JP2006245416A - 搬送制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送装置の種類に限定されることなく、他の搬送装置による搬送が可能ならば、その搬送装置で搬送させることで、搬送システム全体を効率よく稼動させる。
【解決手段】複数の搬送装置21と複数の分岐装置22とを含む搬送システム20にネットワーク23を介して接続されており、搬送物を搬送する際の搬送経路の選択に関する制御を行うものであり、搬送先指示部12から、搬送物の識別番号(ロットNo.)と搬送物の搬送先(生産装置30)と搬送物を保管する分岐装置22とが評価値計算部14に指示され、この指示に基づき、評価値計算部14が、搬送物位置情報領域11cと搬送待機数情報領域11dと中継経路定義領域11bと分岐装置定義領域11aと装置稼動情報領域11eとに記憶した各情報を用いて、評価値を計算して、この評価値に基づき搬送経路決定部15が搬送経路を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の搬送装置と、前記搬送装置間を接続する複数の分岐装置とで構成される搬送システムに接続された搬送制御装置に関するものであり、特に、搬送物を搬送する経路である搬送経路を選定する際に、この搬送経路を構成する搬送装置および分岐装置の選択を効率的に行う搬送制御装置に関するものである。
搬送システムによって搬送される搬送物の一例として、半導体デバイスを製造する際に用いられるウエハがある。この半導体デバイスは、ウエハに対して、洗浄や成膜、レジストコーティング、露光、およびエッチングなどといった一連の製造工程を、定められた層の数だけ繰り返し行って、配線や回路素子を形成することで製造される。その後、このウエハを分断することで、最終的にチップとなる。
これらの製造工程は、例えば、処理内容別に設置された複数台の生産装置によってそれぞれ実施される。この場合、ロット(すなわち、搬送物であり、各製造工程が同時に実施される複数の基板(ウエハ)からなるもの。)は、所定の生産装置において第1製造工程を終えた後、搬送装置によってこの生産装置から複数の棚を保有した分岐装置に搬送され、この分岐装置において保管される。そして、このロットに対して第2製造工程を実施する際には、ロットは、搬送装置によって分岐装置から所定の生産装置へ搬送される。そして、この生産装置での処理終了後は、第3製造工程を実施する生産装置へロットを搬送するために、搬送装置によって第2製造工程を実施した生産装置から複数の棚を保有した分岐装置へロットが搬送される。
従って、搬送するロットが多くなると搬送装置が込み合うため、生産装置へ効率よくロットを搬送する手段が必要となる。このような手段の一例として、複雑かつ多岐である搬送経路を移動する台車を効率的に移動させる搬送システムの制御装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この制御装置は、搬送元ステーションであるストッカ前移載ポイントから搬送先ステーションである他のストッカ前移載ポイントに半導体ウェハを搬送する台車の搬送ルートを決定する装置であり、ストッカ前移載ポイントと分岐ポイントとのレイアウトに基づいて搬送元ステーションから搬送先ステーションへの搬送ルートを決定する決定回路と、決定回路に基づいて決定された搬送ルートにおける搬送の負荷量を算出する算出回路と、算出された負荷量が予め定められたしきい値を越えると渋滞情報を作成する作成回路と、台車が分岐ポイントに到着する度、到着した分岐ポイントから搬送先ステーションまでの搬送経路を、渋滞情報を考慮して再設定する設定回路とを含む構成となっている。
特開2004−207335号公報(第12頁および図1等参照)
しかしながら、前述の搬送システムの制御装置では、搬送装置が搬送車に限定されており、クレーンやコンベアなどといったその他の搬送装置には適用できない。また、この搬送システムの制御装置において使用される搬送定義テーブルでは、搬送元から搬送先までに経由する全ての中継ポイントが記載されているため、定義テーブルのデータ量が膨大になる。それにより、定義テーブルの変更が必要になった場合に時間を要するといった問題や、また、ミスが発生しやすいといった問題があった。
上記問題に鑑み、本発明では、搬送装置の種類に限定されることなく、他の搬送装置による搬送が可能ならば、その搬送装置で搬送させることで、搬送システム全体を効率よく稼動させることができ、また、搬送定義テーブルに関しては、搬送元(中継装置)と搬送先とをマトリックスで定義することにより、変更に要する時間を短縮することやミスを防ぐことができる搬送制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の搬送制御装置10は、図1に示すように、複数の搬送装置(例えば、第1搬送装置21aおよび第2搬送装置21b)21と、前記搬送装置間を接続する複数の分岐装置(例えば、第1分岐装置22aおよび第2分岐装置22b)22とを含む搬送システム20に、ネットワーク23を介して接続されている。