JP2006220906A - 光学フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材フィルムの一方の面に、該基材フィルム側よりハードコート層と反射防止層がこの順に積層され、他方の面に、近赤外線吸収能を有する色素を透明な高分子樹脂中に分散された近赤外線遮蔽層が積層された光学フィルムにおいて、該反射防止層の波長400〜700nmにおける表面反射スペクトルが次の3条件を全て満たし; (1)最低反射率が0.6%以下。 (2)波長400nmにおける反射率が3.5%以下。 (3)波長700nmにおける反射率が3%以下。かつ、該近赤外線遮蔽層が次の3条件を全て満たす。 (4)波長820nmにおける透過率が20%以下。 (5)波長850nmにおける透過率が15%以下。 (6)波長950nmから1150nmにおける透過率が10%以下。
【選択図】図1
Description
(nC)=(nd)×(nb)1/2±0.02・・・式(1)。
さらに、本発明の反射防止フィルムは、高屈折率層(c)および低屈折率層(d)の屈折率と厚さの積が、可視線の中の任意の波長の1/4となるようにすることが好ましい。したがって、高屈折率層(c)および低屈折率層(d)において、各層の厚さdと屈折率nの積の4倍が400〜700nmの範囲にあることが好ましく、該高屈折率層(c)および低屈折率層(d)における屈折率nと厚さdの関係は、それぞれ下記式(2)を満足する範囲内の厚さであることが、波長400〜700nmにおける表面反射スペクトルの最低反射率を0.6%以下とし、かつ、波長400nmにおける反射率を3.5%以下、かつ、波長700nmにおける反射率を3%以下とするために好ましい。
(ここで、λは可視線の波長で、通常380nm≦λ≦780nmの範囲となる。)。
保護フィルム(f)は特に限定されるものではないが、低屈折率層(d)との90度剥離強度が100〜3000mN/25mmの範囲であるものが好ましく、市販の保護フィルムを使用できる。具体的には、サンエー科研製“サニテクト”、日立化成製“ヒダレックス”、東レフィルム加工(株)製“トレテック”などが挙げられる。
(a)炭素数2〜12のアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類:エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートなど;
(b)ポリオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリレート酸ジエステル類:ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレートなど;
(c)多価アルコールの(メタ)アクリル酸ジエステル類:ペンタエリスリトールジ(メタ)アクリレートなど;
(d)ビスフェノールAあるいはビスフェノールAの水素化物のエチレンオキシドおよびプロピレンオキシド付加物の(メタ)アクリル酸ジエステル類:2,2’−ビス(4−アクリロキシエトキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−アクリロキシプロポキシフェニル)プロパンなど;
(e)ジイソシアネート化合物と2個以上のアルコール性水酸基含有化合物を予め反応させて得られる末端イソシアネート基含有化合物に、さらにアルコール性水酸基含有(メタ)アクリレートを反応させて得られる分子内に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するウレタン(メタ)アクリレート類など、および;
(f)分子内に2個以上のエポキシ基を有する化合物にアクリル酸またはメタクリル酸を反応させて得られる分子内に2個以上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有するエポキシ(メタ)アクリレート類など。
