JP2006228276A - ピックアップケースの支持構造およびディスク装置 - Google Patents

ピックアップケースの支持構造およびディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006228276A
JP2006228276A JP2005037568A JP2005037568A JP2006228276A JP 2006228276 A JP2006228276 A JP 2006228276A JP 2005037568 A JP2005037568 A JP 2005037568A JP 2005037568 A JP2005037568 A JP 2005037568A JP 2006228276 A JP2006228276 A JP 2006228276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pickup case
support
pickup
support structure
guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005037568A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Tanimoto
克彦 谷本
Yuusuke Akama
有祐 赤間
Takeshi Hamada
武志 濱田
Yohei Taguchi
洋平 田口
Hideaki Nozaki
英明 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP2005037568A priority Critical patent/JP2006228276A/ja
Publication of JP2006228276A publication Critical patent/JP2006228276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】記録再生装置のピックアップケースが大型化されても、振動によりピックアップケースの軸受とガイドシャフト間のガタから発生する異音を低減しつつ、ピックアップケースをガイドシャフトに沿って正確に移動することができるピックアップケース支持構造を提供する。
【解決手段】ピックアップケース310の両側部をそれぞれガイドシャフト321,322で支持し、ピックアップケース310をガイドシャフト321,322に、それぞれローラ61,72を介して支持した。ガイドシャフト321,322と弾性部材間との接触を転がり接触として、異音の低減に必要な付勢力を確保しつつ、ピックアップケースを移動させる為に必要な駆動力低減を図った。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ディスク状記録媒体に情報を記録および/または再生するピックアップケースの保持部をガイドシャフトで支持する支持構造およびこの支持構造を備えたディスク装置に関する。
従来、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、Blu−ray DiscあるいはHD―DVDなどのディスク状記録媒体を回転駆動し、情報を適宜読み出しあるいは記録するディスク装置が広く利用されている。
このディスク装置では、通常、ピックアップケース部の片側部に設けられた軸受部と他方のガイド部をシャフトによりそれぞれ案内されている。そしてその駆動方法は、ピックアップケースの軸受側に基端部が設けられた係合部材の先端がシャフトと平行に配置された送りねじ軸に係止されることにより行なわれている。
このような構成のディスク装置では、シャフトがピックアップケースの軸受と保持部を介して滑り接触されるものであり、この軸受構造としては種々のものが採用されている。
例えば軸受構造として、送りねじ軸に近接配置されたシャフトに2カ所の軸受を介して支持されているものがある。また、送りねじ軸に離隔配置された保持部は、シャフトに1カ所の略コの字型形状により他方の軸受を中心とした回動を制止する構造のものがある。
送りねじ軸側に配置された2カ所の軸受けは円筒状のメタル軸受けであり、シャフトとは滑り接触するものである。他方に配置された保持部はシャフトとの接触を確実にするために略コの字型形状の一方をシャフトに付勢する板ばねがピックアップケースに取付けられている。
近年のディスク装置の開発では、多様なDISC規格の対応、短波長化等の理由によりピックアップが大型化し、結果としてその重量も増加する傾向にある。また、インバランスのディスク状記録媒体の回転時に発生する自励振動により、軸受とシャフト間のガタに起因して異音が発生することがある。
これを解消するためには、軸受とガイドシャフト間の接触を確実にするために、弾性部材の付勢によりガタを取り除くことが考えられる。
