JP5341248B1 - 加工検査装置におけるロットの処理順序管理システムおよび処理順序管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】処理順序管理システム10の演算手段11は、仕掛ロットテーブルD4において加工検査装置に関連付けられた各ロットを対象ロットとし、各対象ロットの次段加工検査装置を特定する。演算手段11は、次段加工検査装置において、各対象ロットの処理開始予定時刻を特定する。演算手段11は、各対象ロットの次段加工検査装置における処理開始予定時刻に基づき、仕掛ロットテーブルにおける各対象ロットの予定処理順位を変更する。
【選択図】図1
Description
前記処理順序管理システムは、ロットの処理が開始されたことを示す加工検査開始信号を受信する機能と、ロットの処理が完了したことを示す加工検査完了信号を受信する機能と、を備え、前記処理時間を計測する前記機能は、当該処理に関して、加工検査開始信号を受信した時刻から加工検査完了信号を受信した時刻までの時間を計測する機能であってもよい。
前記処理順序管理システムは、各加工検査装置において、レシピを同じくする処理が連続して行われる場合に、前の処理に係る加工検査完了信号を受信した時刻から後の処理に係る加工検査開始信号を受信した時刻までの遊び時間を計測する機能と、各加工検査装置について、複数の前記遊び時間の平均として平均遊び時間を算出する機能とをさらに備え、前記処理開始予定時刻を特定する前記機能は、さらに前記平均遊び時間に基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能であってもよい。
前記処理順序管理システムは、各前記加工検査装置について、段取り変更作業に要する段取り変更作業予測時間を記憶する機能を備え、前記処理開始予定時刻を特定する前記機能は、当該次段加工検査装置が段取り変更作業を要するか否かを判定する機能と、当該次段加工検査装置が段取り変更作業を要すると判定された場合に、その次段加工検査装置が最後に処理を開始したロットである直前処理ロットの処理開始時刻または処理完了時刻と、その次段加工検査装置の前記段取り変更作業予測時間とに基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能と、当該次段加工検査装置が段取り変更作業を要しないと判定された場合に、前記直前処理ロットの処理開始時刻または処理完了時刻と、当該次段加工検査装置の仕掛ロットテーブルとに基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能と、を含んでもよい。
前記トラベルフロー情報において、加工検査装置のそれぞれにレシピが関連付けられ、次段加工検査装置が段取り変更作業を要するか否かを判定する前記機能は、その次段加工検査装置が最後に処理を開始したロットに係るレシピを表す現段レシピと、その次段加工検査装置における当該対象ロットに係るレシピを表す次段レシピとを比較する機能と、前記現段レシピと前記次段レシピとが一致する場合に、次段加工検査装置は段取り変更作業を要しないと判定する機能と、前記現段レシピと前記次段レシピとが一致しない場合に、次段加工検査装置は段取り変更作業を要すると判定する機能と、を含んでもよい。
前記処理順序管理システムは、各加工検査装置における各段取り変更作業について、段取り変更作業時間を計測する機能と、各加工検査装置について、複数の前記段取り変更作業時間の平均として前記段取り変更作業予測時間を算出する機能と、をさらに備えてもよい。
前記トラベルフロー情報において、加工検査装置のそれぞれにレシピが関連付けられ、前記処理順序管理システムは、ロットの処理が開始されたことを示す加工検査開始信号を受信する機能と、ロットの処理が完了したことを示す加工検査完了信号を受信する機能と、を備え、前記段取り変更作業時間を計測する前記機能は、レシピの異なる処理が連続して行われる場合において、前の処理に係る加工検査完了信号を受信した時刻から後の処理に係る加工検査開始信号を受信した時刻までの時間を計測する機能であってもよい。
前記仕掛ロットテーブルにおける各対象ロットの順位を変更する前記機能は、各予定処理順位について処理完了予定時刻を算出する機能と、各対象ロットについて、前記処理完了予定時刻と、その対象ロットの次段加工検査装置の前記処理開始予定時刻とに基づき、許容下限順位を決定する機能と、前記仕掛ロットテーブルにおける各対象ロットの順位を、前記許容下限順位が高い順に変更する機能とを含んでもよい。
前記許容下限順位は、処理完了予定時刻が次段加工検査装置の処理開始予定時刻以降となる順位のうち最高の順位であってもよい。
実施の形態1.
