JP6839000B2 - ロック装置及び保管庫 - Google Patents
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しかしながら、上述した従来のロック装置では、開閉扉の面方向での小型化を図る点で未だ改善の余地があり、取付孔が比較的大きく形成された開閉扉にしか組み付けることができなかった。
一方、規制ユニットが許容位置にあるときは、ラッチの係止解除位置への回動が許容されるため、開閉扉の開方向への移動に伴い、ラッチが係止解除位置に移動する。これにより、開閉扉が開位置となる。
本態様によれば、規制位置と許容位置との間の移行時において、第1ローラがラッチとの間の摩擦力により回転する。これにより、規制ユニットとラッチとの間の摩擦抵抗を低減させ、規制位置と許容位置との間の移行をスムーズに行うことができる。
本態様によれば、規制位置と許容位置との間の移行時において、第2ローラが当接部との間の摩擦力により回転する。これにより、規制ユニットと当接部との間の摩擦抵抗を低減させ、規制位置と許容位置との間の移行をスムーズに行うことができる。
本態様によれば、規制ユニットは、各ローラ間に作用する摩擦力によって各ローラが互いに逆方向に回転し合いながら、規制位置と許容位置との間を移行する。これにより、規制ユニットとラッチ及び当接部との間の摩擦抵抗をさらに低減させ、規制位置と許容位置との間の移行をスムーズに行うことができる。
本態様によれば、規制位置における規制ユニットとラッチとの接触部分と、規制ユニットと当接部との接触部分と、の間(規制ユニットの幅内)に、カム従節部及びカム部材が配置されている。これにより、カム従節部及びカム部材が規制ユニットの幅内からずれた位置で係合している場合に比べて、ロック装置の第2軸線に沿う方向での小型化を図ることができる。
また、カム従節部及びカム部材との係合部分(力点)と、規制ユニットとラッチ及び当接部との接触部分(作用点)と、の距離を短くできる。そのため、カム部材から規制ユニットに効率的に力を伝達でき、規制ユニットの捩れ等を抑制できる。
本態様によれば、規制ユニットが回動可能に構成されているため、例えば規制ユニットがスライド移動する構成に比べて規制ユニットの移動範囲を小さくできる。これにより、ロック装置の更なる小型化を図ることができる。
本態様によれば、カム部材及び駆動機構が第2軸線に沿って並んでいるため、カム部材及び駆動機構がラッチ及び規制ユニットの配列方向に直交する方向に並んでいる従来の構成に比べて第2軸線方向から見た正面視でのロック装置の外形を縮小できる。
本態様によれば、上述したように取付互換性に優れたロック装置を備えているため、取付孔の設計の自由度を向上させることができる。
(第1実施形態)
[保管庫]
図1は、開閉扉4の閉状態を示す保管庫1の斜視図である。図2は、開閉扉4の開状態を示す保管庫1の分解斜視図である。
図1、図2に示すように、実施形態に係る保管庫1は、箱体(他方の部材)3と、箱体3に取り付けられた開閉扉(一方の部材)4と、開閉扉4に取り付けられたロック装置8と、を有している。なお、以下の説明では、便宜上、箱体3に対して開閉扉4に向かう方向を前方(矢印FR)とし、開閉扉4に対して箱体3に向かう方向を後方として説明する。また、前後方向に直交する方向をそれぞれ上下方向(矢印UPが上側)、左右方向(矢印LHが左側)とする。但し、保管庫1の設置方向は、適宜変更が可能である。
ロック装置8は、開閉扉4の取付孔5を通して開閉扉4を貫通した状態で、開閉扉4に組み付けられている。ロック装置8は、上述したラッチ係合部6に係合することで、開閉扉4の開動作を規制する(施錠状態)。一方、ロック装置8は、ラッチ係合部6との係合が解除されることで、開閉扉4の開動作が許容される(解錠状態)。なお、本実施形態では、ロック装置8が開閉扉4に取り付けられた構成について説明するが、ロック装置8が箱体3に取り付けられた構成であっても構わない。
図3、図4に示すように、ロック装置8は、ケース10と、制御ユニット(図4参照)13と、ロック機構14(図4参照)と、を備えている。
ケース本体11の周壁部11aには、雄ねじ部21が形成されている。なお、ロック装置8は、取付孔5に前方から挿通された状態で、開閉扉4の後方に設けられたナット(不図示)が雄ねじ部21に締結されることで、開閉扉4に取り付けられる。但し、ロック装置8の開閉扉4への取付方法は適宜変更が可能である。
