JP2006240165A - 印刷装置、印刷方法、プログラム、および印刷システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 印刷装置は、駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、ノズルからインクを吐出して媒体に印刷をする際に、温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、移動吐出動作と搬送動作との間に、移動吐出動作および搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、検出温度が第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、移動吐出動作の実行前に、キャップによりノズルの吐出口を閉塞して所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラとを備える。
【選択図】図19
Description
(A)媒体を搬送する搬送機構と、
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
(G)前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラと、
(H)を備えたことを特徴とする印刷装置である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
(G)前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラと、
(H)を備えたことを特徴とする印刷装置。
前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記メモリに記憶された前回の前記検出温度と、前記温度センサにより検出された今回の検出温度とを比較して、今回の検出温度が前回の前記検出温度を超えていないときには、前記第2の待機動作は実行しなくても良い。このように温度センサにより検出された今回の検出温度がメモリに記憶された前回の検出温度を超えていないときに、第2の待機動作を実行しないことにより、処理速度の向上を図ることができる。
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
(G)前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラと、
(H)を備え、
(I)前記素子が圧電素子により構成され、
(J)前記駆動信号出力部は、トランジスタにより構成された電流増幅回路を有し、
(K)前記所定時間が前記温度センサの前記検出温度に応じて異なる時間に設定され、
(L)前記所定時間よりも長い時間が前記温度センサの前記検出温度に応じて異なる時間に設定され、
(M)前記第1の待機動作は、前記移動吐出動作が実行される毎に、実行され、
(N)前記第2の待機動作は、前記ノズルが所定位置に移動したときに実行され、
(O)前記第2の待機動作は、前記媒体に印刷をする前に実行され、
(P)前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して前記媒体に印刷をする際に、前記温度センサの前記検出温度が前記第2の温度を超えていたときには、前記第2の待機動作の他に、前記第1の待機動作も実行し、
(Q)前記第1の待機動作または前記第2の待機動作が実行される際に前記温度センサにより検出された検出温度を記憶するメモリを備え、
前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記メモリに記憶された前回の前記検出温度と、前記温度センサにより検出された今回の検出温度とを比較して、今回の検出温度が前回の前記検出温度を超えていないときには、前記第2の待機動作は実行せず、
(R)前記駆動信号出力部は、前記駆動信号以外に、前記素子に前記インク吐出動作を行わせない程度に前記素子を振動させるための別の駆動信号を出力し、
(S)前記別の駆動信号は、前記第1の待機動作が実行されているときには出力され、
(T)前記別の駆動信号は、前記第2の待機動作が実行されているときには出力されないことを特徴とする印刷装置。
前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときに、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときに、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するステップと、
を有することを特徴とする印刷方法。
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