図1に、本発明に係る処理順序管理システム10を含む構成を示す。処理順序管理システム10は、たとえば半導体の製造ラインに関連して設けられる。半導体の製造ラインは複数の工程モジュール20を含み、工程モジュール20はそれぞれ1つ以上の加工検査装置30を備える。このように、複数の加工検査装置30が製造ラインを構成する。
なお、製造される半導体の各ロットを処理する加工検査装置30の組み合わせおよび処理順序は、ロットごとに異なる場合がある。
加工検査開始信号X1は、その加工検査装置30が少なくとも1つのロットについて加工検査処理を開始したこと(あるいは加工検査処理を開始しようとしていること)を示す信号である。加工検査完了信号X2は、その加工検査装置30が少なくとも1つのロットについて加工検査処理を完了したことを示す信号である。加工検査開始信号X1および加工検査完了信号X2は、いずれも、当該加工検査装置30を特定する情報(たとえば装置番号)と、加工検査の対象となったロットのロット番号(複数ある場合にはロット番号のリスト)とを含む。
処理順序管理システム10は、周知のコンピュータとしての構成を有する。たとえば処理順序管理システム10は、演算を行う演算手段11と、情報を格納する記憶手段12とを備える。演算手段11はCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段12は半導体メモリおよびHDD(ハードディスクドライブ)等の記憶媒体を含む。また、とくに図示しないが、処理順序管理システム10は、使用者が情報を入力するために用いる入力手段として入力装置を備える。この入力装置は、たとえばマウスやキーボード等である。また、処理順序管理システム10は、使用者に対して情報を出力する出力手段として出力装置を備える。出力装置は、たとえば液晶ディスプレイ等の表示装置であるが、プリンタ等の印刷装置であってもよい。
図2は、トラベルフロー情報D1の構成の例を示す。トラベルフロー情報D1は、トラベルフローを識別するトラベルフロー番号と、そのトラベルフローにおける加工検査処理の内容とを関連付ける。なお、トラベルフロー番号は、進捗情報D2(図3に関連して後述)において各ロット番号に関連付けられる。
工程数は、そのトラベルフローにおける工程の数を表す。
工程情報は配列で表され、1つの工程について1つの要素が定義される。
処理段階は、そのトラベルフローにおける処理の進捗段階を表す。
作業名称は、その工程の種類を表す名称であり、たとえば「WET」「写真」「拡散」「エッチャー」等の文字列が指定される。
工程コードは、その工程を一意に識別する情報である。
使用可能な加工検査装置は、その工程において使用可能な加工検査装置30のリストである。リストに含まれる各加工検査装置は、装置番号によって一意に識別される。このように、トラベルフロー情報D1は、各ロットについて、そのロットを処理すべき加工検査装置の順序を表す情報であるということができる。
レシピIDは、そのロットに適用されるレシピを識別する情報であり、レシピ情報(図4、後述)のレシピIDに対応する。ここで、上述のようにレシピIDは処理段階ごとに定義されるので、加工検査装置のそれぞれにレシピが関連付けられることになる。なお、同じ加工検査装置が異なるトラベルフローに含まれる場合があり、また、同じトラベルフローの異なる工程に含まれる場合もあるが、そのような場合にはそれぞれ異なるレシピIDが関連付けられる場合もある。
プライオリティはそのロットの製造を急ぐべき優先度を表し、たとえば1であれば特急品に該当するロットであり、0であれば通常のロットである。
トラベルフロー番号は、トラベルフロー情報D1(図2)に定義されるトラベルフロー情報のうち、いずれがそのロットに対して適用されるかを表す。
上述のようなバッチ条件ID、バッチ位置IDおよびバッチ維持IDを付与する作業は、作業員が行ってもよく、処理順序管理システム10が行ってもよい。
