JP2008123619A - ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で安定して光ディスクを保持できるディスク装置を提供する。
【解決手段】光ディスク10を軸支するターンテーブル222と光ディスク10の情報処理を実施する情報処理部とを備えたディスク処理部200を、光ディスク10の搬送経路上に進退する状態に回動可能に配設する。ディスク処理部200の周縁に位置してガイド部材430にて移動可能に配設した移動カム420のカム溝421に、ディスク処理部200の係止爪214が係合する。電動モータの駆動により移動カム420の移動に応じてディスク処理部200のターンテーブル222が光ディスク10の搬送経路上に進出する進出状態に移動すると、ガイド部材430に折曲形成した弾性付勢部432Aが弾性変形しつつディスク処理部200に当接し、がたつきを防止でき、騒音を防止でき、安定して情報処理できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、ディスク状の記録媒体を着脱可能で回転可能に保持して情報処理をするディスク装置に関する。
従来、ノート型パソコンなどに装着可能な薄型のディスクドライブや、録画再生装置に装着されるディスクドライブ、車両に搭載されるナビゲーション装置に利用されるディスクドライブなど、ディスク状の記録媒体をトレイにて搬送する構成や、いわゆるスロットインタイプなどのディスクドライブなど、各種ディスクドライブが知られている。そして、これらディスクドライブでは、搬送されるディスク状の記録媒体の搬送経路に進退可能に、記録媒体を回転可能に軸支し、記録媒体に記録された情報を読み取ったり上方を記録したりする情報処理を実施するいわゆるトラバースメカを回動可能に配設する構成が採られている(例えば、図1および図2参照)。
そして、図1に示すようなトラバースメカ1が回動する従来のディスクドライブ2では、凹溝状のガイド部材3により移動カム4をスライド移動可能に配設している。また、トラバースメカ1に突設した係止爪1Aを、移動カム4に設けられたカム溝4Aに、図1および図2に示すようなガイド部材3のスリット3Aを介してカム溝4A内で摺動可能に係合させている。そして、モータ駆動により移動カム4を移動させることで、ディスク状の記録媒体5の搬送経路に対して、トラバースメカ1が進退する構成が採られている。
しかしながら、上述した図1および図2に示すようなトラバースメカが回動する構成では、近年の記録媒体の高速回転駆動などにより、トラバースメカが振動し、振動によるノイズの発生や情報処理の誤動作などを生じるおそれがある。
本発明は、このような実情などに鑑みて、簡単な構成で安定してディスク状の記録媒体を保持できるディスク装置を提供することを一つの目的とする。
請求項1に記載の発明は、略中央に孔部を有するディスク状の記録媒体を着脱可能で回転可能に保持し、前記保持された記録媒体へ情報を記録する記録処理および前記記録媒体に記録された情報を読み取る読取処理のうちの少なくともいずれか一方の情報処理を実施するディスク装置であって、前記記録媒体が挿脱される挿脱口を有したケース体と、このケース体内に配設され前記挿脱口を介して前記記録媒体を前記ケース内外へ搬送する搬送手段と、前記ケース体内に配設され、前記記録媒体を着脱可能で回転可能に軸支する軸支部および前記情報処理を実施する情報処理部を備え、周縁部に係止部を有したディスク処理部と、前記ケース体内に配設され、前記ディスク処理部を前記軸支部が前記搬送手段により搬送される前記記録媒体の搬送経路上に進退可能に移動させる移動手段と、を具備し、前記移動手段は、駆動手段と、前記ディスク処理部の係止部が係合される係合部を有し、前記ディスク処理部の周縁に位置して前記駆動手段の駆動により移動可能に配設された移動カムと、前記移動カムを移動可能に保持し、前記移動カムの移動に応じて前記ディスク処理部が前記記録媒体の搬送経路上に進出する状態に移動されると前記ディスク処理部の周縁に弾性変形しつつ当接される弾性付勢部を有したガイド部材と、を備えたことを特徴としたディスク装置である。
以下、本発明における一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、ディスク状記録媒体として光ディスクに情報を記録および読み出すいわゆるスロットインタイプのディスク装置を例示して説明するが、例えばディスク状記録媒体を搬送するトレイを備えた構成など、軸支部を備えた台座部が移動するいずれの構成も対象とすることができる。また、情報の読み出しあるいは記録のみでもよい。さらに、ディスク状記録媒体としては、光ディスクに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなどのいずれのディスク状記録媒体を対象とすることができる。また、例えば携帯型のパーソナルコンピュータなどの電気機器に装着されるいわゆる薄型のスロットインタイプで例示するが、例えばゲーム機や映像データの録画などの記録や再生のための処理をする再生装置などの単体の構成としてもよく、薄型の構成に限られない。
