JP2010185225A - ラッチ錠 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】施錠状態から開錠状態に切り替える際に手動でラッチ4を回転させる。そのことにより、ラッチ4がドア90の回動の進行方向に向かって移動しようとする際に、ラッチ4が当接している部材からうける反力の分力を、ラッチ4が錠本体3に埋没する方向に向けることができる。この力によって、ラッチ4が完全に埋没しなくてもドア90を開放することができる。
【選択図】図1
Description
たとえば、容易にドアを開閉でき、筋力の負担を軽減した特徴を有するレバーハンドル錠が特許文献1に示されている。
加えて、前記したようにラッチ4は円柱を斜めに切り取った形状であり、ラッチ4には側面の先端側から、対向する側面の中間部分に向かって傾きをもつ斜面部10が設けられている。そして、この斜面部10の表面部分は、図5、図7から解るように斜面部10の短手方向に丸みを持っているなだらかな面である。
さらに、斜面部10の周囲には斜面縁部11が設けられており、斜面縁部11は丸みを帯びた緩やかな傾斜であり、斜面部10とラッチ4の側面は角を持たずに連続している。
図6に示すようにラッチ4の側面において、長手方向に最も長い面を背面当接部12とする。言い換えれば、斜面部10の背面側を背面当接部12としている。
ハブ14は略円柱状の部材であり、中心部分にハンドルやレバー等の角芯と係合するための四角形状の孔を持つ。
ベベルギア14aは傘状の歯車である。本実施例では傘状の歯車の一部を切り欠いて用いている。また、本実施例のベベルギア14aはハブ14と一体になっている。
ラッチ受け5は、中央部分にラッチ4を係入するための空洞を持つ略筒状の部材である。また、ラッチ受け5には、側面に2つの可動用溝15が設けられている。(図9参照)2つの可動用溝15は、対向する位置にあり、側面の長手方向に平行な直線状であり、ラッチ受け5の軸方向に対して平行である。さらに、ラッチ受け5は底面に設けられた受動側ベベルギア5aと一体なっている。ここで、受動側ベベルギア5aは、前記ベベルギア14aと歯車列を形成している。
このラッチ受け5を錠本体3に配置すると、ラッチ4がラッチ受け5に可動用溝15の範囲で退入可能な状態で外側に突出する。つまり、ラッチ4は回転方向にはラッチ受け5と一体であり、突出・退入方向には独立して動くことができる。
また、可動用溝15の長さは突出・退入方向におけるラッチ4の移動距離となる。つまり、可動用溝15の長さを変更することでラッチ4の移動距離を調節することができる。
具体的に説明すると、図8に示されるように、ハブ14とベベルギア14aは一体となっている。そのため、ベベルギア14aはハブ14の回転に伴って回転する。そのベベルギア14aは受動側ベベルギア5aと歯車列を形成しているので、ベベルギア14aが回転すると受動側ベベルギア5aが回転する。受動側ベベルギア5aはラッチ受け5と一体であるため、受動側ベベルギア5aとラッチ受け5は同時に回転する。
このことから、前述のようにラッチ4をラッチ受け5に係入した状態で錠本体3に配置することで、ラッチ4はラッチ受け5の回転に伴って回転可能になる。また、前記したように、ラッチ4はラッチ受け5に退入可能な状態で外側に突出している。したがって、ラッチ4は突出・退出自由であり、回転可能に錠本体3に取り付けられる。
すると、ベベルギア14aの回転が受動側ベベルギア5aに伝達され、受動側ベベルギア5aは図2の正面から見て時計回りに回転し、ラッチ受け5も同じ方向に回転する。そして、ラッチ4もラッチ受け5と一体であるので、共に同じ方向に回転する。
また、ラッチ4が進行方向に進もうとする力に対する応力の分力をラッチ4の退入に使うので、従来よりも少ない力でラッチ4の退入を行うことができるという利点がある。
つまりラッチ4は、ストライク26のようなラッチと当接してドアの回動を妨げる部材と、当接したまま回転可能であり、回転することにより前記部材から受ける応力の分力が、ラッチ4が錠本体3に退入する方向に向かうような形状であればよい。
このことから、本発明のラッチ錠は、従来のひし形や扇形等の形状でないラッチを使用できるので、ラッチの形状のデザインにおける自由度が広がるという利点もある。
ハブ14は略円柱状の形状である。このハブ14は、中心部分にハンドルやレバー等の角芯と係合するための孔を持っており、伝達部材19と一体になっている。
伝達部材19は上部中央に切り欠きを持つ板状の部材である。この伝達部材19は切り欠き部分にシャフト20を挟むように配置している。
回転誘導部材18は略筒状の部材であり、一端がラッチ受け5の端部の周囲を覆うように配置されており、もう一端がシャフト20と一体になっている。また、この回転誘導部材18は側面に回転用溝17を設けている。
また、図11に示すように、誘導ピン21が回転用溝17の内側にある状態で、回転誘導部材18の対向する側面を貫通している。
ここで、回転誘導部材18とラッチ受け5の接触面は摩擦力を持つ。また、伝達部材19とシャフト20の接触面も摩擦力を持つ。そしてシャフト20は、回転誘導部材18の端部から伝達部材19に向かって延びるように配置されている。