前記塗料は、3本リバースコーターや正転またはリバースグラビアコーター、コンマコーター、ダイコーターなどのコーティング方式により、基材フィルム(a)の易接着層上に塗工され、オーブンで乾燥して成膜し、近赤外線遮蔽層(g)が形成される。
[特性の測定方法および効果の評価方法]
本発明における特性の測定方法および効果の評価方法は次のとおりである。
(1)耐擦傷性;スチールウール硬度評価
耐擦傷性は、反射防止フィルムの反射防止面を#0000のスチールウールに250gの荷重をかけて、ストローク幅10cm、速度30mm/secで10往復摩擦した後、表面を目視で観察し、傷の付き方を次の5段階で評価した。5級:傷が全く付かない。4級:傷が1本以上5本以下。3級:傷が6本以上10本以下。2級:傷が11本以上。1級:全面に無数の傷。
スガ試験機製の直読みヘイズコンピューター(NDH 2000)を用いて測定を行った。
三菱油化製のHIRESTAを用いて表面抵抗値の測定を行なった。
測定面(反射防止層を設けた側の面)の反対側表面を60℃光沢度(JIS Z 8741)が10以下になるように320〜400番の耐水サンドペーパーで均一に粗面化した後、可視線透過率が5%以下となるように黒色塗料を塗布して着色した。測定面を島津製作所製の分光光度計(UV−3150)にて、測定面から5度の入射角で、波長領域380nm〜800nmにおける絶対反射スペクトルを測定し、波長400nmおよび700nmでの反射率および400nm〜700nmの領域での最低の反射率を求めた。なお、測定した反射スペクトルにうねりのある場合は、うねりの山(極大点)と谷(極小点)の中間地点を結んでいった曲線からそれぞれの反射率を求めた。
反射率測定により求めた波長領域400〜700nmの絶対反射スペクトルにおいて、一つのうねりの山(極大点A)から、その両隣にある谷(極小点B、C)を結ぶ線分BCに向かって垂線を下ろして、該垂線と線分BCが直交する点Dまでの距離ADを振幅値(単位は反射率と同じく[%])と定義する。波長領域400〜700nmの範囲にあるうねりの振幅値の最大値を求め、うねり振幅最大値と定義した。
JIS K 7105に基づき、アッベ屈折率計を用いて測定を行った。
Digital Instruments社製の原子間力顕微鏡でフィルム表面形状を観察し、中心線平均表面粗さRaおよび最大高さRmaxを求めた。
(1)透過スペクトル
島津製作所製の分光光度計(U−3410)にて、波長380〜1200nmの範囲でフィルムの透過スペクトルを測定した。その中の特定波長として、590nm、820nm、850nmの透過率、および950〜1150nmの範囲での最高の透過率を求めた。
スガ試験機製の直読みヘイズコンピューター(NDH 2000)を用いて測定を行った。
スガ試験機製のSMカラーコンピューター(SM−6)を用いて、C光源2゜視野でフィルムのXYZ刺激値を測定し、透過色度座標(x、y)を求めた。
常態下(23℃、相対湿度65%RH)で、近赤外線遮蔽層上に1mm2 のクロスカットを100個入れ、ニチバン株式会社製セロハンテープをその上に貼り付け、ゴムローラーを、荷重19.6Nで3往復させ、押し付けた後、90度方向に剥離し、近赤外線遮蔽層の残存した個数により4段階評価(A:100、B:80〜99、C:50〜79、D:0〜49)した。(A)と(B)を接着性良好とした。
スガ試験機製紫外線フェードメーター(FAL−3)を用いて、63±3℃で24時間、フィルムに紫外線を照射した。フィルムの透過スペクトルを測定し、(1)で挙げた特定波長のいずれかで、紫外線照射前後の透過率差が1%未満であるものを合格(○)とし、1%以上である場合は不合格(×)とした。
60℃、90%RHの条件に合わせた恒温恒湿機にフィルムを500時間入れた。フィルムの透過スペクトルを測定し、(1)で挙げた特定波長のいずれかで、耐湿熱性評価前後の透過率差が1%未満であるものを合格(○)とし、1%以上である場合は不合格(×)とした。
(1)透明粘着層の剥離強度(粘着力)
