連設された取っ手１２２部分を含むことを特徴とする。

ネイル本体２１０は、指爪の形状に該当するものであって、着用者に均一な指爪の形状を提供して、指爪の全体的な形状を改良した効果が得られる。このように改良された指爪の形状を提供するネイル本体２１０の上面２１７には、ネイル本体２１０に文様を塗布するデザイン層２２０が形成される。すなわち、ネイル本体２１０が改良された指爪の形状を提供するならば、デザイン層２２０は、指爪にマニキュアなどを塗布した効果を提供する。ここで、デザイン層２２０の上部には、その表面を保護するとともに、光沢度を高めて文様の美観を向上させうるコーティング層２３０をさらに備えることができる。

本発明のワンタッチ装着式人工ネイルを製造するに当って、下記に記載の条件がいずれも同時に満たされなければ、特に、自動化された製造工程の過程で離型紙脱着による不良品が発生し始め、人工ネイル部の付着段階で離型紙脱着という問題が発生し、かつ人工ネイル部の付着後、人工ネイル部に異物が付着されることを確認した。

すなわち、i）ネイル本体２１０の下部フレームの未粘着部分のうち、ネイル本体２１０の一端２１１側に位置した未粘着部分は、前記ネイル本体２１０の一端２１１からネイル本体２１０長さの１／３ないし１／５０ほど離隔しなければならず、ii）ネイル本体２１０の他端２１３の未粘着部分は、ネイル本体２１０の他端２１３からネイル本体２１０の長さの１／７ないし１／１００程度離隔しなければならず、iii）ネイル本体２１０の両側面２１５からネイル本体２１０の幅の１／５ないし１／１００程度それぞれ離隔しなければならない。また、iv）離型紙１２０は、両面テープ本体１１０より広い面積を有し、両面テープ本体１１０が離型紙１２０を外れないように、離型紙１２０の上部に付着されていなければならず、v）離型紙１２０は、複数個の第１カッティングライン１１４と上下方向に同じ位置に形成された第２カッティングライン１２４とが備えなければならず、vi）離型紙１２０は、ネイル本体２１０の一端２１１側の外周面から突出するように連設される取っ手１２２を含まなければならない。

ここで、ＡＳＴＭ Ｄ３３５９のクロスカット（ｃｒｏｓｓ ｃｕｔ）によるテストの結果、デザイン層２２０に塗布されるインク及びコーティング層２３０の粘着力は、３０％以下であることが望ましい。すなわち、試験以後に脱着されたインク及びコーティング層２３０の面積が、全体面積の３０％以下であることが望ましい。日常生活中に指爪に適用される外力は、指爪が破断されるか、指爪にスクラッチが発生する前には、人が衝撃を認知することができない。すなわち、日常生活中に発生する外力では疼痛を感じることができないために、外力を受けたという事実を感知するが、外力によって別途の行動、例えば、現在の動作を止めるか、外力を受けた位置を確認するなどの行動が発生する認知段階まで至らない。すなわち、粘着力が３０％を超過する場合、日常生活中に指爪に適用される外力を持続的に受けても認知することができないために、インク及びコーティング層２３０が剥がされる外力がワンタッチ装着式人工ネイルに加えられる行為を持続的に反復する。したがって、本発明のデザイン層２２０に塗布されるインク及びコーティング層２３０の粘着力は、３０％以下にして、日常生活中に発生する外力からデザイン層２２０に塗布されるインク及びコーティング層２３０を保護することが望ましい。

