JP4088327B2 - 移動規制装置、その方法、および、処理装置 - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、シャーシ上に配設された処理部で処理する被搬送物を搬送する移動可能な前記搬送体の移動を規制する移動規制装置、その方法、および、処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、HD(Hard Disk)などのディスク状記録媒体を回転駆動し、情報を適宜読み出しあるいは記録する処理をする処理部を備えたディスク装置が広く利用されている。このディスク装置として、ディスク状記録媒体を搬送するトレイを有した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この特許文献1に記載のものは、トレイ収納体の矩形体形の外筐体に、光ディスクを保持する矩形薄板状のディスクトレイの移動をガイドするトレイガイド部を、トレイ収納体に収納される11枚のディスクトレイの枚数に対応して10段設けている。また、外筐体のトレイ挿脱開口部と対向する側の奥壁には、ディスクトレイの後端の一方の側に内方に切り欠かれた係止部に係合しディスクトレイをトレイ収納体の収納位置に保持する弾性片と、ディスクトレイの後端の他方の側に設けられた切欠部に進入しディスクトレイおよび保持された光ディスクを保護する弾性材料よりなる緩衝部が設けられている。そして、ディスクトレイにて搬送された光ディスクをディスクテーブルとディスククランパとにより挾持して回転させ、光ピックアップにて記録または再生する。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−283710号公報(第4頁左欄−第18頁右欄)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した特許文献1に記載のような従来のディスク装置では、光ディスクを搬送するためのディスクトレイとトレイ収納体との間に搬送時の移動のためのクリアランスがあることから、光ディスクを回転して記録または再生する際に振動し、騒音を発生するおそれがある問題点が一例として挙げられる。
[0006]
本発明は、このような問題点などに鑑みて、搬送体の振動を抑制する移動規制装置、その方法、および、処理装置を提供することを1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
[0007]
本発明の移動規制装置は、シャーシと、このシャーシ上に移動可能に配設され被搬送物を前記シャーシ上へ搬送する搬送体と、前記シャーシ上に配設され前記搬送体にて前記シャーシ上に搬送された前記被搬送物を処理する処理部とを備えた処理装置に設けられ、前記シャーシ上に移動した状態の前記搬送体の移動を規制する移動規制装置であって、前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか一方に設けられた係合部と、前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか他方に設けられ、前記搬送体が前記処理部にて前記被搬送物を処理可能な処理位置に移動した状態で、前記搬送体の移動方向およびこの移動方向に交差する少なくとも一方向に、弾性変形による復元力が前記シャーシに対して前記搬送体に作用する状態で前記係合部に係脱可能に係合され、前記シャーシに対する前記搬送体の移動を規制する係止部と、を具備し、前記係合部は、前記係止部を係合する状態で、前記搬送体の移動方向およびこの移動方向に交差する少なくとも一方向のうちの少なくともいずれか一方に弾性変形による復元力を作用させ、前記係止部は、前記係合部に係合された状態で、前記係合部が弾性変形による復元力を作用させる方向と異なる方向で弾性変形による復元力を作用させることを特徴とする。
[0008]
本発明の処理装置は、シャーシと、このシャーシ内に移動可能に配設され被搬送物を前記シャーシ内外へ搬送する搬送体と、前記シャーシ内に配設され前記搬送体にて前記シャーシ内に搬送された前記被搬送物を処理する処理部と、前述した本発明の移動規制装置と、を具備したことを特徴とする。
[0009]
本発明の移動規制方法は、シャーシと、このシャーシ上に移動可能に配設され被搬送物を前記シャーシ上へ搬送する搬送体と、前記シャーシ上に配設され前記搬送体にて前記シャーシ上に搬送された前記被搬送物を処理する処理部と、前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか一方に設けられた係合部と、前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか他方に設けられ弾性変形による復元力が前記シャーシに対して前記搬送体に作用する状態に前記係合部に係脱可能に係合される係止部とを備えた処理装置における前記シャーシ上に移動した状態の前記搬送体の移動を規制する移動規制方法であって、前記搬送体が前記シャーシ上に前記処理部にて前記被搬送物を処理可能な処理位置に移動した状態で前記係止部を前記係合部に係合させて、前記搬送体の移動方向およびこの移動方向に交差する少なくとも一方向のうちの少なくともいずれか一方に弾性変形による復元力を前記係合部により作用させ、かつ前記係合部での弾性変形による復元力を作用させる方向と異なる方向で弾性変形による復元力を前記係止部により作用させ、前記シャーシに対する前記搬送体の移動を規制することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明における実施の一形態に係るディスクドライブの概略構成を示す分解斜視図である。
【図2】前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設されたシャーシおよびディスクトレイを示す分解斜視図である。
【図3】前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設されたシャーシをディスクトレイとの関係で示す平面図である。
【図4】前記実施の一形態における弾性規制部に係合凹部が係合した状態の一部を切り欠いた平面図である。
【図5】前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設されたシャーシおよびディスクトレイの弾性ガイド部近傍を示す一部を切り欠いた分解斜視図である。
【図6】前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設されたシャーシをディスクトレイとの関係で弾性ガイド部近傍を示す一部を切り欠いた平面図である。
【図7】前記実施の一形態における弾性ガイド部の第1の係合凹溝部内に係合された状態を示す説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る係合部および係止部近傍における概略構成を示す一部を切り欠いた平面図である。