〔ディスク装置の構成〕
図3は、本実施形態に係るディスク装置の概略構成を示す一部を切り欠いた平面図である。図4は、ディスク装置の概略構成におけるディスク未装着時の待機状態を示す一部を切り欠いた側面図である。図5は、図4における移動カム近傍を示す一部を切り欠いた側面図である。図6は、ディスク装置の概略構成におけるディスク装着時の進出状態を示す一部を切り欠いた側面図である。図7は、図6における移動カム近傍を示す一部を切り欠いた側面図である。
図3において、100は、本発明の一実施形態にかかるディスク装置である。このディスク装置100は、例えばノート型のパーソナルコンピュータなどの携帯型の電気機器や、車両などに搭載される電気機器などに装着される、いわゆるスロットインタイプと称されるものである。
このディスク装置100は、ディスク状の記録媒体としての例えば光ディスク10における少なくとも一面に設けられた記録面11(図6参照)に記録された情報を読み込む読込処理、および記録面11へ各種情報を記録する記録処理のうち少なくとも一方の情報処理を実施する。ここで、このディスク状の記録媒体としては、例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)あるいはBD(Blu-ray Disc:ブルーレイディスク)またはHD−DVD(High Definition DVD)などの光ディスク10、光磁気ディスク、磁気ディスク、あるいは、これらを貼り合わせた複合ディスクなどの各種構成を例示することができる。
そして、ディスク装置100は、例えば金属製で内部空間を有する略箱形状のケース体110を有している。
このケース体110には、一側面である前面(図3中右側)に例えば合成樹脂にて細長板状に形成された図示しない化粧板が設けられている。この化粧板には、長手方向に沿ってスリット状に設けられた図示しない開口部が設けられている。また、ケース体110内には、いわゆるトラバースメカと称されるディスク処理部200と、処理移動手段300と、ディスク処理部200を移動、例えば回動させる移動手段としての駆動部400と、光ディスク10を搬送する搬送手段500と、図示しない制御回路部と、が配設されている。
ディスク処理部200は、例えば金属板にて平面視で扁平八角形状に形成された回動体としての台座部210を有している。この台座部210は、略中央に切欠部211が設けられ枠状に形成されている。そして、この台座部210には、周縁近傍である長手方向の一端側に位置して、軸支部としてのディスク回転駆動手段220が配設されている。
ディスク回転駆動手段220は、スピンドルモータなどの回転用電動モータ221と、この回転用電動モータ221の図示しない出力軸に一体的に設けられたターンテーブル222と、を備えている。
回転用電動モータ221は、制御回路部に制御可能に接続され、制御回路部から供給される電力により駆動する。
ターンテーブル222は、いわゆるセルフチャック機能を備え、光ディスクを着脱可能に支持すなわち軸支する。具体的には、ターンテーブル222は、図3、図4および図6に示すように、光ディスク10の中心に開口形成された孔部としての軸孔12に嵌挿して着脱可能に軸支する略円柱状の回転軸222Aと、この回転軸222Aの外周面にフランジ状に突設され光ディスク10の軸孔の周縁が載置されて支持する鍔部222Bと、回転軸222Aの周面から進退可能に進出して配設され光ディスク10の軸孔の周縁に係合して鍔部222Bとにより光ディスク10を挾持する係合部222Cと、を備えている。そして、ターンテーブル222は、回転用電動モータ221により、軸支する光ディスク10とともに回転する。
また、台座部210には、図示しないガイド部材としての一対のガイドシャフトが配設されている。
これらガイドシャフトは、例えば金属製の細長棒状に形成され、台座部210の長手方向に軸方向が略沿う状態に略平行に配設されている。
さらに、台座部210には、情報処理部240が配設されている。
この情報処理部240は、一対のガイドシャフト間に架橋する状態に支持される移動保持部241を備えている。