また、一般的に指爪に鉛筆硬度で１Ｂ未満である外力が加えられるときには、その衝撃を認知することができない。すなわち、モース硬度２．５以上の外力によって指爪にスクラッチが発生する場合にのみ人が外力を認知して動作を止め、スクラッチが持続的に発生することを止めることができる。ＡＳＴＭ Ｄ３３６３による鉛筆硬度テストの結果、本発明のコーティング層２３０の硬度は、１Ｂ以上であることが望ましい。すなわち、１Ｂ鉛筆の硬度未満の日常生活での外力をコーティング層２３０に加えたときには、スクラッチが発生しない。このとき、コーティング層２３０の硬度が１Ｂ未満である場合、１Ｂ鉛筆の硬度未満の日常生活での外力がコーティング層２３０に加えられれば、コーティング層２３０にスクラッチが発生し、ワンタッチ装着式人工ネイルの美観が低下する。したがって、日常生活を持続しながらも、ワンタッチ装着式人工ネイルの美観を保持できるように、コーティング層２３０の硬度は、１Ｂ以上であることが望ましい。

また、ＡＳＴＭ Ｄ５３２による光沢度テストの結果、コーティング層２３０の光沢度は、５０以上であることが望ましい。一般的に、指爪の表面には、微細に屈曲が形成されている。したがって、光沢を付け加える場合、指爪の表面が滑らかに整えられ、指爪の表面が均一に見える効果が得られる。このような効果のために、本発明の一実施例のコーティング層２３０は、光沢度が５０以上であることが望ましい。光沢度が５０未満である場合、表面が実際に滑らかに形成されていても、微細なスクラッチが形成されたときのように、ネイル本体２１０の表面に屈曲が形成されたように観察される。したがって、指爪の美観を向上させるために、人工ネイルを付着する場合、光沢度が５０以上であることが望ましい。

離型紙１２０には、離型紙１２０を貫通する第２カッティングライン１２４が形成される。第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４は、それぞれ平面に製造された両面テープ本体１１０と離型紙１２０との一部区間を切り取る（cut）ことによって、曲面状である人工ネイル及び指爪に適用されるとき、平面状に戻ろうとする慣性力を分散させうる。したがって、第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４によって曲面に適用された両面テープ本体１１０が、ネイル本体２１０に接着された状態を持続的に保持することができる。

両面テープ本体１１０及び離型紙１２０は、ネイル本体２１０に適用されるものであるために、その外周面の形状もネイル本体２１０及び指爪の形状に対応する。すなわち、両面テープ本体１１０は、指爪に適用されるとき、如何なる位置に配置されるかによって、外周面の名称が変わる。ここで、外周面とは、指爪の形状のフレームのみを指称し、第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４によって区画された部位は、外周面に該当しない。すなわち、第１カッティングライン１１４によって両面テープ本体１１０の側面部１１５が区画されたと考えると、側面部１１５の外周面は、“−”字状であり、“Ｔ”字状ではない。両面テープ本体１１０の一端部１１１は、指爪のフリーエッジ側に位置し、他端部１１３は、キューティクル側に位置する。また、側面部１１５は、指爪のうち爪壁（ｎａｉｌ ｗａｌｌ）側に位置するように配置される。両面テープ本体１１０の上面１１７には、ネイル本体２１０を付着し、下面１１９には、指爪を付着するが、両面テープ本体１１０が指爪に付着する前には、両面テープ本体１１０の下面１１９に離型紙１２０が着脱自在に結合される。したがって、ネイル本体２１０の接着面２１９には、図２（ａ）に示したように、平板型に製造された両面テープ本体１１０及び離型紙１２０が付着されて提供される。

