JP4553673B2 - 処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送部により着脱可能に被搬送物をケース体内外へ搬送し処理部にて処理する処理装置に関する。
従来、例えばCD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)、HD(Hard Disk)などのディスク状記録媒体やテープ状記録媒体などの着脱可能に装着される記録媒体に記録された情報を適宜読み出し、あるいは記録媒体に情報を記録する処理をする処理装置が広く利用されている。このような処理装置として、記録媒体を処理装置内外へ搬送する搬送装置と、例えば電力の供給の停止や衝撃などの異常動作などにより搬送装置が動作しない状態でも処理装置内に搬送された記録媒体を排出させる排出機構とを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のものは、テープデッキの底面に、ローディング駆動部およびキャプスタン駆動部に対応する箇所に、回動操作用開口部を穿設している。そして、回動操作用開口部に棒状の治具を挿入し、ローディング駆動部のローディングプーリの近傍箇所に設けられた突起や、キャプスタン駆動部のキャプスタンモータのプーリを、治具の先端で強制的にテープを取り出しできる方向に回動させ、テープを取り出す構成が採られている。
特開2000−207799号公報(第2頁右欄−第3頁左欄)
しかしながら、上述した特許文献1に記載のような従来の構成では、内部状況が確認できないローディングプーリやキャプスタンモータのプーリを治具の先端で回動させるので、操作が煩雑である。そして、治具の回動操作を容易とするために回動操作用開口部の開口面積を大きくしたのでは、塵埃などが内部に侵入しやすくなり、塵埃により誤作動や損傷が生じたり、開口面積が広くなったことにより治具にて他の部位を操作しやすくなって他の部位を損傷させたり、するなどの不都合を生じるおそれがある問題点が一例として挙げられる。
本発明の目的は、このような問題点などに鑑みて、装着される被搬送物の手動による取り出しが容易な処理装置を提供することである。
請求項1に記載の発明は、開口部を有したケース体と、このケース体に設けら記開口部を介して被搬送物を前記ケース体内外へ搬送する搬送部と、前記ケース体内に搬送された前記被搬送物を処理する処理部と、を具備した処理装置であって、前記搬送部は、駆動手段と、この駆動手段の駆動により前記開口部を介して前記被搬送物を前記ケース体内外へ搬送する搬送手段と、前記駆動手段により移動され前記処理部が前記被搬送物を処理する処理位置およびこの処理位置から後退した後退位置間で前記処理部を移動させるとともに、前記被搬送物が前記処理部にて処理される搬入位置から前記開口部側へ前記搬送手段を移動させる移動体と、を備え、前記ケース体は、前記処理部を前記後退位置から前記処理位置へ移動させる前記移動体の移動方向における先端部に対向する位置に、前記処理部を前記処理位置から前記後退位置へ移動させる前記移動体の移動方向へ前記移動体を移動させる治具が挿入可能な操作開口部と、この操作開口部に挿入される治具の操作をガイドする操作ガイド部とを有し
前記操作ガイド部は、前記操作開口部の開口縁に連続して略筒状に設けられたことを特徴とした処理装置である。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、被搬送物であるディスク状記録媒体としての光ディスクに情報を記録および読み出す処理装置であるディスク装置としてのディスクドライブを例示して説明するが、例えば携帯型のディスク装置やディスクドライブを備えた例えば映像データの録画などの記録や再生のための処理をする再生装置、記録装置あるいはゲーム機など、光ディスクに限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなどのいずれのディスク状記録媒体に各種情報を記録あるいは読み出すいずれのディスク装置を対象とすることができる。また、ディスク状記録媒体の平面が略水平方向に沿って装着される利用形態で説明するが、平面が略鉛直方向に沿って装着される利用形態でも適用できる。さらに、ディスク状記録媒体を搬送するディスクトレイを備えた構成を例示するが、ディスクトレイを備えないいわゆるスロットインタイプのディスクドライブやスリムドライブなどローディング時に移動体により処理部が移動されるローディング機構を備えた各種構成も適用できる。また、被搬送物としては、ディスク状記録媒体に限らず、例えば、外周面に記録面を有した円筒状の記録媒体などディスク状の記録媒体に限られない。また、処理装置としては、記録媒体に情報を記録あるいは読み出す処理に限らず、被搬送物としての例えば加工物を処理部としての加工部に搬送して加工させる処理など、いずれの処理を実施する装置に適用できる。
〔ディスクドライブの構造〕
図1は、本実施の形態のディスクドライブの構成を示す分解斜視図である。図2は、開閉駆動手段が配設された枠体およびディスクトレイを示す分解斜視図である。図3は、開閉駆動手段が配設された枠体をディスクトレイとの関係で示す平面図である。図4は、弾性規制部に係合凹部が係合した状態の一部を切り欠いた平面図である。図5は、開閉駆動手段が配設された枠体およびディスクトレイの弾性ガイド部近傍を示す一部を切り欠いた分解斜視図である。図6は、開閉駆動手段が配設された枠体をディスクトレイとの関係で弾性ガイド部近傍を示す一部を切り欠いた平面図である。図7は、弾性ガイド部の第1の係合凹溝部内に係合された状態を示す説明図である。図8は、回動操作部が配設された枠体を示す平面図である。図9は、側面操作開口部から挿入した治具にて移動カムを移動させる操作状況を説明する開閉駆動手段が配設された枠体を示す平面図である。図10は、底面操作開口部から挿入した治具にて移動カムを移動させる操作状況を説明する開閉駆動手段が配設されたディスクドライブを示す一部を切り欠いた正面図である。
図1において、100はディスクドライブで、このディスクドライブ100は、金属製のケース体10を有している。このケース体10は、下面および前面が2面に亘って開口する上ケース11と、この上ケース11の下面を閉塞する下ケース12と、上ケース11の正面となる前面を閉塞する化粧板13とを有し、略矩形状に構成されている。
そして、上ケース11は、長方形平板状の天板部11aと、天板部11aの長手方向の両側縁に略垂直で一連に折曲形成された側板部11bと、天板部11aの長手方向の後端部となる一端縁に側板部11bと同方向に略垂直で一連に折曲形成された図示しない端板部とにより、下面および前面を開口して形成されている。この上ケース11の側板部11bの下端縁には、複数箇所、例えば2箇所内方に向けて折曲形成され図示しないねじ孔が穿設された取付片部11dが設けられている。さらに、上ケース11の一方、例えば図1における左側の側板部11bには、前側に変位した位置に、略円形に穿設された図示しない操作開口部としての側面操作開口部が設けられている。