【図9A】前記他の実施の形態における係止部の概略構成を示す一部を切り欠いた端面図で、係合前の係止部近傍を示す端面図である。
【図9B】前記他の実施の形態における係止部の概略構成を示す一部を切り欠いた端面図で、係合状態の係止部近傍を示す端面図である。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態に係る係合部および係止部近傍における概略構成を示す一部を切り欠いた平面図である。
【図11】本発明のさらに他の実施の形態に係る係合部および係止部近傍における概略構成を示す一部を切り欠いた斜視図である。
【図12A】本発明のさらに他の実施の形態に係る係合部および係止部近傍における概略構成を示す一部を切り欠いた平面図で、係合前の状態を示す平面図である。
【図12B】本発明のさらに他の実施の形態に係る係合部および係止部近傍における概略構成を示す一部を切り欠いた平面図で、係合状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0011】
15………シャーシ
15g,80,97…係合部としても機能し得る係止部としての弾性規制部
15g1,80a,97a…一片部である弾性片部
20………処理部としての本体部
50………搬送体としてのディスクトレイ
51e,81,95…係止部としても機能し得る係合部としての係合凹部
60………移動手段としての開閉駆動手段
96………弾性部材としての弾性舌片部
85a,90…係止部
100………処理装置としてのディスクドライブ
200………被搬送物であるディスク状記録媒体としての光ディスク
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、被搬送物であるディスク状記録媒体としての光ディスクに情報を記録および読み出す処理装置であるディスク装置としてのディスクドライブを例示して説明するが、例えば携帯型のディスク装置やディスクドライブを備えた例えば映像データの録画などの記録や再生のための処理をする再生装置、記録装置あるいはゲーム機など、光ディスクに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなどのいずれのディスク状記録媒体に各種情報を記録あるいは読み出すいずれのディスク装置を対象とすることができる。また、ディスク状記録媒体の平面が略水平方向に沿って装着される利用形態で説明するが、平面が略鉛直方向に沿って装着される利用形態でも適用できる。さらに、被搬送物としては、ディスク状記録媒体に限らず、例えば、外周面に記録面を有した円筒状の記録媒体などディスク状の記録媒体に限られない。また、処理装置としては、記録媒体に情報を記録あるいは読み出す処理に限らず、被搬送物としての例えば加工物を処理部としての加工部に搬送して加工させる処理など、いずれの処理を実施する装置に適用できる。
【0013】
図1において、100はディスクドライブで、このディスクドライブ100は、金属製のケース体10を有している。このケース体10は、下面および前面が2面に亘って開口する上ケース11と、この上ケース11の下面を閉塞する下ケース12と、上ケース11の前面を閉塞する化粧板13とを有している。
【0014】
そして、上ケース11は、長方形平板状の天板部11aと、天板部11aの長手方向の両側縁に略垂直で一連に折曲形成された側板部11bと、天板部11aの長手方向の後端部となる一端縁に側板部11bと同方向に略垂直で一連に折曲形成された図示しない端板部とにより、下面および前面を開口して形成されている。この上ケース11の側板部11bの下端縁には、複数箇所、例えば2箇所内方に向けて折曲形成され図示しないねじ孔が穿設された取付片部11dが設けられている。
【0015】
また、下ケース12は、上ケース11の天板部11aと略同形状の長方形平板状に形成されている。この下ケース12には、天板部11aの取付片部11dに対応して上方に向けて膨出するように屈曲され、ねじ孔12aが穿設された取付ダボ12bが設けられている。
【0016】
さらに、化粧板13は、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS;Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)などの合成樹脂製の略板状に形成されている。この化粧板13には、一面に略垂直に突出され、先端部にそれぞれ上ケース11の側板部11bおよび下ケース12に係脱可能に係合する図示しない係合爪部が突設されている。また、化粧板13には、長手方向となる左右方向に長手状の窓部13aが開口形成されている。さらに、化粧板13には、スイッチ操作部13bと、動作確認窓13cとが設けられている。
【0017】
また、ケース体10は、剛性および絶縁性を有し弾性変形可能な部材である例えばABSなどの合成樹脂製のシャーシ15を備えている。このシャーシ15は、上ケース11、下ケース12および化粧板13により構成されるケース体10の内部に配置され、内側に収容空間18を区画形成する。そして、シャーシ15は、図1ないし図3に示すように、上ケース11の側板部11bの内面に密着する側面部15aと、上ケース11の端板部の内面に密着する端面部15bと、側面部15aおよび端面部15bの内面側に内方に向けて突出する支持リブ15cと、側面部15aの端面部15bと反対側である前面側の端部に架橋するように設けられた開閉駆動配設部15dとを有し、軸方向の両端面を開口する略長方形枠状に形成されている。また、シャーシ15の側面部15aには、上ケース11の取付片部11dおよび下ケース12の取付ダボ12b間に挾持されてねじ止めされる取付リブ部15eが設けられている。
【0018】
さらに、シャーシ15の支持リブ15cには、案内リブ15f1,15f2が複数突設されている。これら案内リブ15f1,15f2は、シャーシ15の側面部15aから内方に向けて突出する部分の支持リブ15cに、シャーシ15の長手方向である前後方向に沿って直線状に位置する状態にそれぞれ直列状に複数突設されている。そして、これら案内リブ15f1,15f2は、シャーシ15の幅方向での間隔が所定の距離となる状態に配設されている。そして、案内リブ15f1は、前側である開閉駆動配設部15dに向けて次第に幅狭となる平面視で涙粒状の柱状に所定の高さ寸法で突設されている。さらに、案内リブ15f2は、前後方向に細長壁状で突出する先端縁が略円弧状となるように、案内リブ15f1より低い所定の高さ寸法で突設されている。
【0019】