作業名称および工程コードは、そのロットについて最後に処理を行った工程の作業名称および工程コードを表す。あるいは、作業名称および工程コードは、そのロットについて次に処理を行うべき工程の作業名称および工程コードを表してもよい。また、作業名称および工程コードは、トラベルフロー情報D1(図2)の作業名称および工程コードに対応している。
前回の処理に関する情報は、前回の処理の開始時刻と、前回の処理の完了時刻と、前回の処理に係るレシピIDとを含む。同様に、今回の処理に関する情報は、今回の処理の開始時刻と、今回の処理の完了時刻と、今回の処理に係るレシピIDとを含む。ここで、「今回の処理」とは、たとえば最後に開始された処理を意味し、「前回の処理」とは、その直前の処理を意味する。したがって、今回の処理は完了している場合もあれば完了していない(すなわち処理が進行中である)場合もある。図6の例では、装置番号DEVICE01およびDEVICE02については今回の処理が完了しており完了時刻が記録されているが、DEVICE03およびDEVICE04については今回の処理が完了しておらず完了時刻は空欄となっている。
処理時間に関する統計情報は、その加工検査装置において各加工検査処理に要した時間の平均値(平均処理時間)と、平均の対象となった加工検査処理の数を表す累積カウンタとを含む。図6の例では、装置番号DEVICE01を有する加工検査装置は、これまで5回の加工検査処理を完了しており、各加工検査処理に要した時間は平均して20分である。
異常データは、段取り変更作業時間および遊び時間について、平均の計算に用いられないデータ(異常値に係るデータ)を含む。形式はとくに示さないが、当業者であれば適宜設計可能である。
図8は、処理順序管理システム10の処理の流れを示すフローチャートである。処理順序管理システム10の動作は、演算手段11が加工検査開始信号X1を受信することに応じて開始される(ステップS1)。図8の処理は、加工検査開始信号X1を受信するごとに並列的に開始される。ステップS1〜S7およびS14は、この加工検査開始信号X1を送信した加工検査装置30について実行される処理であり、ステップS9〜S13は、その加工検査装置30の仕掛ロットリストにおけるロットごとに実行される処理である。
このステップS2の処理は次のようになる。
まず、加工検査開始信号X1に含まれている装置番号を参照し、その装置番号に関連して装置状態テーブルD5に記録されていた「今回の処理」を表す情報を取得して「前回の処理」を表す情報として記録しなおす。また、加工検査開始信号X1を受信した時刻を今回の処理の開始時刻として記録する。さらに今回の処理に係るレシピIDを記録する。レシピIDは、たとえば加工検査開始信号X1に含まれるロット番号に基づき、進捗情報D2およびトラベルフロー情報D1を参照して取得することができる。
まず、加工検査完了信号X2を受信した時刻を今回の処理の完了時刻として記録する。次に、今回の処理に係る処理時間を計測する。この計測は、たとえばステップS1で加工検査開始信号X1を受信した時刻からステップS3で加工検査完了信号X2を受信した時刻までの時間を計測することにより、行うことができる。たとえば、今回の処理に関して、完了時刻から開始時刻を減算することによって求められる。そして、当該加工検査装置の処理時間の平均値および累積カウンタを参照し、計測した処理時間に基づいて新たに平均値を計算する。たとえば、新たな平均値は、([平均値]×[累積カウンタ]+[計測した処理時間])÷([累積カウンタ]+1)として求められる。その後、新たな平均値を処理時間の平均値として記録し、累積カウンタを1だけ増加させる。
図9は、動作の説明のために、仕掛ロットテーブルD4(図5)から、一部の加工検査装置の情報を一部抜粋したものである。図9には、装置番号DEVICE01〜DEVICE04に対応する合計4台の加工検査装置の仕掛ロットリストが示されている。たとえば、DEVICE01に対して、次の処理の対象となるロットとしてLOT1〜LOT6の合計6ロットが記録されている。なお、DEVICE02〜DEVICE04については、仕掛ロットリストに図示したもの以外のロット番号が含まれていてもよい(以下で説明する動作には影響しない)。