搬送物を搬送する経路である搬送経路を選定する際に、この搬送経路を構成する搬送装置および分岐装置の選択に関する制御を行うものであり、各分岐装置22内に含まれる複数の分岐それぞれに付されている分岐番号と、各分岐の優先度とを含む分岐情報を、分岐装置22ごとに記憶する分岐情報記憶手段としての分岐装置定義領域11aと、搬送装置21および分岐装置22の利用順をマトリックスで定義したテーブルを示す情報を、搬送経路ごとに記憶する中継経路記憶手段としての中継経路定義領域11bと、搬送物の現在位置と搬送先とを示す情報を、搬送物ごとに記憶する位置情報記憶手段としての位置情報領域を含む搬送物位置情報領域11cと、前記分岐装置定義領域11aに記憶された情報と、前記中継経路定義領域11bに記憶された情報と、前記搬送物位置情報領域11cに記憶された情報とに基づいて、搬送物が到着した分岐装置22から次に使用しうる分岐装置22までのすべての搬送経路に関して評価値を計算する評価値計算手段としての評価値計算部14と、前記評価値計算部14によって計算された評価値に基づき、1つの搬送経路を選定する搬送経路決定手段としての搬送経路決定部15とを備えている。
このような搬送制御装置において、本発明では、搬送装置21によって搬送する搬送物の待機数を搬送装置21ごとに記憶する搬送待機数記憶手段としての搬送待機数情報領域11dをさらに備えており、評価値の計算に搬送物の待機数を変数として利用するものであってもよい。この場合には、搬送装置21の負荷を考慮した搬送経路を選択することができる。
さらに、搬送装置21と分岐装置22とを含む装置の稼動状態を示す装置稼動状態のフラグを装置ごとに記憶する装置稼動情報記憶手段としての装置稼動情報領域11eをさらに備えており、評価値の計算に装置稼動状態のフラグを変数として利用するものであってもよい。この場合には、搬送装置21の稼動状態を考慮した搬送経路を選択することができる。
さらにまた、経由した搬送装置21または分岐装置22の履歴を示す搬送履歴情報のフラグを搬送物ごとに記憶する搬送履歴情報記憶手段としての搬送履歴情報領域を搬送物位置情報領域11cにさらに備えており、評価値の計算に搬送履歴情報のフラグを変数として利用するものであってもよい。この場合には、搬送元の搬送装置21へ後戻りしない搬送経路を選択することができる。
本発明によれば、搬送装置の種類に限定されることなく、他の搬送装置による搬送が可能ならば、その搬送装置で搬送することで、搬送システム全体を効率よく稼動させることができ、また、搬送定義テーブルに関しては、搬送元と搬送先とをマトリックスで定義することにより、変更に要する時間を短縮することやミスを防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の搬送制御装置の一実施形態およびこの搬送制御装置が接続された搬送システムのシステム構成の一例を示す説明図である。
なお、本実施の形態においては、搬送システムの一例として、半導体デバイスの製造工程において用いられる搬送システムを用いて説明を行っている。
この半導体デバイスの製造工程において使用される搬送システム20は、複数の搬送装置21(第1搬送装置(図中「DL1」で示す)21aおよび第2搬送装置(図中「DL2」で示す)21b)と、複数の分岐装置22(第1分岐装置(図中「ST1」で示す)22aおよび第2分岐装置(図中「ST2」で示す)22b)とから構成されている。さらに、この搬送システム20には、例えば、LANやインターネットといったネットワーク23を介して、搬送制御装置10と、半導体デバイスに対して製造工程を実施する複数の生産装置30(例えば、第1生産装置(図中「PR1」で示す)30aおよび第2生産装置(図中「PR2」で示す)30b)とが接続されている。また、前記搬送装置21は、生産装置30と分岐装置22との間でウエハの搬送を行うものであり、前記分岐装置22は、仕掛りウエハ(すなわち、搬送物)を保管する複数の棚を保有しており、搬送経路の分岐点となるものである。
本実施の形態において、搬送システムがこのような構成を有しているため、搬送経路は、搬送装置、分岐装置および生産装置から構成されており、搬送元は、搬送装置、分岐装置または生産装置であり、搬送先は、分岐装置または生産装置である。
なお、図1においては、搬送装置21、分岐装置22および生産装置30が、それぞれ2台ずつ示されているが、台数はこれに限定されるものではない。
本実施の形態の搬送制御装置10は、搬送物位置情報領域11c、搬送待機数情報領域11d、中継経路定義領域11b、分岐装置定義領域11aおよび装置稼動情報領域11eから構成された、大容量のデータベース11を搭載している。これらの領域についての詳細な説明は後述する。また、これらの領域を記憶するデータベース11は、物理的に単一の装置に搭載する必要はなく、異なる装置に分散して配置されたデータベースによって実現してもよい。
さらに、搬送制御装置10は、搬送先指示部12と搬送情報管理部13と評価値計算部14と搬送経路決定部15と装置管理部16とを備えている。
