JP4951778B2 - 施錠機構 - Google Patents

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本発明は、例えば収納庫のような扉を備える家具において使用される施錠機構に関するものである。
従来、例えば、特許文献1に示されるような収納具においては、扉を収納具本体に係留するためにラッチ機構を採用している。このようなラッチ機構は、引手を操作することにより係留状態を解除し得るように、しかもロック機構により係留状態を維持するように構成されている。この特許文献1のものでは、ラッチ機構に引き手の操作力を伝達するために、扉内部に伝達部材を組み込み、施錠に際しては、伝達部材の作動を禁止するようにして、引き手を操作してもラッチ機構の係留状態を維持するようにしている。
特開2005−254027号公報
ところで、扉の構造によっては、上述したような伝達部材が扉内部に組み込めない場合がある。例えば、扉が、枠にパネルを張り付ける構造のものでは、枠内にそのような伝達部材を組み込む空間がほとんど存在しない。つまり、ラッチ機構やロック機構は枠を構成する枠部材の内側に組み込む必要があるが、枠部材にはそのような機構を組み込むだけの余裕がないのが一般的である。それゆえ、限られた空間に組み込むことが可能なラッチ機構を直接的にロック、つまり施錠する構成が求められている。
そこで本発明は、このような不具合を解消して、ラッチ機能とロック機能との両方を発揮する小さい部材により限られた空間に組み付けることが可能で、部材の削減を成しえる施錠機構を提供することを目的としている。
すなわち、本発明の施錠機構は、家具本体に備えられる可動部を、所望に応じて家具本体に接触した状態で係止するとともに、可動部が家具本体に接触している場合に、所望に応じて可動部の可動を規制する施錠機構であって、可動部を家具本体に係止するとともに可動部の作動を許可する第一面と、可動部の作動を規制する第二面とを備えるラッチ部材と、このラッチ部材を収納するハウジングとを備えてなり、ラッチ部材は、一方の端部にその上面が前記第一面としその側面を前記第二面とするラッチ端を形成してなり、可動部が作動する際に第一面が家具本体又は可動部に接して往復作動し、可動部の作動を規制する際には所定角度回転されて第二面が家具本体又は可動部の内面に対面し、さらにこのラッチ部材の両端部の間の胴部分に、施錠装置からの回転力を受け付ける第一突起と、前記第二面を家具本体又は可動部の内面に対面させた状態で前記ハウジングに設けた切欠に係合して該ラッチ部材の往復作動を禁止する停止突起とを備えていることを特徴とする。
本発明における可動部とは、家具本体に対して回動する扉、左右方向に作動する引き戸、さらには家具本体に備えられる引き出しなどを指すものである。
このような構成によれば、ラッチ部材は、解錠状態において第一面が家具本体に接触するとともに、施錠に際して回転することにより第二面が家具本体の内面に対面する。そして、第二面を家具本体に対面させることで可動部の回動を規制するので、施錠を行うことが可能になる。
また、ラッチ部材が、施錠装置からの回転力を受け付ける第一突起を備えているので、ラッチ部材と施錠装置との間の機構を簡素化することができる。加えて、前記第二面を家具本体又は可動部の内面に対面させた状態で前記ハウジングに設けた切欠に係合して該ラッチ部材の往復作動を禁止する停止突起とを備えているので、可動部の作動をより確実に規制することができる。
具体的には、施錠装置は、ラッチ部材が家具本体と接触する際にラッチ部材を家具本体側に付勢する付勢手段と、ラッチ部材を回転させて第二面が家具本体に接触する状態を保持させる保持手段とを備えてなるものである。このような構成の場合、付勢手段が、コイルスプリングからなるもの、また保持手段が、施錠装置であるものが挙げられる。
ラッチ部材の係止を確実にするためには、家具本体に係止壁が設けられてなり、可動部の作動を規制する場合にラッチ部材がその係止壁の家具本体内側に第二面を接触させるものが好ましい。
本発明は、以上説明したような構成であり、可動部の係止と施錠とを、単一の部材の作動により実現し得るので、部品点数を削減することができる。したがって、全体構成を小型にすることができ、家具の扉に大きな取付のための空間を必要とせず、限られた空間に容易に取り付けることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜11を参照して説明する。