この移動保持部241には、図示しない光源と、この光源からの光を収束するレンズ242Aと、光ディスク10で反射された反射光を検出する図示しない光センサとを備えた光ピックアップ242が配設されている。この光ピックアップ242は、制御回路部に信号を送受信可能に接続され、制御回路部の制御により、光ディスク10の記録面に記録された各種情報を読み取って出力回路部へ出力する読取処理や、制御回路部からの各種情報を記録面に記録する記録処理を実施する。
そして、ディスク処理部200は、台座部210における長手方向の一端側であるターンテーブル222が設けられた側が回転軸222Aの軸方向に略沿う方向で回動可能に他端側がケース体110に軸支され、ケース体110内にターンテーブル222側が回動端となる状態に回動可能に配設されている。
処理移動手段300は、台座部210に一体的に配設されている。この処理移動手段300は、図3に示すように、電動モータであるステッピングモータなどの移動用電動モータ310と、スクリュ部材としての図示しないリードスクリュと、を備えている。
移動用電動モータ310は、制御回路部に制御可能に接続され、制御回路部から供給される電力により駆動する。
リードスクリュは、例えば金属製の細長棒状に形成されて移動用電動モータ310に連結され、情報処理部240の図示しない移動規制爪部が係合される係合部としての螺旋状の係合溝が外周面に設けられている。
そして、処理移動手段300は、移動用電動モータ310の駆動により回転するリードスクリュにより、ガイドシャフトに支持された情報処理部240を移動させる。
駆動部400は、ケース体110に配設された、例えば制御回路部に動作制御される駆動手段としての電動モータ410と、この電動モータ410の駆動により移動する対をなす移動カム420と、を備えている。
移動カム420は、図4ないし図7に示すように、長手状に形成され、ケース体110に上方(図3中手前側)に向けて開口する凹溝状のガイド部材430により、ケース体110の前後方向(図1中左右方向)と、ケース体110の左右方向(図3中上下方向)とに、それぞれ長手方向で移動可能に配設されている。
ガイド部材430は、例えば鋼板などにて、断面コ字状に折曲されて凹溝状に形成されている。具体的には、ガイド部材430は、長手板状でケース体110に取り付けられる取付部431と、この取付部431の長手方向の両側縁から同方向に略垂直に折曲された一対の側板部432とを有し、内周側が凹溝となる構成に形成されている。
そして、ガイド部材430には、ディスク処理部200に対向する側板部432に、ディスク処理部200の回動方向に沿ってスリット状に形成され、台座部210に外方に向けて突設された係止部としての係止爪214が摺動可能に案内されつつ係合するガイドスリット433が設けられている。
また、このガイドスリット433の両側に位置する側板部432は、先端部に、外側に折曲され、さらに先端縁側が内側に折曲されて断面略く字状に折曲された弾性付勢部432Aが設けられている。すなわち、側板部432は、図4に示すように、ディスク処理部200が光ディスク10の未装着状態の待避位置に位置する際には弾性付勢部432Aがディスク処理部200に当接せず、図6に示すように、ディスク処理部200が光ディスク10を装着し情報処理する進出位置に位置する際には、弾性付勢部432Aの外方への先端部がディスク処理部200の台座部210の側面に、弾性変形しつつ当接する状態に、折曲形成されている。
また、移動カム420には、長手方向の一側面に、長手方向に凹溝状でディスク処理部200の回動方向となる移動カム420の幅方向で折れ曲がる形状に形成され、台座部210に外方に向けて突設された係止爪214が摺動可能に係合される係合部としてのカム溝421が設けられている。
そして、移動カム420は、電動モータ410の図示しない出力軸に係合され、電動モータ410の駆動により移動されて、台座部210を回動させる。
この台座部210の回動は、搬送手段500により光ディスク10が搬送される移動経路上に、ターンテーブル222の回転軸222Aが進退する状態である。また、駆動部400の移動カム420は、光ディスク10が所定の位置まで搬送されると光ディスク10の例えば軸孔12近傍をケース体110の天井面に押し付けて、光ディスク10をターンテーブル222に軸支させる状態に台座部210を回動させる。
なお、光ディスク10を化粧板の開口部から排出する際に、ターンテーブル222の回転軸222Aが移動経路上から後退する状態に台座部210を回動させると、ケース体110の底面に突設されたピン部215の先端が光ディスク10の軸孔近傍に当接し、回転軸222Aの軸支状態が解除される。
