JP2006225854A - ドアラッチ用受け金具 - Google Patents

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Abstract


【課題】 固定縦枠の窪み部に対して受け金具を一度固定的にセットした場合、ドア側のラッチの位置に対応してフイット状態に係合可能な受け金具を、極力構成部品を少なくして実現することである。また、ドアラッチのかかりを大きくし得ること。
【解決手段】 戸枠の固定縦枠の窪み部に対して取り付けられるドアラッチ用受け金具に於いて、前記受け金具の内部に、閉戸時、ドアラッチの先端部分が該受け金具の横向き凹所に入り込む寸前、ドアラッチに押圧され得るラッチ当たり部を介して該ドアラッチの先端部を前記横向き凹所の奥へと受け入れることを許容する可動のドア用ガタ防止部片を配設し、該ガタ防止部片の前記ラッチ当たり部を初期位置へ戻すための付勢バネを横向き凹所に組み込んだことを特徴とするドアラッチ用受け金具。
【選択図】 図10

Description

本発明は、ドアラッチ用受け金具に関する。
特許文献1及び2には、「戸枠の固定縦枠の窪み部に対して取り付けられるドアラッチ用受け金具に於いて、受け金具は、固定縦枠に固着具を介して固定され、かつ、方形窓孔を有するストライクと、このストライクにカバーされた状態で前記窪み部に内装されるケース状トロヨケと、このトロヨケに内装される調整可能なラッチ受けケースから成り、前記ラッチ受けケースは、トロヨケの底壁内面とラッチ受けケースの底壁外面との間に設けられた円盤状駆動カム(特許文献1に記載の駆動カムは円形であるのに対して、特許文献2のそれは多角形である点が相違する。)の駆動力により、前記ラッチ受けケースを、ドアの開閉方向へ調整可能なドアラッチ用受け金具」が記載されている。
上記の各先行技術は、ドアラッチの垂直係合面が当たるラッチ受けケースのラッチ当たり部が普通一般の受け金具と同様に「垂直面」である。したがって、受け金具を縦枠の窪み部に固定的にセットした場合に於いて、ドア側のドアラッチの垂直係合面と縦枠側のラッチ受けケースのラッチ当たり部(垂直面)との間に若干の隙間が発生した時には、図示しないドライバーで円盤状駆動カムを所要量回転させ、ラッチ受けケースのラッチ当たり部がドアラッチの垂直係合面に面接触状態になるように調整する必要がある。その理由は、調整しないと、風圧によりドアのガタツキ問題が生じるからである。この点、特許文献1及び2に記載の発明は、ラッチ当たり部(垂直面)とドアラッチの垂直係合面との隙間を調整する「調整型受け金具」と称することができる。
このように、特許文献1及び2に記載の発明は、隙間が生じた場合には、必ず工具を用いて調整しなければならないという問題点がある。
そこで、受け金具が単純型(ストライクのみ、又はストライクとトロヨケのみ)であれ、複合型(ストライク、トロヨケ、調整ケース等の組み合わせタイプ)であれ、原則として受け金具を一度固定縦枠の窪み部に固定的にセットした場合、無調整でガタをなくする受け金具の出現が要望されている。この場合「無調整型受け金具」の一例として、ドアラッチの垂直係合面が当接する受け金具側のラッチ当たり部を、ドアの開方向に向かって段差状に形成する構成が考えられる。
しかしながら、ストライクと称される受けカバーの方形状開口縁を受け金具の横向き凹所内に向かって段差状に形成し、或いはトロヨケや調整ボックスと称される側壁等にラッチ当たり部を段差状に形成しても、ストライクの方形状開口縁に近い側の段差部分にドアラッチの垂直係合面が当たった場合には、当たり面積小さくならざるを得ないという問題点が依然と残っている。
そこで、発明の主たる目的(閉戸時のドアのガタ防止)を前提にした上で、可能な限り、また単純型または複合型如何を問わず、無調整型受け金具であって、ドアラッチの垂直係合面の当たり面積が大きくなり得る受け金具の出現が要望されている。
実公平6−49780号公報 実開平7−158325号公報