この実施形態の施錠機構1は、収納庫2に適用するものである。収納庫2は、いわゆるオフィス家具であり、収納室を備える家具本体3と、収納室の前面の開口を開閉する可動部である扉4とを備えている。この家具本体3の基本的な構造自体は、当該分野でよく知られているものであってよい。家具本体3は、その前面の開口の上縁に、施錠機構1を構成するラッチ装置5のラッチ部材6を係止する溝部材7を備えている。溝部材7は、ほぼチャネル形状で、扉4に取り付けられた際に正面(前方)を向く係止壁8を備え、係止壁8の内面は家具本体3の内面を構成している(図4)。
この実施形態では、扉4は、例えば、アルミニウムの押し出し材からなる縦枠部材9及び横枠部材10を、L字型の接続部材11により接続して形成する長方形の枠12と、その枠12をふさぐように取り付けられるパネル部材13と、家具本体3への取付側とは反対側の縦枠部材の外側に取り付けられる取っ手部材14とからなる。そして、取っ手部材14の取り付けられる縦枠部材9は少なくとも、断面形状が角張ったほぼC字型形状をしている。このような構造の縦枠部材9は、剛性を高くすることができ、その内部に施錠機構1の取付空間が形成されるものである。
施錠機構1は、ラッチ装置5と、施錠装置15とを備えている。ラッチ装置5は、図3に示すように、ラッチ部材6と、そのラッチ部材6を収納するハウジング16と、ラッチ部材6を付勢する付勢手段であるコイルスプリング17とを備えている。ハウジング16は、二つに分割することができる構成で、縦枠部材9の上端をふさぐキャップ部分18を備え、そのキャップ部分18にラッチ部材6の先端部たるラッチ端19を露出させるための貫通孔20を備える第一ハウジング部材21と、第一ハウジング部材21に結合されて第一ハウジング部材21を閉じる第二ハウジング部材22とからなる。また、ハウジング16の側壁には、施錠装置15から延びる施錠部材23が貫通するとともに、ラッチ部材6の往復作動を禁止するための切欠24が設けてある。
ラッチ部材6は、円柱形状を基本として、その一方の端部にラッチ端19が形成してあり、他方の端部にコイルスプリング17を収納する凹部25を備えている。また、ラッチ部材6は、その両端部の間の胴部分26の周壁に施錠装置15からの回転力を受け付ける突起である第一突起27と、ラッチ部材6の往復作動を禁止する停止手段を構成する停止突起28とを備えている。
ラッチ端19は、正面から見た場合にほぼ長方形形状をなし、側面から見た場合にほぼ三角形形状もしくは二次曲線状をなし、さらに上側から見た場合に一つの角が面取りされたほぼ長方形形状をしている。ラッチ端19は、胴部分26の軸心から変位した位置に中心を有して形成してある。これは、ラッチ部材6が回転された場合に家具本体2、具体的には、溝部材7の係止壁8との干渉を回避するためである。そして、ラッチ端19は、その上側の面を第一面29とし、その側面を第二面30とするものである。つまり、第一面29は、側面から見た場合に、その長手方向の中央部分が最も高くなりその両側に向かって低くなる構造である。一方、第二面30は、解錠状態において施錠装置15に背向する位置にある面で、第一面29の面にほぼ直交して形成してある。さらに、ラッチ端19は、解錠状態において扉4前方に向く第一面29の前部分と第二面30とが接する角部が面取りされている。このような形状のラッチ端19は、胴部分26の上端に形成される軸受け部分31の上側に形成してある。軸受け部分31は、ハウジング16の貫通孔20に回転可能に支持されるもので、貫通孔20の直径とほぼ同じで、かつ胴部分26の外径より大なる外径を有している。軸受け部分31の下側には、軸受け部分31よりさらに外径の大なるフランジ32が形成してある。このフランジ32は、ラッチ部材6の上方向、言い換えればコイルスプリング17の付勢方向への移動を制限するためのもので、ラッチ部材6がハウジング16から抜け落ちることを防止するものである。
凹部25は、この実施形態にあっては、コイルスプリング17、具体的にはコイルスプリング17を収納して、そのコイルスプリング17が下端から突出する深さを有している。このように構成することにより、ハウジング16内に収納されたラッチ部材6は、常時ハウジング16の外側に向かって付勢されるものとなる。