前述の異音はピックアップケースの重量が増加した場合には、増大する傾向にあり、軸受とガイドシャフト間の付勢力を大きく設定する必要がある。ガイドシャフトと弾性部材間に滑り接触となる板ばねを使用した場合には、ガイドシャフトと弾性部材間の接触抵抗が大きくなり、ピックアップケースを安定して移動させる為には、弾性部材の追加前に対してより大きな駆動力が必要となる。ピックアップケースを移動させる駆動力に制限がある場合には、ピックアップケースがシャフトに沿って正確に安定して平行移動ができなくなり、ピックアップの正確な移動が阻害される。一方、ピックアップケースの駆動力に余裕がある場合でも、ガイドシャフトと弾性部材間の付勢荷重が大きい場合には、消費電力が増加するばかりでなく、弾性部材の削れ粉等がガイドシャフトと軸受部間に入り込む可能性が生じて、前述の不具合同様に、ピックアップの正確な移動が阻害される。
本発明の目的は、このような実情に鑑みて、ピックアップケースが大型化されても、軸受とガイドシャフト間のガタにより発生する異音を低減しつつ、ピックアップケースをガイドシャフトに沿って正確に移動することができるピックアップケースの支持構造およびディスク装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、ディスク状記録媒体に情報を記録および/または再生するピックアップを収容するピックアップケースの支持構造であって、前記ピックアップケースは、軸受部を有する一端の第一支持部と他端の第二支持部とを備え、これらの第一支持部と第二支持部との各々がガイドシャフトにより支持され、前記第一支持部に、前記ガイドシャフトに対して一方向に付勢する弾性部材を搭載した、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造ピックアップケースの支持構造である。
請求項9に記載の発明は、請求項1から請求項8のいずれかに記載されたピックアップケースの支持構造と、前記ディスク状記録媒体を回転駆動するディスク回転駆動手段と、前記ピックアップケースを前記ディスク回転駆動手段に対して近接離隔する移動機構とを備えた、ことを特徴としたディスク装置である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態におけるディスク装置の分解斜視図である。図2は、ディスク装置の枠体に回路基板および下ケースを取り付けた斜視図である。図3は、ベース部および動吸振部の斜視図である。
本実施形態では、ディスク状記録媒体として光ディスクに情報を記録および読み出すディスク装置としてのディスク装置を例示して説明するがこれに限られない。例えば携帯型のディスク装置やディスク装置を備えた映像データの録画などの記録や再生のための処理をする再生装置、記録装置あるいはゲーム機など、光ディスクに限らず、光磁気ディスクなどのいずれのディスク状記録媒体に各種情報を記録あるいは読み出す、いずれのディスク装置を対象とすることができる。また、ディスク状記録媒体の平面が略水平方向に沿って装着される利用形態で説明するが、平面が略鉛直方向に沿って装着される利用形態でも適用できる。
(ディスク装置の構造)
図1ないし図3において、ディスク装置100は、金属製のケース体10を有している。このケース体10は、下面および前面が2面に亘って開口する上ケース11と、この上ケース11の下面を閉塞する下ケース12と、上ケース11の前面を閉塞する化粧板13とを有している。
上ケース11は、長方形平板状の天板部11aと、天板部11aの長手方向の両側縁に略垂直で一連に折曲形成された側板部11bと、天板部11aの長手方向の一端縁に側板部11bと同方向に略垂直で一連に折曲形成された図示しない端板部とにより、下面および前面を開口して形成されている。この上ケース11の側板部11bの下端縁には、複数箇所、例えば2箇所内方に向けて折曲形成され図示しないねじ孔が穿設された取付片部11dが設けられている。
下ケース12は、上ケース11の天板部11aと略同形状の長方形平板状に形成されている。この下ケース12には、天板部11aの取付片部11dに対応して上方に向けて膨出するように屈曲され、ねじ孔12aが穿設された取付ダボ12bに設けられている。
化粧板13は、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS;Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)などの合成樹脂製の略板状に形成されている。この化粧板13には、一面に略垂直に突出され、先端部にそれぞれ上ケース11の側板部11bおよび下ケース12に係脱可能に係合する図示しない係合爪部が突設されている。また、化粧板13には、長手方向となる左右方向に長手状の窓部13aが開口形成されている。さらに、化粧板13には、スイッチ操作部13bと、動作確認窓13cとが設けられている。
ケース体10は、図2に示すような、剛性および絶縁性を有した例えばABSなどの合成樹脂製の筐体としての枠体15を備えている。この枠体15は、上ケース11、下ケース12および化粧板13にて内部に区画される内部空間内に配設されている。そして、枠体15は、上ケース11の側板部11bの内面に密着する側面部15aと、上ケース11の端板部の内面に密着する端面部15bと、側面部15aおよび端面部15bの内面側に内方に向けて突出する支持リブ15cと、側面部15aの端面部15bと反対側の端部に架橋するように設けられた開閉駆動配設部15dとを有し、軸方向の両端面を開口する略四角枠状に形成されている。また、枠体15の側面部15aには、上ケース11の取付片部11dおよび下ケース12の取付ダボ12b間に挾持されてねじ止めされる取付リブ部15eが設けられている。