本発明の目的は、固定縦枠の窪み部に対して受け金具を一度固定的にセットした場合、ドア側のラッチの位置に対応してフイット状態に係合可能な受け金具を、極力構成部品を少なくして実現することである。これにより、ドアラッチの垂直係合面が受け金具のラッチ受け部に「ぴったり」と係合し、ドアの開き方向のガタがなくなる。また、ドアラッチのかかりを大きくし、側圧強度を上げることである。さらに、受け金具がトロヨケ内にドアの開閉方向へ調整可能なラッチ受けケースを備えている場合であっても、受け金具を一度窪み部に取付け後に駆動カムを工具で調整しなくても良い場合が多く成る(無調整で済む場合が多い)受け金具を提案することである。また、本発明の目的は、ドアのガタ防止を前提にした上で、単純型又は複合型であれ、可能な限り無調整型受け金具であって、ドアラッチの垂直係合面の当たり面積が大きくなり得る受け金具を提案することである。
本発明のドアラッチ用受け金具は、枠の固定縦枠の窪み部に対して取り付けられるドアラッチ用受け金具に於いて、前記受け金具の内部に、閉戸時、ドアラッチの先端部分が該受け金具の横向き凹所に入り込む寸前、ドアラッチに押圧され得るラッチ当たり部を介して該ドアラッチの先端部を前記横向き凹所の奥へと受け入れることを許容する可動のドア用ガタ防止部片を配設し、該ガタ防止部片の前記ラッチ当たり部を初期位置へ戻すための付勢バネを横向き凹所に組み込んだことを特徴とする。その他の特徴は、従属項によって限定的に特定し得る。
(1)受け金具を縦枠の窪み部に対して固定的にセットした場合、閉戸時、ドア側のラッチは、その突出量が大きい場合には、ドアラッチの先端部分が受け金具の横向き凹所に入り込む寸前、受け金具側のラッチ当たり部にドアラッチの先端部が押し当たるから、ドア用ガタ防止片が可動する。したがって、受け金具に対するドアラッチの垂直係合面の当たり面積が大きくなるので、ドアラッチの側圧強度が向上する。
(2)一方、ドアラッチの突出量が小さい場合に於いて、受け金具側のラッチ受け部とドアラッチの先端部分の位置がフイット状態に適合可能な位置にある時は、ドア用ガタ防止部材が可動せず、ドアラッチの垂直係合面の当たり面積が小さいものの、ドアラッチの先端部分は、ガタ防止部材のラッチ当たり部に受け止められる。それ故に、無調整でガタをなくすることが可能となる。特に、受け金具がトロヨケ内にドアの開閉方向へ調整可能なラッチ受けケースを備えている場合であっても、駆動カムを工具で調整しなくても良い場合が多く成る(無調整で済む場合が多い)。
(3)請求項4に記載の発明は、バー状ラッチ当たり部は、垂直方向に細長く形成されているので、細い分だけ受け金具の凹所の奥へ後退可能となるから、受け金具の凹所に対するドアラッチの進入率が大きくなり、その結果、ドアラッチの垂直係合面の当たり面積がより一層大きくなる。それ故に、ドアラッチの側圧強度が向上する。
まず、図1乃至図11に示す本発明を実施するための最良の形態(これを「第1実施例」とする)により説明する。この第1実施例の受け金具Xは、構成要件が加味された複合型であるが、本発明の技術的思想は、この複合型(ストライク、トロヨケ、調整ケース等の組み合わせタイプ)に限定するものではない。要は、受け金具Xが、ラッチ当たり部を有する可動型(回転、スライドなど)のドア用ガタ防止片を備えていれば良い。
したがって、極力、各部材の細部的事項の符号は割愛する。例えば受け金具用固着具に関しては、図示及びその説明を割愛している。また、各部材の端面切欠部、開口、窓部、耳部、取り付け部等は、各部材をそれぞれ合理的に組み合わせることから、当然、切欠部の形成位置、寸法、大きさ等を考慮して適宜に設計されるので、事細かな説明も割愛する。
(1)第1実施例の環境
図1は、戸枠の固定縦枠1の窪み部2(図2)に対して取り付けられるドアラッチ用受け金具Xの外観構成図を示す。この図1が、固定縦枠1に対面した場合に見える正面視に相当する。
したがって、図1はトロヨケに受けカバーが図示しない固着具で固定されている状態、一方、図2は窪み部2に固定されたトロヨケから受けカバーを外して並べて見せた状態を示す。
まず、図1及び図2を参照して、トロヨケ3と受けカバー4を説明する。トロヨケ3は、調整ボックス5(この実施例ではラッチ受けケース)を収納する機能を有している。
図2を基準にすると、トロヨケ3は、中心部に窪み部2に入り込む正面開口の縦長箱状のケース部3aを有している。自明のように、このケース部3aの上下の水平側壁の開口縁部には、垂直方向に折り曲げ形成された耳状の取付け部3b,3bが設けられている。