第一突起27は、施錠装置15の施錠部材23が係合するように、胴部分26から側方に突出するもので、施錠部材23に設けられるスリット33内の上下移動が容易で、しかもスリット33の横方向においてもラッチ部材6の回転を阻害しない曲面形状に形成している。一方、停止突起28は、施錠時にラッチ部材5が回転された際に、ハウジング16の切欠24の下縁34に接触する位置に形成してある。したがって、停止突起28は、ラッチ部材6がコイルスプリング17の付勢方向とは逆の方向に移動することを禁止するように機能するものである。さらに、この切欠24の下縁34に停止突起28が接触することでラッチ部材5が移動を禁止されるので、下縁34が、停止突起28とともに停止手段を構成する。
施錠装置15は、鍵穴に挿入された鍵を操作することにより横方向に往復作動する施錠部材23を備えている。施錠部材23は、その先端部35が往復作動方向に直交する方向に延びており、その先端部35に第一突起27を案内するスリット33が形成してある。そして、取っ手部材14の上端位置において、施錠部材23の先端部35が縦枠部材9の内部に入るようにして縦枠部材9に取り付けてある。
このような構成において、ラッチ装置5の枠12への組み付けは、まず、第一ハウジング部材21を縦枠部材9の所定位置に取り付けることから始める。第一ハウジング部材21を縦枠部材9に取り付けた後、凹部25にコイルスプリング17を挿入したラッチ部材6を、その状態で軸受け部分31を貫通孔20に挿入して第一ハウジング部材21内に納める。そして、ラッチ部材6を第一面29が収納庫2の正面に向くように位置を合わせ、施錠装置15の施錠部材23を第一突起27に係合させる。そしてこの後、第二ハウジング部材22を第一ハウジング部材21に結合する。
次に、施錠機構1の作動について図4〜11により説明する。なお、図4〜11においては、ラッチ部材6を好適に示すために、ハウジング16を省略して図示している。
このようにして扉4に組み付けられたラッチ装置5は、解錠してある状態では、ラッチ部材6がその回転軸の方向、つまり扉4の上下方向に往復作動し得る状態にコイルスプリング17の付勢力により保たれている。例えば、図4〜6に示すように、施錠装置15を施錠していない場合で、しかも扉4が閉めてある、つまり扉4が家具本体3の開口に接触している状態にあるとする。そして、この扉4が閉められた状態から開くために扉4を回動させると、溝部材7の係止壁8の内側に位置していたラッチ部材6が、コイルスプリング17の付勢力に抗して係止壁8を乗り越える。つまり、この場合、扉4の回動を許可し得る状態にあるので、扉4が回動するのに応じてラッチ部材6の第一面29が係止壁8により押される。したがって、第一面29が係止壁8に接触しながらラッチ部材6が係止壁8に対して相対移動する間に、ラッチ部材6は扉4の上下方向に往復作動して係止壁8を乗り越えるものである(図7に示す)。
この場合に、ラッチ部材6がそのように往復作動すると、その胴部分26に形成された第一突起27は、施錠部材23の先端部35のスリット33の中で、同様に往復する(図8に示す)。したがって、扉4の開閉時に、第一突起27がラッチ部材6の往復作動を規制したりあるいは阻害するものはない。
そして、施錠せずに扉4が閉じている状態では、コイルスプリング17により上向きに付勢されているラッチ部材6の第一面29が、係止壁8の内側に接触している。このため、コイルスプリング17の付勢力を上回る力をラッチ部材6に加えない限り、扉4は開くことはない。その一方で、上述したように、扉4を回動させることにより、第一面29が係止壁8に沿って移動し得るので、扉4を開くことが可能である。
この扉4を回動させ得る状態で扉4が閉められている場合に、施錠装置15に鍵を挿入して施錠する操作を行うと、図9及び図10に示すように、施錠部材23が縦枠部材9を横切る方向に設定された長さだけ突出する。施錠部材23の突出により、その突出時の力は、スリット33を介して第一突起27に伝達され、ラッチ部材6を回転させる力となる。ラッチ部材6は、貫通孔20に軸受け部分31を挿入しているので、この軸受け部分31を支持部分にして回転する。ラッチ部材6の回転は、施錠部材23が設定された長さ、つまりその突出範囲の最長距離まで突出することで、約90度となるものである。