枠体15には、本体部20が配設されている。この本体部20は、例えば金属製の平板枠状に形成された台座部21を有している。この台座部21は、一縁が上下方向に回動可能に他縁が枠体15の支持リブ15cに取り付けられている。この枠体15と台座部21との間には、台座部21の一縁に沿って、回動案内部22が取り付けられている。この回動案内部22は、台座部21が一体的にねじにて取り付けられる台座部21の一縁に沿って長手状の取付保持部22aと、この取付保持部22aの長手方向の両端部に略垂直に一体的に突設され先端が枠体15の側面部15aから突出する支持リブ15cに回動可能に軸支される一対の回動腕部22bとを有している。そして、台座部21は、回動案内部22により、回動が案内される。
台座部21は、図3に示すように、枠体15の支持リブ15cに取り付けられるベース部210と、このベース部210に対向して配設される動吸振体としての動吸振部220と、を備えている。
ベース部210は、略矩形平板枠状に形成され、4隅にフロートゴム211,212,213,214が設けられている。これらのフロートゴム211,212,213,214は、所定の肉厚寸法を有する略円筒状に形成されていて中心軸に取付孔部が形成されている。
これらのフロートゴム211,212,213,214は、枠体15の端面部15bから突出する支持リブ15cに設けられる支持ボス15fを取付孔部に嵌挿させ、支持ボス15fの先端側からビス止めなどして、枠体15に取り付けられる。この時、フロートゴム211,212は端面部15b側に形成される支持ボス15fに嵌挿され、フロートゴム213,214は化粧板13側の支持ボス15fに嵌挿される。
ベース部210は、化粧板13側の一縁が上下方向に回動可能に取り付けられる。そして、この回動により、光ディスク28をディスクトレイ16に載置して装置に格納した際に、ベース部210に設けられる後述する記録再生装置としてのピックアップ45がフォーカス方向、すなわち光ディスク28のディスク面に対して略垂直となる方向に移動可能となる。また、フロートゴム211,212,213,214は、ディスク装置100を駆動させた際に、光ディスク28がトレイ16の壁面や光ディスク28を格納するカートリッジなどに干渉しないサイズに形成されている。
ベース部210には、化粧板13側の一縁側に位置してディスク回転駆動手段25および移動手段31が設けられている。
このディスク回転駆動手段25は、例えばスピンドルモータなどの回転用電動モータ26と、この回転用電動モータ26の図示しない出力軸に一体的に設けられた一方の挾持部材としてのターンテーブル27とを有している。このターンテーブル27は、光ディスク28の中心に開口形成された軸孔28aに嵌挿する略円柱状の回転軸27aと、この回転軸27aの外周面にフランジ状に突設され光ディスク28の軸孔28a周縁が載置される鍔部27bとを有している。そして、ターンテーブル27の回転軸27aの先端部には、図示しない磁石が埋設されている。
移動手段31は、保持部310と、この保持部310の両端部をそれぞれ案内する一対のガイドシャフト321,322と、保持部310をガイドシャフト321,322に沿って往復動させる移動用電動駆動部33を備えている。
保持部310は、略平板状の保持部本体3100と、この保持部本体3100の一端部に2カ所形成され一方のガイドシャフト321を案内する第1ガイド部3101と、保持部本体3100の他端部に形成され他方のガイドシャフト322を案内する第2ガイド部3102とを備え、かつ、合成樹脂の射出成形等で一体成形された構造である。
保持部本体3100には、図示しない光源と、この光源からの光を収束するレンズと、光ディスク28から反射された光を検出する図示しない光センサとを備えた記録再生装置としてのピックアップ45が配設されている。
一対のガイドシャフト321,322は、互いに平行配置されており、かつ、台座部21の軸支された他縁から回動側の一縁へ向けた方向に沿って配設されている。
移動用電動駆動部33は、ベース部210に固定されたモータ330と、このモータ330に一端部が連結された送りねじ軸331とを備え、この送りねじ軸331は、ガイドシャフト321,322と平行に配置されるとともに、その他端部がベース部210に回動自在に支持されている。
保持部310の2カ所の第1ガイド部3101の間には送りねじ軸331の係合溝に係合する係合爪部34が取り付けられている。そのため、送りねじ軸331が回転することで、ピックアップ45が取り付けられた保持部310がガイドシャフト321,322に沿って往復動される。
図1において、枠体15には、この枠体15の内側に支持リブ15cの上方側で水平方向に進退可能に移動するディスクトレイ16が配設されている。このディスクトレイ16は、例えば合成樹脂にて略長方形板状に形成されたトレイ部本体16aを有している。このトレイ部本体16aの一面には、上方に向けて拡開する略円形凹状で光ディスク28が載置可能な平面部である平面16aaと、光ディスク28を収容する載置凹部16a1とが連続して形成されている。