また、下ケース12は、上ケース11の天板部11aと略同形状の長方形平板状に形成されている。この下ケース12には、天板部11aの取付片部11dに対応して上方に向けて膨出するように屈曲され、ねじ孔12aが穿設された取付ダボ12bが設けられている。さらに、下ケース12には、上ケース11の側面操作開口部に前後方向で対応した前側で長手方向である前後方向の一側に変位した位置に、幅方向に長手状の操作開口部としての底面操作開口部12cが開口形成されている。この底面操作開口部12cは、長手方向の両側縁が略平行で長手方向の両端縁が略円弧状のいわゆる小判形状に形成されている。
さらに、化粧板13は、例えばアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS;Acrylonitrile-Butadiene-Styrene)などの合成樹脂製の略板状に形成されている。この化粧板13には、一面に略垂直に突出され、先端部にそれぞれ上ケース11の側板部11bおよび下ケース12に係脱可能に係合する図示しない係合爪部が突設されている。また、化粧板13には、長手方向となる左右方向に長手状の開口部としての窓部13aが開口形成されている。さらに、化粧板13には、スイッチ操作部13bと、動作確認窓13cと、略円形に穿設された第2の操作開口部としての正面操作開口部13dと、が設けられている。
また、ケース体10は、剛性および絶縁性を有し弾性変形可能な部材である例えばABSなどの合成樹脂製の枠体15を備えている。この枠体15は、上ケース11、下ケース12および化粧板13とにてケース体10を構成し、内部に収容空間18を区画形成する。そして、枠体15は、図1ないし図3に示すように、上ケース11の側板部11bの内面に密着する側面部15aと、上ケース11の端板部の内面に密着する端面部15bと、側面部15aおよび端面部15bの内面側に内方に向けて突出する支持リブ15cと、側面部15aの端面部15bと反対側である前面側の端部に架橋するように設けられた開閉駆動配設部15dとを有し、軸方向の両端面を開口する略長方形枠状に形成されている。また、枠体15の側面部15aには、上ケース11の取付片部11dおよび下ケース12の取付ダボ12b間に挾持されてねじ止めされる取付リブ部15eが設けられている。さらに、枠体15の一方、例えば図1ないし図3における左側の側面部15aには、上ケース11の側面操作開口部に対応する位置に略同形状である円形に図示しない操作開口部としての貫通操作開口が穿設されている。すなわち、上ケース11の側面操作開口部および貫通操作開口は、ケース体10の幅方向で対向して連通する状態に設けられている。
さらに、枠体15の支持リブ15cには、案内リブ15f1,15f2が複数突設されている。これら案内リブ15f1,15f2は、枠体15の側面部15aから内方に向けて突出する部分の支持リブ15cに、枠体15の長手方向である前後方向に沿って直線状に位置する状態にそれぞれ直列状に複数突設されている。そして、これら案内リブ15f1,15f2は、枠体15の幅方向での間隔が所定の距離となる状態に配設されている。そして、案内リブ15f1は、前側である開閉駆動配設部15dに向けて次第に幅狭となる平面視で涙粒状の柱状に所定の高さ寸法で突設されている。さらに、案内リブ15f2は、前後方向に細長壁状で突出する先端縁が略円弧状となるように、案内リブ15f1より低い所定の高さ寸法で突設されている。
また、端面部15b側の基端部で枠体15の長手方向である前後方向の一側(図2および図3における右側)に位置して、係合部としても機能し得る係止部としての弾性規制部15gが突設されている。この弾性規制部15gは、図2ないし図4に示すように、枠体15に一連に形成され、軸方向が支持リブ15cの厚さ方向すなわち支持リブ15cにて構成される平面に対して略垂直に突出する状態に、外周面が略円柱状すなわち略円筒状に形成されている。さらに、弾性規制部15gは、周方向に略均等に3分割されて3つの弾性片部15g1を有している。これら弾性片部15g1は互いに近接する方向に弾性変形可能で、これらの弾性片部15g1の弾性変形により弾性規制部15gは縮径可能に形成されている。そして、弾性規制部15gは、これら弾性片部15g1のうちの一片部である1つの弾性片部15g1が前側に位置する開閉駆動配設部15dに略対向する状態に分割形成されている。すなわち、後述するディスクトレイ50の後退移動の先端部に対向する状態に分割形成されている。なお、弾性規制部15gは、枠体15に一体成形されていることから、先端に従って径寸法が小さくなる先細り状態に抜きテーパが設けられている。
また、枠体15の開閉駆動配設部15dには、枠体15の長手方向の他側(図2および図3における左側)に位置して、かつ案内リブ15f1と直列状となる位置に、弾性ガイド部15hが枠体15から一連に突設されている。この弾性ガイド部15hは、図2、図3および図5ないし図7に示すように、枠体15の長手方向に沿って長手壁状に形成され、長手方向の中間部で開閉駆動配設部15dとの基端部に長手状の駆動伝達貫通孔16が開口形成されたブリッジ状に形成されている。すなわち、弾性ガイド部15hは、開閉駆動配設部15dに略垂直に突出し枠体15の長手方向に対向する状態に一対設けられた支持脚部15h1と、これら支持脚部15h1の先端部間に架橋する状態に設けられ厚さ方向である枠体15の幅方向に弾性変形可能な帯状の弾性部15h2とを有している。そして、支持脚部15h1先端部には、枠体15の長手方向に対して交差する幅方向となる左右方向の一側である右側に向けて膨出する状態に第1の膨出部15h3がそれぞれ設けられている。また、弾性部15h2の略中央には、枠体15の長手方向に対して他面である左側となる第1の膨出部15h3が膨出する方向と反対に向けて膨出する第2の膨出部15h4が設けられている。
さらに、枠体15の側面部15aには、内方に向けて突出する規制爪部15iがそれぞれ突設されている。これら規制爪部15iは、支持リブ15cに対向する下面がディスクトレイ50の進退方向で曲面状に中央が膨出する状態に形成されている。そして、規制爪部15iは、下面の先端と、枠体15の支持リブ15cの上面との間の距離が所定の間隔となる状態に複数突設されている。そして、これら規制爪部15iのうちの少なくとも1つは、弾性ガイド部15hに近接する位置、すなわち枠体15の幅方向における弾性ガイド部15hの一側に位置する状態に設けられている。
また、この枠体15には、処理部としての本体部20が配設されている。この本体部20は、例えば金属製の平板枠状に形成された台座部21を有している。この台座部21は、枠体15の端面部15bから突出する支持リブ15cに一縁が上下方向に回動可能に他縁がねじ止めされて取り付けられている。この台座部21の一縁には、回動案内部22が一体的に取り付けられている。この回動案内部22は、台座部21が一体的にねじにて取り付けられる台座部21の一縁に沿って長手状の取付保持部22aと、この取付保持部22aの長手方向の両端部に略垂直に一体的に突設され先端が枠体15の側面部15aから突出する支持リブ15cに回動可能に軸支される一対の回動腕部22bとを有している。そして、台座部21は、回動案内部22により、回動が案内される。