第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４は、両面テープ本体１１０と離型紙１２０のそれぞれの物性によって、その設置位置を異ならせることもできるが、両面テープ本体１１０とネイル本体２１０との間に空隙の発生を防止できるように、前記複数個の第１カッティングライン１１４と上下方向に同じ位置に形成される。ここで、両面テープ本体１１０に形成された第１カッティングライン１１４と離型紙１２０に形成された第２カッティングライン１２４は、平面状に戻ろうとする慣性力を分散させること以外にも、両面テープ本体１１０をネイル本体２１０に付着する過程で両面テープ本体１１０とネイル本体２１０との間の空気を円滑に排出する役割を果たしうる。ネイル本体２１０は、曲面状であるのに対して、両面テープ本体１１０は、平面状に形成されている。したがって、平面状の両面テープ本体１１０をネイル本体２１０に付着しようとするときには、両面テープ本体１１０の側面部１１５がネイル本体２１０の側面２１５に先に接着されるしかない。これにより、平面状の両面テープ本体１１０をネイル本体２１０に付着するときには、両面テープ本体１１０とネイル本体２１０との間にバブル層が生じるしかない。本発明は、これを解決するためのものであって、第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４とによってバブル層内の空気を外部に排出することができる。特に、第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４とが形成される位置を一致させることによって、ワンタッチ装着式人工ネイルと人工ネイルとの間に空隙の発生を特に制限することができる。すなわち、図２（ｂ）に示したように、第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４とが形成された位置が一致する場合、両面テープ本体１１０とネイル本体１２０との間に位置した空気が、第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４とを順次経ながら容易に排出される。

また、離型紙１２０は、両面テープ本体１１０よりも広い面積を有するために、両面テープ本体１１０が外部に露出されることを最小化することができる。例えば、離型紙１２０が、両面テープ本体１１０と同じ面積に製造される場合、両面テープ本体１１０の側面部１１５が完全に露出されて、両面テープ本体１１０の側面部１１５に異物が付着する。また、両面テープ本体１１０の場合、温度が高くなり、軟性が高くなるに従って加圧される場合、厚さが多少薄くなるとともに、面積が広くなりうる。温度が高くならない場合でも、工程が進行する間に圧力が加えられたとき、瞬間的でも面積が広くなりうる。このように、両面テープ本体１１０が、外部に露出されることを未然に防止できるように、離型紙１２０の面積が両面テープの面積より広く形成される。そして、離型紙１２０の面積を広く形成すれば、両面テープ本体１１０との区画が明確に区分されるために、両面テープ本体１１０を手で把持しなくても、離型紙１２０を取り外しうる。したがって、両面テープ本体１１０の粘着力を保持し、両面テープ本体１１０を加圧する必要がないために、粘着面の厚さを一定に保持することができる。ここで、離型紙１２０、１２０’、１２０”には、図３に示したように、指爪の形状である前記離型紙１２０、１２０’、１２０”の外周面から同じ平面状に突出するように取っ手１２２、１２２’、１２２”を形成することによって、離型紙１２０、１２０’、１２０”をより容易に両面テープ本体１１０から脱着することができる。このとき、取っ手１２２、１２２’、１２２”は、人工ネイル部２００の外周面から突出させることによって、人工ネイル部２００が上部に位置して、両面テープ本体１１０の位置が肉眼で確認されなくても、取っ手の位置を一気に把握することができる。

両面テープ本体１１０、１１０’、１１０”及び離型紙１２０、１２０’、１２０”のそれぞれに形成される第１カッティングライン１１４、１１４’、１１４”及び第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”は、ネイル本体２１０の曲率及び大きさによって切り取り数（cut number）を異ならせうる。すなわち、曲率が大きく形成されて離型紙１２０に復元力が大きく作用すれば、図３（ａ）に示したように、両面テープ本体１１０及び離型紙１２０の外周面から離隔した内部に第１カッティングライン１１４及び第２カッティングライン１２４がさらに形成される。また、図３（ｂ）及び図３（ｃ）に示したように、両面テープ本体１１０’、１１０”及び離型紙１２０’、１２０”内の一地点にのみ連結部１１２ａ’、１１２ａ”が形成されて、連結部１１２ａ’、１１２ａ”を中心に放射状の外側に向けてそれぞれ第１カッティングライン１１４’、１１４”と第２カッティングライン１２４’、１２４”とが形成される。ここで、第１カッティングライン１１４、１１４’、１１４”と同じ位置に形成された第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”は、離型紙１２０、１２０’、１２０”の外周面に至るまで連設される。すなわち、このように、第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”を離型紙１２０、１２０’、１２０”の外周面まで形成させることによって、離型紙１２０、１２０’、１２０”が平面方向に復元されないようにできる。同様に、第１カッティングラインの形成位置と対応する位置以外にも、離型紙に第２カッティングラインを形成しうる。