また、端面部15b側の基端部でシャーシ15の長手方向である前後方向の一側(図2および図3における右側)に位置して、係合部としても機能し得る係止部としての弾性規制部15gが突設されている。この弾性規制部15gは、図2ないし図4に示すように、シャーシ15に一連に形成され、軸方向が支持リブ15cの厚さ方向すなわち支持リブ15cにて構成される平面に対して略垂直に突出する状態に、外周面が略円柱状すなわち略円筒状に形成されている。さらに、弾性規制部15gは、周方向に略均等に3分割されて3つの弾性片部15g1を有している。これら弾性片部15g1は互いに近接する方向に弾性変形可能で、これらの弾性片部15g1の弾性変形により弾性規制部15gは縮径可能に形成されている。そして、弾性規制部15gは、これら弾性片部15g1のうちの一片部である1つの弾性片部15g1が前側に位置する開閉駆動配設部15dに略対向する状態に分割形成されている。すなわち、後述するディスクトレイ50の後退移動の先端部に対向する状態に分割形成されている。なお、弾性規制部15gは、シャーシ15に一体成形されていることから、先端に従って径寸法が小さくなる先細り状態に抜きテーパが設けられている。
【0020】
また、シャーシ15の開閉駆動配設部15dには、シャーシ15の長手方向の他側(図2および図3における左側)に位置して、かつ案内リブ15f1と直列状となる位置に、弾性ガイド部15hがシャーシ15から一連に突設されている。この弾性ガイド部15hは、図2、図3および図5ないし図7に示すように、シャーシ15の長手方向に沿って長手壁状に形成され、長手方向の中間部で開閉駆動配設部15dとの基端部に長手状の駆動伝達貫通孔16が開口形成されたブリッジ状に形成されている。すなわち、弾性ガイド部15hは、開閉駆動配設部15dに略垂直に突出しシャーシ15の長手方向に対向する状態に一対設けられた支持脚部15h1と、これら支持脚部15h1の先端部間に架橋する状態に設けられ厚さ方向であるシャーシ15の幅方向に弾性変形可能な帯状の弾性部15h2とを有している。そして、支持脚部15h1先端部には、シャーシ15の長手方向に対して交差する幅方向となる左右方向の一側である右側に向けて膨出する状態に第1の膨出部15h3がそれぞれ設けられている。また、弾性部15h2の略中央には、シャーシ15の長手方向に対して他面である左側となる第1の膨出部15h3が膨出する方向と反対に向けて膨出する第2の膨出部15h4が設けられている。
【0021】
さらに、シャーシ15の側面部15aには、内方に向けて突出する規制爪部15iがそれぞれ突設されている。これら規制爪部15iは、支持リブ15cに対向する下面がディスクトレイ50の移動方向である進退方向で曲面状に中央が膨出する状態に形成されている。そして、規制爪部15iは、下面の先端と、シャーシ15の支持リブ15cの上面との間の距離が所定の間隔となる状態に複数突設されている。そして、これら規制爪部15iのうちの少なくとも1つは、弾性ガイド部15hに近接する位置、すなわちシャーシ15の幅方向における弾性ガイド部15hの一側に位置する状態に設けられている。
【0022】
また、このシャーシ15には、処理部としての本体部20が配設されている。この本体部20は、例えば金属製の平板枠状に形成された台座部21を有している。この台座部21は、シャーシ15の端面部15bから突出する支持リブ15cに一縁が上下方向に回動可能に他縁がねじ止めされて取り付けられている。この台座部21の一縁には、回動案内部22が一体的に取り付けられている。この回動案内部22は、台座部21が一体的にねじにて取り付けられる台座部21の一縁に沿って長手状の取付保持部22aと、この取付保持部22aの長手方向の両端部に略垂直に一体的に突設され先端がシャーシ15の側面部15aから突出する支持リブ15cに回動可能に軸支される一対の回動腕部22bとを有している。そして、台座部21は、回動案内部22により、回動が案内される。
【0023】
さらに、台座部21には、回動する一縁側に位置して回転駆動部としてのディスク回転駆動手段25が配設されている。このディスク回転駆動手段25は、例えばスピンドルモータなどの回転用電動モータ26と、この回転用電動モータ26の図示しない出力軸に一体的に設けられた一方の挾持部材としてのターンテーブル27とを有している。このターンテーブル27は、光ディスク200の中心に開口形成された軸孔210に嵌挿する略円柱状の回転軸27aと、この回転軸27aの外周面にフランジ状に突設され光ディスク200の軸孔210の周縁が載置される鍔部27bとを有している。そして、ターンテーブル27の回転軸27aの先端部には、図示しない磁石が埋設されている。
【0024】
また、台座部21には、処理移動手段30が配設されている。この処理移動手段30は、一対のガイドシャフト31および移動用電動モータ32を備えている。そして、一対のガイドシャフト31は、台座部21の軸支された他縁から回動側の一縁へ向けた方向に軸方向を有して配設されている。さらに、移動用電動モータ32は、図示しない出力軸の軸方向がガイドシャフト31の軸方向に沿う状態で配設されている。この移動用電動モータ32の出力軸の外周面には、螺旋状に図示しない係合溝が設けられている。
【0025】
さらに、処理移動手段30には、記録再生手段40が配設されている。この記録再生手段40は、一対のガイドシャフト31に架橋する状態で保持された移動保持部41を有している。この移動保持部41には、ガイドシャフト31を移動可能に嵌挿する図示しない保持部と移動用電動モータ32の出力軸の係合溝に係合する図示しない移動規制爪部が設けられている。また、記録再生手段40の移動保持部41には、図示しない光源と、この光源からの光を収束するレンズと、光ディスク200から反射された光を検出する図示しない光センサとを備えたピックアップ42が配設されている。
【0026】
また、シャーシ15には、このシャーシ15の内側に支持リブ15cの上方側で水平方向に進退可能に移動する搬送体としてのディスクトレイ50が配設されている。このディスクトレイ50は、図1ないし図3に示すように、例えば合成樹脂にて略長方形板状に形成されたトレイであるトレイ部51を有している。そして、トレイ部51の一面には、上方に向けて拡開する略円形凹状で光ディスク200が載置可能な平面部である平面を有し光ディスク200を収容する載置凹部51aが設けられている。また、トレイ部51には、載置凹部51aの略中央から外周縁に亘って本体部20のディスク回転駆動手段25および記録再生手段40に対応して開口し、移動するピックアップ42が接触することなく進入可能にトレイ部51の長手方向に沿って長手状に切り欠かれた開口部51bが切欠形成されている。この開口部51bは、収容空間18に収容された光ディスク200の最外周に記録された情報を読み取りあるいは最外周の位置に情報を記録する際にピックアップ42が光ディスク200の最外周に対応して位置してもトレイ部51に当接しないように載置凹部51aの径方向でかつ長手方向に沿った長手状に切欠形成されている。そして、このトレイ部51の長手方向の前側となる一縁には、化粧板13と同材質にて形成され、ケース体10の化粧板13の窓部13aを閉塞する長手板状の窓閉塞板部52が着脱可能に取り付けられている。
【0027】
さらに、トレイ部51の長手方向の両側部には、下端縁から側方に向けてフランジ状に突出するガイド鍔部51cがそれぞれ設けられている。これらガイド鍔部51cの先端間となるトレイ部51の幅寸法は、シャーシ15の側面部15aの内面間の幅寸法と略同等もしくは若干幅狭に形成されている。