さらに、台座部21には、回動する一縁側に位置して回転駆動部としてのディスク回転駆動手段25が配設されている。このディスク回転駆動手段25は、例えばスピンドルモータなどの回転用電動モータ26と、この回転用電動モータ26の図示しない出力軸に一体的に設けられた一方の挾持部材としてのターンテーブル27とを有している。このターンテーブル27は、光ディスク200の中心に開口形成された軸孔210に嵌挿する略円柱状の回転軸27aと、この回転軸27aの外周面にフランジ状に突設され光ディスク200の軸孔210の周縁が載置される鍔部27bとを有している。そして、ターンテーブル27の回転軸27aの先端部には、図示しない磁石が埋設されている。
また、台座部21には、処理移動手段30が配設されている。この処理移動手段30は、一対のガイドシャフト31および移動用電動モータ32を備えている。そして、一対のガイドシャフト31は、台座部21の軸支された他縁から回動側の一縁へ向けた方向に軸方向を有して配設されている。さらに、移動用電動モータ32は、図示しない出力軸の軸方向がガイドシャフト31の軸方向に沿う状態で配設されている。この移動用電動モータ32の出力軸の外周面には、螺旋状に図示しない係合溝が設けられている。
さらに、処理移動手段30には、記録再生手段40が配設されている。この記録再生手段40は、一対のガイドシャフト31に架橋する状態で保持された移動保持部41を有している。この移動保持部41には、ガイドシャフト31を移動可能に嵌挿する図示しない保持部と移動用電動モータ32の出力軸の係合溝に係合する図示しない移動規制爪部が設けられている。また、記録再生手段40の移動保持部41には、図示しない光源と、この光源からの光を収束するレンズと、光ディスク200から反射された光を検出する図示しない光センサとを備えたピックアップ42が配設されている。
また、枠体15には、この枠体15の内側に支持リブ15cの上方側で水平方向に進退可能に移動する搬送体としてのディスクトレイ50が配設されている。このディスクトレイ50は、図1ないし図3に示すように、例えば合成樹脂にて略長方形板状に形成されたトレイであるトレイ部51を有している。そして、トレイ部51の一面には、上方に向けて拡開する略円形凹状で光ディスク200が載置可能な平面部である平面を有し光ディスク200を収容する載置凹部51aが設けられている。また、トレイ部51には、載置凹部51aの略中央から外周縁に亘って本体部20のディスク回転駆動手段25および記録再生手段40に対応して開口し、移動するピックアップ42が接触することなく進入可能にトレイ部51の長手方向に沿って長手状に切り欠かれた開口部51bが切欠形成されている。この開口部51bは、収容空間18に収容された光ディスク200の最外周に記録された情報を読み取りあるいは最外周の位置に情報を記録する際にピックアップ42が光ディスク200の最外周に対応して位置してもトレイ部51に当接しないように載置凹部51aの径方向でかつ長手方向に沿った長手状に切欠形成されている。そして、このトレイ部51の長手方向の前側となる一縁には、化粧板13と同材質にて形成され、ケース体10の化粧板13の窓部13aを閉塞する長手板状の窓閉塞板部52が着脱可能に取り付けられている。
さらに、トレイ部51の長手方向の両側部には、下端縁から側方に向けてフランジ状に突出するガイド鍔部51cがそれぞれ設けられている。これらガイド鍔部51cの先端間となるトレイ部51の幅寸法は、枠体15の側面部15aの内面間の幅寸法と略同等もしくは若干幅狭に形成されている。
さらに、トレイ部51の裏面となる載置凹部51aが設けられた面と反対側の面に、長手方向の他側(図2および図3における左側)に位置して長手方向に沿った裏面側である下方に向けて開口する第1の係合凹溝部51c1が設けられている。この第1の係合凹溝部51c1は、図2ないし図4、図6および図7に示すように、ディスクトレイ50の後端部で開口する状態、すなわちディスクトレイ50が進退する際に、案内リブ15f1が端部の開口から係脱する状態となっている。この第1の係合凹溝部51c1の幅寸法は、枠体15の弾性ガイド部15hの第1の膨出部15h3の先端間を結ぶ直線と第2の膨出部15h4との距離である幅寸法より幅狭で、かつ、案内リブ15f1の幅寸法と略同寸法もしくは若干幅広に形成されている。そして、弾性ガイド部15hの中央部が第1の膨出部15h3の突出側に湾曲する状態に幅狭に弾性変形され、第1の膨出部15h3および第2の膨出部15h4の先端部が第1の係合凹溝部51c1の内壁面に幅方向で押し広げる状態に弾性変形による復元力が作用して摺接する状態に弾性ガイド部15hが第1の係合凹溝部51c1内に係合される。さらに、第1の係合凹溝部51c1には、枠体15の案内リブ15f1がディスクトレイ50の進退移動で係脱可能に係合される。これらにより、ディスクトレイ50はがたつきなく移動可能に案内される。なお、第1の係合凹部51c1は、ディスクトレイ50がケース体10内に後退されて搬入し、光ディスク200を処理する処理位置であるいわゆるホームポジションの位置で、弾性ガイド部15hの第2の膨出部15h4が係合し弾性変形が解除され、弾性ガイド部15hのクリープ変形を抑制可能に構成されている。
また、トレイ部51の裏面には、長手方向の一側に位置して長手方向に沿った裏面側である下方に向けて開口し第1の係合凹溝部51c1と略平行な第2の係合凹溝部51c2が設けられている。この第2の係合凹溝部51c2は、第1の係合凹溝部51c1と同様に、ディスクトレイ50の後端部で開口する状態、すなわちディスクトレイ50が進退する際に、案内リブ15f1と反対側に位置する案内リブ15f2が端部の開口から係脱する状態となっている。この第2の係合凹溝部51c2は、案内リブ15f2の幅寸法と略同寸法もしくは略幅広に形成されている。そして、第2の係合凹溝部51c2には、案内リブ15f2がディスクトレイ50の進退移動で係脱可能に係合され、ディスクトレイ50はがたつきなく移動可能に案内される。
さらに、トレイ部51の裏面には、第1の係合凹溝部51c1の開口縁に沿って長手方向に沿った壁状にガイドリブ51dが設けられている。そして、このガイドリブ51dの内面側には、第1の係合凹溝部51c1の下方に位置する状態で第1の係合凹溝部51c1の下方に位置しない状態に、長手方向に沿ったラッチ51d1が設けられている。また、ガイドリブ51dの外面側は、案内リブ15f1側の案内リブ15f2が摺接可能に形成されている。さらに、トレイ部51の裏面には、長手方向で適宜屈曲する状態に裏面側である下方に向けて開口する第3の係合凹溝部51c3が設けられている。
また、トレイ部51の長手方向の後側となる他端縁で長手方向の一側(図2および図3における右側)、すなわちディスクトレイ50が後退移動する際の先端部分となる後端面には、係止部としても機能し得る係合部としての係合凹部51eが切欠形成されている。この係合凹部51eは、図2ないし図4に示すように、後方に向けて凹状でかつトレイ部51の厚さ方向に軸方向を有する状態に厚さ方向で同形状となる凹溝状に形成されている。また、この係合凹部51eは、弾性規制部の径寸法より幅狭でかつ弾性片部15g1の先端が接触する状態に弾性変形した状態での径寸法より幅広で、弾性規制部15gの外周面に対応する略半円状の凹面を有している。さらには、係合凹部51eの開口縁は、後方に向けて拡開する状態に円弧状に形成されている。なお、図4は、ディスクトレイ50が移動される進退方向および直交する幅方向の移動方向での移動における、弾性規制部15gが吸収する力を矢印で示している。