トレイ部本体16aには、載置凹部16a1の略中央から外周縁に亘って本体部20のディスク回転駆動手段25およびピックアップ45に対応して開口する開口部16a2が形成されている。さらに、トレイ部本体16aには、移動するピックアップ45が接触することなく挿入可能な凹状で、開口部16a2の載置凹部16a1の外周側にこの開口部16a2に連続する開口部としての凹状の外側開口部としての凹部16a3が切欠形成されている。この凹部16a3は、収容空間18に収容された光ディスク28の最外周に記録された情報を読み取りあるいは最外周の位置に情報を記録する際にピックアップ45が光ディスク28の最外周に対応して位置してもトレイ部本体16aに当接しないように形成されている。そして、このトレイ部本体16aの長手方向の一縁には、化粧板13と同材質にて形成され、ケース体10の化粧板13の窓部13aを閉塞する長手板状の窓閉塞板部16bが着脱可能に取り付けられている。
枠体15には、開閉駆動配設部15dに位置して開閉駆動手段50が配設されている。この開閉駆動手段50は、互いに係合して開閉駆動配設部15dに回転自在に軸支された駆動伝達プーリ52、この駆動伝達プーリ52に係合する駆動伝達ギヤ53、およびこの駆動伝達ギヤ53に係合するとともにディスクトレイ16に係合する移動ギヤ54を有している。
開閉駆動手段50は、出入用電動モータ55を備えている。この出入用電動モータ55の出力軸55aにはプーリ56が一体的に設けられている。このプーリ56と駆動伝達プーリ52とには無端ベルト57が掛け渡され、出入用電動モータ55の駆動により、プーリ56、駆動伝達プーリ52、駆動伝達ギヤ53および移動ギヤ54が回転し、ディスクトレイ16が化粧板13の窓部13aから進退可能に移動される。
開閉駆動手段50は、枠体15の開閉駆動配設部15dに側面部15aの対向方向に沿って移動可能に配設された移動カム58を有している。この移動カム58は、台座部21に一体的に取り付けられた回動案内部22に係合するとともに、駆動伝達ギヤ53に係合し、出入用電動モータ55の駆動にて駆動伝達ギヤ53が回転すると、移動カム58が移動して台座部21を上下方向に回動させる。なお、移動カム58は、ディスクトレイ16が後退して枠体15内に位置する状態で台座部21を上方に回動させ、ディスクトレイ16が進退移動する際には、台座部21が下方に回動されてディスクトレイ16と干渉しないようになっている。
枠体15には、側面部15a間に架橋する状態でねじにて固定される回転子支持部材17が設けられている。この回転子支持部材17は、例えば金属板がプレス加工されて形成され、周縁が一面側に拡開する状態に傾斜して略薄型皿状に形成されている。そして、回転子支持部材17の一縁がディスクトレイ16の載置凹部16a1に対応する円弧状に形成され、載置凹部16a1を略覆って光ディスク28が収容される収容空間18を区画形成する。
回転子支持部材17には、円弧状の一縁の中心と略同位置となる略中央に、ディスク回転駆動手段25のターンテーブル27に対向する位置に上方に向けて凹状の支持凹部17aが設けられている。この支持凹部17aの略中央には、支持孔17bが開口形成されている。この回転子支持部材17の支持凹部17aには、他方の挾持部材としての回転子29が回転可能に載置されている。そして、回転子29は、略円盤状で、外周縁が支持孔17bの周縁に係合可能に形成されている。また、この回転子29には例えば金属板などの図示しない磁性材料が一体的に取り付けられ、回転子29はターンテーブル27の磁石の磁力にて光ディスク28をターンテーブル27との間で挾持する。
枠体15には、回路基板60が取り付けられている。この回路基板60は、枠体15に設けられた図示しない基板取付爪部により係脱可能に取り付けられる。回路基板60は、ケース体10の下ケース12と略同寸法の平板状で、枠体15の下面を閉塞して本体部20を覆うように取り付けられる。この回路基板60には、本体部20の動作を制御する制御回路が搭載されている。
(記録再生装置の支持構造)
図3において、ピックアップケースである保持部310は、その第1ガイド部3101がガイドシャフト321に対して第一支持部6を介して支持され、第2ガイド部3102がガイドシャフト322に対して第二支持部第二支持部7を介して支持されている。
これらの第一支持部6および第二支持部第二支持部7の具体的な構成が図4から図10に示されている。
図4は本実施形態の要部が示される平面図、図5は図4のV-V線断面図、図6は図4のVI-VI線断面図、図7は図4のVII-VII線断面図である。
図4から図6において、第一支持部6は、2箇所の第1ガイド部3101の間の中心に設けられたローラ61と、このローラ61を回転自在に支持し保持部310に取り付けられた取付部62とを備えている。
第1ガイド部3101にはガイドシャフト321を挿通する孔が形成され、この孔にはガイドシャフト321との間での摺動を円滑にするためのメタル軸受けが設けられている。
ローラ61はガイドシャフト321の周面にころがり接触するものであり、合成樹脂製の略円筒状部材から構成されている。
取付部62は、保持部310の2箇所の第1ガイド部3101の間に形成された薄板状部に固定された2枚の固定片621と、これらの固定片621に両端部が接続された板状の本体部622と、この本体部622の中心に起立して設けられた軸部取付片623とを備えて構成され、この軸部取付片623は板部623aにローラ61を回転自在に支持する軸部624が取り付けられた構造である。
この取付部62の具体的な構成が図8に示されている。
固定片621は、ねじ取付用の孔621aが形成されている。