を備えた印刷装置において実行されるプログラムであって、
前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、
前記温度センサから検出温度を取得するステップと、
前記検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するステップとを実行することを特徴とするプログラム。
前記印刷装置は、媒体を搬送する搬送機構と、
前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラとを備えたことを特徴とする印刷システム。
本発明に係る印刷装置の実施の形態について、インクジェットプリンタ1を例にして説明する。図1〜図4は、そのインクジェットプリンタ1を示したものである。図1は、そのインクジェットプリンタ1の外観を示す。図2は、そのインクジェットプリンタ1の内部構成を示す。図3は、そのインクジェットプリンタ1の搬送部の構成を示す。図4は、そのインクジェットプリンタ1のシステム構成を示す。
紙検知センサ53により検知された媒体Sは、搬送ローラ17Aによって、印刷が実施されるプラテン14へと順次搬送される。搬送ローラ17Aの対向位置には、フリーローラ18Aが設けられている。このフリーローラ18Aと搬送ローラ17Aとの間に、媒体Sを挟み込むことによって、媒体Sをスムーズに搬送する。
プラテン14へと送り込まれた媒体Sは、ヘッド21から吐出されたインクによって順次印刷される。プラテン14は、ヘッド21と対向して設けられ、印刷される媒体Sを下側から支持する。
印刷が施された媒体Sは、排紙ローラ17Bにより順次、プリンタ外部へと排出される。排紙ローラ17Bは、搬送モータ15と同期に駆動されていて、当該排紙ローラ17Bに対向して設けられたフリーローラ18Bとの間に媒体Sを挟み込んで、媒体Sをプリンタ外部へと排出する。
次にこのインクジェットプリンタ1のシステム構成について説明する。このインクジェットプリンタ1は、図4に示すように、バッファメモリ122と、イメージバッファ124と、コントローラ126と、メインメモリ127と、通信インターフェース129と、キャリッジモータ制御部128と、搬送制御部130と、ヘッド駆動部132とを備えている。
図5は、ヘッド21の下面部に設けられたインクのノズルの配列を示した図である。ヘッド21の下面部には、同図に示すように、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色ごとにそれぞれ複数のノズル♯1〜♯180からなるノズル列、即ちシアンノズル列211C、マゼンダノズル列211M、イエロノズル列211Y、ブラックノズル列211Kが設けられている。
図6は、ヘッド21の駆動回路220の一例を示したものである。また、図7は、この駆動回路220の各信号を説明したタイミングチャートである。
図8は、ヘッド21の内部のインク吐出機構の一例を詳しく示したものである。ヘッド21は、同図に示すように、箱体状のケース240と、流路ユニット241とを備えている。流路ユニット241は、箱体状のケース240の先端部に接合されている。また、箱体状のケース240の内部には、振動子ユニット242が配設されている。この振動子ユニット242は、流路ユニット241内の圧力室243に圧力変動を生じさせてノズルn(♯1〜♯180)から滴状のインク(インク滴ともいう)を吐出させるようになっている。
次に前述したインクジェットプリンタ1の印刷動作について説明する。ここでは、「双方向印刷」を例にして説明する。図9は、インクジェットプリンタ1の印刷動作の処理手順の一例を示したフローチャートである。以下で説明される各処理は、コントローラ126が、メインメモリ127からプログラムを読み出して、当該プログラムに従って、キャリッジモータ制御部128や搬送制御部130、ヘッド駆動部132などを各々制御することにより実行される。
キャッピング装置35について詳しく説明する。図10は、キャッピング装置35を上から見た図である。図11は、キャッピング装置35を横から見た図である。これらの図と図2を用いて、キャッピング装置35について説明する。
次にこのような駆動信号ODRVを生成する駆動信号生成回路222について説明する。図12は、駆動信号生成回路222の一例を説明する構成図である。この駆動信号生成回路222は、基準信号生成回路258と、電流増幅回路260とを有している。基準信号生成回路258は、駆動信号生成回路222から出力される駆動信号ODRVの基準となる信号を生成する回路である。本実施形態では、この基準信号生成回路258が、メモリ262と、第1ラッチ回路264と、加算器266と、第2ラッチ回路268と、D/A変換器270(デジタルアナログ変換器)と、電圧増幅回路272とを有している。