搬送先指示部12は、各ウエハに対して次の製造工程を実施する生産装置30と、この製造工程後にウエハを保管する分岐装置22とを指示するものである。
搬送情報管理部13は、前記搬送先指示部12で指示した生産装置30および分岐装置22に関する情報を収集し、搬送物位置情報領域11cにロット単位で格納するとともに、装置管理部16によって管理しているロットの現在位置に関する情報を収集し、搬送物位置情報領域11cにロット単位で格納する。さらに、搬送情報管理部13は、装置管理部16によって管理している、搬送装置21ごとの搬送待ちのロット数(搬送物の待機数)に関する情報を収集し、搬送待機数情報領域11dに格納する。
評価値計算部14は、搬送物位置情報領域11c、搬送待機数情報領域11d、中継経路定義領域11b、分岐装置定義領域11aおよび装置稼動情報領域11eに格納されている情報を用いて、搬送経路の評価値を計算する。
搬送経路決定部15は、評価値計算部14において得られた評価値に基づき搬送経路を決定する。
装置管理部16は、搬送装置21および分岐装置22の稼動状態を監視しており、これら搬送装置および分岐装置の稼動状態に関する情報を収集し、この情報を装置稼動情報領域11eに格納する。また、装置管理部16は、搬送経路決定部15で選択した搬送経路に従い、搬送待ちのロットを管理しつつ、分岐装置22または生産装置30に対して搬送物を搬送するように指示する。
一方、生産装置30は、1つの製造工程に少なくとも1つ割り当てられており、ウエハが製造工程の順に各生産装置を通過すると同時に、このウエハに対して処理が施されることによって半導体デバイスが完成する。このとき、ウエハは、複数の生産装置30間にウエハを搬送する搬送装置21と、ウエハを保管するとともに搬送経路の分岐点となる分岐装置22とを経由する。
次の製造工程を実施する生産装置30と、この製造工程を実施した後にウエハを保管する分岐装置22とは、搬送先指示部12によって指示される。このとき、搬送情報管理部13は、生産装置30と分岐装置22とを示す情報を、ウエハ単位で搬送物位置情報領域11cに格納する。
評価値計算部14は、搬送先指示部12の指示によって、1つのウエハに対して所定の製造工程を実施する際にとり得るすべての搬送経路について、評価値を計算する。搬送経路決定部15は、この評価値に基づき、最適な搬送経路を決定し、この搬送経路を装置管理部16に指示する。
装置管理部16は、指示された搬送経路を構成する生産装置30、搬送装置21および分岐装置22に対して、ネットワーク23を通じてウエハの処理を指示する。この指示によって、ウエハは、保管されている分岐装置22(すなわち、搬送元)から、搬送装置21を経由して、生産装置30に搬送され、所定の製造工程が実施される。その後、この製造工程が終了すると、搬送装置21を経由して、搬送先である分岐装置22に運ばれ保管される。このとき、ウエハの位置情報は、生産装置30、搬送装置21および分岐装置22に到着した際に、ネットワーク23を通じて搬送物位置情報領域11cに順次格納される。
以上、搬送制御装置およびこの搬送制御装置が接続された搬送システムの構成と基本動作の概略を説明したが、以下に、搬送制御装置およびこの搬送制御装置が接続された搬送システムの動作について、図1〜図10を参照しながら説明する。
図2は、図1に示す搬送装置、分岐装置および生産装置のレイアウトの一例を示す説明図である。
なお、ここでは、搬送装置21として、第1搬送装置21a、第2搬送装置21b、第3搬送装置21c、第4搬送装置21d、第5搬送装置21eおよび第6搬送装置21fが配置されており、これら6台の搬送装置21には、DL1〜DL6といった個々の装置を識別するための装置名がそれぞれ割り当てられている。さらに、分岐装置22としては、第1分岐装置22a、第2分岐装置22b、第3分岐装置22c、第4分岐装置22d、第5分岐装置22eおよび第6分岐装置22fが配置されており、これら6台の分岐装置22には、ST1〜ST6といった個々の装置を識別するための装置名がそれぞれ割り当てられている。また、生産装置30としては、第1生産装置30a、第2生産装置30b、第3生産装置30c、第4生産装置30d、第5生産装置30e、第6生産装置30f、第7生産装置30g、第8生産装置30h、第9生産装置30i、第10生産装置30j、第11生産装置30k、第12生産装置30l、第13生産装置30m、第14生産装置30n、第15生産装置30oおよび第16生産装置30pが配置されており、これら16台の生産装置30には、PR1〜PR16といった個々の装置を識別するための装置名が割り当てられている。
具体的には、第1分岐装置22aと第2分岐装置22bとの間に第1搬送装置21aが配置されており、この第1搬送装置21aの両側に、第1生産装置30a、第2生産装置30b、第3生産装置30cおよび第4生産装置30dが配置されている。これにより、第1搬送装置21aによって、第1分岐装置22a、第2分岐装置22b、第1生産装置30a、第2生産装置30b、第3生産装置30cおよび第4生産装置30dに搬送物を搬送することができる。