そして、ディスクトレイ50は、上述したように、第1の係合凹溝部51c1に弾性ガイド部15hが弾性変形されて係合される。この弾性ガイド部15hの係合は、弾性部15h2が第1の膨出部15h3の膨出する側に湾曲する状態で弾性変形されている。この弾性ガイド部15hの弾性部15h2の弾性変形により、弾性変形による復元力が、第1の膨出部15h3および第2の膨出部15h4が互いに反対方向で第1の係合凹溝部51c1の略幅方向に沿って突っ張る状態に第1の係合凹溝部51c1の内側面に圧接する状態で作用する。このことにより、ディスクトレイ50は、後述する移動ギヤ63が係合する位置を中心とした回動も含めた幅方向への移動が、弾性ガイド部15hの弾性変形で吸収される。さらに、第1の係合凹溝部51c1には案内リブ15f1が係合され、第2の係合凹溝部51c2には案内リブ15f2が係合され、ガイドリブ51dの外面側に案内リブ15f2が略摺接する状態で係合される。これらの係合および弾性ガイド部15hの弾性変形による復元力により、ディスクトレイ50は、幅方向で移動規制されて枠体15に進退可能に配設される。さらに、ディスクトレイ50は、第1の係合凹溝部51c1に係合する案内リブ15f2の先端が第1の係合凹溝部51c1の底面に摺接するとともに、ガイドリブ51dの外面側に略摺接する案内リブ15f2の先端がガイド鍔部51cの下面に摺接する状態、すなわち2条の案内リブ15f2上に載置され、かつガイド鍔部51cの上面が規制爪部15iの下面に係合すなわち略摺接する状態で対向し、上下方向に移動規制されて枠体15に進退可能に配設される。
そして、枠体15には、図1ないし図3に示すように、開閉駆動配設部15dに位置してディスクトレイ50を進退移動させる搬送手段を構成する開閉駆動手段60が配設されている。この開閉駆動手段60は、互いに係合して開閉駆動配設部15dに回転自在に軸支された、駆動伝達プーリ61、この駆動伝達プーリ61に係合する駆動伝達ギヤ62、およびこの駆動伝達ギヤ62に係合するとともに弾性ガイド部15hに接触することなく駆動伝達貫通孔16に一部が挿通してディスクトレイ50のラッチ51d1に係合する駆動手段を構成する回転ギヤである移動ギヤ63を有している。すなわち、弾性ガイド部15hは、移動ギヤ63を跨ぐ状態に形成されている。すなわち、第1の膨出部15h3が移動ギヤ63の係合する位置に対してディスクトレイ50の進退移動方向の前後で第1の係合凹溝部51c1の一内側面に当接し、これら当接する位置の間で第2の膨出部15h4が反対側の第1の係合凹溝部51c1の他内側面に当接する状態となっている。また、開閉駆動手段60には、移動ギヤ63とにて駆動手段を構成する電動モータである出入用電動モータ64を備えている。この出入用電動モータ64の出力軸64aには、プーリ65が一体的に設けられている。このプーリ65と駆動伝達プーリ61とには無端ベルト66が掛け渡され、出入用電動モータ64の駆動により、プーリ65、駆動伝達プーリ61、駆動伝達ギヤ62および移動ギヤ63が回転し、ディスクトレイ50が化粧板13の窓部13aから進退可能に移動される。
また、開閉駆動手段60は、枠体15の開閉駆動配設部15dに側面部15aの対向方向に沿って移動可能に配設された移動体としての移動カム68を有している。この移動カム68には、ディスクトレイの第3の係合凹溝部51c3に係合する移動規制リブ68aと、移動ギヤ63に係合する移動ラッチ68bと、台座部21に一体的に取り付けられた回動案内部22が係合する略クランク状のリンク溝部68cと、などが設けられている。そして、移動カム68は、出入用電動モータ64の駆動にて駆動伝達ギヤ62が回転すると、回転する移動ギヤ63により移動カム68が枠体15の幅方向に沿って移動し、回動案内部22が係合するリンク溝部68c内で摺動すなわち相対的に移動して台座部21を枠体15の軸方向である上下方向に回動させる。なお、移動カム68は、ディスクトレイ50が後退して枠体15内に位置する状態で台座部21を上方に回動させ、ディスクトレイ50が進退移動する際には、本体部20がディスクトレイ50の進退移動する移動経路から後退する状態に台座部21が下方に回動されてディスクトレイ50と干渉しないようになっている。
さらに、台座部21の下方への回動に伴って、移動カム68の移動規制リブ68aは係合するディスクトレイ50の第3の係合凹溝部51c3内を摺動すなわち相対的に移動する状態となり、ディスクトレイ50の一部が若干進出する状態となる。さらに駆動伝達ギヤ62が回転すると、移動ラッチ68bと移動ギヤ63とが外れ、移動カム68の移動が停止し、移動ギヤ63に係合するディスクトレイ50が進出する状態となる。逆に、ディスクトレイ50が後退して光ディスク200の搬入位置である収納位置としてのホームポジションへ移動されると、第3の係合凹溝部51c3により移動規制リブ68aが移動されて移動ラッチ68bと移動ギヤ63とが再び係合し、台座部21を上方へ回動させる。すなわち、移動カム68は、移動ギヤ63の回転による移動を、ディスクトレイ50を異なる交差した方向であるホームポジションおよび一部が進出する状態の間における進退移動と、本体部20を異なる交差した方向である上下方向に回動させる移動とに変換するリンク機構を備えている。そして、移動カム68の移動方向の端部、すなわちディスクトレイ50が収納位置で本体部20が上方に回動された処理位置で移動カム68が位置(図2および図3における左側)する状態で、移動端となる先端部である図2および図3における左側端面が、上ケース11の側面操作開口部および枠体15の貫通操作開口に対向するとともに、この左側端面の下方に下ケース12の底面操作開口部12cおよび後述する回路基板70の貫通操作開口部71が位置する状態に配設されている。
そして、上述したディスク回転駆動手段25、処理移動手段30、記録再生手段40および開閉駆動手段60により、本体部20が構成される。また、ディスクトレイ50と開閉駆動手段60とにより本発明の搬送手段が構成され、ディスクトレイ50および移動カム68を備えた構成の開閉駆動手段60と出入用電動モータ64および移動ギヤ63とにて構成される駆動手段とにより本発明の搬送部が構成される。