本体部622は固定片621と同一平面上に形成されるものであって、ガイドシャフト321を挟んでローラ61と対向配置される(図6参照)。この本体部622はローラ61をガイドシャフト321に付勢する弾性部材として機能するものである。そして本体部622は、各部材の取付による荷重バラツキを抑えるようにバネ定数を小さくするため、その平面形状が蛇行して形成されている。
軸部取付片623の板部623aに対して軸部624がカシメ、接着、ねじ止めなどの適宜な方法で固定される。軸部624は、その先端にローラ61の抜け止め用突起が形成されている。
この取付部62は、弾性を有する金属製板材、例えば、板金をプレス成型して固定片621、本体部622および板部623aを形成し、その後、固定片621および本体部622に対して板部623aを折り曲げ、この板部623aに、予めローラ61を装着し軸部624を取り付けて製造される。
図4、図6および図7には第二支持部7が示されている。これらの図において、第二支持部7は、第2ガイド部3102とはガイドシャフト322を挟んで対向配置されたローラ71と、このローラ71を回転自在に支持し保持部310に取り付けられた取付部72とを備えている。
ローラ71はガイドシャフト322の周面にころがり接触するものであり、合成樹脂製の略円筒状部材から構成されている。
取付部72は、保持部310の底面側に一端が固定された固定片721と、この固定片721の他端に接続された板状の本体部722と、この本体部722の先端側に起立して設けられた軸部取付片723とを備えて構成され、この軸部取付片723は板部723aにローラ71を回転自在に支持する軸部724が取り付けられた構造である。
この取付部72の具体的な構成が図9に示されている。
固定片721は、平板の一部を折り曲げて形成されたものであり、保持部310の接する平面部には取付部72を保持部310にねじ止めするためにねじが挿通するねじ取付用の孔721aが形成されている。
本体部722は固定片721と連続形成されるものであって、ローラ71を挟んでガイドシャフト322と対向配置される(図7参照)。この本体部722はローラ71をガイドシャフト322に付勢する弾性部材として機能するものである。
軸部取付片723の板部623aに対して軸部724が接着、ねじ止めなどの適宜な方法で固定される。軸部724は、その先端にローラ71の抜け止め用突起が形成されている。
この取付部72は、弾性を有する金属製板材、例えば、板金をプレス成型して固定片721、本体部722および板部723aを形成し、その後、固定片721の一部を折り曲げるとともに、固定片721および本体部722に対して板部723aを折り曲げ、この板部723aに、予めローラ71を装着し軸部724を取り付けて製造される。
第2ガイド部3102は図5および図7に示される通り、2カ所の突出部を有する断面略コ字形に形成されており、そのうち一方の突出部にはガイドシャフト322と摺動する摺動部材8が取り付けられている。
この摺動部材8はローラ71のガイドシャフト322を挟んで略対向する位置に配置されており、突出部が嵌合されるように外形が長方形の各筒状に形成されている。
また図4に示されるように、第一支持部第一支持部6におけるローラ61はガイドシャフト321の周面に所定の付勢力をもって付勢されており、第二支持部第二支持部7におけるローラ71はガイドシャフト322の周面に所定の付勢力をもって付勢されている。本実施の形態においては、ローラ71による付勢力は、ローラ61による付勢力よりも大きく設定されることがさらに好ましい。第二支持部第二支持部7におけるシャフトとのクリアランスは第一支持部第一支持部6におけるシャフトとのクリアランスよりも大きいからである。
(ディスク装置の動作)
ディスク装置100では、モータ330が回動すると、送りねじ軸331が回転する。すると、この送りねじ軸331の周面に係合されている係合爪部34を介して保持部310がガイドシャフト321,322の軸方向に沿って移動する。
この保持部310はピックアップ45を装着しており、このピックアップ45が移動することで、回転している光ディスク28に記録されている情報が読み取られ、あるいは、光ディスク28に情報が記録される。
保持部320がガイドシャフト321,322の軸方向に沿って移動する際、第一支持部6のローラ61がガイドシャフト321に付勢されながらころがり接触し、第二支持部7のローラ71がガイドシャフト322に付勢されながらころがり接触するとともに第2ガイド部3102の摺動部材8で摺動する。
ここで、外からの力で保持部310がローラ61,71から離隔する方向に動いても、ガイドシャフト321は第1ガイド部3101のメタル軸受けで動きが規制され、ガイドシャフト322は第2ガイド部3102の摺動部材8とローラ71とで挟持されることで動きが規制される。これらのメタル軸受けや摺動部材8はガイドシャフト321,322に対して円滑に摺動する。
(ディスク装置における作用効果)
上述したような本実施形態のディスク装置100では、ピックアップケースである保持部310は、軸受部を有する第一支持部6と第二支持部7とを備え、これらの第一支持部6と第二支持部7との各々がガイドシャフト321,322により支持され、第一支持部6に、ガイドシャフト321,322に対して一方向に付勢する弾性部材を搭載した。そのため、最も必要な箇所において弾性部材の付勢によりガタを取り除くことが可能となったので、ピックアップケースが大型化されても、軸受とガイドシャフト321,322の間のガタにより発生する異音を低減しつつ、ピックアップケースをガイドシャフトに沿って正確に移動することができる