たとえば図10に示すように、LOT1の次段加工検査装置はDEVICE02として特定される。図10は、動作の説明のために、トラベルフロー情報D1(図2)および進捗情報D2(図3)から、装置番号DEVICE01に対応する仕掛ロットリストに含まれるロットの情報を一部抜粋したものである。トラベルフロー情報D1を介して、各ロットについて、そのロットを処理すべき加工検査装置の順序が記憶されている。
‐手順1:当該加工検査装置の装置番号についての仕掛ロットリストに含まれる各ロット番号を取得する。この例では装置番号はDEVICE01であり、ロット番号は少なくともLOT1〜LOT6を含む。
‐手順2:取得した各ロット番号について、進捗情報D2(図3)においてそのロット番号に関連付けられているトラベルフロー番号および処理段階を取得する。この例では、LOT1はトラベルフロー番号TF1の処理段階4まで完了しており(したがって現在待機しているDEVICE01は第5処理段階の加工検査装置であり)、LOT2はトラベルフロー番号TF2の処理段階7まで完了している(したがって現在待機しているDEVICE01は第8処理段階の加工検査装置である)。
‐手順3:取得した各トラベルフロー番号について、トラベルフロー情報D1(図2)においてそのトラベルフロー番号に関連付けられている工程情報(配列)の、手順2で取得した処理段階+1番目の要素に含まれる「使用可能な加工検査装置」およびレシピIDを取得する。図10ではこの情報を「現段」の列に表す。この例では、LOT1に対してはDEVICE01のみが使用可能であり、用いるべきレシピIDはRecip01である。なお、ここで、「使用可能な加工検査装置」に当該加工検査装置が含まれない場合、すなわちその処理段階においてDEVICE01が使用できない場合には、直ちに加工検査処理を開始できないので、順序変更の対象ロットとはならない(図10にも示さない)。たとえば、あるロットLOT7が他の加工検査装置において処理中であり、したがってDEVICE01において直ちに加工検査処理を開始できない場合、このロットLOT7がDEVICE01の仕掛ロットリストに含まれていたとしても、ロットLOT07は順序変更の対象ロットとはならない。
‐手順4:手順3と同様にして、工程情報(配列)における次の処理段階番目の要素に含まれる「使用可能な加工検査装置」およびレシピIDを取得する。図10ではこの情報を「次段」以降の列に表す。この例では、LOT1の第6処理段階に対してはDEVICE02のみが使用可能であり、用いるべきレシピIDはRecip02である。
なお、次々段の情報は以下の説明ではとくに使用しない。(したがって、図10に相当するテーブルを演算手段11が構築する場合には、次々段に関する情報については取得を省略してもよい。)
図11は、各対象ロットについての処理開始予定時刻をまとめたものである。各時刻の具体的な特定方法は後に説明する。
このようにして得られる各予定処理順位における処理完了時刻をまとめると次のようになる。
‐順位1 … 12:20
‐順位2 … 12:50
‐順位3 … 13:20
‐順位4 … 13:50
‐順位5 … 14:20
‐順位6 … 14:50
‐LOT2について、処理開始予定時刻は12:30である。完了予定時刻が12:30以降となるのは順位2〜6であるが、このうち最高の順位は2である。よってLOT2の許容下限順位は2となる。
‐LOT3について、処理開始予定時刻は12:15である。完了予定時刻が12:15以降となるのは順位1〜6であるが、このうち最高の順位は1である。よってLOT3の許容下限順位は1となる。
‐LOT4について、処理開始予定時刻は13:30である。完了予定時刻が13:30以降となるのは順位4〜6であるが、このうち最高の順位は4である。よってLOT4の許容下限順位は4となる。