前述した通り、駆動信号生成回路222は、基準信号生成回路258により生成された基準信号を電流増幅する電流増幅回路260として、2つのトランジスタQ1、Q2を有している。これらの2つのトランジスタQ1、Q2は、基準信号生成回路258から出力された基準信号を増幅して駆動信号ODRVを生成する際に、発熱する。この発熱によって、トランジスタQ1、Q2自身が高温状態になると、これら2つのトランジスタQ1、Q2が破損する虞がある。
2つのトランジスタQ1、Q2は、同図に示すように、それぞれパッケージ化されて2つの素子273A、273Bとして、基板274上に一体的に実装されている。基板274に実装された2つの素子273A、273Bには、ヒートシンク276が装着されている。つまり、2つのトランジスタQ1、Q2が収容された2つの素子273A、273Bは、実装された基板274と、ヒートシンク276との間に挟まれる形で設けられている。ヒートシンク276は、2つの素子273A、273Bと接触している。2つの素子273A、273Bの内部のトランジスタQ1、Q2がそれぞれ発熱すると、その熱が素子273A、273Bの外面を通じてヒートシンク276に伝熱されて放熱される。なお、図15Bは、ヒートシンク276を取り外したときの様子を示している。
次に、コントローラ126によるトランジスタQ1、Q2の破損防止について説明する。本実施形態では、コントローラ126は、媒体Sに対して印刷を施す際に、温度センサ88から検出温度を取得して、その検出温度に基づき、2つのトランジスタQ1、Q2が高温状態に陥っていないか否か判別する。ここで、2つのトランジスタQ1、Q2のうちの少なくともいずれか一方が高温状態に陥っていると判断した場合には、コントローラ126は、これら2つのトランジスタQ1、Q2の温度を下げるための冷却処理を実行する。ここでは、この冷却処理が、駆動信号生成回路222からの駆動信号ODRVの生成を停止することにより行う。つまり、駆動信号生成回路222により駆動信号ODRVを生成する動作を停止する。これにより、2つのトランジスタQ1、Q2による電流増幅動作が停止して、2つのトランジスタQ1、Q2の発熱を抑制することができる。また、この停止によって、2つのトランジスタQ1、Q2の放熱を図ることもできる。
この待機は、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に移動したときに各ノズル♯1〜♯180からインクを吐出して媒体に印刷を行う移動吐出動作毎に実行される待機動作である。すなわち、ノズル♯1〜♯180から媒体に向けてインクを吐出して印刷をするために、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動した後、所定時間、インクの吐出を中断して印刷処理を休止する。そして、インクの吐出を中断してから所定時間経過した後、再びキャリッジ41をキャリッジ移動方向に移動させてインクの吐出を行い、印刷処理を再開する。さらに、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動した後、再び、所定時間、インクの吐出を中断して印刷処理を休止する。このように、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動して各ノズル♯1〜♯180から媒体に向けてインクを吐出する動作が行われる都度、インクの吐出を中断する動作を行い、印刷処理を休止する。なお、この待機動作は、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に移動したときに各ノズル♯1〜♯180からインクを吐出して媒体に印刷を行う移動吐出動作と、搬送部(図3参照)による媒体の搬送動作との間に設定される。これによって、駆動信号生成回路222により駆動信号ODRVが生成される動作を一時的に停止することができる。したがって、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動する毎に、2つのトランジスタQ1、Q2の放熱を図ることができる。また、2つのトランジスタQ1、Q2の温度上昇を抑制することができる。
図17は、他の処理例について説明したものである。ここでは、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動する毎に、インクの吐出を中断して印刷処理を休止する動作を実行するのではなく、「往路印刷」および「復路印刷」が終了する毎に、インクの吐出を中断して印刷処理を休止する動作を実行している。すなわち、コントローラ126は、まず、媒体Sを給紙する給紙動作を実行し(S221)、「往路印刷」を実行して(S222)、「復路印刷」を実行した後(S223)、インクを吐出する動作を所定時間停止して印刷処理を休止する(S224)。さらに、コントローラ126は、再度、「往路印刷」を実行して(S225)、「復路印刷」を実行した後(S226)、再びインクを吐出する動作を所定時間停止して印刷処理を休止する(S227)。このようにしてコントローラ126は、「往路印刷」および「復路印刷」を実行する毎に(S228、S229、S230、S231)、印刷処理を休止する(S232)。このようにインクの吐出を中断して印刷処理を休止する動作については、「往路印刷」および「復路印刷」が実行される毎に、行われても良い。印刷すべきデータが無くなった後、コントローラ126は、排紙処理を行って(S235)、印刷処理を終了する。