図4に示すように、ロック機構14は、ケース10内に収納されている。本実施形態のロック機構14は、ホルダ31と、ラッチ32と、第1付勢部材33と、規制ユニット34と、第2付勢部材35と、カム部材36と、アクチュエータ(駆動機構)37と、を主に有している。
ホルダ31は、左右方向から見た側面視でL字状に屈曲形成されている。具体的に、ホルダ31は、前後方向に延びる基部41と、基部41の前端部から下方に折り曲げられた屈曲部42と、を主に備えている。ホルダ31は、ケース本体11内において、周壁部11a等に固定されている。
図4〜図6に示すように、基部41は、後部が前部に比べて幅広に形成されている。基部41の前端左側部には、基部41から上向きに折り曲げられた第1ばね装着部43が形成されている。基部41の前端右側部(ばね装着部43に対して左右方向で対向する位置)には、第1ばね係止部44(図6参照)が形成されている。第1ばね係止部44は、基部41の前端右側部が窪んで形成されている。基部41における前後方向の中間部分には、基部41から下方に折り曲げられたラッチストッパ45が形成されている。
基部41の後端部(ラッチ取付溝46よりも後方に位置する部分には、ラッチ案内孔47が形成されている。ラッチ案内孔47は、基部41を上下方向に貫通している。図4の例において、ラッチ案内孔47は、上下方向から見た平面視で矩形状に形成されている。
屈曲部42の上端縁には、第2ばね係止部52が形成されている。第2ばね係止部52は、屈曲部42の上端縁が下方に窪んで形成されている。
図4、図7に示すように、ラッチ32は、ケース10内においてホルダ31(基部41)の下方に配置されている。ラッチ32は、ホルダ31にスライド可能、かつ回動可能に支持されている。具体的に、ラッチ32は、ラッチ板55と、ラッチ板55から立設された第1ピン56及び第2ピン57と、を有している。
ラッチ板55は、平面視でL字状に形成されている。具体的に、ラッチ板55は、規制板部61と、規制板部61の後端部から右側に延設された係合板部62と、を有している。
係合板部62の後端縁は、右側に向かうに従い漸次前方に延在する傾斜辺部62bを構成している。傾斜辺部62bは、開閉扉4の閉動作時に伴いラッチ係合部6に摺動する。
図8に示すように、ラッチ32は、第1ピン56がラッチ取付溝46内を左右方向に移動することで、ホルダ31に対してスライド移動可能に構成されている。ラッチ32は、左側へのスライド移動に伴い(図8における矢印参照)、挿通孔23(図5参照)を通した突出量が減少し、開閉扉4の閉動作時にラッチ係合部6を乗り越えるようになっている。本実施形態では、開閉扉4の閉動作時において、ラッチ32がラッチ係合部6を乗り越え可能な位置をスライド位置とする。なお、ラッチ32は、スライド位置において、規制板部61の一部がケース本体11の通過孔24(図4参照)を通してケース本体11の外部に突出する。
図9に示すように、ラッチ32は、第1ピン56の軸線O2回りの回動に伴い(図9における矢印参照)、挿通孔23(図5参照)を通した突出量が減少し、開閉扉4の開動作時にラッチ係合部6を乗り越えるようになっている。本実施形態では、開閉扉4の開動作時において、ラッチ32がラッチ係合部6を乗り越え可能な位置を係止解除位置とする。なお、ロック機構14の具体的な動作は後述する。
図5、図10、図11に示すように、規制ユニット34は、ケース10内において、後述する規制部80が隙間S内に進退可能とされた状態で、ラッチ32とホルダ31の屈曲部42との間に配置されている。すなわち、規制ユニット34とラッチ32は、前後方向に並んでいる。規制ユニット34は、レバー部材71と、第1ローラ72及び第2ローラ73と、を主に備えている。
第2ローラ73は、ローラ支持壁79間における第1ローラ72よりも前方に配置されている。具体的に、第2ローラ73は、一対のローラ支持壁79間を左右方向に架け渡す第2ローラ軸73aに回転可能に支持されている。第2ローラ73の外周部分は、ローラ支持壁79に対して上方及び前方にはみ出している。
