JP2006240281A - 直液式筆記具 - Google Patents
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【解決手段】直液式筆記具1は、ペン先2と、前記ペン先2の後端に接続されるインキ吸蔵体3と、前記インキ吸蔵体3の後方に配置され、インキ8を直に貯溜するインキタンク7と、前記インキタンク7と前記インキ吸蔵体3との間を接続する連通管6とからなる。連通管6を複数備える。連通管6の各々の前端が開口されるとともにインキ吸蔵体3の内部前方に位置する。連通管6の各々の後端がインキタンク7内に開口される。ペン先2の後端がインキ吸蔵体3の内部前方に位置する。
【選択図】 図1
Description
ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部に位置されてなることを特徴とする直液式筆記具。
ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部に位置され、前記連通管の各々の前端の軸方向の位置が互いに等しく設定されてなることを特徴とする直液式筆記具。
ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部のペン先後端近傍に位置されてなることを特徴とする直液式筆記具。
ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部のペン先後端近傍に位置され、前記連通管の各々の前端の軸方向の位置が互いに等しく設定されてなることを特徴とする直液式筆記具。
ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端が前記インキ吸蔵体の内部前方に位置し、前記ペン先の後端が前記インキ吸蔵体の内部前方に位置してなることを特徴とする直液式筆記具。
前記ペン先の後端と前記連通管の各々の前端との間は、前記インキ吸蔵体を介してインキ流通可能に接続される構成1乃至5のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の前端をインキ吸蔵体の後端から前方に挿入し、インキ吸蔵体の内部を前方に押圧圧縮することによって、前記連通管の各々の前端近傍のインキ吸蔵体の密度を、前記連通管の各々の前端近傍以外の部分のインキ吸蔵体の密度よりも高く設定した構成1乃至6のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の前端近傍以外のインキ吸蔵体の空隙率が70%〜95%であり、前記連通管の各々の前端近傍以外のインキ吸蔵体の空隙率と、前記連通管の各々の前端近傍のインキ吸蔵体の空隙率との差が7%以上である構成7記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の前端を先鋭形状とした構成7記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の前端がその前端開口部を含む傾斜カット面からなる構成9記載の直液式筆記具。
前記インキ吸蔵体の前端から前記連通管の各々の前端までの軸方向の距離が、前記インキ吸蔵体全体の軸方向の長さの3%以上50%以下に設定される構成1乃至10のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記インキ吸蔵体の前端から前記連通管の各々の前端までの軸方向の距離が等しく設定される構成1乃至11のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の前端と前記ペン先の後端との軸方向の距離が10mm以内に設定される構成1乃至12のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の前端と前記ペン先の後端との間の間隔が等しく設定される構成1乃至13のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記インキ吸蔵体の前端面及び後端面が外気と連通される構成1乃至14のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の内部に、毛細間隙を備えたインキ吸収体を配置した構成1乃至15のいずれかに記載の直液式筆記具。
前記連通管の各々の側壁を互いに連結した構成1乃至16のいずれかに記載の直液式筆記具。
尚、本発明で、前記連通管6は、一定の剛性を備える点で、合成樹脂製または金属製であることが好ましい。また、前記連通管6の外周面及び内周面の横断面形状は、例えば、円形、楕円、または3角形、4角形等の多角形等、いずれであってもよい。また、前記連通管6の本数は、複数本(即ち2本以上)であればよく、例えば、2本、3本、4本、5本または6本等が挙げられる。また、前記連通管6の各々は、前後方向に延設され、その各々の内部に流通路62が前後方向に貫設される。また、前記複数本の連通管6とは、その内部に独立した複数の流通路62が並列に形成された構成であればよく、例えば、各々の連通管6が径方向に離隔した構成(図1乃至図5参照)、各々連通管6の側壁が互いに連結した構成(図6乃至図8参照)、または大径の連通管6aの内部に小径の連通管6bを配置した構成(図9参照)等が挙げられる。また、前記連通管6の各々の前端は、ペン先2を中心とする同一円周上に等間隔に位置することが好ましい。また、前記連通管6の各々の前端は、軸方向前方に開口してもよいし、径方向外方に開口してもよい。前記連通管6の各々の前端の形状は、例えば、傾斜カット面、垂直面、円錐面、凸曲面等が挙げられる。