この「キャッピング待機」とは、キャッピング装置35によりヘッド21をキャップして待機させる動作のことである。つまり、この「キャッピング待機」を実行する場合には、キャリッジ41を、キャッピング装置35が設けられたホームポジションまで移動する。そして、キャッピング装置35によりヘッド21を覆って各ノズル列211C、211M、211Y、211Kのノズル♯1〜♯180の吐出口を閉塞する。そして、このような閉塞状態を所定時間継続する。この間、駆動信号生成回路222により駆動信号ODRVが生成される動作は停止される。これにより、2つのトランジスタQ1、Q2の放熱を図ることができ、その温度上昇を抑制することができる。なお、このキャッピング待機動作は、ここでは、コントローラ126により実行されている。
「キャッピング待機」を実行する場合には、コントローラ126は、まず、キャリッジ41を、キャッピング装置35が設けられたホームポジションに向かって移動させる(S302)。次に、キャリッジ41がホームポジションに到達すると、キャッピング装置35が自動的にヘッド21を覆ってキャップするキャッピング動作を実行する(S304)。これによって、ヘッド21に設けられた各ノズル列211C、211M、211Y、211Kの各ノズル♯1〜♯180の吐出口を閉塞するキャッピングを開始する(S306)。ここで、駆動信号生成回路222による駆動信号ODRVの生成動作は停止されている。つまり、駆動信号生成回路222に構成された2つのトランジスタQ1、Q2による電流増幅動作が停止している。
このようにしてヘッド21をキャッピング装置35のキャッピングから開放した後、コントローラ126は、印刷処理を開始する(S312)。そして、処理を終了する。
本実施形態のコントローラ126は、これら(A)および(B)の2種類の待機動作を、温度センサ88からの検出温度に応じて区別して実行する。すなわち、ここでは、コントローラ126は、トランジスタQ1、Q2の温度が、さほど高い温度に達していないときには、(A)の「移動吐出動作毎の待機」を実行する。一方、トランジスタQ1、Q2の温度が非常に高い温度に達している場合には、コントローラ126は、(B)の「キャッピング待機」を実行する。ここで、コントローラ126は、温度センサ88からの検出温度に基づいて、(A)の「移動吐出動作毎の待機」を実行すべきなのか、(B)の「キャッピング待機」を実行すべきなのか判定する。
このように温度センサ88からの検出温度に応じて、(A)および(B)の2種類の待機動作を区別して実行することによって、スループットの低下を防止しつつトランジスタQ1、Q2の温度上昇を抑制することができる。
(A)の「移動吐出動作毎の待機」および(B)の「キャッピング待機」における各待機時間については、温度センサ88からの検出温度Tに応じて待機時間の長さが異なっていても良い。
図20は、温度センサ88からの検出温度Tに応じて異なる待機時間が設定された場合の一例について説明したものである。図20Aは、(A)の「移動吐出動作毎の待機」における待機時間について示し、図20Bは、(B)の「キャッピング待機」における待機時間について示している。
また、(B)の「キャッピング待機」の場合、図20Bにて説明するように、例えば、温度センサ88からの検出温度Tが85℃以上、90℃未満のときには、待機時間を15.0秒と設定する。また、温度センサ88からの検出温度Tが90℃以上、95℃未満のときには、待機時間を30.0秒と設定する。また、温度センサ88からの検出温度Tが95℃以上、100℃未満のときには、待機時間を60.0秒と設定する。
コントローラ126が、温度センサ88からの検出温度に基づいて、(A)の「移動吐出動作毎の待機」を実行すべきなのか、(B)の「キャッピング待機」を実行すべきなのか判定するタイミングとしては、次のようなものがある。
外部のコンピュータ140から印刷命令を受信した時や、印刷する媒体を給紙する時(給紙前後を含む)などを含む。媒体に対して印刷を開始する前に実行する。印刷を開始する前に、トランジスタQ1、Q2の温度をチェックして、必要に応じて待機動作を実行することで、トランジスタQ1、Q2が高温状態に陥るのを防ぐことができる。この他、印刷開始時としては、外部のコンピュータ140から印刷命令を受信した後、次の印刷命令を受信した時などを含む。