これら台座部210を回動させる移動カム420の移動は、ケース体110に移動カム420の位置に応じてオンオフ可能に配設された図示しない複数の検出スイッチのオンオフに基づいて、制御回路部が電動モータ410の駆動状態を制御することで制御される。
搬送手段500は、ケース体110に配設された検知アーム531と、連動アーム532と、搬入アーム533と、図示しない検知スイッチと、を備えている。
これら検知アーム531、連動アーム532および搬入アーム533は、例えば金属板などにて細長板状に形成され、それぞれ長手方向の一端部がケース体110に回動可能に軸支されている。そして、検知アーム531および連動アーム532は、長手方向の中間部が互いに回動可能に軸支されて連結され、検知アーム531の回動に伴って連動アーム532が回動する。また、搬入アーム533は、他端側がケース体110の開口部近傍で内方へ回動可能に配設され、他端側が光ディスク10の周縁に当接して光ディスク10を搬入させる。そして、検知アーム531、連動アーム532および搬入アーム533の回動側の先端近傍には、軸方向における略中央が径小に形成され周面に光ディスク10の周縁が当接される滑車535が回転自在に軸支されている。
なお、検知アーム531および搬入アーム533は、比較的に強い力が作用した場合には付勢に抗して外側へ移動可能、具体的には光ディスク10が開口部内へ押し込まれた場合には光ディスク10の周面により外側へ押し出されるように回動可能となっている。
搬送手段500の検知スイッチは、ケース体110に配設され、連動アーム532の回動状態によりオンオフする。この検知スイッチのオンオフ信号は、制御回路部へ出力される。
制御回路部は、例えばCPU(Central Processing Unit)など各種電気部品が搭載された回路基板に回路構成として構成され、ディスク装置100全体の動作を制御する。
そして、制御回路部は、搬送手段500の検知スイッチのオンオフに基づいて光ディスク10の挿入を検知、例えば検知スイッチがオフとなったことを認識すると、光ディスク10が挿入されたと判断し、駆動部400を動作させ、ターンテーブル222の回転軸222Aが光ディスク10の移動経路上に進出する状態にディスク処理部200を回動させる制御をする。
また、制御回路部は、光ディスク10の排出を要求する例えばイジェクトボタンの操作を認識、あるいは電気機器からの光ディスク10を排出させる指令信号などを認識すると、移動用電動モータ310を駆動させて情報処理部240を台座部210の回動基端側の端部位置へ移動させる制御をする。さらには、制御回路部は、情報処理部240の端部位置への移動が完了したことを認識すると、駆動部400を動作させ、回転軸222Aが移動経路から後退する状態にディスク処理部200を回動させる制御をする。そして、制御回路部は、搬送手段500の検知アーム531および連動アーム532を移動させ、光ディスク10を開口部から排出させる制御をする。
〔ディスク装置の動作〕
次に、上記一実施形態におけるディスク装置100の動作を説明する。
まず、電気機器の電源の投入により、ディスク装置100に電力が供給される。この電力の供給により、制御回路部は検知スイッチのオンオフ状態に基づいてディスク処理部200の回動状態を認識する。
具体的には、検知スイッチがオフしている場合には、検知アーム531が回動された待機状態であると判断し、ターンテーブル222の回転軸222Aが光ディスク10の搬送経路上に位置、すなわちディスク処理部200が図6に示すような進出位置と判断し、光ディスク10が挿入されて搬入完了位置に位置すると判断する。一方、検知スイッチがオンしている場合には、検知アーム531の先端が開口部側へ回動していると判断し、回転軸222Aが光ディスク10の搬送経路上から待避、すなわちディスク処理部200が図4に示すような待避位置と判断し、光ディスク10が装填されていない光ディスク10の挿入待機状態と判断する。
そして、制御回路部は、電気機器の動作を制御する回路へ光ディスク10が挿入されているか否かに関する信号を出力する。
そして、光ディスク10の挿入待機状態で光ディスク10が開口部から挿入されると、光ディスク10の周縁が検知アーム531の滑車に当接する。この状態でさらに光ディスク10が押し込まれると、検知アーム531および搬入アーム533が付勢に抗して外側へ回動される状態に押し出される。そして、光ディスク10がある程度まで押し込まれると、搬入アーム533が光ディスク10の周縁を乗り越える状態となり、再び搬入アーム533が内方に回動する状態に付勢力が作用し、この付勢力により光ディスク10が挿入完了位置へ搬入される。
さらに、光ディスク10が搬入完了位置の手前まで搬入されると、検知スイッチがオフする。そして、制御回路部は、この検知スイッチのオフを認識すると、駆動部400の電動モータ410を駆動させて移動カム420を移動させてディスク処理部200を進出位置へ回動させる処理を開始する。