ラッチ部材6がその軸心周りに約90度回転すると、第一面29が係止壁8から遠ざかり、図11に示すように、第二面30が係止壁8に対面する、つまり第二面30と係止壁8の内面とが互いに向き合う状態となる。この時、解錠状態において扉4前方に向く第一面29と解錠状態において施錠装置15に背向する第二面30とが接するラッチ端19の角が面取りされているため、ラッチ部材6が回転している際にラッチ部材6と係止壁8とが接するあるいは擦れることはない。
このように、ラッチ部材6が回転することにより、第一面29が係止壁8に接触し得る状態が解除され、代わって第二面30が係止壁8の内側において係止壁8に対面する。したがって、扉4を回動させると第二面30が係止壁8に衝突して扉4の回動を禁止する。つまり、扉4は、第二面30と係止壁8との接触により回動を規制されて開かない。
しかも、この実施形態においては、ラッチ部材6が回転されることにより、停止突起28がハウジング16の切欠24、具体的には切欠24の下縁34に係合する。このため、ラッチ部材6は、第二面30と係止壁8とが対面している施錠状態において、コイルスプリング17の付勢力に抗する作動、具体的には下降することを禁止される。したがって、無理に扉4を回転させてもラッチ部材6が係止壁8を乗り越えることができないので、ラッチ装置5が破壊されない以上扉4を開くことは不可能である。なお、この実施形態においては、施錠状態において、第二面30と係止壁8とは接触せずに間隙をあけて対面する構成を説明したが、施錠状態において、第二面30と係止壁8とは接触するものであってもよい。
このように、ラッチ装置5のラッチ部材6のいわゆるキャッチとしての作動方向を回転軸として、ラッチ部材6を回転させるのみで施錠のための装置の一部として機能させているので、ラッチ装置5と施錠装置15とが分離されているにもかかわらず、最小限の部品点数により施錠機構1を構築することができる。このため、施錠機構1を扉4に組み込むに際して、専用に広範な設置空間を設定する必要がなく、そのような空間に制限のあると扉4においても、確実に組み付けることができる。
なお、上述した実施形態においては、扉4の上部のみにラッチ装置5を組み込んだものを説明したが、ラッチ装置5を扉4の下部にも組み込んで、施錠時に扉4をあけようとした場合の、扉4下部のばたつきを押さえるようにするものであってもよい。この場合、図3に想像線により示す、例えば、断面の形状が正方形の角棒36を用いて、扉4上部のラッチ装置5と扉4下部のラッチ装置5とを連動させるものである。すなわち、上部のラッチ装置5は、上述した通りであり、さらに、コイルスプリング17を挿入したラッチ部材6の凹部25に、角棒36を挿入し得る構成とするものである。これに対して、下部のラッチ装置5は、上部のラッチ装置5と上下方向に線対称、つまり水平軸に対して線対称に構成したものである。したがって、上部と下部のそれぞれのラッチ装置5のラッチ部材6の凹部25が向き合うことになり、それらの凹部25に角棒36を挿入することにより、上下のラッチ部材6が連動して回転するように連結される。なお、この場合、凹部25の形状は、角棒36が空転しないように角棒36の断面形状に対応させることは言うまでもない。
このように、角棒36で上下のラッチ部材6を連結することにより、施錠時において上部のラッチ部材6が回転されると、その回転力が角棒36により下部のラッチ部材6に伝達され、それぞれのラッチ部材6は、第一面29が係止壁8に対面する状態から第二面30が係止壁8に対面する状態に変化する。この結果、上述したように、扉4は上下のラッチ装置5により回動することを禁止される。
このように、扉4の上部に設けた施錠装置15により二つのラッチ装置5を機能させるにもかかわらず、それらのラッチ装置5を連動させるのに角棒36を増設することで達成できるので、最小限の部品の追加で最大の効果を発揮させることができる。したがって、扉4の下部にラッチ装置5を組み付けて、上部のラッチ装置5と連動させる構成であっても、大きな取付空間を必要とせず、薄い扉や上述のような枠12とパネル部材13を主体として構成される取り付け空間の確保しにくい扉4にも好ましく適用することができる。