外部のコンピュータ140から送られてきた印刷命令に基づき、複数の媒体に対して印刷を実施する際に、媒体を印刷する毎に、トランジスタQ1、Q2の温度をチェックする。これによって、複数の媒体を連続して印刷するときに、トランジスタQ1、Q2の温度上昇を抑制して、トランジスタQ1、Q2が破損するのを防止することができる。
なお、コントローラ126による判定タイミングとしては、これら(1)または(2)以外のタイミングにてコントローラ126により判定が行われても良い。
(B)の「キャッピング待機」を実行するタイミングとしては、印刷開始前、例えば、給紙前後などにおいて実行することが考えられる。この他に、印刷中に実行しても良い。例えば、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動しながらノズル♯1〜♯180からインクを吐出してある媒体に対して印刷処理を行っている最中に、キャッピング待機動作を実行して、その後、印刷処理を再開するようにしても良い。つまり、キャリッジ41がキャリッジ移動方向に沿って移動しながらノズル♯1〜♯180からインクを吐出してある媒体に対して印刷処理を行う移動吐出動作の実行前であれば、印刷開始時でも、印刷処理中でもどちらでも構わない。
図21Aは、コントローラ126の他の処理例を説明するフローチャートである。ここでは、温度センサ88から取得した検出温度が75℃以上、100℃以下であるときに、取得した検出温度をメモリ等に記憶する。そして、温度センサ88から取得した検出温度が75℃以上、100℃以下であったときに、メインメモリ127等のメモリに記憶した前回の検出温度と比較する。そして、前回の検出温度よりも今回の検出温度が高い場合と、低いまたは同じ場合とで、それぞれ異なった待機動作を実行する。
本実施形態の駆動信号生成回路222にあっては、ノズル♯1〜♯180からインクを吐出させる動作をピエゾ素子に行わせるための駆動信号ODRVの他に、ノズル♯1〜♯180からインクが吐出されない程度にピエゾ素子を振動させるための微振動信号SDRVを出力することができる。
図23は、実際に連続して印刷処理を実行した場合のジャンクション温度Tjの変化のグラフである。グラフの縦軸は温度(℃)を示し、横軸は、印刷枚数を示す。
以上本実施形態に係るインクジェットプリンタ1にあっては、ノズル♯1〜♯180からインクを吐出して媒体に印刷をする際に、温度センサ88から検出温度を取得して、その検出温度に基づき、(A)の「移動吐出動作毎の待機」を実行すべきか否か、また(B)の「キャッピング待機」を実行すべきか否か判定するから、検出温度に応じた適切な冷却処理を行うことができる。これにより、トランジスタQ1、Q2の発熱による温度上昇を抑制しつつ、待機時間を短縮して処理速度(スループット)の向上を図ることができる。
次に、本発明に係る印刷システムの一実施形態として、印刷装置としてインクジェットプリンタ1を備えた場合を例に説明する。図25は、本発明に係る印刷システムの一実施形態の外観構成を示したものである。この印刷システム300は、コンピュータ140と、表示装置304と、入力装置306とを備えている。コンピュータ140は、パーソナルコンピュータなどをはじめとする各種コンピュータにより構成される。
以上、一実施形態に基づき、本発明に係る印刷装置についてインクジェットプリンタ1を例にして説明したが、上記の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更または改良され得るとともに、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に係る印刷装置に含まれるものである。
前述した実施形態の搬送機構にあっては、前述した構成の搬送機構に限らず、他の構成の搬送機構であっても良い。この場合、印刷対象となる媒体の種類等に応じた適当な搬送機構が採用されると好ましい。
前述した実施の形態では、移動吐出動作として、キャリッジが媒体に対して相対的に移動しながらノズルから媒体に向けてインクを吐出する動作を例にして説明したが、このような動作に限らない。すなわち、ここでいう「移動吐出動作」にあっては、搬送機構による搬送動作の合間に、媒体に対して相対的に移動しながら媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルであれば、どのようなタイプのノズルであっても構わない。
前述した実施の形態では、「ノズル」としてヘッド21に各色毎に、ここでは、シアン(C)、マゼンダ(M)、イエロ(Y)、ブラック(K)毎に、それぞれ直線状に複数並んで配置されたノズルが説明されていたが、ここでいう「ノズル」にあっては、必ずしもこのようなタイプのノズルに限らない。すなわち、媒体Sに向けてインクを吐出するノズルであれば、前述した実施形態のように、複数設けられている必要はなく、また各色ごとにそれぞれ直線状に配置されてノズル列を構成している必要はない。