また、第2分岐装置22bと第3分岐装置22cとの間に第2搬送装置21bが配置されており、この第2搬送装置21bの両側に、第5生産装置30e、第6生産装置30f、第7生産装置30gおよび第8生産装置30hが配置されている。これにより、第2搬送装置21bによって、第2分岐装置22b、第3分岐装置22c、第5生産装置30e、第6生産装置30f、第7生産装置30gおよび第8生産装置30hに搬送物を搬送することができる。
また、第1分岐装置22aおよび第4分岐装置22dの間に第3搬送装置21cが配置されており、この第3搬送装置21cによって、第1分岐装置22aおよび第4分岐装置22dに搬送物を搬送することができる。
また、第3分岐装置22cおよび第6分岐装置22fの間に第4搬送装置21dが配置されており、この第4搬送装置21dによって、第3分岐装置22cおよび第6分岐装置22fに搬送物を搬送することができる。
また、第4分岐装置22dと第5分岐装置22eとの間に第5搬送装置21eが配置されており、この第5搬送装置21eの両側に、第9生産装置30i、第10生産装置30j、第11生産装置30kおよび第12生産装置30lが配置されている。これにより、この第5搬送装置21eによって、第4分岐装置22d、第5分岐装置22e、第9生産装置30i、第10生産装置30j、第11生産装置30kおよび第12生産装置30lに搬送物を搬送することができる。
また、第5分岐装置22eと第6分岐装置22fとの間に第6搬送装置21fが配置されており、この第6搬送装置21fの両側に、第13生産装置30m、第14生産装置30n、第15生産装置30oおよび第16生産装置30pが配置されている。これにより、この第6搬送装置21fによって、第5分岐装置22e、第6分岐装置22f、第13生産装置30m、第14生産装置30n、第15生産装置30oおよび第16生産装置30pに搬送物を搬送することができる。
次に、本発明の搬送制御装置において実施される搬送制御方法の一例について説明する。
図3および図4は、図1に示す搬送制御装置によって実施される搬送制御方法の一例を示すフローチャートである。なお、図3中に示す「A」、「B」および「C」と図4中に示す「A」、「B」および「C」とは、互いに連携するものであり、図3に示すフローチャートと図4に示すフローチャートとで、1つの搬送制御方法を示している。
まず、搬送先指示部12は、搬送するロットのロットNo.(例えば、LOT001A)と、次の製造工程を実施する生産装置の装置名(例えば、PR10)と、製造工程終了後にロットを保管する分岐装置の装置名(例えば、ST5)とを示す情報を、評価値計算部14に対して送信する。
同時に、搬送先指示部12は、搬送情報管理部13に対しても、前記の搬送するロット(例えば、ロットNo.がLOT001Aのロット)の位置情報として、次の製造工程を実施する生産装置の装置名(例えば、PR10)と、製造工程終了後にロットを保管する分岐装置の装置名(例えば、ST5)とを示す情報を送信する(ステップS1)。
なお、「ロットNo.」とは、全てのロットで重複しないように投入時に各々のロットに割り振られた番号である。
ここで、搬送物位置情報領域11cに格納されているロット単位の搬送物位置情報の詳細内容について、図5を参照しつつ説明する。
図5は、搬送物位置情報領域11cに格納されているロット単位の搬送物位置情報の詳細内容を示す説明図である。
搬送物位置情報領域11cは、位置情報領域と搬送履歴情報領域とから構成されている。すなわち、図5に示すように、搬送物位置情報領域11cに格納されている搬送物位置情報500は、位置情報領域に格納されている位置情報501と、搬送履歴情報領域に格納されている搬送履歴情報502とから構成されている。この搬送物位置情報500は、ロットごとに作成されている。
例えば、位置情報501には、ロットを識別する情報であるロットNo.と、前記ロットを現在保管している装置(搬送元)を識別する情報である装置名と、次の製造工程実施後に、前記ロットを保管する装置(搬送先)を識別する情報である装置名と、次の製造工程を実施する生産装置(次の生産装置)を識別する情報である装置名と、搬送元から搬送先までの搬送経路内で、前記ロットが現在どの装置に位置しているのか(現在位置)を識別する情報である装置名とが含まれる。この位置情報501を形成する際、搬送情報管理部13は、搬送先指示部12から送信された前記ロットNo.(例えば、LOT001A)をキーとして、前記製造工程実施後にロットを保管する分岐装置の装置名(例えば、ST5)を搬送先に格納し、次の製造工程を実施する生産装置の装置名(例えば、RP10)を次の生産装置に格納する。また、位置情報501を更新する際、搬送情報管理部13は、位置情報501の現在位置に格納されている装置名を、位置情報501の搬送元に格納する。
一方、搬送履歴情報502には、搬送元から生産装置までの搬送経路で、どの分岐装置を通過したのかを示す搬送履歴情報のフラグ(例えば、「0」は通過したことを示し、「1」は通過していないことを示す。)が含まれる。