しかも、第一支持部6は2つの軸受部を有し、弾性部材は2つの軸受部の中央部を付勢するように配置されているため、弾性部材による付勢力は2つの軸受部に均等に伝達されるので、ピックアップケースの移動を円滑にすることができる。
さらに、ディスク装置100では、ピックアップ45が取り付けられた保持部310の両側部をそれぞれガイドシャフト321,322で支持し、保持部310をガイドシャフト321,322にローラ61,72を介して支持した構造とした。そしてガイドシャフト321,322と弾性部材との接触を、従来の滑り接触に代えてローラ61,71を用いた転がり接触に代えたので、これらの間での摩擦抵抗がより少なくなる。従って、保持部310やピックアップ45が大型化されても、保持部310およびピックアップ45のガイドシャフト321,322に沿った正確な移動が確保でき、さらには自励振動に起因して生じる異音の発生も抑制できる。またピックアップ45の正確な移動が確保されることにより、ピックアップ45による情報の読み取り書き込みもより正確に行うことができる。
ローラ61,71と保持部310との間にはローラ61,71をガイドシャフト321,322に向けて付勢する弾性部材としての取付部62,72の本体部622,722が設けられているから、外力などに起因してローラ61,71と保持部310との間にずれが生じても、弾性部材によってローラ61,71がガイドシャフト321,322に追従する。従って、この点からも、保持部310およびピックアップ45のガイドシャフト321,322に沿った正確な移動が確保できる。
保持部310は、ガイドシャフト321,322を案内するガイド部3101,3102を備えた。そのため、ローラ61,71がガイドシャフト321,322から離隔しようとしても、それをガイド部3101,3102が規制するため、装置に外力が加わっても、誤ってローラ61,71がガイドシャフト321,322から外れることがない。
保持部310の第1ガイド部3101がガイドシャフト321に対して第一支持部6を介して支持され、この第一支持部6はローラ61を回転自在に支持する取付部62を備えている。この取付部62は、保持部310の2箇所の第1ガイド部3101の間に形成された薄板状部に固定された2枚の固定片621と、これらの固定片621に両端部が接続された板状の本体部622と、この本体部622の中心に起立して設けられた軸部取付片623とを備えて構成され、この軸部取付片623は板部623aにローラ61を回転自在に支持する軸部624が取り付けられた構造である。そのため、ローラ61を介して取付部62に荷重がかかっても、取付部62は軸部取付片623を中心として左右対象な形状とされているので、この荷重が2カ所の固定片621に均等に支持されることになる。従って、特定箇所に荷重が集中することで、取付部62が破損などすることが生じない。しかも、板金などによって取付部62を容易に製造することができるので、ディスク装置100の製造コストを低いものにできる。
本体部622は蛇行した平面ばねから形成されているので、ローラ61の固定片621に対して平行に変位させることができる。そのため、ローラ61が傾いてガイドシャフト321に当接することがないので、保持部310およびピックアップ45の移動が円滑に行われる。
第1ガイド部3101は取付部62を挟んで2カ所設けられているから、保持部310がピックアップ45のレンズ光軸方向を中心として回動しようとしても、2カ所の第1ガイド部3101によって回動が規制される。そのため、正確なピックアップ45の移動を確保することができる。
保持部310の第2ガイド部3102がガイドシャフト322に対して第二支持部7を介して支持され、この第二支持部7はローラ71を回転自在に支持する取付部72を備えている。この取付部72は、保持部310の底面側に一端が固定された固定片721と、この固定片721の他端に接続された板状の本体部722と、この本体部722の先端側に起立して設けられた軸部取付片723とを備えて構成され、この軸部取付片723は板部723aにローラ71を回転自在に支持する軸部724が取り付けられた構造である。そのため、板状ばね状の本体部722は一端が固定され、他端にローラ71が取り付けられた構造であるので、本体部722の長さを確保することで弾性部材として機能する本体部722の弾性力を大きなものにできる。そのため、大きな力で保持部310がガイドシャフト322に支持される。
ローラ71のガイドシャフト322を挟んで略対向する位置に、ガイドシャフト322と摺動する摺動部材8が保持部310の第2ガイド部3102に設けられているので、この摺動部材8とローラ71とでガイドシャフト322を挟持する構造を採用することで、保持部310のガイドシャフト322への支持を安定させることができる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、本発明のディスク装置100としては、上述したように、光ディスク28を対象とした構成に限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなど、光や磁気などにより情報を再生あるいは記録可能ないずれのディスクを対象とすることができる。