前述の実施形態では、圧電素子としてピエゾ素子を用いてインクを吐出する機構が紹介されていたが、インクを吐出する機構にあっては、このような方式によりインクを吐出する機構に限られず、インクを吐出する機構であれば、例えば、熱等によりノズル内に泡を発生させることによってインクを吐出する方式や、その他各種方式、インクを吐出する機構であれば、どのような方式を採用していても構わない。
前述した実施の形態では、「インクを吐出させるための動作を行う素子」として、ピエゾ素子(圧電振動子)を用いた場合を例にして説明したが、「素子」にあっては、このようなピエゾ素子に限らない。つまり、インクを吐出させるための動作を行う素子であれば、どのような素子であっても構わない。
前述した実施の形態では、「ノズルからインクを吐出させるための動作」について、素子が伸縮する動作として説明していたが、「ノズルからインクを吐出させるための動作」にあっては、必ずしもこのような動作に限られない。すなわち、ノズル等から「ノズルからインクを吐出させるための動作」であれば、いかなる動作も「ノズルからインクを吐出させるための動作」に含まれる。
前述した実施の形態では、「駆動信号」として、図7や図22に示すような形状の波形を有する駆動信号を例にして説明したが、ここでいう「駆動信号」にあっては、このような形状の波形を有する駆動信号に限られない。すなわち、他の波形を有する駆動信号であっても、「インクを吐出させるための動作を素子に行わせるための信号」であれば、どのような信号であっても「駆動信号」に含まれる。
前述した実施の形態では、「駆動信号出力部」として、図12や図13、図14にて説明したような駆動信号生成回路222を例にして説明したが、ここでいう「駆動信号出力部」にあっては、必ずしもこのような駆動信号生成回路222に限られない。すなわち、駆動信号を出力可能であれば、どのようなタイプの駆動信号出力部であっても構わない。
使用するインクについては、顔料インクであっても良く、また染料インクなど、その他各種インクであっても良い。
インクの色については、前述したイエロ(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の他に、ライトシアン(LC)やライトマゼンダ(LM)、ダークイエロ(DY)をはじめ、例えば、レッドやバイオレット、ブルー、グリーンなど、その他の色のインクを使用しても良い。
前述した実施の形態では、「キャップ」として、キャリッジの移動によってヘッド21に設けられた各ノズル列211C、211M、211Y、211Kの各ノズル♯1〜♯180の吐出口を覆って閉塞するキャッピング装置35を例にして説明したが、ここでいう「キャップ」にあっては、必ずしもこのようなキャッピング装置35に限られない。すなわち、ヘッド等に設けられたノズルの吐出口を閉塞するのであれば、どのような形態のものであっても構わない。
前述した実施の形態では、印刷装置としては、前述したようなインクジェットプリンタ1の場合を例にして説明したが、このような印刷装置に限らず、他の方式によりインクを吐出するプリンタであっても良い。
媒体Sについては、普通紙やマット紙、カット紙、光沢紙、ロール紙、用紙、写真用紙、ロールタイプ写真用紙等をはじめ、これらの他に、OHPフィルムや光沢フィルム等のフィルム材や布材、金属板材などであっても構わない。すなわち、印刷対象となり得るものであれば、どのような媒体であっても構わない。
5 操作ボタン、6 表示ランプ、7 排紙トレイ、8 給紙トレイ、
13 給紙ローラ、14 プラテン、15 搬送モータ、17A 搬送ローラ、
17B 排紙ローラ、18A フリーローラ、18B フリーローラ、21 ヘッド、
31 ポンプ装置、35 キャッピング装置、41 キャリッジ、
42 キャリッジモータ、44 プーリ、45 タイミングベルト、
46 ガイドレール、48 インクカートリッジ、49 カートリッジ装着部、
51 リニア式エンコーダ、60 キャップ、62 スライダ、64 ガイド機構、
66 回転機構、68 復元機構、70 接触部、71 ガイド軸、72 ガイド、
73 ガイド穴、74 スライダ側部材、75 本体側部材、76 回転軸、
77 スライダ側バネ掛け部材、78 本体側バネ掛け部材、79 バネ、
80 突出部、81 吸引口、82 吸収体、88 温度センサ、
122 バッファメモリ、124 イメージバッファ、126 コントローラ、
127 メインメモリ、128 キャリッジモータ制御部、
129 通信インターフェース、130 搬送制御部、132 ヘッド駆動部、
134 ロータリ式エンコーダ、140 コンピュータ、
211Y イエロノズル群、211M マゼンダノズル群、
211C シアンノズル群、211K ブラックノズル群、
222 駆動信号生成回路、224 第1シフトレジスタ、
226 第2シフトレジスタ、228 ラッチ回路群、
230 データセレクタ、232 駆動信号生成回路、234 D/A変換器、
236 電圧増幅回路、240 ケース、241 流路ユニット、