そして、光ディスク10が搬入完了位置まで搬入されると、検知アーム531が待機位置となって光ディスク10の移動が規制される。この搬入完了位置に光ディスク10が位置することにより、回動しているディスク処理部200のターンテーブル222の回転軸222Aが光ディスク10の略中央に開口する軸孔12に嵌挿し、光ディスク10をケース体110の天井面に当接させて光ディスク10をターンテーブル222に軸支させ、光ディスク10が搬送経路上に位置する状態に台座部210を回動させる。
この台座部210の図4に示す待避位置から図6に示す進出位置へ回動する際、台座部210はガイド部材430の側板部432を弾性変形しつつ弾性付勢部432Aに乗り上げるように移動される。
このディスク処理部200の台座部210と2つのガイド部材430の側板部432との当接により、台座部210は、側板部432の弾性変形による復元力によりがたつきなく進出位置で位置決めされる。
この後、制御回路部は、検知スイッチのオフにより、光ディスク10が搬入完了位置まで搬入されてディスク処理部200が進出位置となって光ディスク10を軸支している状態と判断し、軸支状態の判断処理を実施する。具体的には、回転用電動モータ221を回転駆動させて、光ディスク10の記録面11に記録された各種情報を読み取る読取処理や記録面11へ各種情報を記録する記録処理などの情報処理の要求に基づいて、制御回路部は回転用電動モータ221、移動用電動モータ310および光ピックアップ242の動作を適宜制御し、情報処理を実施する。
この情報処理の際、上述したように、台座部210はガイド部材430の側板部432の弾性変形による復元力によりがたつきなく位置決めされているので、安定した情報処理が得られる。
〔ディスク装置の作用効果〕
上述したように、上記一実施形態では、光ディスク10を着脱可能で回転可能に軸支するターンテーブルと光ディスク10の情報処理を実施する情報処理部240とを備えたディスク処理部200を、光ディスク10がケース体110の挿脱口を介して搬送手段500により搬送される搬送経路上に、駆動部400により進退可能、例えば回動可能に配設している。さらに、駆動部400として、ガイド部材430にて案内されつつ電動モータ410の駆動により移動可能にディスク処理部200の周縁に位置して配設された移動カム420のカム溝421に、ディスク処理部200の係止爪214を係合させる。そして、移動カム420の移動に応じてディスク処理部200のターンテーブル222が光ディスク10の搬送経路上に進出する進出状態に移動されると、ガイド部材430に設けた弾性付勢部432Aが弾性変形しつつディスク処理部200に当接する。
このため、移動カム420の移動を案内保持するガイド部材430に、ディスク処理部200が進出位置に回動した際に弾性変形して当接する弾性付勢部432Aを設ける簡単な構成で、弾性変形による復元力にてディスク処理部200のがたつきを防止できるとともに、常時弾性力が作用せず、情報処理を実施する際の進出位置で当接するので、ディスク処理部200の回動時の負荷を最小限にでき、良好な回動が得られる。したがって、特に近年の光ディスク10の高速回転でも、がたつきを生じることなく、がたつきによる騒音の発生を防止できるとともに、安定した情報処理が得られ、さらには回動のための負荷が最小限であることから電動モータ410も小型のものでよく、小型化が容易に図れる。
そして、鋼板にて内面側が移動カム420を移動可能に保持する凹溝状にガイド部材430を折曲形成し、このガイド部材430の一側となる一方の側板部432に、ディスク処理部200の移動経路である回動経路上に突出する状態に、ディスク処理部200の周縁に弾性変形されて当接する弾性付勢部432Aを設けている。
このため、例えば側板部432を折曲形成して弾性付勢部432Aを設けるなど、簡単な構成でディスク処理部200のがたつきを防止できる構成が容易に得られ、製造性を向上できる。
さらに、弾性付勢部432Aを断面く字状に折曲形成している。
このため、ディスク処理部200の回動時に弾性付勢部432Aが当接して乗り上げるように変形する動作が円滑となり、負荷を最小限に抑えてより安定したディスク処理部200の回動が、簡単な形状に鋼板にて一連に折曲形成するのみでよく、ガイド部材430の例えばプレス加工時に一動作で形成でき、例えば別部材を貼り付けるなどが不要で、容易に製造できる。
また、ディスク処理部200の係止爪214を、ガイド部材430の一方の側板部432に設けたガイドスリット433を介して移動カム420のカム溝421に係合させている。