【0028】
さらに、トレイ部51の裏面となる載置凹部51aが設けられた面と反対側の面に、長手方向の他側(図2および図3における左側)に位置して長手方向に沿った裏面側である下方に向けて開口する第1の係合凹溝部51c1が設けられている。この第1の係合凹溝部51c1は、図2ないし図4、図6および図7に示すように、ディスクトレイ50の後端部で開口する状態、すなわちディスクトレイ50が進退する際に、案内リブ15f1が端部の開口から係脱する状態となっている。この第1の係合凹溝部51c1の幅寸法は、シャーシ15の弾性ガイド部15hの第1の膨出部15h3の先端間を結ぶ直線と第2の膨出部15h4との距離である幅寸法より幅狭で、かつ、案内リブ15f1の幅寸法と略同寸法もしくは若干幅広に形成されている。そして、弾性ガイド部15hの中央部が第1の膨出部15h3の突出側に湾曲する状態に幅狭に弾性変形され、第1の膨出部15h3および第2の膨出部15h4の先端部が第1の係合凹溝部51c1の内壁面に幅方向で押し広げる状態に弾性変形による復元力が作用して摺接する状態に弾性ガイド部15hが第1の係合凹溝部51c1内に係合される。さらに、第1の係合凹溝部51c1には、シャーシ15の案内リブ15f1がディスクトレイ50の進退移動で係脱可能に係合される。これらにより、ディスクトレイ50はがたつきなく移動可能に案内される。
【0029】
また、第1の係合凹溝部51c1には、トレイ部51の前側に位置して、幅広となる状態に幅方向に向けて開口する状態の逃げ凹部51c11が設けられている。この逃げ凹部51c11は、ディスクトレイ50がケース体10内に後退されて搬入した光ディスク200を処理する処理位置であるいわゆるホームポジションの位置で弾性ガイド部15hの第2の膨出部15h4が係合する位置に設けられている。この係合した状態では、弾性ガイド部15hは弾性変形が解除された状態となる。このことにより、ディスクトレイ50が例え長期間でホームポジションに位置する状態での弾性ガイド部15hのクリープ変形などを抑制できる。
【0030】
また、トレイ部51の裏面には、長手方向の一側に位置して長手方向に沿った裏面側である下方に向けて開口し第1の係合凹溝部51c1と略平行な第2の係合凹溝部51c2が設けられている。この第2の係合凹溝部51c2は、第1の係合凹溝部51c1と同様に、ディスクトレイ50の後端部で開口する状態、すなわちディスクトレイ50が進退する際に、案内リブ15f1と反対側に位置する案内リブ15f2が端部の開口から係脱する状態となっている。この第2の係合凹溝部51c2は、案内リブ15f2の幅寸法と略同寸法もしくは略幅広に形成されている。そして、第2の係合凹溝部51c2には、案内リブ15f2がディスクトレイ50の進退移動で係脱可能に係合され、ディスクトレイ50はがたつきなく移動可能に案内される。
【0031】
さらに、トレイ部51の裏面には、第1の係合凹溝部51c1の開口縁に沿って長手方向に沿った壁状にガイドリブ51dが設けられている。そして、このガイドリブ51dの内面側には、第1の係合凹溝部51c1の下方に位置する状態で第1の係合凹溝部51c1の下方に位置しない状態に、長手方向に沿ったラッチ51d1が設けられている。また、ガイドリブ51dの外面側は、案内リブ15f1側の案内リブ15f2が摺接可能に形成されている。さらに、トレイ部51の裏面には、長手方向で適宜屈曲する状態に裏面側である下方に向けて開口する第3の係合凹溝部51c3が設けられている。
【0032】
また、トレイ部51の長手方向の後側となる他端縁で長手方向の一側(図2および図3における右側)、すなわちディスクトレイ50が後退移動する際の先端部分となる後端面には、係止部としても機能し得る係合部としての係合凹部51eが切欠形成されている。この係合凹部51eは、図2ないし図4に示すように、後方に向けて凹状でかつトレイ部51の厚さ方向に軸方向を有する状態に厚さ方向で同形状となる凹溝状に形成されている。また、この係合凹部51eは、弾性規制部の径寸法より幅狭でかつ弾性片部15g1の先端が接触する状態に弾性変形した状態での径寸法より幅広で、弾性規制部15gの外周面に対応する略半円状の凹面を有している。さらには、係合凹部51eの開口縁は、後方に向けて拡開する状態に円弧状に形成されている。なお、図4は、ディスクトレイ50が移動される進退方向および直交する幅方向の移動方向での移動における、弾性規制部15gが吸収する力を矢印で示している。
【0033】
そして、ディスクトレイ50は、上述したように、第1の係合凹溝部51c1に弾性ガイド部15hが弾性変形されて係合される。この弾性ガイド部15hの係合は、弾性部15h2が第1の膨出部15h3の膨出する側に湾曲する状態で弾性変形されている。この弾性ガイド部15hの弾性部15h2の弾性変形により、弾性変形による復元力が、第1の膨出部15h3および第2の膨出部15h4が互いに反対方向で第1の係合凹溝部51c1の略幅方向に沿って突っ張る状態に第1の係合凹部51c1の内側面に圧接する状態で作用する。このことにより、ディスクトレイ50は、後述する移動ギヤ63が係合する位置を中心とした回動も含めた幅方向への移動が、弾性ガイド部15hの弾性変形で吸収される。さらに、第1の係合凹溝部51c1には案内リブ15f1が係合され、第2の係合凹溝部51c2には案内リブ15f2が係合され、ガイドリブ51dの外面側に案内リブ15f2が略摺接する状態で係合される。これらの係合および弾性ガイド部15hの弾性変形による復元力により、ディスクトレイ50は、幅方向で移動規制されてシャーシ15に進退可能に配設される。さらに、ディスクトレイ50は、第1の係合凹溝部51c1に係合する案内リブ15f2の先端が第1の係合凹溝部51c1の底面に摺接するとともに、ガイドリブ51dの外面側に略摺接する案内リブ15f2の先端がガイド鍔部51cの下面に摺接する状態、すなわち2条の案内リブ15f2上に載置され、かつガイド鍔部51cの上面が規制爪部15iの下面に係合すなわち略摺接する状態で対向し、上下方向に移動規制されてシャーシ15に進退可能に配設される。
【0034】
そして、シャーシ15には、図1ないし図3に示すように、開閉駆動配設部15dに位置してディスクトレイ50を進退移動させる移動手段としての開閉駆動手段60が配設されている。この開閉駆動手段60は、互いに係合して開閉駆動配設部15dに回転自在に軸支された、駆動伝達プーリ61、この駆動伝達プーリ61に係合する駆動伝達ギヤ62、およびこの駆動伝達ギヤ62に係合するとともに弾性ガイド部15hに接触することなく駆動伝達貫通孔16に一部が挿通してディスクトレイ50のラッチ51d1に係合する移動ギヤ63を有している。すなわち、弾性ガイド部15hは、移動ギヤ63を跨ぐ状態に形成され、第1の膨出部15h3が移動ギヤ63の係合する位置に対してディスクトレイ50の進退移動方向の前後で第1の係合凹溝部51c1の一内側面に当接し、その間で第2の膨出部15h4が反対側の第1の係合凹溝部51c1の他内側面に当接する状態となっている。また、開閉駆動手段60には、出入用電動モータ64を備えている。この出入用電動モータ64の出力軸64aには、プーリ65が一体的に設けられている。このプーリ65と駆動伝達プーリ61とには無端ベルト66が掛け渡され、出入用電動モータ64の駆動により、プーリ65、駆動伝達プーリ61、駆動伝達ギヤ62および移動ギヤ63が回転し、ディスクトレイ50が化粧板13の窓部13aから進退可能に移動される。
