JP5356057B2 - ラッチ錠 - Google Patents

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本発明は、ラッチ錠に関するものである。
従来、家屋内等に用いられるドアには健常者はもとより高齢者や子供及び上肢障害者のために、ドアの開閉を容易にすべく、様々な工夫がなされてきた。
たとえば、容易にドアを開閉でき、筋力の負担を軽減した特徴を有するレバーハンドル錠が特許文献1に示されている。
特開2008−163621号公報
しかし、特許文献1に記載のレバーハンドル錠は、扉の開放の前に錠を施錠状態から開錠状態に切り替える必要がある。すなわち、扉を開くために、ラッチを錠本体ケースに完全に埋没させなければならない。そのため、ラッチが内側に完全に格納されるまでの間バネの力に抗してハンドルを下げる操作を行った上で、その状態を維持して扉を押し引きしなければ扉が開かない。したがって、従来のものより筋力の負担は軽減されているものの、未だ握力や筋力の弱い者にとってドアの開閉が困難である場合があるという問題がある。
そこで本発明は、ラッチを回転させることで、開錠状態と施錠状態の切り替えの途中でドアの扉を押し引きできる機構を提供することにより、従来のラッチ錠より容易に扉の開放ができるラッチ錠を提供するものである。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、錠本体とラッチと、ラッチを付勢する付勢部材と、人力によって操作される作動部とを有し、前記ラッチは錠本体から出没自在であって付勢部材によって錠本体から突出する方向に付勢されており、作動部を操作することによりラッチがドアの回動軸に交わる方向に延びる回転軸を中心に回転し、ラッチが回転すると共にラッチが錠本体に退入するものであって、ラッチは円柱を斜めに切り取った形状であり、切り取った部分に斜面部が設けられ、斜面部とラッチの側面は角を持たずに連続していることを特徴とするラッチ錠である。
請求項1の発明では、施錠状態から開錠状態に切り替える際に手動でラッチを回転させる。そのことにより、ラッチがドアの回動の進行方向に向かって移動しようとする際に、ラッチが当接している部材からうける反力の分力を、ラッチが錠本体に埋没する方向に向けることができる。この力によってラッチが錠本体に埋没して開錠状態になる。つまり、本発明のラッチはドアの回動の進行方向に進む動作と錠本体に埋没する動作を同時に行う。したがって、本発明のラッチを使用することで施錠状態から開錠状態への切り替えとドアの回動を同時に実行することができる。そのため、ラッチが完全に埋没しなくても扉を開くことができる。
また本発明は、前記ラッチがドアの回動軸に交わる方向に延びる回転軸を中心に回転する。
本発明では、ラッチの回転軸をドアの回動軸に交わる方向に延びる方向にすることで、ラッチがドアの回動の進行方向に向かって移動しようとする際に、ラッチが当接している部材からうける反力の分力を、より確実にラッチの退入方向へ向けることができる。
また本発明では、前記作動部を操作することによりラッチが回転すると共にラッチが錠本体に退入する。
本発明では、ラッチの錠本体への退入を手動で行うことで、ラッチの錠本体への退入が確実に行われ、ドアを押し引きする力がより少なくてすむ。
請求項2の発明は、前記ラッチの回転に歯車を用いたことを特徴とする請求項1に記載のラッチ錠である。
請求項2の発明では、作動部の動作をラッチに伝達する部材に歯車を用いることで、部品の数が少なくて済み、ラッチの回転する動作が円滑になるといった利点がある。
請求項3の発明は、前記ラッチの回転に摩擦力による動力の伝達を用いたことを特徴とする請求項1に記載のラッチ錠である。
請求項3の発明では、作動部の動作をラッチに伝達するための部材に摩擦力による動力の伝達を用いるため、部品の設計が簡単であるといった利点がある。
本発明は、ラッチの開錠状態と施錠状態の切り替えの途中でドアの扉を押し引きできる機構を提供することにより、従来のラッチ錠より容易に扉の開放ができるラッチ錠を提供することができる。