このため、係止爪214がガイドスリット433にて案内される状態が容易に得られ、ディスク処理部200を移動カム420にて回動させる簡単な構成を利用して、よりディスク処理部200のがたつきの防止が得られるとともに、ディスク処理部200の安定した回動が得られる。
さらに、ターンテーブル222が長手方向の一端側に配設されるとともに長手方向に略沿って移動可能に情報処理部240を配設した長手状にディスク処理部200を構成し、ターンテーブル222側が回動端となる状態にディスク処理部200をケース体110内に配設している。そして、ディスク処理部200の回動端側に位置して、移動カム420およびガイド部材430を配設している。
このため、ディスク処理部200のがたつきによる振動幅が最も大きくなる回動端側に弾性付勢部432Aが位置するので、効率よく確実にディスク処理部200のがたつきを容易に防止できる。
また、台座部210の長手方向の端部形状として、略直交する周面にて構成し、これら直交する周面の位置で互いに略直交方向で移動する移動カム420を、弾性付勢部432Aを有するガイド部材430にてガイドする構成としている。
このため、ディスク処理部200の進出位置へ回動した際に、弾性付勢部432Aの弾性力の方向が互いに略直交する方向に作用するので、より効率よく確実にディスク処理部200のがたつきを容易に防止できる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、本発明のディスク装置を、いわゆるアームにより光ディスク10を搬送するスロットインタイプを例示して説明したが、例えばトレイにて搬送するものなど、トラバースメカが光ディスク10の搬送に対応して移動する各種形態のディスク装置に適用できる。また、設置型の記録再生装置、記録装置、再生装置、設置型や携帯型のパーソナルコンピュータ、ナビゲーション装置、ディスクカメラレコーダなど、各種電気機器に適用できる。
そして、ディスク処理部200を回動可能に配設する構成を例示したが、例えばスライド上に昇降する構成などにも適用できる。
また、ディスク処理部200を回動させる構成として、台座部210に突設した係止爪214を移動カム420のカム溝421に係合させ、移動カム420を移動させる構成を例示したが、例えば逆の構成、すなわち移動カム420に係止爪214を設け、台座部210の周面にカム溝421を設けるなどしてもよい。
さらに、一対の移動カム420をガイドするガイド部材430にそれぞれ弾性付勢部432Aを設けて説明したが、いずれか一方のガイド部材430のみに弾性付勢部432Aを設けてもよい。
また、弾性付勢部432Aとしては、鋼板にて一連に形成する構成に限らず、いずれの形態に形成できる。例えば、ガイド部材に板ばねや多孔質軟質部材などの弾性部材をディスク処理部200が進出位置に回動した際に当接する状態に取り付けるなどしてもよい。
そして、ディスク処理部200の回動端側で移動カム420と係合させて回動させる構成としたが、ディスク処理部200における周面のいずれの位置で移動カム420と係合させる構成としてもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施形態の効果〕
上述したように、光ディスク10を回転可能に着脱可能で回転可能に軸支するターンテーブルと光ディスク10の情報処理を実施する情報処理部240とを備えたディスク処理部200を、光ディスク10がケース体110の挿脱口を介して搬送手段500により搬送される搬送経路上に、駆動部400により進退可能、例えば回動可能に配設している。さらに、駆動部400として、ガイド部材430にて案内されつつ電動モータ410の駆動により移動可能にディスク処理部200の周縁に位置して配設された移動カム420のカム溝421に、ディスク処理部200の係止爪214を係合させる。そして、移動カム420の移動に応じてディスク処理部200のターンテーブル222が光ディスク10の搬送経路上に進出する進出状態に移動されると、ガイド部材430に設けた弾性付勢部432Aが弾性変形しつつディスク処理部200に当接する。
このため、移動カム420の移動を案内保持するガイド部材430に、ディスク処理部200が進出位置に回動した際に弾性変形して当接する弾性付勢部432Aを設ける簡単な構成で、弾性変形による復元力にてディスク処理部200のがたつきを防止できるとともに、常時弾性力が作用せず、情報処理を実施する際の進出位置で当接するので、ディスク処理部200の回動時の負荷を最小限にでき、良好な回動が得られる。したがって、特に近年の光ディスク10の高速回転でも、がたつきを生じることなく、がたつきによる騒音の発生を防止できるとともに、安定した情報処理が得られ、さらには回動のための負荷が最小限であることから電動モータ410も小型のものでよく、小型化が容易に図れる。