【0035】
また、開閉駆動手段60は、シャーシ15の開閉駆動配設部15dに側面部15aの対向方向に沿って移動可能に配設された移動カム68を有している。この移動カム68には、ディスクトレイの第3の係合凹溝部15c3に係合する移動規制リブ68aと、移動ギヤ63に係合する移動ラッチ68bと、台座部21に一体的に取り付けられた回動案内部22が係合する略クランク状の図示しないリンク溝部と、などが設けられている。そして、移動カム68は、出入用電動モータ64の駆動にて駆動伝達ギヤ62が回転すると、回転する移動ギヤ63により移動カム68がシャーシ15の幅方向に沿って移動し、回動案内部22が係合するリンク溝部内で摺動すなわち相対的に移動して台座部21をシャーシ15の軸方向である上下方向に回動させる。なお、移動カム68は、ディスクトレイ50が後退してシャーシ15内に位置する状態で台座部21を上方に回動させ、ディスクトレイ50が進退移動する際には、本体部20がディスクトレイ50の進退移動する移動経路から後退する状態に台座部21が下方に回動されてディスクトレイ50と干渉しないようになっている。
【0036】
さらに、台座部21の下方への回動に伴って、移動カム68の移動規制リブ68aは係合するディスクトレイ50の第3の係合凹溝部15c3内を摺動すなわち相対的に移動する状態となり、ディスクトレイ50が若干進出する状態となる。さらに駆動伝達ギヤ62が回転すると、移動ラッチ68bと移動ギヤ63とが外れ、移動カム68の移動が停止し、移動ギヤ63に係合するディスクトレイ50が進出する状態となる。逆に、ディスクトレイ50が後退してホームポジションへ移動されると、第3の係合凹溝部15c3により移動規制リブ68aが移動されて移動ラッチ68bと移動ギヤ63とが再び係合し、台座部21を上方へ回動させる。
【0037】
そして、上述したディスク回転駆動手段25、処理移動手段30、記録再生手段40および開閉駆動手段60により、本体部20が構成される。
【0038】
また、シャーシ15には、側面部15a間に架橋する状態でねじにて固定される覆い体としての支持部材である回転子支持部材17が設けられている。この回転子支持部材17は、図1に示すように、例えば金属板がプレス加工されて形成され、周縁が一面側に拡開する状態に傾斜して略薄型皿状に形成されている。そして、回転子支持部材17の一縁がディスクトレイ50の載置凹部51aに対応する円弧状に形成され、載置凹部51aを略覆って光ディスク200が収容される収容空間18を区画形成する。また、回転子支持部材17には、円弧状の一縁の中心と略同位置となる略中央に、ディスク回転駆動手段25のターンテーブル27に対向する位置に上方に向けて凹状の支持凹部17aが設けられている。この支持凹部17aの略中央には、支持孔17bが開口形成されている。この回転子支持部材17の支持凹部17aには、他方の挾持部材としての回転子29が回転可能に載置されている。そして、回転子29は、略円盤状で、外周縁が支持孔17bの周縁に係合可能に形成されている。また、この回転子29には例えば金属板などの図示しない磁性材料が一体的に取り付けられ、回転子29はターンテーブル27の磁石の磁力によりターンテーブル27に吸着され、光ディスク200をターンテーブル27との間に挾持する。
【0039】
また、シャーシ15には、図1に示すように、回路基板70が取り付けられている。この回路基板70は、シャーシ15に設けられた図示しない基板取付爪部により係脱可能に取り付けられる。回路基板70は、ケース体10の下ケース12と略同寸法の平板状で、シャーシ15の下面を閉塞して本体部20を覆うように取り付けられる。この回路基板70には、本体部20の動作を制御する制御回路が搭載されている。
【0040】
〔ディスクドライブの動作〕
次に、上記実施の一形態におけるディスクドライブ100の動作を説明する。
【0041】
まず、ディスクドライブ100に電力を供給する。そして、利用者は、化粧板13のスイッチ操作部13bを操作する。このスイッチ操作部13bの操作により、回路基板70に設けられた図示しないスイッチが開閉し、回路基板70の制御回路が開閉駆動手段60の出入用電動モータ64を駆動させる。この出入用電動モータ64の駆動により、プーリ65、駆動伝達プーリ61、駆動伝達ギヤ62および移動ギヤ63が回転し、移動ギヤ63にラッチ51d1が係合するディスクトレイ50が化粧板13の窓部13aから進出する方向に移動する。この移動の際、開閉駆動手段60の移動カム68も移動し、この移動カム68に回動案内部22が係合する台座部21が下方に向けて移動されて本体部20が下方に向けて回動し、本体部20が進出するディスクトレイ50の移動経路から後退して干渉しないように待避する。
【0042】
そして、ディスクトレイ50が進出する際、シャーシ15の弾性規制部15gを弾性変形させつつ係合する係合凹部51eが係合を解除、すなわち係合凹部51eから弾性規制部15gが外れる。また、ディスクトレイ50は、第1の係合凹溝部51c1に弾性ガイド部15hが第1の係合凹溝部51c1の内壁面間を広げる状態に弾性変形による復元力を作用させて係合しているので、移動ギヤ63の回転によりディスクトレイ50を回動させようとする反力、および移動によるディスクトレイ50の幅方向への振動は、復元力により相殺されて弾性ガイド部15hにて吸収され、弾性ガイド部15hにてガタが生じずに安定して移動される。
【0043】
この進出したディスクトレイ50の載置凹部51aに光ディスク200を、この光ディスク200の記録面が下方に向く状態で載置する。この後、再び化粧板13のスイッチ操作部13bを操作し、開閉駆動手段60の出入用電動モータ64を回転駆動させ、ディスクトレイ50を窓部13a内に後退させホームポジションに位置させる。このディスクトレイ50の後退の際、移動ギヤ63にて移動する移動カム68に回動案内部22が係合する台座部21が上方に向けて回動し、下方に待避状態の本体部20はピックアップ42が光ディスク200に対向して記録再生位置となる。この本体部20の上方への回動により、ディスク回転駆動手段25のターンテーブル27の回転軸27aが光ディスク200の軸孔210に嵌挿する。さらに、ターンテーブル27の磁石の磁力により、ターンテーブル27と回転子29との間に光ディスク200が挟持固定される。なお、この挾持する状態では、回転子29は回転子支持部材17から若干持ち上げられて回転子支持部材17に接触しない状態となっている。
【0044】