次に、評価値計算部14は、搬送するロットのロットNo.(例えば、LOT001A)をキーとして、位置情報501から現在位置の装置名(例えば、ST1)を取得する(ステップS2)。
次いで、評価値計算部14は、前記取得した装置名(例えば、ST1)が、分岐装置の装置名であるか否かを識別する(ステップS3)。この識別は、分岐装置定義領域11aに格納されている分岐装置定義情報において定義されている分岐装置の装置名と、前記取得した装置名とが一致するか否かで行われる。
ここで、分岐装置定義領域11aに格納されている分岐装置定義情報600の詳細内容について、図6を参照しつつ説明する。
図6は、分岐装置定義領域に格納されている分岐装置定義情報の詳細内容を示す説明図である。
分岐装置定義情報600は、図6に示すように、分岐装置数601と、分岐装置情報602と、分岐情報603とから構成される。なお、分岐装置情報602および分岐情報603については、第1分岐装置および第2分岐装置についてのみ図示されており、他の分岐装置については、省略されており、図示されていない。
例えば、分岐装置数601には、図2のレイアウト中に示した分岐装置の数が含まれる。
分岐装置情報602には、分岐装置を識別する情報である装置名と、分岐する数とが含まれる。この分岐装置情報602は、分岐装置数601と同数(図6では「6」)存在する。
分岐情報603は、分岐装置内で分岐を識別する情報である分岐No.(分岐番号)と、搬送経路を定義したテーブルを識別する情報であるテーブル名と、搬送経路を選択するための評価値計算に用いる、各分岐の優先度とが含まれる。この分岐情報603は、分岐数と同数存在する。
もし、ステップS2で取得した装置名(例えば、ST1)が分岐装置であると識別された場合(ステップS3での判断結果がYESである場合)、評価値計算部14は、装置名(例えば、ST1)が一致する分岐装置情報602の分岐数(Nbunki(例えば、2))を取得し(ステップS4)、ステップS5に進む。
一方、ステップS2で取得した装置名が分岐装置の装置名ではないと識別された場合(ステップS3での判断結果がNOである場合)には、現在ロットを保持している装置から次にロットを保持する装置(分岐装置または生産装置)までの搬送経路を、所定のテーブル(例えば、中継定義テーブル1)を参照して、取得する。その後、後述するステップS19に進む。
また、前記ステップS5では、ステップS4で取得した分岐数分、繰り返し処理を行うために、評価値計算部14は、分岐装置定義領域11aに設けられた分岐カウンタを初期化(Num=1)する。
評価値計算部14は、分岐カウンタ(Num=1)と一致する分岐No.(すなわち、1)の参照テーブル名(例えば、Table(Num)=中継定義テーブル1)と、優先度(例えば、Yusen(Num)=1)とを、分岐情報603から取得する(ステップS6)。
そして、評価値計算部14は、取得した参照テーブル名(例えば、Table(Num)=中継定義テーブル1)を用いて、搬送元(例えば、ST1)から、搬送先である生産装置(例えば、装置名が「PR10」の生産装置)または次の分岐装置までの搬送経路を取得する(ステップS7)。
ここで、中継定義テーブルの一例について、図7を参照しつつ説明する。
図7は、図2のレイアウトにおける、ロットを搬送する装置の順番を、マトリックスで定義したテーブルの一例を示す説明図である。
なお、このテーブルのテーブル名は、中継定義テーブル1である。
図7に示すように、テーブル701において、1行目は搬送先の装置名(PR1〜PR16およびST1〜ST6)で構成されており、1列目はFrom(起点)となる装置名(PR1〜PR16、ST1〜ST6およびDL1〜DL6)で構成されており、その他はFromから搬送先へ搬送する装置名で構成されている。
なお、本実施の形態では、搬送元であるST1から搬送先であるPR10までの搬送経路を取得する場合について説明する。
最初の中継装置は、ST1行、PR10列のDL3。2番目の中継装置は、DL3行、PR10列のST4。ST4は、分岐装置定義情報600で定義している分岐装置の装置名(図6では、第4分岐装置の分岐装置情報602および分岐情報603は省略されており、図示されていない。)と一致する。
従って、搬送経路は、ST1→DL3→ST4となる(すなわち、Del(Num,1)=DL3、Del(Num,2)=ST4)。
次に、評価値計算部14は、ステップS7で取得した搬送経路の到達装置(搬送先)が分岐装置(例えば、装置名が「ST4」の分岐装置)であるか否かを判断する(ステップS8)。もし、ステップS7で取得した搬送経路の到達装置が分岐装置(例えば、装置名が「ST4」の分岐装置)である場合(ステップS8での判断結果がYESである場合)、評価値計算部14は、ステップS2で取得した装置名(例えば、ST4)が示す分岐装置に関する搬送履歴情報のフラグ(例えば、Rereki(Num)=1)を取得する(ステップS9)。一方、ステップS7で取得した搬送経路の到達装置が生産装置の場合(ステップS8での判断結果がNOである場合)、評価値計算部14は、ステップS2で取得した装置名が示す分岐装置の搬送履歴情報のフラグを1(Rereki(Num)=1)にする(ステップS10)。