さらに、枠体15には、図8に示すように、開閉駆動配設部15dの下面に回動可能に回動操作部69が配設されている。この回動操作部69は、開閉駆動配設部15dに突設された図示しないリブにて回動可能に軸支される略円筒状の軸支部69aと、この軸支部69aの外周面に径方向に突出し先端部に凹曲面部69b1を有した操作腕部69bと、軸支部69aの外周面に径方向に突出する移動腕部69cと、を備え、一体形成されている。そして、回動操作部69は、凹曲面部69b1の凹面が化粧板13の正面操作開口部13dを略覆うように対向し、正面操作開口部13dから挿入される操作治具としても機能する治具80の先端部にて押し込まれる状態に回動されることで、ディスクトレイ50の収納位置に対応した移動カム68の移動方向の先端部となる端面に移動腕部69cが当接して移動させる状態に配設されている。なお、治具80は、例えば比較的に曲がりにくい硬質の鋼材にて細長棒状に形成されたものが利用される。そして、治具80は、図9に示すように、上ケース11の側面操作開口部から枠体15の貫通操作開口を介して挿入可能で、先端部にて上ケース11の側面操作開口部および枠体15の貫通操作開口に対向する移動カム68の端面に当接して押し込む状態に操作されることで、移動カム68を移動させる。また、治具80は、図10に示すように、下ケース12の底面操作開口部12cから挿入可能で、先端部にて下ケース12の底面操作開口部12cおよび後述する回路基板70の貫通操作開口部71に上下方向で対向する移動カム68の端面に当接して側方(図10における右側)に押し退ける状態に操作されることで移動カム68を移動させる。
また、枠体15には、側面部15a間に架橋する状態でねじにて固定される覆い体としての支持部材である回転子支持部材17が設けられている。この回転子支持部材17は、図1に示すように、例えば金属板がプレス加工されて形成され、周縁が一面側に拡開する状態に傾斜して略薄型皿状に形成されている。そして、回転子支持部材17の一縁がディスクトレイ50の載置凹部51aに対応する円弧状に形成され、載置凹部51aを略覆って光ディスク200が収容される収容空間18を区画形成する。また、回転子支持部材17には、円弧状の一縁の中心と略同位置となる略中央に、ディスク回転駆動手段25のターンテーブル27に対向する位置に上方に向けて凹状の支持凹部17aが設けられている。この支持凹部17aの略中央には、支持孔17bが開口形成されている。この回転子支持部材17の支持凹部17aには、他方の挾持部材としての回転子29が回転可能に載置されている。そして、回転子29は、略円盤状で、外周縁が支持孔17bの周縁に係合可能に形成されている。また、この回転子29には例えば金属板などの図示しない磁性材料が一体的に取り付けられ、回転子29はターンテーブル27の磁石の磁力にて光ディスク200をターンテーブル27とにより挾持する。
また、枠体15には、図1に示すように、回路基板70が取り付けられている。この回路基板70は、枠体15に設けられた図10に示すような基板取付爪部15jにより係脱可能に取り付けられる。回路基板70は、ケース体10の下ケース12と略同寸法の平板状で、枠体15の下面を閉塞して本体部20を覆うように取り付けられる。この回路基板70には、本体部20の動作を制御する制御回路が搭載されている。また、回路基板70には、下ケース12の底面操作開口部12cに対応する位置に略同形状である長手状の操作開口部となる貫通操作開口部71が穿設されている。すなわち、貫通操作開口部71は、上述した図10に示すように、下ケース12の底面操作開口部12cから挿入される治具80が、挿入した先端部を回動させる操作により移動カム68を側方へ押し退ける状態に移動させる操作が可能に形成されている。具体的には、底面操作開口部12cに上下方向で対向する位置に貫通操作開口部71が開口形成され、底面操作開口部12cおよび貫通操作開口部71が収容空間18を介して連通する状態となっている。
〔ディスクドライブの動作〕
次に、上記実施の一形態におけるディスクドライブ100の動作を説明する。
まず、ディスクドライブ100に電力を供給する。そして、利用者は、化粧板13のスイッチ操作部13bを操作する。このスイッチ操作部13bの操作により、回路基板70に設けられた図示しないスイッチが開閉し、回路基板70の制御回路が開閉駆動手段60の出入用電動モータ64を駆動させる。この出入用電動モータ64の駆動により、プーリ65、駆動伝達プーリ61、駆動伝達ギヤ62および移動ギヤ63が回転し、移動ギヤ63にラッチ51d1が係合するディスクトレイ50が化粧板13の窓部13aから進出する方向に移動する。この移動の際、開閉駆動手段60の移動カム68も移動し、この移動カム68に回動案内部22が係合する台座部21が下方に向けて移動されて本体部20が下方に向けて回動し、本体部20が進出するディスクトレイ50の移動経路から後退して干渉しないように待避する。
そして、ディスクトレイ50が進出する際、枠体15の弾性規制部15gを弾性変形させつつ係合する係合凹部51eが係合を解除、すなわち係合凹部51eから弾性規制部15gが外れる。また、ディスクトレイ50は、第1の係合凹溝部51c1に弾性ガイド部15hが第1の係合凹溝部51c1の内壁面間を広げる状態に弾性変形による復元力を作用させて係合されているので、移動ギヤ63の回転によりディスクトレイ50を回動させようとする反力、および移動によるディスクトレイ50の幅方向への振動は、復元力により相殺されて弾性ガイド部15hにて吸収され、弾性ガイド部15hにてガタが生じずに安定して移動される。
この進出したディスクトレイ50の載置凹部51aに光ディスク200を、この光ディスク200の記録面が下方に向く状態で載置する。この後、再び化粧板13のスイッチ操作部13bを操作し、開閉駆動手段60の出入用電動モータ64を回転駆動させ、ディスクトレイ50を窓部13a内に後退させホームポジションに位置させる。このディスクトレイ50の後退の際、移動ギヤ63にて移動する移動カム68に回動案内部22が係合する台座部21が上方に向けて回動し、下方に待避状態の本体部20はピックアップ42が光ディスク200に対向して処理位置である記録再生位置となる。この本体部20の上方への回動により、ディスク回転駆動手段25のターンテーブル27の回転軸27aが光ディスク200の軸孔210に嵌挿する。さらに、ターンテーブル27の磁石の磁力により、ターンテーブル27と回転子29との間に光ディスク200が挟持固定される。なお、この挾持する状態では、回転子29は回転子支持部材17から若干持ち上げられて回転子支持部材17に接触しない状態となっている。
また、ディスクトレイ50がホームポジションの位置に後退する直前では、ディスクトレイ50の係合凹部51eの凹面に枠体15の弾性規制部15gの外面が当接し、弾性規制部15gが縮径する状態に弾性片部15g1が内側に倒れる状態に弾性変形する。そして、ディスクトレイ50がホームポジションの位置に後退した状態で、各弾性片部15g1が外周側へ弾性変形による復元力を放射状に係合凹部51eに作用する。このことにより、ホームポジションに位置するディスクトレイ50は、ディスクトレイ50の略対角の位置に配設された弾性ガイド部15hおよび弾性規制部15gの弾性変形による復元力にて、移動規制された状態となる。