また、ディスクトレイ50がホームポジションの位置に後退する直前では、ディスクトレイ50の係合凹部51eの凹面にシャーシ15の弾性規制部15gの外面が当接し、弾性規制部15gが縮径する状態に弾性片部15g1が内側に倒れる状態に弾性変形する。そして、ディスクトレイ50がホームポジションの位置に後退した状態で、各弾性片部15g1が外周側へ弾性変形による復元力を放射状に係合凹部51eに作用する。このことにより、ホームポジションに位置するディスクトレイ50は、ディスクトレイ50の略対角の位置に配設された弾性ガイド部15hおよび弾性規制部15gの弾性変形による復元力にて、移動規制された状態となる。
【0045】
この状態で、回路基板70の制御回路が本体部20を制御し、ディスク回転駆動手段25の回転用電動モータ26にて光ディスク200を適宜回転させるとともに処理移動手段30にて記録再生手段40のピックアップ42を記録面に沿って適宜移動させ、記録された情報を読み取る読取処理、あるいは情報を記録する記録処理を実施する。この光ディスク200の回転により、ディスクトレイ50が振動する状態に振動が発生しても、弾性規制部15gおよび弾性ガイド部15hによる復元力により相殺されて、振動による騒音の発生が抑制される。すなわち、ディスクトレイ50は、ホームポジションの位置で移動ギヤ63がラッチ51d1に係合されて進退移動可能な構成であることから、案内リブ15f1,15f2による係合状態のクリアランスおよび移動ギヤ63の係合状態のクリアランスにより、移動ギヤ63の係合位置を中心として回動する状態、ディスクトレイ50の幅方向へ移動する状態、および、進退方向へ移動する状態が生じやすくなっている。ところで、振動により回動する状態あるいは進退方向へ移動する外力が作用しても、弾性規制部15gは弾性片部15g1により異なる複数の方向へ復元力が作用する状態に弾性変形可能に構成されている。このことにより、外力が弾性規制部15gにて吸収され、ディスクトレイ50の振動が抑制され、振動による騒音が抑制される。
【0046】
〔ディスクドライブの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、ディスクトレイ50がケース体10内に後退してケース体10内の本体部20にて光ディスク200の読取処理あるいは記録処理を実施する処理位置であるホームポジションの位置で、ディスクトレイ50の進退方向およびこの進退方向に交差する少なくとも一方向である幅方向に、弾性変形による復元力がケース体10に対してディスクトレイ50に作用する状態で、ディスクトレイ50に設けた係合凹部51eに係脱可能に係合する弾性規制部15gを、ケース体10のシャーシ15に設けている。このため、例えば本体部20による読取処理あるいは記録処理の際に生じる振動がディスクトレイ50に作用しても弾性規制部15gの弾性変形にて吸収し、ディスクトレイ50の振動を抑制できる。したがって、振動による騒音の発生を抑制でき、良好な読取処理や記録処理が得られる。
【0047】
特に、光ディスク200の読取処理あるいは記録処理を実施するディスクドライブ100に適用している。すなわち、高速に回転する光ディスク200を搬送するディスクトレイ50の振動を吸収する構成に適用している。このため、光ディスク200の高速回転により生じやすい振動による騒音を、良好に抑制できる。
【0048】
そして、ディスクトレイ50に凹状の係合凹部51eを設け、シャーシ15に係合凹部51eの凹面に対応する凸面となる外周面を有した弾性規制部15gを設けている。このため、異なる方向に復元力が作用する状態に弾性変形可能な構成が容易に得られ、構成の簡略化による製造性の向上やコストの低減が容易に図れる。
【0049】
特に、ディスクトレイ50に凹状の係合凹部51eを設け、シャーシ15に弾性規制部15gを突設する構成としている。このため、弾性規制部15gをシャーシ15とともに一体形成することが容易にでき、別体の構成を利用することなく振動吸収する構成が容易に得られ、製造性のさらなる向上およびコストのさらなる低減が容易に図れる。
【0050】
また、弾性規制部15gの軸方向がディスクトレイ50の平面、すなわちディスクトレイ50にて搬送される光ディスク200の平面に対して略直交する方向となる状態に突設している。このため、ディスク状の薄い部材である光ディスク200を搬送する構成として略長方形板状の薄型の構成にディスクトレイ50が構成されることとなり、このディスクトレイ50の厚さ方向で溝状に係合凹部51eを形成することで、異なる方向で振動を吸収する構成を小型化でき、構成の小型化および製造性の向上などがさらに容易に得られる。
【0051】
そして、弾性規制部15gをディスクトレイ50の進退移動の移動経路上に突出する状態に設け、係合凹部51eをディスクトレイ50の後退移動時の先端部分である後端面に設けている。このため、進退移動するディスクトレイ50をホームポジションの読取処理あるいは記録処理の位置でディスクトレイ50の振動を吸収するための構成が、別体を用いずに簡単な構造で容易に得られる。
【0052】
さらに、弾性規制部15gをディスクトレイ50の進退移動に対して略直交、すなわちディスクトレイ50の平面に対して略直交する方向に軸方向を有し先端が自由端となる柱状である筒状に突設し、係合凹部51eを弾性規制部15gの軸方向に対応した上下方向に沿った凹溝状に形成している。このため、簡単な構造で異なる方向に作用する振動を吸収するする構成が別体を用いずに容易に得られる。
【0053】
また、弾性規制部15gを3つの弾性片部15g1を備えた3分割に構成している。このため、別体の弾性部材を用いることなく異なる方向に作用する振動を吸収可能な弾性変形による復元力が作用する構成が容易に得られ、またシャーシ15と一体形成する構成でもシャーシ15を弾性部材例えばABSなどの合成樹脂にて形成することで弾性変形による復元力を作用可能な構成が容易に得られる。
【0054】
そして、分割されたうちの1つの弾性片部15g1が、進退移動するディスクトレイ50の先端部となる後端面に対向する位置となる状態に弾性規制部15gを分割形成している。このため、進退方向における振動を吸収できるとともに、他の方向である異なる方向で作用する振動をも他の弾性片部15g1、特に3分割であることから、進退方向に対して交差する移動ギヤ63が係合する位置を中心として回動する方向に作用する振動をも容易に吸収できる構成が得られる。
【0055】
さらに、進退移動させる移動ギヤ63がディスクトレイ50に係合する位置に対して反対側、特に遠い位置となる略対角の位置で係合凹部51eが係合する弾性規制部15gを突設している。このため、作用する振動に対して小さな力でより確実に吸収できる構成が容易に得られる。したがって、作用させる弾性変形による復元力の大きさを小さく設定することが可能となることから、弾性変形する弾性規制部15gの構成が3分割のような簡単な構成でも可能となり、構成の簡略化や小型化が容易に得られる。さらには、ディスクトレイ50の進退移動時の係合凹部51eおよび弾性規制部15gの係脱が小さな力でよく、円滑な進退移動が容易に得られる。
【0056】