ここで、取っ手１２２、１２２’、１２２”が形成された位置の外周面には、第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”を切り取らことが望ましい。すなわち、取っ手１２２、１２２’、１２２”をつかみ離型紙１２０、１２０’、１２０”を脱着するとき、取っ手１２２、１２２’、１２２”が形成された位置の剛性を高めることによって、離型紙１２０、１２０’、１２０”を両面テープ本体１１０、１１０’、１１０”から容易に脱着させることができる。例えば、取っ手１２２が、離型紙１２０の他端１２３に形成された場合、第２カッティングライン１２４が離型紙１２０の他端１２３には延設されないようにし、取っ手１２２’、１２２”が離型紙１２０’、１２０”の側面１２５’、１２５”に形成された場合、第２カッティングライン１２４’、１２４”が離型紙１２０’、１２０”の側面１２５’、１２５”には延設されないようにする。取っ手１２２、１２２’、１２２”が形成された位置の外周面に第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”が備えられる場合、取っ手１２２、１２２’、１２２”の移動方向に与えられる力が第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”に集中されて、離型紙１２０、１２０’、１２０”に形成された連結部１１２ａ、１１２ａ’、１１２ａ”が破断されながら、離型紙１２０、１２０’、１２０”が多くの部分に分離されることを防止することができる。したがって、取っ手１２２、１２２’、１２２”が形成された位置の外周面とは、第２カッティングライン１２４、１２４’、１２４”が離隔することが望ましい。

また、工程が進行する間に、このように両面テープ本体１１０の面積が一時的でも変動があっても、異物が両面テープ本体１１０に付着されることを防止して、粘着力を保持させるように、離型紙１２０の物性を設定することができる。

図４は、本発明の一実施例のワンタッチ装着式人工ネイルの部分断面図である。

まず、圧力などの外力によって両面テープ本体１１０が平たくなれば、離型紙１２０も両面テープ本体１１０の形状変形に従って引き延ばされ得る。したがって、離型紙１２０の半径方向の外側に両面テープ本体１１０の粘着成分の露出を防止し、かつ離型紙１２０と両面テープ本体１１０とが剥離されることを防止することができる。すなわち、離型紙１２０と両面テープ本体１１０とが外力に対して同様に応じることができるために、外力に対する異なる作用によって互いに剥離されることを防止することができる。まず、図４（ａ）に示したように、離型紙１２０が曲面に適用されれば、離型紙１２０の上面１２７の長さが延びて、離型紙１２０が両面テープ本体１１０に沿って曲面に円滑に適用させうる。したがって、両面テープ本体１１０と離型紙１２０とが剥離されることを防止することができる。

また、図４（ｂ）に示したように、第２カッティングライン１２４が形成された位置の離型紙１２０の一部が、第１カッティングライン１１４の間に挿入されて、離型紙１２０と両面テープ本体１１０との間の結合力を高めうる。第１カッティングライン１１４と第２カッティングライン１２４とを同じ位置に形成するとき、それぞれのカッティングラインは、１つのカッターで同時に裁断して形成する。このような過程で離型紙１２０の一部が瞬間的に第１カッティングライン１１４の間に挿入され、両面テープ本体１１０に離型紙１２０の一部が固定される。但し、離型紙１２０は、両面テープ本体１１０と離型性を帯びているために、このような過程で離型紙１２０が両面テープ本体１１０に完全に接着されない。したがって、離型紙１２０の物理的性質を調節することによって、両面テープ本体１１０に対して離型性を帯びながらも、復元力によって両面テープ本体１１０からポップアップされない離型紙１２０を製造することが望ましい。