図12、図13に示すように、規制ユニット34は、ラッチ32が上述した係止位置にある状態で、軸線O1回りに回動する。これにより、規制ユニット34のうち、各ローラ72,73及びローラ支持壁79(以下、まとめて規制部80という。)が、上述した隙間Sに対して進退移動する。本実施形態では、規制部80が隙間Sに進入している状態を規制位置(図12参照)とする。一方、規制部80が隙間Sから退避した状態を許容位置(図13参照)とする。
図14に示すように、カム部材36は、アクチュエータ37における出力軸91の前端部に連結されている。すなわち、カム部材36は、アクチュエータ37軸線O3と同軸上に配置されている。カム部材36の外周面は、インボリュート曲線に沿って延在するカム面92を構成している。なお、カム面92の形状は、適宜変更が可能であり、例えばアルキメデス曲線を基にしたものでも構わない。
次に、上述した保管庫1の作用を説明する。以下の説明では、開閉扉4の閉動作及び開動作におけるロック装置8の動作について主に説明する。また、以下の説明では、図7に示すように、ラッチ32が係止位置にあり、規制ユニット34が規制位置にある状態を、ロック機構14の初期状態とする。
図2に示すように、開閉扉4の閉動作では、ヒンジを起点にして開閉扉4を閉方向に回動させる。開閉扉4を閉方向に回動させると、ロック装置8のラッチ32(傾斜辺部62b)が箱体3のラッチ係合部6に前方から当接する。
開閉扉4の開動作では、まず規制ユニット34を規制位置から許容位置に移動させる。具体的には、利用者の通信端末と、ロック装置8の通信部28と、の間で無線通信を行う。無線通信の結果、制御ユニット13において適正な利用者であると認証された場合には、制御ユニット13からアクチュエータ37に電力が供給される。
図15に示すように、カム部材36が回転すると、カム面92におけるカム従節部82aの接触点が変化することで、カム従節部82aと軸線O3との距離が変化する(増大する)。これにより、規制ユニット34が、第2付勢部材35の付勢力に抗して軸線O1回りの許容位置に向けて回動する。規制ユニット34の回動に伴い、規制部80(各ローラ72,73)が隙間Sから下方に除々に退避する。
以上により、開閉扉4の開動作が終了する。
この構成によれば、カム部材36の回転に伴うカム部材36と規制ユニット34との接触を防止した上で、カム部材36と規制ユニット34との左右方向での距離を縮小できる。その結果、正面視でのロック装置8の小型化を図ることができる。そして、ロック装置8の正面視での小型化を図ることで、取り付け可能な取付孔5の最小サイズを小さくできる。そのため、ロック装置8の取付互換性を向上させることができる。
これに対して、本実施形態では、カム部材36及びアクチュエータ37の軸線O3が前後方向(ラッチ32及び規制ユニット34の配列方向)に延在している構成とした。
この構成によれば、カム部材36及びアクチュエータ37が前後方向に並んでいるため、カム部材及びアクチュエータが左右方向に並んでいる従来の構成に比べて前後方向から見た正面視でのロック装置8の外形を確実に縮小できる。
この構成によれば、規制位置と許容位置との間の移行時において、第1ローラ72がラッチ32との間の摩擦力により回転する。これにより、規制ユニット34とラッチ32との間の摩擦抵抗を低減させ、規制位置と許容位置との間の移行をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、規制位置と許容位置との間の移行時において、第2ローラ73が屈曲部42との間の摩擦力により回転する。これにより、規制ユニット34と屈曲部42との間の摩擦抵抗を低減させ、規制位置と許容位置との間の移行をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、規制ユニット34は、各ローラ72,73間に作用する摩擦力によって各ローラ72,73が互いに逆方向に回転し合いながら、規制位置と許容位置との間を移行する。これにより、規制ユニット34とラッチ32及び屈曲部42との間の摩擦抵抗をさらに低減させ、規制位置と許容位置との間の移行をスムーズに行うことができる。
この構成によれば、係合突起82及びカム部材36が規制部80に対して前後方向にずれた位置で係合している場合に比べて、ロック機構14の前後方向での小型化を図ることができる。