ガラス板表面をエタノールを含浸した脱脂綿で拭き乾燥させた後、透明粘着層を積層したフィルムサンプル(25mm幅の短冊)の離型フィルムを剥がしてガラス板に貼り付け、23℃、65%RHの条件で24時間放置した。その後、引っ張り試験機にて90度での剥離強度(粘着力)の測定を行った。
(1)接着性(常態)
常態下(23℃、相対湿度65%RH)で、ハードコートフィルムのハードコート層上に1mm2のクロスカットを100個入れ、ニチバン株式会社製セロハンテープをその上に貼り付け、ゴムローラーを、荷重19.6Nで3往復させ、押し付けた後、90度方向に剥離し、ハードコート層の残存した個数により4段階評価(A:100、B:80〜99、C:50〜79、D:0〜49)した。(A)と(B)を接着性良好とした。
ハードコートフィルムを、湿熱下(80℃、相対湿度85%)で48時間放置した。処理後、直ちに取り出し、常態下(23℃、相対湿度65%)で5分間放置後、上記(1)接着性(常態)と同様の評価を行なった。
スチールウール#0000でハードコート層表面を荷重を変更し、それぞれの荷重において一定荷重下で10往復(速度10cm/s)摩擦し、耐傷性(傷が付かなかった)があった最大荷重を測定した。2kg/cm2が実用上問題ないレベルであり、合格とした。
HEIDON(新東科学株式会社製)を用いてJIS K−5400に従って 測定した。2H以上を合格とした。
日立製作所製,60mmφ積分球を装備したU−3410型分光光度計を用いて、測定面から10度の入射角における反射率を測定した。
測定サンプルは裏面反射の影響をなくすために、測定面(ハードコート層を設けた側の面)の反対側の表面(裏面)を240番のサンドペーパーで粗面化した後、波長400〜600nmの可視光線平均透過率が5%以下となるように黒色マジックインキにて着色した。裏面反射の影響有無の判定は、処理後の裏面の光沢度(入射角60゜、受光角60゜)が10以下であれば、裏面反射の影響はないと判断した。光沢度はデジタル変角光沢度計UGV−5B(スガ試験機株式会社製)を用いてJIS Z 8741に従って測定した。
波長400〜600nmにおける反射率を測定し、そのうねりの山頂部分結んだ線(山頂線)とうねりの谷底部分を結んだ線(谷底線)について、20nm間隔のサンプル点において各波長(11箇所、波長が(400+20*i(i=0〜10の整数))nmとなる箇所)における差(山頂線−谷底線)を求め、その平均を平均うねり振幅とした。また波長600〜740nmについても同様にして平均うねり振幅を求めた。
また、波長550nmにおける山頂線と谷底線の平均値を表面反射率とした。表面反射率は6%以下を合格とした。平均うねり振幅が1%以下を合格とした。
裏面反射の影響をなくすために、表面反射率および平均うねり振幅測定時と同様に測定面(ハードコート層面側)の裏面を240番のサンドペーパーで粗面化した後、黒色マジックインキにて着色してサンプルを調整した。サンプルを、暗室にて、3波長蛍光灯(松下電器産業株式会社製 ナショナル パルック 3波長形昼白色(F.L 15EX-N 15W))の直下30cmに置き、視点を変えながらサンプルを目視したときに、虹彩模様が視認できるか否かで評価した。
・虹彩模様が見えない :A
・非常に弱い虹彩模様が見える :B
・弱い虹彩模様が見える :C
・強い虹彩模様がはっきり見える :D。
ハードコートフィルムの下に写真を置き、ハードコートフィルムを通して写真を見たときの像がはっきり見えるかどうかを調べた。
・像が鮮明に見える :A
・像が少しぼやける :B
・像がぼやけ、見えにくい :C
・像が見えない :D。
測定するハードコートフィルムを常態下(23℃、相対湿度65%RH)で24時間静置する。このサンプルのハードコート面をスチールウール#0000で1kg/cm2で20往復(速度20cm/秒)摩耗した後、ハードコート層面に1mm2のクロスカットを100個入れる。ニチバン株式会社製セロハンテープをその上に貼り付け、ゴムローラーを荷重19.6Nで3往復させ押しつけた後、90度方向に剥離する「セロハンテープ剥離」を数〜数十回繰り返してハードコート層を剥離する。このフィルムのハードコート層剥離面にアルミニウムを蒸着したサンプルを、微分干渉顕微鏡(倍率×500)で観察することによって、基材フィルムとハードコート層界面に形成した山脈状突起の状態を観察した。