尚、本発明で、前記インキ吸蔵体3は、インキを含浸可能な連続気孔を有する部材(即ち多孔質材料)からなるものであればよく、例えば、繊維束の熱融着加工体、繊維束の樹脂加工体、フェルトの樹脂加工体、フェルトのニードルパンチ加工体、合成樹脂の連続気泡体等が挙げられる。また、前記インキ吸蔵体3は、その外周面に合成樹脂フィルム等よりなる外皮を備える構成でもよい。また、前記インキ吸蔵体3の内部前方とは、インキ吸蔵体3の前半部の内部のことである。前記インキ吸蔵体3は、単一の部材であってもよいし、毛細管力の異なる複数の部材であってもよい。
尚、本発明で、前記ペン先2は、例えば、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、パイプ状ペン体、先端にスリットを有する万年筆型板状ペン体、毛筆ペン体、合成樹脂の多孔質気泡体、ボールペンチップ、軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体等が挙げられる。また、前記ペン先2の後端を構成する材料は、少なくとも、インキ吸蔵体3との適正な接続を可能にするために毛細間隙を備えた部材であればよく、例えば、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、合成樹脂の多孔質気泡体等の多孔質材料、または軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体が挙げられる。
尚、前記インキ吸収体63は、毛細間隙を備えるものであればよく、例えば、繊維束の樹脂加工体、繊維束の熱融着加工体、フェルト加工体、合成樹脂の多孔質気泡体等の多孔質材料、または軸方向のインキ誘導路を有する合成樹脂の押出成形体等が挙げられる。前記インキ吸収体63の毛細管力は、インキ吸蔵体3内部の連通管6の各々の前端近傍部分(高密度部31)の毛細管力よりも、小さく設定されることが好ましい。
本発明の第1実施例の直液式筆記具1を図1乃至図2に示す。
本実施例の直液式筆記具1は、ペン先2と、前記ペン先2後端に接続されるインキ吸蔵体3と、前記ペン先2を前端部で保持し且つ前記インキ吸蔵体3を内部に収容する吸蔵体収容部と、前記吸蔵体収容部の後方に取り付けられ且つ内部にインキ8を直に貯溜するインキタンク7と、前記吸蔵体収容部と前記インキタンク7とを区画する隔壁52と、前記隔壁52の前面より前方に突出され、インキ吸蔵体3の内部に突き刺し接続される複数本(具体的には2本)の連通管6とからなる。前記吸蔵体収容部は、前記ペン先2を保持する先部材4と、前記先部材4と前記インキタンク7とを接続する中間部材5とからなる。
前記ペン先2は、合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維等)の樹脂加工により得られる棒状体である。前記ペン先2の先端は、砲弾状に研削される。前記ペン先2の後端部外周面は、テーパ状に面取りされる。前記ペン先2の中間部は、環状溝21が形成される。
前記インキ吸蔵体3は、円柱状の合成樹脂製繊維(例えば、ポリエステル繊維)の加工体よりなる。前記インキ吸蔵体3の外周面には、円筒状の外皮が被覆されている。前記外皮は、合成樹脂製フィルム(例えはポリエチレンテレフタレート製フィルム)よりなる。前記インキ吸蔵体3の前端面の軸心にペン先2の後端が突き刺し挿入され、前記ペン先2の後端が前記インキ吸蔵体3の内部前方に位置される。
前記先部材4は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)の射出成形により得られる筒状体である。前記先部材4は、ペン先2外周面を保持する小径部41と、該小径部41より後方に連設され、インキ吸蔵体3の前部外周面を保持する大径部42とからなる。
前記中間部材5は、合成樹脂(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン等)の射出成形より得られる筒状体である。前記中間部材5は、前方に開口する前方筒部51と、該前方筒部51の底部に形成される隔壁52と、該隔壁52から後方に延設され且つ後方に開口する後方筒部53と、前記隔壁52前面から軸方向前方に突出される複数(具体的には2本)の連通管6とが一体に連設されてなる。本実施例では、隔壁52と連通管6とが一体に連設されているが、これ以外にも、別部材よりなる隔壁52と連通管6とを固着させる構成でもよい。