以上に説明した、上下二つのラッチ装置5を角棒36にて連動するように構成したものを説明したが、例えば机やテーブルなどに備えられる引き出しに適用する場合にあっては、引き出しの左右にラッチ装置5を配置し、角棒を横方向に配置してそれらのラッチ装置5を連動させるものであってもよい。
また、スプリングとしては、例えば、ウェーブスプリングや皿バネなどであってもよい。このようなスプリングを採用する場合にあっては、ラッチ部材の端部に設けた凹部は省略するものであってもよい。
上述の実施形態においては、可動部として回動する扉4を説明したが、可動部が、引き出しや引き戸などであってもよい。この場合、施錠機構1は、引き出しや引き戸と家具本体とのいずれに組み付けられるものであってもよい。また、上述の実施形態のように、回動する扉4に対してひとつの施錠機構1を適用する場合においても、施錠機構1を家具本体3に組み付けるものであってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の実施形態の収納庫を示す斜視図。 同実施形態の収納庫の扉の背面図。 同実施形態のラッチ装置の分解斜視図。 同実施形態の解錠状態における施錠装置側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大側面図。 同実施形態の解錠状態における扉の背面側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大背面図。 同実施形態の解錠状態における扉の上側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大上面図。 同実施形態の解錠状態において扉を回動させている際の施錠装置側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大側面図。 同実施形態の解錠状態において扉を回動させている際の扉の背面側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大背面図。 同実施形態の施錠状態における扉の上側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大上面図。 同実施形態の施錠状態における扉の背面側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大背面図。 同実施形態の施錠状態における施錠装置側から見たラッチ部材の状態を示す要部拡大側面図。
符号の説明
4…扉
3…家具本体
29…第一面
30…第二面
6…ラッチ部材

Claims (5)

  1. 家具本体に備えられる可動部を、所望に応じて家具本体に接触した状態で係止するとともに、可動部が家具本体に接触している場合に、所望に応じて可動部の可動を規制する施錠機構であって、
    可動部を家具本体に係止するとともに可動部の作動を許可する第一面と、可動部の作動を規制する第二面とを備えるラッチ部材と、このラッチ部材を収納するハウジングとを備えてなり、
    ラッチ部材は、一方の端部にその上面が前記第一面としその側面を前記第二面とするラッチ端を形成してなり、可動部が作動する際に第一面が家具本体又は可動部に接して往復作動し、可動部の作動を規制する際には所定角度回転されて第二面が家具本体又は可動部の内面に対面し、
    さらにこのラッチ部材の両端部の間の胴部分に、施錠装置からの回転力を受け付ける第一突起と、前記第二面を家具本体又は可動部の内面に対面させた状態で前記ハウジングに設けた切欠に係合して該ラッチ部材の往復作動を禁止する停止突起とを備えていることを特徴とする施錠機構。
  2. ラッチ部材が家具本体と接触する際にラッチ部材を家具本体側に付勢する付勢手段と、
    ラッチ部材を回転させて第二面が家具本体に対面する状態を保持させる保持手段とを備えてなる請求項1記載の施錠機構。
  3. 付勢手段が、コイルスプリングからなる請求項2記載の施錠機構。
  4. 保持手段が、施錠装置である請求項2記載の施錠機構。
  5. 家具本体に係止壁が設けられてなり、可動部の作動を規制する場合にラッチ部材がその係止壁の家具本体内側に第二面を対面させるものである請求項1〜4のいずれかひとつに記載の施錠機構。
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