(ハードコートフィルム−1)
平均粒径0.4μmのコロイダルシリカを0.015質量%と平均粒径1.5μmのコロイダルシリカを0.005質量%含有するポリエチレンテレフタレート(以下PET)(極限粘度0.62dl/g)チップを、180℃で十分に真空乾燥した後、押し出し機に供給し、285℃で溶融後、T字型口金からシート状に押し出した。押出されたシートを、静電印加キャスト法を用いて表面温度20℃の鏡面キャストドラムに巻き付けて冷却固化し未延伸シートとした。このようにして得られた未延伸シートを、105℃に加熱したロール群で長手方向に3.0倍延伸し、1軸延伸フィルムを得た。
この1軸延伸フィルムの片面に、水酸基を含有しない多官能アクリレート:DPHA(ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート)と水酸基を含有する多官能アクリレートDPPO(ジペンタエリスリトールペンタアクリレート)の混合物(商品名:KAYARAD(登録商標)DPHA:日本化薬株式会社製。DPHA/DPPA質量比率:50/50)85質量部、ポリエステルアクリレート(M−7100:東亞合成株式会社製)5質量部、ポリイソシアネート(スミジュール(登録商標)N3300:住化バイエルウレタン株式会社製)10質量部の混合塗布組成物をダイコーター方式で20μm厚に塗布した。また、反対面には易滑剤(粒径0.1μmのコロイダルシリカ固形分比0.5質量%)を含む水分散性アクリル系樹脂を水分比4.5質量%でメタバー方式により塗布した。塗布後、フィルムの両端をクリップで把持しつつ90℃の予熱ゾーンに導き、引き続き100℃の加熱ゾーンで幅方向に3.3倍延伸した。さらに連続的に3%の幅方向の弛緩処理をさせながら230℃の熱処理ゾーンで17秒間の熱処理を施し、塗膜硬化および、フィルムの熱固定を行い、総厚みが125μm、ハードコート層厚みが6μm、易接着層厚みが0.1μmで、透明性に優れたハードコートフィルム−1を作製した。
両面に異なる樹脂からなる易接着層を有する光学用易接着ポリエステルフィルム(東レ製“ルミラー QT77”、厚み100μm)を用い、ポリエステル系樹脂からなる易接着面側に、市販のハードコート剤(JSR製“デソライトZ7528”)をイソプロピルアルコールで固形分濃度30%に希釈した塗料を、マイクログラビアコーターで塗工し、80℃で乾燥後、紫外線1.0J/cm2を照射して硬化させ、厚み5μmのハードコート層を設けたハードコートフィルム−2を作製した。このハードコートフィルムは基材フィルムの屈折率が1.66、易接着層の屈折率が1.58、ハードコート層の屈折率が1.52であり、(易接着層の屈折率)={(基材フィルムの屈折率)×(ハードコート層の屈折率)}1/2±0.02を満たし、虹彩模様はBランクであった。反射率は5.6%、ヘイズ0.5%、鉛筆硬度3H、耐摩耗性が3kg/cm2、常態下接着性および湿熱下接着性はともにAランク、視認性はAランクの特性を有していた。
両面にアクリル系樹脂からなる易接着層を有する光学用易接着ポリエステルフィルム(東レ製 “ルミラーU34”、厚み100μm)を用い、一方の易接着面側に、市販のハードコート剤(JSR製“デソライトZ7528”)をイソプロピルアルコールで固形分濃度30%に希釈した塗料を、マイクログラビアコーターで塗工し、80℃で乾燥後、紫外線1.0J/cm2を照射して硬化させ、厚み5μmのハードコート層を設けたハードコートフィルム−3を作製した。このハードコートフィルムは易接着層の屈折率が1.50であり、(易接着層の屈折率)={(基材フィルムの屈折率)×(ハードコート層の屈折率)}1/2±0.02を満たさないため、虹彩模様はDランクであった。反射率は5.5%、ヘイズ0.6%、鉛筆硬度3H、耐摩耗性が3kg/cm2、常態下接着性および湿熱下接着性はともにAランク、視認性はAランクの特性を有していた。