そのために、前記離型紙１２０は、ＰＥ、ＥＶＡ、ＰＰ、ＰＯＥ、及びＰＥＴのうち何れか１つ、これらの共重合体、またはブレンドで製造可能である。

また、前記離型紙１２０は、引張強度が５ｋｇ／ｃｍ^２以上であることが望ましい。引張強度とは、引張荷重によって試料片が切れる時までの最大応力であって、破断までの最大荷重を試験片の元の断面積で割った値を言う。ここで、離型紙１２０は、完全に破断されるのに５ｋｇ／ｃｍ^２以上の力が必要になるように形成することによって、離型紙１２０を脱着する過程で離型紙１２０が破れることを防止する。本発明のワンタッチ装着式人工ネイルに適用される両面テープ本体１１０は、離型紙１２０の脱着に５ｋｇ／ｃｍ^２未満の力が使われる。したがって、離型紙１２０の引張強度が、５ｋｇ／ｃｍ^２未満である場合、離型紙１２０を脱着する過程で離型紙１２０が破れるようになって、離型紙１２０の残留物が両面テープ本体１１０に残る。このような場合、離型紙１２０の残留物を取り外す過程で手の油分が両面テープ本体１１０の下面１１９に触れれば、両面テープ本体１１０の粘着力が低下して、ワンタッチ装着式人工ネイルの本来の役割を喪失する。また、他の道具を使って離型紙１２０の残留物を処理しても、これを取り外す過程で両面テープ本体１１０を加圧すれば、両面テープ本体１１０の表面が凸凹になり、両面テープ本体１１０の粘着力を指爪に均一に適用させることができない。したがって、ワンタッチ装着式人工ネイルの性能を具現することができなくなる。すなわち、本願発明の離型紙１２０は、引張強度が５ｋｇ／ｃｍ^２以上であるものを使うことによって、離型紙１２０の残留物が両面テープ本体１１０に残ることを防止するとともに、両面テープ本体１１０の粘着性を均一に保持することができる。

また、前記のような材質で離型紙１２０が製造されるとき、離型紙１２０の厚さは、３０μｍないし３００μｍであることが望ましい。離型紙１２０の厚さが、３０μｍ未満である場合、離型紙１２０の剛性が低下して、両面テープ本体１１０から離型紙１２０を脱着させるとき、離型紙１２０が破れる。したがって、離型紙１２０の一部が、両面テープ本体１１０に残留するしかない。特に、一般的に指爪に付着するための粘着力が両面テープ本体１１０に備えられる場合、離型紙１２０の離型力を極大化しても、第１カッティングライン１１４と同じ位置に形成された第２カッティングライン１２４の地点で応力が集中し、離型紙１２０が必然的に破断される。すなわち、離型紙１２０の離型力と関係なく、離型紙１２０の厚さは、３０μｍ以上に形成されなければならない。また、離型紙１２０の厚さが、３００μｍを超過する場合、離型紙１２０が平面状に復元されようとする慣性力が増加するために、離型紙１２０でポップアップ現象が発生する。また、離型紙１２０のポップアップ現象を制限するために、離型力を低下させる場合、離型紙１２０と両面テープ本体１１０との付着力が強まり、両面テープ本体１１０が離型紙１２０によって平面状に復元しようとする力を受ける。したがって、両面テープ本体１１０と人工ネイルとの間に空隙が必然的に発生する。それだけではなく、離型力を低下させれば、離型紙１２０を両面テープ本体１１０から容易に除去することができないために、本発明の目的を喪失する。したがって、離型力に関係なく、離型紙１２０の厚さは、３０μｍないし３００μｍであればこそ両面テープ本体１１０から離型紙１２０を容易に脱着するとともに、ポップアップ現象を防止することができる。