242 振動子ユニット、243 圧力室、244 収容室、
245 流路形成基板、246 ノズルプレート、247 振動板、
248 共通インク室、249 インク供給路、250 インク供給管、
251 ステンレス板、252 弾性体膜、253 アイランド部、
254 ピエゾ素子、255 固定部材、258 基準信号生成回路、
260 電流増幅回路、262 メモリ、264 第1ラッチ回路、266 加算器、
268 第2ラッチ回路、270 D/A変換器、272 電圧増幅回路、
273A 素子、273B 素子、274 基板、276 ヒートシンク、
300 印刷システム、304 表示装置、306 入力装置、
308 キーボード、310 マウス、312 読み取り装置、
314 FDドライブ装置、316 CD−ROMドライブ装置、
318 CPU、320 メモリ、322 ハードディスクドライブ、
ODRV 駆動信号、PZT ピエゾ素子、PRTS 印刷信号、
PRT 印刷信号、SW スイッチ、n ノズル、
Q1 電圧上昇用トランジスタ、Q2 電圧降下用トランジスタ
Claims (17)
- (A)媒体を搬送する搬送機構と、
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
(G)前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラと、
(H)を備えたことを特徴とする印刷装置。 - 前記素子が圧電素子により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記駆動信号出力部は、トランジスタを備えた電流増幅回路を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置。
- 前記所定時間が前記温度センサの前記検出温度に応じて異なる時間に設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記所定時間よりも長い時間が前記温度センサの前記検出温度に応じて異なる時間に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第1の待機動作は、前記移動吐出動作が実行される毎に、実行されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第2の待機動作は、前記ノズルが所定位置に移動したときに実行されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第2の待機動作は、前記媒体に印刷をする前に実行されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して前記媒体に印刷をする際に、前記温度センサの前記検出温度が前記第2の温度を超えていたときには、前記第2の待機動作の他に、前記第1の待機動作も実行することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記第1の待機動作または前記第2の待機動作が実行される際に前記温度センサにより検出された検出温度を記憶するメモリを備え、
前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記メモリに記憶された前回の前記検出温度と、前記温度センサにより検出された今回の検出温度とを比較して、今回の検出温度が前回の前記検出温度を超えていないときには、前記第2の待機動作は実行しないことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の印刷装置。 - 前記駆動信号出力部は、前記駆動信号以外に、前記素子に前記インク吐出動作を行わせない程度に前記素子を振動させるための別の駆動信号を出力することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の印刷装置。
- 前記別の駆動信号は、前記第1の待機動作が実行されているときには出力されることを特徴とする請求項11に記載の印刷装置。
- 前記別の駆動信号は、前記第2の待機動作が実行されているときには出力されないことを特徴とする請求項11または12に記載の印刷装置。
- (A)媒体を搬送する搬送機構と、
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
(G)前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラと、
(H)を備え、
(I)前記素子が圧電素子により構成され、
(J)前記駆動信号出力部は、トランジスタにより構成された電流増幅回路を有し、
(K)前記所定時間が前記温度センサの前記検出温度に応じて異なる時間に設定され、
(L)前記所定時間よりも長い時間が前記温度センサの前記検出温度に応じて異なる時間に設定され、