(高屈折率塗料−1)
錫含有酸化インジウム粒子(ITO)6質量部、多官能アクリレート2質量部、メタノール18質量部とポリプロピレングリコールモノエチルエーテル54質量部、イソプロピルアルコール20質量部の混合物を攪拌して塗膜屈折率1.67の高屈折率塗料−1を調整した。
アンチモン含有酸化錫粒子(ATO)6質量部、多官能アクリレート2質量部、メチルエーテルケトン54質量部、イソプロピルアルコール38質量部の混合物を攪拌して塗膜屈折率1.65の高屈折率塗料−2を調整した。
メチルトリメトキシシラン(信越シリコーン製 KBM−13)219質量部を20℃±5℃で攪拌しながら、0.5N蟻酸89質量部で加水分解した。60分後にイソプロピルアルコール412質量部を混合して処理液(X1)を調整した。
前記処理液(X1)50質量部、前記処理液(X2)50質量部を80℃で1時間混合攪拌し、共重合率が1:1のオリゴマー(X4)100質量部を得た。
メチルトリメトキシシラン219質量部、3,3,3−トリフルオロプロピルトリメトキシシラン158質量部、シリカスラリー(X3)704質量部、ポリプロピレングリコールモノエチルエーテル713質量部を攪拌混合し、燐酸1質量部と水130質量部を配合して、30℃±10℃で攪拌しながら60分加水分解し、さらに温度を80℃±5℃に上げて60分攪拌しながら重合し、シリカ粒子含有オリゴマー(X5)を得た。
多孔質シリカ粒子の空隙率を50%にする以外は低屈折率塗料−3と同じ条件をとり、屈折率1.31の低屈折率塗料−4を調整した。
多孔質シリカ粒子の空隙率を30%にする以外は低屈折率塗料−3と同じ条件をとり、屈折率1.37の低屈折率塗料−5を調整した。
多孔質シリカ粒子の配合量を14.4質量部にする以外は低屈折率塗料−1と同じ条件をとり、屈折率1.45の低屈折率塗料−6を調整した。
(近赤外線遮蔽塗料−1)
近赤外線吸収色素として、日本化薬(株)製“KAYASORB IRG−050”を29質量部、日本触媒(株)製“イーエクスカラー IR−10A”を16質量部をメチルエチルケトン2000質量部に攪拌混合して溶解させた。この溶液を透明高分子樹脂バインダー溶液として、日本触媒(株)製“ハルスハイブリッド IR−G205”(固形分濃度29%溶液)2000質量部と攪拌混合して近赤外線遮蔽塗料−1を作製した。
近赤外線吸収色素として、日本化薬(株)製“KAYASORB IRG−050”を29質量部、旭電化工業(株)製“TZ−111”を3質量部、同“TZ−114”を3質量部をメチルエチルケトン2000質量部に攪拌混合して溶解させた。この溶液を透明高分子樹脂バインダー溶液として、日本触媒(株)製“ハルスハイブリッド IR−G205”(固形分濃度29%溶液)2000質量部と攪拌混合して近赤外線遮蔽塗料−2を作製した。
近赤外線吸収色素として、日本化薬(株)製“KAYASORB IRG−050”を29質量部、日本触媒(株)製“イーエクスカラー IR−10A”を16質量部、さらに色調補正用色素として、山田化学工業(株)製“TAP−2”を5.8質量部をメチルエチルケトン2000質量部に攪拌混合して溶解させた。この溶液を透明高分子樹脂バインダー溶液として、日本触媒(株)製“ハルスハイブリッド IR−G205”(固形分濃度29%溶液)2000質量部と攪拌混合して近赤外線遮蔽塗料−3を作製した。
近赤外線吸収色素として、日本化薬(株)製“KAYASORB IRG−050”を29質量部、旭電化工業(株)製“TZ−111”を3質量部、同“TZ−114”を3質量部、さらに色調補正用色素として、山田化学工業(株)製“TAP−2”を5.8質量部をメチルエチルケトン2000質量部に攪拌混合して溶解させた。この溶液を透明高分子樹脂バインダー溶液として、日本触媒(株)製“ハルスハイブリッド IR−G205”(固形分濃度29%溶液)2000質量部と攪拌混合して近赤外線遮蔽塗料−4を作製した。