‐LOT5について、処理開始予定時刻は13:30である。完了予定時刻が13:30以降となるのは順位4〜6であるが、このうち最高の順位は4である。よってLOT5の許容下限順位は4となる。
‐LOT6について、処理開始予定時刻は13:15である。完了予定時刻が13:15以降となるのは順位3〜6であるが、このうち最高の順位は3である。よってLOT6の許容下限順位は3となる。
本発明の思想は、次段の処理開始予定時刻に基づいて許容下限順位を決定することにより、「処理を急ぐ必要性が低いロットを探し出し、その優先度を下げる」ことにあるということもできる。
加工検査開始信号X1および加工検査完了信号X2は、加工検査装置30以外から送信されてもよい。たとえば、作業者が特定の装置番号および特定のロット番号を指定し、加工検査開始信号または加工検査完了信号としての入力操作を処理順序管理システム10に対して行ってもよい。この場合、加工検査開始信号および加工検査完了信号の送受信は、必ずしも加工検査装置30における処理の開始および完了とは同期しなくともよい。
たとえば、実施の形態1では図2のトラベルフロー情報D1に含まれる「使用可能な加工検査装置」は、変形例として図4のレシピIDに関連付けられて定義されてもよい。この場合、ロット番号に基づいてトラベルフロー番号および処理段階を取得し、トラベルフロー番号および処理段階に基づいてレシピIDを取得し、レシピIDに基づいて使用可能な加工検査装置を取得することができる。
上述のような変形を施した場合においても、実施の形態1と同様に、図3の進捗情報D2は、ロットの工程が進む都度、最新のトラベルフロー情報D1やその他の情報を参照して更新される。
Claims (11)
- 複数の加工検査装置について、各加工検査装置におけるロットの処理順序を管理する、処理順序管理システムであって、
各ロットについて、そのロットを処理すべき加工検査装置の順序を表すトラベルフロー情報を記憶する機能と、
各加工検査装置について、その加工検査装置によって処理されるべきロットの予定処理順位を表す仕掛ロットテーブルを記憶する機能と、
各加工検査装置について、前記仕掛ロットテーブルにおいてその加工検査装置に関連付けられた各ロットを対象ロットとし、前記トラベルフロー情報に基づき、その対象ロットを処理すべき次の加工検査装置である次段加工検査装置を特定する機能と、
各前記次段加工検査装置において、当該対象ロットの処理開始予定時刻を特定する機能と、
各加工検査装置について、各対象ロットの次段加工検査装置の前記処理開始予定時刻に基づき、仕掛ロットテーブルにおける各対象ロットの予定処理順位を、処理を急ぐべきロットを優先するよう変更する機能と
を備える、処理順序管理システム。 - 前記トラベルフロー情報において、加工検査装置のそれぞれにレシピが関連付けられ、
前記処理順序管理システムは、
各加工検査装置における各ロットの処理について、処理時間を計測する機能と、
各レシピについて、複数の前記処理時間の平均として平均処理時間を算出する機能と
をさらに備え、
前記処理開始予定時刻を特定する前記機能は、さらに前記平均処理時間に基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能である、請求項1に記載の処理順序管理システム。 - 前記処理順序管理システムは、
ロットの処理が開始されたことを示す加工検査開始信号を受信する機能と、
ロットの処理が完了したことを示す加工検査完了信号を受信する機能と、
を備え、
前記処理時間を計測する前記機能は、当該処理に関して、加工検査開始信号を受信した時刻から加工検査完了信号を受信した時刻までの時間を計測する機能である、請求項2に記載の処理順序管理システム。 - 前記処理順序管理システムは、
各加工検査装置において、レシピを同じくする処理が連続して行われる場合に、前の処理に係る加工検査完了信号を受信した時刻から後の処理に係る加工検査開始信号を受信した時刻までの遊び時間を計測する機能と、
各加工検査装置について、複数の前記遊び時間の平均として平均遊び時間を算出する機能と