本発明のラッチ錠をドアに設置した状態を示す正面図である。 図1の右側面図である。 ラッチの受け部を備えた壁の正面図である。 本発明のラッチ錠を設置したドアの斜視図であり(a)〜(c)の順にドアが開く方向へ移動していく様子を示している。 本発明のラッチ錠のラッチの正面図である。 図5のラッチの斜視図である。 図5のラッチの断面図であり(a)〜(d)がそれぞれA−A面〜D−D面の断面図を示している。 図1で示したラッチ錠の内部の背面図である。 ラッチの分解斜視図である。 施錠状態からドアが開錠状態になる際のラッチの姿勢を示す平面図であり、(a)〜(d)の順に施錠状態から開錠状態に移行していく様子を示している。 摩擦力を用いてラッチの回転を行うラッチ錠の内部の斜視図である。 一体型ラッチ受けの上方から見た縦断平面図である。 ウォームギアを用いてラッチの回転を行うラッチ錠の内部の斜視図である。
以下さらに本発明の具体的実施例について説明する。なお、説明は実施形態の理解を容易にするためのものであり、これによって、本願発明が制限して理解されるべきではない
本発明のラッチ錠1は、図1、図2に示されるように錠本体3とラッチ4を備えており、錠本体3をドア90の内部に設けられた空間内に配置して使用する。また、図8で示されるハブ14(作動部)に動力を伝達するためのハンドル2を備えている。
図5、図6で示されるように、ラッチ4は全体が円柱を斜めに切り取った形状であり、表面が滑らかな部材である。また、一端(底面上)に円柱状のバネ受け25を設けている。バネ受け25はラッチ4がバネ7から付勢される際に、バネ7がずれないようにしている(図9参照)。さらに、ラッチ4には側面の端部よりの位置に固定用孔9が設けられている。固定用孔9は、ラッチ4の対向する側面を長手方向に対して垂直に貫通する孔である。
加えて、前記したようにラッチ4は円柱を斜めに切り取った形状であり、ラッチ4には側面の先端側から、対向する側面の中間部分に向かって傾きをもつ斜面部10が設けられている。そして、この斜面部10の表面部分は、図5、図7から解るように斜面部10の短手方向に丸みを持っているなだらかな面である。
さらに、斜面部10の周囲には斜面縁部11が設けられており、斜面縁部11は丸みを帯びた緩やかな傾斜であり、斜面部10とラッチ4の側面は角を持たずに連続している。
図6に示すようにラッチ4の側面において、長手方向に最も長い面を背面当接部12とする。言い換えれば、斜面部10の背面側を背面当接部12としている。
図8で示しているように、錠本体3の内部には、ハブ14(作動部)、ベベルギア14a、ラッチ4を突出・退入可能に係入したラッチ受け5が設けられている。
ハブ14は略円柱状の部材であり、中心部分にハンドルやレバー等の角芯と係合するための四角形状の孔を持つ。
ベベルギア14aは傘状の歯車である。本実施例では傘状の歯車の一部を切り欠いて用いている。また、本実施例のベベルギア14aはハブ14と一体になっている。
ラッチ受け5は、中央部分にラッチ4を係入するための空洞を持つ略筒状の部材である。また、ラッチ受け5には、側面に2つの可動用溝15が設けられている。(図9参照)2つの可動用溝15は、対向する位置にあり、側面の長手方向に平行な直線状であり、ラッチ受け5の軸方向に対して平行である。さらに、ラッチ受け5は底面に設けられた受動側ベベルギア5aと一体なっている。ここで、受動側ベベルギア5aは、前記ベベルギア14aと歯車列を形成している。
ラッチ4は、ラッチ受け5の内側にあり、バネ7に付勢されている。また、ラッチ4の固定用孔9と可動用溝15は固定ピン8で連通されている。(図9参照)
このラッチ受け5を錠本体3に配置すると、ラッチ4がラッチ受け5に可動用溝15の範囲で退入可能な状態で外側に突出する。つまり、ラッチ4は回転方向にはラッチ受け5と一体であり、突出・退入方向には独立して動くことができる。