また、弾性ガイド部15hにてディスクトレイ50の移動のがたつきを抑制している。このため、ホームポジション以外のディスクトレイ50の位置でも振動を抑制でき、より確実に振動を抑制できる。
【0057】
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は、上述した実施の一形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
【0058】
すなわち、本発明の処理装置としては、上述したように、光ディスク200を対象とした構成に限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなど、光や磁気などにより情報を再生あるいは記録可能ないずれのディスク状記録媒体を処理するディスクドライブ100を対象とすることができる。また、ディスク状記録媒体に限らず、例えば外周面に記録面を有する円筒状の記録媒体など、いずれの形状の記録媒体を処理するドライブをも対象とすることができる。さらには、例えば工作機械や塗装などの表面処理装置など、被搬送物を加工などの処理する位置に搬送するための構成に適用、すなわち被搬送物を搬送する搬送装置における搬送体の移動を規制する構成に適用してもよい。
【0059】
そして、搬送する搬送体であるディスクトレイ50に凹状に形成した係合部である係合凹部51eを設け、ケース体10を構成するシャーシ15に凸状の係止部である弾性規制部15gを設けて説明したが、逆の構成、すなわち係止部として凸状にディスクトレイ50に形成し、この凸状の係止部を係合する凹状の係合部をシャーシ15に設けてもよい。具体的には、図8に示すように、ディスクトレイ50に係合凹部51eに代えて係止部としての弾性規制部80を後方に向けて突出する状態に形成する。そして、シャーシ15の端面部15bに、ディスクトレイ50がホームポジションで弾性規制部80が係合する係合凹部81を設ける。弾性規制部80は、例えば略半球ドーム状に形成され、図8および図9Aに示すように、先端部が縮径する状態に内方に弾性変形可能な弾性片部80aを複数有した複数分割に形成する。係合凹部81は、略球面凹状で、弾性規制部80の外面形状より浅い状態で、弾性規制部80の弾性片部80aが内方に弾性変形するとともに弾性片部80aが互いに接触しない程度に弾性変形した状態での外形に対応した凹面状に形成されている。すなわち、弾性規制部80は、ディスクトレイ50がホームポジションに位置する状態で、図9Bに示すように、弾性片部80aが内方に互いに接触しない程度に弾性変形した状態に係合凹部81に係合する形状に形成されている。このことにより、上述した実施の一形態と同様に、異なる方向に振動が作用しても確実に吸収してディスクトレイ50の振動を抑制できる。
【0060】
さらに、図8および図9Aおよび図9Bに示す実施の形態における弾性規制部80として、例えば図10に示すように、ゴムなどの弾性部材にて形成した弾性規制部材85をディスクトレイ50に装着してもよい。この弾性規制部材85としては、略半球状に突出する係止部85aと、ディスクトレイ50に取り付けられる取付部85bとを一連に形成した構成である。別途弾性部材にて形成した弾性規制部材85を取り付けるのみで、ディスクトレイ50などのような弾性部材である例えばABSなどの合成樹脂にて形成できない金属製などの搬送体でも、振動吸収のための構成を適用できる。
【0061】
また、3分割の弾性規制部15gをシャーシ15に一体形成して説明したが、例えば図10に示す弾性規制部材85のように、別体に形成したものをシャーシ15やケース体10の他の位置などに取り付ける構成としてもよい。このような構成では、例えばケース体として弾性部材である例えばABSなどの合成樹脂にて形成できない金属製である場合にも振動吸収のための構成を適用できる。
【0062】
さらには、3分割に限らず、3つ以上に複数分割してもよい。また、例えば図11に示すように、半円柱状に形成した取付凸部90aの外周面にゴムや発泡ウレタンなどの弾性部材である軟質部材90bを取り付けて係止部90を構成してもよい。この図11の構成を、上述したように、円柱状に突出する状態に設けてもよい。さらには、例えば図11に示す構成として、図10に示す構成における凹凸が反対となるように、シャーシ15の端面部15bに弾性部材を進退方向に突出する状態に係止部を設け、ディスクトレイ50に係止部の形状に対応した凹状の係合部を設けてもよい。
【0063】
また、異なる方向に復元力が作用する状態に係止部として弾性規制部15gを構成したが、係合部にも弾性変形による復元力を係止部に作用、すなわち係止部および係合部にそれぞれ弾性変形による復元力を作用させる構成を設けてもよい。例えば図12Aに示すように、ディスクトレイ50に設けた係合凹部95内に幅方向に軸方向を有しディスクトレイ50の進退方向で弾性変形可能な弾性部材としての弾性舌片部96を突設する。また、係止部として、ディスクトレイ50の進退方向に対して交差する方向である係合凹部95の幅方向に対応する方向に弾性変形可能な2つの弾性片部97aを備えた2分割に形成された弾性規制部97をシャーシ15に突設する。そして、ディスクトレイ50がホームポジションに後退した状態で、図12Bに示すように、弾性規制部97が弾性舌片部96を弾性変形するとともに、弾性規制部97は弾性片部97aが互いに近接する方向に弾性変形し、係合によりディスクトレイ50の進退方向および進退方向に交差する方向である幅方向に弾性変形による復元力が作用する状態とする。このことにより、上述した実施の一形態と同様に、別部材を用いることなく振動を抑制できる。なお、係合部に設けられる弾性部材としては、弾性舌片部96のような舌片状に設けられた構成に限らず、ディスクトレイ50の進退方向で弾性変形による復元力を作用させるいずれの形状のものでもできる。
【0064】
さらに、弾性規制部15gが係合する係合凹部51eを1対設けた構成で説明したが、複数対、例えばディスクトレイ50の後端面の両側近傍に位置する状態に2対設けるなどしてもよい。このことにより、より確実に振動を抑制できる。さらに、複数対設ける構成においては、いずれか1つの対では1方向に作用する振動を吸収する構成とし、他の対で異なる方向に作用する振動を吸収するように、複数対で異なる方向に弾性変形に対する復元力が作用するように構成してもよい。
【0065】
また、弾性ガイド部15hを設けてこの弾性ガイド部15の弾性変形による復元力をも作用させてディスクトレイ50の移動を規制して説明したが、弾性ガイド部15hを設けない構成としてもよい。さらには、別の構成にて移動規制してもよい。
【0066】
さらに、第1の係合凹溝部51c1に逃げ凹部51c11を設けて説明したが、この逃げ凹部51c11を設けず、ディスクトレイ50がホームポジションの位置でも弾性ガイド部15hが弾性変形された状態で第1の係合凹溝部51c1に係合する状態としてもよい。このことにより、例えばホームポジションにおける振動による幅方向の移動および進退方向の移動をも抑制でき、ホームポジションでの振動をより確実に抑制でき、振動による騒音の抑制や処理の安定化なども得られる。また、逃げ凹部51c11としては、上述した第2の膨出部15h4が係合する構成に限らず、例えば第1の膨出部15h4が係合することで弾性変形を解除させたり、双方がそれぞれ係合して弾性変形を解除させたりするなどしてもよい。