この状態で、回路基板70の制御回路が本体部20を制御し、ディスク回転駆動手段25の回転用電動モータ26にて光ディスク200を適宜回転させるとともに処理移動手段30にて記録再生手段40のピックアップ42を記録面に沿って適宜移動させ、記録された情報を読み取る読取処理、あるいは情報を記録する記録処理を実施する。この光ディスク200の回転により、ディスクトレイ50が振動する状態に振動が発生しても、弾性規制部15gおよび弾性ガイド部15hによる復元力により相殺されて、振動による騒音の発生が抑制される。すなわち、ディスクトレイ50は、ホームポジションの位置で移動ギヤ63がラッチ51d1に係合されて進退移動可能な構成であることから、案内リブ15f1,15f2による係合状態のクリアランスおよび移動ギヤ63の係合状態のクリアランスにより、移動ギヤ63の係合位置を中心として回動する状態、ディスクトレイ50の幅方向へ移動する状態、および、進退方向へ移動する状態が生じやすくなっている。ところで、振動により回動する状態あるいは進退方向へ移動する外力が作用しても、弾性規制部15gは弾性片部15g1により異なる複数の方向へ復元力が作用する状態に弾性変形可能に構成されている。このことにより、外力が弾性規制部15gにて吸収され、ディスクトレイ50の振動が抑制され、振動による騒音が抑制される。
ここで、例えば停電などにより電力供給が停止してしまった場合、あるいはノイズまたは外部衝撃などの異常動作により、ディスクドライブ100のスイッチ操作部13bを操作してディスクトレイ50を進出させる動作を実施できない場合には、治具80を利用してディスクドライブ100内に搬送されている光ディスク200を排出させる。例えば、図9に示すように、治具80を上ケース11の側面操作開口部から枠体15の貫通操作開口を介して挿入し、対向する移動カム68の端面に当接させて押し込む状態に操作することで、移動カム68を移動させる。また、例えば図10に示すように、治具80を下ケース12の底面操作開口部12cから回路基板70の貫通操作開口部71を介して挿入し、対向する移動カム68の端部に当接させて側方である図10の左側へ押し退ける状態に操作することで、移動カム68を移動させる。さらには、図8に示すように、治具80を化粧板13の正面操作開口部13dから挿入し、対向する回動操作部69の凹曲面部69b1に係合させて操作腕部69bを押し込む状態に操作する。この操作により、回動操作部69が回動して回動操作部69の移動腕部69cの先端部が移動カム68の端面に当接し、移動カム68を押し退ける状態に移動させる。これらの移動カム68の移動により、上述したように、移動カム68の移動規制リブ68aがディスクトレイ50の第3の係合凹溝部51c3内を相対的に摺動してディスクトレイ50の窓閉塞板部52側が窓部13aから一部進出する状態となるとともに、本体部20が進出するディスクトレイ50の移動経路から下方に回動されて後退する。このことにより、ディスクトレイ50の進出する一部を引き出す操作により、光ディスク200が取り出し可能となる。
〔ディスクドライブの作用効果〕
上述したように、上記実施の形態では、ケース体10の窓部13aを介して光ディスク200をケース体10内外へ着脱可能に搬送するディスクトレイ50を出入用電動モータ64の駆動にて移動させて、光ディスク200を本体部20にて読取処理あるいは記録処理される搬入位置と窓部13a側へ移動されてディスクトレイ50の一部が進出する状態の位置との間でディスクトレイ50を進退移動させるとともに、本体部20を処理位置とディスクトレイ50の移動経路より待避する後退位置との間で回動させる移動カム68を設ける。そして、本体部20を後退位置から処理位置へ回動させる移動カム68の対応する移動方向における図2および図3における左側の端面に対向するケース体10の位置に、本体部20を処理位置から後退位置へ回動させる移動カム68の対応する移動方向へ移動カム68を移動させる治具80の操作が可能に側面操作開口部および貫通操作開口と底面操作開口部12cおよび貫通操作開口部71とを開口形成している。このため、例えば回動操作部69や手動操作による取り出しのための突起などの別部材を用いることなく、例えば図9に示すように押し込んだり、図10に示すように押し退けたりする状態に押し込みあるいは回動操作する簡単な操作で光ディスク200を手動により取り出して排出させることが容易にできる。さらには、押し込み操作や回動操作可能な円形あるいは長手状の比較的に小さな開口面積で開口させればよく、塵埃の侵入による誤作動や損傷などをも容易に抑制できる。
また、ケース体の側方および下方からの双方の治具80による手動操作が可能に、ケース体10の一側および下面に穿設、すなわち側面操作開口部および貫通操作開口と底面操作開口部12cおよび貫通操作開口部71との2対をそれぞれ穿設している。このため、光ディスク200を手動操作にて取り出すための操作方法の選択性が増大し、使い勝手を向上でき、デザイン自由度も向上できる。
そして、本体部が処理位置に略位置する対応した移動カム68の位置における移動カム68の左側の端部に対向する位置に、側面操作開口部および貫通操作開口と底面操作開口部12cおよび貫通操作開口部71とを開口形成している。このため、移動カム68の移動に伴ってディスクトレイ50の一部が進出するので、移動カム68の移動量が少なくなり、治具80の手動操作による効率的な光ディスク200の取り出しができる。
また、移動カム68のケース体10における幅方向への移動方向に沿った延長線上で移動カム68の移動方向の先端部となる左側に対向する位置、すなわちケース体10の一側面である左側の側面、具体的には上ケース11の左側の側板部11bにおける対応する位置および枠体15の左側の側面部15aにおける対応する位置に、それぞれ対応して側面操作開口部および貫通操作開口を穿設している。このため、治具80の移動カム68を移動させる手動操作が押し込む操作となり、極めて容易にできるとともに治具80の軸方向に押圧力が作用する状態となるので、治具80の材料や形状設定などが容易にでき、治具80の製造性も向上できる。
さらに、移動カム68のケース体10における幅方向への移動方向に対して交差する方向のケース体10の位置、すなわち上下方向に沿った移動カム68の左側の端面に対応する位置、具体的には、上ケース11の側面操作開口部に前後方向で対応した下ケース12の前側で上下方向で移動カム68の左側の端面に対向する位置に底面操作開口部12cを開口形成するとともに、回路基板70の対応する位置に貫通操作開口部71を開口形成している。このため、治具80の移動カム68を移動させる手動操作が押し退ける回動操作となり、容易にできる。
そして、これら底面操作開口部12cおよび貫通操作開口部71を、挿入される治具80の先端部が移動カム68の左側の端面に当接されて本体部20が下方に回動される後退位置である待避位置へ移動させるための対応した移動カム68の移動方向、すなわち右側へ移動させることが可能となる状態に穿設している。具体的には、ホームポジションの位置に対応した移動カム68の左側の端面に上下方向で対向する位置で、移動カム68の移動方向である左右方向に長手状に穿設している。このため、最小限の開口面積でかつ少ない移動量で治具80の手動操作による効率的な光ディスク200の取り出しができる。また、長手状に形成しているため、開口縁に治具80の回動操作が案内される状態となり、より容易に手動操作できる。さらには、長手方向の両側縁が略平行となる状態に形成しているため、開口縁に治具80の回動操作がより確実に案内されることとなり、さらに容易に手動操作できる。