また、可動用溝15の長さは突出・退入方向におけるラッチ4の移動距離となる。つまり、可動用溝15の長さを変更することでラッチ4の移動距離を調節することができる。
また、ハンドル2とハブ14は連動しており、ハンドル2を回動させるとハブ14が回転する。したがって、ハンドル2を回動させることで、ラッチ4に動力が伝達され、ラッチ4を回転させることができる。
具体的に説明すると、図8に示されるように、ハブ14とベベルギア14aは一体となっている。そのため、ベベルギア14aはハブ14の回転に伴って回転する。そのベベルギア14aは受動側ベベルギア5aと歯車列を形成しているので、ベベルギア14aが回転すると受動側ベベルギア5aが回転する。受動側ベベルギア5aはラッチ受け5と一体であるため、受動側ベベルギア5aとラッチ受け5は同時に回転する。
このことから、前述のようにラッチ4をラッチ受け5に係入した状態で錠本体3に配置することで、ラッチ4はラッチ受け5の回転に伴って回転可能になる。また、前記したように、ラッチ4はラッチ受け5に退入可能な状態で外側に突出している。したがって、ラッチ4は突出・退出自由であり、回転可能に錠本体3に取り付けられる。
次に本発明のラッチ錠の使用方法について説明する。
最初に、錠本体3をドア90内部に設けられた空間に配置する。また、図3で示されるように、壁91に受け部16を設ける。
次に、ラッチ錠1を施錠状態にするには、ラッチが受け部16の開口27の内側にある状態で、図1、図2に示すように、ラッチ4の背面当接部12(図6参照)がドア90の回動の進行方向に向くように設置する。この状態でドア90を押すと、図10(a)に示すように背面当接部12が受け部16のストライク26に当接してドア90の進行方向への回動を妨げる。そのため、図4(a)で示された位置より奥側にドア90が回動しない。
ここで、施錠状態から開錠状態に移行して、ドア90を回動させるには、ハンドル2を反時計回りに回転させながらドア90を押す。すると、図10(b)に示すように、ラッチ4が回転し壁91に当接する面(部位)が変わる。それにより、ラッチ4が錠本体3に退入する方向に分力が発生する。その結果、図10(c)、図10(d)で示すように、ラッチ4が錠本体3に退入する方向に移動を開始する。これによりドア90の回動を妨げる部材がなくなるため、ドア90は図4(b)、図4(c)で示すように奥側に移動する。
ここで施錠状態から開錠状態に移行する際の動作と作用、効果についてより詳しく説明する。
まず、図4(a)の状態(施錠状態)から、ハンドル2を図4(a)の正面から見て反時計回りに回転させる。すると、図8に示すハンドル2と係合しているハブ14が図8の正面から見て時計回りに回転する。ここで、ベベルギア14aはハブ14と一体となっているのでベベルギア14aも同じ方向に回転する。
すると、ベベルギア14aの回転が受動側ベベルギア5aに伝達され、受動側ベベルギア5aは図2の正面から見て時計回りに回転し、ラッチ受け5も同じ方向に回転する。そして、ラッチ4もラッチ受け5と一体であるので、共に同じ方向に回転する。
ラッチ4の回転に伴って図10(a)で示されるようにラッチ4の背面当接部12と当接していた受け部16のストライク26が、図10(b)で示されるようにラッチ4の斜面縁部11と当接する。ここで斜面縁部11は傾斜部10、背面当接部12、ラッチ4の側面部分と繋がっている丸みを帯びた傾斜となっている。このため、ラッチ4がドア90の回動の進行方向に進もうとする力に対し、ラッチ4がストライク26から受ける応力の分力がラッチ4の退入方向に発生する。ラッチ4は表面が滑らかな部材であるため、発生した分力によりラッチ4が錠本体3内へ退入を始める。そのまま、ドア90が押されるにつれて、ラッチ4は錠本体に退入する。つまり、ドア90が回動の進行方向に進むと、ラッチ4の錠本体3への退入が進む。したがって、図10(c)に示されるように、ストライク26のラッチ4と当接する場所がラッチの先端部分に移動する。そして図10(d)に示すように斜面部10とストライク26が当接する。