ケース部3aや取付け部3b,3bは、商品化レベルでは、適宜に切欠、段差状部分、フランジ部分等を形成するが、発明の限定要件でない付随的事項の説明は、前述したように割愛している。
次に、ストライクと称される受けカバー4は、トロヨケ3を全て覆うことができる大きさの矩形状長板に形成されている(図1)。自明のように、受けカバー4は上下部の適宜部位に一対の固着具用取付け孔6,6を有する。これらの取付け孔6の間にラッチ用の開口部7が適宜に形成されている。開口部7は、受けカバー4の中央部に形成されている。
本実施例では、開口部7は、方形状の比較的大きな開口部分7aと、この開口部分7aを形成する左側の一辺縁を図示しない扉を開く側に向かって形成された方形状の比較的小さい開口部分7bとから成り、小さい開口部分7bは大きな開口部分7aに連通している。この小さい開口部分7bを形成した理由は、受け金具Xが、例えば複合型であり、左側壁の中央部の部分に隆起部8を有する調整ボックス5が左右方向にも移動調整可能だからである。したがって、小さい開口部分7bは発明の目的との関係では限定要件ではない。
(2)調整ボックス5(ラッチ受けケース)
調整ボックス5は、例えば図2、図3で示すように、トロヨケ3のケース部3aに余裕をもって嵌め込まれている。図6ないし図9は、調整ボックス5の具体的構成を示す正面及び適宜箇所の各概略断面図である。複合型の受け金具Xでは、調整ボックス5にトロヨケ3の機能、すなわち、ラッチ受けケースの機能を付与することから、トロヨケ3と同様にラッチが入り込む開口部を備えている。
5aは正面(手前)側に開口部10を有するケース部、5bはケース部5aの左側壁の一辺縁を、扉を開く側に向かって折り曲げ形成された縦長状耳部、一方、5cはケース部の右側壁の一辺縁を、固定縦枠1の扉受け止め部1aに向かって折り曲げ形成された反対側の縦長状耳部である。前記左側壁側の縦長状耳部5bの中央部には、前述したように隆起部8が形成されている。
図6を正面図と位置付け、調整ボックス5の主な構成を説明する。説明の便宜上、ケース部5aの各壁に符号を付す。11は横向き凹所状の開口部10を基準にすると、奥に位置する垂直の底壁である(図7)。したがって、12は左側壁、13は右側壁、14は上壁、15は下壁である。
まず、底壁11から説明する。垂直板状の底壁11は、中心部に円形の嵌合孔16を有している。また、上下部に一対の短い調整長孔17,17が横方向に形成されている。また、これらの短い調整長孔17の近傍には、上下一組の逃がし用切欠部分18,18が形成されている。
本実施例の逃がし用切欠部分18は、底壁11の左隅部の上下にそれぞれ形成された矩形状の小孔である。これらの小孔状切欠部分18,18は、後述するバー状ラッチ当たり部がケース部5aの奥(底壁11側の意味)に後退動した場合に於いて、ドア用ガタ防止片を構成するアームの先端部を受け入れる(逃がす)役目を果たす。さらに、底壁11の小孔状切欠部分18,18の間に上下一組の第2切欠部分19,19が形成されている。この第2切欠部分19は、設計如何によっては省略することができる。
次に、左側壁12について説明する。左側壁12は底壁11に直交する長板である。この長板状一側壁12の上下端部寄りの部位には、開口端面から底壁11の第2切欠部分19,19にそれぞれ至る上下一組の案内水平切欠部20,20が形成されている。これらの案内水平切欠部20,20の第2切欠部分19,19に連通する部分は、第2切欠部分19と同一の大きさに設定されている。そして、上壁14および下壁15には、上下一組の小軸孔21がそれぞれ形成されている(図7参照)。
ここで、本発明の特定要件ではないが、図2を参照にして、調整ボックス5の底壁11とトロヨケ3のケース部3aの底壁との間に設けられた多角形の駆動カム(図2の仮想線の部材)に関して多少付言する。
技術背景の欄で説明したように、第1実施例の受け金具Xは、例えば特許文献2の構成をベースとしている。したがって、番号を付さない駆動カムを図示しないドライバーで操作することにより、調整ボックス5をトロヨケ3の左右方向に調整可能である。それ故に、受け金具Xは嵌合突起を有する調整用駆動カム、調整長孔17,17に係合する上下一対のガイドピン、トロヨケ3のケース部3aの側壁と調整ボックス5の右側壁との隙間に設けた板バネ等を備えている。