をさらに備え、
前記処理開始予定時刻を特定する前記機能は、さらに前記平均遊び時間に基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能である、請求項3に記載の処理順序管理システム。 - 前記処理順序管理システムは、各前記加工検査装置について、段取り変更作業に要する段取り変更作業予測時間を記憶する機能を備え、
前記処理開始予定時刻を特定する前記機能は、
当該次段加工検査装置が段取り変更作業を要するか否かを判定する機能と、
当該次段加工検査装置が段取り変更作業を要すると判定された場合に、その次段加工検査装置が最後に処理を開始したロットである直前処理ロットの処理開始時刻または処理完了時刻と、その次段加工検査装置の前記段取り変更作業予測時間とに基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能と、
当該次段加工検査装置が段取り変更作業を要しないと判定された場合に、前記直前処理ロットの処理開始時刻または処理完了時刻と、当該次段加工検査装置の仕掛ロットテーブルとに基づいて前記処理開始予定時刻を特定する機能と、
を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の処理順序管理システム。 - 前記トラベルフロー情報において、加工検査装置のそれぞれにレシピが関連付けられ、
次段加工検査装置が段取り変更作業を要するか否かを判定する前記機能は、
その次段加工検査装置が最後に処理を開始したロットに係るレシピを表す現段レシピと、その次段加工検査装置における当該対象ロットに係るレシピを表す次段レシピとを比較する機能と、
前記現段レシピと前記次段レシピとが一致する場合に、次段加工検査装置は段取り変更作業を要しないと判定する機能と、
前記現段レシピと前記次段レシピとが一致しない場合に、次段加工検査装置は段取り変更作業を要すると判定する機能と、
を含む、請求項5に記載の処理順序管理システム。 - 前記処理順序管理システムは、
各加工検査装置における各段取り変更作業について、段取り変更作業時間を計測する機能と、
各加工検査装置について、複数の前記段取り変更作業時間の平均として前記段取り変更作業予測時間を算出する機能と、
をさらに備える、請求項5または6に記載の処理順序管理システム。 - 前記トラベルフロー情報において、加工検査装置のそれぞれにレシピが関連付けられ、
前記処理順序管理システムは、
ロットの処理が開始されたことを示す加工検査開始信号を受信する機能と、
ロットの処理が完了したことを示す加工検査完了信号を受信する機能と、
を備え、
前記段取り変更作業時間を計測する前記機能は、レシピの異なる処理が連続して行われる場合において、前の処理に係る加工検査完了信号を受信した時刻から後の処理に係る加工検査開始信号を受信した時刻までの時間を計測する機能である、請求項7に記載の処理順序管理システム。 - 前記仕掛ロットテーブルにおける各対象ロットの順位を変更する前記機能は、
各予定処理順位について処理完了予定時刻を算出する機能と、
各対象ロットについて、前記処理完了予定時刻と、その対象ロットの次段加工検査装置の前記処理開始予定時刻とに基づき、許容下限順位を決定する機能と、
前記仕掛ロットテーブルにおける各対象ロットの順位を、前記許容下限順位が高い順に変更する機能と
を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の処理順序管理システム。 - 前記許容下限順位は、処理完了予定時刻が次段加工検査装置の処理開始予定時刻以降となる順位のうち最高の順位である、請求項9に記載の処理順序管理システム。
- コンピュータを、請求項1〜10のいずれか一項に記載の処理順序管理システムとして機能させるための処理順序管理プログラム。
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