斜面部10もまた、丸みを帯びた傾斜であるので、ラッチ4がドアの回動の進行方向に進もうとする力に対し、ラッチ4がストライク26から受ける応力の分力がラッチ4の錠本体3への退入方向に発生する。このことから、ラッチ4はドアの回動の進行に伴ってバネ7の付勢力に抗して錠本体3内に退入する。ラッチ4が錠本体3に退入すると、ドア90の回動を妨げるものがなくなるため施錠状態が解除される。そのためドア90は開く方向へ回動可能となり、図4(b)、図4(c)で示されるようにドア90が開いていく。
上記のように、本発明のラッチ錠1はラッチ4を回転させることで、ドア90を押すにつれてラッチ4を錠本体3に退入させるという特徴がある。つまり、完全に縦方向に180°回転しなくてもラッチ4を錠本体3に退入させることができるので、ハンドルを回しながら押すことができ、筋力への負担が減るという利点がある。
また、ラッチ4が進行方向に進もうとする力に対する応力の分力をラッチ4の退入に使うので、従来よりも少ない力でラッチ4の退入を行うことができるという利点がある。
本実施例ではラッチ4の形状は略円柱状の部材に斜面を設けたものであったがラッチ4の形状はこれに限るものではない。たとえば略円錐状の部材を片方の側面が壁と平行に当接するように傾けて配置してもよい。なお、この場合のラッチの回転軸は突出方向から部材を傾けた方向に傾けた分だけ傾く。
つまりラッチ4は、ストライク26のようなラッチと当接してドアの回動を妨げる部材と、当接したまま回転可能であり、回転することにより前記部材から受ける応力の分力が、ラッチ4が錠本体3に退入する方向に向かうような形状であればよい。
このことから、本発明のラッチ錠は、従来のひし形や扇形等の形状でないラッチを使用できるので、ラッチの形状のデザインにおける自由度が広がるという利点もある。
本実施例において、作動部はハブ14であり、ハブ14は中心部分にハンドルやレバー等と係合するための四角形状の孔を持つ略円柱状の部材であるが、作動部の形状はこれに限るものではない。手動による動力がラッチに伝達して、ラッチが回転すればよい。たとえば、作動部をハンドルやレバーと一体にしてもよいし、作動部が直接ラッチを回転させてもよい。
また、本実施例ではラッチ4を回転させるために、ハブ14の動作を伝達させる部材としてベベルギア14a、受動側ベベルギア5aを用いているが、ラッチ4の回転に用いる部材はこれに限るものではない。
たとえば、図11に示すように摩擦力を使ってラッチ4を回転させてもよい。また、図13に示すようにウォームギアなどの形状の違う歯車を用いてもよい。以下それぞれ実施例2、実施例3として詳しく説明する。
実施例2について説明する。実施例2のラッチ錠の錠本体3の内部には、図11に示されるようなハブ14(作動部)、回転誘導部材18、伝達部材19、シャフト20が設けられている。さらに、前述のようにラッチ受け5に係入したラッチ4が配置されている。また、実施例2のラッチ受け5には受動側ベベルギア5aは配置されていない。
ハブ14は略円柱状の形状である。このハブ14は、中心部分にハンドルやレバー等の角芯と係合するための孔を持っており、伝達部材19と一体になっている。
伝達部材19は上部中央に切り欠きを持つ板状の部材である。この伝達部材19は切り欠き部分にシャフト20を挟むように配置している。
回転誘導部材18は略筒状の部材であり、一端がラッチ受け5の端部の周囲を覆うように配置されており、もう一端がシャフト20と一体になっている。また、この回転誘導部材18は側面に回転用溝17を設けている。
また、図11に示すように、誘導ピン21が回転用溝17の内側にある状態で、回転誘導部材18の対向する側面を貫通している。
ここで、回転誘導部材18とラッチ受け5の接触面は摩擦力を持つ。また、伝達部材19とシャフト20の接触面も摩擦力を持つ。そしてシャフト20は、回転誘導部材18の端部から伝達部材19に向かって延びるように配置されている。
さらに実施例2のラッチ錠の動きについて説明する。