図５は、本発明の一実施例及び比較例のワンタッチ装着式人工ネイルが指爪に適用された断面図である。

両面テープ本体１１０の上面１１７及び下面１１９が、それぞれネイル本体２１０と指爪と結合される粘着力を向上させるために、実際には両面テープ本体１１０の粘着力を向上させることの以外の方法を通じても粘着力を向上させうる。まず、両面テープ本体１１０の粘着力を向上させるために、両面テープ本体１１０とネイル本体２１０との間に空隙が発生しないようにしなければならない。また、両面テープ本体１１０を一定厚さ以上に形成することによって、指爪Ｎと両面テープ本体１１０との間の粘着力を向上させうる。

本発明は、人工ネイル本体と指爪との間に異物が入ることを防止するとともに、ワンタッチ装着式人工ネイルが指爪に付着された状態を保持できるように、両面テープ本体１１０を１５０μｍないし８００μｍの厚さに形成することが望ましい。すなわち、両面テープ本体１１０の厚さが、１５０μｍないし８００μｍである場合、図５（ａ）に示したように、両面テープ本体１１０の粘着成分が指爪の表面に均等に塗布されて指爪の表面に粘着力を発揮するとともに、指爪の粗い表面の間に均等に分布するために、指爪表面の複数の凹部と凹凸結合を行う効果、すなわち、指爪と凹凸結合を行う効果が得られる。したがって、指爪に付着される時間を長時間持続することができる。

しかし、両面テープ本体１１０の厚さが、１５０μｍ未満である場合、図５（ｂ）に示したように、両面テープ本体１１０が指爪の飛び出している地点にのみ接着されるために、両面テープ本体１１０が粘着される面積が急激に低下する。それだけではなく、指爪と凹凸結合する効果なしに指爪の油分によって単純接着のみでは、両面テープ本体１１０が指爪に付着されることができない。したがって、両面テープ本体１１０の厚さは、１５０μｍ以上であることが望ましい。

また、両面テープ本体１１０の厚さが、８００μｍを超過する場合、指爪と人工ネイル本体との間の空隙が大きくなり、髪の毛やその他の異物が差し込まれて両面テープ本体１１０の粘着力が減少する。しかも、手で髪の毛を触る場合、髪の毛が両面テープ本体１１０に粘着されて、髪の毛を取り外す過程で疼痛を誘発し、着用感が低下する。したがって、両面テープ本体１１０の厚さは、１５０μｍないし８００μｍであることが望ましい。

また、両面テープ本体１１０は、指爪とワンタッチ装着式人工ネイルのネイル本体２１０とを結合させる役割を果たすために、指爪に対してネイル本体２１０の位置が相対的に変位するとき、両面テープ本体１１０が剥離されてはならない。すなわち、指爪からワンタッチ装着式人工ネイルを除去しようと外力を加えるとき、両面テープ本体１１０の一部が指爪に残留してはならない。そのために、ＡＳＴＭ Ｄ９０３によってＳＵＳを利用した１８０゜剥離強度テストを行った結果、両面テープ本体１１０の剥離強度は、３００ｇｆ／１０ｍｍ以上であることが望ましい。また、ＡＢＳを利用した９０゜剥離強度テストを行った結果、両面テープ本体１１０の剥離強度が、１００ｇｆ／１０ｍｍ以上であることが望ましい。すなわち、ＳＵＳを利用した１８０゜剥離強度テストで３００ｇｆ／１０ｍｍ未満の剥離強度の両面テープ本体１１０を製造する場合、日常生活中に両面テープ本体１１０の平面方向にせん断力が作用すれば、両面テープ本体１１０の一部は、指爪に接着された状態でネイル本体２１０が脱着される。また、他の製品に取り替えるために、ワンタッチ装着式人工ネイルを取り外す過程でやはり両面テープ本体１１０が剥離されて残留物が残る。これと同様に、ＡＢＳを利用した９０゜剥離強度テストで１００ｇｆ／１０ｍｍ未満の剥離強度で両面テープ本体１１０を製造する場合、日常生活中に両面テープ本体１１０の平面に垂直した方向に外力が作用すれば、両面テープ本体１１０の一部は、指爪に接着された状態でネイル本体２１０が脱着される。すなわち、ネイル本体２１０に上面２１７の方向に外力が加えられれば、両面テープ本体１１０の一部が指爪に接着された状態でネイル本体２１０が脱着される。しかも、他の製品に取り替えるために、ワンタッチ装着式人工ネイルを取り外す過程でもまた、両面テープ本体１１０が剥離されて指爪に残留物が残る。したがって、ＡＳＴＭ Ｄ９０３によってＳＵＳを利用した１８０゜剥離強度テストで剥離強度が３００ｇｆ／１０ｍｍ以上であり、ＡＢＳを利用した９０゜剥離強度テストでは、剥離強度が１００ｇｆ／１０ｍｍ以上である両面テープ本体１１０を製造することが望ましい。