従来のディスク装置の概略構成を示す一部を切り欠いた側面断面図である。 上記図1における移動カム近傍を示す一部を切り欠いた側面図である。 本発明に係る一実施形態のディスク装置の概略構成を示す一部を切り欠いた平面図である。 前記一実施形態におけるディスク装置の概略構成におけるディスク未装着時の待機状態を示す一部を切り欠いた側面図である。 前記一実施形態におけるディスク未装着時の待機状態での移動カム近傍を示す一部を切り欠いた側面図である。 前記一実施形態におけるディスク装置の概略構成におけるディスク装着時の進出状態を示す一部を切り欠いた側面図である。 前記一実施形態におけるディスク装着時の進出状態での移動カム近傍を示す一部を切り欠いた側面図である。
符号の説明
10………ディスク状の記録媒体である光ディスク
12………孔部としての軸孔
100………ディスク装置
110………ケース体
200………ディスク処理部
214………係止部としての係止爪
220………軸支部としてのディスク回転駆動手段
240………情報処理部
400………移動手段としての駆動部
410………駆動手段としての電動モータ
420………移動カム
421………係合部としてのカム溝
430………ガイド部材
432A……弾性付勢部
433………ガイドスリット
500………搬送手段

Claims (5)

  1. 略中央に孔部を有するディスク状の記録媒体を着脱可能で回転可能に保持し、前記保持された記録媒体へ情報を記録する記録処理および前記記録媒体に記録された情報を読み取る読取処理のうちの少なくともいずれか一方の情報処理を実施するディスク装置であって、
    前記記録媒体が挿脱される挿脱口を有したケース体と、
    このケース体内に配設され前記挿脱口を介して前記記録媒体を前記ケース内外へ搬送する搬送手段と、
    前記ケース体内に配設され、前記記録媒体を着脱可能で回転可能に軸支する軸支部および前記情報処理を実施する情報処理部を備え、周縁部に係止部を有したディスク処理部と、
    前記ケース体内に配設され、前記ディスク処理部を前記軸支部が前記搬送手段により搬送される前記記録媒体の搬送経路上に進退可能に移動させる移動手段と、を具備し、
    前記移動手段は、駆動手段と、前記ディスク処理部の係止部が係合される係合部を有し、前記ディスク処理部の周縁に位置して前記駆動手段の駆動により移動可能に配設された移動カムと、前記移動カムを移動可能に保持し、前記移動カムの移動に応じて前記ディスク処理部が前記記録媒体の搬送経路上に進出する状態に移動されると前記ディスク処理部の周縁に弾性変形しつつ当接される弾性付勢部を有したガイド部材と、を備えた
    ことを特徴としたディスク装置。
  2. 請求項1に記載のディスク装置であって、
    前記ガイド部材は、鋼板にて内面側が前記移動カムを移動可能に保持する凹溝状に折曲形成され、一側に前記ディスク処理部の移動経路に進出する状態で前記ディスク処理部の周縁に弾性変形されて当接する弾性付勢部が設けられた
    ことを特徴としたディスク装置。
  3. 請求項1また請求項2に記載のディスク装置であって、
    前記ディスク処理部の係止部は、外方に向けて突出する係止爪であり、
    前記移動手段の係合部は、凹溝状のカム溝であり、
    前記ガイド部材は、前記ディスク処理部の移動方向に略沿って前記係止部を案内しつつ移動可能に挿通するスリット状のガイドスリットを有した
    ことを特徴としたディスク装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のディスク装置であって、
    前記ディスク処理部は、長手状に形成され、長手方向の一端側に前記軸支部が配設されるとともに長手方向に略沿って移動可能に前記情報処理部が配設され、前記軸支部が位置する周縁側が回動端となる状態に回動可能に前記ケース体内に配設され、
    前記移動手段は、前記移動カムおよび前記ガイド部材を前記ディスク処理部の回動端側に設けられた
    ことを特徴としたディスク装置。
  5. 請求項4に記載のディスク装置であって、
    前記ディスク処理部は、少なくとも回動端側の端部周面が略直交する状態に形成され、
    前記移動手段は、前記移動カムが前記ディスク処理部の端部周面の位置で互いに略直交方向で移動可能に一対備えた
    ことを特徴としたディスク装置。
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