また、係合突起82及びカム部材36との係合部分(力点)と、規制ユニット34とラッチ32及び屈曲部42との接触部分(作用点)と、の距離を短くできる。そのため、カム部材36からレバー部材71に効率的に力を伝達でき、レバー部材71の捩れ等を抑制できる。
上述した実施形態では、開閉扉4の取付孔5にロック装置8を直接取り付ける構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、図16に示すように、正面視外形がロック装置8よりも大きい取付孔5に対して、アジャスタ100を介してロック装置8を開閉扉4に取り付けても構わない。具体的に、図16に示す保管庫1において、開閉扉4には、左右方向を長手方向とする矩形状の取付孔5が形成されている。アジャスタ100は、取付孔5内に嵌め込まれている。ロック装置8は、アジャスタ100に形成された組付孔101内に組み付けられている。なお、図16における符号110は、保管庫1内に物品を投入するための投入口である。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態では、規制ユニット234がスライド移動する点、上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図17、図18に示すロック装置208において、ロック機構214は、スライド移動可能に構成されたレバー部材271を備えている。
一方、規制部280は、図18に示す許容位置において、ラッチ32と正面視で重ならない位置に配置される。これにより、ラッチ32の係止解除位置に向けた回動が許容される。なお、レバー本体部274は、付勢部材200によって規制位置(上方)に付勢されている。
本実施形態のカム部材236は、正面視で楕円形状に形成されている。カム部材236における中心に対して長軸方向で偏心した位置には、アクチュエータ37の出力軸91が連結されている。
上述した実施形態では、規制ユニット34が2つのローラ72,73を有している構成について説明したが、この構成のみに限られない。規制ユニット34は、少なくとも一方のローラ72,73を有していることが好ましい。但し、規制ユニット34は、ローラ72,73を有していない構成であっても構わない。この場合には、規制ユニット34とラッチ32や屈曲部42との接触部分に、レバー部材71よりも摩擦抵抗の少ない部材を配置しても構わない。
上述した実施形態では、カム部材の外周面に設定されたカム面にカム従節部が当接する構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、カム部材に形成された溝部の内面をカム面に設定しても構わない。
上述した実施形態では、軸線O3が、ラッチ32と規制ユニット34の配列方向に平行に配置された構成について説明したが、この構成のみに限られない。例えば、軸線O3は、ラッチ32と規制ユニット34の配列方向に対して傾いていても構わない。但し、軸線O3と配列方向とのなす角度が大きくなるにつれ、正面視でのロック装置8の外形は大きくなる。
2…開口部
3…箱体(一方の部材、他方の部材)
4…開閉扉(一方の部材、他方の部材)
8…ロック装置
32…ラッチ
34…規制ユニット
36…カム部材
37…アクチュエータ(駆動機構)
42…屈曲部(当接部)
71…レバー部材
72…第1ローラ
73…第2ローラ
82a…カム従節部
92…カム面
95…逃げ部
208…ロック装置
234…規制ユニット
236…カム部材
271…レバー部材
282…カム従節部
292…カム面
295…逃げ部
Claims (7)
- 開口部を有する箱体及び前記開口部を開閉可能に前記箱体に設けられた開閉扉のうち、一方の部材に設けられ、前記開閉扉の閉位置において前記箱体及び前記開閉扉のうち、他方の部材に係止されるロック装置であって、
前記他方の部材に係止される係止位置、及び前記他方の部材との係止が解除される係止解除位置の間を第1軸線回りに回動可能に構成されたラッチと、
第2軸線回りに回転するとともに、カム面を有するカム部材と、
前記第2軸線に沿って前記ラッチと並んで配置されるとともに、前記カム面に係合するカム従節部を有する規制ユニットと、を備え、
前記規制ユニットは、前記カム部材の回転に伴い、前記ラッチに当接して前記ラッチの前記係止解除位置への回動を規制する規制位置、及び前記ラッチの回動軌跡から退避して前記ラッチの前記係止解除位置への回動を許容する許容位置に移動し、