次に、評価値計算部14は、搬送待機数情報領域11dに格納している搬送待機情報に基づき、取得した搬送経路を構成する搬送装置(例えば、装置名が「DL3」の搬送装置)の搬送待機数(例えば、Wait(Num)=0)を取得する(ステップS11)。
ここで、搬送待機数情報領域11dに格納されている搬送待機情報800の一例について、図8を参照しつつ説明する。
図8は、搬送待機数情報領域に格納されている搬送待機情報の一例を示す説明図である。
搬送待機情報800は、図8に示すように、搬送システムを構成している全ての搬送装置それぞれについての、搬送を待機しているロットの数(搬送物の待機数)801を示す情報で構成されている。
次に、評価値計算部14は、搬送稼動情報領域11eに格納されている装置稼動情報から、取得した搬送経路を構成する搬送装置の装置名(例えば、DL3)と装置名が一致する装置稼動情報のフラグ(例えば、Stop1=1)と、取得した搬送経路を構成する分岐装置の装置名(例えば、ST4)と装置名が一致する装置稼動情報のフラグ(例えば、Stop2=1)とを取得する。さらに、これら2つの装置稼動情報のフラグを積算(例えば、Stop(Num)=Stop1×Stop2)する(ステップS12)。
ここで、搬送稼動情報領域11eに格納されている装置稼動情報900の一例について、図9を参照しつつ説明する。
図9は、搬送稼動情報領域に格納されている装置稼動情報の一例を示す説明図である。
装置稼動情報900は、図9に示すように、搬送システムを構成している全ての分岐装置の稼動状態を示す装置稼動情報のフラグ(例えば、0:停止、1:稼動中)901と、搬送システムを構成している全ての搬送装置の稼動状態を示す装置稼動情報のフラグ(例えば、0:停止、1:稼動中)902とで構成されている。
次に、取得した搬送経路を構成する分岐装置(例えば、装置名が「ST1」の分岐装置)から利用する搬送装置(例えば、装置名が「DL3」の搬送装置)を経由する搬送経路の評価値を次の評価式で計算する(ステップS13)。
<評価式>
評価値=(優先度+2/(搬送待機数+1))
×装置稼動情報のフラグ×搬送履歴情報のフラグ
例えば、本実施の形態においては、以下のような評価式となる。
Figure 2006245416
なお、この評価式は一例であり、搬送システムの構成や処理の過程によって変更するものである。
次に、評価値計算部14は、分岐カウンタを加算(例えば、Num=Num+1=2)する(ステップS14)。
次いで、評価値計算部14は、分岐カウンタ(例えば、Num=2)と、ステップS4で取得した分岐数(例えば、Nbunki=2)とを比較して、他の分岐を利用した搬送経路があるか否かを判断する(ステップS15)。
もし、分岐カウンタの方が分岐数よりも小さい場合には(ステップS15での判断結果がYESである場合には(すなわち、Num=<Nbunkiであれば)、他の分岐を利用した搬送経路があるので、ステップS6に戻り、前述の処理を繰り返す。
以下に、分岐カウンタの方が分岐数よりも小さいため、ステップS6からステップS15を再び実施する手順の一例について説明する。
まず、評価値計算部14は、前述した手順と同様の手順で、分岐カウンタ(例えば、Num=2)と一致する分岐No.(例えば、2)の参照テーブル名(例えば、Table(Num)=中継定義テーブル2)と、優先度(例えば、Yusen(Num)=0.3)とを、分岐情報603から取得する(ステップS6)。そして、ステップS7にて、ステップS6にて取得した参照テーブル名(例えば、Table(Num)=中継定義テーブル2)を用いて、搬送元(例えば、ST1)から、搬送先である生産装置(例えば、装置名が「PR10」の生産装置)または次の分岐装置までの搬送経路を取得する。
前記中継定義テーブル2の一例について、図10を参照しつつ説明する。この中継テーブル2は、図2のレイアウトにおいて、搬送装置DL3が使用できない場合を想定して、定義されたものである。
図10は、図2のレイアウトにおける、ロットを搬送する装置の順番を、マトリックスで定義したテーブルの他の例を示す説明図である。
ここでは、図7に示すテーブル701を用いて搬送経路を取得した場合と同様に、搬送元であるST1から搬送先であるPR10までの搬送経路を取得する場合について説明する。
図10に示すテーブル1001によれば、最初の中継装置は、ST1行、PR10列のDL1であり、2番目の中継装置は、DL1行、PR10列のST2となる。ST2は、分岐装置定義情報600で定義している分岐装置の装置名と一致する。
従って、搬送経路は、ST1→DL1→ST2となる(すなわち、Del(Num,1)=DL1、Del(Num,2)=ST2)。