前記連通管6の各々の内部には、軸方向に流通路62が設けられ、前記流通路62が、前記連通管6の各々の両端にて開口される。前記連通管6の各々の前端は、インキ吸蔵体3の内部前方に開口され、前記連通管6の各々の後端は、インキ吸蔵体3後方のインキタンク7内に開口される。前記複数本の連通管6は、インキ吸蔵体3とインキタンク7との間に並列に配置されるため、インキ吸蔵体3と、その後方のインキタンク7との間に、独立した複数本の流通路62が並列に設けられる。
尚、本実施例において、前記インキ吸蔵体3全体の軸方向の長さLは、30mmに設定される。また、本実施例において、前記インキ吸蔵体3の前端から前記連通管6の各々の前端までの軸方向の距離S1,S2は、両者とも4mmに設定される。よって、前記インキ吸蔵体3の前端から前記連通管6の各々の前端までの軸方向の距離S1,S2は、前記インキ吸蔵体3全体の軸方向の長さLの13.3%(即ち3%〜50%の範囲内)である。また、本実施例において、前記連通管6の各々の前端と前記ペン先2の後端との軸方向の距離T1,T2は、両者とも1mm(即ち10mm以内)に設定される。
前記インキタンク7は、前端が開口し後端が閉鎖された有底筒状体であり、合成樹脂の射出成形またはブロー成形により得られる。前記インキタンク7内には、直にインキ8が貯溜される。前記インキタンク7内に貯溜されるインキ8は、水性インキ、油性インキのいずれであってもよい。
図3に本発明の第2実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1実施例と異なる点はペン先2の先端がチゼル形状を有する点、及び連通管6と隔壁52とが別部材によりなる点である。
図4に本発明の第3実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、ペン先2がボールペンチップよりなる。前記ペン先2は、先端に回転可能にボール22を抱持するホルダー23と、該ホルダー23内に挿着されるインキ誘導部材24とからなる。前記インキ誘導部材24は、棒状の合成樹脂製繊維の樹脂加工体からなり、その後端が、インキ吸蔵体3の前端より突き刺し挿入され、インキ吸蔵体3の内部前方に位置されている。また、先部材4の小径部41側壁には、空気孔44が穿設される。前記空気孔44により、外気と先部材4内の空気通路10とが連通される。尚、前記以外の構成は、第1実施例と同様の構成であるため説明を省略する。
図5に本発明の第4実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1実施例と異なる点は、繊維加工体よりなるインキ吸収体63を各々連通管6の流通路62内に収容した点である。前記インキ吸収体63の繊維密度(毛細管力)は、インキ吸蔵体3の高密度部31の繊維密度(毛細管力)よりも小さく設定される。前記インキ吸収体63を連通管6に収容したことによって、連通管6の外径及び内径を比較的大きく設定しても、連通管6の前端開口部の適正に液シールすることができる。その結果、連通管6の外径及び内径を太く設定でき、連通管6の折れ曲がり防止に有利となる。尚、前記以外の構成は、第1実施例と同様の構成であるため説明を省略する。
図6及び図7に本発明の第5実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1実施例と異なる点は、各々の連通管6の側壁を軸方向に延びる板状リブ64により互いに一体に連結した点である。それにより、各々の連通管6の屈曲強度が向上し、インキ吸蔵体3への安定した突き刺し挿入が得られる。尚、前記以外の構成は、第1実施例と同様の構成であるため説明を省略する。
これは、連通管6の各々の側壁を互いに連結した別の例である。即ち、この例では、1本の筒状体の内部を長手方向に延びる仕切壁により区画した構成、あるいは、別の言い方をすれば、横断面半月状の2本の連通管6を横断面円形状になるように一体に連結した構成である。それにより、筒状体の内部に横断面半月状の2本の流通路62が独立して並列に設けられる。
これは、大径の連通管6aの内部に小径の連通管6bを配置した構成の例である。この例では、大径の連通管6aの内周面と小径の連通管6bの外周面との間に横断面環状の流通路62が形成され、小径の連通管6bの内部に横断面円形状の流通路62が形成される。
図10に第6実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1実施例と異なる点は、連通管6の各々の前端が軸線に対して垂直面である点にある。尚、前記以外の構成は、第1実施例と同様の構成であるため説明を省略する。
図11に第7実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1実施例と異なる点は、連通管6の各々の前端が軸線に対して垂直面である点と、連通管6の各々の前端が、軸方向前方に開口せず、複数の窓孔65により径方向外方に開口している点にある。尚、前記以外の構成は、第1実施例と同様の構成であるため説明を省略する。
図12に第8実施例を示す。
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1実施例と異なる点は、連通管6の各々の前端が軸線に対して垂直面である点と、インキ吸蔵体3の軸心の貫通孔にペン先2の後部が圧入され、ペン先2の後端がインキ吸蔵体3の内部後方(インキ吸蔵体3の後半部の内部)に位置している点にある。尚、前記以外の構成は、第1実施例と同様の構成であるため説明を省略する。