また、移動ギヤ63にて移動されるディスクトレイ50の前後方向となる進退移動および本体部20の上下方向となる回動を、移動ギヤ63にてケース体10の幅方向に移動されることで実施させるリンク機構を備えた移動カム68を、治具80により移動させるので、手動操作による光ディスク200の取り出しが、突起や回動操作部69などの他の部材を設けることなく確実に実施できる。すなわち、リンク機構によりディスクトレイ50を移動させる方向および本体部20を回動させる方向と異なる方向に移動される移動カム68の移動方向に対応した位置に、治具80を挿入して移動操作可能に穿設しているため、他の部材を利用することなく容易に手動操作による光ディスク200の取り出しができる。
特に、ディスク状記録媒体である光ディスク200を処理する構成で、搬送される光ディスク200に干渉しない、具体的には、光ディスク200を搬送するディスクトレイ50が進退移動する際に本体部20が干渉しないように上下方向に回動する構成であることから、ディスクトレイ50の進退移動と本体部20の回動をリンクさせるために移動カム68を利用する構成に適用している。このため、例えば単にディスクトレイ50を移動させる操作はなく、リンク機構の移動カム68を移動させる構成であることから、手動操作による操作力が本体部20をも間接的に移動させるためにディスクトレイ50に作用することで損傷するなどのおそれがなく、他の部材を利用することなく容易な操作で手動操作による光ディスク200の取り出しが良好にできる。
また、搬送される光ディスク200が存在することから、光ディスク200に略対向する内面に対応するケース体10の面ではない、側面および下面に設けているので、光ディスク200に治具80が損傷することなく光ディスク200を取り出すための良好な手動操作ができる。
さらに、ディスクトレイ50が進退する正面にも治具80を操作可能な正面操作開口部13dを設けるとともに、この治具80の押し込み操作でも移動カム68を移動させることを可能とする、すなわち前後方向に作用する押し込み力を幅方向へ変換するための回動操作部69を設けている。このため、ディスクドライブ100の正面からも操作でき、光ディスク200を手動操作にて取り出すための操作方法の選択性がさらに増大し、より使い勝手を向上できる。
〔実施の形態の変形〕
なお、本発明は、上述した実施の一形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、本発明の処理装置としては、上述したように、光ディスク200を対象とした構成に限らず、磁気ディスク、光磁気ディスクなど、光や磁気などにより情報を再生あるいは記録可能ないずれのディスク状記録媒体を処理するディスクドライブ100を対象とすることができる。また、ディスク状記録媒体に限らず、例えば外周面に記録面を有する円筒状の記録媒体など、いずれの形状の記録媒体を処理するドライブをも対象とすることができる。さらに、上述したようにディスクトレイ50を備えないいわゆるスロットインタイプのディスクドライブやスリムドライブなどにも適用できる。この場合においても光ディスク200の搬送に対応して本体部20が移動経路に進退するリンク機構を備えた構成すなわち移動カム68に対応する部材を備えた構成であればよい。また、例えば工作機械や塗装などの表面処理装置など、被搬送物を加工などの処理する位置に搬送するための構成に適用してもよい。
そして、例えば底面操作開口部12cの開口縁に、図11に示すように、内周面が略連続する状態に筒状の操作ガイド部85を設けてもよい。この操作ガイド部85は、挿入した治具80の先端部が移動カム68を押し退ける状態に移動させる回動操作が可能に先端部を回動させる側が軸方向で短く形成され、反対側は回動を規制する状態に軸方向で長く形成している。このため、挿入された治具80が他の部位を押し付けたり押し退けたりする誤操作を抑制できる。特に、一連に形成することで、下ケース12を金属製とすることで、プレス加工にて底面操作開口部12cの穿設加工と一連に操作ガイド部85を形成でき、製造性を向上できる。
また、ケース体10に設ける操作開口部として、移動カム68の移動方向における先端部である左側の端面に対向する位置、具体的には上ケース11の左側の側板部11bにおける対応する位置および枠体15の左側の側面部15aにおける対応する位置にそれぞれ対応して側面操作開口部および貫通操作開口を穿設する場合には、例えば回動操作部69の凹曲面部69b1の様な凹曲面となる係合凹部を、側面操作開口部および貫通操作開口に対向する移動カム68の端面位置に設けてもよい。この構成により、治具80が多少傾いて挿入されても、確実に移動カム68の端面に当接して押し込み操作力を作用させることができ、手動操作が容易にできるとともに、治具80が他の部位を押し付けてしまうなどの誤操作を抑制でき、誤操作による損傷をも抑制できる。
さらに、回動操作部69を設けて説明したが、設けない、すなわちケース体10の側方や下方から治具80を操作して移動カム68を移動させる構成としてもよい。この構成により、正面となる前面の化粧板13に正面操作開口部13dが開口せず、美観を向上できる。また、側方のみあるいは下方のみのいずれか一方のみ穿設した構成としてもよい。そして、上ケース11および下ケース12と移動カム68との間に介在物がなければ、単に上ケース11のみあるいは下ケース12のみに穿設した構成、すなわち枠体15や回路基板70にも穿設する必要はない。さらには、例えば光ディスク200が本体部20に対して下方で進退するような場合には、底面操作開口部12cを上面すなわち上ケース11の天板部11aに穿設したり、移動カム68が逆方向で移動する場合には側面操作開口部を右側に設けたり、移動カム68が前後方向に移動する場合には、正面または背面に設けたりしてもよい。すなわち、移動カム68の移動方向に対応して設けてもよい。また、移動体として、直線的に移動する構成に限らず、屈曲あるいは複数方向へ切り替わって移動するなどの構成でも、例えばホームポジションへ被搬送物を搬入させるための移動体の移動方向の先端部に対向する位置に、被搬送物がホームポジションから排出させる方向へ移動させるための移動方向へ移動体を移動させる治具80の操作ができる操作開口部を形成すればよい。
そして、ケース体10の下面に穿設する底面操作開口部12cとして、ホームポジションとなる対応した移動カム68が位置する状態での左側の端面に対向する位置に穿設して説明したが、例えば移動経路上のいずれに位置した状態で左側の他面に対向する位置に設けてもよい。具体的には、上述した実施の形態では、軸方向が前後方向に沿う状態に治具80を挿入して傾く状態に回動操作して移動させる操作で説明したが、治具80を斜めに挿入して移動カム68の端部に当接させて軸方向が前後方向に沿う状態に回動させて移動させる操作となる位置に穿設してもよい。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施の形態の効果〕