次に、ステップS7で取得した搬送経路の到達装置が分岐装置であるか否かを判断する(ステップS8)。もし、ステップS7で取得した搬送経路の到達装置が分岐装置(例えば、装置名が「ST2」の分岐装置)である場合(ステップS8での判断結果がYESである場合)、評価値計算部14は、ステップS2で取得した装置名が示す分岐装置の搬送履歴情報のフラグ(例えば、Rereki(Num)=1)を取得する(ステップS9)。一方、ステップS7で取得した搬送経路の到達装置が生産装置の場合(ステップS8での判断結果がNOである場合)、評価値計算部14は、ステップS2で取得した装置名が示す分岐装置の搬送履歴情報のフラグを1(Rereki(Num)=1)にする(ステップS10)。
次に、評価値計算部14は、搬送待機数情報領域11dに格納している搬送待機情報に基づき、取得した搬送経路を構成する搬送装置(例えば、装置名が「DL1」の搬送装置)の搬送待機数(例えば、Wait(Num)=4)を取得する(ステップS11)。
次に、評価値計算部14は、搬送稼動情報領域11eに格納されている装置稼動情報から、取得した搬送経路を構成する搬送装置の装置名(例えば、DL1)と装置名が一致する装置稼動情報のフラグ(例えば、Stop1=1)と、取得した搬送経路を構成する分岐装置の装置名(例えば、ST2)と装置名が一致する装置稼動情報のフラグ(例えば、Stop2=1)とを取得する。さらに、これら2つの装置稼動情報のフラグを積算(例えば、Stop(Num)=Stop1×Stop2)する(ステップS12)。
次に、取得した搬送経路を構成する分岐装置(例えば、装置名が「ST1」の分岐装置)から利用する搬送装置(例えば、装置名が「DL3」の搬送装置)を経由する搬送経路の評価値を次の評価式で計算する(ステップS13)。
<評価式>
Hyouka(Num)=(0.3+2/(4+1))×1×1=0.7
次に、評価値計算部14は、分岐カウンタを加算(例えば、Num=Num+1=3)する(ステップS14)。
次いで、評価値計算部14は、分岐カウンタ(例えば、Num=3)と、ステップS4で取得した分岐数(例えば、Nbunki=2)とを比較して、他の分岐を利用した搬送経路があるか否かを判断する(ステップS15)。もし、分岐カウンタの方が分岐数よりも小さい場合には(ステップS15での判断結果がYESである場合には(すなわち、Num=<Nbunkiであれば))、他に分岐を利用した搬送経路があるので、ステップS6に戻り、前述の処理を繰り返す。
以上で、分岐カウンタの方が分岐数よりも小さいため、ステップS6からステップS15を再び実施する手順についての説明を終了する。
一方、分岐カウンタの方が分岐数よりも大きい場合には(ステップS15での判断結果がNOである場合には(すなわち、Num>Nbunkiであれば)、他の分岐を利用した搬送経路が無いことになり、次の処理はステップS17となる。
搬送経路決定部15は、ステップS13で算出した複数の搬送経路の評価値(Hyouka(Num))のうち、評価値が最も大きい搬送経路を選択する(ステップS17)。このとき、評価値が0ではなく、かつ、同じ値である場合は、優先度が最も大きい搬送装置を経由する搬送経路を選択する。また、評価値がすべて0の場合は、搬送履歴情報(Rereki(Num))が1の搬送装置を経由する搬送経路を選択する。例えば、ここでは、評価値が3の搬送経路を選択することになり、搬送経路はST1→DL3→ST4である。
続いて、搬送経路決定部15は、ステップS2で取得した装置名(例えば、ST1)が示す分岐装置の搬送履歴情報のフラグを0にする(ステップS18)。このように、搬送履歴情報を0にすることで、搬送が後戻りすることを防止する。
次に、決定した搬送経路に従ってロットを搬送するように、搬送管理部16が、ネットワーク23を通じて、搬送装置21または分岐装置22に指示する(ステップS19)。
もし、ステップS19で指示された搬送を実施する過程において、ロットが、搬送先である分岐装置(例えば、装置名が「ST5」の分岐装置)21または生産装置(例えば、装置名が「PR10」の生産装置)22に到達していなければ(ステップS20での判断結果がNOである間は)、ステップS3に戻り、前述した手順と同様の手順で処理を実施する。
一方、ロットが搬送先である分岐装置(例えば、装置名が「ST5」の分岐装置)21または生産装置(例えば、装置名が「PR10」の生産装置)22に到着すると(ステップS20での判断結果がYESになると)、搬送装置21または分岐装置22は、ネットワーク23を通じて、ロットが到着したことを搬送情報管理部13に連絡する。そして、搬送情報管理部13は、搬送物位置情報領域11cに格納している搬送物情報500の位置情報501の現在位置に、ロットが到着した装置(分岐装置22または生産装置30)の装置名を格納する(ステップS21)。なお、到着した装置が生産装置30である場合には、生産装置30において所定の製造工程が実施される。
次いで、搬送情報管理部13は、搬送物情報500の搬送履歴情報502のフラグを、全ての分岐装置22に関して、1にする(ステップS22)。