前記規制ユニットには、前記カム従節部以外の部分において、前記カム部材との接触を避ける逃げ部が形成されており、
さらに、前記規制ユニットは、
前記逃げ部が形成されたレバー部材と、
前記レバー部材に回転可能に支持された第1ローラと、を備え、
前記第1ローラは、前記規制ユニットの前記規制位置において前記ラッチに当接していることを特徴とするロック装置。 - 前記規制ユニットの前記規制位置において、前記規制ユニットに対して前記ラッチと反対側には、前記ラッチとの間で前記規制ユニットを挟持する当接部が配設され、
前記規制ユニットは、前記レバー部材に回転可能に支持された第2ローラを備え、
前記第2ローラは、前記規制ユニットの前記規制位置において前記当接部に当接していることを特徴とする請求項1に記載のロック装置。 - 前記第1ローラの回転軸及び前記第2ローラの回転軸は、互いに平行に延在し、
前記第1ローラの外周面及び前記第2ローラの外周面は、前記規制ユニットの前記規制位置において、互いに接触していることを特徴とする請求項2に記載のロック装置。 - 開口部を有する箱体及び前記開口部を開閉可能に前記箱体に設けられた開閉扉のうち、一方の部材に設けられ、前記開閉扉の閉位置において前記箱体及び前記開閉扉のうち、他方の部材に係止されるロック装置であって、
前記他方の部材に係止される係止位置、及び前記他方の部材との係止が解除される係止解除位置の間を第1軸線回りに回動可能に構成されたラッチと、
第2軸線回りに回転するとともに、カム面を有するカム部材と、
前記第2軸線に沿って前記ラッチと並んで配置されるとともに、前記カム面に係合するカム従節部を有する規制ユニットと、を備え、
前記規制ユニットは、前記カム部材の回転に伴い、前記ラッチに当接して前記ラッチの前記係止解除位置への回動を規制する規制位置、及び前記ラッチの回動軌跡から退避して前記ラッチの前記係止解除位置への回動を許容する許容位置に移動し、
前記規制ユニットには、前記カム従節部以外の部分において、前記カム部材との接触を避ける逃げ部が形成されており、
前記規制ユニットの前記規制位置において、前記規制ユニットに対して前記ラッチと反対側には、前記ラッチとの間で前記規制ユニットを挟持する当接部が配設され、
前記カム従節部及び前記カム面は、前記規制位置における前記規制ユニットと前記ラッチとの接触部分と、前記規制ユニットと前記当接部との接触部分と、の間に配置されていることを特徴とするロック装置。 - 前記規制ユニットは、前記第2軸線と平行な第3軸線回りに回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載のロック装置。
- 開口部を有する箱体及び前記開口部を開閉可能に前記箱体に設けられた開閉扉のうち、一方の部材に設けられ、前記開閉扉の閉位置において前記箱体及び前記開閉扉のうち、他方の部材に係止されるロック装置であって、
前記他方の部材に係止される係止位置、及び前記他方の部材との係止が解除される係止解除位置の間を第1軸線回りに回動可能に構成されたラッチと、
第2軸線回りに回転するとともに、カム面を有するカム部材と、
前記第2軸線に沿って前記ラッチと並んで配置されるとともに、前記カム面に係合するカム従節部を有する規制ユニットと、を備え、
前記規制ユニットは、前記カム部材の回転に伴い、前記ラッチに当接して前記ラッチの前記係止解除位置への回動を規制する規制位置、及び前記ラッチの回動軌跡から退避して前記ラッチの前記係止解除位置への回動を許容する許容位置に移動し、
前記規制ユニットには、前記カム従節部以外の部分において、前記カム部材との接触を避ける逃げ部が形成されており、
前記カム部材に連結されるとともに、前記第2軸線に沿って前記カム部材と並んで配置された駆動機構を備えていることを特徴とするロック装置。 - 開口部を有する箱体と、
前記開口部を開閉可能に前記箱体に設けられた開閉扉と、
前記箱体及び前記開閉扉のうち、一方の部材に設けられ、前記開閉扉の閉位置において前記箱体及び前記開閉扉のうち、他方の部材に係止される請求項1から請求項6の何れか1項に記載のロック装置と、を備えていることを特徴とする保管庫。
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