ハードコートフィルム−1のハードコート面上にマイクログラビアコーターを用いて高屈折率塗料−1を塗工し、80℃で乾燥後、紫外線1.0J/cm2を照射して、塗工層を硬化させ、厚さ約0.1μmの高屈折率層を形成した。次に、その高屈折率層上に低屈折率塗料−1をマイクログラビアコーターで塗工し、80℃で乾燥後、130℃で熱処理し、塗工層を硬化させ、厚さ約0.1μmの低屈折率層を形成して、反射防止フィルムを製造した。得られた反射防止フィルムは、図3に示すように最低反射率は波長580nmの時に0.35%であり、波長400nmにおける反射率は1.0%、波長700nmにおける反射率は1.1%、400〜700nmにおけるうねりの振幅最大値は0.1%以下で干渉縞は観察されず、耐擦傷性は3級と良好な特性を示した。その他の特性も表1に示すとおりであった。
高屈折率塗料の種類、低屈折率塗料の種類を表1に示すように変える以外は、実施例1と同様にして反射防止フィルムを製造した。フィルムの特性は表1に示したが、いずれも良好なものであった。
実施例1において、ハードコートフィルムをハードコートフィルム−2に変える以外は同様にして反射防止フィルムを製造した。得られたフィルムは、図4に示すように最低反射率の波長は570nmで、この時の反射率は0.1%以下と反射防止に優れたものが得られた。また、波長400nmにおける反射率は1.6%、波長700nmにおける反射率は1.4%、400〜700nmにおけるうねりの振幅最大値は約0.1%で干渉縞はほとんど観察されず、耐擦傷性は3級と良好な特性を示した。その他の特性も表1に示すとおりであった。
高屈折率塗料の種類、低屈折率塗料の種類を表1に示すように変える以外は、実施例11と同様にして反射防止フィルムを製造した。フィルムの特性は表1に示したが、いずれも最小反射率が0.1%以下と良好なものであった。
実施例8で作製した反射防止フィルムの反射防止面に、保護フィルムとしてサンエー科研製“サニテクト”(厚み50μm)を貼り合わせた後、反射防止層と反対側の基材フィルム面(アクリル樹脂系易接着面)に、ダイコーターを用いて近赤外線遮蔽塗料−1を塗工し、120℃で乾燥して、厚み10μmの近赤外線遮蔽層を積層した。得られたフィルムの特性を表2に示す。820nm、850nm、950〜1150nmにおける透過率は良好であり、常態下接着性、耐光性、耐湿熱性ともに優れていた。
近赤外線遮蔽塗料の種類を変更する以外は実施例21と同様にして厚み10μmの近赤外線遮蔽層を積層した。得られたフィルムの特性を表2に示す。実施例23および24では色調補正を行ったものであるが、近赤外線領域の透過率とともに590nmにおける透過率も32%以下と良好であり、その吸収ピークの半値幅も40nmであった。さらに、常態下接着性、耐光性、耐湿熱性ともに優れていた。
実施例18で作製した反射防止フィルムの反射防止面に、保護フィルムとしてサンエー科研製“サニテクト”(厚み50μm)を貼り合わせた後、反射防止層と反対側の基材フィルム面(アクリル樹脂系易接着面)に、ダイコーターを用いて近赤外線遮蔽塗料−1を塗工し、120℃で乾燥して、厚み10μmの近赤外線遮蔽層を積層した。得られたフィルムの特性を表2に示す。820nm、850nm、950〜1150nmにおける透過率は良好であり、常態下接着性、耐光性、耐湿熱性ともに優れていた。
近赤外線遮蔽塗料の種類を変更する以外は実施例25と同様にして厚み10μmの近赤外線遮蔽層を積層した。得られたフィルムの特性を表2に示す。実施例27および28では色調補正を行ったものであるが、近赤外線領域の透過率とともに590nmにおける透過率も32%以下と良好であり、その吸収ピークの半値幅も40nmであった。さらに、常態下接着性、耐光性、耐湿熱性ともに優れていた。