続いて、ステップS19で指示された搬送を実施する過程において、ロットが、搬送先である分岐装置(例えば、装置名が「ST5」の分岐装置)22に到達していなければ(ステップS23での判断結果がNOである間は)、生産装置(例えば、装置名が「PR1」の生産装置)から搬送先である分岐装置(例えば、装置名が「ST1」の分岐装置)へロットを搬送するために、ステップS3に戻り、前述した手順と同様の手順で処理を実施する。
その後、ロットが、搬送先である分岐装置(例えば、装置名が「ST5」の分岐装置)22に到達すれば、(ステップS23での判断結果がYESになれば)、1つの製造工程に関わる一連の搬送制御処理が終了する。
以上は半導体の製造工程における実施例を説明してきたが、本発明は半導体デバイスの製造に限定されず、例えば液晶デバイスなどの製造工程にも適用できる。また、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲で様々な形で実施可能である。
本発明の搬送制御装置の一実施形態およびこの搬送制御装置が接続された搬送システムのシステム構成の一例を示す説明図である。 図1に示す搬送装置、分岐装置および生産装置のレイアウトの一例を示す説明図である。 図1に示す搬送制御装置によって実施される搬送制御方法の一例を示すフローチャートである。 図1に示す搬送制御装置によって実施される搬送制御方法の一例を示すフローチャートである。 搬送物位置情報領域に格納されているロット単位の搬送物位置情報の詳細内容を示す説明図である。 分岐装置定義領域に格納されている分岐装置定義情報の詳細内容を示す説明図である。 図2のレイアウトにおける、ロットを搬送する装置の順番を、マトリックスで定義したテーブルの一例を示す説明図である。 搬送待機数情報領域に格納されている搬送待機情報の一例を示す説明図である。 搬送稼動情報領域に格納されている装置稼動情報の一例を示す説明図である。 図2のレイアウトにおける、ロットを搬送する装置の順番を、マトリックスで定義したテーブルの他の例を示す説明図である。
符号の説明
10 搬送制御装置
11 データベース
11a 分岐装置定義領域
11b 中継経路定義領域
11c 搬送物位置情報領域
11d 搬送待機数情報領域
11e 装置稼動情報領域
12 搬送先指示部
13 搬送情報管理部
14 評価値計算部
15 搬送経路決定部
16 装置管理部
20 搬送システム
21 搬送装置
22 分岐装置
23 ネットワーク
30 生産装置

Claims (4)

  1. 複数の搬送装置と、前記搬送装置間を接続する複数の分岐装置とを含む搬送システムに接続されており、搬送物を搬送する経路である搬送経路を選定する際に、この搬送経路を構成する搬送装置および分岐装置の選択に関する制御を行う搬送制御装置であって、
    各分岐装置内に含まれる複数の分岐それぞれに付されている分岐番号と、
    各分岐の優先度とを含む分岐情報を、分岐装置ごとに記憶する分岐情報記憶手段と、
    搬送装置および分岐装置の利用順をマトリックスで定義したテーブルを、搬送経路ごとに記憶する中継経路記憶手段と、
    搬送物の現在位置と搬送先とを示す情報を、搬送物ごとに記憶する位置情報記憶手段と、
    前記分岐情報記憶手段に記憶された情報と、前記中継経路記憶手段に記憶された情報と、前記位置情報記憶手段に記憶された情報とに基づいて、搬送物が到着した分岐装置から次に使用し得る分岐装置までのすべての搬送経路に関して評価値を計算する評価値計算手段と、
    前記評価値計算手段によって計算された評価値に基づき、1つの搬送経路を選定する搬送経路決定手段と、を備えることを特徴とする搬送制御装置。
  2. 前記搬送装置によって搬送する搬送物の待機数を搬送装置ごとに記憶する搬送待機数記憶手段を備えており、前記評価値の計算に搬送物の待機数を変数として利用することを特徴とする請求項1に記載の搬送制御装置。
  3. 前記搬送装置と前記分岐装置とを含む装置の稼動状態を示す装置稼動情報のフラグを装置ごとに記憶する装置稼動情報記憶手段を備えており、前記評価値の計算に装置稼動情報のフラグを変数として利用することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の搬送制御装置。
  4. 経由した前記搬送装置または前記分岐装置の履歴を示す搬送履歴情報のフラグを搬送物ごとに記憶する搬送履歴情報記憶手段を備えており、前記評価値の計算に搬送履歴情報のフラグを変数として利用することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の搬送制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010028090A (ja) * 2008-06-20 2010-02-04 Ihi Corp 処理設備、搬送制御装置及び搬送制御方法
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