図６は、本発明の他の実施例の両面テープ本体の断面図である。

本発明のワンタッチ接着式人工ネイルに適用される両面テープ本体１１０は、単一層、または、複数の層が積層された積層構造を備えることができる。特に、両面テープ本体１１０が複数の層で形成される場合には、ネイル本体２１０の一端２１１に外力が加えられても、ネイル本体２１０の他端２１３がキューティクルを加圧しないようにするために、前記両面テープ本体１１０は、基材層１１０ａ及び前記基材層１１０ａの上部及び下部にそれぞれ結合された粘着剤層１１０ｂ、１１０ｃを含むことが望ましい。ここで、基材層１１０ａとしては、ＰＥＴ、ＰＥ、ＰＰ、ＥＶＡ、ＰＯＥ、及び不織布のうち何れか１つを使うことができるが、このような基材層１１０ａは、材質の特性によって基材層１１０ａの上下に形成されている粘着剤層が平面に平行な方向の力を受けるとき、押されないようにする。したがって、ワンタッチ接着式人工ネイルを装着した後、日常活動をしてもキューティクルは加圧されず、疼痛が発生しない。また、基材層１１０ａの上部と下部とのそれぞれに位置した第１粘着剤層１１０ｂと第２粘着剤層１１０ｃとの接着力及びその材質は同一であるもので備えることができるが、それぞれの接着特性が異なるものを使うこともできる。接着特性が異なる場合には、第１粘着剤層１１０ｂと第２粘着剤層１１０ｃとは、指爪との接着力を高めうる材質とネイル本体２１０との接着力を高めうる材質とで最適化され、ワンタッチ接着式人工ネイルを長時間の間に指爪に付着させうる。

本発明の単純な変形または変更は、いずれも当業者によって容易に実施され、このような変形や変更は、いずれも本発明の領域に含まれる。

本発明は、ワンタッチ装着式人工ネイルに関連する分野に適用可能である。

１１０：両面テープ本体
１１１：一端部
１１２ａ：連結部
１１３：他端部
１１４：第１カッティングライン
１１４ａ：屈曲部
１１５：側面
１１７：上面
１１９：下面
１２０：離型紙
１２４：第２カッティングライン
１２７：上面
１２９：下面
２１０：ネイル本体
２１１：一端
２１３：他端
２１５：側面
２１７：上面
２１９：接着面
２２０：デザイン層
２３０：コーティング層

Claims (16)