綜研化学(株)製“SKダイン−1310”1000質量部と硬化剤“M5A”33質量部、イソプロピルアルコール300質量部から調整した粘着剤に、着色剤として日本化薬(株)製“Kayaset red”“Kayaset violet”“ Kayaset blue”を配合して、厚さ75μmの離型フィルム(東レフィルム加工(株)製“セラピール”)の離型面にダイコーターで塗工し、100℃で乾燥した後、実施例23で得られたフィルムの近赤外線遮蔽層とラミネートした。得られたフィルムの透過色度はxが0.292、yが0.294であった。また、得られたフィルムを25mm幅の短冊に切り、粘着層とガラス板を貼り合わせて90度剥離試験を実施した。ガラス板との粘着力は15N/25mmであった。
ハードコートフィルムをハードコートフィルム−3に変更し、さらに低屈折率塗料−6を用いる以外は、実施例1と同様にして反射防止フィルムを製造した。得られたフィルムは、図2に示すように最低反射率の波長は590nm、この時の反射率は1.2%、波長400nmにおける反射率は4.0%、波長700nmにおける反射率は2.4%、400〜700nmにおけるうねりの振幅最大値は0.8%で虹彩模様がDランクであり、また、耐擦傷性は1級であり、反射率特性、耐擦傷性ともに劣るものであった。
比較例1で得たフィルムを用いる以外は実施例23と同様にして近赤外線遮蔽層を積層した。得られたフィルムは、特定波長における透過率、全光線透過率、接着性、耐光性、耐湿熱性ともに良好であったが、虹彩模様が非常に目立ち、干渉色のムラが大きいものであった。
Claims (9)
- 基材フィルムの一方の面に、該基材フィルム側よりハードコート層と反射防止層がこの順に積層されてなり、該基材フィルムの他方の面に、近赤外線吸収能を有する色素を透明な高分子樹脂中に分散してなる近赤外線遮蔽層が積層されてなる光学フィルムにおいて、該反射防止層の波長400〜700nmにおける表面反射スペクトルが次の3条件を全て満たし;
(1)最低反射率が0.6%以下。
(2)波長400nmにおける反射率が3.5%以下。
(3)波長700nmにおける反射率が3%以下。
かつ、該近赤外線遮蔽層が次の3条件を全て満たす光学フィルム。
(4)波長820nmにおける透過率が20%以下。
(5)波長850nmにおける透過率が15%以下。
(6)波長950nmから1150nmにおける透過率が10%以下。 - 該近赤外線遮蔽層が次の3条件を全て満たす請求項1に記載の光学フィルム。
(1)波長570〜610nmの範囲に主吸収ピークを有し、かつ、主吸収ピークの半値幅が50nm以下である色素を含む。
(2)波長590nmにおける透過率が35%以下。
(3)全光線透過率が55%以上である。 - 該反射防止層の波長400〜700nmにおける表面反射スペクトルのうねりの振幅最大値が0.5%以下である請求項1または2に記載の光学フィルム。
- 該反射防止層表面の耐擦傷性が3級以上である請求項1〜3のいずれかに記載の光学フィルム。
- 該反射防止層が高屈折率層と低屈折率層の2層からなり、該低屈折率層の屈折率が1.42以下、かつ該低屈折率層と該高屈折率層の屈折率差が0.15以上である請求項1〜4のいずれかに記載の光学フィルム。
- 該低屈折率層がシリカ系微粒子と結合してなるフッ素含有シロキサンポリマーを含有するコーティング膜である請求項5に記載の光学フィルム。
- 該基材フィルムと該ハードコート層の積層構成が、ハードコート層側の波長400〜600nmでの反射率の平均うねり振幅が1%以下であるハードコートフィルムである請求項1〜6のいずれかに記載の光学フィルム。
- 該基材フィルムと該ハードコート層の界面に山脈状不連続突起が形成されている請求項7に記載の光学フィルム。
- 該ハードコート層が、ハードコート層全体に対して、少なくとも1つの水酸基を有する多官能アクリレート化合物10〜80質量%、ポリイソシアネート化合物1〜30質量%、および有機金属系触媒0.001〜10質量%を含む組成物より得られる請求項7または8に記載の光学フィルム。
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