【0067】
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
【0068】
〔実施の形態の効果〕
上述したように、シャーシ15上に配設した本体部20にて光ディスク200の読取処理あるいは記録処理を実施するホームポジションの位置で、ディスクトレイ50の進退方向およびこの進退方向に交差する少なくとも一方向に弾性変形による復元力がケース体10に対してディスクトレイ50に作用する状態で、ディスクトレイ50に設けた係合凹部51eに係脱可能に係合する弾性規制部15gをシャーシ15に設けている。このため、例えば本体部20による読取処理あるいは記録処理の際に生じる振動がディスクトレイ50に作用しても弾性規制部15gの弾性変形にて吸収し、ディスクトレイ50の振動を抑制できる。
【産業上の利用可能性】
【0069】
本発明は、シャーシ上に配設された処理部で処理する被搬送物を搬送する移動可能な前記搬送体の移動を規制する移動規制装置、その方法、および、処理装置に利用できる。
Claims (11)
- シャーシと、このシャーシ上に移動可能に配設され被搬送物を前記シャーシ上へ搬送する搬送体と、前記シャーシ上に配設され前記搬送体にて前記シャーシ上に搬送された前記被搬送物を処理する処理部とを備えた処理装置に設けられ、前記シャーシ上に移動した状態の前記搬送体の移動を規制する移動規制装置であって、
前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか一方に設けられた係合部と、
前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか他方に設けられ、前記搬送体が前記処理部にて前記被搬送物を処理可能な処理位置に移動した状態で、前記搬送体の移動方向およびこの移動方向に交差する少なくとも一方向に、弾性変形による復元力が前記シャーシに対して前記搬送体に作用する状態で前記係合部に係脱可能に係合され、前記シャーシに対する前記搬送体の移動を規制する係止部と、
を具備し、
前記係合部は、前記係止部を係合する状態で、前記搬送体の移動方向およびこの移動方向に交差する少なくとも一方向のうちの少なくともいずれか一方に弾性変形による復元力を作用させ、
前記係止部は、前記係合部に係合された状態で、前記係合部が弾性変形による復元力を作用させる方向と異なる方向で弾性変形による復元力を作用させる
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項1に記載の移動規制装置であって、
前記係合部および前記係止部のうちのいずれか一方は、凹面を有し、
前記係合部および前記係止部のうちのいずれか他方は、前記凹面に対応する凸面を有する形状に形成された
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項1または請求項3に記載の移動規制装置であって、
前記係合部は、凹状に形成されて前記搬送体に設けられ、
前記係止部は、前記係合部内に係合可能に前記シャーシに突設された
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項4に記載の移動規制装置であって、
前記係止部は、前記搬送体の移動の移動経路上に突出する状態に設けられ、
前記係合部は、前記搬送体の前記処理位置への移動における先端部分に位置して設けられた
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項4または請求項5に記載の移動規制装置であって、
前記係止部は、前記搬送体の移動方向に対して交差する方向に沿った軸方向を有し先端部が自由端となる柱状に突出形成され、
前記係合部は、前記係止部の軸方向に対応した方向に凹溝状に形成された
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項6に記載の移動規制装置であって、
前記係止部は、略円筒状で周方向に3つ以上で分割形成された
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項7に記載の移動規制装置であって、
前記係止部は、分割された少なくとも一片部が前記搬送体の前記処理位置への移動における先端部に対向する位置関係で分割形成された
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項4または請求項5に記載の移動規制装置であって、
前記係合部は、内方に突出し前記搬送体の移動方向に弾性変形可能で前記係止部を係合する状態で弾性変形する弾性部材を有し、
前記係止部は、前記係止部に係合された状態で前記搬送体の移動方向に対して交差する少なくとも一方向で弾性変形可能に形成された
ことを特徴とした移動規制装置。 - 請求項4ないし請求項9のいずれかに記載の移動規制装置であって、
前記シャーシは、少なくとも一部が弾性材料にて形成された
ことを特徴とした移動規制装置。 - シャーシと、
このシャーシ内に移動可能に配設され被搬送物を前記シャーシ内外へ搬送する搬送体と、
前記シャーシ内に配設され前記搬送体にて前記シャーシ内に搬送された前記被搬送物を処理する処理部と、
請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の移動規制装置と、
を具備したことを特徴とした処理装置。 - シャーシと、このシャーシ上に移動可能に配設され被搬送物を前記シャーシ上へ搬送する搬送体と、前記シャーシ上に配設され前記搬送体にて前記シャーシ上に搬送された前記被搬送物を処理する処理部と、前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか一方に設けられた係合部と、前記シャーシおよび前記搬送体のうちのいずれか他方に設けられ弾性変形による復元力が前記シャーシに対して前記搬送体に作用する状態に前記係合部に係脱可能に係合される係止部とを備えた処理装置における前記シャーシ上に移動した状態の前記搬送体の移動を規制する移動規制方法であって、
前記搬送体が前記シャーシ上に前記処理部にて前記被搬送物を処理可能な処理位置に移動した状態で前記係止部を前記係合部に係合させて、前記搬送体の移動方向およびこの移動方向に交差する少なくとも一方向のうちの少なくともいずれか一方に弾性変形による復元力を前記係合部により作用させ、かつ前記係合部での弾性変形による復元力を作用させる方向と異なる方向で弾性変形による復元力を前記係止部により作用させ、前記シャーシに対する前記搬送体の移動を規制する
ことを特徴とする移動規制方法。
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