1. ネイル本体、前記ネイル本体の上部に形成されたデザイン層、前記ネイル本体の下部に形成された両面テープ本体、前記両面テープ本体の下部に位置した離型紙を含むワンタッチ装着式人工ネイルであって、
   前記ネイル本体は、指爪のフリーエッジ側に位置するように結合される一端、指爪のキューティクル側に位置するように結合される他端、及び指爪と対向する位置に形成された接着面を含み、
   前記両面テープ本体は、複数個の第１カッティングラインが形成された複数個の屈曲部、及び前記複数個の屈曲部が互いに分離されないように、前記第１カッティングラインの間に形成された連結部を含み、
   前記両面テープ本体は、前記ネイル本体の下部フレームの未粘着部分を除いた部分にのみ形成されており、前記未粘着部分は、前記ネイル本体の一端の未粘着部分、前記ネイル本体の他端の未粘着部分、前記ネイル本体の両側面の未粘着部分からなり、前記ネイル本体の一端の未粘着部分は、前記ネイル本体の一端からネイル長さの１／３ないし１／５０に該当する部分であり、前記ネイル本体の他端の未粘着部分は、前記ネイル本体の他端からネイル長さの１／７ないし１／１００に該当する部分であり、前記ネイル本体の両側面の未粘着部分は、前記ネイル本体の両側端からネイル幅の１／５ないし１／１００に該当する部分であり、
   前記離型紙は、前記両面テープ本体より広い面積を有し、前記両面テープ本体が、前記離型紙を外れないように、前記離型紙の上部に付着されており、前記離型紙には、前記離型紙を貫通する複数個の第２カッティングラインが備えられており、前記離型紙は、前記ネイル本体の一端側の外周面から突出するように連設された取っ手部分を含むことを特徴とするワンタッチ装着式人工ネイル。
2. 前記第２カッティングラインは、前記複数個の第１カッティングラインと上下方向に同じ位置に形成されたことを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
3. 前記デザイン層の上部には、コーティング層がさらに備えられ、
   ＡＳＴＭ Ｄ３３５９によるコーティング接着力テストの結果、前記デザイン層に塗布されるインク及び前記コーティング層の接着力は、３０％以下であることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
4. ＡＳＴＭ Ｄ５２３による光沢度テストの結果、前記コーティング層の光沢度は、５０以上であることを特徴とする請求項３に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
5. ＡＳＴＭ Ｄ３３６３による鉛筆硬度テストの結果、前記コーティング層の硬度は、１Ｂ以上であることを特徴とする請求項３に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
6. ＡＳＴＭ Ｄ９０３によってＳＵＳを利用した１８０゜剥離強度テストの結果、前記両面テープ本体の剥離強度は、３００ｇｆ／１０ｍｍ以上であることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
7. ＡＳＴＭ Ｄ９０３によってＡＢＳを利用した９０゜剥離強度テストの結果、前記両面テープ本体の剥離強度は、１００ｇｆ／１０ｍｍ以上であることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
8. 前記第２カッティングラインは、前記離型紙の外周面まで延設されることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
9. 前記離型紙は、引張強度が５ｋｇ／ｃｍ^２以上であることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
10. 前記離型紙の厚さは、３０μｍないし３００μｍであることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
11. 前記両面テープ本体の厚さは、１５０μｍないし８００μｍであることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
12. 前記離型紙の離型力は、５ｇｆ／５０ｍｍないし５００ｇｆ／５０ｍｍであることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
13. 前記離型紙は、ＰＥ、ＥＶＡ、ＰＰ、ＰＯＥ、及びＰＥＴのうち何れか１つであるか、これらの共重合体またはブレンドであることを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
14. 前記両面テープ本体は、基材層及び前記基材層の上部及び下部にそれぞれ結合された粘着剤層を含むことを特徴とする請求項１に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
15. 前記粘着剤層は、前記基材層の上部に位置した第１粘着剤層と前記基材層の下部に位置した第２粘着剤層とを含むが、
    前記第１粘着剤層と前記第２粘着剤層との粘着力が異なることを特徴とする請求項１４に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。
16. 前記基材層は、ＰＥＴ、ＰＥ、ＰＰ、ＥＶＡ、ＰＯＥ、及び不織布のうち何れか１つであることを特徴とする請求項１４に記載のワンタッチ装着式人工ネイル。