(M)前記第1の待機動作は、前記移動吐出動作が実行される毎に、実行され、
(N)前記第2の待機動作は、前記ノズルが所定位置に移動したときに実行され、
(O)前記第2の待機動作は、前記媒体に印刷をする前に実行され、
(P)前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して前記媒体に印刷をする際に、前記温度センサの前記検出温度が前記第2の温度を超えていたときには、前記第2の待機動作の他に、前記第1の待機動作も実行し、
(Q)前記第1の待機動作または前記第2の待機動作が実行される際に前記温度センサにより検出された検出温度を記憶するメモリを備え、
前記コントローラは、前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記メモリに記憶された前回の前記検出温度と、前記温度センサにより検出された今回の検出温度とを比較して、今回の検出温度が前回の前記検出温度を超えていないときには、前記第2の待機動作は実行せず、
(R)前記駆動信号出力部は、前記駆動信号以外に、前記素子に前記インク吐出動作を行わせない程度に前記素子を振動させるための別の駆動信号を出力し、
(S)前記別の駆動信号は、前記第1の待機動作が実行されているときには出力され、
(T)前記別の駆動信号は、前記第2の待機動作が実行されているときには出力されないことを特徴とする印刷装置。 - 搬送機能による媒体の搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてノズルからインクを吐出する移動吐出動作を実行して前記媒体に印刷を施す際に、前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を素子に行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサから検出温度を取得するステップと、
前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときに、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときに、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するステップと、
を有することを特徴とする印刷方法。 - (A)媒体を搬送する搬送機構と、
(B)前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
(C)前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
(D)前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
(E)前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
(F)前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
を備えた印刷装置において実行されるプログラムであって、
前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、
前記温度センサから検出温度を取得するステップと、
前記検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するステップとを実行することを特徴とするプログラム。 - コンピュータと、このコンピュータに接続可能な印刷装置とを具備した印刷システムであって、
前記印刷装置は、媒体を搬送する搬送機構と、
前記搬送機構による搬送動作の合間に、前記媒体に対して相対的に移動しながら前記媒体に向けてインクを吐出する移動吐出動作を実行するノズルと、
前記ノズルから前記インクを吐出させるためのインク吐出動作を行う素子と、
前記素子に前記インク吐出動作を行わせるための駆動信号を出力する駆動信号出力部と、
前記駆動信号出力部またはその周辺の温度を検出する温度センサと、
前記ノズルの吐出口を閉塞するキャップと、
前記ノズルから前記インクを吐出して媒体に印刷をする際に、前記温度センサの検出温度が第1の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作と前記搬送動作との間に、前記移動吐出動作および前記搬送動作の双方を所定時間実行しない第1の待機動作を少なくとも1回実行し、前記検出温度が前記第1の温度よりも高い第2の温度を超えていたときには、前記移動吐出動作の実行前に、前記キャップにより前記ノズルの前記吐出口を閉塞して前記所定時間よりも長い時間待機させる第2の待機動作を実行するためのコントローラとを備えたことを特徴とする印刷システム。
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