ハンドルやレバー等を手動で動かすことにより、ハブ14が図11の正面からみて時計回りに回転する。すると伝達部材19はハブ14と一体であるので、ハブ14の回転方向へ倒れるように動く。それに伴って、シャフト20が伝達部材19の倒れる方向へ引っ張られる。
すると、シャフト20と一体である回転誘導部材18も同じ方向へ引っ張られる。このとき、誘導ピン21の位置は変わらないので、誘導ピン21が回転用溝17と係合することによって、回転誘導部材18が回転する。ここで回転誘導部材18はラッチ受け5を覆うように配置されており、回転誘導部材18とラッチ受け5の接触面は摩擦力があるので、回転誘導部材18の回転に伴って、ラッチ受け5が回転する。そして、ラッチ受け5に係入しているラッチ4が回転する。
また、図12で示している一体型ラッチ受け22を、実施例2のラッチ錠に用いると、ラッチ4を回転させるとともに錠本体3内に退入させることができるようになる。
一体型ラッチ受け22は回転誘導部材18とラッチ受け5を一体化したものである。
実施例2では、ラッチ受け5には回転方向にのみ回転誘導部材18の動きが伝達されていた。しかし、回転誘導部材18とラッチ受け5を一体化することにより、回転誘導部材18のシャフト20の突出・退入方向の動きも伝達するものである。
実施例2は、ラッチを回転させる仕組み以外の作用、効果、ラッチ錠の使用方法等は前述の実施例と同じであるので重複する記載を省略する。
次に、実施例3を説明する。錠本体3の内部には、図13に示される様なハブ14(作動部)、ウォームホイール23、ウォームギア24が設けられている。さらに、前述のようにラッチ受け5に係入したラッチ4が配置されている。ここで、図13で示されるように実施例3のラッチ受け5には受動側ベベルギア5aがなく、ウォームホイール23がラッチ受け5と一体となっている。
ハブ14は略円柱状の部材である。このハブ14は中心部分にハンドルやレバー等の角芯と係合するための孔を持っている。
ウォームギア24は数条のネジ状になった歯車であり、ウォームホイール23を噛み合うようになっている。このウォームギア24はハブ14の周囲に配置されており、ハブ14と一体になっている。
ウォームホイール23はウォームギア24と歯車列を形成している。
ここで実施例3のラッチ錠の動きについて説明する。
ハンドルやレバー等を手動で動かすことにより、ウォームギア24が図13の正面からみて時計回りに回転する。その時、ウォームギア24の回転に伴ってウォームホイール23が図13の右側面からみて時計回りに回転する。ウォームホイール23はラッチ受け5と一体となっているので、ウォームホイール23の回転に伴ってラッチ受け5が回転する。そして、ラッチ受け5に係入しているラッチ4が回転する。
実施例3は、ラッチを回転させる仕組み以外の作用、効果、ラッチ錠の使用方法等は前述の実施例と同じであるので重複する記載を省略する。
1 ラッチ錠
2 ハンドル
3 錠本体
4 ラッチ
5 ラッチ受け
5a 受動側ベベルギア
7 バネ(付勢部材)
8 固定ピン
9 固定用孔
10 斜面部
11 斜面縁部
12 背面当接部
14 ハブ(作動部)
14a ベベルギア
15 可動用溝
16 受け部

Claims (3)

  1. 錠本体とラッチと、ラッチを付勢する付勢部材と、人力によって操作される作動部とを有し、前記ラッチは錠本体から出没自在であって付勢部材によって錠本体から突出する方向に付勢されており、作動部を操作することによりラッチがドアの回動軸に交わる方向に延びる回転軸を中心に回転し、ラッチが回転すると共にラッチが錠本体に退入するものであって、
    ラッチは円柱を斜めに切り取った形状であり、切り取った部分に斜面部が設けられ、斜面部とラッチの側面は角を持たずに連続していることを特徴とするラッチ錠。
  2. 前記ラッチの回転に歯車を用いたことを特徴とする請求項1に記載のラッチ錠。
  3. 前記ラッチの回転に摩擦力による動力の伝達を用いたことを特徴とする請求項1に記載のラッチ錠。
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