すると、シャフト20と一体である回転誘導部材18も同じ方向へ引っ張られる。このとき、誘導ピン21の位置は変わらないので、誘導ピン21が回転用溝17と係合することによって、回転誘導部材18が回転する。ここで回転誘導部材18はラッチ受け5を覆うように配置されており、回転誘導部材18とラッチ受け5の接触面は摩擦力があるので、回転誘導部材18の回転に伴って、ラッチ受け5が回転する。そして、ラッチ受け5に係入しているラッチ4が回転する。
実施例2では、ラッチ受け5には回転方向にのみ回転誘導部材18の動きが伝達されていた。しかし、回転誘導部材18とラッチ受け5を一体化することにより、回転誘導部材18のシャフト20の突出・退入方向の動きも伝達するものである。
ハブ14は略円柱状の部材である。このハブ14は中心部分にハンドルやレバー等の角芯と係合するための孔を持っている。
ウォームギア24は数条のネジ状になった歯車であり、ウォームホイール23を噛み合うようになっている。このウォームギア24はハブ14の周囲に配置されており、ハブ14と一体になっている。
ウォームホイール23はウォームギア24と歯車列を形成している。
2 ハンドル
3 錠本体
4 ラッチ
5 ラッチ受け
5a 受動側ベベルギア
7 バネ(付勢部材)
8 固定ピン
9 固定用孔
10 斜面部
11 斜面縁部
12 背面当接部
14 ハブ(作動部)
14a ベベルギア
15 可動用溝
16 受け部
Claims (5)
- 錠本体とラッチと、ラッチを付勢する付勢部材と、人力によって操作される作動部とを有し、前記ラッチは錠本体から出没自在であって付勢部材によって錠本体から突出する方向に付勢されており、作動部を操作することによりラッチが回転することを特徴とするラッチ錠。
- 前記ラッチがドアの回動軸に交わる方向に延びる回転軸を中心に回転することを特徴とする請求項1に記載のラッチ錠。
- 前記作動部を操作することによりラッチが回転すると共にラッチが錠本体に退入することを特徴とする請求項1又は2に記載のラッチ錠。
- 前記ラッチの回転に歯車を用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のラッチ錠。
- 前記ラッチの回転に摩擦力による動力の伝達を用いたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のラッチ錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009030090A JP5356057B2 (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | ラッチ錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009030090A JP5356057B2 (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | ラッチ錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010185225A true JP2010185225A (ja) | 2010-08-26 |
JP5356057B2 JP5356057B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=42766044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009030090A Active JP5356057B2 (ja) | 2009-02-12 | 2009-02-12 | ラッチ錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5356057B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200473263Y1 (ko) | 2013-02-28 | 2014-06-19 | 삼성에스디에스 주식회사 | 모티스록용 래치볼트 어셈블리 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737495U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-25 | ||
JPS51148396U (ja) * | 1975-05-19 | 1976-11-27 | ||
JP2008121379A (ja) * | 2006-11-15 | 2008-05-29 | Kokuyo Co Ltd | 施錠機構 |
-
2009
- 2009-02-12 JP JP2009030090A patent/JP5356057B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4737495U (ja) * | 1971-05-18 | 1972-12-25 | ||
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KR200473263Y1 (ko) | 2013-02-28 | 2014-06-19 | 삼성에스디에스 주식회사 | 모티스록용 래치볼트 어셈블리 |
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