また、上記実施形態では、保持部310の第1ガイド部3101を、第一支持部6を介してガイドシャフト321に支持し、第2ガイド部3102を、第二支持部7を介してガイドシャフト322に支持した構成を採用したが、本発明では、この逆、つまり、第1ガイド部3101を、第二支持部7を介してガイドシャフト321に支持し、第2ガイド部3102を、第一支持部6を介してガイドシャフト322に支持した構成を採用してもよい。
また、ローラ61,62の数はそれぞれ1個に限定されるものではなく、ガイドシャフト321,322の軸方向に沿って複数配置されるものでもよい。
さらに、弾性部材としてコイルばねやゴムなどを採用することもできる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
本実施形態のピックアップケースの支持構造は、ピックアップケースである保持部310は、軸受部を有する第一支持部6と第二支持部7とを備え、これらの第一支持部6と第二支持部7との各々がガイドシャフト321,322により支持され、第一支持部6に、ガイドシャフト321,322に対して一方向に付勢する弾性部材を搭載した。そのため、最も必要な箇所において弾性部材の付勢によりガタを取り除くことが可能となったので、ピックアップケースが大型化されても、軸受とガイドシャフト321,322の間のガタにより発生する異音を低減しつつ、ピックアップケースをガイドシャフトに沿って正確に移動することができる。
本発明の一実施形態にかかるディスク装置の分解斜視図である。 ディスク装置の枠体に回路基板および下ケースを取り付けた斜視図である。 ベース部の斜視図である。 本実施形態の要部が示される平面図である。 図4のV-V線断面図である。 図4のVI-VI線断面図である。 図4のVII-VII線断面図である。 第一支持部の取付部を示す図である。 第二支持部の取付部を示す図である。
符号の説明
6…第一支持部
7…第二支持部
28…光ディスク(ディスク状記録媒体)
45…ピックアップ(記録再生装置)
61…ローラ
62…取付部
71…ローラ
72…取付部
100…ディスク装置
210…ベース部
310…保持部(ピックアップケース)
321…ガイドシャフト
322…ガイドシャフト
621…固定片
622…本体部
623…軸部取付片
721…固定片
722…本体部
723…軸部取付片
3100…保持部本体
3101…第1ガイド部
3102…第2ガイド部

Claims (9)

  1. ディスク状記録媒体に情報を記録および/または再生するピックアップを収容するピックアップケースの支持構造であって、
    前記ピックアップケースは、軸受部を有する一端の第一支持部と他端の第二支持部とを備え、これらの第一支持部と第二支持部との各々がガイドシャフトにより支持され、
    前記第一支持部に、前記ガイドシャフトに対して一方向に付勢する弾性部材を搭載した、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  2. 請求項1に記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記第一支持部は2つの軸受部を有し、前記弾性部材は前記2つの軸受部の中央部を付勢するように配置されてなる、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  3. 請求項2に記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記第一支持部を案内する前記ガイドシャフトと前記弾性部材との間にローラが設けられている、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  4. 請求項3に記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記弾性部材は、蛇行した板ばね状の本体部を備え、この本体部の両端側に前記第一支持部と固定する固定片がそれぞれ設けられ、前記2つの軸受部の中央に前記ローラを回転支持する軸部取付片が起立して設けられている、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記他端の第二支持部は、前記ガイドシャフトを案内する略コの字型形状で、前記第一支持部の軸受中心とした回動を制止する為のガイド部を備えた、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  6. 請求項5に記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記他端の第二支持部に、前記ガイドシャフトに対して一方向に付勢する弾性部材を搭載した、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  7. 請求項6に記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記他端の第二支持部を案内する前記ガイドシャフトと前記弾性部材との間にローラが設けられている、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  8. 請求項6または請求項7に記載されたピックアップケースの支持構造において、