(3)主たる部材
本実施例の特徴部分は、トロヨケ3の凹所内に回転、スライド等の動くドア用ガタ防止部片31を配設したことである。実施例の受け金具Xは、複合型なので、調整ボックス5(ラッチ受けケース)のケース部5aにドア用ガタ防止部片31を、例えば回転自在に内設している。
ドア用ガタ防止部片31はケース部5a又はガタ防止部片31自体に設けた上下一組の突起軸で軸支され、かつ、例えば小突起軸に巻装された単数又は複数の付勢バネにより、ケース部5aの開口部10側に常時付勢されている。ドア用ガタ防止部片31のバー状ラッチ当たり部は、付勢バネ40のバネ力に抗して可能な限りケース部5aの奥(底壁11)に後退可能である。
図4及び図5を参照にしてドア用ガタ防止部片31及び付勢バネ40を説明する。本実施例のガタ防止部片31は、図4の正面視を基準にすると、外観形状がコ字形の枠片32と、この枠片32の垂直連結板32aの上下端部に直交方向に延伸する一組の水平支持腕部分32bの自由端部に垂直状態で受け止められたバー状ラッチ当たり部33とから構成されている。
本実施例では、バー状ラッチ当たり部33は、ドアラッチ41の垂直係合面41aの当たり面積が大きくなるように垂直方向に細長く形成されている。また、枠片32は合成樹脂製で、一方、ラッチ当たり部33は金属製である。したがって、枠片32とラッチ当たり部33は別体である。しかしながら、別体であることは発明の限定要件ではなく、枠片32とラッチ当たり部33を、予め合成樹脂材又は金属で一体成形しても良い。また、ラッチ当たり部33の幅は任意に設定し得る。
さて、図5で示すように、水平支持腕部分32bの垂直連結板32aに連設する幅広の基部には、ケース部5aの上壁14及び下壁15の各小軸孔21にそれぞれ嵌入する小突起軸34が設けられている。また、水平支持腕部分32bの自由端部は、段差状の受け面35が形成されている。この上下の段差状の受け面35にラッチ当たり部33の上下端部の内面が支持される。また、ラッチ当たり部33の上下端部寄りの部位には、外観上横T字形状の係合突起36が上下一組設けられ、これらの係合突起36は、ケース部5aの左側壁12の案内水平切欠部20にそれぞれ係合している。そして、前述した付勢バネ40は、ガタ防止部片31の上下の小突起軸34に巻装され、その一端部はケース部5aの内壁面に適宜に圧接している。
(4)主たる部材の作用
図10及び図11を参照にしてドア用ガタ防止部片31の動きを説明する。図10は、閉戸時、ドアラッチ41の先端部分が受け金具Xの横向き凹所(ケース部5a)に入り込む寸前、ドア用ガタ防止部片31のラッチ当たり部33にドアラッチ41の先端部が押し当った場合の概略説明図である。この場合、ドアラッチ41の先端部がラッチ当たり部33に押し当たるので、ガタ防止部片31は付勢バネ40のバネ力に抗し時計方向へ回転する。
したがって、ガタ防止部片31は、ドアラッチ41に押圧されるラッチ当たり部33を介して該ドアラッチ41の先端部を横向き凹所(本実施例では、ケース部5a)の奥へと受け入れることを許容する。それ故に、受け金具Xに対するドアラッチ41の垂直係合面41aの接触する(ドアラッチにかかる)面積が大きくなる。
一方、図11は、ラッチ当たり部33にドアラッチ41の先端部が押し当たらない場合の概略説明図である。この場合、ガタ防止片31は可動せず、ドアラッチ41の先端部はラッチ当たり部33に受け止められる。つまり、ドアラッチ41の垂直係合面41aは初期位置に止まっているラッチ当たり部33に受け止められる。
ここで、図12及び図13を参照にして第2実施例を簡単に説明する。第1実施例のドア用ガタ防止部片31は、トロヨケ3内に調整ボックス5を備えた複合型の受け金具Xに内設されているが、この第2実施例の受け金具X1は、調整ボックス5を有しない「単純型(ストライクのみ、又はストライクとトロヨケのみ)」に適用した場合である。
もちろん、受けカバーとしてのストライクに上下の軸受け部を折り曲げ形成し、対向する上下軸受けにドア用ガタ防止部片の小突起軸を軸支しても良いが、ここでは、第1実施例と対比する説明の便宜上から、ストライク4Aとトロヨケ3Aで構成されている受け金具X1を一例にする。