2 ペン先
21 環状溝
22 ボール
23 ホルダー
24 インキ誘導部材
3 インキ吸蔵体
31 高密度部
32 低密度部
4 先部材
41 小径部
42 大径部
43 リブ
43a 規制壁部
43b 係止凸部
44 空気孔
5 中間部材
51 前方筒部
52 隔壁
52a 取付孔
52b 環状凸部
53 後方筒部
6 連通管
61 傾斜カット面
62 流通路
63 インキ吸収体
64 リブ
65 窓孔
6a 大径の連通管
6b 小径の連通管
7 インキタンク
8 インキ
9 隙間
10 空気通路
L インキ吸蔵体全体の軸方向の長さ
S1,S2 インキ吸蔵体の前端から連通管の前端までの軸方向の距離
T1,T2 連通管の前端とペン先の後端との軸方向の距離
Claims (17)
- ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部に位置されてなることを特徴とする直液式筆記具。
- ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部に位置され、前記連通管の各々の前端の軸方向の位置が互いに等しく設定されてなることを特徴とする直液式筆記具。
- ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部のペン先後端近傍に位置されてなることを特徴とする直液式筆記具。
- ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端がインキ吸蔵体内部のペン先後端近傍に位置され、前記連通管の各々の前端の軸方向の位置が互いに等しく設定されてなることを特徴とする直液式筆記具。
- ペン先と、前記ペン先の後端に接続されるインキ吸蔵体と、前記インキ吸蔵体の後方に配置され、インキを直に貯溜するインキタンクと、前記インキタンクと前記インキ吸蔵体との間を接続する連通管とからなる直液式筆記具であって、前記連通管を複数備え、前記連通管の各々の前端が開口され、前記連通管の各々の前端が前記インキ吸蔵体の内部前方に位置し、前記ペン先の後端が前記インキ吸蔵体の内部前方に位置してなることを特徴とする直液式筆記具。
- 前記ペン先の後端と前記連通管の各々の前端との間は、前記インキ吸蔵体を介してインキ流通可能に接続される請求項1乃至5のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の前端をインキ吸蔵体の後端から前方に挿入し、インキ吸蔵体の内部を前方に押圧圧縮することによって、前記連通管の各々の前端近傍のインキ吸蔵体の密度を、前記連通管の各々の前端近傍以外の部分のインキ吸蔵体の密度よりも高く設定した請求項1乃至6のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の前端近傍以外のインキ吸蔵体の空隙率が70%〜95%であり、前記連通管の各々の前端近傍以外のインキ吸蔵体の空隙率と、前記連通管の各々の前端近傍のインキ吸蔵体の空隙率との差が7%以上である請求項7記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の前端を先鋭形状とした請求項7記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の前端がその前端開口部を含む傾斜カット面からなる請求項9記載の直液式筆記具。
- 前記インキ吸蔵体の前端から前記連通管の各々の前端までの軸方向の距離が、前記インキ吸蔵体全体の軸方向の長さの3%以上50%以下に設定される請求項1乃至10のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記インキ吸蔵体の前端から前記連通管の各々の前端までの軸方向の距離が等しく設定される請求項1乃至11のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の前端と前記ペン先の後端との軸方向の距離が10mm以内に設定される請求項1乃至12のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の前端と前記ペン先の後端との間の間隔が等しく設定される請求項1乃至13のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記インキ吸蔵体の前端面及び後端面が外気と連通される請求項1乃至14のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の内部に、毛細間隙を備えたインキ吸収体を配置した請求項1乃至15のいずれかに記載の直液式筆記具。
- 前記連通管の各々の側壁を互いに連結した請求項1乃至16のいずれかに記載の直液式筆記具。
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