    前記第一支持部の付勢力を、前記他端の第二支持部の付勢力より低く設定する、ことを特徴としたピックアップケースの支持構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載されたピックアップケースの支持構造と、前記ディスク状記録媒体を回転駆動するディスク回転駆動手段と、前記ピックアップケースを前記ディスク回転駆動手段に対して近接離隔する移動機構とを備えた、ことを特徴としたディスク装置。
JP2005037568A 2005-02-15 2005-02-15 ピックアップケースの支持構造およびディスク装置 Pending JP2006228276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005037568A JP2006228276A (ja) 2005-02-15 2005-02-15 ピックアップケースの支持構造およびディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005037568A JP2006228276A (ja) 2005-02-15 2005-02-15 ピックアップケースの支持構造およびディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006228276A true JP2006228276A (ja) 2006-08-31

Family

ID=36989529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005037568A Pending JP2006228276A (ja) 2005-02-15 2005-02-15 ピックアップケースの支持構造およびディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006228276A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233546A (ja) * 2011-05-07 2012-11-29 Kyowa Seisakusho:Kk 金属製ベルト及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012233546A (ja) * 2011-05-07 2012-11-29 Kyowa Seisakusho:Kk 金属製ベルト及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001344960A (ja) ディスク装置
JP4088327B2 (ja) 移動規制装置、その方法、および、処理装置
JP2006228276A (ja) ピックアップケースの支持構造およびディスク装置
JP2003030881A (ja) 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置
JP4201685B2 (ja) ディスク装置
JP2004310933A (ja) ディスクドライブ装置
KR100710397B1 (ko) 디스크 드라이브 장치용 헤드 이송 기구
JP2007280489A (ja) 記録再生装置
JP2008084491A (ja) 光ピックアップユニット及びディスクドライブ装置
JP4079130B2 (ja) アダプタ部材、ディスクドライブユニット及びディスクドライブ装置
US20070234376A1 (en) Recording and reproducing device
JP4436840B2 (ja) 振動抑制装置、および振動抑制装置を備えたディスク装置
JP4226560B2 (ja) ディスク再生装置
JP2009170042A (ja) クランプ装置、およびディスク装置
JP4150574B2 (ja) ディスク記録再生装置
JP3421866B2 (ja) 軸の支持機構及び光ディスク装置。
JP2002230955A (ja) ディスクメディアのトレイローディング装置
JP2003030882A (ja) 光ピックアップ装置及び記録及び/又は再生装置
JPH07254240A (ja) ピックアップ駆動機構
JP2005251250A (ja) ディスク装置
JPH10143964A (ja) ディスク駆動装置
JP2006323922A (ja) ディスク装置
JP2003217211A (ja) ディスク装置
JP2003123453A (ja) ディスク装置及びこれに使用されるディスクトレイ
JP2003263848A (ja) ピックアップ送り装置、並びに記録及び/又は再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070705

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070814

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512