上述したように、ケース体10の窓部13aを介して光ディスク200をケース体10内外へ搬送するディスクトレイ50を出入用電動モータ64の駆動にて移動させて、光ディスク200を本体部20にて読取処理あるいは記録処理される搬入位置と窓部13a側へ移動されてディスクトレイ50の一部が進出する状態の位置との間でディスクトレイ50を進退移動させるとともに、本体部20を処理位置とディスクトレイ50の移動経路より待避する後退位置との間で回動させる移動カム68を設ける。そして、本体部20を後退位置から処理位置へ回動させる移動カム68の対応する移動方向における左側の端面に対向するケース体10の位置に、本体部20を処理位置から後退位置へ回動させる移動カム68の対応する移動方向へ移動カム68を移動させる治具80の操作が可能に、側面操作開口部および貫通操作開口と底面操作開口部12cおよび貫通操作開口部71とを開口形成している。このため、例えば回動操作部69などの部材を用いることなく、例えば押し込んだり押し退けたりする状態に押し込みあるいは回動操作する簡単な操作で光ディスク200を手動により取り出して排出させることが容易にできる。
本発明における実施の一形態に係るディスクドライブの概略構成を示す分解斜視図である。 前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設された枠体およびディスクトレイを示す分解斜視図である。 前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設された枠体をディスクトレイとの関係で示す平面図である。 前記実施の一形態における弾性規制部に係合凹部が係合した状態の一部を切り欠いた平面図である。 前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設された枠体およびディスクトレイの弾性ガイド部近傍を示す一部を切り欠いた分解斜視図である。 前記実施の一形態における開閉駆動手段が配設された枠体をディスクトレイとの関係で弾性ガイド部近傍を示す一部を切り欠いた平面図である。 前記実施の一形態における弾性ガイド部の第1の係合凹溝部内に係合された状態を示す説明図である。 前記実施の一形態における回動操作部が配設された枠体を示す平面図である。 前記実施の一形態における側面操作開口部から挿入した治具にて移動カムを移動させる操作状況を説明する開閉駆動手段が配設された枠体を示す平面図である。 前記実施の一形態における底面操作開口部から挿入した治具にて移動カムを移動させる操作状況を説明する開閉駆動手段が配設されたディスクドライブを示す一部を切り欠いた正面図である。 本発明の他の実施の形態に係る治具にて移動カムを移動させる操作状況を説明する底面操作開口部近傍を示す一部を切り欠いた断面図である。
符号の説明
10………ケース体
12c……操作開口部としての底面操作開口部
13a……開口部としての窓部
13d……第2の操作開口部としての正面操作開口部
20………処理部としての本体部
50………搬送手段を構成する搬送体としてのディスクトレイ
51d1…ラッチ
60………搬送手段を構成する開閉駆動手段
63………駆動手段を構成する回転ギヤとしての移動ギヤ
64………駆動手段を構成する電動モータである出入用電動モータ
68………搬送部を構成する移動体としての移動カム
69………回動操作部
80………操作治具としての機能する治具
85………操作ガイド部
100………処理装置としてのディスクドライブ
200………被搬送物であるディスク状記録媒体としての光ディスク

Claims (5)

  1. 開口部を有したケース体と、このケース体に設けられ前記開口部を介して被搬送物を前記ケース体内外へ搬送する搬送部と、前記ケース体内に搬送された前記被搬送物を処理する処理部と、を具備した処理装置であって、
    前記搬送部は、駆動手段と、この駆動手段の駆動により前記開口部を介して前記被搬送物を前記ケース体内外へ搬送する搬送手段と、前記駆動手段により移動され前記処理部が前記被搬送物を処理する処理位置およびこの処理位置から後退した後退位置間で前記処理部を移動させるとともに、前記被搬送物が前記処理部にて処理される搬入位置から前記開口部側へ前記搬送手段を移動させる移動体と、を備え、
    前記ケース体は、前記処理部を前記後退位置から前記処理位置へ移動させる前記移動体の移動方向における先端部に対向する位置に、前記処理部を前記処理位置から前記後退位置へ移動させる前記移動体の移動方向へ前記移動体を移動させる治具が挿入可能な操作開口部と、この操作開口部に挿入される治具の操作をガイドする操作ガイド部とを有し
    前記操作ガイド部は、前記操作開口部の開口縁に連続して略筒状に設けられたことを特徴とした処理装置。
  2. 請求項に記載の処理装置であって、
    前記搬送手段は、前記被搬送物を保持して進退移動可能に前記ケース体内に配設され、進退移動方向に沿ったラッチを有した搬送体を備え、
    前記搬送手段の駆動手段は、電動モータおよびこの電動モータの駆動により回転し前記ラッチに係合する回転ギヤを有し、
    前記移動体は、前記回転ギヤに係脱可能に係合するとともに前記搬送体および前記処理部に係合され、前記回転ギヤの回転により略直線的に移動され、前記搬送体が前記ケース体内に後退した収納位置および少なくとも一部が進出する状態間で移動する移動状況に対応して前記処理部を前記処理位置および前記後退位置間で移動させるリンク機構を備えた
    ことを特徴とした処理装置。
  3. 請求項に記載の処理装置であって、
    前記搬送手段は、前記被搬送物としてディスク状記録媒体を径方向に沿って搬送し、
    前記処理部は、搬送された前記ディスク状記録媒体に記録された情報の読取処理および前記ディスク状記録媒体に情報を記録する記録処理のうちの少なくともいずれか一方を実施し、
    前記移動体は、前記ディスク状記録媒体が前記ケース体内に搬送された搬入位置で前記ディスク状記録媒体に対向して前記処理位置に前記処理部を移動させ、前記ディスク状記録媒体が前記搬入位置から前記開口部側へ搬送される際に前記ディスク状記録媒体から離間する前記後退位置に前記処理部を移動させるリンク機構を備えた
    ことを特徴とした処理装置。
  4. 請求項または請求項に記載の処理装置であって、
    前記ケース体は、略矩形状に形成されて正面に前記開口部を有し、
    前記移動体は、前記被搬送物が前記開口部を介して搬送される搬送方向および前記処理部が前記処理位置および前記後退位置間で移動される移動方向の双方向に対してそれぞれ交差する方向に略直線状に移動され、
    前記操作開口部は、前記ケース体の開口部が設けられた面と異なる面に設けられた
    ことを特徴とした処理装置。
  5. 請求項に記載の処理装置であって、
    前記ケース体内に回動可能に配設され、回動により前記移動体を移動させる回動操作部を具備し、
    前記ケース体は、前記開口部が設けられた面に、前記回動操作部を回動させる操作治具が挿入可能な第2の操作開口部を有した
    ことを特徴とした処理装置。
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