例えば図2と図12とを比較すると明らかなように、ドア用ガタ防止部片31Aは、トロヨケ3Aに回転自在に内設されている。トロヨケ3Aの構成を具体的に説明すると、重複的になるので、第1実施例の調整ボックス5(ラッチ受けケース)に設けた主な構成部分、例えば底壁11、左側壁12、右側壁13、上壁14、下壁15をそのまま借用して重複する説明を省略する。
したがって、トロヨケ3Aの上壁14及び下壁15には、ドア用ガタ防止部片31Aを枢支する小軸孔21が形成され、一方、トロヨケ3Aの左側壁12には、例えばドア用ガタ防止部片31Aの上下の水平支持腕部分32b,32bの自由端部を案内する案内水平切欠部20,20が任意に形成されている(設計如何によっては不要)。
このように単純型の受け金具X1のトロヨケ3A内に直接ドア用ガタ防止部片31Aを回転自在に設けても、本発明の本質的事項は変わらない。
本発明は、主に建具や錠前の業界で利用される。
図1乃至図11は本発明の最良の実施例(第1実施例)を示す各説明図。図12及び図13は本発明の第2実施例を示す各説明図。
第1実施例の正面視からの説明図。 トロヨケから受けカバーを外して並べて見せた状態を示す正面視からの説明図。 内部構造を示す概略縦断面説明図。 本発明の主たる部材(付勢バネも含む)を受け金具から取出して並べて見せた状態を示す正面視からの説明図。 主たる部材の斜視図(付勢バネも含む)。 調整ボックスの正面視からの説明図。 図6の7−7線断面図。 図6の8−8線断面図。 図6の9−9線断面図。 主たる部材(ドア用ガタ防止部片)が可動する場合の説明図。 主たる部材(ドア用ガタ防止部片)が可動しない場合の説明図。 第2実施例の図2と同様の説明図。 第2実施例の図3と同様の説明図。
符号の説明
X,X1…受け金具、1…固定縦枠、2…窪み部、3,3A…トロヨケ、3a…ケース部、3b…取付け部、4,4A…受けカバー(ストライク)、5…調整ボックス5(ラッチ受けケース)、5a…ケース部、6…固着具用取付け孔、7…開口部、8…隆起部、10…手前側開口部、11…底壁、12…左側壁、13…右側壁、14…上壁、15…下壁、18…逃がし用切欠部分、20…案内水平切欠部、21…小軸孔、31,31A…ドア用ガタ防止部片、32…枠片、32a…垂直連結板、32b…水平支持腕部分、33…ラッチ当たり部、34…軸、35…段差状の受け面、36…係合突起。

Claims (6)

  1. 戸枠の固定縦枠の窪み部に対して取り付けられるドアラッチ用受け金具に於いて、前記受け金具の内部に、閉戸時、ドアラッチの先端部分が該受け金具の横向き凹所に入り込む寸前、ドアラッチに押圧され得るラッチ当たり部を介して該ドアラッチの先端部を前記横向き凹所の奥へと受け入れることを許容する可動のドア用ガタ防止部片を配設し、該ガタ防止部片の前記ラッチ当たり部を初期位置へ戻すための付勢バネを横向き凹所に組み込んだことを特徴とするドアラッチ用受け金具。
  2. 請求項1に於いて、バー状ラッチ当たり部にドアラッチの先端部が押し当たらない場合には、ドア用ガタ防止部材は可動せず、前記ラッチ当たり部にドアラッチの垂直係合面が受け止められることを特徴とするドアラッチ用受け金具。
  3. 請求項1又は請求項2に於いて、ドア用ガタ防止部片31は、上下の軸を介して回転自在に内設していることを特徴とするドアラッチ用受け金具。
  4. 請求項3に於いて、ドア用ガタ防止部片31は、枠片32と、この枠片32の垂直連結板32aに連設する一組の水平支持腕部分32bと、この水平支持腕部分の自由端部に位置し、かつ、垂直方向に細長く形成されたラッチ当たり部33とから構成されていることを特徴とするドアラッチ用受け金具。
  5. 請求項1に於いて、ドア用ガタ防止部片は、トロヨケ3内に調整ボックス5を備えた複合型の受け金具に内設されていることを特徴とするドアラッチ用受け金具。
  6. 請求項1に於いて、ドア用ガタ防止部片31Aは、ストライク4Aとトロヨケ3Aで構成されている単純型の受け金具X1に内設されていることを特徴とするドアラッチ用受け金具。
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